イングランド相手に金星も「今夜は祝いたくない」 2得点のギリシャ代表FW、戦友の死に悲痛な思い「彼のために魂を捧げた」
2024.10.11 15:59 Fri
【動画】亡き友に捧げた金星…イングランドvsギリシャ ハイライト
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北中米W杯の欧州予選組み合わせ決定! 12カ国+POの4カ国が出場権獲得、来年3月からスタート【2026年北中米W杯欧州予選】
欧州サッカー連盟(UEFA)は13日、2026年北中米ワールドカップ(W杯)欧州予選の組み合わせ抽選会を実施した。 アメリカ、カナダ、メキシコの3カ国が共催する次のW杯。これまでの32カ国から、48カ国に出場国が増加し、規模が大きくなった初の大会となる。 アジア、南米、アフリカではすでにW杯予選がスタートしている中、ヨーロッパはUEFAネーションズリーグ(UNL)が開催されており、ここから本格的に予選がスタートする。 12のグループに分かれて行われる欧州予選。各グループの1位はW杯出場権を獲得。グループ2位の12カ国はプレーオフに進出し、その中から4カ国が出場権を獲得。ヨーロッパからは合計16カ国が出場することとなる。 UNLの準々決勝以降はまだ行われていないため、一部のグループは組み合わせが決まっていない中、確定しているグループもある。 イングランド代表はグループKに入り、5カ国で戦うことに。セルビア代表、アルバニア代表、ラトビア代表、アンドラ代表と同居した。 また、ベルギー代表はグループJに入り、ウェールズ代表、北マケドニア代表、カザフスタン代表、リヒテンシュタイン代表と同居している。 欧州予選は2025年3月から11月までの5回のインターナショナル・マッチウィークで行われることに。4カ国で組まれているグループAからFまでは9月まで予選が行われないこととなる。 <h3>◆2026年北中米W杯欧州予選組み合わせ</h3> 【グループA】 ドイツ/イタリア勝者 スロバキア 北アイルランド ルクセンブルク 【グループB】 スイス スウェーデン スロベニア コソボ 【グループC】 ポルトガル/デンマーク勝者 ギリシャ スコットランド ベラルーシ 【グループD】 フランス/クロアチア勝者 ウクライナ アイスランド アゼルバイジャン 【グループE】 スペイン/オランダ勝者 トルコ ジョージア ブルガリア 【グループF】 ポルトガル/デンマーク敗者 ハンガリー アイルランド アルメニア 【グループG】 スペイン/オランダ敗者 ポーランド フィンランド リトアニア マルタ 【グループH】 オーストリア ルーマニア ボスニアヘルツェゴビナ キプロス サンマリノ 【グループI】 ドイツ/イタリア敗者 ノルウェー イスラエル エストニア モルドバ 【グループJ】 ベルギー ウェールズ 北マケドニア カザフスタン リヒテンシュタイン 【グループK】 イングランド セルビア アルバニア ラトビア アンドラ 【グループL】 フランス/クロアチア敗者 チェコ モンテネグロ フェロー諸島 ジブラルタル 2024.12.14 01:07 Sat2
逮捕・有罪判決・控訴から3年半…ギリシャでの“マグワイア事件”がうやむや消滅へ?
マンチェスター・ユナイテッドのイングランド代表DFハリー・マグワイア。汚名を晴らすための控訴審が再開されない可能性もあるようだ。イギリス『サン』が伝えている。 マグワイアは2020年8月、休暇で訪れたギリシャのリゾート地・ミコノス島にて、他の観光客との間で口論となったことが発端となり、警察官への暴行容疑で地元当局に逮捕され、また警察官への贈収賄容疑でも起訴された。 この事件は、逮捕4日後に21カ月10日の禁固刑(執行猶予付き)という有罪判決が下り、全面無罪を主張するマグワイア側はすぐに控訴を発表した。 一連の事件については、マグワイアの妹が現場となったナイトクラブでレイプ被害に遭う寸前だったという証言があるなど、不可解な点も多く、一概にマグワイアとその兄弟、また友人たちに非があるとは言えない状況。当時、釈放されたマグワイアは「自分たちが被害者であり、暴行を受けた側」と主張している。 事件から3年半、すでに執行猶予期間も終えているなか、控訴審は未だ決着しておらず、現時点で1年以上何も進展がない状況。経済状況の良くないギリシャでは、現在“弁護士組合”がストライキを実施…少なくとも2025年3月まで再審を開けないという。 また、ギリシャは時の政権による財政赤字の隠蔽が2010年に明るみとなって以降、観光業が国家経済を支える重要な柱でありながら、治安が急速に悪化し、ツーリストを狙った窃盗事件も日常茶飯事に。 こういった背景もあるのか、ギリシャの当局者は、“マグワイア事件”が続くことによって観光業全体にさらなる悪影響が出る可能性を考慮し、この事件の追及に消極的であるとのこと。汚名を晴らしたいマグワイア側の意向は不明だが、うやむやにして二度と再審を開かない可能性もあるとされている。 2024.02.11 16:45 Sun3
日本最悪のシナリオ=ギリシャの初戦勝利?
▽日本代表のブラジル・ワールドカップ初戦が近付いている。グループリーグ突破のために、初戦のコートジボワール代表戦、そして続くギリシャ代表戦、コロンビア代表戦でどのように勝ち点を稼ぐか、青写真を描いている方も多いだろう。しかし、ここで一度、日本の試合から離れてほしい。なぜなら、日本にとっての“最悪のシナリオ”が、コートジボワール戦のキックオフ前に始まってしまう可能性があるからだ。<br /><br />▽日本は、日本時間15日10時にコートジボワールとの初戦を迎えるが、同じグループCのもう1試合、コロンビアvsギリシャはその9時間前の午前1時にキックオフを迎える。グループリーグのすべての試合が、それぞれの国の決勝トーナメント進出にかかわってくるのは言うまでもないが、このグループCの初戦でギリシャが勝つことが、 日本にとって、“最悪のシナリオの序章”になりかねないのだ。<br /><br />◆ギリシャの堅守=日本の弱点<br />▽ギリシャといえば、10年前にユーロを制するなど、“スタイル”となっている堅守だろう。実際、今大会の欧州予選でも10試合4失点と、前回王者のスペイン代表に次ぐ2位タイの成績。直近の親善試合でも、ポルトガル代表、ナイジェリア代表といった今大会出場国を零封している。<br /><br />▽欧州トップクラスの相手すら苦しめるギリシャの堅守を考えたとき、日本にとって一番嫌なのは、徹底的に引いて守られ、そして鋭いカウンターの一発で敗戦、というパターンだろう。昨年10月のセルビア代表戦、ベラルーシ代表戦での苦い経験を思い出してもらいたい。フィジカルに秀でた選手たちによる守備を前に、日本は押し込みながらも、最後まで得点を奪えなかった。<br /><br />◆堅守のほころびが生じる可能性<br />▽では、ギリシャはどういった場合に、日本戦で自陣に引きこもって守備を固める戦いを選択するだろうか。結論から言うと、それはギリシャが初戦のコロンビア戦で勝利を収めた場合だ。<br /><br />▽おそらく、現在の“ギリシャの青写真”は、グループCで最も実力が高いと見られているコロンビアとの初戦で引き分け、2戦目の日本戦で勝ち点3獲得というプランだろう。この“プラン通り”にギリシャが日本戦に臨むことになれば、日本としてはラッキーだ。どんな場合でもギリシャの堅守は厄介だ。しかし、ギリシャが勝利を狙って攻めに出る時間帯が増えれば、同時に日本が手薄になった守備の隙を突くチャンスも増えることになる。また、初戦でギリシャが敗北すれば、勝利を狙ってますます攻撃的になり、日本の得点機もそれに応じて増えるだろう。<br /><br />◆手加減ゼロの堅守<br />▽“最悪のシナリオ”は、ギリシャがコロンビア戦で勝利し、“日本から無理に勝ち点3を奪う必要がなくなった”という状況になることだ。もし、そうなった場合、日本はギリシャ戦でセルビア戦、ベラルーシ戦と同じ展開に持ち込まれ、勝利、最悪の場合は勝ち点の獲得が困難になる。<br /><br />▽また、コロンビアは初戦で敗北した場合、その後の2試合で“絶対に勝たなくてはならない”戦いを選択することになる。“あわよくば”と多くの人が考える、2連勝したコロンビアが日本戦に“100%の本気を出さずに”臨む、という希望的観測とは間逆の状況になる。<br /><br />◆勝ち点“1”じゃ足りない<br />▽つまり、ギリシャがコロンビアに勝利した場合、日本は2戦目で“遺憾なく守備力を発揮できる”ギリシャと、3戦目で“100%の本気で勝ちにくる”コロンビアと対戦することになる。そうなると、俄然重要になるのは、初戦のコートジボワール戦での勝ち点“3”だ。もし、この試合で勝ち点1以下の獲得にとどまった場合、その後の2試合で“日本にとって最も勝ちにくい”ギリシャと、日本が“最も戦いたくない”コロンビアから、合わせて勝ち点4以上を奪わなければ、グループリーグ突破は難しい。“初戦で負けなければ”ではなく、“初戦で勝たなければ”グループリーグ突破が難しくなる、というこの状況。“最悪のシナリオ”と呼ばずしてなんと言おう。<br /><br />▽日本にとって重要なのは、目の前の相手との戦いに全力を尽くすこと。これは間違いない。しかし、グループのもう1試合の結果によっては、必然的に“初戦の目標設定”を変えなくてはならなくなる。繰り返そう、日本にとって“最悪のシナリオ”は、日本が戦う前に始まってしまうかもしれない。 2014.06.14 23:00 Sat4