元イタリア代表ディアマンティが引退表明、ユーロ2012準優勝メンバーでACLでも得点「ファンの愛が僕にとって最高の戦果」

2023.04.25 16:10 Tue
【写真】ディアマンティがイタリア代表時代の写真とともに引退表明の想いを綴る



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Aリーグ・メンは日本人DF今井智基所属の参入3年目、ウェスタン・ユナイテッドがフィナルシリーズ優勝!来季のACLプレーオフへ

Aリーグ・メンのグランドファイナルが28日に行われ、メルボルン・シティvsウェスタン・ユナイテッドの試合は、0-2でウェスタン・ユナイテッドが勝利。初優勝を果たした。 ウェスタン・ユナイテッドは、2019年に創設された振興クラブ。2019-20シーズンからAリーグ・メンに参戦していた。 大宮アルディージャや柏レイソル、松本山雅FCでもプレーした日本人DF今井智基(31)も所属するクラブで、元イタリア代表MFアレッサンドロ・ディアマンティなども所属するクラブだ。 今シーズンはメルボルン・シティ(1位/49pt)、メルボルン・ビクトリー(2位/48pt)に次ぐ勝ち点45で3位でレギュラーシーズンを終え、1位から6位までが出場するファイナルシリーズに進出していた。 ファイナルシリーズでは、準々決勝で6位のウェリントン・フェニックスに勝利すると、準決勝ではメルボルン・ビクトリーと2戦を戦い4-2で勝利。決勝では、メルボルン・シティを相手に0-2で勝利を収めて、見事に初優勝を収めた。 今井は、今シーズンのAリーグ・メンで23試合に出場し2アシスト。ファイナルシリーズも全4試合にフル出場するなど、主軸として優勝に貢献した。 今井は自身のインスタグラムを更新し、「優勝しました!」と報告。2人の子供との3ショットなどをアップして、喜びを報告した。 <span class="paragraph-title">【写真】オーストラリアで優勝した今井が子供たちと喜びの3ショット!</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="instagram-media" data-instgrm-captioned data-instgrm-permalink="https://www.instagram.com/p/CeIuQD6Bboq/?utm_source=ig_embed&amp;utm_campaign=loading" data-instgrm-version="14" style=" background:#FFF; border:0; border-radius:3px; box-shadow:0 0 1px 0 rgba(0,0,0,0.5),0 1px 10px 0 rgba(0,0,0,0.15); 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overflow:hidden; padding:8px 0 7px; text-align:center; text-overflow:ellipsis; white-space:nowrap;"><a href="https://www.instagram.com/p/CeIuQD6Bboq/?utm_source=ig_embed&amp;utm_campaign=loading" style=" color:#c9c8cd; font-family:Arial,sans-serif; font-size:14px; font-style:normal; font-weight:normal; line-height:17px; text-decoration:none;" target="_blank">Tomoki Imai(@tomoki_imai.jp)がシェアした投稿</a></p></div></blockquote> <script async src="//www.instagram.com/embed.js"></script> 2022.05.29 21:10 Sun

アジアNo.1にもなった広州FC、中国の大手不動産会社「恒大集団」の破綻で崩壊の可能性

中国サッカー界を牽引してきた広州FCだが、クラブ崩壊の危機に陥っている。 広州恒大として知られていたが、今シーズンから中国サッカー協会の規定により企業名をチーム名に入れられないことから名称を広州FCに変更していた。 その親会社は、中国最大手の不動産開発会社である「恒大集団」。2010年にチームを傘下に入れ、広州恒大として活動していた。 かつては“爆買い”として世界中に名を知らしめた中国スーパーリーグ。その中でもトップを走っていたチームは、ヨーロッパで活躍していた選手たちを補強。パラグアイ代表FWルーカス・バリオスやイタリア代表FWアレッサンドロ・ディアマンティ、FWアルベルト・ジラルディーノ、ブラジル代表MFパウリーニョ、コロンビア代表FWジャクソン・マルティネスなどを順次獲得していた。 また、指導者にも世界的な選手を連れてきており、ユベントスやイタリア代表を率いたマルチェロ・リッピ氏や元イタリア代表DFファビオ・カンナバーロ氏、元ブラジル代表監督であるルイス・フェリペ・スコラーリ氏らを招へい。買収した翌年の2011年から7連覇を含む中国スーパーリーグを8度制覇。AFCチャンピオンズリーグ(ACL)でも2013年と2015年に優勝するなど、アジアでもトップクラブに成り上がっていった。 レアル・マドリーやミラン、バイエルンなどとも提携するなど、ビッグクラブへと近づいていっていた広州FCだが、親会社である「恒大集団」が経営破綻に近づいているという。 創業者の許家印氏が、一代で大企業へと成長させた「恒大集団」。2010年以降は不動産以外にも電気自動車やインターネット業界へも進出。現在の年商は7000億元(約12兆円)を超えている。 2020年の売上高も7232億元(約12兆3000億円)、利益は314億元(約5300億円)とされているが、新型コロナウイルス(COVID-19)の蔓延が不動産業界を直撃。不動産価格が下がったことを受け、金融における流動性リスクが起こったため、破綻に追い込まれてしまった。 中国『Sup China』の報道によれば、今年の初めの時点で負債総額は8700億元(約14兆8000億円)にものぼっているとのこと。中国政府へと救済を求めており、広東省はクラブの10〜15%の株式を引き継ぐことを目指しており、国営企業がクラブの残りの部分を買収することになるという。 一時期のようなビッグネームはチームに所属していないが、帰化をして中国代表としてプレーするFWアラン、FWアロイージオ、DFティアス・ブラウニングらは所属。しかし、チームは高給の選手を放出し、資金調達に動くとのこと。また、賃金が未払いとなっていることから、多くの選手が中国から離れようと考えているとのことだ。 中国では、2020シーズンの中国スーパーリーグ王者である江蘇FC(かつての江蘇蘇寧)が破綻し、チームを解散。江蘇FCも“爆買い”で鳴らしたクラブだったが、インテルのオーナーでもある蘇寧電器グループの経営も不振となっていた。 この先どのような形になるのかは現時点では不明。しかし、中国サッカー界のみならず、中国の産業界にも厳しい時代が舞い込んでいるようだ。 2021.09.21 13:02 Tue

元伊代表ディアマンティ、今季Aリーグ参入のウェスタン・ユナイテッドFCに加入

Aリーグのウェスタン・ユナイテッドFCは26日、元イタリア代表MFアレッサンドロ・ディアマンティ(36)をマーキープレーヤーとして1年契約で獲得したことを発表した。背番号は「23」。 左足から繰り出されるFKと創造性豊かなプレーを武器とする天才肌の司令塔であるディアマンティは、これまでウェストハムやブレシア、ボローニャ、広州恒大、パレルモなどでプレー。昨シーズンには自身が飛躍するきっかけとなったリヴォルノに9年ぶりに復帰し、セリエBで32試合10ゴール8アシストを記録した。 2010年11月にデビューを飾ったイタリア代表では、17試合のキャップ数を記録。ユーロ2012では当時、監督だったチェーザレ・プランデッリ氏の抜擢に応え、3試合の出場ながら準優勝に貢献した。 ウェスタン・ユナイテッドFCは2017年に設立され、今シーズンからAリーグに参戦するクラブ。ベシクタシュなどでプレーした経験を持つ元トルコ代表DFエルサン・ギュリュム(32)、かつてボローニャやウディネーゼでプレーしていた元ギリシャ代表MFパナジオティス・コネ(31)も在籍している。 2019.07.27 16:00 Sat

元イタリア代表FWがペルージャと契約「ラヴァネッリとナカタのときから好き」

▽元イタリア代表のFWアレッサンドロ・ディアマンティが、セリエBで選手としてのリスタートを切った。同選手の会見の様子をイタリア『ガゼッタ・デロ・スポルト』が伝えている。 ▽34歳のディアマンティは、2017年8月にパレルモとの契約を解除してフリーとなっていたが、今月17日にペルージャと契約を交わしている。 ▽同選手は「合意まで3分で済んだ」と語り、「会長と話してすぐに気に入ったんだ。それでペルージャにした」。ペルージャといえば、元日本代表の中田英寿氏が在籍していたクラブだ。「ここはラヴァネッリとナカタがいたときからずっと好きな場所だよ」とディアマンティは述べ、セリエA時代のペルージャに好印象を持っていることを明かしている。 ▽ディアマンティはペルージャで21番を着ることになった。これについては「仲が良い(アンドレア・)ピルロに許可を求めたよ」と笑顔。21番を好む友人の名前を出した。 ▽所属クラブがなかったこの数カ月は、古巣ボローニャの下部組織とともに練習をしていたというディアマンティ。公式戦でのプレーは昨年5月28日が最後だが、すぐに試合勘を取り戻せるだろうか。 2018.02.20 02:18 Tue

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元イタリア代表のバッジョ氏がスペイン戦観戦中に襲撃被害…頭部を負傷

元イタリア代表のレジェンド、ロベルト・バッジョ氏が強盗集団に襲撃されたようだ。 イタリア『スカイ』などが『Corriere del Veneto』を情報源に伝えたところによれば、襲われたのはユーロ2024グループB第2節のスペイン代表vsイタリア代表を邸宅で観戦中で、少なくとも5人の武装集団に押し入られ、抵抗の末に銃床で頭を殴られて負傷したという。 犯行グループはバッジョ氏を含め、家族を一室に閉じ込め、金や貴重品を奪って逃走。バッジョ氏はドアを壊して自ら警察に通報し、負傷箇所は病院で縫合処置を受けたそうだ。 バッジョ氏は『ANSA通信』を通じて「まずは家族と私への大きな愛に感謝したい。本当にありがとう」とし、「幸いにも、私が受けた暴力は体に数針縫う傷と打撲で済んだが、大きな恐怖を感じた。今は恐怖を克服することだけだ」と述べているという。 2024.06.21 20:15 Fri

イタリア撃破のMOM…ニコ・ウィリアムズが喜びを表現「アルバニア戦でもっといい試合を」「兄イニャキに感謝」

スペイン代表FWニコ・ウィリアムズが喜びを素直に表現した。スペイン『Relevo』が伝えている。 スペイン代表は20日、ユーロ2024グループB第2節でイタリア代表に1-0と勝利。オウンゴールで先制後、追加点こそ奪えずも終始内容で圧倒し、B組通過を手繰り寄せた。 今やチーム内における序列も高くなったアスレティック・ビルバオの22歳、ニコ・ウィリアムズは幾度となく持ち前のドリブルでイタリアに襲いかかり、先制オウンゴールを誘発するクロスも。違いを生み出す存在として輝いた。 新時代のスペインを象徴する選手へと階段を駆け上がるなか、試合後の会見で90分間を振り返り。 「とっても嬉しいよ。素晴らしい試合だったと思うし、チームは足を止めず、センセーショナルに働いた。アルバニア戦(B組第3節)はもっともっと素晴らしい試合にしたいという想いが芽生えてくる」 また、マン・オブ・ザ・マッチ(MOM)受賞については、「100パーセント、“クク”のおかげだね。少なくとも(MOMの)半分はククだ」と、自身の一列後ろでサポートに徹したDFマルク・ククレジャ(チェルシー)へ感謝。 「チームメイト全員が僕の活躍を褒めてくれて嬉しい。スペイン代表の一員であること、ここへ来て試合に出られること、誇りに思うし皆へ感謝もしないと。さっきスマホを開いたら、兄(イニャキ・ウィリアムズ/ガーナ代表)からも試合直後に音声メッセージが入ってたよ(笑)」 「イニャキは無条件で僕をサポートしてくれる。この勝利をイニャキに捧げたいし、もちろん家族にも」 2024.06.21 11:20 Fri

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イタリア代表のルチアーノ・スパレッティ監督がスペイン代表戦を振り返った。『フットボール・イタリア』が伝える。 イタリア代表は20日、ユーロ2024グループB第2節でスペイン代表に0-1と敗戦。終始ゲームを支配され、DFリッカルド・カラフィオーリのオウンゴールが勝敗を分けた。 90分間を通じて枠内シュートは0。試合後、スパレッティ監督も肩を落とす。 「頭からスペインが我々より鋭く、同じテンポでの対応を迫られた。スペインが速攻を仕掛けるなら、対応は2倍難しくなる。単純に、プレー選択、プレッシング、連携面で凌駕された」 「足は動かず、パスの距離感も適切ではなかった。メンテリティだけで乗り切れる試合ではなかったということだ。ボールを奪ってもすぐ失えば意味がない…少し論理に欠けた試合をしてしまった」 また、スペイン代表が心身ともに充実した状態であると指摘する。 「肉体のリアクションがとにかく鋭い。我々もメンタリティは良い状態だったが、ただでさえ上手くボールを扱えて良いサッカーをするチーム(スペイン)が、非常に鋭いリアクションを見せていた。これは我々に問題を起こさせた」 スペイン代表はB組通過が決定。イタリア代表はクロアチア代表との第3節で、引き分け以上でグループ2位を確保することになる。 2024.06.21 10:10 Fri

「我々は全体的に優れていた」イタリア撃破でGS突破のスペイン、指揮官はこの先の戦いに自信「チームのポテンシャルを見た」

スペイン代表のルイス・デ・ラ・フエンテ監督が、イタリア代表戦を振り返った。『UEFA.com』が伝えた。 20日、ユーロ2024グループB第2節でスペインはイタリアと対戦。共に初戦で勝利しており、連勝でグループステージ突破を決めたい戦いとなった。 試合はトップレベルのチーム同士の戦いということもあり堅い展開に。スペインが主導権を握りながらも、イタリアの堅い守備の前にゴールは生まれない。 後半もスペインが押し込む中、55分には左サイド深くで縦に仕掛けたニコ・ウィリアムズのクロスをニアに飛び込んだアルバロ・モラタが頭でフリック。これはGKジャンルイジ・ドンナルンマに触られたが、そのボールがDFリッカルド・カラフィオーリの足に当たってゴールネットに吸い込まれ、オウンゴールで先制。これが決勝点となり、1-0でスペインが勝利した。 難敵・イタリアを下して連勝を飾ったスペイン。これでグループステージ突破が決まった中、デ・ラ・フエンテ監督はしっかりと気を引き締め、この先の戦いも油断しないとした。 「私のことはよくご存知だろう。昨日と考えは同じだ。この試合の結果と勝ち方について、とても誇りに感じている。しかし、これは非常に難しいトーナメントで、先に進むにつれて、対戦相手は我々のことを知り、ますます難しくなるだろう。この大会にはトップチームが多く出場している」 「我々より優れたチームはいないが、我々は懸命に努力し続けなければならない。我々はより向上し、地に足をつけて、油断しないようにする必要がある」 また、イタリアを倒せた要因についても言及。自分たちのプレーが良かったと称賛の言葉を送った。 「フレッシュさだけが要因ではないと思う。サッカーはフレッシュさやフィットネスレベルだけでなく、戦術とテクニックも重要だ。我々は全体的に優れていたと思う」 「イタリアには非常に敬意を持っている。今夜はイタリアが苦戦したが、その理由の一部は我々がとても良くプレーしたからだ」 これによりグループステージ突破を決めたスペイン。最終節のアルバニア代表戦は、選手を入れ替えて臨むこともできる状況。デ・ら・フエンテ監督は、誰にも何も与えたくないとしながらも、選手を入れ替えてプレーさせるとコメント。この先の戦いも、成長を続けて優勝したいと意気込んだ。 「次の試合ではチームをリフレッシュできるが、勝ちたいし、誰にも恩恵を与えたくはない。まだ試合に出せていないトップクラスの選手が何人かいて、彼らは自分の実力を見せたがっている。変更を加え、少し出場回数が少ない選手にチャンスを与えるように努める。いずれにせよアルバニアは手強い相手であり、注意が必要だ」 「今夜私は、イタリアのようなトップクラスのチームを本当に軽んじることができる自分のチームのポテンシャルを見た。イタリアのプレーが悪かったようにも見えるかもしれないが、それは我々が非常に良いプレーをしたからだ」 「彼らは3年前にユーロで優勝したが、我々はまだ遠い。人々が我々が優勝できると考え始めているのは良いことだが、我々は幸せで平静でいる必要がある。そして選手たちはサッカーをプレーし、成長し続けるという、彼らが最も得意とすることを楽しむ必要がある」 <span class="paragraph-title">【動画】トップレベルの激闘!スペインvsイタリア ハイライト</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="xP2jAIx-81E";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.06.21 09:55 Fri

連勝スペインが首位通過! 今大会初黒星の王者イタリアはクロアチアとの最終節で突破狙う【ユーロ2024】

ユーロ2024グループB第2節、スペイン代表vsイタリア代表が20日に行われ、スペインが1-0で勝利した。 クロアチア代表との初戦を3-0の快勝で制したスペインは、連勝でのグループステージ突破へ前大会王者撃破を狙った。その初戦からはナチョに代えてラポルテを起用した以外、同じメンバーを継続した。 対するイタリアはアルバニア代表との初戦を2-1の逆転で制し、こちらも白星スタート。難敵相手に連勝を目指した一戦ではアルバニア戦と全く同じ布陣で臨んだ。 立ち上がりからボールの主導権争いに、球際でのバトルが強調される激しい展開となった。その攻防において、より質的優位を作り出したスペインが序盤から続けて決定機を生み出す。 まずは2分、相手陣内左サイドで縦に仕掛けたニコ・ウィリアムズからの正確なクロスを、ゴール前のペドリが頭で合わすが、ここはGKドンナルンマのビッグセーブに遭う。さらに、10分には左に流れたモラタからの正確なクロスを、今度はゴール前に飛び込んだニコが頭で合わすが、これはわずかに枠の右に外れた。 早い時間帯の先制はならずも、試合の主導権を握ることに成功したスペイン。ボールを動かして相手を押し込みつつ、即時奪回の形から厚みのある攻撃を仕掛けていく。24分にはラミン・ヤマルの見事な中央突破からボールを引き取ったモラタのボックス右に持ち込んでのシュート、直後にはファビアン・ルイスが得意の左足ミドルシュートでゴールに迫るが、いずれもGKドンナルンマの好守に遭った。 守護神の再三の好守で何とか失点を回避したものの、攻め手を見いだせないイタリア。前半終了間際にはカウンターからキエーザのシュートでようやくファーストシュートを記録したが、枠内シュート0本で前半を終えた。 ゴールレスで迎えた後半、より変化が必要なイタリアはハーフタイムに2枚替え。フラッテージとジョルジーニョを下げてカンビアーゾ、クリスタンテを同時投入。カンビアーゾを右、キエーザを左のワイドに配置した。 ただ、後半も主導権を握ったのはスペイン。ククレジャとニコの左サイドを突破口に良い形を作ると、55分には左サイド深くで縦に仕掛けたニコのクロスをニアに飛び込んだモラタが頭でフリック。これはGKドンナルンマに触られたが、そのボールがDFカラフィオーリの足に当たってゴールネットに吸い込まれた。 結果的にはオウンゴールも相手守備を崩し切って先制に成功したスペインは、これで落ち着くことなく追加点を狙う。不安定な相手のビルドアップを効果的に遮断すると、カウンターからモラタやヤマルが際どいシュートでGKドンナルンマを脅かす。 一方、ジリ貧のイタリアは64分、キエーザとスカマッカを下げてザッカーニ、レテギと同ポジションの交代で攻撃を好転させようと試みる。だが、この交代も即時攻撃を活性化させる一手とはならず。 絶好調のニコのカットインからの右足シュートがクロスバーに阻まれ、なかなか追加点を奪えないスペイン。70分を過ぎると、前線3枚にペドリを下げてアジョセ・ペレス、オヤルサバル、フェラン・トーレス、バエナとフレッシュな選手を続けて投入。やや逃げ切りを意識した戦い方にシフトした。 後半終盤はイタリアが初めて押し込む展開を作るものの、攻め切れない状況が続くと、スペインはカウンターからアジョセ・ペレスに2度のビッグチャンスが舞い込むが、いずれもGKドンナルンマの見事なファインセーブに阻まれた。 結局、最後まで試合を決める2点目を奪えなかったスペインだが、イタリアのパワープレーを冷静に凌ぎ切ってウノセロ勝利。前大会王者に今大会初黒星を与え、2連勝での首位通過を決定した。 なお、敗れたイタリアは2位通過を懸けてクロアチアとの最終戦に臨み、スペインはアルバニアとの最終戦でメンバーの入れ替えが可能となった。 スペイン代表 1-0 イタリア代表 【スペイン】 オウンゴール(後10) 2024.06.21 06:01 Fri

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トルコ戦で連勝狙うポルトガル、レオンが元同様チャルハノールら警戒「チェコ戦とは全く違う試合になる」

ポルトガル代表のFWラファエル・レオンがトルコ代表戦を展望した。『UEFA.com』が伝えた。 ユーロ2024でグループFに入ったポルトガルは、先日の第1節でチェコ代表と対戦。先制されながらもオウンゴールとFWフランシスコ・コンセイソンの得点で逆転し、白星スタートを切った。 22日にはトルコ代表との一戦に臨むなか、チェコ戦で先発したレオンが前日会見でコメント。得点に絡めず63分に交代した初戦を振り返った。 「チェコ戦の前半は良かったと思う。僕はチャンスを作ろうとトライしたし、たくさんボールを持った。後半はそれほど多くなかったけど、全体的には満足している」 「もちろん、後半はもっとチームを助ける時間があったら良かった。だけど、交代したチームメイトがより多くのエネルギーをもたらしてくれたからとても満足している」 「明日は先発するかどうかわからないが、いずれにせよ準備はできている。僕らには(ペドロ・)ネト、チコ(コンセイソン)、(ジオゴ・)ジョタといった、仕事をこなせる質の高い若手スターたちがいる。僕らは非常に強力な代表チームだ」 また、初戦でジョージア代表相手に3-1で勝利したトルコにも言及。かつての同僚MFハカン・チャルハノールらを警戒した。 「質の高いチームとの重要な試合だ。彼らは危険だ。スペースを与えすぎてはいけない。彼らには違いを生み出せる選手がいる。明日のための監督の指示は確認済みだけど、チェコ戦とは全く違う試合になると思う。それでも僕らは勝つために戦うつもりだ」 「ハカン(・チャルハノール)は試合に違いを生み出せると思う。彼のことは知っている。ミランで一緒にプレーした。彼は素晴らしい選手で、圧倒的な技術がある。(バリシュ・)ユルマズもそうだ。彼もとても速い。でも、トルコはチーム全体が違いを生み出せると思う」 2024.06.22 16:37 Sat

ユーロメンバーに滑り込みのショー、GS最終節の出場も不透明…別メニュー続く

ユーロ2024メンバーに滑り込みのイングランド代表DFルーク・ショーだが、グループステージ最終戦も出場できるかどうか不透明なようだ。 イギリス『デイリー・メール』によると、25日に行われる最終節のスロベニア代表戦から起用できるようになるのが見込まれ、メンバー入りした28歳の左サイドバックだが、21日のトレーニングも欠席。依然として別メニューでの調整が続く状況から、スロベニア戦の出場も疑問視されるという。 ショーは今季のマンチェスター・ユナイテッドで筋肉系の故障を繰り返し、公式戦15試合に出場ししたのみに。プレーからも2月中旬を最後に遠ざかるなか、ガレス・サウスゲイト監督から声がかかり、周囲の驚きを誘った。 そんなショーに代わり、ここまでの2試合でキーラン・トリッピアーを左サイドバックで起用するイングランドは1勝1分けの勝ち点4で首位。突破は果たしそうだが、先のデンマーク代表戦では引き分けの結果だけでなく、乏しい内容に眉をひそめるような意見も飛び、今後の戦いに不安を残す。 イングランドとしては影を潜めるタレント揃いの攻撃をいかにして機能させるかとともに、戦力も揃えていきたいところだが、ショーの状態は整うか。 2024.06.22 15:45 Sat

「負けたくなかった試合」を落としたポーランド、同点弾のピョンテクも動揺隠しきれず「ゴールは嬉しい。でも…」

ポーランド代表のFWクシシュトフ・ピョンテクが悔しさを滲ませた。『UEFA.com』が伝えた。 ユーロ2024グループD第1節のオランダ代表戦では1-2の逆転負けを喫していたポーランド。第3節で優勝候補フランス代表との一戦が控えるなか、21日の第2節ではなんとしても勝利しておきたいオーストリア代表との一戦に臨んだ。 ポーランドはケガで出遅れのFWロベルト・レヴァンドフスキが引き続きベンチスタートの上、開始早々に先制点を許す苦しい展開に。それでも30分、ゴール前の混戦からピョンテクが押し込み同点で折り返すが、後半に2点を追加され、1-3の敗戦となった。 試合後、ピョンテクはショックを隠しきれないまま敗因を分析。オーストリアが一枚上手だったと認めた。 「何が起こったのか、試合直後に正確に語るのは難しい。僕らは負けたくなかった試合で負けた。良い瞬間も悪い瞬間もあったが、結果的にオーストリアが3ポイントを獲得した」 「オーストリアはボールの扱いがとても上手く、序盤からアグレッシブに、かつプレッシャーをかけて僕らを驚かせてきた。その後は僕らのプレーも良くなり、後半の入りも良かったが、それだけでは十分ではなかった」 また、逆転劇の始まりとなるはずだった自らのゴールについてもコメント。ユーロの舞台での得点は喜んだが、それ以上に勝利が欲しかったと強調した。 「代表のために決めるゴールはどれも素晴らしいものだから、当然ゴールを決めたことは嬉しい。でも、勝利に繋がるのであれば、他のポーランドの選手たちがゴールを決めてくれた方が良かった」 <span class="paragraph-title">【動画】逆転には繋がらず…一時同点としたピョンテクのゴール</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="U6JC-Of3OC0";var video_start = 22;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.06.22 14:41 Sat

3発で初勝利のオーストリア、決勝点のバウムガルトナーは結果に安堵 「ストレスのせいで昼寝もできなかった」

オーストリア代表のMFクリストフ・バウムガルトナーが勝利の喜びを語った。『UEFA.com』が伝えた。 ユーロ2024グループDの初戦はフランス代表相手に惜しくも0-1で敗れていたオーストリア。21日の第2節ではポーランド代表からの白星を狙った。 オーストリアは9分、DFゲルノト・トラウナーのヘディング弾で幸先良く先制したが、30分に追いつかれ、1-1で後半へ。それでも、66分にバウムガルトナーがゴール右隅にシュートを決めて再び勝ち越すと、78分にはFWマルコ・アルナウトビッチがPKを決めて突き放し、3-1の勝利を収めた。 決勝点を挙げ、プレーヤー・オブ・ザ・マッチにも選ばれたバウムガルトナーは、今大会初勝利でプレッシャーから少し開放されたとコメント。それでも次のオランダ代表戦に向け気を引き締めている。 「みんなとても喜んでいる。僕らには大きなプレッシャーがあり、昨日は多くのストレスのせいで昼寝もできなかった。本当にほっとしているけど、これはまだ始まりに過ぎないし、大きな試練が待ち受けていることはわかっている」 「大会に向かうなかでドイツに勝ち、本当に良い時期を過ごしていたから、人々はすぐに大きなことを考え始めた。だけど、僕らはいつだって自分たちの状況を冷静に見ていた。自分たちがどれほど優れているかはわかっている。今日負けていたらとても残念だっただろう」 また、バウムガルトナーは試合内容にも言及。ラルフ・ラングニック監督の言葉もあり、崩れずに勝ち越せたと語った。 「僕らは良いスタートを切ったし、たくさんのプレスをかけたが、その後勢いを失ってしまった。後半は結果を出す必要があるとわかっていたし、僕らが理解していることの1つはこういった状況でどう対応するかということだ。だから良い結果が出た」 「試合の主導権を失う恐れがあった。あまりにも簡単にボールを失い始めていたし、そんなことは許されない。だけど、僕らはお互いを信頼できると誰もがわかっている。ハーフタイムには監督が激励してくれたし、僕らはピッチで全力を尽くした」 個人としては、前回のフランス戦こそゴールがなかったバウムガルトナーだが、代表戦の直近7試合で6得点を記録。オランダ戦でも期待が懸かるが、勝てればそれで良いと考えているようだ。 「この調子で続けられたらいいなと思うけど、それは僕のためではない。チームのため、国のためだ。この大会ではもっと多くの試合を戦いたい。貢献できれば嬉しいけど、誰がゴールを決めるかは気にしていない。試合に勝つことだけが重要で、それ以外は気にしていないよ」 <span class="paragraph-title">【動画】GKの逆をついたシュート! バウムガルトナーの決勝点</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="U6JC-Of3OC0";var video_start = 57;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.06.22 13:42 Sat

ゴールレスドローに「少しフラストレーション」も、ジルーは最終節でのグループ突破に自信「運命はまだ自分たちの手の中」

フランス代表FWオリヴィエ・ジルーが、強豪相手のドローを振り返った。『UEFA.com』が伝えている。 ジルーは21日に行われたユーロ2024グループD第2節のオランダ代表戦で、75分から出場。チームはグループ2連勝を目指しての一戦だったが、同じく連勝を目指す相手との試合は膠着状態に陥っており、ジルーが入ってからもオランダの堅守を崩すまでには至らずゴールレスドローに終わった。 この結果、グループ最終節のポーランド代表戦でグループステージ突破を目指すことになったフランス。ジルーは試合後、勝てる試合だったとしつつも自力突破が可能な状況であることを強調している。 「チャンスを多く作ったという意味で、僕たちは試合を支配していたと思う。3ポイントが欲しかったから、少しフラストレーションは溜まっているよ。ただ、結局のところ引き分けは悪くない。運命はまだ自分たちの手の中にあるからね」 「ボックス内ではもっと容赦なくプレーする必要がある。そこで違いが生まれるはずだ。少し運が悪かったが、効率も少し欠けていて、相手のGKも良かったと思う。僕たちはパフォーマンスに満足しているよ。最も重要なのはチャンスを作ることだからだ」 <span class="paragraph-title">【動画】強豪同士の一戦、オランダvsフランス</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="130ZJEJ4upE";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.06.22 12:50 Sat

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アジアNo.1にもなった広州FC、中国の大手不動産会社「恒大集団」の破綻で崩壊の可能性

中国サッカー界を牽引してきた広州FCだが、クラブ崩壊の危機に陥っている。 広州恒大として知られていたが、今シーズンから中国サッカー協会の規定により企業名をチーム名に入れられないことから名称を広州FCに変更していた。 その親会社は、中国最大手の不動産開発会社である「恒大集団」。2010年にチームを傘下に入れ、広州恒大として活動していた。 かつては“爆買い”として世界中に名を知らしめた中国スーパーリーグ。その中でもトップを走っていたチームは、ヨーロッパで活躍していた選手たちを補強。パラグアイ代表FWルーカス・バリオスやイタリア代表FWアレッサンドロ・ディアマンティ、FWアルベルト・ジラルディーノ、ブラジル代表MFパウリーニョ、コロンビア代表FWジャクソン・マルティネスなどを順次獲得していた。 また、指導者にも世界的な選手を連れてきており、ユベントスやイタリア代表を率いたマルチェロ・リッピ氏や元イタリア代表DFファビオ・カンナバーロ氏、元ブラジル代表監督であるルイス・フェリペ・スコラーリ氏らを招へい。買収した翌年の2011年から7連覇を含む中国スーパーリーグを8度制覇。AFCチャンピオンズリーグ(ACL)でも2013年と2015年に優勝するなど、アジアでもトップクラブに成り上がっていった。 レアル・マドリーやミラン、バイエルンなどとも提携するなど、ビッグクラブへと近づいていっていた広州FCだが、親会社である「恒大集団」が経営破綻に近づいているという。 創業者の許家印氏が、一代で大企業へと成長させた「恒大集団」。2010年以降は不動産以外にも電気自動車やインターネット業界へも進出。現在の年商は7000億元(約12兆円)を超えている。 2020年の売上高も7232億元(約12兆3000億円)、利益は314億元(約5300億円)とされているが、新型コロナウイルス(COVID-19)の蔓延が不動産業界を直撃。不動産価格が下がったことを受け、金融における流動性リスクが起こったため、破綻に追い込まれてしまった。 中国『Sup China』の報道によれば、今年の初めの時点で負債総額は8700億元(約14兆8000億円)にものぼっているとのこと。中国政府へと救済を求めており、広東省はクラブの10〜15%の株式を引き継ぐことを目指しており、国営企業がクラブの残りの部分を買収することになるという。 一時期のようなビッグネームはチームに所属していないが、帰化をして中国代表としてプレーするFWアラン、FWアロイージオ、DFティアス・ブラウニングらは所属。しかし、チームは高給の選手を放出し、資金調達に動くとのこと。また、賃金が未払いとなっていることから、多くの選手が中国から離れようと考えているとのことだ。 中国では、2020シーズンの中国スーパーリーグ王者である江蘇FC(かつての江蘇蘇寧)が破綻し、チームを解散。江蘇FCも“爆買い”で鳴らしたクラブだったが、インテルのオーナーでもある蘇寧電器グループの経営も不振となっていた。 この先どのような形になるのかは現時点では不明。しかし、中国サッカー界のみならず、中国の産業界にも厳しい時代が舞い込んでいるようだ。 2021.09.21 13:02 Tue

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ユーロ史上最速被弾も逆転白星のイタリア代表指揮官「優勝するなら良いフットボールが必要」

イタリア代表がユーロ連覇に向けて白星スタートを切った。 15日のユーロ2024グループB第1節でアルバニア代表と対戦したイタリア。大会史上最速となる23秒で失点の入りだったが、アレッサンドロ・バストーニとニコロ・バレッラの連続ゴールで前半のうちに逆転すると、後半もこのスコア差を維持し、2-1で勝利した。 UEFA公式サイトによると、ルチアーノ・スパレッティ監督は連覇に向けた一歩目を勝利で飾った試合後、こう語った。 「監督を始めてから、ずっと勝利こそが重要だと言われてきた。いや、大事なのは良いプレーをすること。このユーロ2024で優勝するなら、良いフットボールが必要だ」 「前半は少し深くで守ったことで、アルバニアのフィジカルを駆使した攻めにやられてしまった。自分たちのスタイルを信じ続けないと。それこそが前進への道だ」 20日の次戦はスペイン代表と対戦。初戦を制した強豪国同士の対戦になり、イタリア代表指揮官も警戒した。 「スペインはおそらくアルバニアとまた違ったセットアップをしてくるだろうし、もっと圧をかけてくるはず」 「今夜よりももっと素早くボールを動かしていかないとね。ボールをもっと前に運び、守備陣の背後に入れる必要がある」 <span class="paragraph-title">【ハイライト動画】イタリアvsアルバニア</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="pIJ3XO6FYQ0";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.06.16 10:15 Sun
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電光石火被弾も前回王者イタリア、インテルコンビ弾でアルバニアに逆転勝利【ユーロ2024】

ユーロ2024グループB第1節、イタリア代表vsアルバニア代表が15日に行われ、イタリアが2-1で逆転勝利した。 スペイン代表とクロアチア代表が同居する今大会の死のグループB。前回王者イタリアは守護神ドンナルンマやバレッラ、ディ・ロレンツォらが先発。 一方、2大会ぶり2度目の出場となるアルバニアはディムスティやアスラニ、ブロヤらが先発となった。 3トップにスカマッカ、ペッレグリーニ、キエーザを据える[4-3-3]で臨んだイタリアに対し、アルバニアが開始1分に衝撃の先制点。ディマルコのスローインをボックス内でカットしたバイラミがそのままシュートを叩き込んだ。 自滅により出鼻を挫かれたイタリアが前がかる中、10分後に追いつく。ショートコーナーの流れからペッレグリーニのクロスをバストーニがヘッドで押し込んだ。 そして5分後には一気に逆転する。前線に人数をかけた流れからルーズボールに反応したペナルティアーク内のバレッラが右足ボレーで一閃。これがゴールに突き刺さった。 さらに攻勢を続けるイタリアは33分に3点目の絶好機。敵陣でボールを奪い返した流れからスカマッカのスルーパスでボックス右に抜け出したフラッテージがループシュート。しかしGKストラコシャに阻まれボールは右ポストに直撃した。 続く40分にもペッレグリーニのヘディングパスからスカマッカが決定機を迎えたが、ここもGKストラコシャの好守に阻まれ、2-1で前半を終えた。 迎えた後半、一進一退の攻防で立ち上がった中、徐々に前半同様イタリアがボールを持つ展開に。 膠着状態が続いた中、後半半ばを過ぎてキエーザとペッレグリーニに代えカンビアーゾとクリスタンテを投入し守備の強度を上げていく。 逃げ切りの体勢を作ったイタリアは試合を膠着させながら最終盤へ。90分にはロングボールに抜け出したマナイに決定機を許したが、シュートは枠を外れた。 バストーニ、バレッラのインテルコンビ弾で電光石火被弾を跳ね返した前回王者イタリアが逆転勝利で白星スタートとしている。 イタリア代表 2-1 アルバニア代表 【イタリア】 アレッサンドロ・バストーニ(前11) ニコロ・バレッラ(前16) 【アルバニア】 ネディム・バイラミ(前1) <span class="paragraph-title">【動画】王者イタリアが1分で失点も…イタリアvsアルバニア</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="pIJ3XO6FYQ0-Xg";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.06.16 05:56 Sun
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ユーロ2024予選組み合わせ決定!王者イタリアがイングランドとまさかの同居、ベルギー、オーストリア、スウェーデンが死の組に

9日、ユーロ2024の予選抽選会が行われた。 ドイツで開催されるユーロ2024。本大会には、開催国のドイツを含める24チームが出場する。 予選は2023年3月から2024年3月までの1年間にわたって行われる。 開催国のドイツは出場権を確保。残りの23枠を53のUEFA加盟国が争うことになる。なお、ロシアはウクライナへの軍事侵攻の影響を受け、FIFAから無期限の資格停止処分中。今回の予選、本大会にも参加できないこととなる。 10個のグループに分かれて行われるユーロ2024予選。UEFAネーションズリーグ(UNL)2022-23のベスト4に残った4カ国と、6つのポットに分けられた中で抽選が実施。イタリア、オランダ、スペイン、クロアチアのUNL4強と、ポット1に入ったデンマーク、ポルトガル、ベルギー、ハンガリー、スイス、ポーランドの6カ国が分散。以下、ポットごとに各グループに1カ国ずつ入り、5カ国のグループが7つ、6カ国のグループが3つとなる。 各グループの上位2カ国と、UNLの成績に基づいて選ばれた12チームを3つに分け、トーナメントで戦うプレーオフで3カ国を決めることに。強豪国が分散する方式である中、最も厳しいグループになったのは、グループF。ベルギー、オーストリア、スウェーデンが同居することとなった。 また、ユーロ2020王者のイタリアは、準優勝のイングランドとグループCでまさかの同居。このグループにはウクライナも入っている。 その他、グループAはスペイン、スコットランド、ノルウェーが同居している。 ◆ユーロ2024予選組み合わせ結果 【グループA】 スペイン スコットランド ノルウェー ジョージア キプロス 【グループB】 オランダ フランス アイルランド ギリシャ ジブラルタル 【グループC】 イタリア イングランド ウクライナ 北マケドニア マルタ 【グループD】 クロアチア ウェールズ アルメニア トルコ ラトビア 【グループE】 ポーランド チェコ アルバニア フェロー諸島 モルドバ 【グループF】 ベルギー オーストリア スウェーデン アゼルバイジャン エストニア 【グループG】 ハンガリー セルビア モンテネグロ ブルガリア リトアニア 【グループH】 デンマーク フィンランド スロベニア カザフスタン 北アイルランド サンマリノ 【グループI】 スイス イスラエル ルーマニア コソボ ベラルーシ アンドラ 【グループJ】 ポルトガル ボスニア・ヘルツェゴビナ アイスランド ルクセンブルク スロバキア リヒテンシュタイン 2022.10.09 20:37 Sun
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連勝スペインが首位通過! 今大会初黒星の王者イタリアはクロアチアとの最終節で突破狙う【ユーロ2024】

ユーロ2024グループB第2節、スペイン代表vsイタリア代表が20日に行われ、スペインが1-0で勝利した。 クロアチア代表との初戦を3-0の快勝で制したスペインは、連勝でのグループステージ突破へ前大会王者撃破を狙った。その初戦からはナチョに代えてラポルテを起用した以外、同じメンバーを継続した。 対するイタリアはアルバニア代表との初戦を2-1の逆転で制し、こちらも白星スタート。難敵相手に連勝を目指した一戦ではアルバニア戦と全く同じ布陣で臨んだ。 立ち上がりからボールの主導権争いに、球際でのバトルが強調される激しい展開となった。その攻防において、より質的優位を作り出したスペインが序盤から続けて決定機を生み出す。 まずは2分、相手陣内左サイドで縦に仕掛けたニコ・ウィリアムズからの正確なクロスを、ゴール前のペドリが頭で合わすが、ここはGKドンナルンマのビッグセーブに遭う。さらに、10分には左に流れたモラタからの正確なクロスを、今度はゴール前に飛び込んだニコが頭で合わすが、これはわずかに枠の右に外れた。 早い時間帯の先制はならずも、試合の主導権を握ることに成功したスペイン。ボールを動かして相手を押し込みつつ、即時奪回の形から厚みのある攻撃を仕掛けていく。24分にはラミン・ヤマルの見事な中央突破からボールを引き取ったモラタのボックス右に持ち込んでのシュート、直後にはファビアン・ルイスが得意の左足ミドルシュートでゴールに迫るが、いずれもGKドンナルンマの好守に遭った。 守護神の再三の好守で何とか失点を回避したものの、攻め手を見いだせないイタリア。前半終了間際にはカウンターからキエーザのシュートでようやくファーストシュートを記録したが、枠内シュート0本で前半を終えた。 ゴールレスで迎えた後半、より変化が必要なイタリアはハーフタイムに2枚替え。フラッテージとジョルジーニョを下げてカンビアーゾ、クリスタンテを同時投入。カンビアーゾを右、キエーザを左のワイドに配置した。 ただ、後半も主導権を握ったのはスペイン。ククレジャとニコの左サイドを突破口に良い形を作ると、55分には左サイド深くで縦に仕掛けたニコのクロスをニアに飛び込んだモラタが頭でフリック。これはGKドンナルンマに触られたが、そのボールがDFカラフィオーリの足に当たってゴールネットに吸い込まれた。 結果的にはオウンゴールも相手守備を崩し切って先制に成功したスペインは、これで落ち着くことなく追加点を狙う。不安定な相手のビルドアップを効果的に遮断すると、カウンターからモラタやヤマルが際どいシュートでGKドンナルンマを脅かす。 一方、ジリ貧のイタリアは64分、キエーザとスカマッカを下げてザッカーニ、レテギと同ポジションの交代で攻撃を好転させようと試みる。だが、この交代も即時攻撃を活性化させる一手とはならず。 絶好調のニコのカットインからの右足シュートがクロスバーに阻まれ、なかなか追加点を奪えないスペイン。70分を過ぎると、前線3枚にペドリを下げてアジョセ・ペレス、オヤルサバル、フェラン・トーレス、バエナとフレッシュな選手を続けて投入。やや逃げ切りを意識した戦い方にシフトした。 後半終盤はイタリアが初めて押し込む展開を作るものの、攻め切れない状況が続くと、スペインはカウンターからアジョセ・ペレスに2度のビッグチャンスが舞い込むが、いずれもGKドンナルンマの見事なファインセーブに阻まれた。 結局、最後まで試合を決める2点目を奪えなかったスペインだが、イタリアのパワープレーを冷静に凌ぎ切ってウノセロ勝利。前大会王者に今大会初黒星を与え、2連勝での首位通過を決定した。 なお、敗れたイタリアは2位通過を懸けてクロアチアとの最終戦に臨み、スペインはアルバニアとの最終戦でメンバーの入れ替えが可能となった。 スペイン代表 1-0 イタリア代表 【スペイン】 オウンゴール(後10) 2024.06.21 06:01 Fri