「緊張感はずっとあった」パリ行きの切符を手にした植木理子、本大会への競争に「どれだけアピールできるか」

2024.02.29 22:20 Thu
終盤に出場した植木理子
©超ワールドサッカー
終盤に出場した植木理子
なでしこジャパンのFW植木理子(ウェストハム)が、オリンピック出場を喜んだ。

28日、パリ・オリンピック アジア最終予選の第2戦が国立競技場で行われ、なでしこジャパンは北朝鮮女子代表と対戦した。

第1戦はゴールレスで終わっており、勝った方が五輪行きを決めるという試合に。高橋はな(三菱重工浦和レッズレディース)のゴールで先制すると、後半2位は藤野あおば(日テレ・東京ヴェルディベレーザ)がヘディングでゴールを奪い追加点。その後1点を返されるが、2-1でなでしこジャパンが勝利し、パリ・オリンピックの切符を手にした。
植木は2-1でリードしたまま89分に田中美南(INAC神戸レオネッサ)と交代して出場。アディショナルタイムを含めてのプレーとなった。

試合後のメディア取材に応じた植木は「勝っていたので前から行くところ、守備の部分での役割っていうのはありましたし、攻撃の部分でも無理に行くというよりは、ボールを大事にしながら、チャンスがあればゴールを狙いに行きました」と自身の役割について語り、「まずは勝ち切れたことが1番の収穫です」と、しっかりと試合を締められたことを喜んだ。
大一番を前に、負ければ多くのものを失ってしまう可能性もあったなか、チームとしては緊張感があったという。

「結構チーム全体的に緊張感というのはずっとあったので、そういう意味では大一番という意識は全員があったと思います」

それでもしっかりと勝利を収め、パリ行きが決定。「ここから選手間の競争は高まると思います。そこに向けてやっていきたいですし、まずは自チームに戻って、どれだけアピールできるかかなと思います」と語り、本大会のメンバー入りに向けてのアピールが必要だと語った。

2試合を通じて攻撃面は苦しんだ日本。第2戦でもシュート数はそこまで多くはならなかった。

植木は「攻撃の部分ではもっともっとコンビネーションや関わりを増やすことで改善できると思います」と、改善の余地があるとしながらも「相手も必死にやってくるので、その中で2点取れたことは良かったと思います」と、難しい戦いでもしっかりとゴールを重ねられたことは良かったとした。

植木理子の関連記事

8日、トレーニングマッチでなでしこジャパンとコロンビア女子代表が対戦した。 6日にヨドコウ桜スタジアムで対戦した両者。コロンビアが1つのチャンスを活かして先制するも、日本は試合最終盤にPKを獲得し1-1のドローに終わった。 中1日で行われた戦い。日本は11人全てを入れ替え、GKに大熊茜、DFは右から遠藤優、 2025.04.08 16:56 Tue
6日、ヨドコウ桜スタジアムで、なでしこジャパンvsコロンビア女子代表の国際親善試合が行われ、1-1のドローに終わった。 2月に行われたSheBelieves Cupで初陣を飾ったニルス・ニールセン体制のなでしこジャパン。3連勝をおさめて大会初優勝を成し遂げた中、国内初陣となった。 ケガなどにより数名が招集さ 2025.04.06 16:05 Sun
日本サッカー協会(JFA)は27日、コロンビア女子代表との国際親善試合に臨むなでしこジャパンのメンバーを発表した。 2月にアメリカで開催された『2025 SheBelieves Cup』を3戦全勝で初制覇のなでしこジャパン。ニルス・ニールセン新監督体制で最高のスタートを切ったなか、4月6日にコロンビアをヨドコウ桜 2025.03.27 14:18 Thu
なでしこジャパン(女子日本代表)は日本時間24日、2025 SheBelieves Cupの第2戦でコロンビア女子代表と対戦し、4-1で快勝した。 ニルス・ニールセン監督が就任した新生なでしこジャパン。その初陣となった2025 SheBelieves Cupの初戦では田中美南の2ゴールの活躍などでオーストラリア女 2025.02.24 06:07 Mon
なでしこジャパン(女子日本代表)は20日、2025 SheBelieves Cupの初戦でオーストラリア女子代表と対戦し、4-0で快勝した。 ニルス・ニールセン新監督が就任した新生なでしこジャパン。その初陣はアメリカで開催の2025 SheBelieves Cupとなった。 初戦となるオーストラリアとの一戦 2025.02.21 08:57 Fri

北朝鮮代表の関連記事

最終予選A組はイラン代表がW杯本大会へ王手。ウズベキスタン代表は夢舞台へ次戦が最大のヤマ場となる。カタール『ガルフ・タイムズ』がA組の大局を伝える。 20日、W杯アジア最終予選第7節が各地で開催され、C組では首位の日本代表が本大会ストレートインを確定。一方、B組首位の韓国代表は、試合終盤の被弾でオマーン代表とドロ 2025.03.22 19:31 Sat
2026年北中米ワールドカップ(W杯)アジア最終予選グループA第7節が20日に行われた。 グループ首位のイランは3位のUAEとホームで対戦し、2-0で勝利した。 スタジアムの照明塔のトラブルによって25分以上の中断を余儀なくされたなか、試合は異例の29分が加えられた前半アディショナルタイム27分に動く。ボッ 2025.03.21 06:01 Fri
ウズベキスタン代表が、窮地を脱す大きな大きな勝ち点「3」ということに。 ウズベキスタン代表は19日、W杯アジア最終予選A組第6節で北朝鮮代表に1-0勝ち。アジア年間最優秀若手、21歳MFアボスベク・ファイズラエフ(CSKAモスクワ)の1発を守り抜いた。 前節カタールに敗れて今予選初黒星だったなか、同戦で負傷 2024.11.20 16:20 Wed
19日、2026年北中米ワールドカップ(W杯)アジア最終予選の第6節が各地で行われた。 【グループA】イランが首位快走中、アジア王者カタールは苦戦 グループAは首位のイラン代表が5位のキルギス代表と対戦し、2-3で勝利。アウェイでの戦いとなった中、12分に左CKからのこぼれ球をメフディ・タレミが押し込み先制 2024.11.20 14:35 Wed
イラン代表が北朝鮮代表に逃げ切り勝ち。 14日、各地で2026年W杯アジア最終予選の各組第5節が始まり、A組では首位・イラン代表がアウェイ(中立地)で北朝鮮代表と対戦した。 イランの前半はほぼ100点。29分、メフディ・タレミのスルーパスに抜け出したメフディ・ガエディが先制点を決め、41分、45分と立て続け 2024.11.15 15:25 Fri

オリンピックの関連記事

国際オリンピック委員会(IOC)は9日、2028年のロサンゼルス・オリンピックに関しての変更点を発表。サッカー競技でも大きな変更があった。 IOCはロス五輪に関して、複数競技での変更を発表。サッカーに関しては、男子の参加国を「12」に、女子の参加国を「16」に変更すると発表した。 2024年のパリ五輪までは 2025.04.10 12:15 Thu
日本サッカー協会(JFA)は12日、ロサンゼルス・オリンピックに臨むU-23日本代表に関して、大岩剛監督が率いることを発表した。 パリ・オリンピックもU-23日本代表を率いた大岩監督。グループステージを無失点3連勝で突破するも、準々決勝ではのちに金メダルを獲得したU-23スペイン代表に0-3で敗れて敗退。目標とし 2024.12.13 23:05 Fri
日本サッカー協会(JFA)は12日、ロサンゼルス・オリンピックを目指すU-23日本代表に関して、大岩剛監督(52)が続投することを発表した。 現役時代は名古屋グランパスやジュビロ磐田、鹿島アントラーズでプレーした大岩監督。J1通算386試合に出場し10得点を記録していた。 引退後は鹿島のコーチに就任すると、 2024.12.12 18:59 Thu
カナダサッカー協会(CSA)は12日、パリ・オリンピック期間中に発覚したドローンの不正使用問題の独立調査の結果を発表。停職処分を受けていたカナダ女子代表のビバリー・プリーストマン監督(38)が解雇されることとなった。 また、アシスタントコーチのジャスミン・マンダー氏とアナリストのジョセフ・ロンバルディ氏も解雇され 2024.11.13 17:10 Wed
レアル・マドリーのカルロ・アンチェロッティ監督とチェルシー・ウィメンのエマ・ヘイズ監督がヨハン・クライフ・トロフィーを獲得した。 28日、フランスのフットボール専門誌『フランス・フットボール』が主催する2024バロンドール授賞式がパリで開催。今回は最優秀監督賞となるヨハン・クライフ・トロフィーが新設され、男子はア 2024.10.29 17:15 Tue

記事をさがす

植木理子の人気記事ランキング

1

WEリーグ開幕戦で再戦!02年生まれの2人、東京NB・山本柚月とAC長野・伊藤めぐみ「結果でチームに貢献を」「組織力で勝れるように」

6日、「2023-24 WEリーグキックオフカンファレンス」が東京都内で開催され、AFC Women's Club Championship 2023 – Invitational Tournament(AWCC)に出場する三菱重工浦和レッズレディースを除いた11クラブの各選手が登壇した。 日本初の女子プロサッカーリーグであるWEリーグは、11月11日に3シーズン目の開幕を迎える。 カンファレンスでは開幕戦のカードごとに選手紹介やメディア対応が行われ、12日に行われる日テレ・東京ヴェルディベレーザvsAC長野パルセイロ・レディースにおいては、東京NBからFW山本柚月、AC長野からはMF伊藤めぐみと、2002年生まれの2人が登場した。 今季のWEリーグカップ開幕節でも、同じく味の素フィールド西が丘で両チームは激突。カップ戦では東京NBが2-1で勝利を収めていた。 この試合で得点を挙げていたのは伊藤。縁のある相手にリーグ戦での得点はと問われると、「開幕戦ということもあるので、チームを勢いづけられるように積極的にゴールを狙っていけたらいいなと思います」と応じた。 廣瀬龍新監督によって選手1人1人のプロ意識向上を諭されたAC長野を、伊藤は「カップ戦で出た課題を修正して、ワンステージ上がったチームを作り上げられていると思う」と評する。 今季からはキャプテンも務める背番号「18」は、「組織力で勝れるように」と開幕戦への意気込みを語った。 「男子のトップチームを応援してくれているファン・サポーターのみなさんが、レディースにも応援に来てもらえるように、ピッチ上では自分たちの100%の力を出すのはもちろん、ピッチ外でも自分たちが足を運んで告知もできたら入場者数も増えると思うので、そういうところにも力を入れていきたいなと思います」 「ベレーザさんは試合に出ている11人の個の力がすごくレベルが高くて、毎回毎回苦しめられてはいるんですけれど、私たちの強みである組織力で勝れるように頑張りたいなと思います」 一方、東京NBのスコアラーだった植木理子は、ウェストハムへと電撃移籍。新たな得点源を模索するチームにとって、第19回アジア競技大会でも目を惹いた山本のドリブルは需要な役割を担うだろう。 気鋭のアタッカーは「昨シーズンから抜けた選手は多いですけれど、(その選手らが)抜けたからって言われないように、自分自身がもっと点に絡むようなプレーができたら」と、比較されぬよう、結果で応えたいと口にした。 「前線の選手として結果にこだわることは、今シーズン、より求められることですし、自分自身も結果でチームに貢献したいです」 「長野はしっかり走って攻守ともにハードワークをしてくるので、自分たちがきちんとボールを握り、ボールを動かすだけではなくて、相手の嫌なところを突いていけたらと思っています」 「チームのスローガンとして『魅せろ!Brilliant(ブリリアント)』があるので、ベレーザらしい1つ1つのプレーにもこだわっていけたらいいなと思います」 2023.11.06 23:01 Mon
2

なでしこ、19歳谷川萌々子の劇的ロングシュート弾でブラジルに土壇場逆転勝利!決勝T進出へ望みを繋ぐ【パリ五輪】

なでしこジャパンは28日、パリ・オリンピック(五輪)グループC第2節でブラジル女子代表と対戦し、2-1で勝利した。 初戦のスペイン女子代表戦を惜敗したなでしこは、その試合からスタメンをを3人変更。負傷離脱した清水梨紗や藤野あおば、清家貴子に代わり、守屋都弥、浜野まいか、高橋はなをスタメンで起用した。 北京五輪の銀メダル以来、16年ぶりのメダル獲得を目指すブラジルに対し、なでしこは最前線に田中美南、2シャドーに浜野まいかと宮澤ひなたを据えた[3-4-2-1]の布陣で臨んだ。 立ち上がりから素早い攻守の切り替えでボールを支配するブラジルに対し、なでしこは19分に最初の決定機。GK山下杏也加のパントキックで右サイドのスペースに抜け出した宮澤がボックス右まで切り込み折り返しを供給。これを中央でフリーの田中が右足で合わせたが、このシュートはゴール左に外れた。 その後もブラジルの攻撃を封じ込め続けるなでしこは、ポゼッションで劣勢ながらも落ち着いて試合をコントロール。38分には、ボックス左でパスを受けた守屋のクロスから走り込んだ長谷川唯がシュートを放ったが、右足アウトで合わせたボールはGKロレナが正面でキャッチした。 このまま試合終了かと思われたが、なでしこは前半終了間際に最大のチャンスを得る。前半追加タイム1分、宮澤のマイナスのパスをボックス手前で受けた守屋がカットインから右足を振り抜くと、このシュートがラファエレ・ソウザの左手に当たり、主審はPKを宣告。しかし、田中のPKは完璧な読みを見せたGKロレナにキャッチされた。 ゴールレスで迎えた後半もブラジルがボールを保持する展開が続くと、なでしこは56分に失点する。マルタのロングスルーパスでルドミラがDFの裏に抜け出すと、ラストパスを受けたジェニファーがペナルティアーク右からゴール右隅にシュートを流し込んだ。 先制を許したなでしこは、57分に浜野を下げて植木理子を投入。すると64分、左サイドを突破した植木がボックス左深くまで侵入。折り返しを走り込んだ田中が左足で合わせたが、このシュートはラファエレ・ソウザのブロックに阻まれた。 さらになでしこは、68分にも守屋の左クロスをボックス内の田中が絶妙なトラップから反転ボレーでゴールに迫ったが、シュートはGKロレナの好セーブに防がれた。 その後、なでしこは70分に古賀塔子を下げて清家を、80分に宮澤と守屋を下げて千葉玲海菜と谷川萌々子を投入。すると89分、ボックス右から仕掛けた谷川の切り返しの際にスライディングしたヤスミムの右腕に当たると、VARの末にハンドが認められ、PKを獲得。このPKを熊谷がゴール右下に沈め、試合を振り出しに戻した。 1-1のまま試合終了かと思われたが、なでしこは19歳が試合をひっくり返す。96分、清家がハイプレスをかけると、相手のミスパスに反応した谷川が敵陣中盤からロングシュート。これが見事にGKの頭上を超えてゴール左に吸い込まれた。 結局、試合はそのまま2-1でタイムアップ。後半アディショナルタイムに2点を奪ったなでしこが劇的な逆転勝利でブラジルを下し、決勝トーナメント進出へ望みを繋いだ。 ブラジル女子代表 1-2 なでしこジャパン 【ブラジル】 ジェニファー(後11) 【なでしこ】 熊谷紗希(後47)【PK】 谷川萌々子(後51) ◆出場メンバー ()内=途中出場選手 GK 山下杏也加 DF 高橋はな、熊谷紗希、南萌華 MF 古賀塔子(→清家貴子 70)、長野風花、長谷川唯、守屋都弥(→谷川萌々子 80) FW 宮澤ひなた(→千葉玲海菜 80)、田中美南、浜野まいか(→植木理子 57) <span class="paragraph-title">【動画】衝撃の一発!19歳谷川萌々子が後半ATに圧巻ロングシュート!</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="mR5bRPbdKlc";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.07.29 02:11 Mon
3

なでしこジャパンが中1日の戦いでコロンビアに6発快勝! 積極性見せていた松窪真心や緊急招集の18歳・眞城美春らが初ゴール【トレーニングマッチ】

8日、トレーニングマッチでなでしこジャパンとコロンビア女子代表が対戦した。 6日にヨドコウ桜スタジアムで対戦した両者。コロンビアが1つのチャンスを活かして先制するも、日本は試合最終盤にPKを獲得し1-1のドローに終わった。 中1日で行われた戦い。日本は11人全てを入れ替え、GKに大熊茜、DFは右から遠藤優、高橋はな、石川璃音、佐々木里緒と並び、ボランチに杉田妃和と初招集の眞城美春、2列目は右から植木理子、松窪真心、中島淑乃と並び、1トップに上野真実が入った。 試合は立ち上がりから日本が攻め込む展開に。2分、CKの流れから最後は高橋がボックス内右でシュートもサイドネットを揺らした。さらに3分には眞城もボール奪取から左足ミドルを放った。 5分には後方からのパスを繋ぐと、松窪がボックス手前からミドルシュート。枠に飛んだが、GKナタリア・ヒラルドがセーブする。 日本は積極的に攻撃を仕掛けていき、松窪や上野、佐々木とゴールを脅かすが、得点は奪えない。24分にも左サイドから崩し、最後はボックス内で松窪がシュートもGKがセーブした。 中盤でボールを奪えるものの、良い形で攻撃に行けない日本。36分には右サイドを上がった遠藤がクロスを入れると、ファーサイドに走り込んだ中嶋がダイレクトで合わせに行くが、ミートしない。 攻めあぐねる日本だったが、佐々木からのフィードをボックス内で植木が胸トラップ。シュートに行こうとするが、ジュナイラ・ロペスが倒してPK獲得。植木が落ち着いて左に決めて日本が先制する。 日本が1点をリードして前半を終えた中、ハーフタイムで中嶋と上野を下げて、籾木結花、清家貴子を投入。攻撃をより活性化していくこととなる。左に籾木、右に清家が入り、植木が1トップに入った。 すると後半早々の46分に日本がゴール。ボールを奪った清家が右サイドを仕掛けた清家が冷静に中を見てマイナスのパス。これを松窪がしっかりと蹴り込み追加点を奪う。 立ち上がりにゴールを奪った日本は49分にもチャンス。植木が持ち出して横パス。これは籾木には合わないものの、背後から走り込んだ松窪がボックス内からシュート。しかし、これはDFがブロックする。 すると50分にも日本が追加点。ダイレクトパスを繋ぐと、杉田、眞城、植木と繋ぎ、植木のパスを受けた籾木がボックス内左から角度のないところでニアを打ち抜き、追加点を奪う。 勢いに乗る日本は選手たちが連動し攻撃が活性化。57分には左サイドで相手を押し込んでボールを奪うと、仕掛けた松窪のグラウンダーのクロスを走り込んだ遠藤がダイレクトシュート。初ゴールでリードを4点に広げた。 さらに60分にはやや離れた位置の左サイドでFKを獲得すると、籾木が左足でクロス。ハイボールではなく低いボールを入れると、走り込んだ高橋がフリックしてゴールを奪った。 日本は72分に植木に代えて宮澤ひなたを入れた中、直後の73分に失点。右サイドからのクロスを繋ぐと、ダニエラ・カラカスがボックス中央でこぼれ球に詰め1点を返す。 コロンビアにほとんどチャンスを作らせていなかった中で、1つのチャンスで失点する日本。2日前と同じように少ないチャンスを生かされてしまった。 また、接触により清家が負傷しピッチを後に。失点した日本は78分に遠藤を下げて南萌華を投入。高橋を右サイドバックに配置し、南はセンターバックに入ることに。熊谷がアンカーに入り、杉田が右サイドに入った。 すると81分、その右サイドから崩すと宮澤がクロス。これをフリーで待っていた籾木がボックス内で左足ボレーを放つが、枠を捉えられない。 日本はその後も攻め込んだ中、90分に嬉しい追加点。初招集の眞城が右サイドからのクロスを受けると、ボックス内から相手DFの股を抜くシュートを決め、トレーニングマッチとはいえデビュー戦での嬉しいゴールとなった。 なでしこジャパン 6-1 コロンビア女子代表 【日本】 植木理子(前45+3)[PK] 松窪真心(後1) 籾木結花(後5) 遠藤優(後12) 高橋はな(後15) 眞城美春(後45) 【コロンビア】 ダニエラ・カラカス(後28) <h3>◆なでしこジャパンメンバー</h3> GK 大熊茜(INAC神戸レオネッサ) DF 遠藤優(三菱重工浦和レッズレディース) →78分 南萌華(ローマ/イタリア) 高橋はな(三菱重工浦和レッズレディース) 石川璃音(三菱重工浦和レッズレディース) 佐々木里緒(マイナビ仙台レディース) MF 杉田妃和(ポートランド・ソーンズFC/アメリカ) 眞城美春(日テレ・東京ヴェルディベレーザ) 植木理子(ウェストハム/イングランド) →72分 宮澤ひなた(マンチェスター・ユナイテッド/イングランド) 松窪真心(ノースカロライナ・カレッジ/アメリカ) →63分 長野風花(リバプール/イングランド) 中島淑乃(サンフレッチェ広島レジーナ) →46分 籾木結花(レスター・シティ/イングランド) FW 上野真実(サンフレッチェ広島レジーナ) →46分 清家貴子(ブライトン&ホーヴ・アルビオン/イングランド) →80分 熊谷紗希(ロンドン・シティ・ライオネス/イングランド) <span class="paragraph-title">【動画】圧勝したなでしこジャパンの全6ゴール</span> <span data-other-div="movie"></span> <h3>◆45+3分 植木理子[PK]</h3> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="ja" dir="ltr"> <a href="https://t.co/dDE0mgRFi7">https://t.co/dDE0mgRFi7</a><a href="https://twitter.com/hashtag/%E3%82%B5%E3%83%83%E3%82%AB%E3%83%BC%E6%97%A5%E6%9C%AC%E4%BB%A3%E8%A1%A8?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#サッカー日本代表</a> <a href="https://twitter.com/jfa_nadeshiko?ref_src=twsrc%5Etfw">@jfa_nadeshiko</a> <a href="https://t.co/ongUq1R7dc">pic.twitter.com/ongUq1R7dc</a></p>&mdash; スポーツブル【公式】 (@sportsbull_jp) <a href="https://twitter.com/sportsbull_jp/status/1909500011131596938?ref_src=twsrc%5Etfw">April 8, 2025</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> <h3>◆46分 松窪真心</h3> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="ja" dir="ltr"><a href="https://t.co/dDE0mgR7sz">https://t.co/dDE0mgR7sz</a><a href="https://twitter.com/hashtag/%E3%82%B5%E3%83%83%E3%82%AB%E3%83%BC%E6%97%A5%E6%9C%AC%E4%BB%A3%E8%A1%A8?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#サッカー日本代表</a> <a href="https://twitter.com/jfa_nadeshiko?ref_src=twsrc%5Etfw">@jfa_nadeshiko</a> <a href="https://t.co/9ed0610BR2">pic.twitter.com/9ed0610BR2</a></p>&mdash; スポーツブル【公式】 (@sportsbull_jp) <a href="https://twitter.com/sportsbull_jp/status/1909504958824690033?ref_src=twsrc%5Etfw">April 8, 2025</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> <h3>◆50分 籾木結花</h3> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="ja" dir="ltr"><a href="https://t.co/dDE0mgRFi7">https://t.co/dDE0mgRFi7</a><a href="https://twitter.com/hashtag/%E3%82%B5%E3%83%83%E3%82%AB%E3%83%BC%E6%97%A5%E6%9C%AC%E4%BB%A3%E8%A1%A8?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#サッカー日本代表</a> <a href="https://twitter.com/jfa_nadeshiko?ref_src=twsrc%5Etfw">@jfa_nadeshiko</a> <a href="https://t.co/98czPcMpNR">pic.twitter.com/98czPcMpNR</a></p>&mdash; スポーツブル【公式】 (@sportsbull_jp) <a href="https://twitter.com/sportsbull_jp/status/1909505977659146664?ref_src=twsrc%5Etfw">April 8, 2025</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> <h3>◆57分 遠藤優</h3> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="ja" dir="ltr"> <a href="https://t.co/dDE0mgRFi7">https://t.co/dDE0mgRFi7</a><a href="https://twitter.com/hashtag/%E3%82%B5%E3%83%83%E3%82%AB%E3%83%BC%E6%97%A5%E6%9C%AC%E4%BB%A3%E8%A1%A8?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#サッカー日本代表</a> <a href="https://twitter.com/jfa_nadeshiko?ref_src=twsrc%5Etfw">@jfa_nadeshiko</a> <a href="https://t.co/OdozhXp7Nw">pic.twitter.com/OdozhXp7Nw</a></p>&mdash; スポーツブル【公式】 (@sportsbull_jp) <a href="https://twitter.com/sportsbull_jp/status/1909508001696010735?ref_src=twsrc%5Etfw">April 8, 2025</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> <h3>◆60分 高橋はな</h3> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="ja" dir="ltr">後半15分<a href="https://twitter.com/hashtag/%E7%B1%BE%E6%9C%A8%E7%B5%90%E8%8A%B1?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw"> <a href="https://t.co/dDE0mgRFi7">https://t.co/dDE0mgRFi7</a><a href="https://twitter.com/hashtag/%E3%82%B5%E3%83%83%E3%82%AB%E3%83%BC%E6%97%A5%E6%9C%AC%E4%BB%A3%E8%A1%A8?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#サッカー日本代表</a> <a href="https://twitter.com/jfa_nadeshiko?ref_src=twsrc%5Etfw">@jfa_nadeshiko</a> <a href="https://t.co/BpGCyZNT9J">pic.twitter.com/BpGCyZNT9J</a></p>&mdash; スポーツブル【公式】 (@sportsbull_jp) <a href="https://twitter.com/sportsbull_jp/status/1909508925323723231?ref_src=twsrc%5Etfw">April 8, 2025</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> <h3>◆90分 眞城美春</h3> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="ja" dir="ltr"></a> <a href="https://twitter.com/jfa_nadeshiko?ref_src=twsrc%5Etfw">@jfa_nadeshiko</a> <a href="https://t.co/H60Px4WCrq">pic.twitter.com/H60Px4WCrq</a></p>&mdash; スポーツブル【公式】 (@sportsbull_jp) <a href="https://twitter.com/sportsbull_jp/status/1909516100473438356?ref_src=twsrc%5Etfw">April 8, 2025</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2025.04.08 16:56 Tue

北朝鮮代表の人気記事ランキング

1

アジア競技大会の北朝鮮戦でもゴール、なでしこの新鋭・谷川萌々子は再現なるか「チャンスがあれば狙っていきたい」

なでしこジャパンのMF谷川萌々子(FCローゼンゴード)が、パリ・オリンピックアジア最終予選第2戦の北朝鮮女子代表戦へ向け、公開トレーニング後にメディアの取材に応じた。 なでしこジャパンは北朝鮮との第1戦を24日に中立地のサウジアラビアで行い、ゴールレスドローで終えた。第2戦は28日に国立競技場で行われ、勝った方がパリ行きの切符を手にするという、シンプルな構図で迎える。 今春にJFAアカデミーを卒業する18歳にとって、トップカテゴリーの選手と戦う機会はこれまで多くはなかったが、「(当たりが)強いなっていうのは感じますけど、やっていける気持ちもあるので、積極的に球際も負けずにやっていきたい」と、力強く語る。 ジッダでの第1戦にも69分から途中出場。アジア競技大会決勝でも相まみえている相手に対して「(北朝鮮戦の)雰囲気を一度味わっているので、途中出場の時もビビることなくプレーできたと思います」と頼もしい言葉を残す。 第1戦でのチームとしての課題にはこぼれ球の対応を挙げ、自身としても不完全燃焼気味。先述のアジア競技大会北朝鮮戦では得点も決めており、国立競技場での第2戦でもレンジの長い一撃に期待が高まる。 「(第1戦では)ロングホールからのセカンドボールやサードボールを相手に拾われて、二次攻撃をされていたので、ポジショニングについてはチームでも改善できています」 「(途中出場時は池田太監督から)しっかりハードワークして、チャンスがあればシュートを打ってこいと言われてピッチに入ったんですけど、1本も打てずに終わってしまったので、次にチャンスがあれば狙っていきたいです」 2024.02.27 23:20 Tue
2

24名で来日した北朝鮮代表のメンバーが発表! FC岐阜のムン・インジュや元セリエA FWも招集【W杯アジア2次予選】

日本サッカー協会(JFA)は20日、2026年北中米ワールドカップ(W杯)アジア2次予選兼2027アジアカップ予選で日本代表と対戦する北朝鮮代表の来日メンバーを発表した。 21日に控える北朝鮮戦。国立競技場での戦いとなるが、2017年12月に行われたEAFF E-1サッカー選手権以来6年ぶりの対戦となる。 北朝鮮にとっては、アウェイとホームでの連戦となる中。アジア2次予選は1勝1敗で2位につけている状況だ。 チームを指揮するシン・ヨンナム監督は、24名を招集。FC岐阜でプレーするMFムン・インジュ(文仁柱)も招集されたほか、北朝鮮人としては2人目となるセリエAでのプレーヤーとなり、消息不明とも昨年騒がれていたFWハン・グァンソンも呼ばれている。 過去には入国審査で苦労した北朝鮮だったが、今回は「非常に良くしてもらっている。感謝している」とシン・ヨンナム監督が言及した。 試合は21日(木)に国立競技場で開催。19時20分にキックオフを迎え、日本テレビ、Tverで生中継される。来日した北朝鮮代表メンバーは以下の通り、 ◆北朝鮮代表メンバー GK カン・ジュヒョク(フェップル体育団) シン・テソン(4・25体育団) ユ・グァンジュン(黎明体育団) DF チャン・グクチョル(フェップル体育団) ジョン・クムソン(鯉明水体育団) チェ・オクチョル(機関車体育団) チェ・ジンナム(黎明体育団) キム・ギョンソク(先鋒蹴球団) キム・ポンヒョク(黎明体育団) キム・ユソン(鴨緑江体育団) MF キム・グクボム(4・25体育団) リ・ウンチョル(機関車体育団) チェ・ジュソン(鴨緑江体育団) ムン・インジュ(FC岐阜) カン・グクチョル(鯉明水体育団) ペク・チョンソン(黎明体育団) キム・ヒョン(鴨緑江体育団) キェ・タム(黎明体育団) キム・ソンヘ(先鋒蹴球団) リ・イルソン(黎明体育団) FW ジョン・イルグァン(朝鮮体育大学) ハン・グァンソン(4・25体育団) キム・グクジン(機関車体育団) リ・ジョグク(黎明体育団) 2024.03.21 08:15 Thu
3

「まさかの笑」「アジア進出」ラフプレー続出の北朝鮮撃破、U-22日本代表が見せた「ひき肉です」パフォーマンスが話題に「気持ち良すぎ!」

荒れた試合での決勝ゴールのパフォーマンスが話題を呼んでいる。 1日、U-22日本代表は1日、第19回アジア競技大会(The 19th Asian Games)の準々決勝でU-24北朝鮮代表と対戦し、2-1で勝利した。 13年ぶりの優勝を目指す日本は、前半は北朝鮮に押し込まれる形となり苦しい戦いに。それでもGK藤田和輝(栃木SC)を中心に粘りの守備を見せて得点を許さない。 ゴールレスで迎えた後半、日本は立ち上がりからギアを上げると51分に内野航太郎(筑波大学)のゴールが決まり先制に成功する。 先制したことで少し余裕が出た日本。一方で、北朝鮮のプレーが徐々に荒いものに。疲れも出てきたのか、日本の攻撃を止めるために明らかに危険なタックルを見せ、カードが乱発される。 すると74分にはキム・グクボムがボックス手前から強烈な左足ミドルを叩き込み、北朝鮮が同点に。これで勢いづいたのか、攻勢に出ようとする。 それでも落ち着いて対応した日本は79分に西川潤(サガン鳥栖)がGKに倒されてPKを獲得。MF松村優太(鹿島アントラーズ)が冷静に決めて2-1と勝ち越し、ベスト4にコマを進めた。 北朝鮮のラフプレーにも動じず、しっかりと勝ち切った日本。その中で話題を呼んでいるのが、松村のゴールパフォーマンスだった。 冷静にPKを沈め、勝ち越しに成功。喜びを露わにすると、MF佐藤恵允(ブレーメン)と共に何やら企み、「ひき肉です」のポーズを取って見せた。 このポーズは中学生YouTuberの「ちょんまげ小僧」のメンバーである「ひき肉」さんの独特な挨拶を真似たもの。SNSなどでは大きな話題となっており、TikTokなどでも有名人が真似て盛り上がっている。 日本代表選手もついにパフォーマンスにもしたことで大きな話題に。「ひき肉がアジア進出」、「ここでもやるのか!」、「まさかの笑」、「ひき肉は世界を救う」、「ひき肉が気持ち良すぎ!」、「ここまでくるとは」と驚きの声も上がっている。 <span class="paragraph-title">【動画】北朝鮮撃破のPK弾、決めた松村は佐藤と共に「ひき肉です」ポーズを披露</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="WQXNzDutoz8";var video_start = 477;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2023.10.02 12:05 Mon
4

髪を伸ばした理由は「娘に嫌われたくなくて」、ニュースタイルの前田大然に娘が求めたイメージは日本代表の同僚「ヘアバンドはまだ早い(笑)」

日本代表のFW前田大然(セルティック)が、イメチェンの理由を明かした。 18日、2026年の北中米ワールドカップ(W杯)アジア2次予選の北朝鮮代表戦に向けた連戦に向けトレーニングキャンプがスタート。初日は、12名が参加。5名はジムでのトレーニングメニューをこなしていた。 初日から合流した前田だが、10日に行われたスコティッシュカップ準々決勝のリヴィングストン戦でハットトリックを達成。さらに、髪の毛が伸び、いつものスキンヘッドから大きくイメージが変わる風貌が話題となっていた。 「髪の毛伸ばし始めた理由はいつかするね〜」と前田は自身のインスタグラムで綴っていたが、「この機会まで置いていた」と日本代表活動で明かすことを考えていたという。 前田が髪を伸ばした理由は愛娘にあった。「一番上の子がもうすぐ5歳で、そろそろ坊主が嫌と言っていて。流石に娘には嫌われたくないので、娘の言うことを聞いておこうと思いました」と、娘からのリクエストが理由だという。 かつてはアンパンマンのゴールパフォーマンスをするなど、これまでも娘への愛に溢れていた前田。娘が坊主を嫌がる理由については「坊主はあまりいないですね。海外にはいますが、日本代表は僕だけしかいなくて、『なんで?』という疑問から伸ばしてという感じになりました」と、周りの選手に坊主の選手がいないことも娘が嫌がった理由だとした。 髪を伸ばしたイメージについては「日本代表の集合写真を見せたら、南野拓実を指しました」と意外なリクエスト。ただ、「流石にヘアバンドはまだ早いなと(笑)。ただ、そう言っていて、そこまで伸ばすことは考えていないですけど、とりあえず坊主は脱出できたらと思います」と、どこまで伸ばすかは分からないものの、しばらくは髪を伸ばしていくつもりだという。 また「よく髪の毛触られるようになって、ある方が良いのかなと思いました」と、嬉しい出来事も増えたとのこと。「1カ月経ってないぐらい」と伸ばした期間についても語ったが、「黒はあまり嫌なので、変えていけたらと。いつ変わるかわからないですけど、楽しみに」と、カラーチェンジも検討しているようだ。さらに「山雅の新体制発表会で『引退するまで坊主』って言ってたんですけど、それよりは娘のほうが大事なので(笑)」と、何よりも娘のことを考えていくようだ。 そのニュー前田だが、北朝鮮との戦いに向けては「色々な意味で難しい相手なので、ホームでしっかりと勝って、アウェイでもしっかり勝ちたいと思います」とコメント。「前の選手なので点を取ってナンボですけどアシストもしないといけない。苦しい時にはどちらもやれないといけないので、もっと意識していきたいです」と語り、ゴールに絡んでいくプレーを見せたいとした。 2024.03.18 23:15 Mon
5

「ヘアバンドをプレゼントしたい」前田大然の娘の理想と言われた南野拓実、過去に敗れた北朝鮮との戦いには「何がなんでも勝つ」と強い気持ちを見せる

20日、2026年北中米ワールドカップ(W杯)アジア2次予選兼2027アジアカップ予選の北朝鮮代表戦に向け、MF南野拓実(モナコ)が意気込みを語った。 21日に控える北朝鮮戦。国立競技場での戦いとなるが、2017年12月に行われたEAFF E-1サッカー選手権以来6年ぶりの対戦となる。 アジアカップ2023では優勝候補筆頭に挙げられながらもベスト8で敗退した日本。一方でW杯予選は2連勝スタートを切っており、ここで連勝を収めれば突破が決まることとなる。 この日が全体で最初で最後のトレーニングとなる中、南野も合流。北朝鮮戦に向けては「簡単な試合ではないと思いますし、個人的にはアンダー世代で北朝鮮に負けて悔しい思いをしているので、そのリベンジではないですけど、そういう意味でも、アジアカップで負けた後の第1戦でホーム、日本としては僕らの強さ、アジアカップがあった上でどういうリアクションを取れるのかを見せなければいけないので、良い試合をするために良い準備をしたいと思います」と意気込みを語った。 2010年に行われたAFC U-16選手権の準決勝で北朝鮮に敗れている。また、2014年のAFC U-19選手権準々決勝ではPK戦で敗れており、U-20W杯出場を逃していた。当時を振り返り「絶対に次北朝鮮とやるときには勝つと、あのときに思ったことは覚えているので、良いモチベーションになるかもしれないです」とコメント。今回はしっかりと勝利したいと語った。 アジアカップではロングボールやフィジカルを生かした戦いに屈した日本。「愚直にロングボール、フィジカル勝負をしてくる相手に対してチームとしてどう対戦するか。そういう意味では、明日のチームもそういうふうにやってくるかもしれないので、上手くやっていければと思います」と、北朝鮮も同様の戦い方をする可能性があると警戒した。 また連戦となることについては「こういう試合は初戦が大事というか、ホームですし、何がなんでも勝つということが大事です」とコメント。「アウェイは不気味というか、サッカーだけに集中できない環境という話もありますし、そういう意味でもまずは2戦トータルで考えても、この一戦を決勝戦だと思って臨むことが大事だと思います」と、情報がない中で不安もあるアウェイゲームのことは今は気にしないとした。 北朝鮮のイメージについては分析も進んでいる中で「ミーティングの映像を見る限り、普通にちゃんとサッカーをやってきますし、自信を持ってプレーされると、アジアカップ初戦のベトナム戦みたいにもなる可能性もある」と警戒。「それ以上の力はあると思うので、リスペクトしすぎずに、しっかりと想定して試合に入ることが重要かなと思います」と、アジアカップの反省をここでも生かしたいとした。 その日本は伊東純也(スタッド・ランス)、三笘薫(ブライトン&ホーヴ・アルビオン)とサイドを支えた2人が不在。左サイドでプレーする可能性もある南野だが「あの2人の特徴は特別で、1人で縦に突破できますし、圧倒的な個というところではそれで戦術になるぐらいです」と語りつつも、「それ以外にも良い選手はいますし、今日の練習でも良いプレーをしている選手が何人もいました。(堂安)律とか、(中村)敬斗とかアジアカップでも一緒にやっている選手もいますし、良い距離感で上手くコンビネーションを出すことは鍵になると思います。チームとして今日しか練習できていないですけど、上手く意思疎通することが鍵になると思います」と語り、個で打開できなくとも、コンビネーションを生かしたいとした。 その厳しい相手と対戦する前に百戦錬磨の長友佑都(FC東京)が復帰。カタールW杯では、クロアチア代表相手にPK戦で敗れた際、失敗した南野を称えてもいた。 久々の再会となった長友については「相変わらずやなと思いました(笑) 良い意味で」と語り、「チームに対して良いエネルギーを与えてくれる選手で、佑都くんの経験は本当に素晴らしいもので、ピッチに立って一対一で負けているのもあまり見たことがないので、頼りになる先輩が帰ってきたなという感じです」と印象を語った。 また、「佑都くんや上の選手は締めるところを分かっていて、アジアの厳しさも分かっている。どういう精神状態で臨むべきかも分かっていて、若い選手に良いタイミングで声をかけたりもできると思いますし、見えないところですけど凄くチームに大きな影響を与えると思います」と、戦力としてもそれ以外でも大きな存在だとした。 そして今回の活動でのもう1つの変化が前田大然(セルティック)の髪の毛。スキンヘッドから娘の要望により坊主になっており、髪を伸ばしている中で、リクエストは南野だと言われたことを明かしていた。 南野は前田と髪の話について「ちょっとしました」と語り、「金髪になってビックリしたというのがあります。髪長くても似合うと思うので、楽しみです」とコメント。娘からのリクエストについては「それぐらいになれば、僕から大然にヘアバンドをプレゼントしたいと思います」と、計画を明かした。 北朝鮮戦は、21日(木)の19時20分に国立競技場でキックオフを迎える。 2024.03.20 23:15 Wed

NEWS RANKING
Daily
Weekly
Monthly