J3首位の大宮は大学相手に苦しみ延長ラストプレーで薄氷勝利…岐阜は快勝で出場決定【天皇杯】

2024.05.11 19:47 Sat
大宮の決勝ゴールを決めた清水祐輔
©超ワールドサッカー
大宮の決勝ゴールを決めた清水祐輔
日本サッカー協会(JFA)は11日、第104回天皇杯の都道府県予選の結果を発表。6都県で代表が決定した。すでにアマチュアシードとしてHonda FC、明治大学の2チームに加え、11県で代表が決まっていた今大会。新たに6チームの出場が決定した。

明治安田J3リーグを戦うクラブも都道府県予選を戦う必要がある中、首位を走る大宮アルディージャは2024度彩の国カップ第29回埼玉県サッカー選手権大会決勝で東京国際大学FCと対戦した。
今シーズン初のJ3を戦う大宮はここまでわずか1敗で首位を走っていた中、リーグ戦で出番が少ない選手を中心に、FWシュヴィルツォクやDF濱田水輝らリーグ戦も出場するメンバーも起用。しかし、東京国際大学のセカンドチームである関東サッカーリーグを戦うチームに苦戦する。

攻めあぐねる大宮は90分を終えてゴールレス。延長戦にもつれ込むも、ゴールが奪えず、PK戦に突入かと思われたが、途中出場の清水祐輔が直接FKを叩き込み薄氷の勝利。4年連続29回目の出場を決めた。なお、天皇杯1回戦では福井県代表チームと対戦する。
東京都では第29回東京都サッカートーナメント決勝が行われ、横河武蔵野FCと日本大学が対戦。120分間をゴールレスで終えると、PK戦の末に5-4で横河武蔵野FCが勝利。4年ぶり6回目の出場を決めた。なお、1回戦では栃木県代表チームと対戦する。

愛知県ではAIFA第28回愛知県サッカー選手権大会決勝が行われ、FCマルヤス岡崎と中京大学が対戦。2-3で中京大学が勝利し、2年ぶり8回目の出場を決めた。なお、1回戦ではびわこ成蹊スポーツ大学と対戦する。

岐阜県では第29回岐阜県サッカー選手権大会決勝が行われ、J3を戦うFC岐阜がFC.Bomboneraと対戦。羽田一平イ・ヨンジェ北龍磨の2ゴールで5-0で快勝を収め、4年連続18回目の出場を決めた。なお、1回戦では静岡県代表チームと対戦する。

滋賀県では第29回滋賀県サッカー選手権大会決勝が行われ、JFLのレイラック滋賀がびわこ成蹊スポーツ大学と対戦。延長戦までもつれた試合は、1-2でびわこ成蹊スポーツ大学が勝利し、3年ぶり7回目の出場決定。1回戦では中京大学と対戦する。

長崎県では令和6年度第35回長崎県サッカー選手権大会決勝が行われ、三菱重工長崎SCと鎮西学院大学が対戦し、三菱重工長崎SCが1-0で勝利。2年連続11回目の出場を決めた。なお、1回戦では熊本県代表チームと対戦する。

残りの代表決定戦は、12日に全て開催。出場全チームが決定する。

◆今後の都道府県選手権大会決勝戦(代表決定戦)予定

5月12日(日):北海道、青森、岩手、宮城、福島、茨城、栃木、群馬、神奈川、長野、富山、石川、福井、静岡、三重、京都、大阪、兵庫、奈良、和歌山、香川、愛媛、高知、福岡、佐賀、熊本、大分、宮崎、鹿児島、沖縄

◆出場決定チーム
【アマチュアシード】Honda FC(9年連続44回目)
【アマチュアシード】明治大学(5大会ぶり15回目)
【山形県】大山サッカークラブ(3年ぶり3回目)
【秋田県】猿田興業(3年ぶり3回目)
【埼玉県】大宮アルディージャ(4年連続29回目)
【東京都】横河武蔵野FC(4年ぶり6回目)
【千葉県】ブリオベッカ浦安(3年連続7回目)
【山梨県】山梨学院大学PEGASUS(3年連続6回目)
【新潟県】JAPANサッカーカレッジ(9年ぶり14回目)
【愛知県】中京大学(2年ぶり8回目)
【岐阜県】FC岐阜(4年連続18回目)
【滋賀県】びわこ成蹊スポーツ大学(3年ぶり7回目)
【鳥取県】ガイナーレ鳥取(4年連続26回目)
【島根県】ベルガロッソいわみ(2年連続3回目)
【岡山県】三菱水島FC(2年連続16回目)
【広島県】福山シティFC(2年ぶり4回目)
【山口県】FCバレイン下関(2年連続4回目)
【徳島県】FC徳島(9年連続9回目)
【長崎県】三菱重工長崎SC(2年連続11回目)


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昨季J1対決は明暗分かれ磐田が連勝、鳥栖が連敗…千葉と昇格組のRB大宮も開幕連勝スタート! 【明治安田J2第2節】

22日、明治安田J2リーグ第2節の3試合が各地で行われた。 開幕戦を3-2で逃げ切ったジュビロ磐田は、0-1で敗戦スタートとなったサガン鳥栖とのホームゲーム。J1からの降格組対決となったなか、前半はどちらもチャンスを活かせずゴールレスで終える。 後半、ついにゴールをこじ開けたのは磐田。82分、リカルド・グラッサが左サイド裏へロングボールを送り込むと、倍井謙がGKヤン・ハンビンの飛び出しを見てダイレクトシュート。無人のゴールに吸い込まれた。 リードを許した鳥栖は87分、PKを獲得して同点のチャンスを得るが、ヴィンキンタス・スリヴカのシュートはGK川島永嗣がストップ。1-0で試合は終了し、磐田が開幕連勝、鳥栖が開幕連敗スタートとなった。 開幕戦を劇的勝利で終えた昇格組のRB大宮アルディージャは、こちらも前節完封勝利を収めたヴァンフォーレ甲府をホームに迎えての一戦で先手を取る。開幕戦で逆転ゴールを奪った藤井一志が、杉本健勇のヘディングシュートのこぼれ球を押し込み先制に成功した。 さらに15分、左CKのこぼれ球から濱田水輝が左足でシュートを打つが、これは枠に直撃。甲府は後半に入ってから平塚悠知の惜しいシュートがあったが、大宮が1-0で逃げ切って連勝としている。 ジェフユナイテッド千葉は、昇格組カターレ富山とのホームゲーム。こちらも開幕戦白星同士の対戦カードとなったなか、千葉が35分に先制。ワンツーで左サイドを抜け出した日高大の折り返しから、石川大地が右足で合わせた。 千葉の1点リードで後半に入ると、50分には追加点。右のショートコーナーから日高がクロスを上げ、ファーの鳥海晃司が頭で押し込む。富山の反撃は叶わず、千葉が2-0で連勝発進とした。 ◆明治安田J2リーグ第2節 ▽2月22日(土) ジュビロ磐田 1-0 サガン鳥栖 ジェフユナイテッド千葉 2-0 カターレ富山 RB大宮アルディージャ 1-0 ヴァンフォーレ甲府 ▽2月23日(日) 《13:00》 ロアッソ熊本 vs 北海道コンサドーレ札幌 レノファ山口FC vs V・ファーレン長崎 《13:55》 徳島ヴォルティス vs ベガルタ仙台 《14:00》 FC今治 vs 藤枝MYFC 大分トリニータ vs いわきFC 水戸ホーリーホック vs モンテディオ山形 《15:00》 愛媛FC vs ブラウブリッツ秋田 <span class="paragraph-title">【動画】冷静に流し込んだ磐田MF倍井謙が2戦連発</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="ja" dir="ltr">倍井が開幕2戦連発<br><br> ゴール動画 <br> 明治安田J2リーグ 第2節<br> 磐田vs鳥栖<br> 1-0<br> 82分<br> 倍井 謙(磐田)<a href="https://twitter.com/hashtag/%EF%BC%AA%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%82%B0?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#Jリーグ</a> <a href="https://t.co/LeVFhmGXy4">pic.twitter.com/LeVFhmGXy4</a></p>&mdash; Jリーグ(日本プロサッカーリーグ) (@J_League) <a href="https://twitter.com/J_League/status/1893195468446064642?ref_src=twsrc%5Etfw">February 22, 2025</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2025.02.22 18:41 Sat

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J3降格の大宮、昨季最終節での横断幕でサポーター3名が開幕から8試合入場禁止処分「誹謗中傷・侮辱となる不適切な横断幕」

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三笘薫、筑波大学時代の圧巻ドリブルゴールが今を彷彿!天皇杯でJ1撃破した当時のメンバーも超豪華

圧巻のパフォーマンスで世界を震撼させているブライトン&ホーヴ・アルビオンの日本代表MF三笘薫。筑波大学在学中のプレーも現在を彷彿とさせていた。 2017年6月21日に行われた第97回天皇杯全日本サッカー選手権大会2回戦、筑波大は当時J1に所属していたベガルタ仙台とユアテックスタジアム仙台で対戦した。 2年生だった三笘も先発出場。開始6分に挙げた先制ゴールは圧巻の一言だ。 最終ラインから縦パスを自陣の中央左寄りで受けると、外へ膨らみながら寄せてきた相手をはがすと同時に一気に加速。ゴール前まで一直線に長い距離を突き進み、ボックス内まで持ち込むと、右足での強烈な一撃を突き刺した。 この時からすでにドリブラーとしての片鱗を見せていた三笘。この試合では筑波大が逆転を許して追い付いたのち、2-2で迎えた73分にも決勝点となる自身2得点目もマークしている。 1回戦では神奈川県代表のY.S.C.C.横浜(J3)を撃破した筑波大は、仙台に続いて3回戦でアビスパ福岡(当時J2)も撃破。4回戦では残念ながら大宮アルディージャ(当時J1)に敗れ、涙をのんだ。 また、三笘以外にも当時の筑波大には中野誠也(大宮アルディージャ)、戸嶋祥郎(柏レイソル)、鈴木徳真(セレッソ大阪)、山川哲史(ヴィッセル神戸)、阿部航斗(アルビレックス新潟)、高嶺朋樹(柏レイソル)、西澤健太(清水エスパルス)、北川柊斗(ザスパクサツ群馬)といった、現在Jリーグの第一線で活躍する選手らがずらりと並んでいた。その躍進は大会を大いに沸かせた。 <span class="paragraph-title">【動画】筑波大学時代の三笘薫がJ1仙台相手に決めた圧巻ドリブルゴール!</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="D4xxvpS_jP4";var video_start = 16;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2023.02.08 22:10 Wed
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「大宮を選んで良かった」多くの経験を積み成長著しいDF市原吏音、U-20の先に見据えるもの「A代表も狙っていきたい」

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金沢が大宮FW大澤朋也を育成型期限付き移籍で獲得、今季はJ3で31試合2得点「ツエーゲン金沢の為に全力で闘います」

ツエーゲン金沢は28日、大宮アルディージャのFW大澤朋也(22)が育成型期限付き移籍で加入することを発表した。 移籍期間は2026年1月31日までとなり、大宮との公式戦には出場できない。 大澤は大宮のジュニア、ジュニアユース、U18と下部組織で育ち、2021年にトップチームに昇格。1年目でJ2の5試合に出場し1得点を記録すると、2年目は愛媛FCに育成型期限付き移籍。2023年に復帰していた。 今シーズンは明治安田J3リーグで途中出場がメインながら31試合に出場し2得点を記録。YBCルヴァンカップでも2試合に出場していた。 再び武者修行に出る大澤は両クラブを通じてコメントしている。 <h3>◆ツエーゲン金沢</h3> 「ツエーゲン金沢に関わる皆さんはじめまして!大澤朋也です!チームとしても個人としても結果にこだわりながら、ツエーゲン金沢の為に全力で闘います」 「ファン、サポーターの皆さんとたくさんの勝利を分かち合えるよう頑張りますので熱い声援よろしくお願いします!」 <h3>◆大宮アルディージャ</h3> 「今シーズン、応援ありがとうございました。今年1年間、素晴らしい雰囲気の中でプレーさせていただき、ありがとうございます。ファン・サポーターの皆さんとJ3優勝、J2昇格ができ嬉しく思います」 「個人としては満足のいくような結果ではなく、悔しい気持ちもありました。来シーズンは、ツエーゲン金沢でプレーすることになりました。目に見える結果にこだわって闘い、成長した姿を皆さんの前で見せられるよう頑張ってきます!」 2024.12.28 10:17 Sat

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