長野Lが逃げ切りで暫定首位に!決勝進出は明日の浦和L次第《WEリーグ杯》

2022.09.24 20:20 Sat
24日、2022-23 WEリーグカップ・グループステージ(GS)第6節グループAの2試合が各地で開催された。決勝進出が懸かるAC長野パルセイロ・レディースは、ホームでアルビレックス新潟レディースと対戦。開始早々の2分、左サイドの敵陣中央でFKを獲得すると、福田ゆいのキックに瀧澤莉央が頭で合わせて古巣相手にゴールを奪う。

37分には高く上がったクリアボールをボックス内で福田が収めて後方へ下げ、ボックス手前左から岡本祐花が左足一閃。強烈なミドルシュートを右隅に沈めた。
2点のリードで迎えた後半は、78分に新潟のエース、道上彩花に角度のない位置から虚を突かれて1点を返されたものの、最終盤には交代カードも利用しながらしのぎ切って2-1で逃げ切り勝ち。暫定ながら首位に浮上し、明日行われる三菱重工浦和レッズレディースの結果を待つ。

浦和がちふれASエルフェン埼玉に勝利した場合、浦和がグループAの首位に(勝ち点11で浦和と長野が並び、両者の対戦は2-2のため、得失点差による)。浦和が引き分け以下の場合は、長野の決勝進出が決定する。
女川スタジアムで行われたマイナビ仙台レディースvs大宮アルディージャVENTUSの一戦は、仙台が今季初勝利を収めた。

仙台は開幕戦以来の先発起用となった後藤三知を筆頭にチャンスを迎えるも、度々の決定機を決められないまま後半のアディショナルタイムまで推移し、このまま試合終了かと思われた。

だが追加タイム3分、左CKを獲得すると、中島依美のキックをファーで高平美憂が拾って折り返し、市瀬菜々が頭で合わせる。渾身のヘディングがネットを揺らし、最後の最後で均衡を破ると、直後に試合終了のホイッスル。仙台が1-0で勝利し、今季初白星を手にしている。

なお、グループBは明日最終節が行われ、INAC神戸レオネッサが5点差以上で勝利すればINACが、そうでない場合は日テレ・東京ヴェルディベレーザが首位となる。

決勝戦は10月1日に味の素フィールド西が丘で行われる。

◆WEリーグカップ グループステージ 第6節
▽9月24日
グループA
マイナビ仙台レディース 1-0 大宮アルディージャVENTUS
AC長野パルセイロ・レディース 2-1 アルビレックス新潟レディース

▽9月25日
グループA
ちふれASエルフェン埼玉 vs 三菱重工浦和レッズレディース
グループB
INAC神戸レオネッサ vs サンフレッチェ広島レジーナ

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I神戸は執念の逆転勝利で首位譲らず! 追走する2位東京NBは4発大勝、女王浦和は足踏み続くS広島Rをかわし3位へ【SOMPO WEリーグ】

23日と24日にかけて、2024-25 SOMPO WEリーグ第10節の6試合が行われた。 依然無敗で首位を走るINAC神戸レオネッサ(勝ち点21)は、5位ジェフユナイテッド市原・千葉レディース(勝ち点14)とのアウェイゲーム。前半は互いにゴールに迫りながらゴールレスで終えるも、58分に千葉Lが先制。稲山美優が右サイドからクロスを上げ直すと、低いボールにニアで合わせたのは小林莉々子。ホームチームが均衡を破る。 ビハインドで終盤に突入したI神戸だが、守屋都弥のボレーからカルラ・モレラがこぼれ球を身体で押し込み79分に同点。さらに後半アディショナルタイム、守屋のクロスが千葉Lのハンドを誘い、カルロタ・スアレスがPKから今シーズン6点目。直近2試合ドローだったI神戸が逆転勝利を収め、首位をキープした。 こちらも2試合勝利がなかった2位日テレ・東京ヴェルディベレーザ(勝ち点19)は、開幕から未勝利続く最下位・大宮アルディージャVENTUS(勝ち点3)をホームに迎えての一戦。東京NBは21分、松田紫野が左上にシュートを突き刺して先制。8分後にはショートカウンターから土方麻椰が仕留める。 37分には、チーム最多得点の山本柚月が左ポケットからのダイレクトシュートで今シーズン5点目。後半は菅野奏音も続き、東京NBが大量リードを得ると、甲斐碧海に1点を返されながらも4-1の大勝。3試合ぶりの白星を手にした一方、大宮Vは4連敗となった。 東京NBと同じく3試合ぶりの勝利を狙った3位サンフレッチェ広島レジーナ(勝ち点17)。8位AC長野パルセイロ・レディース(勝ち点10)の本拠地に乗り込むと、先手を取ったのはホームのAC長野。岡本祐花の左クロスから大内梨央がルーズボールを蹴り込んだ。 AC長野は川船暁海がGKとの一対一を迎える場面もあったが、リードは広げられず後半へ。高橋雛に訪れた決定機も逃したが、S広島Rの反撃を凌ぎ、今シーズン初の連勝。S広島Rは3試合未勝利となった。 2連覇中で4位の三菱重工浦和レッズレディース(勝ち点16)は、延期されていた第4節を20日に行い、ちふれASエルフェン埼玉と1-1のドロー。中3日で6位アルビレックス新潟レディース(勝ち点13)とのアウェイ戦に臨んだ。 前半は高橋はな、塩越柚歩の惜しいシュートもあった浦和だが、0-0で折り返し。76分には栗島朱里のボレーが左ポストに直撃する。 新潟Lも86分、川澄奈穂美が右サイドを持ち上がると、逆サイドの滝川結女が左足シュート。こちらも左ポストに阻まれると、浦和の島田芽依のロングシュートもクロスバーに弾かれ、結局ゴールレスドローで決着。勝ち点「1」を分け合ったが、浦和はS広島Rをかわして3位に浮上した。 その他、9位ちふれASエルフェン埼玉(勝ち点8)は7位セレッソ大阪ヤンマーレディース(勝ち点11)を2-1で下し、今シーズン3勝目。下位に沈む11位マイナビ仙台レディース(勝ち点4)vs10位ノジマステラ神奈川相模原(勝ち点6)は、ホームのマイ仙台が逃げ切り、順位が入れ替わっている。 <h3>◆2024-25 SOMPO WEリーグ第10節</h3> ▽11/23(土) ちふれASエルフェン埼玉 2-1 セレッソ大阪ヤンマーレディース 【EL埼玉】 高原天音(後3) 吉田莉胡(後14) 【C大阪】 中西ふう(後45) マイナビ仙台レディース 2-1 ノジマステラ神奈川相模原 【マイ仙台】 大西若菜(後13) 石坂咲樹(後17) 【相模原】 笹井一愛(後37) AC長野パルセイロ・レディース 1-0 サンフレッチェ広島レジーナ 【AC長野】 大内梨央(前20) ▽11/24(日) ジェフユナイテッド市原・千葉レディース 1-2 INAC神戸レオネッサ 【千葉L】 小林莉々子(後13) 【I神戸】 カルラ・モレラ(後34) カルロタ・スアレス(後45+2) アルビレックス新潟レディース 0-0 三菱重工浦和レッズレディース 日テレ・東京ヴェルディベレーザ 4-1 大宮アルディージャVENTUS 【東京NB】 松田紫野(前21) 土方麻椰(前29) 山本柚月(前37) 菅野奏音(後23) 【大宮V】 甲斐碧海(後33) <span class="paragraph-title">【動画】終盤の2ゴールで逆転! 千葉LvsI神戸 ハイライト</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="db2dypUYZHA";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.11.25 18:50 Mon
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ヤングなでしこのキャプテン長江伊吹、U-20女子W杯は濃密で充足感「本当に1カ月間楽しかった」

U-20日本女子代表(ヤングなでしこ)のキャプテン、DF長江伊吹(AC長野パルセイロ・レディース)が1日、U-20女子ワールドカップ(W杯)を終えての帰国報告会見に出席した。 U-20日本女子代表は現地時間8月10日から28日にかけてコスタリカで行われたU-20女子W杯に参加し、準優勝という成績を収めた。 グループステージでは、オランダ、ガーナ、アメリカを破り、3連勝で決勝トーナメント進出。ノックアウトステージではフランス、ブラジルを下し、2大会連続の決勝まで上り詰めたが、ファイナルではスペインに敗れ、惜しくも大会史上初の連覇とはならなかった。 日本はこの大会で3大会連続5度目のフェアプレー賞を受賞。個人ではFW浜野まいか(INAC神戸レオネッサ)が、MVPにあたるゴールデンボール賞を獲得した。日本選手としては2016年大会の杉田妃和に次いで2人目の受賞となった。 キャプテンの長江は、DF竹重杏歌理選手(INAC神戸レオネッサ)がコンディション不良のために不参加となるアクシデントの中でもチームをまとめ上げ、大会では6試合中5試合で先発出場。ディフェンスラインを統率した。 「まずは本日このような報告会を開いていただき、ありがとうございます。私たちは約1年半前に立ち上がって、コロナウイルスの影響で全員で集まることもできなかったり、国内、海外合宿が中止になってしまって海外チームとの試合経験がなかった中での今大会でしたので正直不安な気持ちもありました」 「ですが、チーム立ち上げの際に全員で立てた世界一になるという目標に向かって、一戦一戦戦えたと思うし、日本らしさであるひたむきに最後まで走り切る姿や最後まであきらめない姿を、日本中だけでなく、世界にも見せることができたのではないかと思っています」 「世界一という目標を達成することはできなかったんですけど、多くの方に愛されるチームの一員で戦えたことをとても誇りに思うし、本当に1カ月間楽しかったです。これからもこの経験を決して無駄にしないように1つずつ頑張っていきます。本当に応援ありがとうございました」 大会の中でも課題と成長を実感したようで、勢いに乗った際の海外勢には圧力を感ながらも、失点後の対応や立て直しなど、学んだことは多かったとのこと。また、日本らしい、コンビネーションを使った攻撃やポゼッション能力には手ごたえを感じており、今後も自信を持って続けていきたいと語った。 今後はなでしこジャパン入りも期待されるが、長江は「まだまだ」と謙遜。経験を糧に課題を克服し、まずは所属チームでの結果を残していきたいと述べた。 「いろいろな大陸の国と対戦することができて本当にいい経験ができたなと思う反面、自分に足りないものが明確になった大会でもあったし、まだまだだなと痛感させられた大会でもあった。1つ1つの課題を克服していかなければと思いますし、上に行くにはまだまだだなとも思っています。なでしこジャパンはもちろん目指す場所ではありますけど、まずは自チームに帰ってからの結果を大事にしていきたいと思っています」 長江は今シーズン、INACから長野へ加入した。長野は昨季の守備の要、DF五嶋京香が大宮アルディージャVENTUSへと移籍しており、長江には即戦力としての大きな期待が寄せられている。 <span class="paragraph-title">【写真】パルセイロの新ユニフォームでポーズをとる長江伊吹</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="instagram-media" data-instgrm-captioned data-instgrm-permalink="https://www.instagram.com/p/Cg55-yiM4Hn/?utm_source=ig_embed&amp;utm_campaign=loading" data-instgrm-version="14" style=" background:#FFF; border:0; border-radius:3px; box-shadow:0 0 1px 0 rgba(0,0,0,0.5),0 1px 10px 0 rgba(0,0,0,0.15); margin: 1px; max-width:540px; min-width:326px; padding:0; width:99.375%; width:-webkit-calc(100% - 2px); width:calc(100% - 2px);"><div style="padding:16px;"> <a href="https://www.instagram.com/p/Cg55-yiM4Hn/?utm_source=ig_embed&amp;utm_campaign=loading" style=" background:#FFFFFF; line-height:0; padding:0 0; text-align:center; text-decoration:none; width:100%;" target="_blank"> <div style=" display: flex; flex-direction: row; align-items: center;"> <div style="background-color: #F4F4F4; border-radius: 50%; flex-grow: 0; height: 40px; margin-right: 14px; width: 40px;"></div> <div style="display: flex; flex-direction: column; flex-grow: 1; justify-content: center;"> <div style=" background-color: #F4F4F4; border-radius: 4px; flex-grow: 0; height: 14px; margin-bottom: 6px; width: 100px;"></div> <div style=" background-color: #F4F4F4; border-radius: 4px; flex-grow: 0; height: 14px; width: 60px;"></div></div></div><div style="padding: 19% 0;"></div> <div style="display:block; 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マイ仙台が市瀬の決勝弾で新潟Lを下し開幕3連勝! 千葉L、大宮Vが今季初白星を飾る《WEリーグ》

5日、Yogibo WEリーグ 第3節の4試合が各地で行われた。 開幕連勝スタートを切ったマイナビ仙台レディースはアルビレックス新潟レディースと敵地で対戦。今季初勝利を目指すホームチームの前に苦しみながらも、勝利を収めた。 試合終盤に挙げた市瀬菜々のゴールが決勝点となり、3連勝を飾っている。 試合の主導権は新潟が握り、石淵萌実、道上彩花の前線2人が前半から多くの決定機を迎えた。後半も多数のシュートシーンを作った新潟だったが、仙台はGK松本真未子の好守などで無失点でしのぐと、終了間際に市瀬菜々が値千金の決勝点を挙げる。 89分、仙台は右からのCKを獲得すると、中島依美はストレート性のクロスをニアサイドへ。走り込んだ背番号「3」がストーンの前で合わせ、ヘディングでネットを揺らした。 市瀬のWEリーグ初ゴールで辛勝した仙台が開幕3連勝を達成。対照的に敗れた新潟は3連敗となり、前半に右ヒザを痛めて担架でピッチを後にした武田あすみの容態も心配される。 前節、三菱重工浦和レッズレディースとの打ち合いに敗れた日テレ・東京ヴェルディベレーザは、アウェイでノジマステラ神奈川相模原と対戦し、バウンスバックとなる逆転勝ちを収めた。 キックオフ直後から攻勢に出たN相模原の前に、開始1分も経たずと杉田亜未にゴールを許した東京NBだったが、前半の終了間際になでしこジャパン期待の新生の突破から同点弾を奪取。右サイドの敵陣中央で受けた藤野あおばがえぐりにえぐって右ポケット最深部から折り返し、ゴール前の土方麻椰が押し込んだ。 同点で迎えた60分には先発復帰した植木理子のシュートのこぼれ球を北村菜々美がプッシュして逆転に成功。その6分後には北村のドリブルが大賀理紗子のファウルを誘い、PKを獲得。これを植木がきっちり決め、3-1と快勝を収めている。 NACK5スタジアム大宮では大宮アルディージャVENTUSとちふれASエルフェン埼玉による"さいたまダービー"が行われた。 ボールを握ったのは埼玉だったが、試合を動かしたのは大宮だった。31分、オーバーラップを仕掛けた有吉佐織のクロスに大熊良奈が右足ボレーで合わせると、ジャストミートはしなかったが、結果的にGKのタイミングをずらす絶妙なループとなり、ゴールに吸い込まれた。 昨季は前十字靭帯断裂というケガに泣き、2試合の出場にとどまった大熊。復活を告げるWE初ゴールが決勝点となり、大宮に今季初白星をもたらした。 ともに開幕2連敗を喫しているジェフユナイテッド市原・千葉レディースとAC長野パルセイロ・レディースの一戦は、千葉に軍配が上がった。 36分、右サイドでスローインを入れた鴨川実歩が、大滝麻未のリターンを受けてボックス右まで侵入してグラウンダーで折り返すと、スライディングで対応した長野DF池田玲奈がクリアし切れずゴールイン。追加点こそ奪えなかったものの、鴨川の2試合連続弾が決勝点なり、千葉が逃げ切り勝ちを収めている。 ◆第3節 ▽11月5日 <span style="color:#cc0000;font-weight:700;">ジェフユナイテッド市原・千葉レディース 1</span>-0 AC長野パルセイロ・レディース <span style="color:#cc0000;font-weight:700;">大宮アルディージャVENTUS 1</span>-0 ちふれASエルフェン埼玉 アルビレックス新潟レディース 0-<span style="color:#cc0000;font-weight:700;">1 マイナビ仙台レディース</span> ノジマステラ神奈川相模原 1-<span style="color:#cc0000;font-weight:700;">3 日テレ・東京ヴェルディベレーザ</span> ▽11月6日 三菱重工浦和レッズレディース vs サンフレッチェ広島レジーナ WE ACTION DAY(今節試合なし) INAC神戸レオネッサ 2022.11.05 17:20 Sat

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