ユーロ初出場控えるジョージア代表、数少ない欧州5大リーグ組のエースにブレイク兆し…“クヴァラ世代”23歳ミカウタゼ
2024.04.17 19:00 Wed
ユーロ初出場を控えるジョージア代表。欧州最前線でプレーする数少ない1人が、シーズン終盤にきてブレイクの兆しを見せている。
黒海に面した“東欧より東欧”ジョージアは20世紀後半の独立後、欧州サッカーの最前線からかけ離れた存在。しかし、FWクヴィチャ・クワラツヘリア(ナポリ)にGKギオルギ・ママルダシュヴィリ(バレンシア)…突如として台頭した22〜24歳の“クヴァラ世代”に引っ張られたジョージア代表は、建国以来初の国際舞台、ユーロ2024への出場を勝ち取った。
攻撃の核はもちろん昨季セリエA最優秀選手のクヴァラで、守りの要はママルダシュヴィリ。そこへここ最近、リーグ・アン(フランス1部)のメスに所属する同代表エースFWジョージズ・ミカウタゼ(23)がレベルアップを遂げているのだ。
ミカウタゼはフランス生まれの23歳。メスでプロデビューを飾ったなか、今季からアヤックスへ完全移籍も出番はほぼなく、1月に半年レンタルで古巣へ。昨季のメスはリーグ・ドゥ(フランス2部)だったため、ミカウタゼにとってキャリア初のリーグ・アンとなった。
昨季リーグ・ドゥで37試合23得点のストライカーは、慣れ親しんだメスで今季、リーグ・アン15試合9得点3アシスト。直近2試合はブレストとRCランス相手に2得点ずつで計4得点だ。
ジョージアの地元紙『Kviri Spalitra』もミカウタゼについて「2試合連続で2ゴール。ジョージア代表のエースが調子を上げている」と題し、ユーロ2024に向けて調子も評価も高まるストライカーを称えている。
黒海に面した“東欧より東欧”ジョージアは20世紀後半の独立後、欧州サッカーの最前線からかけ離れた存在。しかし、FWクヴィチャ・クワラツヘリア(ナポリ)にGKギオルギ・ママルダシュヴィリ(バレンシア)…突如として台頭した22〜24歳の“クヴァラ世代”に引っ張られたジョージア代表は、建国以来初の国際舞台、ユーロ2024への出場を勝ち取った。
攻撃の核はもちろん昨季セリエA最優秀選手のクヴァラで、守りの要はママルダシュヴィリ。そこへここ最近、リーグ・アン(フランス1部)のメスに所属する同代表エースFWジョージズ・ミカウタゼ(23)がレベルアップを遂げているのだ。
昨季リーグ・ドゥで37試合23得点のストライカーは、慣れ親しんだメスで今季、リーグ・アン15試合9得点3アシスト。直近2試合はブレストとRCランス相手に2得点ずつで計4得点だ。
昨季の活躍から、すでにジョージア代表でセンターフォワードの定位置を掴んでいたミカウタゼだが、欧州5大リーグやそれに準ずるベルギーやスイス、オーストリアといったリーグでプレーする選手がさほど多くないジョージア代表にとって、ここ最近のミカウタゼは嬉しい限り。
ジョージアの地元紙『Kviri Spalitra』もミカウタゼについて「2試合連続で2ゴール。ジョージア代表のエースが調子を上げている」と題し、ユーロ2024に向けて調子も評価も高まるストライカーを称えている。
クヴィチャ・クワラツヘリアの関連記事
ジョージアの関連記事
ユーロの関連記事
記事をさがす
|
クヴィチャ・クワラツヘリアの人気記事ランキング
1
クワラツヘリアを失ったナポリ、PSVのウインガーに40.4億円を提示も完全拒否
パリ・サンジェルマン(PSG)にジョージア代表FWクヴィチャ・クワラツヘリアが移籍したナポリ。穴埋めを目指す中でPSVのオランダ代表FWノア・ラング(25)を目指している。 左ウイングを主戦場とするノア・ラング。アヤックスの下部組織出身で、トゥベンテやクラブ・ブルージュでプレーし、2023年7月からPSVでプレー。PSVでは公式戦45試合に出場し11ゴール10アシストを記録。左ウイングを補強したいナポリが目をつけることとなった。 クワラツヘリアは約7000万ユーロ(約113億1000万円)の移籍金でPSGへと移籍した中、ラングにもオファー。オランダ『AD』によると、PSVに2500万ユーロ(約40億4000万円)を提示したとされるが、PSVは完全に拒否したという。 ラングはナポリ行きを望んでいるともされるが、無理に退団を目指すことはないとのこと。ナポリはマンチェスター・ユナイテッドのアルゼンチン代FWアレハンドロ・ガルナチョも狙っているとされるが、残りの少ない時間で補強は成功するだろうか。 2025.01.29 23:35 Wed2
ナポリがミランFWオカフォーを買取OP付きレンタルで獲得
ナポリは3日、ミランのスイス代表FWノア・オカフォー(24)を買い取りオプション付きレンタルで獲得したことを発表した。レンタル料は150万ユーロ(約2億4000万円)、今季終了後に買い取る際の移籍金は2350万ユーロ(約37億6000万円)となっている。 2023年夏にザルツブルクからミランに加入したオカフォーは昨季、セリエA28試合6ゴール2アシストとバックアッパーながらまずまずのスタッツを記録。しかし今季はパウロ・フォンセカ前監督、セルジオ・コンセイソン現監督に評価されず、ここまで公式戦17試合(うち先発は7試合)出場1ゴール2アシストに終わっていた。 この冬にはライプツィヒへの移籍が決まりかけていたが、メディカルチェックに引っかかり破談となっていた。 ナポリではFWクヴィチャ・クワラツヘリア(23)がパリ・サンジェルマン(PSG)に旅立った中、さまざまなターゲットが浮上していたが、オカフォーが後釜となった。 2025.02.04 08:00 Tue3
“クヴァラ代役”探すナポリ、サン=マクシマンの名前が急浮上も素早い動きが必須に
ナポリが、アル・アハリからフェネルバフチェへレンタル中のフランス人FWアラン・サン=マクシマン(27)の獲得に動いているようだ。イタリア『スカイ・スポルト』が報じている。 今冬の移籍市場でジョージア代表FWクヴィチャ・クワラツヘリアをパリ・サンジェルマンに売却したナポリ。その左ウイングの後釜としてはマンチェスター・ユナイテッドのアルゼンチン代表FWアレハンドロ・ガルナチョ(20)、ドルトムントのドイツ代表FWカリム・アデイェミ(23)の若手2選手をリストアップしていた。 しかし、いずれの交渉も難航したまま2月3日の移籍市場閉幕が迫っており、新たな候補としてサン=マクシマンの名前が急浮上している。 ニューカッスルで背番号10を背負い、プレミアリーグでもトップクラスのドリブラーとの評価を確立していた27歳FWは2023年夏にサウジアラビアの強豪クラブへ完全移籍。昨年夏からはフェネルバフチェへレンタル移籍で加入し、ジョゼ・モウリーニョ監督率いるトルコの強豪でここまでは公式戦24試合3ゴール4アシストの数字を残している。 報道によれば、ナポリとサン=マクシマンの間では移籍に向けて合意がなされているものの、問題はサウジアラビアの移籍期間が終了する1月31日までにサン=マクシマンのフェネルバフチェとのレンタル契約を解消する必要があるという。 フェネルバフチェに関しては今冬の市場が2月11日まで開いており、代役を探す時間は十分に残されている。ただ、アル・アハリ側に時間的な余裕がないため、事務手続きを含めた最終盤の交渉の行方がナポリ行きのカギを握っている。 2025.02.01 12:30 Sat4
トルコで士気ゼロ&構想外の31歳ツィエク、クヴァラ売却へ向かうナポリの視界に入ったか ガルナチョらと後釜候補に
モロッコ代表MFハキム・ツィエク(31)がナポリの視界に入ったようだ。複数のイタリア紙が伝える。 アヤックスで名を上げてチェルシーへ移籍、22年W杯ではモロッコの4強入りに貢献したツィエク。チェルシー時代は評価が安定せずも、間違いなく当代有数の左利きアタッカーである。 23-24シーズンにチェルシーからガラタサライへレンタル移籍すると、今季は完全移籍に移行。しかし、監督との関係悪化などからモチベーションが極端に低下し、昨年12月2日を最後に出場がない。事実上の構想外だ。 そんななか、ナポリはジョージア代表FWクヴィチャ・クワラツヘリアのパリ・サンジェルマン(PSG)移籍が限りなく濃厚となり、ここ1〜2日で複数の後釜候補をリストアップ。 アレハンドロ・ガルナチョ(マンチェスター・U)、フェデリコ・キエーザ(リバプール)、ガレーノ(ポルト)、エドン・シェグロヴァ(リール)と並んでツィエクも視界に入れたそうだ。 ツィエクは昨秋、ガラタサライのオカン・バラク監督について「あんなに下手なコーチを見たことがない」と言い放ち、「もう何も求めない。僕は自分がやりたいことをする」とも。 チームがトルコ1部首位と好調で、ツィエクの居場所などすでにないが、今後の動向やいかに。 2025.01.14 19:20 Tue5
クワラツヘリアの後釜確保が難航のナポリ、ミランFWオカフォーを代案に準備か
ナポリがミランのスイス代表FWノア・オカフォー(24)に迫っているようだ。イタリア『カルチョメルカート』が報じた。 ジョージア代表FWクヴィチャ・クワラツヘリア(23)をパリ・サンジェルマン(PSG)へ放出したものの、いまだ後釜を確保できていないナポリ。さまざまなターゲットが浮かび上がったなか、移籍市場閉幕が迫りアル・アハリからフェネルバフチェへレンタル移籍中のフランス人FWアラン・サン=マクシマン(27)と個人合意に達したという報道が出た。 レンタル加入を目論むものの、保有元のアル・アハリ、現レンタル先のフェネルバフチェを巡って事態は複雑化。代わる選択肢としてオカフォーに目をつけたようで、同じく興味を示していたアタランタを上回って個人間合意に達したという。 ミランとは移籍方式について交渉中。買い取りオプション付きのレンタル移籍で話を進め、他の取引が成立しなかった場合の準備を進めているようだ。 今冬はRBライプツィヒ移籍へと迫ったオカフォーだが、メディカルチェックをパスできず白紙に。ミランは引き続き放出する意向で、前線補強を望むトッテナムなどからの関心も報じられた。 2023年7月にザルツブルクからミランへと加わった24歳FW。加入してから序列を覆すことはできておらず、今シーズンは公式戦17試合で1ゴール2アシストにとどまっている。 2025.02.03 23:00 Monジョージアの人気記事ランキング
1
16歳ヤマル、スペイン代表で最年少デビュー&ゴール 「すべてに満足」
スペイン代表FWラミン・ヤマルが喜びを語った。 2007年の16歳だが、今季のバルセロナでレギュラーを掴み、スペイン代表に初招集のヤマル。8日に行われたユーロ予選のジョージア代表戦では前半終了間際にダニ・オルモとマルコ・アセンシオの負傷交代というアクシデントによるものだったが、さっそく出番が来た。 これでガビの17歳62日を1年以上も上回る16歳57日でA代表デビューを果たしたヤマルだが、それだけに終わらず、74分に左サイドを突破したニコ・ウィリアムズの折り返しからゴールもマーク。もちろん、このゴールも代表の最年少記録を更新するものとなっている。 欧州サッカー連盟(UEFA)の公式サイト『UEFA.com』によると、試合後のヤマルはこうコメントしている。 「最初からとても快適だったよ。前半の終わりから出て、最後までずっとプレーできた。居心地が良かったし、すべてに満足だ」 また、ゴールについては「ニコのお膳立てがすべてだ」とニコ・ウィリアムズに感謝しながら振り返っている。 「彼が僕にGKとの一対一の場面を作ってくれたんだ。だから、僕は自分の身体と魂のままにボールを蹴り込むだけだった。それだけだ!」 2023.09.09 09:45 Sat2
「この感覚を味わうならお金を払っても良い」悲願のユーロ初出場、指揮を執る元フランス代表DFのサニョル監督が継続を誇る「何事も時間が必要だ」
ジョージア代表のウィリー・サニョル監督が、初のユーロ出場を喜んだ。フランス『レキップ』が伝えた。 26日、ユーロ2024予選プレーオフ決勝が行われ、ジョージア代表はギリシャ代表と対戦。堅い試合となった中で120分間を通じてゴールは生まれず。PK戦の末にジョージアが勝利を収めた。 ジョージアにとっては初の国際大会の出場。悲願のユーロ出場を決めたサニョル監督は、現役時代はサンテチェンヌ、モナコ、バイエルンでプレー。フランス代表でも右サイドバックを支えるなど活躍。引退後はU-21フランス代表やボルドーで監督を務め、バイエルンでも暫定監督を経験。2021年2月にジョージア代表監督に就任していた。 就任後、カタール・ワールドカップ予選では結果を残せなかったものの、UEFAネーションズリーグ2022-23では無敗で終え、今回のユーロ予選もスペイン代表、スコットランド代表、ノルウェー代表などと同居した中でグループステージを勝ち上がり、ついに悲願を達成した。 サニョル監督は「過去には私が辞めるべきだったと考えている人もいた」とコメント。それでも、時間が掛かるものだと考え、ここまでやり続けてきたことを誇りに思っているとした。 「私が時々説明しようとしているのは、何かを達成したいならば、時間が必要だということだ。サッカーでは1カ月や半年で全てを変えることなどできない。時間が必要なんだ。常に、何事にも時間は必要だ」 「今日のような感覚を味わうためならば、お金を払っても良い。試合前に聞かれたとしてもだ。最高の気分だ」 「この3年間ずっと良い気分だったし、素晴らしい人たちに囲まれていた」 2024.03.27 11:11 Wed3