「新しい歴史を作る」プレミアリーグに挑戦する鎌田大地、クリスタル・パレス移籍の理由の1つは「監督からの信頼を感じられた」
2024.07.11 13:05 Thu
クリスタル・パレスでプレーする鎌田大地
日本代表MF鎌田大地がクリスタル・パレスでのファーストインタビューに応じ、移籍の決め手や意気込みを語った。鎌田はサガン鳥栖、フランクフルト、シント=トロイデンでプレーし、2023年夏にフランクフルトからラツィオへと完全移籍。セリエAに挑戦した。
なかなか馴染むことができなかった中、マウリツィオ・サッリ監督の下では出番が限られることとなり、構想外状態に。しかし、イゴール・トゥドール監督が就任すると、レギュラーに復活し、パフォーマンスも上昇を果たした。
当初はラツィオに残留する予定だったが、クラブとの交渉がまとまらずに退団。1日にクリスタル・パレスとの2年契約が発表されていた。
今シーズン4人目の日本人プレミアリーガーとなった鎌田。すでにチームに合流している中、クラブの最初のインタビューに応じ、改めて加入の感想を語った。
楽しみにしているという鎌田は、ブンデスリーガ、セリエAに続いてプレミアリーグに挑戦。ラ・リーガを含めた4大リーグのうちの3つ目のリーグに挑戦となる。
「プレミアリーグが一番競争力の高いリーグということはサッカーをしている誰もが分かっていると思うし、そういう中で4大リーグと言われている中の2つのリーグでプレーすることができて、自分自身がプレミアリーグという世界最高のリーグでどれだけできるのかが楽しみで、しっかり今まで培ってきたものをチームに良い影響を与えられるようにやっていきたいです」
自身の特徴を出していきたいという鎌田。すでにチャンピオンズリーグやヨーロッパリーグでプレーし、プレミアリーグのクラブ相手にゴールも記録している。
ただ「正直にいって、なんとも思っていないというか、その時にチームを僕のゴールで勝たせたり、その時在籍していたチームのための結果がついてきていたので、どこ相手に決めたというよりは、チームを少しでも助けられていることは選手として嬉しいことです」と語り、どの相手に決めたというよりも、チームに貢献できたことを考えていると語った。
数多くのオファーは2023年夏にも舞い込み、今夏もオファーが複数あった中でクリスタル・パレスを選択した。その決断には、フランクフルト時代の恩師の存在が大きかったという。
「オリバー・グラスナー監督の存在が1番の理由の1つです。僕自身が試合に出られていない時期から常に声をかけてくれて、メッセージもくれて、色々なやりとりをした中で、監督からの信頼というのも感じ取ることができました」
「クリスタル・パレスはたくさんのタレントがいて、監督が就任した昨シーズンは凄く良い成績も残していると思います。このチームで新しい歴史を作りたいということを言われて、そのプロジェクトが凄く自分に合っていると思いますし、新しい歴史をクリスタル・パレスのために作れたら良いなと思ったことが理由です」
恩師を信頼しての移籍となった鎌田。グラスナー監督については「僕自身が監督とたくさんのコミュニケーションを取るタイプではないですが、フランクフルトの時から彼が求めていることは、ピッチの上で表現できていたと思います。凄く信頼してくれていることを感じますし、彼とは2年間という短い時間でしたが、彼との関係性も良い時と悪い時がありましたが、まず監督としても素晴らしいですが、1人の人間としてリスペクトできる存在です」と、人間性をリスペクトしているという。
今シーズンの目標については「プレミアリーグでは来年のヨーロッパの大会の出場権獲得が1つの大きな目標になると思うので、貢献できればと思います」と語り、「僕自身はドイツでやっている時もカップ戦でフランクフルトが飛躍できましたが、そういう部分でクリスタル・パレスもカップ戦ではタイトルが獲れるチャンスだと思うので、大きなタイトルを獲ることを目標としてやっていきたいです」と、カップ戦でのタイトル獲得を目指すとした。
自身のプレーについては「自分の強みを説明することはいつも難しいんですが、監督が求めていることをピッチ上でしっかりと表現できることが強みだと思いますし、チームのことにやれることは僕だけではなく日本人としての強みだと思います」と語り、「中盤の選手としてはゴールやアシストが他の選手よりはできると思うので、そういった部分でチームを助けられたらと思います」と数字を残すことを掲げた。
そんな鎌田はクリスタル・パレスのファンに向けてメッセージ。プレミアリーグ全体の盛り上がりもさることながら、クラブを支える熱狂的なファンに向けて活躍を誓った。
「楽しみにしていますし、イングランドのプレミアリーグの雰囲気はドイツだったりイタリアとは違うので、ピッチに立ってみないとどういう雰囲気かはなかなか分からないです」
「今まで現地でプレミアリーグの試合を僕が観た限り、どのスタジアムも凄く良い雰囲気でしたし、ホームは凄い雰囲気になると思うので、素晴らしいスタジアム、素晴らしいファンの前でプレーできるというのは自分が子供のことから夢見たことで、とても楽しみにしている」
「クリスタル・パレスのファンの皆さんがとても熱狂的で素晴らしいことは理解しているので、ファンの皆さんに認めてもらえるような活躍ができればと思います。応援よろしく思います」
なかなか馴染むことができなかった中、マウリツィオ・サッリ監督の下では出番が限られることとなり、構想外状態に。しかし、イゴール・トゥドール監督が就任すると、レギュラーに復活し、パフォーマンスも上昇を果たした。
今シーズン4人目の日本人プレミアリーガーとなった鎌田。すでにチームに合流している中、クラブの最初のインタビューに応じ、改めて加入の感想を語った。
「ここに来るというのが決まってから発表まで時間がかかりましたし、やっとイギリスに来て、クリスタル・パレスのグラウンドに来て、チームメイトに会えてやっと新しい挑戦ができるなというワクワク感と楽しみな気持ちがあります」
楽しみにしているという鎌田は、ブンデスリーガ、セリエAに続いてプレミアリーグに挑戦。ラ・リーガを含めた4大リーグのうちの3つ目のリーグに挑戦となる。
「プレミアリーグが一番競争力の高いリーグということはサッカーをしている誰もが分かっていると思うし、そういう中で4大リーグと言われている中の2つのリーグでプレーすることができて、自分自身がプレミアリーグという世界最高のリーグでどれだけできるのかが楽しみで、しっかり今まで培ってきたものをチームに良い影響を与えられるようにやっていきたいです」
自身の特徴を出していきたいという鎌田。すでにチャンピオンズリーグやヨーロッパリーグでプレーし、プレミアリーグのクラブ相手にゴールも記録している。
ただ「正直にいって、なんとも思っていないというか、その時にチームを僕のゴールで勝たせたり、その時在籍していたチームのための結果がついてきていたので、どこ相手に決めたというよりは、チームを少しでも助けられていることは選手として嬉しいことです」と語り、どの相手に決めたというよりも、チームに貢献できたことを考えていると語った。
数多くのオファーは2023年夏にも舞い込み、今夏もオファーが複数あった中でクリスタル・パレスを選択した。その決断には、フランクフルト時代の恩師の存在が大きかったという。
「オリバー・グラスナー監督の存在が1番の理由の1つです。僕自身が試合に出られていない時期から常に声をかけてくれて、メッセージもくれて、色々なやりとりをした中で、監督からの信頼というのも感じ取ることができました」
「クリスタル・パレスはたくさんのタレントがいて、監督が就任した昨シーズンは凄く良い成績も残していると思います。このチームで新しい歴史を作りたいということを言われて、そのプロジェクトが凄く自分に合っていると思いますし、新しい歴史をクリスタル・パレスのために作れたら良いなと思ったことが理由です」
恩師を信頼しての移籍となった鎌田。グラスナー監督については「僕自身が監督とたくさんのコミュニケーションを取るタイプではないですが、フランクフルトの時から彼が求めていることは、ピッチの上で表現できていたと思います。凄く信頼してくれていることを感じますし、彼とは2年間という短い時間でしたが、彼との関係性も良い時と悪い時がありましたが、まず監督としても素晴らしいですが、1人の人間としてリスペクトできる存在です」と、人間性をリスペクトしているという。
今シーズンの目標については「プレミアリーグでは来年のヨーロッパの大会の出場権獲得が1つの大きな目標になると思うので、貢献できればと思います」と語り、「僕自身はドイツでやっている時もカップ戦でフランクフルトが飛躍できましたが、そういう部分でクリスタル・パレスもカップ戦ではタイトルが獲れるチャンスだと思うので、大きなタイトルを獲ることを目標としてやっていきたいです」と、カップ戦でのタイトル獲得を目指すとした。
自身のプレーについては「自分の強みを説明することはいつも難しいんですが、監督が求めていることをピッチ上でしっかりと表現できることが強みだと思いますし、チームのことにやれることは僕だけではなく日本人としての強みだと思います」と語り、「中盤の選手としてはゴールやアシストが他の選手よりはできると思うので、そういった部分でチームを助けられたらと思います」と数字を残すことを掲げた。
そんな鎌田はクリスタル・パレスのファンに向けてメッセージ。プレミアリーグ全体の盛り上がりもさることながら、クラブを支える熱狂的なファンに向けて活躍を誓った。
「楽しみにしていますし、イングランドのプレミアリーグの雰囲気はドイツだったりイタリアとは違うので、ピッチに立ってみないとどういう雰囲気かはなかなか分からないです」
「今まで現地でプレミアリーグの試合を僕が観た限り、どのスタジアムも凄く良い雰囲気でしたし、ホームは凄い雰囲気になると思うので、素晴らしいスタジアム、素晴らしいファンの前でプレーできるというのは自分が子供のことから夢見たことで、とても楽しみにしている」
「クリスタル・パレスのファンの皆さんがとても熱狂的で素晴らしいことは理解しているので、ファンの皆さんに認めてもらえるような活躍ができればと思います。応援よろしく思います」
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overflow:hidden; padding:8px 0 7px; text-align:center; text-overflow:ellipsis; white-space:nowrap;"><a href="https://www.instagram.com/p/Cgy5E99pcds/?utm_source=ig_embed&utm_campaign=loading" style=" color:#c9c8cd; font-family:Arial,sans-serif; font-size:14px; font-style:normal; font-weight:normal; line-height:17px; text-decoration:none;" target="_blank">三谷紬(公式)(@mitani_tsumugi)がシェアした投稿</a></p></div></blockquote> <script async src="//www.instagram.com/embed.js"></script> 2022.08.04 11:52 Thu4
日本代表のスタメン発表!両ウイングバックは堂安律&三笘薫…初招集の大橋祐紀はベンチ入り【2026W杯アジア最終予選】
サウジアラビア代表戦に臨む日本代表のスターティングイレブンが発表された。 10日、2026年の北中米ワールドカップ(W杯)アジア最終予選の第3節で日本はアウェイでサウジアラビアと対戦する。 9月に行われた中国代表戦、バーレーン代表戦で大勝での連勝スタートを切った日本。過去一度も勝ったことがないアウェイでのサウジアラビア戦に臨む。 森保一監督は9月に引き続き[3-4-2-1]のシステムを採用。GKに鈴木彩艶(パルマ)、3バックに板倉滉(ボルシアMG)、谷口彰悟(シント=トロイデン)、町田浩樹(ユニオン・サン=ジロワーズ)を起用した。 ボランチには遠藤航(リバプール)と守田英正(スポルティングCP)を起用し、ウイングバックには堂安律(フライブルク)と三笘薫(ブライトン&ホーヴ・アルビオン)を起用。2シャドーに鎌田大地(クリスタル・パレス)と南野拓実(モナコ)、トップに上田綺世(フェイエノールト)と並んだ。 なお、DF長友佑都(FC東京)、DF関口大輝(柏レイソル)、DF望月ヘンリー海輝(FC町田ゼルビア)、MF藤田譲瑠チマ(シント=トロイデン)がメンバー外。初招集のFW大橋祐紀(ブラックバーン)はベンチ入りを果たしている。 サウジアラビア代表戦は10日(木)の27時にキックオフ。DAZNが独占ライブ配信する。 ◆日本代表スターティングメンバー GK 鈴木彩艶(パルマ) DF 板倉滉(ボルシアMG) 谷口彰悟(シント=トロイデン) 町田浩樹(ロイヤル・ユニオン・サン=ジロワーズ) MF 遠藤航(リバプール) 守田英正(スポルティングCP) 三笘薫(ブライトン&ホーヴ・アルビオン) 南野拓実(モナコ) 堂安律(フライブルク) 鎌田大地(クリスタル・パレス) FW 上田綺世(フェイエノールト) ◆ベンチ入り GK 大迫敬介(サンフレッチェ広島) 谷晃生(FC町田ゼルビア) DF 菅原由勢(サウサンプトン) 瀬古歩夢(グラスホッパー) MF 堂安律(フライブルク) 田中碧(リーズ・ユナイテッド) 久保建英(レアル・ソシエダ) FW 前田大然(セルティック) 中村敬斗(スタッド・ランス) 小川航基(NECナイメヘン) 大橋祐紀(ブラックバーン) ◆メンバー外 DF 長友佑都(FC東京) 望月ヘンリー海輝(FC町田ゼルビア) 関口大輝(柏レイソル) MF 藤田譲瑠チマ(シント=トロイデン) 2024.10.11 02:19 Fri5
【2024-25 プレミアリーグ前半戦総括】超WS選出の最優秀選手は異次元のアタッカー
◆4連覇王者不振にロンドン勢奮闘も新生レッズが独走 開幕前には5連覇を狙うマンチェスター・シティ、アーセナルと直近2シーズンに優勝を争った2強を軸にタイトルレースが繰り広げられるかに思われたが、蓋を開けてみれば1試合未消化ながら2位以下に6ポイント差を付けたリバプール(勝ち点45)が首位を独走している。 クロップ長期体制終焉に伴い、前フェイエノールトのスロット監督を新指揮官に招へいしたリバプール。昨夏の移籍市場では主力の残留に成功した一方、純粋な補強はキエーザのみと上位争いへの関与に疑いはなかったが、タイトル争いの主役を演じると見る向きは少なかった。しかし、プレミア初挑戦のオランダ人指揮官の下、攻守両面で傑出した安定感をみせたマージーサイドの雄は14勝3分け1敗、最多45得点、最少タイ17失点と圧巻のスタッツを含め首位にふさわしいパフォーマンスを披露した。さらに、並行して戦うチャンピオンズリーグ(CL)ではリーグフェーズ唯一の全勝で首位、EFLカップ(カラバオカップ)でも準決勝進出と最高の前半戦を過ごした。 その首位チームに次ぐ2位は開幕前からタイトルコンテンダーに挙がっていたアーセナル(勝ち点39)。10月から11月の期間に4戦無勝利(2分け2敗)と厳しい時期を経験したが、開幕からの安定した滑り出しに年末年始の復調と上位陣において最も安定したチームのひとつだった。リバプールと並ぶリーグ最高の堅守に加え、昨季後半戦から猛威を振るうセットプレーによってしぶとく勝ち点を積み重ねてきた。現在、離脱中のサカ、不振の期間に不在だったウーデゴールと一部主力への依存度の高さ、ケガ人の多さや選手層の問題は懸念材料も、今冬の移籍市場で適切な補強ができれば、首位チームの状況次第で逆転優勝の可能性は十分にある。 リバプール同様に新指揮官の下で前半戦を4位で終えたチェルシー(勝ち点35)。昨夏の移籍市場では引き続き若手有望株を乱獲し、全体の経験不足と大きすぎるスカッドは懸念材料だったが、戦術の幅に用兵に優れたマレスカ新監督の下でここまで上位争いの主役の一角を担っている。ただ、上位陣との直接対決の戦績、年末年始での不振はやや気がかり。とりわけ、守備陣に目立つ離脱者の穴埋めやパーマー、ジャクソンの両エースの状態次第の攻撃面の改善は後半戦への課題となる。 その上位陣に引き離されて6位に甘んじるマンチェスター・シティ(勝ち点31)は、グアルディオラ体制において最も厳しい前半戦となった。開幕4連勝スタートも、9月末にバロンドーラーのロドリが長期離脱を強いられると、勤続疲労や相次ぐ離脱者も重なって大不振に。11月以降はペップ初のリーグ4連敗など、2勝2分け6敗と苦しい戦いを強いられた。プレー強度、切り替えの精度を中心に攻守両面でテコ入れが必要な部分は幅広く、稀代の名将も一時はお手上げ状態だった。今冬の移籍市場では数人の補強を行う見込みだが、財政違反の審理の影響も引き続き懸念されるなか、例年のような後半戦の無双状態に持っていくことは厳しいかもしれない。 その王者以上に厳しい前半戦を過ごしたのは11位のトッテナム(勝ち点24)、14位のマンチェスター・ユナイテッド(勝ち点22)。ポステコグルー体制2年目で補強も行ったトッテナムだが、消耗激しいプレースタイルと、今季はヨーロッパリーグ(EL)に参戦している影響で昨季以上に負傷者が増加。センターバックの主力3人、守護神ヴィカーリオと守備陣を中心に満身創痍の状況が続く。また、リーグ2位の得点数に得失点差+13とトップ4圏内のスタッツを残しながらも、試合ごとの大きすぎる波が低迷に繋がっている。 一方、昨季FAカップを制してテン・ハグ体制を継続したユナイテッドは各ポジションに新戦力も補強。だが、スパーズ同様に負傷者の多さと指揮官のマネジメントの拙さもあり、10月末にオランダ人指揮官を解任。ファン・ニステルローイ暫定体制を挟み、11月中旬から前スポルティングCP指揮官のアモリム監督を招へい。ただ、新体制移行後も苦しい戦いは変わらず、残留争いも気になる前半戦となった。 ビッグ6以外では古豪ノッティンガム・フォレスト(勝ち点37)が3位と大躍進。前半戦の最大のサプライズチームとなった。また、シーズンが進むごとに本来の力を取り戻したニューカッスル(勝ち点32)が5位、ボーンマス(勝ち点30)やフルアム(勝ち点29)がトップハーフ入り。一方、昨季4位のアストン・ビラ(勝ち点29)は9位、MF三笘薫のブライトンは中盤戦以降の失速で10位フィニッシュ。 ボトムハーフではMF鎌田大地のクリスタル・パレス(勝ち点20)が15位、エバートンやウェストハムも苦しい戦いが続く。残留争いではDF菅原由勢を擁するサウサンプトン(勝ち点6)の最下位に、レスター・シティ(勝ち点14)、イプスウィッチ・タウン(勝ち点15)の昇格組が降格圏に沈んでいる。 【最優秀選手&監督】 ★最優秀選手 ◆FWモハメド・サラー(リバプール) <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2025/get20250109_100_tw1.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 得点ランキングとアシストランキングでトップ。前半戦に輝いた選手は数知れずも、前半戦のMVPは異論なく首位チームの攻撃をけん引した32歳のエジプト代表FWだ。開幕前の段階からピッチ外では契約延長問題が取り沙汰されるが、ピッチ上では開幕から圧巻の輝きを放った。 いずれもリーグトップの17ゴール13アシストを記録。特筆すべきはそのパフォーマンスの安定感で、唯一の敗戦となったノッティンガム・フォレスト戦、辛勝となったクリスタル・パレス戦の2試合を全試合でゴールかアシストを記録。前半戦の対ビッグ6の全試合でゴールを挙げる勝負強さが光った。 32歳とは思えないスピード、パワーに、アシスト数が物語るように、一時批判を浴びた利己的なプレーはほぼなくスーパーエースとして躍動した。 ★最優秀監督 ◆アルネ・スロット(リバプール) <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2025/get20250109_100_tw2.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 首位快走に導く。フェイエノールト時代から優れた指揮官として評価されていたが、プレミア初采配に、クロップの後任として初めてメガクラブを指揮するオランダ人指揮官の手腕に懐疑的な見方も少なからずあった。 それでも、プレシーズンの段階から目の肥えた選手たちを納得させる指導をみせ、信頼を勝ち取ると、キャプテンを務めるファン・ダイク、中盤と前線でキープレーヤーとなったグラフェンベルフ、ガクポの同胞を中心にうまくチームがまとまった。 開幕直後こそメンバー固定に否定的な意見も出たが、交代策や試合中の修正力の高さを含めて非の打ち所がない采配によって節が進むごとにそういった批判を払拭。ルイス・ディアスのセンターフォワード起用や遠藤航の偽センターバック起用など、新たなオプションも構築。指導者としての引き出しの多さも垣間見せている。 【期待以上】 ★チーム ◆ノッティンガム・フォレスト <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2025/get20250109_100_tw3.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 前半戦最大のサプライズ。昨季は残留圏内ギリギリの17位でフィニッシュした古豪が数多の強豪を抑えて前半戦を3位でフィニッシュ。昇格プレーオフを制して久々の復帰となった2022-23以降の2シーズンは総入れ替えに近いスカッド構築の問題で残留争いを強いられてきたが、ヌーノ体制2年目の今季は引き続き人員を入れ替えたものの、昨季後半戦をベースとした継続路線を選択した。 [4-3-3]と[3-4-2-1]を併用しながら、ポルトガル人指揮官が得意とする堅守速攻、セットプレーを軸に、ソリッドな戦いぶりで11勝4分け4敗という見事な戦績を残した。さらに、リバプールに今季唯一の黒星を付け、トッテナムやユナイテッドにも内容が伴った勝利を収めている。 個人の部分ではミレンコビッチ、アンダーソンとセンターラインに迎え入れた新戦力2人、リーグ得点ランキング上位に付けるベテランFWウッド、攻守に推進力と躍動感がある2列目のエランガ、ギブス=ホワイト、ハドソン=オドイが印象的。さらに、ムリージョとアイナの守備陣2人は強豪クラブの関心を集める躍動ぶりだった。 ★選手 ◆MFエリオット・アンダーソン(ノッティンガム・フォレスト) <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2025/get20250109_100_tw4.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 新天地で躍動の“ジョーディ・マラドーナ”。クラブOBだった祖父の影響もあり8歳からニューカッスルのアカデミーに在籍したアンダーソンは、2021年にファーストチームデビュー。昨季はトップチームに定着するも、財務違反の処分回避の目的もあって昨夏フォレストへ売却される形となった。 繊細なボールタッチと攻撃センスに優れる天才肌は、新天地でセントラルMFでプレー。ここまでチームトップの5アシストを記録するなど持ち味である攻撃センスを遺憾なく発揮。さらに、トップ下や左サイドでもプレーする攻撃に特長を持つ選手ながらも、新天地では守備面でも奮闘が光る。 昨夏移籍時に総額3500万ポンドの移籍金と報じられており、ある意味で値段に見合った活躍と言えなくもないが、フォレスト躍進の象徴の一人として選出した。 【期待外れ】 ★チーム ◆マンチェスター・ユナイテッド <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2025/get20250109_100_tw5.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 赤い悪魔の暗黒期続く。クラブの買収問題の長期化によって昨季を8位で終えたなか、ラトクリフ卿主導で初めて臨んだ移籍市場ではヨロ、デ・リフト、マズラウィ、ウガルテ、ザークツィーとセンターラインを中心に積極補強を敢行。開幕時点での期待感は大きかったが、結果的にはFAカップ優勝でテン・ハグ体制を延命させた決断が裏目に出た。 開幕から低空飛行が続いたなか、10月末にオランダ人指揮官を解任。ファン・ニステルローイ暫定で持ち直したのち、11月中旬から宿敵シティもリストアップしていたアモリム監督を招へい。だが、新体制では2勝1分け5敗という厳しい戦績で前半戦を終える形となった。 新指揮官の手腕に疑いはないものの、戦術浸透に時間を擁するタイプな上、現状のスカッドでは個人でなんとかできるタイプのタレントが少なく、過密日程のなかでチームを成熟させながら逆転でのヨーロッパ出場権獲得へ巻き返すのは至難の業だ。 ★選手 ◆DFカイル・ウォーカー(マンチェスター・シティ) <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2025/get20250109_100_tw6.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 大不振のチームとともに低調な前半戦に。ラッシュフォードやザークツィーといったユナイテッドの攻撃陣やソン・フンミン、エンケティアといった選手も厳しい前半戦となったが、フォーデンとともに絶対的な王者で不振に陥ったスキッパーを選出した。 30歳を過ぎて時期によってはパフォーマンスに波があったものの、34歳で臨んだ今季は開幕から低調な出来が続く。多くの離脱者の影響で軽傷を抱えながらプレーを続けているとの話もあるが、フィジカル的に無理が利かない以外にも集中力の欠如や責任感のないプレーも散見され、キャプテンという立場を考えれば批判は避けられない。 現状ではリコ・ルイスにファーストチョイスを奪われつつあるが、チームの後半戦の巻き返しに向けてはプレミア屈指の右サイドバックの復活が必須だ。 2025.01.09 22:24 Thuクリスタル・パレスの人気記事ランキング
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C・パレスの元アーセナルDFに不穏な動き…SNSのクラブに関する投稿を全削除
クリスタル・パレスとイングランド人DFロブ・ホールディング(28)の関係に緊張が走っている。イギリス『Sport Bible』が伝えている。 昨夏、アーセナルから完全移籍でパレスに加入したホールディング。しかし、慢性的なケガの影響もあり、ロイ・ホジソン、オリバー・グラスナーの2人の指揮官の下で与えられた出場機会はEFLカップ1試合にとどまった。 そんななか、今夏の移籍市場でチームはデンマーク代表DFヨアキム・アンデルセンが移籍した一方、ニューカッスル行きが決定的とみられたイングランド代表DFマーク・グエイの残留に加え、モロッコ代表DFチャディ・リアド、フランス人DFマクサンス・ラクロワ、イングランド人DFトレヴォ・チャロバーの3選手が加入。センターバックのポジションでの序列がさらに低下している。 そのため、放出の可能性も取り沙汰されたが、リアドのケガやグエイの去就を含め新加入選手の獲得が市場閉幕ギリギリとなった影響もあって最終的に残留。現在はフィジカルコンディションに問題はないものの、グラスナー監督は先日のチェルシー戦後に同選手がチームとは別でトレーニングを行っていることを明かした。 その際にオーストリア人指揮官は「ロブは現在、個別にトレーニング中だ。我々は一緒に話し合う。彼は理由を知っているが、それはロブと私の間だけのことで、公にすることはない」と、何らかの問題があることを示唆していた。 その指揮官との関係に関してここまでリアクションを見せていなかったホールディングだが、SNS上での変化が確認された。 元々、インスタグラムにあまり投稿を行っていなかったホールディングだが、パレス加入後には加入時の写真やトレーニングセッションの様子を投稿していた。しかし、現在はパレスに関するすべての投稿を削除し、クラブ公式アカウントのフォローも解除。グラスナー監督を含めたクラブの対応に不満があることを示しているようだ。 両者の契約は2026年まで残っており、獲得時には400万ポンド(約7億5000万円)の移籍金も支払っており、契約解除に踏み切る選択肢は困難だが、ヨーロッパの主要リーグはほぼ市場が閉まっており、ここからの移籍も同様に困難と思われる。 2024.09.09 09:20 Mon2
W・ザハが試合前のヒザをつくポーズを拒否「形だけになっている」
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チェルシーが不要と判断したDFチャロバーを突如呼び戻し…今季は鎌田大地の同僚としてクリスタル・パレスで14試合プレー
チェルシーが、クリスタル・パレスにレンタル移籍させたDFトレヴォ・チャロバー(25)を呼び戻すことにしたようだ。イギリス『BBC』が伝えた。 チェルシーの下部組織で育ったチャロバーは、イプスウィッチ・タウンやハダースフィールド・タウン、ロリアンへのレンタル移籍を経験。2021年7月にファーストチームに昇格した。 エンツォ・マレスカ監督が就任した今シーズンは、プレシーズンの段階で構想外に。チームに居場所がないとされた中、クリスタル・パレスへとレンタル移籍。ここまでプレミアリーグで12試合3得点、EFLカップ(カラバオカップ)で2試合に出場していた。 そんな中、チェルシーはディフェンスラインにケガ人が続出したことを受け、チャロバーを早期に呼び戻すことを決断したとのこと。15日に行われるプレミアリーグ第21節のレスター・シティ戦ではクリスタル・パレスで起用できないこととなった。 チャロバーのレンタル移籍に関しては、1月末までに呼び戻せる条項が存在。ヴェスレイ・フォファナ、ブノア・バディアシルがケガで離脱となったことを受け、マレスカ監督が呼び戻しを決断。14日に伝えたとされている。 一方で、突然ディフェンスラインの主軸を失うこととなってしまったクリスタル・パレス。オリバー・グラスナー監督は「契約上の問題」と語るの止め、「彼はここに留まりたいと望んでいるが、チェルシーが決断を下す」とチェルシー次第だと語っていた。 シーズン当初は不要な選手の中に入り、実際にチームを離れたチャロバー。チェルシーで再びポジションを確保することはできるだろうか。 2025.01.15 22:10 Wed4
クリスタル・パレスアカデミー出身の元選手が34歳で逝去…服役、ポルノ男優転身の過去も
かつてクリスタル・パレスのアカデミーに所属していたオリバー・スペディング(享年34)が、死亡した。イギリス『デイリー・メール』が伝えている。 スペディングはパレスのアカデミーに所属していたもののプロデビューは叶わず。その後は服役していた時期もあったという。 出所後は、塗装職人やデコレーターとして働くなか、クロイドンというアマチュアクラブでサッカーを続けていた。 その後、スペディングはポルノ業界に転身。ダミアン・オリバーという名前で活動していたが、過去のインタビューでは転身を後悔していると語ったこともあったようだ。 古巣のクロイドンは、試合前に1分間の黙とうを実施。スペディングの死に声明を発表している。 「オリバーは数期間にわたってクラブでプレーし、常にチームのために全力を尽くした。とても愛される人物だった」 「彼はクラブのみんなからとても惜しまれ、私たちはこの困難な時期に彼の家族と友人たちに思いを寄せています。オリー、安らかに。トラム(クラブでの愛称)はいつまでもトラムだ」 なお、スペディングの死は未だ明らかになっていない。 <span class="paragraph-title">【写真】亡くなったオリバー・スペディング氏</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="instagram-media" data-instgrm-captioned data-instgrm-permalink="https://www.instagram.com/p/CskA4lQIXYy/?utm_source=ig_embed&utm_campaign=loading" data-instgrm-version="14" style=" background:#FFF; border:0; border-radius:3px; box-shadow:0 0 1px 0 rgba(0,0,0,0.5),0 1px 10px 0 rgba(0,0,0,0.15); margin: 1px; max-width:540px; min-width:326px; padding:0; width:99.375%; width:-webkit-calc(100% - 2px); width:calc(100% - 2px);"><div style="padding:16px;"> <a href="https://www.instagram.com/p/CskA4lQIXYy/?utm_source=ig_embed&utm_campaign=loading" style=" background:#FFFFFF; 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