“日本の天敵”とも言われたケイヒル氏がベルギークラブの取締役就任「継続的な成長と発展に寄与したい」

2021.08.24 11:25 Tue
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かつては“日本の天敵”とも言われた元オーストラリア代表FWのティム・ケイヒル氏(41)がベルギー・ジュピラー・プロ・リーグに所属するオイペンの取締役に就任した。クラブ公式サイトが発表した。

エバートンやニューヨーク・レッドブルズなど、現役時代に数々のクラブでプレーしてきたケイヒルは、2004年にオーストラリア代表デビューを飾ると、108試合に出場し同国史上最多の50ゴールをマーク。“オーストラリアの英雄”として4度のワールドカップ(2006、2010、2014、2018)出場を果たした。

また、アジアのライバルである日本戦でも多くのゴールを記録。2006年のドイツ・ワールドカップで対戦した際もゴールを決め、コーナーフラッグでシャドーボクシングをするゴールパフォーマンスは何度も見せられてきた。
そのケイヒル氏は、引退後古巣のエバートンのアカデミースタッフとなり、2021年1月からはカルロ・アンチェロッティ監督の下でエバートンのアシスタントコーチを務めていたが、6月に監督の退任とともにチームを去っていた。

オイペンは23日、クラブ公式サイトでケイヒル氏の取締役就任を発表。ケイヒルは意気込みを語っている。
「オイペンの取締役会のメンバーであることを誇りに思い、嬉しく思う。シーズン前にクラブでしばらく過ごし、昨シーズンは遠くから見ていたが、このクラブにはとても大きな可能性があると感じている」

「それはクラブのために一丸となって懸命に働くスタッフがいるからだけではない」

「取締役会、経営陣、スポーツ部門が力を合わせ、クラブのアイデンティティの確立に貢献し、継続的な成長と発展に寄与したいと思う」

「我々のクラブの鼓動は常にファンであり、彼らとより多くの時間を過ごし、我々のクラブについてもっと知ってもらうことを楽しみにしている」

オイペンはかつてFW豊川雄太(セレッソ大阪)も所属していたことがある。

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シュウォーツァーにライアン…GKの宝庫オーストラリアが新たに輩出した23歳ガウチ、プレミアリーグ挑戦へ誓い

オーストラリア代表GKジョー・ガウチ(23)が、新天地アストン・ビラでの意気込みを新たにした。豪『news.com.au』が伝えている。 プレミアリーグの今冬移籍市場最終日となった1日、アストン・ビラはアデレード・ユナイテッドから豪代表通算2キャップのGKガウチを完全移籍で獲得したと発表。アジアカップ2023に控え参加の23歳は4年半契約を結んだ。 現在のオーストラリア代表は、言わずと知れたGKマシュー・ライアンが主将兼絶対的守護神に君臨。バレンシア、ブライトン&ホーヴ・アルビオン、アーセナル、レアル・ソシエダ、AZなどを渡り歩く経験豊富な31歳だ。 そんなライアンがいることで滅多にチャンスのないガウチだが、クラブキャリアではプレミアリーグへのステップアップを掴み取った格好。ビラには世界王者アルゼンチン代表の正守護神GKエミリアーノ・マルティネスがおり、定位置確保は難しいだろうが、裏を返せば学べることは盛りだくさん…何よりまだ23歳と、脂が乗ってくるのはこれからだ。 思い返せば、オーストラリア代表はいつの時代も優秀なGKが揃う。 1990年代中盤〜2010年代初頭にかけては、プレミアリーグ通算514試合出場のマーク・シュウォーツァー氏(51)が君臨して代表通算109キャップ。ミランで欧州制覇も経験した同い年のジェリコ・カラッツ氏(51)は54キャップにとどまり、2006年秋に自ら代表キャリアを終えた。 また、アダム・フェデリチ氏(39)はボーンマスやストーク・シティ、レディングなど、キャリアの大半をイングランドで過ごしたが、シュウォーツァー時代とライアン時代に被ってしまい、2007〜19年の13年間で通算16キャップ。2度のW杯はどちらもベンチから眺めた。 さらに、シュウォーツァー氏、カラッツ氏と同じ“1972年組”のマーク・ボスニッチ氏(52)を覚えているファンはいるだろうか。 こちらはマンチェスター・ユナイテッド、チェルシー、アストン・ビラに在籍歴があり、プレミアリーグ通算208試合出場…ガウチの先輩にあたる。しかしキャップ数は17。同い年2人との激しい競争がそうさせ、オーストラリア代表の一員として21世紀を迎えることができなかった人物だ。 時は流れて2024年、シュウォーツァー氏から未来を託された“まだまだ”若い31歳ライアンが正守護神に君臨し、プレミアリーグ移籍を掴んだ“ものすごく”若い23歳ガウチが2番手に控えるオーストラリア代表。欧州系移民による恩恵も勿論あるが、まさにGKの宝庫と言えよう。 いずれライアンの後継者となるであろうガウチはプレミアリーグ移籍から2週間弱、新天地アストン・ビラでの活躍、ひいてはその先に向けた決意を新たにする。 「ビラは僕のアデレードでの試合をくまなくチェックしてくれて、GKとして、また人間としてどれだけの価値があるか詳細に分析してくれたんだ。そして、ここからまた成長するためのアイデアも交渉中に提示してくれた」 「だから、僕はこれからまだまだ学び、成長し、欠点を克服する謙虚な姿勢で頑張っていく。プロフェッショナルとして最高レベルに到達したい。それまで言い訳はなしだ」 2024.02.14 17:15 Wed
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FC東京FWバーンズやFWケイヒルらオーストラリア代表メンバー発表!《ロシアW杯アジア最終予選》

▽オーストラリアサッカー連盟(AFF)は17日、9月にスタートするロシア・ワールドカップ アジア最終予選に向けたオーストラリア代表メンバー23名を発表した。 ▽今回のメンバーには、MFミル・ジェディナク(クリスタル・パレス)、バレンシアのGKマシュー・ライアン(バレンシア)やFWロビー・クルーズ(レバークーゼン)などが招集されている。また、FWティム・ケイヒル(メルボルン・シティ)やDFトレント・セインズベリー(江蘇蘇寧)、FWネイサン・バーンズ(FC東京)など、アジアでプレーする選手も招集されている。 ▽オーストラリアは、日本、タイ、イラク、サウジアラビア、UAEとグループで同居。9月1日にホームでイラク代表と、同6日にアウェイでUAE代表と対戦する。今回発表されたオーストラリア代表メンバー23名は以下の通り。 <B>◆オーストラリア代表メンバー23名</B> <B>GK</B> <B>アダム・フェデリチ</B>(ボーンマス/イングランド) <B>ミッチェル・ランゲラク</B>(シュツットガルト/ドイツ) <B>マシュー・ライアン</B>(バレンシア/スペイン) <B>DF</B> <B>ミロシュ・デゲネク</b>(1860ミュンヘン/ドイツ) <B>アレックス・ガーズバック</B>(ローゼンボリ/ノルウェー) <B>アポストロス・ギアヌー</B>(広州富力/中国) <B>ライアン・マクゴーワン</B>(河南建業/中国) <B>トレント・セインズベリー</B>(江蘇蘇寧/中国) <B>ブラッド・スミス</B>(ボーンマス/イングランド) <B>マシュー・スピラノビッチ</B>(杭州緑城/中国) <B>ベイリー・ライト</B>(プレストン/イングランド) <B>MF</B> <B>クリストファー・オイコノミディス</B>(ラツィオ/イタリア) <B>ジャクソン・アーバイン</B>(バートン/イングランド) <B>ミル・ジェディナク</B>(クリスタル・パレス/イングランド) <B>マッシモ・ルオンゴ</B>(QPR/イングランド) <B>マーク・ミリガン</B>(バニーヤース/UAE) <B>アーロン・ムーイ</B>(ハダースフィールド/イングランド) <B>トム・ロジック</B>(セルティック/スコットランド) <B>FW</B> <B>ネイサン・バーンズ</B>(FC東京/日本) <B>ティム・ケイヒル</B>(メルボルン・シティ) <B>トミ・ユリッチ</B>(ルツェルン/スイス) <B>ロビー・クルーズ</B>(レバークーゼン/ドイツ) <B>マシュー・レッキー</B>(インゴルシュタット/ドイツ) 2016.08.17 14:43 Wed
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大陸間POに臨むホンジュラス代表が招集メンバー25名を発表!《ロシアW杯大陸間プレーオフ》

▽ホンジュラスサッカー連盟(FENAFUTH)は27日、オーストラリア代表とのロシア・ワールドカップ(W杯)予選大陸間プレーオフに臨むホンジュラス代表メンバー25名を発表した。 ▽ロシアW杯北中米カリブ海予選で4位となったホンジュラス。アジア予選プレーオフでシリア代表に勝利したオーストラリアとの大陸間プレーオフで本大会出場を目指す。 ▽本大会出場を懸けた運命のプレーオフに向けてホンジュラスを率いるホセ・ルイス・ピント監督は、北中米カリブ海予選で6ゴールを記録したFWアンソニー・ロサーノ(バルセロナB)や予選4ゴールのFWアルベルト・エリス(ヒューストン・ダイナモ)、MFブリアン・アコスタ(テネリフェ)ら4位と躍進したリオ五輪メンバーを中心に招集した。 ▽大陸間プレーオフの1stレグは11月10日にサン・ペドロ・スラで、同15日にシドニーで2ndレグを戦う。今回発表されたホンジュラス代表メンバー25名は以下のとおり。 <span style="font-weight:700;">◆ホンジュラス代表メンバー25名</span> <span style="font-weight:700;">GK</span> <span style="font-weight:700;">ドニス・エスコベル</span>(オリンピア) <span style="font-weight:700;">リカルド・カナレス</span>(ビダ) <span style="font-weight:700;">DF</span> <span style="font-weight:700;">アランス・バルガス</span>(レアル・エスパーニャ) <span style="font-weight:700;">エヴァ・アルバラード</span>(オリンピア) <span style="font-weight:700;">ジョニー・パラシオス</span>(オリンピア) <span style="font-weight:700;">カルロス・サンチェス</span>(ホンジュラス・プログレソ) <span style="font-weight:700;">ヘンリー・フィゲロア</span>(モタグア) <span style="font-weight:700;">フェリックス・クリサント</span>(モタグア) <span style="font-weight:700;">ブライアン・ベッケレス</span>(ネカクサ/メキシコ) <span style="font-weight:700;">マイノル・フィゲロア</span>(FCダラス/アメリカ) <span style="font-weight:700;">エミリオ・イサギーレ</span>(アル・ファイハ/サウジアラビア) <span style="font-weight:700;">MF</span> <span style="font-weight:700;">ホルヘ・クラロス</span>(レアル・エスパーニャ) <span style="font-weight:700;">マリオ・マルティネス</span>(レアル・エスパーニャ) <span style="font-weight:700;">セルヒオ・ペーニャ</span>(CDレアル・ソシエダ) <span style="font-weight:700;">オリバー・モラサン</span>(フティカルパ) <span style="font-weight:700;">アレクサンデル・ロペス</span>(オリンピア) <span style="font-weight:700;">ミチャエル・チリノス</span>(オリンピア) <span style="font-weight:700;">カルロス・ディスキュア</span>(モタグア) <span style="font-weight:700;">オスカル・ガルシア</span>(ヒューストン・ダイナモ/アメリカ) <span style="font-weight:700;">アルフレッド・メヒーア</span>(クサンティ/ギリシャ) <span style="font-weight:700;">ブリアン・アコスタ</span>(テネリフェ/スペイン) <span style="font-weight:700;">FW</span> <span style="font-weight:700;">アンソニー・ロサーノ</span>(バルセロナB/スペイン) <span style="font-weight:700;">ロメル・キオト</span>(ヒューストン・ダイナモ/アメリカ) <span style="font-weight:700;">アルベルト・エリス</span>(ヒューストン・ダイナモ/アメリカ) <span style="font-weight:700;">カルロ・コストリー</span>(オリンピア) 2017.10.28 00:46 Sat

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