3部相手に思わぬ苦戦もクサノフ初ゴールにデ・ブライネ弾で逆転のシティが5回戦進出! 勝利取り戻してCLマドリー戦へ【FAカップ】

2025.02.08 23:19 Sat
【動画】デ・ブライネ技あり弾にドンリー演出スーパーゴール未遂





PR
【編集部のオススメ】


PR
1 2

ケビン・デ・ブライネの関連記事

マンチェスター・シティの関連記事

FAカップの関連記事

記事をさがす

ケビン・デ・ブライネの人気記事ランキング

1

「とにかく頭を上げろと言われた」冨安健洋、痛恨ミスのシティ戦でチームメイトの愛を感じる「僕を大いに助けてくれた」

アーセナルの日本代表DF冨安健洋が、痛恨のミスを犯したマンチェスター・シティ戦を振り返った。クラブ公式サイトが伝えた。 プレミアリーグで首位に立つアーセナル。19シーズンぶりのリーグ優勝に向けて邁進している。 2位のマンチェスター・シティとは勝ち点差が2という状況。アーセナルは消化が1試合少ない中でリードを奪っているが、その消化分を埋めるエバートン戦が1日に行われる。 アーセナル1年目は右サイドバックのレギュラーとしてプレー。シーズン終盤には負傷で離脱してしまった中、2年目を迎えた今シーズンは途中出場がメインに。守備力を買われて左サイドバックでの起用もされるなど、プレミアリーグで19試合に出場し1アシストを記録している。 優勝を争うチームにおいては、ミケル・アルテタ監督からクローザーとして起用されることが増え、リードして試合を終える役割を担うことに。その冨安だが、ビッグマッチでは相手のサイドアタッカーを封じるために先発することがあるが、シティとの大一番では痛恨のミスをしてしまった。 今シーズンのリーグ戦初対決となった首位攻防戦では右サイドバックで先発出場した冨安。しかし、24分に相手のプレスを受けてバックパスを選択。しかし、これを狙っていたベルギー代表MFケビン・デ・ブライネに掻っ攫われると、そのままゴールを決められ先制点をプレゼント。試合は1-3で敗れ、首位の座を一時的に明け渡してしまった。 痛恨のミスをした冨安だったが、キャプテンであるノルウェー代表MFマルティン・ウーデゴールがうなだれる冨安に手荒い方法で喝を入れることに。ウクライナ代表DFオレクサンドル・ジンチェンコも励ましに来ていた。 エバートン戦を前にインタビューに応じた冨安は、このシティ戦について振り返り、ミスをした後のチームメイトのサポートに助けられたとした。 「僕たちは若いチームで、ファミリーの一員のように感じています」 「ホームでのマンチェスター・シティ戦を覚えています。ミスを犯して先制点を許してしまいましたが、その後はみんなが僕のところに来て、とにかく頭を上げろと言われました。そして、僕のところに来て、冷静になれとも言ってくれました。彼らは僕を大いに助けてくれました」 「残念ながら試合に勝つことはできなかったですが、『この試合はプロセスでなければいけない』と自分に言い聞かせました。ミスから学ぶ必要があり、今は終わったことなので立ち直る必要があります。僕は前向きにならなければいけないですし、彼らは僕を助けてくれました」 <span class="paragraph-title">【写真&動画】ウーデゴールは喝&ジンチェンコがミスの冨安健洋を励ましに寄り添う</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="en" dir="ltr">Arsenal fans spot Martin Odegaard&#39;s reaction after Takehiro Tomiyasu gifts Kevin De Bruyne goal with horror blunder<a href="https://t.co/wSA5hGr6eX">https://t.co/wSA5hGr6eX</a> <a href="https://t.co/tPKZDdvRRS">pic.twitter.com/tPKZDdvRRS</a></p>&mdash; The Sun Football (@TheSunFootball) <a href="https://twitter.com/TheSunFootball/status/1625953368601464854?ref_src=twsrc%5Etfw">February 15, 2023</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="en" dir="ltr">Oleksandr Zinchenko consoles &amp; encourages Takehiro Tomiyasu after his mistake for Manchester City’s first goal tonight. <a href="https://twitter.com/hashtag/afc?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#afc</a> <a href="https://t.co/jf8AVVuVuW">pic.twitter.com/jf8AVVuVuW</a></p>&mdash; afcstuff (@afcstuff) <a href="https://twitter.com/afcstuff/status/1625981605121519618?ref_src=twsrc%5Etfw">February 15, 2023</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> <span class="paragraph-title">【動画】冨安健洋がシティ戦で犯した痛恨のミス</span> <span data-other-div="movie2"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="pt" dir="ltr">KDB&#39;s opener! <a href="https://t.co/Z3jiSf82No">pic.twitter.com/Z3jiSf82No</a></p>&mdash; Manchester City (@ManCity) <a href="https://twitter.com/ManCity/status/1626011001333194756?ref_src=twsrc%5Etfw">February 16, 2023</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2023.03.01 12:05 Wed
2

プレミア連覇のシティ、トロフィー落下破損事件の結末は…

最終節にまで及ぶリバプールとの熾烈な争いに競り勝ち、見事にプレミアリーグ連覇を果たしたマンチェスター・シティ。その優勝をファンと喜ぶイベントで事件は起きた。 優勝を祝うパレードが行われる前、シティのクラブハウスにファンが招かれたイベント。そこには、プレミアリーグで21ゴールを挙げ、優勝の立役者となったアルゼンチン代表FWセルヒオ・アグエロと、ケガで満足いくシーズンを過ごせなかったベルギー代表MFケビン・デ・ブライネが待ち構えていた。 オープンテラスに招かれたファンの前には、プレミアリーグ優勝の象徴でもあるトロフィーが。アグエロ、デ・ブライネとともにトロフィーを掲げて記念撮影をしている最中、事件が発生した。 アグエロ、デ・ブライネが掲げていたトロフィーが、その手から滑り落ち、数m下の地面に落下。トロフィーは見るも無残に大破し、その場に居合わせたファンは顔面蒼白。一瞬何がおきたかわからなかったが、下を見下ろして頭を抱えるファンもいた。 さらに、隣のオフィスから、シティ・フットボール・グループのフェラン・ソリアーノ氏も登場。「何が起きたんだ?」と窓を開けて声をかけると、デ・ブライネは「俺じゃない。みんなが押したんだ」とファンのせいに。そして2人は引き上げていった。 実は、これはシティが配信する『City TV』のドッキリ企画。プレミアリーグトロフィーを精巧に再現した偽物を地面に落とし、ファンを驚かせるというものだった。 引き上げたデ・ブライネとアグエロは笑いをこらえるのに必死で、本物を持って再登場。ファンはホッと胸をなでおろし、本物のトロフィーと対面した。 <div style="text-align:center;"> <blockquote class="twitter-tweet" data-lang="ja"><p lang="en" dir="ltr">After SHOCKING FOOTAGE emerged of a broken <a href="https://twitter.com/premierleague?ref_src=twsrc%5Etfw">@premierleague</a> trophy yesterday, we thought it time we put the record straight...<br><br> <a href="https://twitter.com/hashtag/mancity?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#mancity</a> <a href="https://t.co/cq13j7rrjY">pic.twitter.com/cq13j7rrjY</a></p>&mdash; Manchester City (@ManCity) <a href="https://twitter.com/ManCity/status/1130916586095808512?ref_src=twsrc%5Etfw">2019年5月21日</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> </div> まんまと騙されたファンだが、一生忘れられない日となっただろう。プレミアを連覇したシティだが、アグエロやデ・ブライネの迫真の演技はさすが。見事な100点満点のドッキリとなった。 2019.05.23 09:50 Thu
3

【プレミア注目プレビュー】2pt差の5位vs4位の強豪対決! CL崖っぷちのシティは弾みつける勝利なるか

プレミアリーグ第23節、マンチェスター・シティvsチェルシーが、日本時間25日26:30にエティハド・スタジアムでキックオフされる。5位のシティズンズ(勝ち点38)と、4位のブルーズ(勝ち点40)による青の強豪対決だ。 シティは前節、イプスウィッチ・タウン相手にフォーデンの2ゴール1アシストの活躍などで今シーズンのリーグ最多6ゴールを挙げて圧勝。2点差を追いつかれた前々節ブレントフォード戦での痛恨ドローを払しょくした。だがしかし、直後のチャンピオンズリーグ(CL)ではパリ・サンジェルマン(PSG)との生き残りを懸けた大一番で2-4の逆転負け。後半から投入したグリーリッシュの2点に絡む活躍で2点を先行も、そこからの連続失点で追いつかれると、守勢の展開で耐え切れずに失点を重ねて2-4の逆転負けとなった。 この敗戦によってプレーオフ圏外の25位に転落し、最終節クラブ・ブルージュ戦での勝利が逆転でのプレーオフ行きへの必須条件に。PSG戦でのショッキングな敗戦に加え、ディフェンスラインに再び離脱者を出しており、厳しい状況に追い込まれたが、まずはホーム開催の今回の強豪対決を制し、週明けのさらなる大一番へ弾みを付けたい。 対するチェルシーは前節、ウォルバーハンプトン相手に3-1で勝利。勝ち切れない状況が続いたなか、リーグ戦6戦ぶりの白星を挙げた。負傷者の影響で若干メンバーを入れ替えたなか、アダラビオヨ、ククレジャの守備陣のゴールに加え、マドゥエケがダメ押しの3点目を叩き込んで勝ち切った。シティと異なり、ミッドウィークに試合はなく、中4日と準備万端で臨むアウェイゲームでは難敵撃破で優勝争い踏みとどまりを目指す。 なお、昨年8月の開幕節で行われた前回対戦ではハーランド、コバチッチの2ゴールによってアウェイのシティが2-0で完勝。グアルディオラ監督がマレスカ監督との師弟対決で貫録勝ちとなったが、そこから5カ月を経ての再戦ではどちらに軍配が上がるか。 ◆マンチェスター・シティ◆ 【4-2-3-1】 ▽予想スタメン <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2025/get20250125_100_tw2.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">(C)CWS Brains,LTD.<hr></div> GK:エデルソン DF:マテウス・ヌネス、アカンジ、グヴァルディオル、リコ・ルイス MF:ベルナルド・シウバ、コバチッチ MF:フォーデン、デ・ブライネ、サヴィオ FW:ハーランド 負傷者:DFアケ、ルベン・ディアス、MFロドリ、FWボブ、ドク 出場停止者:なし 出場停止者はいない。負傷者に関してはルベン・ディアス、アケ、ドクの3選手が欠場となる。なお、ヴィトール・レイス、クサノフ、マーモウシュの新加入3選手はプレー可能だ。 スタメンはディフェンスラインの人選に注目。PSG戦で復帰のストーンズ、クサノフのスタメン抜擢でグヴァルディオルを左サイドバックに回す形も想定される。2列目ではPSG戦で2点に絡んだグリーリッシュのスタメン起用もありそうだ。 ◆チェルシー◆ 【4-2-3-1】 ▽予想スタメン <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2025/get20250125_100_tw3.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">(C)CWS Brains,LTD.<hr></div> GK:サンチェス DF:リース・ジェームズ、チャロバー、コルウィル、ククレジャ MF:カイセド、エンソ・フェルナンデス MF:マドゥエケ、パーマー、サンチョ FW:ジャクソン 負傷者:DFフォファナ、バディアシル、MFラヴィア 出場停止者:FWムドリク(クラブ判断) ドーピング違反容疑のムドリクがクラブ判断で出場停止となる。負傷者に関してはラヴィアが長期離脱組とともに不在も、エンソ、コルウィルはすでにトレーニングに復帰。足首に軽度の問題を抱えるパーマーとともにプレー可能な模様だ。 スタメンは前述の11名を予想。コルウィルが難しい場合はアダラビオヨが引き続きプレーすることになり、ジェームズのコンディション次第ではグストが代役を担う。2列目ではペドロ・ネトの起用も十二分にある。 ★注目選手 ◆マンチェスター・シティ:MFケビン・デ・ブライネ <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2025/get20250125_100_tw4.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 復調示す司令塔。シーズン序盤に負ったハムストリングのケガで長期離脱を余儀なくされ、復帰後も慎重な調整が続く今季ここまで。チームの不振の時期にはプレー強度の低さに加え、らしくなイージーミスが散見されたが、ここにきてプレミアリーグでは3試合連続含む4アシストと本来のプレーを見せ始めている。 とりわけ、同じくして状態を上げてきたフォーデンとのホットラインが機能し、2人のコンビネーションでゴールを量産中だ。プレー強度や運動量においても不調時からだいぶ状態が上がってきたが、直近のPSG戦で露呈したように強豪相手でボールを持たれる展開でやや脆さも垣間見せており、今回のチェルシー戦は完全復活への試金石となるはずだ。 なお、プレミアでの古巣対戦では15試合5ゴールを挙げている一方、意外にもアシストはわずかに1つ。今回の一戦ではもうひとつのホットラインであるハーランドとのラインも開通させ、司令塔としてチームを勝利に導きたい。 ◆チェルシー:DFトレヴォ・チャロバー <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2025/get20250125_100_tw5.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 構想外から救世主となれるか。ホームグロウン枠というチェルシーにおいてはある意味で不運な立場にあるなか、昨夏なかば構想外の扱いでクリスタル・パレスにレンタルで放出された生え抜きDF。当初はイーグルスで価値を高めて完全移籍移行、あるいは他クラブへの完全移籍での売却がチェルシーのプランだったが、新天地での安定したパフォーマンスと度重なるセンターバックの負傷者の影響で今冬の移籍市場でレンタルバック。 その初陣となったウルブス戦では1アシストに加え、安定したパフォーマンスを披露し、プレーヤー・オブ・ザ・マッチを受賞。チームメイト、指揮官マレスカから称賛を受けた。 この活躍によってひとまずチームでの居場所を確保したが、今季終了後の去就は依然として不透明な状況は変わらず。シーズン残りではポジション争いとともにブルーズの重要な戦力であることを証明することが必要となる。その意味ではハーランドら世界屈指の攻撃陣と対峙する今回の一戦は重要なアピールの場となるはずだ。 2025.01.25 19:00 Sat
4

【2022-23 プレミアリーグベストイレブン】3連覇シティから最多5選手を選出

2022-23シーズンのプレミアリーグが全日程を消化しました。そこで本稿では今シーズンのベストイレブンを超ワールドサッカー編集部が独自に選定してみました ◆プレミアリーグベストイレブン GK:ポープ DF:トリッピアー、サリバ、ルベン・ディアス、アケ MF:ウーデゴール、カゼミロ、ロドリ、デ・ブライネ FW:ケイン、ハーランド GK ニック・ポープ(31歳/ニューカッスル) 出場試合数:37(先発:37)/失点数:32 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2023/get20230611_101_tw1.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> キャリアハイの圧巻パフォーマンス。失点数ではエデルソンと並び、クリーンシート数ではデ・ヘア、印象度ではラムズデールやアリソン、ラヤの好プレーも印象的だが、シーズンを通しての安定度でマグパイズの守護神を選出。降格したバーンリーから今季新加入のイングランド代表GKは、トリッピアー、シェア、ボトマン、バーンの鉄板ディフェンスラインと共にシーズン中盤から堅守を構築。中断期間を挟んで6試合連続クリーンシートという驚異的な記録も達成した。2月のリバプール戦でエリア外に飛び出してのハンドによる退場という失策はあったが、その他の試合では持ち味であるシュートストップ能力を遺憾なく発揮。アーセナルとの2試合を始め、いくつかの試合で神がかったセーブを見せた。 DF キーラン・トリッピアー(32歳/ニューカッスル) 出場試合数:38(先発:38)/得点数:1 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2023/get20230611_101_tw2.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> マグパイズの頼れる主将が攻守に躍動。昨季途中、新生マグパイズの最初の補強選手として加入したものの、負傷によってハーフシーズンを棒に振ったイングランド代表DF。しかし、今シーズンはフルタイム出場には至らずも、全38試合に出場した。リーグ屈指のクロッサー、プレースキッカーとして7アシストを記録した上、キーパスといった攻撃面のスタッツでも見事な数字を残した。さらに、トッテナム時代には守備面が課題とされていたが、アトレティコでの研鑽によって見違えるような安定感を獲得し、リーグ最少失点に大きく貢献した。 DF ウィリアム・サリバ(22歳/アーセナル) 出場試合数:27(先発:27)/得点数:2 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2023/get20230611_101_tw3.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 母国での武者修行を経てリーグ屈指のDFに。加入3シーズンはアルテタ監督の信頼を得られず、母国クラブへのレンタルを繰り返したが、退団を辞さずに臨んだ昨夏のプレシーズンでアピールに成功。開幕からセンターバックの主力に定着すると、背中の負傷で長期離脱を強いられた3月半ばまで相棒ガブリエウと共にフル稼働。守備では圧倒的なフィジカル能力を生かした対人、カバーリングで堅守に貢献すると、マルセイユ時代にサンパオリの薫陶を受けた攻撃面においても的確な配球、局面を変える運びでビルドアップの起点を担い、攻守両面において総合力の高さを証明した。 DF ルベン・ディアス(26歳/マンチェスター・シティ) 出場試合数:26(先発:22)/得点数:0 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2023/get20230611_101_tw4.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 3連覇に導いたディフェンスリーダー。ボトマンやガブリエウ、リサンドロ・マルティネスらの活躍も素晴らしかったが、優勝チームに敬意を表して26歳のディフェンスリーダーを選出。今シーズンは中断前後で戦列を離れる期間もあったが、出場試合では常に安定したパフォーマンスを披露。偽SBに加え、偽CBという新境地を開いたチームにおいて守護神エデルソン、ロドリと共にセンターラインを支えた。複雑なスタイル、試合ごとにメンバーの入れ替えも少なくなかった守備陣が最少失点を達成する上で抜群のリーダーシップ、存在感を放ったポルトガル代表DFの貢献は非常に大きかった。 DF ナタン・アケ(28歳/マンチェスター・シティ) 出場試合数:26(先発:22)/得点数:1 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2023/get20230611_101_tw5.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 加入3年目で完全覚醒。直近2シーズンはセンターバックと左サイドバックのバックアッパーに甘んじたが、今シーズンは26試合に出場するなど主力に定着。カンセロやラポルテとの序列を引っくり返した上、離脱が少なくなかったルベン・ディアスやストーンズの復帰後も可変式の左サイドバックと3バックの左で定位置を確保。着実にスキルアップしたビルドアップ能力に加え、持ち味のスピードと読みを生かした対人守備で一線級のアタッカーを封じ込め、ビッグマッチにおける守備面での貢献は絶大だった。新加入アカンジの貢献も素晴らしかったが、ひたむきな努力をより評価した。 MF マルティン・ウーデゴール(24歳/アーセナル) 出場試合数:37(先発:37)/得点数:15 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2023/get20230611_101_tw6.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 若き主将が新生ガナーズを牽引。加入3年目で名門の新キャプテンに指名された24歳MFは、経験豊富なジャカやシティから新加入のジンチェンコ、ガブリエウ・ジェズスらのサポートを受けながら若手の多いチームをリーダーとして引っ張った。キャリアハイを大きく更新する15ゴールに加え、7アシストとアタッキングサードで違いを生み、スマート且つ泥臭い守備で攻守一体型のアルテタのスタイルをピッチ上で見事に体現。サカやマルティネッリの両翼、守護神ラムズデールの活躍も光ったが、今季のアーセナルの躍進に最も貢献した選手だった。 MF カゼミロ(31歳/マンチェスター・ユナイテッド) 出場試合数:28(先発:24)/得点数:4 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2023/get20230611_101_tw7.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 百戦錬磨のMFが赤い悪魔の新たな象徴の一人に。獲得可能なすべてのタイトルを獲得したレアル・マドリーでの挑戦を終え、復権目指す新生ユナイテッドに加入したブラジル代表MF。加入当初は30歳を超えた年齢もあり、消耗激しいプレミアリーグへの適応に対して懸念の声も挙がっていたが、世界屈指のセントラルMFは苦もなく適応。ダブルスタンダードと批判の声も挙がったレフェリングによって2度の一発退場という不運こそあったが、出場試合では攻守両面で圧倒的なクオリティを発揮。前半戦ではフィルター役、繋ぎ役としての貢献がメインだったが、チーム全体の機能性が増した後半戦では4ゴールを挙げるなど攻撃面での活躍も印象的だった。 MF ロドリ(26歳/マンチェスター・シティ) 出場試合数:36(先発:34)/得点数:2 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2023/get20230611_101_tw8.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 影のMVP。今シーズンの優勝チームで最も多くのプレータイムを得たスペイン代表MFは、攻守両面で卓越した戦術眼とポジショニングセンス、フィジカルの強さを発揮。稀代の戦術家の下で進化系偽SBや偽CBと新たなスタイルに着手した中、優れたバランス感覚で全体の歪みを巧みに修正しながら常に的確なプレー選択でゲームをオーガナイズし続けた。また、重心は後ろに置きながらも2ゴール6アシストと数字面での貢献も見事だった。 MF ケビン・デ・ブライネ(31歳/マンチェスター・シティ) 出場試合数:32(先発:28)/得点数:7 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2023/get20230611_101_tw9.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 新たな相棒との連携構築で最多16アシストを記録。CL決勝終了後に終盤戦を通じてハムストリングの問題を抱えていたことを明かすなど、シーズンを通して万全のコンディションではなかったが、卓越した戦術眼とテクニックを武器にチームの攻撃を牽引。例年に比べてプレス強度や個での打開はやや劣ったが、それを補って余りある高精度のクロスやラストパスでハーランドらに多くの決定機を演出した。また、ビッグマッチを中心に勝負所での決定的な仕事も光った。 FW ハリー・ケイン(29歳/トッテナム) 出場試合数:38(先発:38)/得点数:30 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2023/get20230611_101_tw10.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 苦境のチームにおいて孤軍奮闘。昨シーズンは得点王を獲得した相棒ソン・フンミンに加え、クルゼフスキの活躍でフィニッシャー、チャンスメーカーとしてバランスの良い活躍を見せたが、今シーズンはその相棒たちの不振に加え、ディフェンスラインから中盤の繋ぎの質の低下によって自身に対する依存傾向が顕著に。そういった中、1シーズンでのプレミアリーグ新記録となる26試合ゴールに、ヘディングでの最多ゴール記録を樹立し、2017-18シーズン以来の30ゴールの大台に到達。アシスト数は「3」にとどまったが、味方が決定機を決めていれば二桁アシストの可能性も十分にあった。 FW アーリング・ハーランド(22歳/マンチェスター・シティ) 出場試合数:35(先発:33)/得点数:36 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2023/get20230611_101_tw11.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 今季のMVP。ドルトムントでの実績、多くの優れたチャンスメーカーの存在によってある程度の成功は約束されていたが、当初の予想を軽く上回る圧巻のペースでゴールを量産。加入1年目にしてプレミアリーグ新記録の1シーズン36ゴールを記録。また、一時はプレー関与数や得点以外の貢献度の低さを指摘する声も挙がったが、最終的に8アシストを挙げるなどチャンスメーク、ポストワークの部分でも著しい成長を示した。 2023.06.12 18:01 Mon
5

ベルギー代表、クルトワがキャプテンの座を巡って激昂…デ・ブライネ代役をルカクと分担され不服に?

レアル・マドリーのベルギー代表GKティボー・クルトワが、キャプテンの座を巡って怒りを爆発させているようだ。ベルギー『Nieuwsblad』が伝えている。 ベルギー代表はカタール・ワールドカップ(W杯)までキャプテンを務めていたFWエデン・アザールが代表チームから引退し、3月の代表ウィークからはその座をマンチェスター・シティのMFケビン・デ・ブライネが引き継いでいる。 そのデ・ブライネはチャンピオンズリーグ(CL)決勝戦・インテル戦で負傷交代した影響で、17日に行われたユーロ2024予選・グループF第3節のオーストリア代表戦は不在。代わりにインテルのFWロメル・ルカクがキャプテンマークを巻いて先発フル出場した。 クルトワはこの決定が気に入らなかったようで、なんと翌18日夜の全体ミーティングに参加せず。ドメニコ・デデスコ監督はオーストリア代表戦はルカク、20日の第4節・エストニア代表戦をクルトワにキャプテンを任せることで両選手と合意していたものの、クルトワは2試合とも自らが適任だと考えていたという。 怒りに拍車をかけたのが、オーストリア代表戦で1-1のドローに終わったという事実。クルトワは試合後、一部のチームメイトに烈火のごとく厳しい言葉を投げかけたといい、クルトワのこの行為そのものはよくある光景だそうだが、チームの集まりに姿を現さなかったことで、チームメイトたちも試合結果以外で何か不満を抱えていると気づき始めたようだ。 クルトワ本人はオーストリア代表戦で軽傷を負ったとのことで、エストニア代表戦の出場は不透明。この問題の解決はデデスコ監督の対応にかかっているとみられている。 2023.06.19 21:23 Mon

マンチェスター・シティの人気記事ランキング

1

「ダービーのよう」4年連続でレアルとの対戦決定、ペップがアーセナル戦から始まる超過酷な2月に立ち向かう「嫌ならシティの監督を辞めれば良いだけ」

マンチェスター・シティのジョゼップ・グアルディオラ監督が、チャンピオンズリーグ(CL)のプレーオフの組み合わせ結果について言及した。クラブ公式サイトが伝えた。 前人未到のプレミアリーグ5連覇を目指したシティ。しかし、今シーズンはいつになくつまづきが多く、現在は首位のリバプールと勝ち点差12の4位に位置している。 一方で、CLでも苦戦が続き、リーグフェーズの最終節まで敗退の危機に。しかし、しっかりと勝利し22位でフィニッシュ。ラウンド16のプレーオフに回ることとなった。 31日に組み合わせ抽選が行われた中、シティはレアル・マドリーとの対戦が決定。2021-22シーズン、2022-23シーズンは準決勝、2023-24シーズンは準々決勝で対戦し敗退。4年連続での対戦が決定した。 シティは2月2日にプレミアリーグ2年連続優勝を争ったアーセナル戦を控える中、グアルディオラ監督が記者会見に出席。大一番を前にCLの抽選結果を問われ、コメントした。 「4年連続でマドリーと対戦するのは、すでにダービーのようだ」 「マドリーとバイエルンはどちらも本当に強かった。ここでの1stレグとマドリードでの戦いにできる限り良い形で臨めることを願っている」 「難しい試合に関しては、すでにそこにある。スケジュールとはそういったものだ」 「プレミアリーグではいつもそうなる。いつも最も厳しい試合が組まれる。いつもカレンダーに優しい。何年もそうしたことが起こっている」 2日にアーセナルと対戦するシティは、8日にFAカップ4回戦、11日にマドリーと対戦すると、15日にニューカッスル、18日か19日にマドリー、23日にリバプール、25日にトッテナムとビッグゲームが続く。 厳しい日程が毎年組まれる2月だが、グアルディオラ監督はいつものことだとコメント。過酷な戦いが続くことは昔から変わらないとし、それでも乗り越えて勝っていくことが宿命であると語った。 「いつでもそうだったが、我々は生き残った。バルセロナにいた頃、ここに来る前にプレミアリーグを追いかけていたが、アレックス・ファーガソン監督、ジョゼ・モウリーニョ監督、アーセン・ヴェンゲル監督も同じ不満を言っていた」 「2月のスケジュールは過去のシーズンでも何度もやってきたことだ。プレミアリーグで強敵と戦いながら、あらゆる大会に出場してきたから驚くことではない。それが現実だ」 「我々は良いチームと対戦するか?その通りだ。過去にタイトルを獲得できたのは、我々が常に良いプレーをしていたからだ」 「我々は何度もそれをやってきた。チャンピオンズリーグから敗退した時があっても、今はチャンピオンズリーグに出場している。もっと良くなれるか?答えはイエスだ」 「確かに、組み合わせはもっと良くなったかもしれない。でも、セルティックと対戦したら、もっと難しくなるかもしれない」 「バイエルンは非常に難しく、マドリーも非常に難しかったが、我々は何度もそれを成し遂げてきた」 「我々はこのスケジュールを何年もかけて作り上げてきた。それで良い。文句を言いたいなら、別の仕事を探し、他の国に行くか、マンチェスター・シティの監督を辞めれば良いだけた」 「サー・アレックス、ジョゼ…何年も同じことが起きてきた。我々はやってきた。その理由は1度もわからない」 2025.01.31 22:52 Fri
2

アーセナルに5失点惨敗もグアルディオラ監督「悔やんでいるのは終盤の25分」

マンチェスター・シティのジョゼップ・グアルディオラ監督が2日に行われ、1-5で惨敗したプレミアリーグ第24節アーセナル戦を振り返った。 前節チェルシー戦を逆転勝利し、チャンピオンズリーグでもクラブ・ブルージュに逆転勝利としてプレーオフ進出を決めたシティ。アーセナル戦でも開始早々にDFマヌエル・アカンジのミスから早々に失点して追う展開に。 その後、反撃に転じて後半の55分にはFWアーリング・ハーランドのゴールで追いついたが、2分後にMFフィル・フォーデンの横パスをカットされた流れからMFトーマス・パルティに勝ち越しゴールを許してしまう。 そして62分にDFマイルズ・ルイス=スケリーに3点目を決められると、76分にFWカイ・ハヴァーツ、後半追加タイムにMFイーサン・ヌワネリにゴールを決められて5失点惨敗となった。 グアルディオラ監督は終盤の失点が余計だったと指摘した。 「私が悔やんでいるのは終盤の25分だけだ。我々はやるべきことを忘れてしまった。65分から70分はできていたことを。このスタジアムで戦うのは難しいが、開始早々の失点を今季何度も喫している。それでも持ち直して試合を支配し、良いプレーができていたと思う。終盤の時間帯は残念だったが、それ以外の部分では良い試合ができていた。結果を見ると理解するのが難しいが、これが私の感想だ。何が起きてもチームは安定し、コントロールを失ってはいけない」 <span class="paragraph-title">【動画】アーセナル相手にシティが衝撃の5失点敗戦…</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="V6XLn_CWPDo";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2025.02.03 09:00 Mon
3

PO最注目カードはシティvsレアル、4年連続の対戦! 上田のフェイエノールトはミラン、セルティックvsバイエルンで日本人対決も? プレーオフ組み合わせ決定!【CL】

31日、2024-25シーズンのUEFAチャンピオンズリーグ(CL)のノックアウトフェーズのプレーオフ抽選会が行われた。 今シーズンから大会フォーマットが大きく変更。36チームが参加し、従来のグループステージが廃止に。各チームが8つのチームと対戦する1つのリーグフェーズで行われた。 上位8チームはラウンド16にストレートイン。9位から24位によるプレーオフがホーム&アウェイで行われ、ラウンド16に進出する残りの8チームを決める。 プレーオフには日本人選手所属チームも参加。MF南野拓実のモナコ、MF守田英正のスポルティングCP、MF旗手怜央&FW前田大然のセルティック、DF伊藤洋輝のバイエルン、FW上田綺世のフェイエノールトと5チームが参加。さらに、マンチェスター・シティやレアル・マドリー、パリ・サンジェルマン、ユベントス、ミランと強豪もプレーオフに回った。 南野のモナコはベンフィカと、上田のフェイエノールトはミランと、守田のスポルティングCPはドルトムント、旗手&前田のセルティックは伊藤のバイエルンと対戦し、日本人対決が実現する可能性がある。 また、プレーオフ最大の注目カードはシティvsマドリーに決定。CLでは4シーズン連続での対戦となった。 プレーオフの1stレグは2月11日(火)、12日(水)、2ndレグが18日(火)、19日(水)に開催。その後、ラウンド16以降の組み合わせ抽選会が行われる。 <h3>◆CLプレーオフ対戦カード</h3>※右が2ndレグホーム [1]ブレスト(18位) vs パリ・サンジェルマン(15位) [2]クラブ・ブルージュ(24位) vs アタランタ(9位) [3]マンチェスター・シティ(22位) vs レアル・マドリー(11位) [4]ユベントス(20位) vs PSV(15位) [5]モナコ(17位) vs ベンフィカ(16位) [6]スポルティングCP(23位) vs ドルトムント(10位) [7]セルティック(21位) vs バイエルン(12位) [8]フェイエノールト(19位) vs ミラン(13位) <h3>◆CL ラウンド16対戦カード</h3> [1]の勝者 vs リバプール(1位)/バルセロナ(2位) [2]の勝者 vs リール(7位)/アストン・ビラ(8位) [3]の勝者 vs アトレティコ・マドリー(5位)/レバークーゼン(6位) [4]の勝者 vs アーセナル(3位)/インテル(4位) [5]の勝者 vs リバプール(1位)/バルセロナ(2位) [6]の勝者 vs リール(7位)/アストン・ビラ(8位) [7]の勝者 vs アトレティコ・マドリー(5位)/レバークーゼン(6位) [8]の勝者 vs アーセナル(3位)/インテル(4位) <span class="paragraph-title">【動画】CL決勝トーナメント プレーオフ、識者の展望は?</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="L0-zLZ0FoXc";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2025.01.31 20:30 Fri
4

「シティとペップが苦労して辿り着いた存在だが…」やはりエデルソンはマンチェスター・Cで今季限り?「可能性は十分」

ブラジル代表GKエデルソン(31)は、これからマンチェスター・シティでラスト4カ月か。 シティ退団の可能性が水面下で残り続けるとされるエデルソン。コンディションが万全なら世界最高峰のGKだが、CL制覇にリーグ4連覇等々、“やりきった感”があるとも言われ、ケガなどでベンチに座る光景も今や珍しくない。 今季が終われば、契約は残り1年に。 2025夏売却というシティの方向性も公然の事実となっているなか、かつてマンチェスター・ユナイテッドなどでチーフスカウトを務めたミック・ブラウン氏も、イギリス『フットボール・インサイダー」の取材にこう語る。 「夏に退団する可能性は十分にあるだろう」 「エデルソンも1人のフットボーラー。他の選手と同じく、キャリアの最後や将来設計について考える時間はどんどん増えていく一方だし、その裏では、サウジアラビア勢のエデルソンに対する関心も薄れていないと私は聞く」 「振り返ると、シティとジョゼップ・グアルディオラ(監督)は苦労してエデルソンまで辿り着いた。彼を獲得する前、シティとペップは何人もの国際レベルのGKを試したが、真に信頼を与えたのは、エデルソンが初めてだったね」 「だが、これもサイクル。エデルソンがマンチェスターで過ごす時間は終わりに近づいているはずだ。年齢やケガなど彼自身に変化があるし、シティもチーム構成も見直している」 「妥当なオファーが来て、なおかつエデルソン自身が望めば、ペップは止めやしないさ。シティの夏は忙しくなりそうだ」 2025.02.04 21:19 Tue
5

アーセナルが因縁シティを5発粉砕! リーグ連勝でタイトルレースに踏みとどまる【プレミアリーグ】

プレミアリーグ第24節、アーセナルvsマンチェスター・シティが2日にエミレーツ・スタジアムで行われ、ホームのアーセナルが5-1で圧勝した。なお、アーセナルのDF冨安健洋は負傷欠場となった。 1試合未消化の首位チームを6ポイント差で追う2位のアーセナル(勝ち点47)。前節はウォルバーハンプトン相手に1-0で競り勝って大きな勝ち点3を手にしたアルテタのチームは、続くチャンピオンズリーグ(CL)でもジローナに2-1の勝利。きっちり3位でのラウンド16ストレートインを決めた。良い流れで臨んだ天敵とのホーム開催の大一番では先発7人を変更。守護神ラヤやサリバ、ライスが復帰し、3トップは右からマルティネッリ、ハヴァーツ、トロサールの並びとなった。 対する4位のシティ(勝ち点41)は前節、チェルシーとのビッグマッチに3-1で逆転勝利。さらに、逆転でのプレーオフ進出へ勝ち点3必須のCLクラブ・ブルージュ戦では同じく先制を許す難しい展開となったが、再び3-1の逆転勝利を収めて敗退の危機を脱した。その2つの逆転勝利の勢いに乗って敵地へ乗り込んだ一戦では先発3人を変更。コンディションの問題でベンチ外の守護神エデルソンに代えてオルテガを起用し、デ・ブライネとギュンドアンに代えてマーモウシュ、サヴィオが起用された。 首位快走のリバプールを追うガナーズと、熾烈なトップ4争いに身を置くシティズンズによる重要な上位対決は開始早々に動く。 2分、前線からプレスを仕掛けたアーセナルがボックス手前でストーンズから横パスを受けたアカンジを囲んでライスがパスカット。このこぼれを引き取ったハヴァーツがボックス左で折り返したボールを、ウーデゴールがコースを狙った左足シュートでゴールネットへ流し込んだ。 チェルシー戦を彷彿とさせる拙い入りでいきなりのビハインドを背負ったシティは、以降もホームチームの圧力に晒される。7分にはボックス右に抜け出したマルティネッリにチップキックでゴールネットを揺らされるが、ここはオフサイド判定で事なきを得た。 15分を過ぎた辺りからボールを保持して徐々に相手陣内でのプレーを増やし始めたシティ。23分にはマーモウシュの左CKをグヴァルディオルがドンピシャのヘッドで合わすが、こはGKラヤの驚異的なセーブとクロスバーを叩く。この直後にはマーモウシュがDF2枚を鋭いカットインでかわしてポケットに走り込むサヴィオにラストパスを通すが、左足シュートはサイドネットを叩く。 一方、立ち上がり以降は相手にボールを持たせながらカウンター主体の戦いで追加点を目指すアーセナル。26分にはGKオルテガから縦パスを受けたコバチッチをライスが潰し、こぼれをペナルティアーク付近で受けたハヴァーツにビッグチャンスが舞い込むが、ここはコースを狙いすぎた結果、枠の右へ外してしまい、痛恨の決定機逸となった。 互いに決定機を作り合った前半半ばを経て試合は徐々にシティペースに。より安定した保持でアーセナルを深い位置まで押し込むと、波状攻撃でゴールへ迫ったが、サヴィオ、コバチッチのボックス内での際どいシュートはGKラヤが好守で阻んだ。 結局、アーセナルの1点リードで折り返した試合は後半も同じ22人でスタート。立ち上がりは拮抗した展開となったが、続けざまにスコアが動く。 まずは55分、右サイド深くでサイドチェンジを受けたヌネスがタメを作ってフォーデン、サヴィオと繋ぐと、サヴィオがボックス右で巧みな反転から上げた柔らかなクロスをファーでDFサリバの前に入ったハーランドがゴール右隅へヘディングシュートを流し込んだ。 この同点ゴールで一気にシティペースかに思われたが、直後の57分にはフォーデンの自陣での不用意な横パスをカットしたトーマスがペナルティアーク付近まで運んで右足を一閃。これがDFストーンズの背中に当たって大きくコースが変わってゴール左隅の完璧なコースに突き刺さった。 同点に追い付かれてからわずか2分で勝ち越したホームチームは、畳みかける攻めを見せる。62分、左サイドで押し込んだ形からライスの横パスをハーフスペースで受けたルイス=スケリーがそのままボックス内に侵入。細かい右への運びでシュートコースを作り出し、利き足とは逆の右足シュートを右隅へ飛ばすと、GKオルテガの手をはじいたボールがゴールネットに吸い込まれた。 18歳の見事なプレミアリーグ初ゴールで一気に点差を広げたアーセナルは完全に試合の流れを掌握。これに対してジリ貧のシティはマーモウシュ、フォーデンを諦めてマカティー、デ・ブライネを同時投入。しかし、この交代策も流れを変える一手とはならず。 76分には右のマルティネッリの突破から仕掛けたロングカウンターでボックス右でパスを受けたハヴァーツが見事なカットインからの左足シュートをゴール左隅に突き刺し、前半の決定機逸を見事に払拭した。 さらに、試合終盤にメンバーを入れ替えたガナーズは後半終了間際の93分には右サイドでライスからのサイドチェンジを受けた途中出場のヌワネリがジローナ戦の再現かのような左足のコントロールシュートをゴール左隅に突き刺し、この日のゴールショーを締めくくった。 この結果、天敵シティを5-1で粉砕したアーセナルがリーグ連勝を飾り、リバプールとのリーグタイトルレースに踏みとどまる勝ち点3を奪取。一方、敵地で惨敗のシティは逆転での5連覇が絶望的となった。 アーセナル 5-1 マンチェスター・シティ 【アーセナル】 マルティン・ウーデゴール(前2) トーマス・パルティ(後12) マイルズ・ルイス=スケリー(後17) カイ・ハヴァーツ(後31) イーサン・ヌワネリ(後48) 【マンチェスター・C】 アーリング・ハーランド(後10) 2025.02.03 03:45 Mon