首位固めのリバプール、スロット監督は「まだ何試合残っているかを理解している」と油断せず

2024.12.27 10:15 Fri
Getty Images
リバプールアルネ・スロット監督が26日に行われたプレミアリーグ第18節、3-1で逆転勝利したレスター・シティ戦を振り返った。
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開始6分に先制される展開となったリバプールだったが、ハーフタイム間際の追加タイムにFWコーディ・ガクポのゴールで同点に。そして後半開始4分にMFカーティス・ジョーンズのゴールで逆転すると、その後は危なげなく試合を運び、82分にFWモハメド・サラーのゴールでダメを押した。同日の試合でフルアムに敗れた2位チェルシーとのポイント差を7に広げた首位リバプールだが、スロット監督は全く油断していない。
「前半のパフォーマンスには満足している。満足できなかったのは失点した1分間のみ。最初からチャンスを多く作って相手を脅かし、ボックス内に多くの選手が入ってボールをたくさん入れることができた。それでも前半終盤に同点弾を奪えたのが重要だったと思う。その同点弾が我々を奮い立たせ、後半早々に逆転できた。一方でレスターにダメージを与えることになったと思う」

「まずは試合に勝つことが重要だった。レスターとのホーム戦は勝つべきだと思っていた。フルアム戦(2-2)やフォレスト戦(0-1)も同じ気持ちで戦ったが…。だからプレミアリーグでは試合に勝つために多くのことをしなければならない。今日も1点ビハインドの展開を強いられた。リーグの順位はもちろん知っているが、まだ何試合残っているかを理解している」
また、リーグ戦17戦16発のサラーについて問われると、「また素晴らしいゴールだった。コーディのゴールと似ていたね。モーのような選手たちがゴールを奪える可能性の高いポジションに居て、頻繁に試合に出場したら結果を出してくれるだろう」と大きな信頼を口にした。

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マク・アリスターへのタルコウスキの危険なスライディングタックルが物議、スロット監督は退場にならなかったことに「驚いていない」と皮肉

リバプールのアルネ・スロット監督が2日に行われ、1-0で勝利したプレミアリーグ第30節エバートンとのマージーサイド・ダービー後にコメントした。 試合はFWジオゴ・ジョタの決勝弾でリバプールが勝利し、2位アーセナルとの12ポイント差を維持。優勝へまた一歩前進したが、今回のダービーでは11分にMFアレクシス・マク・アリスターへのDFジェームズ・タルコウスキの危険なスライディングタックルが物議を醸すことに。 フィフティーへのボールに両者がチャレンジした際、ボールをクリアしたタルコウスキの残り足がマク・アリスターの左足首に向かって直撃。サム・バレット主審はタルコウスキにイエローカードを出すに留め、VARが介入することもなかった。 スロット監督はこの判定に敢えて「驚いていない」とコメントし皮肉を込めた。 「多くの人が既にコメントしており、私はコメントしたくない。リバプールをあまり好きでない人たちでさえ、判定がどうあるべきだったか明確だと言っていた。驚いたかって? いいや」 この判定に対し、元マンチェスター・ユナイテッドDFのギャリー・ネヴィル氏は「ひどいタックルだ。あのようにフォロースルーする必要はなかった」と一発レッドカードを支持。 またエバートンOBのダンカン・ファーガソン氏でさえも「異論はない。完全なレッドカードだ」とコメント。そして元プレミアリーグ審判のマイク・ディーン氏は「ひどいチャレンジだ。レッドカードに値する」と一様に一発退場が正当だとの見解を示した。 なお、プレミアリーグのマッチセンターアカウントはこの件について、タルコウスキがボールにプレーしていたため退場には値しないとの説明を出している。 2025.04.03 08:30 Thu

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