イングランド相手に金星も「今夜は祝いたくない」 2得点のギリシャ代表FW、戦友の死に悲痛な思い「彼のために魂を捧げた」
2024.10.11 15:59 Fri
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イングランド相手に金星も「今夜は祝いたくない」 2得点のギリシャ代表FW、戦友の死に悲痛な思い「彼のために魂を捧げた」
ギリシャ代表のFWヴァンゲリス・パヴリディスやイバン・ヨバノビッチ監督が複雑な心境を語っている。『ESPN』が伝えた。 UEFAネーションズリーグ(UNL)2024-25ではリーグBのグループ2を戦い、9月はフィンランド代表、アイルランド代表相手に2連勝としたギリシャ。10日の第3節ではイングランド代表との首位攻防戦に臨んだ。 試合前には先日訃報があったギリシャ代表DFジョージ・バルドックへの黙とうが捧げられた一戦。堅守速攻で応戦するギリシャは後半立ち上がり、DFに囲まれながら巧みにシュートまで持ち込んだパヴリディスが先制点を奪う。 終盤にはMFジュード・ベリンガムに同点弾を許すも、後半アディショナルタイムにパヴリディスがゴール前の混戦から勝ち越し弾。劇的な形でイングランド相手に初白星を手にし、3連勝を達成した。 値千金のゴールを亡きチームメイトへ捧げたパヴリディスは試合後にコメント。辛いなかでの金星だったと明かしている。 「とても特別な日であり、とても特別な試合だった。僕らの思いはジョージとともにある」 「僕らはプロで、試合に出場しなければならなかった。今夜は彼のために魂を捧げた。今日はサッカーについて語る日ではない。彼はチームの一員だった。彼がいなくなればとても寂しくなる」 「また、彼の家族の強さを祈っている。サッカーの話はしない。今日はずっと何も感じなかった。今夜は勝ったが祝いたくない。言葉がない」 一方、ヨバノビッチ監督は屈することなく戦ったチームを称賛。バルドックのために選手たちが奮い立ったと述べている。 「こういう時はサッカーは二の次だ」 「彼はこのチームに足跡を残した。そしてそれは今日の選手たちのプレーぶりにも表れていた」 <span class="paragraph-title">【動画】亡き友に捧げた金星…イングランドvsギリシャ ハイライト</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="ZW0oH3qM4rk";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.10.11 15:59 Fri2
イングランドが暫定体制初黒星…ギリシャが故バルドックに捧げる会心の勝利【UNL】
UEFAネーションズリーグ(UNL)2024-25のリーグBグループ2第3節のイングランド代表vsギリシャ代表が10日に行われ、アウェイのギリシャが1-2で勝利した。 ここまで2連勝スタートのイングランドは、同じく連勝スタートのギリシャとの首位攻防戦に臨んだ。今回の一戦に向けては数名の離脱者に加え、軽傷を抱えるエースのケインがベンチ外に。これを受け、この一戦ではサカとゴードンの両ウイングにベリンガムとフォーデンが中央に並ぶ[4-4-2]の布陣で臨んだ。 かつてプレミアリーグでもプレーし、先日に訃報が伝えられたギリシャ代表DFジョージ・バルドックへの黙とうが捧げられた中でスタートした一戦。開始直後にはベリンガムのシュート、パーマーの直接FKとイングランドが押し込む入りに。 ただ、好調のギリシャもすぐさま反撃の姿勢を見せると、相手ビルドアップの際にGKピックフォードに圧力をかけてボールを奪い切り、バカセタスが無人のゴールへシュートを放つが、これはDFコルウィルの圧巻のゴールカバーに阻まれる。この直後のセットプレーでもゴールネットを揺らすが、今度はオフサイドで認められず。 以降はボールを保持して押し込むイングランド、堅守速攻で応戦するギリシャという構図の下で拮抗した攻防が繰り広げられる。イングランドはサカとゴードンの両翼がボックス付近で幾度か良い形の仕掛けを見せたが、クロスや仕上げの部分でケイン不在を感じさせた。 ゴールレスで折り返した試合は後半の早い時間帯に動く。49分、ギリシャは波状攻撃から最後尾のコウリエラキスの果敢なドリブル突破で陣形を崩し、ボックス左で足元にパスを受けたパヴリディスが複数のDFに囲まれながらも巧みなターンからの右足シュートを流し込んだ。そして、ゴール直後にパヴリディスやチームメイトは喪章と共にバルドックのユニフォームを掲げ、天国へ旅立った仲間にゴールを捧げた。 一方、後半立ち上がりに痛恨の失点を喫したイングランドは、直前に右のハムストリングを痛めたと思われるサカを下げてマドゥエケをピッチに送り込むと、60分にはゴードンを下げてストライカーのワトキンスを投入。そのワトキンスは投入直後にボックス内へ抜け出すが、右足シュートを枠に飛ばせない。 以降も攻め手を見いだせないイングランドは72分、フォーデンを下げて7年ぶり代表復帰のソランケを投入。ワトキンスとの2トップに変更し、前半からの足元の繋ぎに加えてシンプルなクロスというアプローチで幾度か際どい場面を作り出す。 一方、メンバーを入れ替えながら強度を維持するギリシャは体を張った守備で相手の攻撃を撥ね返しつつ、シンプルなロングカウンターから幾度も引っくり返すシーンを創出。その流れでゴールネットを揺らす場面も作ったが、オフサイドによってゴールは認められず。 何とか2失点目を凌いで勝ち点の可能性を残したイングランドは後半の土壇場にようやく追いつく。87分、中央突破してボックス右に抜け出したワトキンスがマイナスの折り返しを入れると、ペナルティアーク左に勢いを持って走り込んだベリンガムが右足ダイレクトシュート。これがGKヴラホディモスの手をはじいてゴール右隅に決まった。 これで勢いづく聖地ウェンブリーの空気を追い風に攻勢を仕掛けたイングランドだったが、後半アディショナルタイムの攻防でゴールを奪ったのはアウェイのギリシャだった。94分、ロングボールのこぼれを拾ったペルカスのボックス内への仕掛けからゴール前で混戦を生むと、クリアを試みたリコ・ルイスをペルカスが潰したこぼれに詰めたパヴリディスが右への持ち出しからDFの股間を抜くシュートを左隅に流し込み、劇的な勝ち越しゴールとした。 そして、試合はこのままタイムアップを迎え、敵地でイングランドとの首位攻防戦を制したギリシャが3連勝。敗れたホームチームはカーズリー暫定対戦で初の黒星となった。 イングランド代表 1-2 ギリシャ代表 【イングランド】 ジュード・ベリンガム(後42) 【ギリシャ】 ヴァンゲリス・パヴリディス(後4、後49) 2024.10.11 05:50 Fri3
AZがスパーズからアイルランド代表FWパロット獲得! 昨季オランダで17ゴール
AZは13日、トッテナムからアイルランド代表FWトロイ・パロット(22)を完全移籍で獲得したことを発表した。背番号は「9」に決定。契約期間は2029年6月30日までの5年となる。 なお、イギリス『フットボール・ロンドン』によると、移籍金は800万ユーロ(約13億8000万円)程度になったという。 スパーズを離れてAZを新たな挑戦の場に選んだ22歳のアイルランド代表FWは、クラブ公式サイトを通じて意気込みを語った。 「サインする前に、AZについて良い話をたくさん聞いてきたし、一緒にプレーしたときに友人となったケンツォ・フトマインとも話をしたんだ」 「AZは、僕が成長するため次のステップを踏むのに最適なクラブだと思う。昨年の有益な経験を活かしたい。昨シーズンすでにオランダでプレーしていたから、ここでの試合や生活に慣れていることが役立っている。とにかく、ここにいられてとても幸せだし、スタジアムでサポーターに会うのが待ちきれないよ」 パロットは2017年夏に母国のベルヴェディアからトッテナムのユースチームに加入した万能型ストライカー。2019年2月のファーストチーム昇格後、同年9月に行われたEFLカップのコルチェスター・ユナイテッド戦で公式戦デビューを飾り、同年11月には17歳でアイルランド代表デビューを果たした。 しかし、以降はファーストチーム定着には至らず、ミルウォールやイプスウィッチ、MKドンズ、プレストンと国内の下部カテゴリーのクラブへの武者修行を繰り返していた。 1シーズンのレンタル移籍で加入した昨シーズンのエクセルシオールではエールディビジ25試合10ゴール、入れ替え戦プレーオフ4試合7ゴールを記録。オランダ国内での評価を高めていた。 AZでは日本代表DF毎熊晟矢に続く新戦力となるパロットは、ベンフィカに完全移籍した昨季リーグ得点王のギリシャ代表FWヴァンゲリス・パヴリディスの後釜を担うことになる。 2024.07.13 21:50 Sat4
ベンフィカに0-5大敗…上田綺世所属の新生フェイエノールトが開幕に向け不安募る
フェイエノールトがベンフィカに0-5と大敗を喫した。 日本代表FW上田綺世が所属するフェイエノールトは28日、敵地ポルトガルでベンフィカとのプレシーズンマッチ(第12回エウゼビオ・カップ)に臨み、0-5の大敗となった。 開始9分で先制されると、13分、14分と昨季までオランダ1部・AZに所属のFWヴァンゲリス・パヴリディスに立て続けの被弾を許し、18分にも4失点目。最後は89分の被弾で0-5だ。 上田は60分、FWサンティアゴ・ヒメネスとの交代で途中出場。しかしゴールには絡めず、オランダ『Voetbal International』は後半のフェイエノールトについて「魅力的なものは何もなかった」と論評。ゴール前までほとんどボールを運べなかった後半のフェイエノールトだ。 チームはオランダ1部優勝(22-23)の立役者となったアルネ・スロット監督が退任し、今季から元デンマーク代表DFのブライアン・プリスケ氏が新監督として率いることに。 ベンフィカに大敗したフェイエノールトは31日、モナコとの一戦が今夏最後のプレシーズンマッチ。8月4日に開催されるオランダスーパーカップ・PSV戦が今季初の公式戦となる。 また、オランダ1部第1節・ヴィレム戦も10日に控えている状況。しかしながら、新生フェイエノールトは開幕に向けて不安が募っている状況だ。 2024.07.29 12:45 Mon5
ベンフィカが昨季エールディビジ得点王を獲得! AZ菅原由勢の同僚
ベンフィカは1日、AZからギリシャ代表FWヴァンゲリス・パヴリディス(25)を完全移籍で獲得したことを発表した。契約期間は2029年6月30日までの5年となる。 なお、移籍金に関しては2000万ユーロ(約34億7000万円)程度になったようだ。 母国のテッサロニキで生まれたパヴリディスは10代でドイツに渡り、ボーフムでプロキャリアをスタート。ドイツの地ではなかなか結果を残すことができず、2019年1月にヴィレムIIへレンタル加入。翌シーズンに完全移籍に移行すると、オランダの地でストライカーとしての才能を完全に開花させた。 2019–20シーズンからヴィレムIIで2シーズン連続リーグ戦2桁得点を記録し、2021-22シーズンにステップアップしたAZでも2季連続2桁得点を記録。さらに、昨シーズンはPSVのFWルーク・デ・ヨングと共に、29ゴールを挙げる圧巻の活躍をみせ、自身初のエールディビジ得点王に輝いた。 186cmの恵まれた体躯を活かした空中戦も得意とするセンターフォワードだが、その真価は柔らかな足元のテクニックを駆使したキープ力や個での打開力、両利きと評される優れたキック精度にあり、多彩なゴールパターンを持っている。 日本代表DF菅原由勢と共に今夏の移籍市場で多くのクラブの関心を集める中、その新天地はかつて同胞FWコンスタンティノス・ミトログルが活躍したポルトガル屈指の名門となった。 2024.07.02 16:20 Tueギリシャの人気記事ランキング
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イングランドが暫定体制初黒星…ギリシャが故バルドックに捧げる会心の勝利【UNL】
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かつてプレミアリーグでもプレーしたギリシャ代表DFが急死…自宅プールで発見される
かつてプレミアリーグでもプレーしたパナシナイコスのギリシャ代表DFジョージ・バルドック(31)が、自宅で帰らぬ人となった。イギリス『BBC』など複数メディアが伝えている。 現在ギリシャでプレーするバルドックだったが、妻から連絡がとれなくなったと通報があり捜索が開始され、9日にアテネ南部グリファダにある自宅プールで亡くなっている姿が発見されたとのこと。警察による蘇生処置の甲斐もなく、死亡が確認された。 ギリシャ警察による公式声明は10日に発表される予定だが、現時点で事件性などはないとされている模様。現在は検視を進めており、死因については数日後に判明するとされている。 イングランドのMKドンズでプロデビューを果たしたバルドックは、その後もイングランドの下部リーグでプレー。2017年に加入したシェフィールド・ユナイテッドには7年間在籍し、プレミアリーグでも83試合に出場した。 2022年にはギリシャ代表にも初招集されて代表デビューを飾り、ここまで12試合に出場。今シーズンからはパナシナイコスに加入しており公式戦4試合に出場していたが、10月のインターナショナルマッチウィークでは代表に招集されていなかった。 この突然の訃報に、ギリシャ代表は以下の声明を発表。チームは10日に行われるUEFAネーションズリーグ2024-25でイングランド代表と対戦予定だが、黒い腕章を着用し、試合前に黙祷を行う許可をUEFAに申請している。 「深い悲しみと悲痛の思いで、代表チームとギリシャサッカー連盟はジョージ・バルドック氏に別れを告げます」 「我々の一員である若い男性が予期せず亡くなったという知らせがもたらした人的苦痛を、言葉で表すことはできません。この瞬間も黙祷を捧げます。遺族に対してもお悔やみ申し上げます」 このほかにも、バルドックが過去に所属したリーグやチーム、かつての同僚が続々と哀悼の意を表明。誰もが故人の死を悼んでいる。 2024.10.10 10:10 Thu4
ケイン不在試合を乗り切れず カーズリー暫定体制3戦目で初黒星 「今夜はほとんどの時間で二番手」
イングランド代表が暫定体制になってから初黒星だ。 イングランドは10日のUEFAネーションズリーグ(UNL)2024-25・リーグBグループ2第3節でギリシャ代表とホームで対戦。後半に先制を許す展開のなか、87分にジュード・ベリンガムのゴールで追いついたが、90+4分に勝ち越され、1-2で敗戦した。 ハリー・ケイン不在の試合を落としたリー・カーズリー暫定監督はイギリス『ITV Sport』で「今夜はほとんどの時間で二番手だった」としつつ、新たな試みをした上での結果と強調する。イギリス『スカイ・スポーツ』が報じた。 「残念だ。挫折はつきものだし、フィンランド戦で巻き返すのが大事になる。(このギリシャ戦では)違うことにトライし、違うプレーをした。昨日、20分試してのものだったが、うまくいかなかったのは残念だ」 「改めてトライする。我々はクオリティを考えると、ゴールはすべてミスからだ。1-1の時点でもかなり運がよかった。(システムは)オプションの1つ。ケインのクオリティがあれば、それは必要ないことだ」 「試したかったし、試す勇気も必要になる。何か違うことをやってみたんだ」 イングランドは13日の次戦、フィンランド代表のホームに乗り込む。 2024.10.11 10:59 Fri5