ギリシャ代表FWミトログルがプロキャリアから退く…今後はドイツアマチュアで

2023.01.14 18:10 Sat
Getty Images
ギリシャ代表FWコンスタンティノス・ミトログル(34)が、現役引退を決断したようだ。ポルトガル『Record』や『A Bola』が報じている。

ミトログルは母国の名門オリンピアコスをはじめ、フルアムベンフィカマルセイユで活躍。2007年夏から在籍し、2015年までの間6度のリーグ優勝を経験したオリンピアコスでは、公式戦通算186試合82ゴール20アシストを記録した。

ここ数年はPSVやガラタサライでもプレーしていた中で、2021年1月に母国のアリス・テッサロニキに加入。1年半契約を結んだが、昨シーズンはヨーロッパカンファレンスリーグ予選の1試合のみの出場となり、昨夏に退団していた。
以降半年はフリーの状態が続いていたが、この度、プロキャリアから身を引くことを決断。同時に13日からはドイツのアマチュアクラブ、ラアート・シャエフイセンに加入しており、ギリシャ代表で65試合17ゴールの成績を持つFWは、第一線からは退きながらも、フットボーラーとしてのキャリアを続けていくようだ。

なお、ラアート・シャエフイセンの指揮官は、ミトログルのユース時代のチームメイトのようで、「また一緒にサッカーをしたいと言ってくれている親友なんだ」とコメントしている。

コンスタンティノス・ミトログルの関連記事

ベンフィカは1日、AZからギリシャ代表FWヴァンゲリス・パヴリディス(25)を完全移籍で獲得したことを発表した。契約期間は2029年6月30日までの5年となる。 なお、移籍金に関しては2000万ユーロ(約34億7000万円)程度になったようだ。 母国のテッサロニキで生まれたパヴリディスは10代でドイツに渡り 2024.07.02 16:20 Tue
ギリシャのアリス・テッサロニキは25日、ギリシャ代表FWコンスタンティノス・ミトログル(32)の加入を発表した。 フランス『レキップ』によると、ミトログルはマルセイユと契約を解除。1年半契約を結び、サラリーは合計100万ユーロ(約1億2500万円)になるとのことだ。 ミトログルは、ボルシアMGの下部組織で育 2021.01.26 09:44 Tue
日本代表2選手が在籍するマルセイユは、財政面の問題を解決するため5選手の売却を考慮しているようだ。フランス『La Provence』が報じている。 マルセイユはファイナンシャル・フェアプレー(FFP)など、財政面に問題を抱えており、健全なクラブ運営を行っていくうえで、以前から主力や余剰人員の整理が必要と言われてい 2020.09.05 00:19 Sat
ガラタサライは22日、ギリシャ代表FWコンスタンティノス・ミトログル(31)がPSVにレンタル移籍したことを発表した。移籍期間は2019-20シーズンの1年間。 ミトログルは今年2月にマルセイユからガラタサライに1年半の契約でレンタル移籍していた。ガラタサライではリーグ戦7試合、カップ戦2試合に出場してそれぞれ1 2019.08.22 13:30 Thu
DF酒井宏樹の所属するマルセイユは1月31日、ギリシャ代表FWコンスタンティノス・ミトログル(30)が、DF長友佑都の所属するガラタサライに2020年6月30日までのレンタルで移籍することを発表した。 レフティーの大型ストライカーであるミトログルは、母国のオリンピアコスで活躍後、ベンフィカでも活躍。そして、201 2019.02.01 02:13 Fri

ギリシャ代表の関連記事

UEFAネーションズリーグ(UNL)2024-25のプレーオフで敗れ、リーグBに降格したスコットランド代表の面々が、厳しい戦いを反省した。イギリス『BBC』が伝えた。 リーグAとリーグBの昇格・降格プレーオフに臨んでいたスコットランド。ギリシャとの1stレグは1-0で勝利を収めてリードを奪っていた。 そんな 2025.03.24 16:30 Mon
UEFAネーションズリーグ(UNL)・リーグA/B昇降格プレーオフ2ndレグの4試合が23日に欧州各地で行われた。 リーグA各グループ3位チームとリーグB各グループ2位チームによる入れ替え戦。 3日前に行われた敵地での1stレグでウクライナ代表に先勝を許したベルギー代表は、その試合からスタメンを7人変更。F 2025.03.24 07:00 Mon
UEFAネーションズリーグ(UNL)・リーグA/B昇降格プレーオフ1stレグの4試合が20日に欧州各地で行われた。 リーグA各グループ3位チームとリーグB各グループ2位チームによる入れ替え戦。 リーグA・グループ2を3位で終えたベルギー代表は、中立地のスペインでリーグB・グループ1を2位で終えたウクライナ代 2025.03.21 07:10 Fri
欧州サッカー連盟(UEFA)は13日、2026年北中米ワールドカップ(W杯)欧州予選の組み合わせ抽選会を実施した。 アメリカ、カナダ、メキシコの3カ国が共催する次のW杯。これまでの32カ国から、48カ国に出場国が増加し、規模が大きくなった初の大会となる。 アジア、南米、アフリカではすでにW杯予選がスタートし 2024.12.14 01:07 Sat
イングランド代表MFカーティス・ジョーンズ(リバプール)が代表デビューを振り返った。『UEFA.com』が伝えた。 14日、UEFAネーションズリーグ(UNL)リーグB・グループ2を戦うイングランドは第5節でギリシャ代表と対戦。アウェイで3-0の勝利を掴み、グループ最終戦を前に首位へ浮上した。 今回の代表活 2024.11.15 16:42 Fri

ギリシャ代表の人気記事ランキング

1

北中米W杯の欧州予選組み合わせ決定! 12カ国+POの4カ国が出場権獲得、来年3月からスタート【2026年北中米W杯欧州予選】

欧州サッカー連盟(UEFA)は13日、2026年北中米ワールドカップ(W杯)欧州予選の組み合わせ抽選会を実施した。 アメリカ、カナダ、メキシコの3カ国が共催する次のW杯。これまでの32カ国から、48カ国に出場国が増加し、規模が大きくなった初の大会となる。 アジア、南米、アフリカではすでにW杯予選がスタートしている中、ヨーロッパはUEFAネーションズリーグ(UNL)が開催されており、ここから本格的に予選がスタートする。 12のグループに分かれて行われる欧州予選。各グループの1位はW杯出場権を獲得。グループ2位の12カ国はプレーオフに進出し、その中から4カ国が出場権を獲得。ヨーロッパからは合計16カ国が出場することとなる。 UNLの準々決勝以降はまだ行われていないため、一部のグループは組み合わせが決まっていない中、確定しているグループもある。 イングランド代表はグループKに入り、5カ国で戦うことに。セルビア代表、アルバニア代表、ラトビア代表、アンドラ代表と同居した。 また、ベルギー代表はグループJに入り、ウェールズ代表、北マケドニア代表、カザフスタン代表、リヒテンシュタイン代表と同居している。 欧州予選は2025年3月から11月までの5回のインターナショナル・マッチウィークで行われることに。4カ国で組まれているグループAからFまでは9月まで予選が行われないこととなる。 <h3>◆2026年北中米W杯欧州予選組み合わせ</h3> 【グループA】 ドイツ/イタリア勝者 スロバキア 北アイルランド ルクセンブルク 【グループB】 スイス スウェーデン スロベニア コソボ 【グループC】 ポルトガル/デンマーク勝者 ギリシャ スコットランド ベラルーシ 【グループD】 フランス/クロアチア勝者 ウクライナ アイスランド アゼルバイジャン 【グループE】 スペイン/オランダ勝者 トルコ ジョージア ブルガリア 【グループF】 ポルトガル/デンマーク敗者 ハンガリー アイルランド アルメニア 【グループG】 スペイン/オランダ敗者 ポーランド フィンランド リトアニア マルタ 【グループH】 オーストリア ルーマニア ボスニアヘルツェゴビナ キプロス サンマリノ 【グループI】 ドイツ/イタリア敗者 ノルウェー イスラエル エストニア モルドバ 【グループJ】 ベルギー ウェールズ 北マケドニア カザフスタン リヒテンシュタイン 【グループK】 イングランド セルビア アルバニア ラトビア アンドラ 【グループL】 フランス/クロアチア敗者 チェコ モンテネグロ フェロー諸島 ジブラルタル 2024.12.14 01:07 Sat
2

日本vsギリシャの主審はエルサルバドル人審判が担当

▽FIFA(国際サッカー連盟)は17日、19日に行われる日本代表vsギリシャ代表を含む3試合の主審を発表した。<br /><br />▽決勝トーナメント進出を懸け、是が非でも勝利が欲しい日本とギリシャの一戦は、38歳のエルサルバドル人審判のジョエル・アギラール氏が主審を担当する。2010年の南アフリカ・ワールドカップにも審判員として選ばれたアギラール氏だったが、第4審判を務めるに終わっていた。今大会は、15日に行われたグループF第1節のアルゼンチン代表vsボスニア・ヘルツェゴビナ代表の一戦を担当し、安定したジャッジを見せていた。<br /><br />▽その他、日本と同組のコロンビア代表vsコートジボワール代表の試合は、イングランド人審判のハワード・ウェブ氏が務めることが決定。チャンピオンズリーグ決勝とワールドカップ決勝を裁いたことがある、唯一の審判である。また、グループDのウルグアイ代表vsイングランド代表の一戦は、2011年のヨーロッパリーグ決勝や、ユーロ2012の開幕戦で主審を務めた、スペイン人審判のカルロス・ベラスコ・カルバーリョ氏が担当することに決定した。 2014.06.18 14:00 Wed
3

ギリシャが追加タイム弾でコートジボワールを撃破 初の決勝T進出《ブラジル・ワールドカップ》

▽ブラジル・ワールドカップのグループC最終節、ギリシャ代表vsコートジボワール代表が24日にフォルタレーザのエスタディオ・カステロンで行われ、ギリシャが2-1で勝利した。この結果、ギリシャにとって、出場3大会目にして初となるグループステージ突破が決定。2位で突破を決めたギリシャは、決勝トーナメント1回戦でグループDを首位で通過したコスタリカ代表と対戦する。<br /><br />▽1勝1敗で最終節を迎えたコートジボワールは、前節のコロンビア代表戦から3選手を変更。ここまでの2試合でベンチスタートが続いていたドログバが、今大会初の先発出場を飾った。一方、わずかながらもグループステージ突破の可能性を残すギリシャは、日本代表戦から3選手を入れ替えている。<br /><br />▽前半の立ち上がりはギリシャがペースを握ったものの、コートジボワールが速攻を仕掛けていく。12分にP・コネが負傷交代を余儀なくされたギリシャに対し、ドログバ、ヤヤ・トゥーレ、ジェルビーニョを絡めた攻撃で相手の守備を崩しにかかる。<br /><br />▽互いに攻め手を欠いて迎えた22分には、コートジボワールが得点機をつくりだす。ボックス手前からドリブルで持ち上がったヤヤ・トゥーレがパスを出すも、ドログバとの連係ミスでシュートチャンスを逸する。<br /><br />▽こう着した状態が続いた試合は24分、ギリシャにアクシデントが再び発生。ギリシャの正守護神を務めるGKカルネジスが腰を痛めてプレー続行が不可能となり、サントス監督は早い時間帯で交代カードを2枚も使わざるを得なくなった。<br /><br />▽主力にアクシデントが続く悪循環に陥ったギリシャだったが、前半の終盤にかけては、得意とする堅守速攻の形から好機を演出。チャンスをモノにできずに迎えた42分には、高い位置でインターセプトに成功したサマラスのラストパスから、ボックス右に抜け出したサマリスがGKバリとの一対一を制し、ギリシャが均衡を破った。<br /><br />▽その後もペースを握ったギリシャは、コートジボワールの反撃を堅い守りで阻止。途中出場のサマリスが奪った1点のリードを守り抜いて試合を折り返した。<br /><br />▽前半にわずか3本のシュートを放つにとどまったコートジボワールだが、後半からは、スピードある選手にボールを多く供給し、サイドからギリシャの守備網を揺さぶっていく。49分にはヤヤ・トゥーレのボールキープからボックス手前にパスを出すと、これに反応したティオテが左足を一閃。鋭く蹴り出されたシュートは枠内を捉えたが、GKグリコスの正面を突いてしまう。<br /><br />▽一方、後半に入って守備に追われたギリシャだったが、前半と同様に速攻からシュートの形に持ち込む。58分にサルピンギディスのミドルシュートで迫ると、68分にも得点機。敵陣に持ち上がったカラグーニスのミドルシュートがクロスバーに弾かれた。<br /><br />▽後半の半ばを迎えると、自力でのグループ突破のためには最低でも勝ち点1が必要なコートジボワールが攻勢に出たことで、試合はよりオープンな展開となる。すると74分、途中出場の選手から待望のゴールが生まれる。カルーのスルーパスをボックス左で受けたジェルビーニョが折り返すと、中央のボニーが冷静に押し込んだ。<br /><br />▽ようやく同点に追いついたコートジボワールは、その直後にドログバやジェルビージョといった攻撃的な選手に代えて守備的な選手を投入。しかし、追加タイムに途中出場のジョバンニ・シオがボックス内でサマラスを倒してしまい、PKを献上。これをサマラスが自ら沈めてギリシャが土壇場で勝ち越した。<br /><br />▽その直後に試合は終了。コートジワールを劇的な形で打ち破ったギリシャは、初の決勝トーナメント進出が決定した。一方、敗れたコートジボワールは、3度目にして初の決勝トーナメント進出に王手をかけていたものの、最後の最後で悲願にはとどかなかった。 2014.06.25 07:07 Wed
4

オランダがギリシャに逆転負け…スウェーデンとのW杯予選に不安を残す結果に《国際親善試合》

▽国際親善試合のオランダ代表vsギリシャ代表が1日に行われ、ギリシャが2-1で逆転勝利した。 ▽共にユーロ2016出場を逃し、数日後に控えるロシア・ワールドカップ欧州予選の初戦に向けて気合いが入る両チームの一戦。ホームのオランダは、キャプテンのスナイデルを始め、ストロートマンやブリント、ウィナルドゥム、ヤンセンなど現状の主力メンバーが先発に入った。 ▽立ち上がりから押し気味に試合を運ぶオランダは14分、ベルフハイスのスルーパスに抜け出したヤンセンがボックス右のライン際で深い切り返しからDFを外し、左足で丁寧に折り返すと、ゴール前のワイナルドゥムが泥臭く押し込んだ。 ▽早い時間帯の先制点で勢いづくオランダはその後も優勢に試合を進めていくが、29分に右サイドでトロシディスが上げたクロスの場面でDFフェルトマンがあっさりとマークを外し、ミトログルにヘディングシュートを決められた。 ▽1-1のイーブンで迎えた後半、ヤンセンの強烈な左足のミドルでいきなりゴールを脅かしたオランダだが、早い時間帯の先制点とはならず。 ▽一方、後半頭から一気に4選手を入れ替えたギリシャだが、56分に足を痛めた10番のフォルトゥニスがギアンニオタスとの交代を強いられる。だが、結果的にこの交代が試合を動かす。74分、相手の緩慢なプレーを突いて高い位置でボールを奪ったミトログルがボックス内に持ち込んで強烈なシュートを放つ。これはGKズートに阻まれるが、こぼれ球に反応したギアンニオタスがすかさずゴールに流し込んだ。 ▽ストロートマンやスナイデルといったゲームメーカーを既に下げた状態で逆転を許したオランダは、80分にDFヴィレムスを下げてストライカーのドストを投入。ターゲットマンのドストに積極的にクロスを供給し、ゴールを目指すが、ヘディングシュートがGK正面を突くなど、最後までゴールを奪うことはできず。ホームで逆転負けのオランダは、6日に行われるスウェーデン代表とのW杯予選に向けて不安を残す結果となった。 2016.09.02 06:19 Fri
5

ギリシャ最大のダービーで暴動…催涙ガスで鎮圧、試合は中止

パナシナイコスとオリンピアコスによる“ギリシャ・ダービー”で、大規模な暴動が起こっていたようだ。イギリス『BBC』が報じた。 17日に行われたギリシャ・スーパーリーグ第25節のパナシナイコスvsオリンピアコス。この顔合わせは、ギリシャにおけるナショナルダービーと捉えられており、世界でも有数の白熱したライバル関係にある両クラブの直接対決だ。 最初に問題が起こったのはキックオフから4分後、パナシナイコスのサポーターがオリンピアコスのベンチメンバーを襲撃した。その後、8分間の中断を経て試合が再開されると、53分にオリンピアコスが先制点を記録。しかし、70分には再びサポーターがピッチになだれ込み、警察隊が催涙ガスで鎮圧を図る事態に。その催涙ガスの影響が選手にも及んだため、マルコ・フリッツ主審は試合の中止にした。 なお、この試合は1-0でオリンピアコスの勝利扱いに。パナシナイコスには、ポイントの剥奪と罰金処分が見込まれている。 試合後、パナシナイコスは「あらゆる暴力行為を明確に非難する」と怒りを露わにし、「2万5000人のファンのうちの少数派」がフットボールへのリスペクトを欠いたと主張。また、オリンピアコスMFフォルトゥニスもパナシナイコスの選手たちがファンを落ち着かせようと試みていたと証言し、ライバルとの真剣勝負に水を差されたことへの不服を訴えている。 2019.03.19 18:00 Tue

NEWS RANKING
Daily
Weekly
Monthly