ハーランドが痛恨PK失敗…シティがエバートン相手のドローで公式戦5戦未勝利に【プレミアリーグ】
2024.12.26 23:29 Thu
プレミアリーグ第18節、マンチェスター・シティvsエバートンが26日にエティハド・スタジアムで行われ、1-1のドローに終わった。公式戦3連敗で7位に転落したシティは前節、アストン・ビラとのアウェイゲームに1-2で敗戦。これで公式戦12戦9敗と泥沼の状況が続く4連覇中の王者は、直近2試合でアーセナル、チェルシー相手にゴールレスドローに持ち込んでいる15位のエバートンとのホームゲームに臨んだ。
グアルディオラ監督は中4日でのボクシング・デー開催の一戦で先発3人を変更。ストーンズとギュンドアン、グリーリッシュに代えてアケ、ドク、サヴィオを起用。なお、この試合ではストーンズ、ウォーカー、グリーリッシュがベンチからも外れた。
堅守も得点力不足が深刻なアウェイチームに対して、先制点が大きなカギを握るとみたホームチームがアグレッシブに入る。開始3分には左CKの場面でショートコーナーからフォーデンの左クロスに反応したグヴァルディオルがヘディングシュートを狙うが、これは惜しくも左ポストを叩く。
電光石火の先制点はならずも、良いイメージで試合に入ったシティ。以降もボールを動かしながらコンパクトな陣形で守るエバートンに揺さぶりをかけていく。
ゲームキャプテンのゴールによって幸先よくリードを手にしたシティは、失点後も大きく戦い方を変えない相手を引き続き揺さぶりながら追加点を狙う。その流れで背後を狙うハーランドが良い形でボックス内へ抜け出す場面も作るが、ここはGKピックフォードの冷静な飛び出しに阻まれる。さらに、33分にはシンプルなロングボールからフォーデンのラストパスにボックス中央で反応したベルナルド・シウバに2点目のチャンスも、ここはシュートを枠に飛ばせず。
一方、エバートンは前半半ばを過ぎて徐々にカウンターから相手陣内でのプレータイムを増やすものの、決定機には至らず。それでも、36分には右サイドで背後を取ったコールマンを起点に押し込むと、ボックス手前右でドゥクレが入れた低いクロスをDFアカンジがクリアし切れずに流れたところに詰めたエンディアイエが抑えの利いた右足ダイレクトシュートをゴール右隅へ突き刺した。
一瞬の隙を突かれて試合を振り出しに戻されたシティはすぐさま攻勢に転じる。そして、前半終盤には再び相手を押し込む形となったが、追いついて一層守備の集中力が高まったトフィーズの堅守を前に2点目を奪うことはできず。
1-1のイーブンで折り返した試合は、後半も同じメンバーでスタート。引き続き押し込んだシティは51分、ボックス右で仕掛けたサヴィオがDFミコレンコのファウルを誘ってPKを獲得する。
しかし、この絶好機でキッカーを務めたハーランドが左を狙ったシュートはコースが甘くなりGKピックフォードのビッグセーブに遭う。このこぼれ球をグヴァルディオルが頭で折り返したところをハーランドが頭で押し込んだが、これは完全にオフサイドで認められず。エースのPK失敗で勝ち越しのチャンスを逃した。
このPK失敗を引きずらずに早い時間帯にゴールを奪いたいシティは人数をかけて外回りの攻撃を継続。引き続きドクとサヴィオの仕掛けに、ハーランドを狙ったクロスも交えながら攻め手を窺うが、なかなか相手の守備のバランスを崩し切れない。
アストン・ビラ戦のようにカウンターで相手に攻め込まれるシーンは作らせないものの、攻撃が完全に停滞するホームチーム。この状況を受け、グアルディオラ監督は75分にドクを下げてデ・ブライネを投入。
だが、この交代もすぐに攻撃を活性化させる一手とはならず。エバートンが望む膠着状態が続くなか、試合終盤にはコバチッチとアケを下げてギュンドアン、シンプソン=ピュゼーを同時投入した。
その後、6分のアディショナルタイムも加えた後半最終盤に決死の猛攻を仕掛けたシティは、91分にボックス内で前向きの状態でフリーのリコ・ルイスに決定機が訪れたが、ここでシュートを枠に飛ばせず。
そして、試合はこのままタイムアップを迎え、1-1のドロー決着。アーセナル、チェルシーに続いてエバートンにドローに持ち込まれたシティは公式戦連敗を「3」でストップも、5戦未勝利と長いトンネルを抜けられず。
マンチェスター・シティ 1-1 エバートン
【マンチェスター・シティ】
ベルナルド・シウバ(前14)
【エバートン】
イリマン・エンディアイエ(前36)
グアルディオラ監督は中4日でのボクシング・デー開催の一戦で先発3人を変更。ストーンズとギュンドアン、グリーリッシュに代えてアケ、ドク、サヴィオを起用。なお、この試合ではストーンズ、ウォーカー、グリーリッシュがベンチからも外れた。
電光石火の先制点はならずも、良いイメージで試合に入ったシティ。以降もボールを動かしながらコンパクトな陣形で守るエバートンに揺さぶりをかけていく。
すると14分、相手陣内中央でのパス交換から左サイドでボールを持ったドクがポケットに侵入したベルナルド・シウバにラストパスを通すと、ポルトガル代表MFが折り返し気味に左足で巻き込んだシュートがDFブランスウェイトの足に当たってコースが変わりファーのサイドネットに吸い込まれた。
ゲームキャプテンのゴールによって幸先よくリードを手にしたシティは、失点後も大きく戦い方を変えない相手を引き続き揺さぶりながら追加点を狙う。その流れで背後を狙うハーランドが良い形でボックス内へ抜け出す場面も作るが、ここはGKピックフォードの冷静な飛び出しに阻まれる。さらに、33分にはシンプルなロングボールからフォーデンのラストパスにボックス中央で反応したベルナルド・シウバに2点目のチャンスも、ここはシュートを枠に飛ばせず。
一方、エバートンは前半半ばを過ぎて徐々にカウンターから相手陣内でのプレータイムを増やすものの、決定機には至らず。それでも、36分には右サイドで背後を取ったコールマンを起点に押し込むと、ボックス手前右でドゥクレが入れた低いクロスをDFアカンジがクリアし切れずに流れたところに詰めたエンディアイエが抑えの利いた右足ダイレクトシュートをゴール右隅へ突き刺した。
一瞬の隙を突かれて試合を振り出しに戻されたシティはすぐさま攻勢に転じる。そして、前半終盤には再び相手を押し込む形となったが、追いついて一層守備の集中力が高まったトフィーズの堅守を前に2点目を奪うことはできず。
1-1のイーブンで折り返した試合は、後半も同じメンバーでスタート。引き続き押し込んだシティは51分、ボックス右で仕掛けたサヴィオがDFミコレンコのファウルを誘ってPKを獲得する。
しかし、この絶好機でキッカーを務めたハーランドが左を狙ったシュートはコースが甘くなりGKピックフォードのビッグセーブに遭う。このこぼれ球をグヴァルディオルが頭で折り返したところをハーランドが頭で押し込んだが、これは完全にオフサイドで認められず。エースのPK失敗で勝ち越しのチャンスを逃した。
このPK失敗を引きずらずに早い時間帯にゴールを奪いたいシティは人数をかけて外回りの攻撃を継続。引き続きドクとサヴィオの仕掛けに、ハーランドを狙ったクロスも交えながら攻め手を窺うが、なかなか相手の守備のバランスを崩し切れない。
アストン・ビラ戦のようにカウンターで相手に攻め込まれるシーンは作らせないものの、攻撃が完全に停滞するホームチーム。この状況を受け、グアルディオラ監督は75分にドクを下げてデ・ブライネを投入。
だが、この交代もすぐに攻撃を活性化させる一手とはならず。エバートンが望む膠着状態が続くなか、試合終盤にはコバチッチとアケを下げてギュンドアン、シンプソン=ピュゼーを同時投入した。
その後、6分のアディショナルタイムも加えた後半最終盤に決死の猛攻を仕掛けたシティは、91分にボックス内で前向きの状態でフリーのリコ・ルイスに決定機が訪れたが、ここでシュートを枠に飛ばせず。
そして、試合はこのままタイムアップを迎え、1-1のドロー決着。アーセナル、チェルシーに続いてエバートンにドローに持ち込まれたシティは公式戦連敗を「3」でストップも、5戦未勝利と長いトンネルを抜けられず。
マンチェスター・シティ 1-1 エバートン
【マンチェスター・シティ】
ベルナルド・シウバ(前14)
【エバートン】
イリマン・エンディアイエ(前36)
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「愛されていると感じること、求められること…」今夏アトレティコ移籍のアルバレス、シメオネ監督らからの勧誘に「可能性を感じた」
アトレティコ・マドリーのアルゼンチン代表FWフリアン・アルバレスが今夏の舞台裏を語った。スペイン『マルカ』が伝えた。 夏の移籍市場でマンチェスター・シティを離れ、アトレティコに加わったアルバレス。アトレティコにとって史上3番目の移籍金、シティにとっては最高売却額となるベース7000万ユーロ(約114億3000万円)での取引となった。 移籍は8月に発表されたものの、アトレティコの関心は6月から噂に。『マルカ』のインタビューに応じたアルバレスは、当時の状況を明かしている。 「それが話題になった時、僕はコパ・アメリカに出場していて、その後はオリンピックに出場した。だからほとんど(記事を)見ていなかった。少しずつその噂が聞こえるようになり、オリンピックで(チームメイトの)ジュリアーノ(・シメオネ)と多かれ少かれ話をしたよ」 「ロドリ(ロドリゴ・デ・パウル)やグリジ(アントワーヌ・グリーズマン)、チョロ(ディエゴ・シメオネ監督)もその頃僕に話しかけてきた…。簡単な決断ではなかった。でもそれについて考えていたし、家族とも話し合い、結局それが実現した」 また、アトレティコ移籍の決め手についても語ったアルゼンチン代表FW。シティではノルウェー代表FWアーリング・ハーランドの存在もあり、主役になりきれなかったなか、シメオネ監督からは大きな信頼を寄せられたようだ。 「愛されていると感じること、求められること…。それはとても幸せなことだし、自分も愛されていると感じられる。もちろん、すでに知っている人たちがいて、アルゼンチン人が何人かいる場所に来たことも大きな助けになった。そして、それは決断する上で重要なことでもあった」 「彼(シメオネ監督)は僕に、クラブに大きく貢献することができる、そのスペースとチャンスがあると言った。僕は自分が思う最高のサッカー選手になるため、スペースを与えてくれるような場所にいたいと彼に言った」 「そして彼らと話した結果、アトレティコ・マドリーに可能性を感じた。これまでのところは順調に進んでいるけど、今後どうなるか見てみよう」 さらに、グリーズマンのようにアトレティコの顔になることも望まれたとのこと。クラブのためにすべてを捧げるつもりだ。 「僕がチョロと話したこと、そして彼に言われたことは、現在だけでなく、アトレティコ・マドリーの将来のことも考えているということだった」 「僕ならクラブに将来をもたらすことができると言ってくれたし、それは僕にとっても非常に重要だった。決断を下す時、このような偉大なクラブからこのように言ってもらえたことを誇りに思う」 「その準備ができているかどうかはわからないけど、常にベストを尽くすことは確かだ。これまでのすべてのクラブと同様にクラブのカラーを守るつもりだし、常にベストを求めている」 2024.12.21 23:49 Sat4
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