横浜FMがナム・テヒ弾で先制もリーグ戦6戦未勝利…37歳長友佑都の一撃に遭いFC東京とドロー【明治安田J1第15節】

2024.05.19 17:03 Sun
19日、明治安田J1リーグ第15節のFC東京vs横浜F・マリノスが味の素スタジアムで行われ、1-1ドローで勝ち点1を分け合った。

リーグ最多25得点の一方、失点も多く、7位のFC東京。今節は2試合連続でGK野澤大志ブランドンがゴールマウスを守り、3トップの一角には荒木遼太郎が先発復帰する。
対し、アジア王者まであと一歩に迫る一方、国内で全く勝てなくなった14位の横浜FM。5試合未勝利に2連敗中と低調ぶりが目立つなか、概ねベストメンバーで味スタに乗り込む。

立ち上がりは国内3連敗を避けたい横浜FMが攻勢。前から積極果敢にプレッシングをかけ、パス回しのテンポも非常に良い。このチームにおける渡辺皓太の重要性を改めて感じさせる。

必然的に開始5分、テンポの良いワンタッチorツータッチの連続からヤン・マテウスがカットイン。右足シュートはGK野澤大志ブランドンに阻まれるが、いつになく選手たちが軽快だ。
10分にもチャンス。ヤン・マテウスがカットインの姿勢から柔らかいクロス…渡辺が後方からの浮き玉にダイレクトボレーを放つが、エンリケ・トレヴィザンにブロックされる。

ポゼッションを譲るFC東京は速攻に活路。21分、素早いアタッキングから俵積田晃太がカットインし右足シュート。GKポープ・ウィリアムを脅かすものとはならず。

25分に横浜FMが先制。自陣でのボール奪取からカウンターを発動し、バイタルエリアでFC東京守備陣を左右に揺さぶった挙句、最後はペナルティアーク付近からナム・テヒが右足コントロールショットを叩き込んだ。

1点を追うFC東京は30分、やはり俵積田が左からカットインし右足を一閃。ファーを狙ったシュートの威力は十分だったが、残念ながら枠を捉えず。

“強い時のマリノス”の恐ろしさを見せつけた横浜FMだが、30分過ぎにアクシデント。センターバックの上島拓巳渡邊泰基が頭部どうしで接触し、渡邊は自力で立ち上がれず。

ただでさえ、センターバックの頭数が不足するなか、渡邊は頭部を固定した状態で担架に乗せられ、山根陸との負傷交代(脳震盪による交代)に。喜田拓也が1列下り、出血により頭部を包帯で巻いた上島とコンビを組む。

FC東京は45分、今回も俵積田が左からカットインし右足を一閃。今度は相手DFに当たって際どいコースへ飛んだが、わずかにゴールを逸れてCKに。

45+5分には松木玖生の鋭いサイドチェンジから好機が広がり、最後は松木自らペナルティアーク付近で左足ミドル。相手DFの腕に当たってCKとなるが、VAR介入のハンドはない。

そんななか、後半開始10秒でビッグチャンス。安斎颯馬がロングボール一本で右サイドを抜け出し、ゴール前へラストパス。滑り込んだ荒木が触れれば1点も、わずかに届かず。

前半終盤から攻勢のFC東京。前半と打って変わってプレッシングもハマりだし、勢いそのままに同点とする。

55分、左サイドから俵積田がクロスを上げると、横浜FM守備陣が跳ね返しきれなかったクリアボールを松木がボックス内で収め、内側へ駆け上がった長友佑都に横パス。37歳のタフネスマンが右足シュートを叩き込んだ。

後半劣勢で追いつかれた横浜FMだが、62分に決めうちと思われる3枚替え。ACL決勝2ndレグを視野に入れたものか、アンデルソン・ロペスエウベル、ヤン・マテウスのブラジリアン3トップを同時に下げる。

FC東京は68分、長友のクロスをファーで待ち構えたバングーナガンデ佳史扶が右足ボレー。利き足と逆で枠を捉えたが、GKポープ・ウィリアムに掻き出される。

試合も終盤の86分、次第に盛り返した横浜FMにもビッグチャンス。途中出場の宮市亮が左からカットインし、ボックス内で長友と小泉慶を剥がして右足シュート。ただ、GKの正面へ飛ばしてしまっては1点はない。

FC東京は最後の最後の90+5分、途中出場の仲川輝人がボックス手前から左足を振るが、わずかにゴール左へ。それからほどなくして主審の笛が鳴り響き、結局、互いに攻め合ったFC東京vs横浜FMは1-1ドロー決着。勝ち点1を分け合った。

横浜FMはこれで国内6戦未勝利だが、下を向く時間はなし。このあと、クラブ史上初のアジア王者を目指した最終決戦に向け、敵地UAEへ飛ぶ。

FC東京は3連勝後の3戦未勝利。とりわけ後半頭に見せた果敢かつ有効なプレッシングを、試合の頭からやりたいところだ。

FC東京 1-1 横浜F・マリノス
【FC東京】
長友佑都(後10)
【横浜FM】
ナム・テヒ(前25)

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明治安田J1リーグ第23節のFC東京vsアルビレックス新潟が13日に国立競技場で行われ、ホームのFC東京が2-0で勝利した。 アビスパ福岡、柏レイソル相手に今シーズンのリーグ戦初の連敗を喫した8位のFC東京は、10日に行われた天皇杯3回戦ではJ2のジェフユナイテッド千葉に1-2で敗戦。今季初の公式戦3連敗となった。 その苦境からのバウンスバックを図った一戦ではリーグ前節から先発1人を変更。ベンチ外の俵積田晃太に代えて遠藤渓太を起用。パリ・オリンピック招集前ラストマッチの2選手ではGK野澤大志ブランドンが先発も、荒木遼太郎はベンチ外。また、試合当日に海外クラブへの移籍を前提とした手続きと準備のため、この試合後の離脱が発表された松木玖生はベンチスタートに。 一方、前節サガン鳥栖にホームで3-4の敗戦を喫した14位の新潟は対戦相手同様に天皇杯ではJ2のV・ファーレン長崎に1-6の惨敗を喫した。その公式戦連敗からのバウンスバックを図ったアウェイゲームではリーグ前節から先発2人を変更。サスペンションの舞行龍ジェームズ代役に遠藤凌、松田詠太郎に代えて長倉幹樹を最前線で起用した。 前からプレスをかけ合う主導権争いが続く中で早い時間帯にゴールが生まれる。開始6分、ハーフウェイライン手前でボールを受けたフリーの小泉慶が左サイドで背後を狙う遠藤渓にミドルレンジのパスを通す。そのまま鋭い縦への運びでボックス内に持ち込んだ遠藤渓は狙いすました右足コントロールシュートをゴール右下隅へ突き刺した。 早々に試合が動いたことで、以降はビハインドを追う新潟がボールを握り、FC東京がカウンターで応戦する構図に落ち着く。時間の経過と共に相手の圧力が弱まり、自分たちのリズムでボールを前進。だが、アタッキングサードではなかなか相手のブロックを揺さぶり切れない。 これに対してホームチームは相手を引き込む形からディエゴ・オリヴェイラ、仲川輝人の中央でボールが収まった際には良い形で攻撃がスピードアップ。両ウイングを絡めた形から相手を引っくり返すことに成功。ただ、決定機まではあと一歩という場面が目立った。 膠着した前半半ばからハーフタイムにかけて互いに狙いの形が出始めると、長谷川元希や谷口海斗がライン間でボールを引き出す新潟が幾度かいい形を作り出すが、谷口らのシュートは至近距離でのブロックに阻まれた。 FC東京の1点リードで折り返した試合は互いに選手交代なしでスタート。立ち上がりから新潟優勢の展開が続くと、50分には左サイドでのショートパスの連続から谷口がボックス左に持ち込んで右足シュート。だが、これは惜しくも枠の右に外れる。さらに、良い距離感でのパス交換で相手のプレスをいなしながら背後を取って長谷川元らに決定機が訪れるが、仕留め切れない。 後半に入って防戦一方を強いられたホームチームは61分に選手交代。ディエゴ・オリヴェイラを下げ、これが青赤でのラストマッチとなる松木を投入。これで松木と仲川が2トップ気味の立ち位置を取る。交代直後にはボックス手前で得たFKを松木が直接狙うが、壁にディフレクトしたシュートはGKに難なくキャッチされた。 この交代もあってうまく試合を膠着させたFC東京は徐々にカウンターを繰り出せるようになると、72分には松木が強靭なフィジカルでマイボールにした流れからボックス内でパスを受け直して得意の左足シュート。だが、これはDFトーマス・デンのゴールカバーに遭う。 一方、再び攻撃の活性化が必要な新潟は谷口、長谷川元を下げて松田、小野裕二を同時投入。すると、この交代直後には松田とのパス交換でボックス右に抜け出した藤原奏哉にビッグチャンス。しかし、グラウンダーのシュートはGK野澤の足を使ったファインセーブに阻まれる。 すると、ピンチの後にはチャンスあり。FC東京に待望の追加点が生まれる。78分、右サイドを起点としたカウンターから前線で身体を張った安斎颯馬の落としに反応した小泉が入れ替わりの形で背後へ抜け出し、絶妙なグラウンダーの折り返しを供給。これをファーにドフリーで走り込んだ途中出場の野澤零温が冷静に右足でゴール左下隅へ流し込み、値千金のJ1初ゴールとした。 その後、GK野澤のフィードミスから新潟にチャンスが訪れるも、これを決め切れず。互いに積極的に交代カードを切った後半終盤は膠着状態が続いたが、要所を締めたFC東京が新潟の反撃を無失点で凌ぎ切った。 この結果、新国立でのJリーグ最多となる5万7885人を集めた白熱の一戦を制したFC東京が公式戦連敗をストップすると共に、海外挑戦の松木、パリ五輪に向かう荒木、野澤を白星で送り出した。一方、決定力を欠いた新潟は公式戦3連敗に。 FC東京 2-0 アルビレックス新潟 【FC東京】 遠藤渓太(前6) 野澤零温(後33) <span class="paragraph-title">【動画】途中投入の野澤零温が値千金のJ1初ゴール!</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="ja" dir="ltr">/<br>待望の追加点は途中出場の若武者<br>\<br>FC東京の見事なカウンター<a href="https://twitter.com/hashtag/%E5%B0%8F%E6%B3%89%E6%85%B6?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#小泉慶</a> のパーフェクトなクロスに合わせた<a href="https://twitter.com/hashtag/%E9%87%8E%E6%BE%A4%E9%9B%B6%E6%B8%A9?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#野澤零温</a> がJ1初ゴール<br><br>明治安田J1リーグ第23節<br>FC東京×新潟<br><a href="https://twitter.com/hashtag/DAZN?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#DAZN</a> &DAZN Freemiumで配信中<br>無料視聴はこちら<a href="https://t.co/aLxvTmOujJ">https://t.co/aLxvTmOujJ</a><a href="https://twitter.com/hashtag/FC%E6%9D%B1%E4%BA%AC%E6%96%B0%E6%BD%9F?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#FC東京新潟</a> <a href="https://t.co/YzrYrtRWdH">pic.twitter.com/YzrYrtRWdH</a></p>&mdash; DAZN Japan (@DAZN_JPN) <a href="https://twitter.com/DAZN_JPN/status/1812090708926378390?ref_src=twsrc%5Etfw">July 13, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.07.13 21:12 Sat
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【J1注目プレビュー|第27節:FC東京vs東京V】ともに流れが悪い中で迎える“東京ダービー”、勝って弾みをつけるのは

【明治安田J1リーグ第27節】 2024年8月17日(土) 19:00キックオフ FC東京(8位/37pt) vs 東京ヴェルディ(13位/34pt) [味の素スタジアム] <span class="paragraph-subtitle">◆前節は惨敗、悪い流れを払拭せよ【FC東京】</span> 前節は川崎フロンターレとの“多摩川クラシコ”に臨んだが、結果は0-3の惨敗。ダメージが大きく残る辛い敗戦となった。 これによりリーグ戦は3試合勝利なし。後半戦に入り、2勝1分け4敗と調子が上がってこない状況だ。 そんな中で迎えるのは”東京ダービー”。絶対に負けられない相手との戦いは、前回対戦で2点差をつけられるも、MF遠藤渓太の土壇場の2ゴールでなんとか追いついた。 ピッチ外の問題も目立つ中で、直近の4試合は全てドロー。そろそろ白黒つけたいところだ。MF松木玖生が移籍したことも影響しているのか、攻撃陣がピリッとしない。東京Vの堅守を破って、膝下K理と勝利を収めたい。 ★予想スタメン[4-2-3-1] GK:野澤大志ブランドン DF:中村帆高、 土肥幹太、岡哲平、 長友佑都 MF:小泉慶、高宇洋 MF:安斎颯馬、荒木遼太郎、遠藤渓太 FW:ディエゴ・オリヴェイラ 監督:ピーター・クラモフスキー <span class="paragraph-subtitle">◆後半戦の悪い流れを変えたい【東京ヴェルディ】</span> 二桁順位で中断期間を過ごしたが、中断明けは2連敗。後半戦はすでに5敗を記録しており、前半戦の負け数を超えてしまった。 直近2試合はいずれも0-1での敗戦。持ち味の堅守は保てているが、いかんせん攻撃陣がピリッとしない。2試合連続ノーゴールでは勝ち点も取れないだろう。 リーグ戦で初の連敗となった中、チームはしっかりと立て直したいところ。前回対戦は手にしかけた勝利を逃すことに。今回はしっかりと勝ち切りたいところだ。 16年ぶりのJ1。残留争いにこのまま巻き込まれることだけは避けたいところだが、ライバルに勝利して残り試合に弾みをつけたいところだ。 ★予想スタメン[3-4-2-1] GK:マテウス DF:綱島悠斗、林尚輝、谷口栄斗 MF:宮原和也、齋藤功佑、森田晃樹、翁長聖 FW:山田楓喜、木村勇大、山見大登 監督:城福浩 2024.08.17 15:05 Sat

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台風10号の影響で静岡で足止め食らったFC東京、広島への移動の目処が立つ…広島サポも労い「感謝しかない」「お気をつけて」「拍手で迎えたい」

広島に向かう新幹線での移動中に缶詰状態となり、急遽静岡県内で宿泊していたFC東京の選手たち。無事に広島に辿り着く目処が立ったという。 現在、日本列島では台風10号の影響で様々な被害が出ており、特に交通の面では、29日に東海道新幹線がストップ。30日も全面運休の予定だったが、東京と三島、名古屋と新大阪は開通するなどしていた。 31日にエディオンピースウイング広島でサンフレッチェ広島と対戦するFC東京の選手たちは、29日に新幹線で移動。昼過ぎに出発したものの、静岡県周辺での激しい雨により新幹線が運転見合わせ。選手のコンディションが低下しはじめたとして、急遽静岡県内で宿泊することを発表していた。 台風の影響で足止めされたFC東京。一方で、広島との試合は、当日に影響がないことから開催予定のまま進んでいた。 30日になっても開催予定の状況が変わらない中、広島の発表によると、FC東京の選手たちは移動の目処がたったとのこと。これにより、通常通り開催されることになるという。 なお、最終の判断は31日の10時ごろに発表されるとのことだ。 予定外の移動を含めて、非常に難しい状況となっている中、試合開催が実現できそうな状況には、広島のファンからもFC東京へ労いの言葉が。「本当にありがとうございます」、「サポーターのみなさんも無事に到着できますように」、「お体にお気をつけて」、「本当にお疲れ様です」、「本当に感謝しかない」、「これは拍手しかない」、「素晴らしいファインプレー」と、感謝のコメントが寄せられている。 広島はJリーグのみならず、天皇杯、YBCルヴァンカップも勝ち上がっており、さらにAFCチャンピオンズリーグ2(ACL2)もスタートする状況。4つのコンペティションを戦うこととなり、超過密日程となる。 そのため、この試合が中止となると、より日程が厳しい状況となるだけに、広島にとっても試合が行える状況は、勝敗以前に有難いこととなる。 2024.08.30 22:58 Fri
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「これでいいの?」「中止にならない理由は?」広島に移動できなかったFC東京は東京に戻ることに…当日入りで即試合にファンは心配と疑問「健康第一の決断を」「安全第一で」

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広島がクラブ新の7連勝で首位浮上! トルガイ・アルスランのハットでFC東京を振り切る【明治安田J1第29節】

31日、明治安田J1リーグ第29節のサンフレッチェ広島vsFC東京がエディオンピースウイング広島で行われ、ホームの広島が3-2で勝利した。 前節の柏レイソル戦を2-0の勝利で終え、30年ぶりの6連勝を収めた2位広島。GK大迫敬介が日本代表に選出されたなか、7連勝を狙う今節は塩谷司が外れ、トルガイ・アルスランが先発した。 対するは台風10号の影響で現地入りに苦戦した9位FC東京。5試合勝利から遠ざかっている苦しい状況に不運が重なった。今節は新戦力のエヴェルトン・ガウディーノが初先発し、森重真人や白井康介もスタメン入り。日本代表から招集を受けた長友佑都はベンチスタートとなった。 先にチャンスを作ったのは立ち上がりのFC東京。広島のビルドアップミスを突き、ディエゴ・オリヴェイラが左足シュート。ピンチのきっかけを作ったGK大迫敬介が落ち着いて対応した。 すると5分、広島が先制。満田誠の左クロスからゴール前で混戦が生まれると、セカンドボールを拾ったのはトルガイ・アルスラン。1つかわしてから右足で流し込んだ。 その後は広島がやや優勢ながら一進一退の攻防が続く。そんな状況を打破したのは再びトルガイ・アルスラン。32分、畳み掛けるなかで加藤陸次樹が右サイドからクロスを入れると、一度は防がれながら粘り、こぼれ球にトルガイ・アルスランが反応。右ポケットから振り向きざまのシュートを決めた。 まずは1点を返そうと攻め込むFC東京だが、ファイナルサードをなかなか攻略できず。前半アディショナルタイム前にはエヴェルトン・ガウディーノが切り返しから左足を振るが、強烈なシュートはGK大迫が弾いた。 互いに選手交代なしで迎えた後半は、再びエヴェルトン・ガウディーノがシュート。FC東京が勢いを増していく。 しかし、広島が川辺駿に代えて塩谷司を投入すると、ボックス内で仕掛けた松本泰志がPKを獲得。トルガイ・アルスランが落ち着いて右隅に決め、ハットトリックを達成した。 堪らずFC東京は2枚交代カードを切るが、直後には広島が速攻から新井直人のシュート。殊勲のトルガイ・アルスランらを下げるが、攻撃の手は止まらない。 それでも意地を見せるFC東京。79分、途中出場の俵積田晃太が左サイドを突破すると、折り返しに走り込んだのはこちらも途中出場の小柏剛。押し込んで2点差に詰め寄る。 さらに後半アディショナルタイム、右CKを得ると仲川輝人がショートコーナーを選択。リターンパスを受けてドリブルで切り込み、クロスが相手のオウンゴールを誘った。 選手交代で流れを変えたFC東京だったが、同点は叶わず試合終了。広島がクラブ記録更新の7連勝を達成し、今節引き分けたFC町田ゼルビアと勝ち点55で並ぶことに。得失点差で上回り、首位に浮上した。 サンフレッチェ広島 3-2 FC東京 【広島】 トルガイ・アルスラン(前5、前32、後18) 【FC東京】 小柏剛(後34) OG(後45+1) <span class="paragraph-title">【動画】トルガイ・アルスランがハットトリック! 2点目はGKの股を抜くシュート</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="ja" dir="ltr">/<br>いとも簡単にゴールを決めてしまう<br>\<a href="https://twitter.com/hashtag/%E3%83%88%E3%83%AB%E3%82%AC%E3%82%A4%E3%82%A2%E3%83%AB%E3%82%B9%E3%83%A9%E3%83%B3?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#トルガイアルスラン</a> 今日2得点!<br>ゴール前でのこの落ち着き<br><br>明治安田J1リーグ第29節<br>広島×FC東京<br><a href="https://twitter.com/hashtag/DAZN?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#DAZN</a> 配信中<a href="https://twitter.com/hashtag/%E5%BA%83%E5%B3%B6FC%E6%9D%B1%E4%BA%AC?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#広島FC東京</a> <a href="https://t.co/l6Uh3RjOFj">pic.twitter.com/l6Uh3RjOFj</a></p>&mdash; DAZN Japan (@DAZN_JPN) <a href="https://twitter.com/DAZN_JPN/status/1829824616149238161?ref_src=twsrc%5Etfw">August 31, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.08.31 20:39 Sat
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「感謝しかない」「本当にありがとう」紆余曲折経てFC東京が広島入り、試合開催が決定…超過密日程を避けられた広島も感謝「心より感謝いたします」

サンフレッチェ広島は31日、31日に予定されている明治安田J1リーグ第29節のFC東京戦を予定通り開催することが決定したことを発表した。 台風10号の影響で多くの試合に影響が出ると見られていた中、すでにJ1で4試合、J2で1試合の中止が決定している。 そんな中、広島での試合も開催に影響があると見られていた中、29日に移動を試みたFC東京が新幹線の中で長時間立ち往生。運休となり、静岡県内に一泊すると、30日にも移動を試みたものの断念。バスで東京へと戻っていたことを発表していた。 選手の移動やコンディションに関して様々な意見が出ていた中、広島によればFC東京は31日に航空機で近県に到着。試合の開催が可能になったとのことだ。 広島は「FC東京の皆様は一昨日、広島への新幹線がストップし車中で長時間待機する事態になり、改めて羽田からの航空便で今朝がた近県の空港に到着しました。台風に翻弄されても、試合成立のためにご努力いただいた、選手、スタッフの皆様に心より感謝いたします」と感謝のコメントをしている。 広島のファンは「感謝しかない」、「本当にありがとう」、「拍手で迎えます」、「スタッフも関係者もありがとう」と感謝の気持ちを示している。 なお、試合開催が可能となったことでチケットの払い戻しはなしに。東京から向かえないファンは「リセールとか制度を見直した方が良い」、「今回は諦めます」、「選手が無事に帰ってきてほしい」とコメントしていた。 2024.08.31 10:58 Sat
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アウェイ広島戦のFC東京、新幹線の運転見合わせに直面…静岡県内で急きょ宿泊

FC東京は30日、台風10号下のチーム現状をクラブ公式SNSで報告した。 31日の明治安田J1リーグ第29節でサンフレッチェ広島のホームに乗り込むFC東京。台風の影響を考慮し、29日に新幹線で広島に出発したが、静岡県周辺での激しい雨により、運転見合わせに直面したという。 これにより、「選手のコンディション低下」が見受けられ、静岡県内で急きょ宿泊の運びに。以降のチーム状況についてはわかり次第、知らせるとしている。 2024.08.30 08:10 Fri

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