「ホッとしたが一番」終了間際のPK献上からの勝ち越しゴール、名古屋MF中山克広はキャリア初タイトルに「人生でもなかなかない。改めて目指したい」
2024.11.02 23:23 Sat
名古屋グランパスのMF中山克広が、ルヴァンカップ優勝を振り返った。
試合は互いにスタイルを出していく中、31分にビルドアップのミスを見逃さなかった永井謙佑がそのまま蹴んで名古屋が先制する。
さらに42分にも永井がゴールを奪ったなか、後半も名古屋ペースで試合が進んでいったが、新潟が選手交代で流れを掴み返す。71分に谷口海斗がヘディングで1点を返すと、そのまま新潟が押し込み、名古屋が跳ね返すという展開となった。
中山は後半アディショナルタイムのシーンを振り返り、「正直、PKだと思いました。引っ掛けてしまって、あの時間帯だったので上手く気持ちを切り替えようと思っていました」とコメント。自身の感覚では足が引っかかった感触はあったという。
勝利目前でのまさかの失点。長谷川健太監督からは「信じてるぞと言葉をかけてもらいました」と、檄を飛ばされたとした。
そんな中、中山は延長前半に勝ち越しゴールを記録。自身の失態を取り返すことに成功した。
「ホッとしたが一番でした。とにかくホッとしたのが一番でした」と振り返った中山。「ただ、始まったばっかりだったので、もう1回気持ちを切り替えていこうとしました」と、残り15分以上ある延長戦に集中したという。
しっかりとゴールを決められたことについては「あの瞬間は気持ちが勝っていたというか、チームのために自分がやらないとという気持ちが勝っていたシーンだと思います」と、気持ちでねじ込んだゴールだとした。
延長戦では山中亮輔が左ウイングバックに入り、中山と両翼を務めることに。自身のゴールも山中のクロスから始まったものだった。「チームの中ではウイングバック同士のクロス。柏とのホーム戦でも山くんからのクロスを僕が決めたシーンもあったので、ウイングバックーウイングバックというのは今日も出せたと思います」と、クロスに対してしっかりファーサイドに入ることを意識していたという。
PK戦については「僕は7番目だったんですけど、正直順番は回ってこないと思っていました」とコメント。「ミッチ(ランゲラック)は止めてくれると思っていましたし、チーム全員でルヴァンカップを獲るということを信じてやっていました」と、5人で終わると信じていたという。
勝利の瞬間は「ホッとしたというか、勝手に涙が出ちゃいましたね」と振り返った中山。このタイトルについては「決勝戦は人生変わるぐらいのものでした。PK、延長にしてしまって、この先は自分が結果を出せる、出せないで変わってくると思います。結果を出せたという点では、サッカー人生も変わってくるかなと思います」と、難しい状況に追い込まれながらも結果が出たことは大きいとした。
まさに地獄から天国という瞬間を味わった中山。「名古屋のサポーター含めて、全員が最後まで信じてくれて、全員のおかげで結果が掴めたと思います」とコメント。ルヴァンカップを触った感想は「初めて触らせてもらったので、感慨深いというか、人生でもなかなかないこと。あの感覚は忘れられないですし、改めて目指したいと思いました」と、再びタイトルを目指して戦うとした。
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2日、2024Jリーグ YBCルヴァンカップ決勝が国立競技場で行われ、名古屋と新潟が対戦した。2021年以来3年ぶり2度目の優勝を目指す名古屋と、クラブ史上初のタイトルを目指す新潟の一戦。雨が降り頻る中、史上最多の6万2517人が詰めかけ、熱気に満ちていた。さらに42分にも永井がゴールを奪ったなか、後半も名古屋ペースで試合が進んでいったが、新潟が選手交代で流れを掴み返す。71分に谷口海斗がヘディングで1点を返すと、そのまま新潟が押し込み、名古屋が跳ね返すという展開となった。
それでも名古屋の勝利かと思われたが、ラストプレーで中山が小見洋太を倒してしまいPKが与えられることに。これを小見が決めて延長戦へ。それでも名古屋は延長前半3分にPKを与えてしまった中山がゴールを決めて勝ち越しに成功。しかし、延長後半6分に小見が再びネットを揺らして3-3のドロー。PK戦にも連れ込んだ試合は、5-4で名古屋が制し、見事に2度目の優勝を果たした。
中山は後半アディショナルタイムのシーンを振り返り、「正直、PKだと思いました。引っ掛けてしまって、あの時間帯だったので上手く気持ちを切り替えようと思っていました」とコメント。自身の感覚では足が引っかかった感触はあったという。
勝利目前でのまさかの失点。長谷川健太監督からは「信じてるぞと言葉をかけてもらいました」と、檄を飛ばされたとした。
そんな中、中山は延長前半に勝ち越しゴールを記録。自身の失態を取り返すことに成功した。
「ホッとしたが一番でした。とにかくホッとしたのが一番でした」と振り返った中山。「ただ、始まったばっかりだったので、もう1回気持ちを切り替えていこうとしました」と、残り15分以上ある延長戦に集中したという。
しっかりとゴールを決められたことについては「あの瞬間は気持ちが勝っていたというか、チームのために自分がやらないとという気持ちが勝っていたシーンだと思います」と、気持ちでねじ込んだゴールだとした。
延長戦では山中亮輔が左ウイングバックに入り、中山と両翼を務めることに。自身のゴールも山中のクロスから始まったものだった。「チームの中ではウイングバック同士のクロス。柏とのホーム戦でも山くんからのクロスを僕が決めたシーンもあったので、ウイングバックーウイングバックというのは今日も出せたと思います」と、クロスに対してしっかりファーサイドに入ることを意識していたという。
PK戦については「僕は7番目だったんですけど、正直順番は回ってこないと思っていました」とコメント。「ミッチ(ランゲラック)は止めてくれると思っていましたし、チーム全員でルヴァンカップを獲るということを信じてやっていました」と、5人で終わると信じていたという。
勝利の瞬間は「ホッとしたというか、勝手に涙が出ちゃいましたね」と振り返った中山。このタイトルについては「決勝戦は人生変わるぐらいのものでした。PK、延長にしてしまって、この先は自分が結果を出せる、出せないで変わってくると思います。結果を出せたという点では、サッカー人生も変わってくるかなと思います」と、難しい状況に追い込まれながらも結果が出たことは大きいとした。
まさに地獄から天国という瞬間を味わった中山。「名古屋のサポーター含めて、全員が最後まで信じてくれて、全員のおかげで結果が掴めたと思います」とコメント。ルヴァンカップを触った感想は「初めて触らせてもらったので、感慨深いというか、人生でもなかなかないこと。あの感覚は忘れられないですし、改めて目指したいと思いました」と、再びタイトルを目指して戦うとした。
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名古屋グランパスのFW永井謙佑が、ルヴァンカップ優勝を喜んだ。 2日、2024Jリーグ YBCルヴァンカップ決勝が国立競技場で行われ、名古屋とアルビレックス新潟が対戦した。 2021年以来3年ぶり2度目の優勝を目指す名古屋と、クラブ史上初のタイトルを目指す新潟の一戦。雨が降り頻る中、史上最多の6万2517人が詰めかけ、熱気に満ちていた。 試合は互いにスタイルを出していく中、31分に相手のビルドアップのミスを突いた永井がゴールを奪い名古屋が先制。42分にも永井が追加点。前半を2点リードで折り返す。 後半も名古屋ペースで試合が進んでいったが、新潟は選手交代で流れを掴み返すと、71分に谷口海斗がヘディングで1点を返すことに。その後も新潟が押し込み、名古屋が跳ね返すという展開となった中、試合終了直前にPK。新潟が起死回生のチャンスを手にすると、小見洋太が決めて追いつき、延長戦に突入する。 それでも名古屋は延長前半3分にPKを与えてしまった中山克広がゴールを決めて勝ち越しに成功。しかし、延長後半6分に小見が再びネットを揺らして3-3のドロー。PK戦にも連れ込んだ試合は、5-4で名古屋が制し、見事に2度目の優勝を果たした。 2ゴールの活躍を見せた永井。MVPはGKランゲラックに渡ったが「それはミッチにあげないと」とコメント。自身のゴールについては「上手くチームとして狙っていた部分がハマりましたし、良かったです」と狙い通りだったとした。 1点目はハイプレスからのミスを誘ってのゴール。「狙っていましたし、(和泉)竜司によけてくれと思っていました。あそこしかコースがなくて、打ち抜いた感じです」とコメント。2点目は「(コースが)見えていました。落ち着いて決められました」と、冷静に決められたと振り返った。 この試合は前線からのハードなプレスとマンマークが効いており、前半は新潟のビルドアップを封じていた。「持つところまでという感じです」と振り返った永井は「20人メンバーに入れるので、疲れたらバトンを繋いでという意識でやっていました」と、全力を出し切ることしか考えていなかったという。 永井は2ゴールの活躍だけではなく、スピードを活かしたプレスバックでもピンチを凌いでいた。「誰かが連動してやっているとあそこが空くので、そこは意識してやっていました」と、しっかりと守備も頭に入れてプレーしていたという。「1回取られると気になると思うので、1つ遅らせることができれば、後ろは大体止められるので、そこが大事かなと思っていました」と、新潟の選手が警戒してくれれば良かったとした。 永井は2-1となった80分に交代。しかし、その後に追いつかれてしまい、延長戦、PK戦までもつれ込んだ。 「ドリブラーが入ってきてちょっと押し込まれてしまいました。そこは反省しないといけないです」と振り返った永井。「前から連動して行っていた分、ちょうど足が止まった時間帯でした。修正していきたいです」と、今後にしっかりと活かしていきたいとした。 海外でもプレーし、FC東京でもプレーした永井。2022年に自身3度目の名古屋加入となったが、これが初めてのタイトルとなった。 「やっと獲れたので良かったです」と振り返る永井。「なかなかチャンスはないのでね」と、タイトルを目指せる機会は多くないとコメント。それでも、「デビューしたチームで、プロキャリアをスタートしたチームなので、復帰した時にタイトルを獲りたいと思っていました。この年齢で獲れるとは思わなかったですけど、良かったです」と、35歳にしてついに名古屋でのタイトル獲得を喜んだ。 長谷川健太監督とはFC東京時代にもルヴァンカップを制した経験が。長谷川監督は攻守のパフォーマンスを称えていた。 「持つところまでフルスロットルという感じでした。60分ぐらいで結構バテていましたね」と振り返った永井。10月はいつも通りだったとイジられていたが「10月はちょっとパワーを溜めていました笑」と冗談で返した。 若い選手もいる中で、今シーズンは苦しい戦いが続いていたが1つ結果を残した。ロッカールームでは「みんな喜んでいましたし、こういうタイトルを獲ることで自信も芽生えると思います。また1つチームとしてレベルアップしていけるようにしたいです」と振り返る永井。リーグ戦で4連敗を喫した6月、7月は暗いチームを盛り上げていたようだ。 「自信がなくなると元気も無くなるので、イジりながらというか、盛り上げながらやっていました」 「結局ネガティブにやっていても練習はずっとやらないといけないので、ポジティブに明るくやったほうが身になるし、色々な発想も出てくると思うので、「暗い顔するな」、「楽しめよ」と言いながらやってました」 「流石に4連敗した時は僕も結構メンタルにきましたね。負けている時は簡単じゃないです。勝っている時は簡単じゃないので、負けている時は難しいです」 厳しい時期を乗り越え、リーグ戦ではなかなか浮上できなかったが、ルヴァンカップではサンフレッチェ広島、横浜F・マリノスと下して決勝まできた。 「やり続けて、広島とマリノスと自信がついて、セットプレーからの得点も増えて、やってきたことがちょっとずつ結果に出てきて、みんなが自信を取り戻したので良かったです」 また、9月にはチームがマンツーマンのハイプレスに切り替えることに。「9月にこのスタイルに完全になって、1人でもサボると水がこぼれちゃうので、連動して頑張るという当たり前のことなんですけど、それが上手くチームとしてはまってここまでこれました」と振り返り、「あとは、我慢するべき時間帯にしっかり我慢するということが課題としてあります」と、まだまだ高めていきたいとした。 名古屋でタイトルを獲得したら辞めても良いと以前語っていた永井。その夢を果たしたが「辞めようかな笑」とコメント。「やりますけど笑。もう1つ、2つタイトルを獲れるように、後輩たちと切磋琢磨してやっていきたいです」と、さらなるタイトル獲得へ、走り続けると意気込んだ。 <span class="paragraph-title">【動画】隙を突いた一撃! 永井謙佑がタイトルに導く2ゴール</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="v8CMEeKYon8";var video_start = 33;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.11.02 22:10 Sat5
「マグネットを見たら7番目…」当初はキッカーじゃなかった山岸祐也、福岡時代の昨年は決勝でPK失敗も長谷川健太監督が最後に信頼「期待に応えられて良かった」
名古屋グランパスのFW山岸祐也がルヴァンカップ決勝のPK戦を振り返った。 2日、YBCルヴァンカップの決勝でアルビレックス新潟と対戦した名古屋。延長戦も含め2度追いつかれる苦しい展開となりながら、PK戦を5-4で制し、3年ぶり2度目の優勝を手にした。 山岸は2-1でリードしていた75分から最初の交代カードとして途中出場。土壇場でPKを決められ延長戦に入ると、競り合いから延長前半の中山克広の勝ち越しゴールをアシストした。 追いつかれて迎えたPK戦では5人目のキッカーを担当。決めれば勝ちというプレッシャーのかかる局面を乗り越え、チームに優勝の瞬間をもたらした。 試合後の会見では、長谷川健太監督が「山岸がPKを決めたこと」と勝負の決め手についてコメント。昨年もアビスパ福岡の一員として決勝に進み、その大舞台でPKを外していた山岸だが、今回キッカーを務めた経緯を明かしている。 「今年1年間、試合の前の日に健太さんからPK練習で1人指名されて、その人が次の試合でPK蹴れるんですけど、俺1回もなったことがなくて」 「夏ぐらいに『健太さん、俺蹴れますよ。今日決めますよ』と言ったら、『お前は去年2回外しているのを見てるからダメだ』と言われて。今日もPKのマグネットを見たら7番目で、『やっぱり蹴らせてもらえないか』と思ったら、円陣を組む時に『祐也、いけるか』と言ってくれたので、『いけます』と言って。それが5番目でした」 「去年はあっち側でPKを外していて、しかも俺が5番目になって。決めたら勝ちという時に回ってくるのがちょっと持っているなと思います。そして、それをしっかり決められて良かったなと思います。使ってくれた健太さんの信頼にも応えられて、しっかりと決められて、タイトルを獲れて良かったなと思います」 決めれば優勝という中、名古屋の大観衆に向かってのPK。流石に緊張もあったという。 「緊張はしましたよ、さすがに(笑)。だけど、(ゴール)後ろのファミリーのみなさんが今日は大勢駆けつけてくれて。もちろん新潟のサポーターもそうですし、最高の雰囲気のなかで試合ができて、本当に面白いゲームになったかなと思います」 「最後はPKでしたけど、勝つか負けるかで天と地の差。勝たなければ意味がないと思っているので、最後自分たちが勝てて、5番目のキッカーとしてしっかり決めきれて、緊張しましたけど良かったかなと思います」 また、試合後の長谷川監督とのやりとりも明かした山岸。万全ではないコンディションのなかフル出場した河面旺成に代わり、指揮官の思いに応えられたと胸を張った。 「終わった後に『なんで(キッカーが自分に)代わったんですか?』と言ったら、アキ(河面旺成)がちょっと足が潰れていたというのもあるし、『お前が外しちゃったらしょうがないな』というのを言ってくれて嬉しかったです。さっきも言いましたけど期待に応えられて良かったと思います」 <span class="paragraph-title">【動画】5人目のPKを決め歓喜の瞬間!</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="ja" dir="ltr"><a href="https://twitter.com/hashtag/%E5%90%8D%E5%8F%A4%E5%B1%8B%E3%82%B0%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%83%91%E3%82%B9?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#名古屋グランパス</a> 優勝決定の瞬間をお届け<a href="https://twitter.com/nge_official?ref_src=twsrc%5Etfw">@nge_official</a> <a href="https://twitter.com/hashtag/%E3%83%AB%E3%83%B4%E3%82%A1%E3%83%B3%E3%82%AB%E3%83%83%E3%83%97%E6%B1%BA%E5%8B%9D?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#ルヴァンカップ決勝</a> <br> フジテレビ系列で全国生中継中<a href="https://t.co/VMQKzeifGF">https://t.co/VMQKzeifGF</a> <a href="https://t.co/8x2PdycY3A">pic.twitter.com/8x2PdycY3A</a></p>— Jリーグ(日本プロサッカーリーグ) (@J_League) <a href="https://twitter.com/J_League/status/1852610224726937754?ref_src=twsrc%5Etfw">November 2, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.11.02 23:30 Sat名古屋グランパスの人気記事ランキング
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G大阪が降格圏の磐田に劇的勝利、前半戦苦しんだ13位湘南や14位京都など6クラブのJ1残留が確定!
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Jリーグクラブが続々とエンブレムのデザインを刷新!2023年に新エンブレムを発表した5クラブ
Jリーグの開幕から30周年を迎えた2023年。全60クラブのうち5クラブがエンブレムの変更を発表した。 エンブレムのデザインの変更は国内だけでなく海外でも行われており、ここ10年でみれば、マンチェスター・シティやユベントス、インテル、アトレティコ・マドリーといった強豪クラブも行ってきた。 近年のJリーグでは、2020年に清水エスパルス、2022年にガンバ大阪が変更していた中、2023年は一気に5つのチームがエンブレムの変更を発表。多くの反響を呼んだ各チームの新エンブレムのデザインをみていく。 <span class="paragraph-subtitle">◆名古屋グランパス</span> 2022年にクラブ創設30周年を迎えた名古屋。エンブレムの変更はクラブ30周年を見据えた2021年から議論を重ねていたという。 そうした中、2023年1月にエンブレムの変更を発表。「GRAMPUS SOCIO PROJECT」というプロジェクトを発足し、サポーターとともにエンブレムを製作してきた。 その上で、2023年12月についに新エンブレムが発表。小西工己代表取締役社長が「噛めば噛むほど味が出るエンブレム」と説明したエンブレムは、デザインを大きく変えつつも要素を踏襲したものとなった。 中央の新たなシャチのシンボルは、これまでのエンブレムの「NGE(Never Give Up)」とシャチの絵柄を合わせて描き、上昇気流を表現したその形状は世界の頂点を目指して挑戦し続けるという強い意志を込められている。 また、盾の上の部分は「Challange for the Top」の意志を、盾の下の部分はシャチの尾ビレをイメージしている。 ファンからも好評の声が多く集まったこの新エンブレムは2024シーズンから使用される。 <span class="paragraph-title">【画像】名古屋グランパスの新エンブレムやフラッグデザイン</span> <span data-other-div="page2"></span> <blockquote class="instagram-media" data-instgrm-captioned data-instgrm-permalink="https://www.instagram.com/p/C0qebVptB89/?utm_source=ig_embed&utm_campaign=loading" data-instgrm-version="14" style=" background:#FFF; 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height:50px; margin:0 auto 12px; width:50px;"><svg width="50px" height="50px" viewBox="0 0 60 60" version="1.1" xmlns="https://www.w3.org/2000/svg" xmlns:xlink="https://www.w3.org/1999/xlink"><g stroke="none" stroke-width="1" fill="none" fill-rule="evenodd"><g transform="translate(-511.000000, -20.000000)" fill="#000000"><g><path d="M556.869,30.41 C554.814,30.41 553.148,32.076 553.148,34.131 C553.148,36.186 554.814,37.852 556.869,37.852 C558.924,37.852 560.59,36.186 560.59,34.131 C560.59,32.076 558.924,30.41 556.869,30.41 M541,60.657 C535.114,60.657 530.342,55.887 530.342,50 C530.342,44.114 535.114,39.342 541,39.342 C546.887,39.342 551.658,44.114 551.658,50 C551.658,55.887 546.887,60.657 541,60.657 M541,33.886 C532.1,33.886 524.886,41.1 524.886,50 C524.886,58.899 532.1,66.113 541,66.113 C549.9,66.113 557.115,58.899 557.115,50 C557.115,41.1 549.9,33.886 541,33.886 M565.378,62.101 C565.244,65.022 564.756,66.606 564.346,67.663 C563.803,69.06 563.154,70.057 562.106,71.106 C561.058,72.155 560.06,72.803 558.662,73.347 C557.607,73.757 556.021,74.244 553.102,74.378 C549.944,74.521 548.997,74.552 541,74.552 C533.003,74.552 532.056,74.521 528.898,74.378 C525.979,74.244 524.393,73.757 523.338,73.347 C521.94,72.803 520.942,72.155 519.894,71.106 C518.846,70.057 518.197,69.06 517.654,67.663 C517.244,66.606 516.755,65.022 516.623,62.101 C516.479,58.943 516.448,57.996 516.448,50 C516.448,42.003 516.479,41.056 516.623,37.899 C516.755,34.978 517.244,33.391 517.654,32.338 C518.197,30.938 518.846,29.942 519.894,28.894 C520.942,27.846 521.94,27.196 523.338,26.654 C524.393,26.244 525.979,25.756 528.898,25.623 C532.057,25.479 533.004,25.448 541,25.448 C548.997,25.448 549.943,25.479 553.102,25.623 C556.021,25.756 557.607,26.244 558.662,26.654 C560.06,27.196 561.058,27.846 562.106,28.894 C563.154,29.942 563.803,30.938 564.346,32.338 C564.756,33.391 565.244,34.978 565.378,37.899 C565.522,41.056 565.552,42.003 565.552,50 C565.552,57.996 565.522,58.943 565.378,62.101 M570.82,37.631 C570.674,34.438 570.167,32.258 569.425,30.349 C568.659,28.377 567.633,26.702 565.965,25.035 C564.297,23.368 562.623,22.342 560.652,21.575 C558.743,20.834 556.562,20.326 553.369,20.18 C550.169,20.033 549.148,20 541,20 C532.853,20 531.831,20.033 528.631,20.18 C525.438,20.326 523.257,20.834 521.349,21.575 C519.376,22.342 517.703,23.368 516.035,25.035 C514.368,26.702 513.342,28.377 512.574,30.349 C511.834,32.258 511.326,34.438 511.181,37.631 C511.035,40.831 511,41.851 511,50 C511,58.147 511.035,59.17 511.181,62.369 C511.326,65.562 511.834,67.743 512.574,69.651 C513.342,71.625 514.368,73.296 516.035,74.965 C517.703,76.634 519.376,77.658 521.349,78.425 C523.257,79.167 525.438,79.673 528.631,79.82 C531.831,79.965 532.853,80.001 541,80.001 C549.148,80.001 550.169,79.965 553.369,79.82 C556.562,79.673 558.743,79.167 560.652,78.425 C562.623,77.658 564.297,76.634 565.965,74.965 C567.633,73.296 568.659,71.625 569.425,69.651 C570.167,67.743 570.674,65.562 570.82,62.369 C570.966,59.17 571,58.147 571,50 C571,41.851 570.966,40.831 570.82,37.631"></path></g></g></g></svg></div><div style="padding-top: 8px;"> <div style=" color:#3897f0; font-family:Arial,sans-serif; font-size:14px; font-style:normal; font-weight:550; line-height:18px;">この投稿をInstagramで見る</div></div><div style="padding: 12.5% 0;"></div> <div style="display: flex; flex-direction: row; margin-bottom: 14px; align-items: center;"><div> <div style="background-color: #F4F4F4; border-radius: 50%; height: 12.5px; width: 12.5px; transform: translateX(0px) translateY(7px);"></div> <div style="background-color: #F4F4F4; height: 12.5px; transform: rotate(-45deg) translateX(3px) translateY(1px); width: 12.5px; flex-grow: 0; margin-right: 14px; margin-left: 2px;"></div> <div style="background-color: #F4F4F4; border-radius: 50%; height: 12.5px; width: 12.5px; transform: translateX(9px) translateY(-18px);"></div></div><div style="margin-left: 8px;"> <div style=" background-color: #F4F4F4; border-radius: 50%; flex-grow: 0; height: 20px; width: 20px;"></div> <div style=" width: 0; height: 0; border-top: 2px solid transparent; border-left: 6px solid #f4f4f4; border-bottom: 2px solid transparent; 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overflow:hidden; padding:8px 0 7px; text-align:center; text-overflow:ellipsis; white-space:nowrap;"><a href="https://www.instagram.com/p/C0qebVptB89/?utm_source=ig_embed&utm_campaign=loading" style=" color:#c9c8cd; font-family:Arial,sans-serif; font-size:14px; font-style:normal; font-weight:normal; line-height:17px; text-decoration:none;" target="_blank">名古屋グランパス(@nagoyagrampus)がシェアした投稿</a></p></div></blockquote> <script async src="//www.instagram.com/embed.js"></script> <span class="paragraph-title">◆FC東京</span> <span data-other-div="page3"></span> 2023年に1998年のクラブ設立から25周年を迎えたFC東京は、「FC東京VISION2030」を策定。よりブランド力を高めていくために、クラブエンブレムのアップデートを検討していた。 2023年2月から、SOCIO会員へのアンケートなども行ってきた中、2023年7月に改めてアップデートすることを発表。そして、2023年10月に新エンブレムが発表された。 新エンブレムは「継承と革新」というテーマのもと、盾形の青い意匠をベースに白字で「FC TOKYO」と加え、3種類から成る赤のストライプで構成されている。 1本のラインは、ファン・サポーター、選手とクラブがともに力強く進むOne Teamに加え、「+1ゴール」のフットボールスタイルを象徴。右肩上がりの11本のラインは、勝利を目指し、決して挑戦を止めず、常に高みを目指し続ける選手たちの姿を表現。4本のラインは、クラブの土台となり、文化を作り上げる4つのバリュー、最前線・クリエイティビティ・多様性・可能性を表している。 <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="ja" dir="ltr">新クラブエンブレム発表について<br>本日、新しいクラブエンブレムを発表いたしました。<br><br>クラブは1998年の設立以来、ファン・サポーター、および、FC東京に関わるすべての方々に支えていただき、多くの歓喜や悔しいことなど喜怒哀楽を分かち合いながら、歩みを進めて参りました。<br><br>「継承と革新」… <a href="https://t.co/iy1poQIcZP">https://t.co/iy1poQIcZP</a> <a href="https://t.co/QckVPFCkKv">pic.twitter.com/QckVPFCkKv</a></p>— FC東京【公式】 #東京が熱狂 (@fctokyoofficial) <a href="https://twitter.com/fctokyoofficial/status/1718182487778865520?ref_src=twsrc%5Etfw">October 28, 2023</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> <span class="paragraph-title">◆徳島ヴォルティス</span> <span data-other-div="page4"></span> 2024年にクラブ設立20周年を迎える徳島は、2023年6月にエンブレムのリニューアルを発表。ファン・サポーターからの意見も募ったうえで、2023年9月に新デザインを発表した。 新たなエンブレムは、これまでとは大きく異なるデザインになっており、横長から縦長のデザインへと変更。VORTISの“V”をベースに、力強い渦潮の形としなやかな阿波踊りの腕の動きをデザインし、徳島伝統の藍色で「吉野川の恵み」を、緑色で「眉山や徳島の豊かな自然」を表現している。 また、藍色、緑色、白色のラインを合わせると12本になり、フィールドの選手11人とファン・サポーターが一丸となり勝利を目指すという想いが込められている。 <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="en" dir="ltr">NEW EMBLEM<a href="https://twitter.com/hashtag/vortis?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#vortis</a> <a href="https://t.co/Z9GVPFX0AA">https://t.co/Z9GVPFX0AA</a> <a href="https://t.co/PshqGO5eq7">pic.twitter.com/PshqGO5eq7</a></p>— 徳島ヴォルティス 公式 (@vortis_pr) <a href="https://twitter.com/vortis_pr/status/1700807658515906824?ref_src=twsrc%5Etfw">September 10, 2023</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> <span class="paragraph-title">◆ザスパクサツ群馬</span> <span data-other-div="page5"></span> 2022年にクラブ創設20周年を迎えた群馬は、2023年1月にクラブプロパティのリブランディングを発表。正式名称こそ変わらないものの、「ザスパクサツ群馬」から「ザスパ群馬」へと呼称も変更することも発表された。 2023年6月に一度デザイン案を発表し、ファン・サポーターからの意見を募集した上で新たに発表されたロゴやフラッグは一新。さらにはクラブマスコットも追加された中、新エンブレムのデザインも大きく変わることに。 これまでの獅子舞デザインがなくなり、「KUSATSU」の文字も「GUNMA」へ変更。赤城山の裾野をエンブレムの上辺で表現し、温泉記号の波線と、上毛三山の頂を表現したシンボルマークが中央に配置しており、雷と温泉から無限に湧き上がるパワーを表現している。 2024シーズンの新ユニフォームについても、このシンボルマークを全面に配置しており、新エンブレムとの一体感が表現されている。 <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="ja" dir="ltr">2024シーズンより使用いたします新クラブプロパティについて、<br><br>エンブレム<br>ロゴ<br>マスコット<br><br>のデザインを皆さまからご意見を可能な限り反映し決定しました。<br>ご意見をお寄せ頂きました皆さま、ありがとうございました。<br>詳細は➡️<a href="https://t.co/GmOODUjaE3">https://t.co/GmOODUjaE3</a><a href="https://twitter.com/hashtag/thespa?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#thespa</a> <a href="https://t.co/BRnAXII9XK">https://t.co/BRnAXII9XK</a> <a href="https://t.co/hri5hDwWYW">pic.twitter.com/hri5hDwWYW</a></p>— ザスパクサツ群馬 (@OfficialThespa) <a href="https://twitter.com/OfficialThespa/status/1686285638218493952?ref_src=twsrc%5Etfw">August 1, 2023</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> <span class="paragraph-title">◆FC琉球</span> <span data-other-div="page6"></span> 2023年にクラブ創設20周年を迎えた琉球は、多様化・グローバル化していくクラブの象徴としてクラブ名称・エンブレムなど各種プロパティをアップデートすることを発表。新クラブ名称も「FC琉球OKINAWA」に変更するとしていた。 エンブレムやシンボルマーク、クラブロゴも全て変更となる中、エンブレムのデザインについても大きく変更することに。 既存エンブレムから「勝利を呼び込み離さない『対のシーサー』」、「かつて日本で唯一の王国があった琉球の誇りを示す『王冠』」、「戦う11人の集団を意味する『11本のライン』」、「クラブカラーの『ベンガラ×ゴールド』」を引き継いだが、大きな面積を占めるシーサーのデザインが大きく変わっていたこともあり、かなり印象を変えていた。 すると、琉球は発表からおよそ半月後に一部見直しを発表。エンブレムについては、現行デザインを新クラブプロパティにカラーリング統一した上で使用することになった。 その上で、2025シーズンに向けては、ファン・サポーターの皆様やステークホルダーの皆様とも対話を重ねながら、よりオープン化した形で新エンブレムの制作を含めたリブランディングプロジェクトを再始動するとしている。 <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="ja" dir="ltr">2024シーズン使用プロパティの一部見直し <br>及びリブランディングプロジェクト再始動について<a href="https://t.co/1CNhI7Uwub">https://t.co/1CNhI7Uwub</a><a href="https://twitter.com/hashtag/FC%E7%90%89%E7%90%83?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#FC琉球</a> <a href="https://t.co/MMH0bUTxxz">pic.twitter.com/MMH0bUTxxz</a></p>— FC琉球 |] (@fcr_info) <a href="https://twitter.com/fcr_info/status/1722510317698294147?ref_src=twsrc%5Etfw">November 9, 2023</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.01.02 12:00 Tue5