去就注目の鎌田大地、1万6000円払えばラツィオと2027年6月まで契約延長か
2024.04.18 14:35 Thu
今夏の去就が注目を集めているラツィオの日本代表MF鎌田大地(27)だが、今後数週間がポイントになるようだ。
フランクフルトを退団し今シーズンからラツィオに加入した鎌田。セリエA初挑戦となった今シーズンは、開幕からスタメン起用され、第3節で初ゴールを記録するなど、順調なスタートを切ったかに思われた。
しかし、徐々に出番が減り、ベンチスタートが増えた中、マウリツィオ・サッリ監督の下ではチャンスに恵まれない状況に。1月には移籍の話もあったが残留するなどした中、そのサッリ監督が成績不振でチームを離れ、イゴール・トゥドール監督が就任した。
すると、トゥドール監督は鎌田を評価。リーグ戦では3試合連続で先発起用され、80分、90分、90分と多くの時間を与えられている。
退団するという話も浮上している中で、移籍市場に精通するジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏が鎌田の状況をレポート。クラブとの契約について伝えた。
ロマーノ氏によれば、5月末までがオプション行使の期限とのこと。その金額は100ユーロ(約1万6000円)とのことで、鎌田がクラブに支払うことで、契約が2027年6月まで延長することになるという。
その金額を支払わなければ、鎌田はフリーとなり、他クラブへの移籍が可能となるという。
ポジションを掴み始め、監督からの信頼も得ている鎌田。1年で新天地に行くのかどうか、注目を集めることになる。
フランクフルトを退団し今シーズンからラツィオに加入した鎌田。セリエA初挑戦となった今シーズンは、開幕からスタメン起用され、第3節で初ゴールを記録するなど、順調なスタートを切ったかに思われた。
しかし、徐々に出番が減り、ベンチスタートが増えた中、マウリツィオ・サッリ監督の下ではチャンスに恵まれない状況に。1月には移籍の話もあったが残留するなどした中、そのサッリ監督が成績不振でチームを離れ、イゴール・トゥドール監督が就任した。
退団するという話も浮上している中で、移籍市場に精通するジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏が鎌田の状況をレポート。クラブとの契約について伝えた。
鎌田は1年契約を結び、2年間の延長オプションがついているとされていたが、どうやらその契約延長の条項発動には期限があるという。
ロマーノ氏によれば、5月末までがオプション行使の期限とのこと。その金額は100ユーロ(約1万6000円)とのことで、鎌田がクラブに支払うことで、契約が2027年6月まで延長することになるという。
その金額を支払わなければ、鎌田はフリーとなり、他クラブへの移籍が可能となるという。
ポジションを掴み始め、監督からの信頼も得ている鎌田。1年で新天地に行くのかどうか、注目を集めることになる。
鎌田大地の関連記事
ラツィオの関連記事
セリエAの関連記事
記事をさがす
|
鎌田大地の人気記事ランキング
1
「興奮するゴール」「絶望の後の大きな喜び」日本代表MF鎌田大地が見事な勝ち越し弾!C・パレスを勝利に導く活躍に「これで自信を得てほしい」
日本代表MF鎌田大地が、クリスタル・パレスを勝利に導く活躍を見せた。 鎌田は30日に行われたEFLカップ(カラバオカップ)4回戦のアストン・ビラ戦で、エベレチ・エゼの負傷によって前半18分から途中出場。1-0とリードしている状況で、23分に鎌田のボールロストを起点に同点とされてしまいハーフタイムとなった。 後半は守勢の展開が続いたが、64分に鎌田が相手ボックス手前でボールをカットすると、そのまま自力で持ち運び正確なグラウンダーシュートで勝ち越しゴール。チームはこのリードを最後まで守り切り、2-1で勝利した。 鎌田は前半のミスを帳消しにする、今季EFLカップ2ゴール目。チームの公式戦連勝と大会ベスト8進出に大きく貢献した。 試合後、鎌田は自身の公式インスタグラムを更新。「ただ努力し続ける」とコメントしており、今後のさらなる活躍を誓っている。 SNSでも日本代表MFの活躍には絶賛の声。「興奮するゴールだ」、「絶望の後の大きな喜び。これぞ鎌田大地だ」、「流石のエメリキラー」、「彼にとってこのゴールがどれほどの意味があるかわかる」、「これで自信を得てほしい」など、ゴールへの称賛やこれをきっかけにしてほしいという願いが多く見られている。 <span class="paragraph-title">【動画】鎌田大地が勝利に導く勝ち越しゴール!</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="ja" dir="ltr">[速報] <a href="https://twitter.com/hashtag/%E9%8E%8C%E7%94%B0%E5%A4%A7%E5%9C%B0?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#鎌田大地</a> 待望のゴール<br>▷<a href="https://t.co/UiebpjUtuV">https://t.co/UiebpjUtuV</a><br><br><a href="https://twitter.com/hashtag/%E3%82%AB%E3%83%A9%E3%83%90%E3%82%AA%E6%9D%AF?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#カラバオ杯</a><a href="https://twitter.com/hashtag/%E3%82%A2%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%B3%E3%83%B4%E3%82%A3%E3%83%A9?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#アストンヴィラ</a> vs <a href="https://twitter.com/hashtag/%E3%82%AF%E3%83%AA%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%83%AB%E3%83%91%E3%83%AC%E3%82%B9?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#クリスタルパレス</a><br><br>/<br>相手のパスミスを逃さずカット<br>奪ったボールは相手ゴールへ突き返す!<br>\<a href="https://twitter.com/hashtag/ABEMAdeDAZN?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#ABEMAdeDAZN</a><a href="https://twitter.com/hashtag/ABEMA?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#ABEMA</a> <a href="https://t.co/qU98dg7DS1">pic.twitter.com/qU98dg7DS1</a></p>— アベマサッカー (@ABEMA_soccer) <a href="https://twitter.com/ABEMA_soccer/status/1851739846152478785?ref_src=twsrc%5Etfw">October 30, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.10.31 09:50 Thu2
「最初の1秒からの心構えが違いを生んだ」トッテナム撃破で今季プレミア初勝利のクリスタル・パレス、指揮官がファンに感謝「ファンの力が必要だった」
クリスタル・パレスのオリバー・グラスナー監督が、トッテナム戦を振り返った。クラブ公式サイトが伝えた。 27日、プレミアリーグ第9節でクリスタル・パレスはホームにトッテナムを迎えた。 今シーズンはここまで未勝利と大苦戦。降格圏に位置していたクリスタル・パレスだが、日本代表MF鎌田大地はベンチスタートとなった。 立ち上がりから激しく前にプレスをかけていくクリスタル・パレス。すると31分、最終ラインへのプレスからボールを奪うと、右サイドからのクロスを最後はジャン=フィリップ・マテタが蹴り込み先制に成功。鎌田は88分からの出番となったが、チームはこの1点を守りきり、今シーズン初勝利を記録した。 試合後、クラブのチャンネル『Palace TV』のインタビューに応じたグラスナー監督は、チームが狙い通りの前プレスをかけて試合をコントロールできたとした。 「特に素晴らしいパフォーマンスだった。選手たちの功績は、今日のプレーぶりにある」 「最初の1秒から勇気を出し、前線に出て、トッテナムにプレッシャーをかけ、素晴らしいゴールを決めた」 「ハーフタイムの直後、我々は前線に出てチャンスを作り、ゴールは認められずに厳しいPK判定となった。だから、我々は今日の選手たちのパフォーマンスを本当に誇りに思っている」 「最初の1秒からの心構えが違いを生んだ。激しさ、勇気、勇敢さ。我々がいかに高い位置から彼らにプレッシャーをかけ、背後で何が起こるかを気にしなかった」 「最も良い例は、我々のウイングバックが相手のボックス内で左センターハーフからプレッシャーをかけ、ボールを奪い、素晴らしいゴールを決めたところだと思う」 「最大の違いは、こうした心構えだった」 また、セルハースト・パークに集まった多くのファンにも感謝。結果が出ていない中でも応援を続けてくれたことが、この試合では大きな力になったと語った。 「トッテナムはあらゆる手を尽くしたので、ファンの力が必要だった。彼らは[4-4-2]でプレーし、クロスを上げてきていた」 「しかし、我々は常に彼らをゴールから遠ざけようとした。この努力のため、選手たち、特に攻撃陣は最後疲れているように見えた」 「だから、ファンからのサポートは助けになった。ファンの皆さんの全てのサポートに感謝する」 「ファンは常にチームを信じ、常に我々をサポートしてくれた。だから、このことに感謝し、これからも続けていこう」 <div style="text-align:center;" id="cws_ad"><hr /><a href="https://www.video.unext.jp/lp/football_pack?adid=XXX&utm_medium=a_n&utm_campaign=a_n&cid=D34327&utm_source=seesawgame_ultrasoccer&utm_term=ultrasoccer&rid=SG00003" target="_blank">プレミアリーグを見るなら<br />「U-NEXTサッカーパック」がお得!!</a><hr /></div> <span class="paragraph-title">【動画】クリスタル・パレスがプレミア初勝利!トッテナム相手に激しさ見せる</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="mTqAbwtB55A";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> <div style="text-align:center;" id="cws_ad"><hr /><a href="https://www.video.unext.jp/lp/football_pack?adid=XXX&utm_medium=a_n&utm_campaign=a_n&cid=D34327&utm_source=seesawgame_ultrasoccer&utm_term=ultrasoccer&rid=SG00003" target="_blank">プレミアリーグを見るなら<br />「U-NEXTサッカーパック」がお得!!</a><hr /></div> 2024.10.28 11:05 Mon3
鎌田大地が終盤出場のパレスがスパーズ撃破で待望の今季リーグ戦初白星!【プレミアリーグ】
プレミアリーグ第9節、クリスタル・パレスvsトッテナムが27日にセルハースト・パークで行われ、ホームのパレスが1-0で勝利した。なお、パレスのMF鎌田大地は88分から途中出場した。 前節、ノッティンガム・フォレストに競り負けて3連敗を喫した18位のパレスは、強豪をホームに迎えたロンドン・ダービーで今季リーグ戦初勝利を狙った。この一戦では鎌田がベンチスタートとなった。 一方、前節はウェストハム相手に4-1で完勝したトッテナムはダービー連勝を狙った。ミッドウィークのヨーロッパリーグ(EL)のAZ戦では先発9人を入れ替えた中で1-0の勝利を収めたチームは、ウェストハム戦から先発1人を変更。軽傷を抱えるソン・フンミンの代役に17歳ムーアをプレミア初先発で起用した。 戦前の予想通り、堅守速攻のパレスとボールを握って押し込むトッテナムという構図の下で推移していくダービー。序盤は中盤での潰し合いがメインとなり、なかなかフィニッシュの数が増えていかない。 前半20分過ぎには筋肉系のトラブルに見舞われたレルマがプレー続行不可能となり、ヒューズのスクランブル投入を余儀なくされたホームチーム。だが、果敢なハイプレスと球際、セカンドボールの攻防で優位性を出し始め、押し込む展開に。 すると、31分には相手のゴールキックからのビルドアップにしつこくプレスを仕掛けて右サイドで奪い切ると、ムニョスの右クロスをゴール前のエゼがワンタッチでファーに流したボールを収めたマテタが冷静に左足シュートをニア下へ流し込んだ。 得点力不足のイーグルスにまんまと先制点を奪われたトッテナムはすぐさま反撃を開始。引き続きビルドアップやセカンドボールへの反応で苦戦を強いられたが、徐々にプレスを回避し始めると、オープンスペースでの仕掛けからチャンスを創出していく。 34分にはセットプレーの流れからゴール左でファン・デ・フェンが放ったシュートがディフレクトしてコースが変わって左ポストを叩く決定機を作り出すと、以降はようやくポケットを攻略する得意の形からゴールに迫る。だが、前半アディショナルタイムにウドジェのグラウンダークロスにニアで合わせたマディソンの左足シュートはGKヘンダーソンのビッグセーブに阻まれ、前半の内に追いつくことはできなかった。 互いにメンバー交代なしで臨んだ後半はよりオープンな展開に。開始直後にトッテナムがボックス右に侵入したクルゼフスキのシュートでゴールに迫ると、パレスも前がかりな相手の背後を積極的に狙って左サイドのエゼが流れの中、セットプレーで再三チャンスに絡んでいく。 後半もパレスのプレー強度に苦戦するトッテナムは60分過ぎに3枚替えを敢行。マディソンとクルゼフスキのインサイドハーフにムーアを下げてリシャルリソン、ヴェルナー、パプ・サールを投入。リシャルリソン、ソランケを最前線に並べた[4-4-2]の形に変更した。 この交代によって前線での収まりが出てきたアウェイチームは、シンプルなクロスも使いながら攻撃に変化を加えていくが、最後のところで連携と精度を欠く。それでも、リスクを冒して前に出る中で迎えた幾度かのピンチをGKヴィカーリオのビッグセーブで凌いで勝ち点の可能性を残す。 その後、後半最終盤には鎌田らの投入でパレスが完全に逃げ切り態勢に入ると、トッテナムが猛攻を仕掛けていく。だが、全体的に精度やパワーを欠くアウェイチームの攻撃はホームチームが集中した守備で最後まで撥ね返し続け、このままタイムアップを迎えた。 この結果、難敵スパーズに会心の勝利を収めたパレスが待望の今季リーグ戦初白星を手にした。 クリスタル・パレス 1-0 トッテナム 【クリスタル・パレス】 ジャン=フィリップ・マテタ(前31) <span class="paragraph-title">【動画】パレスを初勝利に導いたマテタの決勝点!</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="ja" dir="ltr">クリスタル・パレス<br>マテタの先制ゴール<br>ヒールで流したエゼにも注目<br>待望の今シーズン初勝利なるか?<br><br>プレミアリーグ 第9節 <a href="https://twitter.com/hashtag/%E3%82%AF%E3%83%AA%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%83%91%E3%83%AC%E3%82%B9?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#クリスタル・パレス</a> v <a href="https://twitter.com/hashtag/%E3%83%88%E3%83%83%E3%83%86%E3%83%8A%E3%83%A0?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#トッテナム</a><br><br><a href="https://t.co/IQcfgHPywb">https://t.co/IQcfgHPywb</a> <a href="https://t.co/vCTqHl5JfQ">pic.twitter.com/vCTqHl5JfQ</a></p>— U-NEXTフットボール (@UNEXT_football) <a href="https://twitter.com/UNEXT_football/status/1850547708467319065?ref_src=twsrc%5Etfw">October 27, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.10.28 01:13 Mon4
ここまで“数字”を残せていない鎌田大地に恩師が言及、プレミアリーグには「適応している」
クリスタル・パレスのオリバー・グラスナー監督が日本代表MF鎌田大地について言及した。イギリス『BBC』が伝えた。 鎌田は今夏ラツィオからクリスタル・パレスに完全移籍。活躍の場をプレミアリーグに移していた。 フランクフルト時代の恩師でもあるグラスナー監督からの誘いを受けての加入となった中、今シーズンはプレミアリーグで8試合、EFLカップで2試合に出場し1ゴール2アシストを記録している。 開幕から試合に出続けている一方で、ボランチやトップ下などでプレーする鎌田。しかし、ここまでプレミアリーグではゴールやアシストはなく、チームも3分け5敗と勝利がない状況。鎌田への批判的な目も向けられている。 週末にはトッテナムとの試合を控える中、記者会見に出席したグラスナー監督は選手たちの状況についてコメント。鎌田についても言及し「適応している」と、すでにプレミアリーグには慣れていると見解を示した。 「ノッティンガムでは彼の良い試合を見た。ただ、あまり運がなかったのかもしれない」 「彼のことはよく知っている。彼はゴールを決めたいため、プレスをかけていく。チームのために一生懸命に頑張っており、私は適応していると考えている」 チームとしても苦しい状況であり、早く勝利が欲しいところ。鎌田の活躍で勝利を掴めればなお良いことだろうが、トッテナム戦にも注目だ。 2024.10.26 12:20 Sat5
【プレミアリーグ第9節プレビュー】アーセナルvsリバプールの上位対決、チェルシーとニューカッスルは連戦初戦に
先週末に行われた第8節ではチェルシーとの上位対決を制したリバプール、ウォルバーハンプトンに劇的勝利のマンチェスター・シティが勝ち点3を積み上げた一方、アーセナルはボーンマス相手にまさかの今シーズン初黒星を喫し、序盤の優勝争いで明暗が分かれた。第2グループではアストン・ビラ、ブライトン&ホーヴ・アルビオン、トッテナムが勝利を挙げて上位を追走している。 10月最終週に開催される第9節では3位のアーセナルと首位のリバプールによる、優勝争いのライバル直接対決が最注目カードだ。 アーセナルは前節、インターナショナルマッチウィーク明け初戦でボーンマスとのアウェイゲームを戦って0-2の完敗。前半半ばのDFサリバの一発退場が大きく結果に響いたが、MFウーデゴールに加えてFWサカら主軸を欠く攻撃は精度を欠くなど勝ち点1にも値しない低調な出来だった。続くチャンピオンズリーグ(CL)ではシャフタール・ドネツク相手のホームゲームに1-0で勝利。ひとまずバウンスバックに成功した。ただ、FWトロサールのPK失敗も響きオウンゴールで挙げた1点にとどまり、試合のクローズの部分でも守護神ラヤの最終盤のビッグセーブがなければ勝ち点1にとどまっていた可能性もあった。 また、同試合ではDFカラフィオーリが新たに負傷者リスト入り、今回の大一番ではサスペンションのDFサリバに加え、サカと共にDFティンバーが間に合うかは微妙な状況でMFトーマスやDFキヴィオル、DFジンチェンコらを加えた急造バックラインで首位チームの強力な攻撃陣に対峙する可能性が高い。 対するリバプールは前節、好調のチェルシーとのホームゲームを2-1で勝利。後半立ち上がりに一瞬の隙を突かれて追いつかれたが、FWサラーがPKによるゴールと、MFカーティス・ジョーンズの決勝点をアシストするエースの仕事をみせ、接戦をモノにした。続くCLでは敵地でRBライプツィヒの高いプレー強度にやや苦戦したものの、FWヌニェスのゴールを最後まで守り抜いて1-0の勝利。CL開幕3連勝と抜群の安定感を誇る。 今回の一戦に向けては守護神アリソンらに加えて、FWジョタの欠場が決まったが、代役を務めるヌニェスやFWガクポ、FWルイス・ディアスら前線の選手がハイレベルのポジション争いを見せており、手負いのガナーズの守備陣に対して大きな不安要素とはならない。なお、DF冨安健洋は引き続き欠場となり、MF遠藤航はベンチスタートが濃厚だ。 その優勝争いライバル対決に次ぐ好カードが、週明けのEFLカップ(カラバオ)でも対戦する6位のチェルシーと、9位のニューカッスルによる強豪対決。前節は共に敗戦を喫しており、リバウンドメンタリティが試される一戦となる。 前述のリバプール相手に惜敗したチェルシーだが、直近のカンファレンスリーグ(ECL)ではギリシャの強豪パナシナイコスとのアウェイゲームをFWフェリックスの2ゴールなどで4-1の完勝。きっちりバウンスバックを果たした。今節に向けてはあえてECL登録メンバー外としているMFパーマーらリーグ戦の主力が休養十分で復帰し、サスペンション明けのDFフォファナとDFククレジャも起用可能となり、盤石の状態で戦える。 一方、ニューカッスルは前節、ブライトンとのホームゲームで0-1の敗戦。ボール支配率、シュート数で相手を大きく上回るなど内容面で悲観すべき点はないが、決めるべき時に決める、耐えるべき時に耐えるという勝負の原則で相手に上回られての今季2敗目となった。敵地でバウンスバックを狙う一戦ではDFボトマンやFWウィルソンらが引き続き不在となるが、前節戦列に復帰したFWイサクが今週のトレーニングでコンディションを上げてきており、こちらもスカッドの状態は悪くない。 リバプールの結果次第で首位を奪還できる2位のマンチェスター・シティは、未だリーグ戦で勝利がなく且つ3連敗と泥沼の状態にある19位のサウサンプトンとのホームゲームでリーグ3連勝を狙う。前節は最下位ウルブスに大苦戦を強いられたが、後半ラストプレーでDFストーンズが決めた劇的ゴールによって4連覇王者の勝負強さを発揮した。続くCLではスパルタ・プラハ相手にFWハーランドが驚愕のアクロバティックゴールなど2ゴールの活躍をみせて5-1の圧勝。余裕の試合展開によって早いタイミングで主力をベンチに下げられたが、今節はMFデ・ブライネとDFウォーカーに加え、MFグリーリッシュとFWドクの両翼が不在となる見込みで、総力戦での戦いを強いられそうだ。 前節はレスター・シティ相手に後半最終盤の失点で2点差を引っくり返される大逆転負けとなったサウサンプトンでは、同試合で負傷交代したDF菅原由勢の起用の可否が気になるところ。指揮官は試合直前まで見極めたいと語っており、少なくともメンバーに絡める可能性はありそうだ。 難敵マグパイズを撃破してリーグ連勝で5位に浮上したMF三笘薫所属のブライトンは、最下位のウルブス相手に今季初の3連勝を狙う。前節勝利に貢献したものの、負傷交代したFWウェルベックは大事に至らずも、今節ではFWジョアン・ペドロやFWミンテと共に欠場の可能性が高い。前線の入れ替えが見込まれる中、スタメン復帰有力な三笘には2度の決定機を逃がした前節の悔しさを晴らす活躍を期待したい。 前節はウェストハム相手に4-1で完勝し、そのブライトン戦での大逆転負けを見事に払しょくしたトッテナムは、MF鎌田大地を擁する18位のクリスタル・パレスとのロンドン・ダービーで連勝を狙う。そのウェストハム戦で戦列に復帰し、2点に絡んだFWソン・フンミンが軽度の問題で欠場となる見込みだが、ミッドウィークのヨーロッパリーグ(EL)のAZ戦では先発9人を入れ替えた中でFWリシャルリソンのPKによる今季公式戦初ゴールを守り切って1-0の勝利。チーム状態は悪くない。ソン・フンミン不在の左ウイングではそのリシャルリソンに、AZ戦で鮮烈な輝きを放った17歳FWムーアら幾つかの選択肢が想定される中、ポステコグルー監督の選択に注目したい。 一方、開幕前の下馬評は高かったが、ここまで3分け5敗で降格圏に沈むパレス。直近のノッティンガム・フォレスト戦も0-1で競り負けて厳しい3連敗に。8戦5得点と深刻な得点力不足に喘ぐ中で前節スタメンの鎌田はチームと共に微妙なパフォーマンスが続いている。今節はベンチスタートの可能性が高いが、浮上のきっかけを掴みたい。 12位に低迷するマンチェスター・ユナイテッドは、同じく15位と低迷するウェストハムとのアウェイゲームでリーグ連勝を目指す。リーグ前節はブレントフォード相手に2-1の逆転勝利を収めて公式戦6戦ぶりの白星を挙げたが、ELでフェネルバフチェとのアウェイゲームを1-1のドロー。3試合連続先制しながらもリードを守り切れず、3戦連続ドローとなった。本職サイドバックのマズラウィのトップ下起用など奇策も嵌らず、再び批判を浴びる形となったテン・ハグ監督としては不振のハマーズをしっかりと叩いて自身の危うい状況を改善したい。 その他ではCL3連勝スタートで首位に立つ好調のアストン・ビラが前節アーセナルを破って勢いに乗るボーンマスをホームで迎え撃つ一戦や、9戦目での初勝利を目指すイプスウィッチの戦いにも注目だ。 《プレミアリーグ第9節》 ▽10/25(金) 《28:00》 レスター・シティ vs ノッティンガム・フォレスト ▽10/26(土) 《23:00》 アストン・ビラ vs ボーンマス ブレントフォード vs イプスウィッチ ブライトン vs ウォルバーハンプトン マンチェスター・シティ vs サウサンプトン 《25:30》 エバートン vs フルアム ▽10/27(日) 《23:00》 チェルシー vs ニューカッスル クリスタル・パレス vs トッテナム ウェストハム vs マンチェスター・ユナイテッド 《25:30》 アーセナル vs リバプール 2024.10.25 21:00 Friラツィオの人気記事ランキング
1
レアル・マドリーがエル・クラシコ惨敗に前後して方針転換? 1月の移籍市場で守備陣増強か
レアル・マドリーのフロレンティーノ・ペレス会長が方針転換へ。 マドリーは26日、今季最初のエル・クラシコ、ホームでのバルセロナ戦で0-4と惨敗。 宿敵バルサの前線3枚、ロベルト・レヴァンドフスキ、ラミン・ヤマル、ハフィーニャにそれぞれゴールを決められ、対してマドリーはキリアン・ムバッペが不発…どこか、今季ここまでの両者を象徴するような一戦となった。 バルサ戦に始まったことではないかもしれないが、スペイン『Fichajes』によると、マドリーを束ねるペレス会長は「2025年1月は補強しない」という当初の経営目標を転換する形で、マーケット介入の検討段階に入ったとのこと。 “千里眼”トニ・クロースのようなセントラルハーフの不在、宿敵のトリデンテに完膚なきまでにやられた守備陣…稀代のプレーメーカー・クロースの代わりなどおらず、現実的には守備陣を補強するとの見方が強まるマドリーである。 マドリード紙『アス』は、アル・ナスルのスペイン代表DFアイメリク・ラポルテ(30)、ラツィオの元U-21スペイン代表DFマリオ・ヒラ(24)というセンターバック2枚、またリバプールのイングランド代表DFトレント・アレクサンダー=アーノルド(26)を挙げている。 <span class="paragraph-title">【動画】「ニア上を撃ち抜く17歳」ヤマル</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="ja" dir="ltr">/<br>17歳がクラシコ初ゴール!<br>\<br><br>これがフリック・バルサの強さ!<a href="https://twitter.com/hashtag/%E3%83%8F%E3%83%95%E3%82%A3%E3%83%BC%E3%83%8B%E3%83%A3?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#ハフィーニャ</a> → <a href="https://twitter.com/hashtag/%E3%83%A4%E3%83%9E%E3%83%AB?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#ヤマル</a> のホットライン炸裂!<br>バルセロナが敵地でマドリーを圧倒!<br><br>ラ・リーガ第11節<br>レアル・マドリード×バルセロナ<br><a href="https://twitter.com/hashtag/DAZN?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#DAZN</a> でライブ配信中<a href="https://twitter.com/hashtag/LaligaDAZN?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#LaligaDAZN</a><a href="https://twitter.com/hashtag/%E4%BB%A3%E8%A1%A8%E3%81%BF%E3%82%88%E3%81%86%E3%81%9C?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#代表みようぜ</a> <a href="https://t.co/kdjJEsKyxi">pic.twitter.com/kdjJEsKyxi</a></p>— DAZN Japan (@DAZN_JPN) <a href="https://twitter.com/DAZN_JPN/status/1850278596742631783?ref_src=twsrc%5Etfw">October 26, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.10.28 17:55 Mon2
【ELリーグフェーズ第3節まとめ】スパーズ、ラツィオ、アンデルレヒトが3連勝! 久保ソシエダやポルトが初勝利
ヨーロッパリーグ(EL)リーグフェーズ第3節が23日、24日に開催された。 チャンピオンズリーグ同様に波乱の多い今大会ではトッテナム、ラツィオ、アンデルレヒトの3チームが開幕3連勝を達成した。 優勝候補のトッテナムは毎熊晟矢がスタメン出場したAZを相手にリシャルリソンがPKで挙げた1点を守り抜いて1-0の勝利を収めた。 一方、ラツィオは前半序盤にGKが一発退場となったトゥベンテ相手に主導権を握ると、前半終盤にペドロ、後半終盤にイサクセンが挙げた2ゴールによって敵地で2-0の快勝。 開幕2戦未勝利と出遅れた強豪チームではポルトがホッフェンハイムに2-0で、開幕連勝のリヨンとのアウェイゲームに臨んだベシクタシュが1-0で初勝利を挙げている。 その他ではアヤックス、アスレティック・ビルバオ、オリンピアコス、フランクフルトといった強豪が順当に勝ち点3を積み上げた。 モウリーニョ監督の古巣対決に注目集まったフェネルバフチェvsマンチェスター・ユナイテッドは、拮抗した展開の中で妥当な1-1のドロー決着。ユナイテッドはこれで開幕3試合連続ドローと足踏みが続く。 久保建英の所属するレアル・ソシエダはマッカビ・テルアビブとのアウェイゲームを2-1で勝利した。久保が今季EL初先発したラ・レアルは、敵地で勝ち切って待望の初勝利を挙げた。 町田浩樹の所属するユニオン・サン=ジロワーズはミッティランと対戦し、0-1で敗戦した。フル出場した町田だが、セットプレーの失点場面ではディアオに背後を取られる形で悔しい対応に。また、得点力不足のチームは2敗1分けの厳しい序盤戦に。 後藤啓介を擁するアンデルレヒトはルドゴレツと対戦し、2-0の勝利を収めた。なお、後藤はメンバー外となった。 前半に退場者を出した相手に優勢に進めると、67分にエドジーのゴールで先制に成功。さらに、後半終了間際にもドレイヤーのゴールで追加点を挙げたアンデルレヒトが3連勝を達成した。 ◆リーグフェーズ第3節 ▽10/23(水) ガラタサライ 4-3 エルフスボリ ブラガ 1-2 ボデ/グリムト ▽10/24(木) ローマ 1-0 ディナモ・キーウ フランクフルト 1-0 RFS ミッティラン 1-0 サン=ジロワーズ フェレンツヴァーロシュ 1-0 ニース マッカビ・テルアビブ 1-2 レアル・ソシエダ PAOK 2-2 ビクトリア・プルゼニ カラバフ 0-3 アヤックス アスレティック・ビルバオ 1-0 スラビア・プラハ ポルト 2-0 ホッフェンハイム トゥベンテ 0-2 ラツィオ フェネルバフチェ 1-1 マンチェスター・ユナイテッド マルメ 0-1 オリンピアコス リヨン 0-1 ベシクタシュ レンジャーズ 4-0 FCSB アンデルレヒト 2-0 ルドゴレツ トッテナム 1-0 AZ 2024.10.25 06:36 Fri3
「セリエAのチームが声を」 2017年に引退のトッティ氏、現役復帰の可能性も?「2、3カ月で準備できる」「海外ではなくイタリア」
元イタリア代表FWフランチェスコ・トッティ氏が現役復帰の可能性について語った。『ESPN』が伝えた。 ローマやイタリア代表で活躍し、2017年に現役を引退したトッティ氏。引退後は愛するクラブのテクニカル・ディレクター(TD)を務め、退任した2019年6月以降は外から見守っている。 そんななか、イベントに出席したトッティ氏は現役復帰の可能性に言及。コンタクトを取ってきたクラブがあると明かし、実現が可能なだけのコンディションにあるとも主張した。 「セリエAのチームが私に声をかけてきた。少しクレイジーなことを考えさせられたことは認めるよ。難しいだろうが、人生において絶対ないと言えることなんてない」 「キャリアを終えてから何年もプレーしている選手もいる。失礼ながら、どこでプレーするかによっても変わる。もしセリエAに戻るならしっかりとトレーニングしなければならないだろう」 「2、3カ月で準備できるだろう。私は48歳の今もまだプレーしている。もし何かクレイジーなことをするとしたら、海外ではなく、イタリアでやるだろう。だが、それはクレイジーだ」 また、ライバルクラブのラツィオからオファーが来たらどうするかという質問に対し、「(プレーするなんて)考えたこともない」とコメント。一方、2017年の引退は不本意なタイミングだったとも振り返っている。 「新たなページをめくった時、何が待ち受けているかはわからない。(あのタイミングでの引退は)私の選択ではなかったが、その瞬間は文脈と異なる形で経験せざるを得ない」 「もしかすると、私の中に何かがあった理由はそれなのかもしれない。すべてのことに始まりと終わりがあるのは事実だ。私はそれを望んでいなかったし、その扉は開いたままだった」 2024.10.23 14:40 Wed4
移籍市場最終日に積極的な動き見せたフィオレンティーナ、ローマ方面からボーヴェ&カタルディをレンタルで獲得!
フィオレンティーナは30日、ローマからU-21イタリア代表MFエドアルド・ボーヴェ(22)を、ラツィオから元イタリア代表MFダニーロ・カタルディ(30)をそれぞれレンタル移籍で獲得したと発表した。 いずれも加入期間は2025年6月まで。ボーヴェには一定の条件下で発動する買い取り義務オプションが、カタルディには買い取りオプションが付随している。 ボーヴェはローマの下部組織出身であり、2020年にファーストチームへ昇格。2021-22シーズンよりファーストチームへ定着すると、昨シーズンは主力の一人として公式戦45試合出場1ゴール2アシストを記録したが、今シーズンはここまで出番がなかった。 ローマで生まれ育ったカタルディはラツィオの下部組織出身であり、ここまで公式戦通算246試合出場10ゴール16アシストを記録。昨シーズンも公式戦37試合に出場しており、生え抜きとしてチームを支えていたが、こちらも今シーズンは出場がない状態が続いていた。 このほか、フィオレンティーナはウニオン・ベルリンから元ドイツ代表MFロビン・ゴセンス(30)もレンタル移籍で獲得。移籍市場最終日に積極的な動きを見せる形となった。 2024.08.31 18:25 Sat5