「上手すぎ」「信じられない」バイエルンMF谷川萌々子が途中出場で衝撃のプレー、3人抜き去り決勝点アシスト&ミドル弾「将来バロンドール獲るな」
2025.02.13 12:22 Thu
衝撃のプレーで1G1Aの谷川萌々子
なでしこジャパンのMF谷川萌々子が大仕事をやってのけた。12日、DFBポカール準々決勝が行われ、バイエルン・フラウエンがフランクフルトと対戦した。
谷川はベンチスタートとなった中、試合は前半をゴールレスで終えると、79分にフランクフルトが先制。バイエルンはゴールが奪えずに敗戦かと思われた。
しかし、終了直前の90分に左サイドを崩すと、ニアで合わせたヨバナ・ダムンヤノビッチが値千金の同点ゴールを記録。試合は延長戦に突入した。
すると、93分に途中出場の谷川が魅せる。左CKからのクロスがクリアされると、ボックス左でボールを拾った谷川がドリブルを仕掛けると、3人をかわしてボックス内左をえぐりクロス。これをグロディス・ペルラ・ヴィゴスドッティルが合わせて逆転ゴールを生み出した。
バイエルンはその後も1点を加えて3-1で勝利。谷川の1ゴール1アシストの活躍もあり準決勝へと駒を進めた。
谷川は試合後「交代で出場したときは、試合に完全に集中することができ、チームを助けたいと思っただけです」とコメント。「準備はできていましたし、貢献できたことをとても嬉しく思っています。このまま続けて行きたいです」と、冷静に振り返った。
また「自分自身とチームを信頼しているので、自信が持てますし、このチームとともにカップ戦でプレーし続けることを楽しみにしています」と、このままタイトル獲得へ向かう意気込みを語った。
アシストシーンにファンは「センセーショナルだ」、「これは上手すぎる」、「ニャブリとコマンを足したより良い」、「信じられない」、「サネより良い選手だ」、「将来バロンドール獲るぞ」と絶賛のコメントを寄せている。
谷川はベンチスタートとなった中、試合は前半をゴールレスで終えると、79分にフランクフルトが先制。バイエルンはゴールが奪えずに敗戦かと思われた。
すると、93分に途中出場の谷川が魅せる。左CKからのクロスがクリアされると、ボックス左でボールを拾った谷川がドリブルを仕掛けると、3人をかわしてボックス内左をえぐりクロス。これをグロディス・ペルラ・ヴィゴスドッティルが合わせて逆転ゴールを生み出した。
谷川の圧倒的な仕掛けから逆転に成功したバイエルン。衝撃のゴールが生まれた中、104分にも谷川が圧巻のプレー。バイタルエリアで横パスを受けると、ボックス手前中央から相手をかわして左足ミドル。クロスバーを叩いたシュートがネットを揺らし、バイエルンがリードを2点とした。
バイエルンはその後も1点を加えて3-1で勝利。谷川の1ゴール1アシストの活躍もあり準決勝へと駒を進めた。
谷川は試合後「交代で出場したときは、試合に完全に集中することができ、チームを助けたいと思っただけです」とコメント。「準備はできていましたし、貢献できたことをとても嬉しく思っています。このまま続けて行きたいです」と、冷静に振り返った。
また「自分自身とチームを信頼しているので、自信が持てますし、このチームとともにカップ戦でプレーし続けることを楽しみにしています」と、このままタイトル獲得へ向かう意気込みを語った。
アシストシーンにファンは「センセーショナルだ」、「これは上手すぎる」、「ニャブリとコマンを足したより良い」、「信じられない」、「サネより良い選手だ」、「将来バロンドール獲るぞ」と絶賛のコメントを寄せている。
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アジア競技大会に臨む日本女子代表メンバーが発表!女子W杯参加者はFW千葉玲海菜のみ、WEリーグ女王の浦和LからはMF塩越柚歩ら3名が参加
日本サッカー協会(JFA)は29日、中国・杭州で行われる第19回アジア競技大会に臨む日本女子代表メンバーを発表した。 アジア競技大会は、中国における新型コロナの流行などで2022年の開催期日を1年延期。2023年9月22日から10月6日まで開催されることとなる。 2010年、2018年に続く2大会連続3度目の優勝を目指す日本女子代表は、グループDに属し、バングラデシュ女子代表、ネパール女子代表、ベトナム女子代表と同居する。 オーストラリア&ニュージーランド女子ワールドカップ(W杯)を戦ったなでしこジャパンとは違う立ち位置となり指揮を執るのはU-19日本女子代表の狩野倫久監督。メンバーには、W杯参加者はFW千葉玲海菜(ジェフユナイテッド市原・千葉レディース)のみとなった。 その他、2021年の東京五輪メンバーでもあるMF塩越柚歩(三菱重工浦和レッズレディース)やなでしこジャパン招集歴もあるMF中嶋淑乃(サンフレッチェ広島レジーナ)、FW上野真実(サンフレッチェ広島レジーナ)、女子W杯前のトレーニングパートナーであるGK大場朱羽(ミシシッピ州立大学/アメリカ)、DF小山史乃観(セレッソ大阪ヤンマーレディース)、DF古賀塔子(JFAアカデミー福島)、MF谷川萌々子(JFAアカデミー福島)などが招集されている。 なお、なでしこジャパンという呼称を使用しないことについては、「この大会の前にアルゼンチン女子代表との親善試合があり2つのチームでは使えないということがある。そういった中で、今大会のチームということにし、心は1つにしながらもやっていく音になった」と佐々木則夫女子委員長がコメント。また、キャップ数については「なでしこジャパンという日本代表の設定があるので、日本サッカー協会としてもこの大会での出場はキャップ数にはつきません」とコメントした。 日本は初戦でバングラデシュ(9/22)、第2戦でネパール(9/25)、第3戦でベトナム(9/28)と対戦。決勝は10月16日に行われる。 ◆日本女子代表メンバー GK 1.浅野菜摘(ちふれASエルフェン埼玉) 18.福田史織(三菱重工浦和レッズレディース) 12.大場朱羽(ミシシッピ州立大学/アメリカ) DF 4.後藤若葉(早稲田大学) 3.田畑晴菜(マイナビ仙台レディース) 6.佐々木里緒(マイナビ仙台レディース) 2.小山史乃観(セレッソ大阪ヤンマーレディース) 17.古賀塔子(JFAアカデミー福島) MF 10.塩越柚歩(三菱重工浦和レッズレディース) 5.脇阪麗奈(セレッソ大阪ヤンマーレディース) 11.中嶋淑乃(サンフレッチェ広島レジーナ) 8.石田千尋(アルビレックス新潟レディース) 16.天野紗(INAC神戸レオネッサ) 21.榊原琴乃(ノジマステラ神奈川相模原) 14.谷川萌々子(JFAアカデミー福島) FW 9.上野真実(サンフレッチェ広島レジーナ) 15.千葉玲海菜(ジェフユナイテッド市原・千葉レディース) 20.大澤春花(ジェフユナイテッド市原・千葉レディース) 13.島田芽依(三菱重工浦和レッズレディース) 7.山本柚月(日テレ・東京ヴェルディベレーザ) 19.土方麻耶(日テレ・東京ヴェルディベレーザ) ◆試合日程 9月22日(金):グループステージ第1戦 vs バングラデシュ [温州オリンピックスタジアム] 9月25日(月):グループステージ第2戦 vs ネパール [温州オリンピックスタジアム] 9月28日(木):グループステージ第3戦 vs ベトナム [温州オリンピックスタジアム] 9月30日(土):準々決勝 [未定] 10月3日(火):準決勝 [未定] 10月6日(金):3位決定戦 [杭州スポーツセンター] 10月6日(金):決勝 [杭州スポーツセンター] 2023.08.29 14:43 Tue4
連覇目指す日本女子代表がまたも8ゴール圧勝!大会初失点喫するもフィリピンを下し準決勝進出【第19回アジア競技大会】
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前半4ゴールの日本がなんとか逃げ切り連覇へあと1つ! CKから3失点もホームの大声援受ける中国を下し決勝進出【第19回アジア競技大会】
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長谷川唯ら日本人5人所属のシティは浜野まいかのチェルシーと! 女王バルサはヴォルフスブルクと対戦…女子CLの準々決勝以降の組み合わせ決定【UWCL】
欧州サッカー連盟(UEFA)は7日、女子チャンピオンズリーグ(UWCL)の準々決勝以降の組み合わせ抽選会を行った。 ベスト8には、昨年女王のバルセロナの他、バイエルン、レアル・マドリー、マンチェスター・シティ、チェルシー、アーセナル、ヴォルフスブルク、リヨンが勝ち残っている。 抽選の結果、バルセロナはヴォルフスブルクと対戦することが決定。また、FA女子スーパリーグで首位のチェルシーは、4位のシティと対戦することが決定。チェルシーにはなでしこジャパンのFW浜野まいか、シティにはGK山下杏也加、DF清水梨紗、MF長谷川唯、FW藤野あおば、そして早稲田大学ら今冬加入したMF大山愛笑が所属しており、日本人対決に期待がかかる。 また、MF谷川萌々子のバイエルンはリヨンと。アーセナルはレアル・マドリーと対戦することが決まった。 なお、準決勝のカードも決定。ヴォルフスブルクvsバルセロナの勝者とシティvsチェルシーの勝者、マドリーvsアーセナルの勝者とバイエルンvsリヨンの勝者に決定した。 <h3>◆女子CL 組み合わせ決定</h3> 【準々決勝】 [1]レアル・マドリー・フェメニーノ vs アーセナル・ウィメン [2]マンチェスター・シティ・ウィメン vs チェルシー・ウィメン [3]ヴォルフスブルク vs バルセロナ・フェメニ [4]バイエルン・フラウエン vs リヨン・フェミナン 【準決勝】 [3]の勝者 vs [2]の勝者 [1]の勝者 vs [4]の勝者 2025.02.07 21:50 Fri2