かつてプレミアリーグでもプレーしたギリシャ代表DFが急死…自宅プールで発見される

2024.10.10 10:10 Thu
ギリシャ代表DFジョージ・バルドックが31歳の若さで帰らぬ人に…
Getty Images
ギリシャ代表DFジョージ・バルドックが31歳の若さで帰らぬ人に…
かつてプレミアリーグでもプレーしたパナシナイコスのギリシャ代表DFジョージ・バルドック(31)が、自宅で帰らぬ人となった。イギリス『BBC』など複数メディアが伝えている。

現在ギリシャでプレーするバルドックだったが、妻から連絡がとれなくなったと通報があり捜索が開始され、9日にアテネ南部グリファダにある自宅プールで亡くなっている姿が発見されたとのこと。警察による蘇生処置の甲斐もなく、死亡が確認された。

ギリシャ警察による公式声明は10日に発表される予定だが、現時点で事件性などはないとされている模様。現在は検視を進めており、死因については数日後に判明するとされている。
イングランドのMKドンズでプロデビューを果たしたバルドックは、その後もイングランドの下部リーグでプレー。2017年に加入したシェフィールド・ユナイテッドには7年間在籍し、プレミアリーグでも83試合に出場した。

2022年にはギリシャ代表にも初招集されて代表デビューを飾り、ここまで12試合に出場。今シーズンからはパナシナイコスに加入しており公式戦4試合に出場していたが、10月のインターナショナルマッチウィークでは代表に招集されていなかった。
この突然の訃報に、ギリシャ代表は以下の声明を発表。チームは10日に行われるUEFAネーションズリーグ2024-25でイングランド代表と対戦予定だが、黒い腕章を着用し、試合前に黙祷を行う許可をUEFAに申請している。

「深い悲しみと悲痛の思いで、代表チームとギリシャサッカー連盟はジョージ・バルドック氏に別れを告げます」

「我々の一員である若い男性が予期せず亡くなったという知らせがもたらした人的苦痛を、言葉で表すことはできません。この瞬間も黙祷を捧げます。遺族に対してもお悔やみ申し上げます」

このほかにも、バルドックが過去に所属したリーグやチーム、かつての同僚が続々と哀悼の意を表明。誰もが故人の死を悼んでいる。

ジョージ・バルドックの関連記事

パナシナイコスが、今月9日に31歳の若さで急逝したギリシャ代表DFジョージ・バルドックの遺族を支援すべく動き出した。 昨シーズン限りでシェフィールド・ユナイテッドを退団したバルドックは、今夏ギリシャ屈指の名門へフリートランスファーで加入。その新天地ではここまで4試合に出場していた。 そんななか、今回のインタ 2024.10.15 09:00 Tue
ギリシャ代表のFWヴァンゲリス・パヴリディスやイバン・ヨバノビッチ監督が複雑な心境を語っている。『ESPN』が伝えた。 UEFAネーションズリーグ(UNL)2024-25ではリーグBのグループ2を戦い、9月はフィンランド代表、アイルランド代表相手に2連勝としたギリシャ。10日の第3節ではイングランド代表との首位攻 2024.10.11 15:59 Fri
UEFAネーションズリーグ(UNL)2024-25のリーグBグループ2第3節のイングランド代表vsギリシャ代表が10日に行われ、アウェイのギリシャが1-2で勝利した。 ここまで2連勝スタートのイングランドは、同じく連勝スタートのギリシャとの首位攻防戦に臨んだ。今回の一戦に向けては数名の離脱者に加え、軽傷を抱えるエ 2024.10.11 05:50 Fri
シェフィールド・ユナイテッドは16日、イングランド人DFクリス・バシャム(35)、ギリシャ代表DFジョージ・バルドック(31)、イングランド人GKウェズ・フォダリンガム(33)、元北アイルランド代表MFオリバー・ノーウッド(33)、イングランド人MFマックス・ロウ(27)の5選手の今シーズン限りでの退団を発表した。 2024.05.17 16:40 Fri
シェフィールド・ユナイテッドは19日、イングランド人DFジョージ・バルドック(26)と2022年まで契約を延長したことを発表した。 2017年夏にMKドンズからシェフィールド・Uに加入した右サイドバックのバルドックは、在籍2年間で公式戦67試合に出場して2ゴール4アシストを記録。昨季はチャンピオンシップ(イングラ 2019.08.20 01:30 Tue

ギリシャ代表の関連記事

UEFAネーションズリーグ(UNL)2024-25のプレーオフで敗れ、リーグBに降格したスコットランド代表の面々が、厳しい戦いを反省した。イギリス『BBC』が伝えた。 リーグAとリーグBの昇格・降格プレーオフに臨んでいたスコットランド。ギリシャとの1stレグは1-0で勝利を収めてリードを奪っていた。 そんな 2025.03.24 16:30 Mon
UEFAネーションズリーグ(UNL)・リーグA/B昇降格プレーオフ2ndレグの4試合が23日に欧州各地で行われた。 リーグA各グループ3位チームとリーグB各グループ2位チームによる入れ替え戦。 3日前に行われた敵地での1stレグでウクライナ代表に先勝を許したベルギー代表は、その試合からスタメンを7人変更。F 2025.03.24 07:00 Mon
UEFAネーションズリーグ(UNL)・リーグA/B昇降格プレーオフ1stレグの4試合が20日に欧州各地で行われた。 リーグA各グループ3位チームとリーグB各グループ2位チームによる入れ替え戦。 リーグA・グループ2を3位で終えたベルギー代表は、中立地のスペインでリーグB・グループ1を2位で終えたウクライナ代 2025.03.21 07:10 Fri
欧州サッカー連盟(UEFA)は13日、2026年北中米ワールドカップ(W杯)欧州予選の組み合わせ抽選会を実施した。 アメリカ、カナダ、メキシコの3カ国が共催する次のW杯。これまでの32カ国から、48カ国に出場国が増加し、規模が大きくなった初の大会となる。 アジア、南米、アフリカではすでにW杯予選がスタートし 2024.12.14 01:07 Sat
イングランド代表MFカーティス・ジョーンズ(リバプール)が代表デビューを振り返った。『UEFA.com』が伝えた。 14日、UEFAネーションズリーグ(UNL)リーグB・グループ2を戦うイングランドは第5節でギリシャ代表と対戦。アウェイで3-0の勝利を掴み、グループ最終戦を前に首位へ浮上した。 今回の代表活 2024.11.15 16:42 Fri

UEFAネーションズリーグの関連記事

ドイツ代表でユリアン・ナーゲルスマン監督の副官を務めるサンドロ・ワグナー氏(37)が、UEFAネーションズリーグ2024-25ファイナルズ後に退任することが決定した。 現在、ドイツ最高峰の監督資格であるDFBプロライセンスの取得に向けたコースを受講中のワグナー氏は、ドイツサッカー連盟(DFB)を通じて自身の決断に 2025.04.26 19:00 Sat
「ホントに8連休だったんだ」そんな風に私が驚いていたのは火曜日、リーガ28節でオサスナに勝った後、休眠状態に入ったヘタフェがようやく練習を開始したという記事を見つけた時のことでした。いやあ、確かにボルダラス監督のチームは、降格圏18位で各国代表戦週間を過ごす羽目になったお隣さんのレガネスとは違い、勝ち点9差の余裕ある1 2025.03.26 21:00 Wed
バルセロナのスペイン代表MFペドリが、過密日程やチームメイトのPK失敗に言及した。スペイン『ムンド・デポルティボ』が伝えた。 UEFAネーションズリーグ(UNL)2024-25のファイナルズ・準々決勝でオランダ代表と対戦したスペイン。1stレグを2-2のドローで終えると、23日の2ndレグは延長戦までもつれこみ2 2025.03.25 14:47 Tue
欧州サッカー連盟(UEFA)は24日、UEFAネーションズリーグ(UNL)2024-25のファイナル4の試合会場とキックオフ時間を発表した。 20日と23日に準々決勝が行われたUNL2024-25。4試合中2試合がPK戦までもつれる激闘となった中、ファイナル4開催国のドイツ代表、初代王者ポルトガル代表、2代目王者 2025.03.25 14:00 Tue
レアル・マドリーのトルコ代表MFアルダ・ギュレルとリバプールのハンガリー代表MFドミニク・ソボスライがSNS上で場外戦を繰り広げている。 両国は今回のインターナショナルマッチウィークに行われたUEFAネーションズリーグ(UNL)2024-25・リーグA/B昇降格プレーオフで激突。 トルコホームの1stレグを 2025.03.25 06:30 Tue

ジョージ・バルドックの人気記事ランキング

1

イングランドが暫定体制初黒星…ギリシャが故バルドックに捧げる会心の勝利【UNL】

UEFAネーションズリーグ(UNL)2024-25のリーグBグループ2第3節のイングランド代表vsギリシャ代表が10日に行われ、アウェイのギリシャが1-2で勝利した。 ここまで2連勝スタートのイングランドは、同じく連勝スタートのギリシャとの首位攻防戦に臨んだ。今回の一戦に向けては数名の離脱者に加え、軽傷を抱えるエースのケインがベンチ外に。これを受け、この一戦ではサカとゴードンの両ウイングにベリンガムとフォーデンが中央に並ぶ[4-4-2]の布陣で臨んだ。 かつてプレミアリーグでもプレーし、先日に訃報が伝えられたギリシャ代表DFジョージ・バルドックへの黙とうが捧げられた中でスタートした一戦。開始直後にはベリンガムのシュート、パーマーの直接FKとイングランドが押し込む入りに。 ただ、好調のギリシャもすぐさま反撃の姿勢を見せると、相手ビルドアップの際にGKピックフォードに圧力をかけてボールを奪い切り、バカセタスが無人のゴールへシュートを放つが、これはDFコルウィルの圧巻のゴールカバーに阻まれる。この直後のセットプレーでもゴールネットを揺らすが、今度はオフサイドで認められず。 以降はボールを保持して押し込むイングランド、堅守速攻で応戦するギリシャという構図の下で拮抗した攻防が繰り広げられる。イングランドはサカとゴードンの両翼がボックス付近で幾度か良い形の仕掛けを見せたが、クロスや仕上げの部分でケイン不在を感じさせた。 ゴールレスで折り返した試合は後半の早い時間帯に動く。49分、ギリシャは波状攻撃から最後尾のコウリエラキスの果敢なドリブル突破で陣形を崩し、ボックス左で足元にパスを受けたパヴリディスが複数のDFに囲まれながらも巧みなターンからの右足シュートを流し込んだ。そして、ゴール直後にパヴリディスやチームメイトは喪章と共にバルドックのユニフォームを掲げ、天国へ旅立った仲間にゴールを捧げた。 一方、後半立ち上がりに痛恨の失点を喫したイングランドは、直前に右のハムストリングを痛めたと思われるサカを下げてマドゥエケをピッチに送り込むと、60分にはゴードンを下げてストライカーのワトキンスを投入。そのワトキンスは投入直後にボックス内へ抜け出すが、右足シュートを枠に飛ばせない。 以降も攻め手を見いだせないイングランドは72分、フォーデンを下げて7年ぶり代表復帰のソランケを投入。ワトキンスとの2トップに変更し、前半からの足元の繋ぎに加えてシンプルなクロスというアプローチで幾度か際どい場面を作り出す。 一方、メンバーを入れ替えながら強度を維持するギリシャは体を張った守備で相手の攻撃を撥ね返しつつ、シンプルなロングカウンターから幾度も引っくり返すシーンを創出。その流れでゴールネットを揺らす場面も作ったが、オフサイドによってゴールは認められず。 何とか2失点目を凌いで勝ち点の可能性を残したイングランドは後半の土壇場にようやく追いつく。87分、中央突破してボックス右に抜け出したワトキンスがマイナスの折り返しを入れると、ペナルティアーク左に勢いを持って走り込んだベリンガムが右足ダイレクトシュート。これがGKヴラホディモスの手をはじいてゴール右隅に決まった。 これで勢いづく聖地ウェンブリーの空気を追い風に攻勢を仕掛けたイングランドだったが、後半アディショナルタイムの攻防でゴールを奪ったのはアウェイのギリシャだった。94分、ロングボールのこぼれを拾ったペルカスのボックス内への仕掛けからゴール前で混戦を生むと、クリアを試みたリコ・ルイスをペルカスが潰したこぼれに詰めたパヴリディスが右への持ち出しからDFの股間を抜くシュートを左隅に流し込み、劇的な勝ち越しゴールとした。 そして、試合はこのままタイムアップを迎え、敵地でイングランドとの首位攻防戦を制したギリシャが3連勝。敗れたホームチームはカーズリー暫定対戦で初の黒星となった。 イングランド代表 1-2 ギリシャ代表 【イングランド】 ジュード・ベリンガム(後42) 【ギリシャ】 ヴァンゲリス・パヴリディス(後4、後49) 2024.10.11 05:50 Fri

ギリシャ代表の人気記事ランキング

1

北中米W杯の欧州予選組み合わせ決定! 12カ国+POの4カ国が出場権獲得、来年3月からスタート【2026年北中米W杯欧州予選】

欧州サッカー連盟(UEFA)は13日、2026年北中米ワールドカップ(W杯)欧州予選の組み合わせ抽選会を実施した。 アメリカ、カナダ、メキシコの3カ国が共催する次のW杯。これまでの32カ国から、48カ国に出場国が増加し、規模が大きくなった初の大会となる。 アジア、南米、アフリカではすでにW杯予選がスタートしている中、ヨーロッパはUEFAネーションズリーグ(UNL)が開催されており、ここから本格的に予選がスタートする。 12のグループに分かれて行われる欧州予選。各グループの1位はW杯出場権を獲得。グループ2位の12カ国はプレーオフに進出し、その中から4カ国が出場権を獲得。ヨーロッパからは合計16カ国が出場することとなる。 UNLの準々決勝以降はまだ行われていないため、一部のグループは組み合わせが決まっていない中、確定しているグループもある。 イングランド代表はグループKに入り、5カ国で戦うことに。セルビア代表、アルバニア代表、ラトビア代表、アンドラ代表と同居した。 また、ベルギー代表はグループJに入り、ウェールズ代表、北マケドニア代表、カザフスタン代表、リヒテンシュタイン代表と同居している。 欧州予選は2025年3月から11月までの5回のインターナショナル・マッチウィークで行われることに。4カ国で組まれているグループAからFまでは9月まで予選が行われないこととなる。 <h3>◆2026年北中米W杯欧州予選組み合わせ</h3> 【グループA】 ドイツ/イタリア勝者 スロバキア 北アイルランド ルクセンブルク 【グループB】 スイス スウェーデン スロベニア コソボ 【グループC】 ポルトガル/デンマーク勝者 ギリシャ スコットランド ベラルーシ 【グループD】 フランス/クロアチア勝者 ウクライナ アイスランド アゼルバイジャン 【グループE】 スペイン/オランダ勝者 トルコ ジョージア ブルガリア 【グループF】 ポルトガル/デンマーク敗者 ハンガリー アイルランド アルメニア 【グループG】 スペイン/オランダ敗者 ポーランド フィンランド リトアニア マルタ 【グループH】 オーストリア ルーマニア ボスニアヘルツェゴビナ キプロス サンマリノ 【グループI】 ドイツ/イタリア敗者 ノルウェー イスラエル エストニア モルドバ 【グループJ】 ベルギー ウェールズ 北マケドニア カザフスタン リヒテンシュタイン 【グループK】 イングランド セルビア アルバニア ラトビア アンドラ 【グループL】 フランス/クロアチア敗者 チェコ モンテネグロ フェロー諸島 ジブラルタル 2024.12.14 01:07 Sat
2

ミラン、アーセナル、セビージャ…19歳ギリシャ人MFコンスタンテリアス巡って争奪戦勃発

PAOKのU-21ギリシャ代表MFヤニス・コンスタンテリアス(19)に対し、複数のビッグクラブが関心を寄せているようだ。イタリア『TuttoMercatoWeb』が伝える。 ギリシャの強豪PAOKで下部組織から育ったコンスタンテリアス。17歳でプロデビュー後、今季はチームの主力として公式戦21試合1得点5アシストを記録する両利きの攻撃的ミッドフィールダー、またはサイドアタッカーだ。 ミランは移籍金として1000万ユーロ(約14億3000万円)を用意し、今夏の獲得に本腰。有望選手の登竜門として名高いザルツブルクもコンスタンテリアス獲得に同額を提示しており、セビージャもPAOKと交渉中だという。 また、同選手にはアーセナルも関心を寄せているとされ、現段階ではどのクラブもPAOKの要求額を満たせていない模様。1500万〜2000万ユーロ(約21億5000万〜28億7000万円)が必要とのことだ。 2023.02.18 17:18 Sat
3

日本vsギリシャの主審はエルサルバドル人審判が担当

▽FIFA(国際サッカー連盟)は17日、19日に行われる日本代表vsギリシャ代表を含む3試合の主審を発表した。<br /><br />▽決勝トーナメント進出を懸け、是が非でも勝利が欲しい日本とギリシャの一戦は、38歳のエルサルバドル人審判のジョエル・アギラール氏が主審を担当する。2010年の南アフリカ・ワールドカップにも審判員として選ばれたアギラール氏だったが、第4審判を務めるに終わっていた。今大会は、15日に行われたグループF第1節のアルゼンチン代表vsボスニア・ヘルツェゴビナ代表の一戦を担当し、安定したジャッジを見せていた。<br /><br />▽その他、日本と同組のコロンビア代表vsコートジボワール代表の試合は、イングランド人審判のハワード・ウェブ氏が務めることが決定。チャンピオンズリーグ決勝とワールドカップ決勝を裁いたことがある、唯一の審判である。また、グループDのウルグアイ代表vsイングランド代表の一戦は、2011年のヨーロッパリーグ決勝や、ユーロ2012の開幕戦で主審を務めた、スペイン人審判のカルロス・ベラスコ・カルバーリョ氏が担当することに決定した。 2014.06.18 14:00 Wed
4

オランダがギリシャに逆転負け…スウェーデンとのW杯予選に不安を残す結果に《国際親善試合》

▽国際親善試合のオランダ代表vsギリシャ代表が1日に行われ、ギリシャが2-1で逆転勝利した。 ▽共にユーロ2016出場を逃し、数日後に控えるロシア・ワールドカップ欧州予選の初戦に向けて気合いが入る両チームの一戦。ホームのオランダは、キャプテンのスナイデルを始め、ストロートマンやブリント、ウィナルドゥム、ヤンセンなど現状の主力メンバーが先発に入った。 ▽立ち上がりから押し気味に試合を運ぶオランダは14分、ベルフハイスのスルーパスに抜け出したヤンセンがボックス右のライン際で深い切り返しからDFを外し、左足で丁寧に折り返すと、ゴール前のワイナルドゥムが泥臭く押し込んだ。 ▽早い時間帯の先制点で勢いづくオランダはその後も優勢に試合を進めていくが、29分に右サイドでトロシディスが上げたクロスの場面でDFフェルトマンがあっさりとマークを外し、ミトログルにヘディングシュートを決められた。 ▽1-1のイーブンで迎えた後半、ヤンセンの強烈な左足のミドルでいきなりゴールを脅かしたオランダだが、早い時間帯の先制点とはならず。 ▽一方、後半頭から一気に4選手を入れ替えたギリシャだが、56分に足を痛めた10番のフォルトゥニスがギアンニオタスとの交代を強いられる。だが、結果的にこの交代が試合を動かす。74分、相手の緩慢なプレーを突いて高い位置でボールを奪ったミトログルがボックス内に持ち込んで強烈なシュートを放つ。これはGKズートに阻まれるが、こぼれ球に反応したギアンニオタスがすかさずゴールに流し込んだ。 ▽ストロートマンやスナイデルといったゲームメーカーを既に下げた状態で逆転を許したオランダは、80分にDFヴィレムスを下げてストライカーのドストを投入。ターゲットマンのドストに積極的にクロスを供給し、ゴールを目指すが、ヘディングシュートがGK正面を突くなど、最後までゴールを奪うことはできず。ホームで逆転負けのオランダは、6日に行われるスウェーデン代表とのW杯予選に向けて不安を残す結果となった。 2016.09.02 06:19 Fri
5

ギリシャ最大のダービーで暴動…催涙ガスで鎮圧、試合は中止

パナシナイコスとオリンピアコスによる“ギリシャ・ダービー”で、大規模な暴動が起こっていたようだ。イギリス『BBC』が報じた。 17日に行われたギリシャ・スーパーリーグ第25節のパナシナイコスvsオリンピアコス。この顔合わせは、ギリシャにおけるナショナルダービーと捉えられており、世界でも有数の白熱したライバル関係にある両クラブの直接対決だ。 最初に問題が起こったのはキックオフから4分後、パナシナイコスのサポーターがオリンピアコスのベンチメンバーを襲撃した。その後、8分間の中断を経て試合が再開されると、53分にオリンピアコスが先制点を記録。しかし、70分には再びサポーターがピッチになだれ込み、警察隊が催涙ガスで鎮圧を図る事態に。その催涙ガスの影響が選手にも及んだため、マルコ・フリッツ主審は試合の中止にした。 なお、この試合は1-0でオリンピアコスの勝利扱いに。パナシナイコスには、ポイントの剥奪と罰金処分が見込まれている。 試合後、パナシナイコスは「あらゆる暴力行為を明確に非難する」と怒りを露わにし、「2万5000人のファンのうちの少数派」がフットボールへのリスペクトを欠いたと主張。また、オリンピアコスMFフォルトゥニスもパナシナイコスの選手たちがファンを落ち着かせようと試みていたと証言し、ライバルとの真剣勝負に水を差されたことへの不服を訴えている。 2019.03.19 18:00 Tue

NEWS RANKING
Daily
Weekly
Monthly