チェルシーMFコバチッチはシティ移籍へ? 代理人が交渉と報道、契約は残り1年
2023.04.22 21:52 Sat
チェルシーのクロアチア代表MFマテオ・コバチッチ(28)だが、今夏プレミアリーグのライバルに移籍する可能性があるようだ。
ディナモ・ザグレブ、インテル、レアル・マドリーとエリート街道を歩んでいたコバチッチ。2018年8月にチェルシーへとレンタル移籍すると、2019年7月に完全移籍し、活躍の場をイングランドに移した。
これまでチェルシーでは公式戦217試合に出場し6ゴール14アシストを記録。チェルシーの中心選手として活躍しているが、契約は2024年夏までとなっている。
そのコバチッチだが、マンチェスター・シティが獲得に関心を寄せているとのこと。シティはドイツ代表MFイルカイ・ギュンドアンやポルトガル代表MFベルナルド・シルバに退団の可能性がある状況。中盤の選手の入れ替えが起こる可能性が高い。
ドルトムントのイングランド代表MFジュード・ベリンガム(19)の獲得を目指しているものの、ライバルの多さ、そして移籍金の高さから他のターゲットも狙っているという。
昨夏も移籍の噂が浮上したコバチッチ。ジョゼップ・グアルディオラ監督が獲得を望んでいるとのことで、この先も交渉は続くとみられている。
チェルシーは30人の選手が所属。多額の投資の跳ね返りとして、今夏は人員整理が必須。残り1年の契約で、いくらか現金に変えることができるのであれば、手放すことも大いにありそうだ。
ディナモ・ザグレブ、インテル、レアル・マドリーとエリート街道を歩んでいたコバチッチ。2018年8月にチェルシーへとレンタル移籍すると、2019年7月に完全移籍し、活躍の場をイングランドに移した。
これまでチェルシーでは公式戦217試合に出場し6ゴール14アシストを記録。チェルシーの中心選手として活躍しているが、契約は2024年夏までとなっている。
ドルトムントのイングランド代表MFジュード・ベリンガム(19)の獲得を目指しているものの、ライバルの多さ、そして移籍金の高さから他のターゲットも狙っているという。
ボスニア・ヘルツェゴビナ『N1』のジャーナリストであるハリス・ムルコンヤ氏が伝えるところによると、コバチッチの代理人がロンドンにおり、シティと移籍について話し合っているという。
昨夏も移籍の噂が浮上したコバチッチ。ジョゼップ・グアルディオラ監督が獲得を望んでいるとのことで、この先も交渉は続くとみられている。
チェルシーは30人の選手が所属。多額の投資の跳ね返りとして、今夏は人員整理が必須。残り1年の契約で、いくらか現金に変えることができるのであれば、手放すことも大いにありそうだ。
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