「一番しっくりくるゲーム」圧勝で首位返り咲きの町田、FC東京&東京Vとの戦いに「この2チームには絶対に負けないという気概を持つことに意味がある」

2024.05.19 23:05 Sun
東京V相手に快勝を喜ぶ黒田剛監督
©超ワールドサッカー
東京V相手に快勝を喜ぶ黒田剛監督
FC町田ゼルビア黒田剛監督が、東京ヴェルディとの“東京クラシック”を振り返った。19日、明治安田J1リーグ第15節で町田はホームに東京Vを迎えた。
昨シーズンは共にJ2を戦っていた両クラブ。初のJ1となる町田は首位と勝ち点で並ぶ2位につけており、16年ぶりのJ1となった東京Vは、現在11戦無敗中という状況だった。

共に悪くないシーズンスタートとなった中で迎えたこの戦いは意外な展開となる。

序盤から町田が押し込むと、11分に鋭い崩しから最後はオウンゴールで町田が先制。さらに29分にはロングボールを警戒した中で短いスローインから鈴木準弥が右サイドからクロス。これに藤尾翔太がダイビングヘッドで合わせて追加点を奪う。
前半を2点リードで終えた町田はVARチェックの結果60分にPKを獲得。これを藤尾がしっかりと決めて3点目。80分にはロングスローのクリアボールを柴戸海がダイレクトボレーで叩き込み4点目。後半アディショナルタイムには下田北斗の弾丸ミドルはGkマテウスがセーブも、エリキがヘディングで詰めてダメ押し。5-0で東京Vを一蹴した。

試合後、記者会見に臨んだ黒田監督はゴール数ほどに差はなかったと言及。ただ、自分たちがやるべきことをやり抜いた結果が勝利につながったとし、今季1番の出来だったと振り返った。

「東京ダービー、共にJ1に上がった参戦組として、お互いにプライドを持って、魂と魂がぶつかり合うということが大枠の勝負所でした」

「選手たちの気迫というものが前半からしっかりでていたなと。球際、インターセプトなども含め、かなりボールを中盤で奪い、攻撃に転じることができました。意図する我々のサッカーをしっかりと遂行してくれたなと思います」

「実際には点差ほどの差はないと思います。凄く我々にうまく試合が回ってくれ、PKを含めて、選手たちも切り替え早く、冷静にしっかりと局面局面で対応してくれたと思います」

「運良く入ったシュートもあれば、しっかりと崩し切って入ったシュートもあります。これこそが町田のゲームスタイルで、チームがやるべきことが浸透してきた瞬間だと思います」

「我々は日常を変えることが春先からの我々のテーマでしたが、日常の強度、我々の24時間365日というものをしっかりとマネジメントしていくこと、自らコントロールしていくこと、しっかり自分たちのサッカーと向き合いながら生活することをやっていくと、1カ月、3カ月というところで必ず上昇気流に乗る瞬間があるということで選手たちにも言っていました」

「まさにそんな感じで、ブレなく、無駄なく我々のサッカーを志向できたことは、そういった気流に乗りつつあるのかなという印象です」

「この15節の中でも一番しっくりくるゲームだったと思いますし、見ている方にも大きな感動を与えられたゲームだったと思います。鹿島戦のルヴァンを挟んで浦和となりますが、切れることなく、しっかりと日常を高めながら、日々精進しながら次のゲームに臨みたいと思います」

指揮官も手応えをしっかりと感じた勝利。この試合ではロングスローを警戒する相手を出し抜くゴール、そしてロングスローを生かしたゴールと翻弄した。

「ロングスロー対策を相手が講じてきている中で、何処に隙が生まれるのかということはしっかり我々も研究して、対策を講じていきました」

「ターゲットに対してどういうマーキングをするのか、それともゾーンなのか。またはショートに対するマーキングあるのかないのか、あることで何処が空くのかどうかを分析しながら、やっています」

「ロング、ロングということを意識すればするほど、ショートやクイックでやることにも引っかかる要素が出てきますので、そこも含めてサッカーの色々な駆け引きの1つでもあると思います」

「鈴木準弥から入ったボールも素晴らしかったですし、色々なバリエーションを駆使しながらやっていくことが効果的なことだと思います」

2点目はロングスローを警戒する東京Vに対し、近くへとボールを渡し、リターンを受けた鈴木がフリーでクロスを入れて藤尾が見事に合わせた。

「(藤尾が)入るポイントは全て決めていますので、彼がチームに決めたところにしっかり入ったというところです。ただ、彼は後ろから前から頭1つ出すことが得意です。第2節のグランパス戦でのゴールもそうでしたが、彼の持ち味ということは泥臭さ、貪欲さがこういったゲームでも生きたと思います」

チームの良さが出ての大勝。東京3クラブの戦いでは、町田が連勝で一歩抜き出ている。黒田監督は、J1を戦い続けたFC東京、創成期から日本サッカーを支えたきた東京Vを上回ることに価値があるとした。

「意識するなといっても意識してしまう関係性です。J1で長く君臨してきたFC東京というのは、人気もあり実力もあるチームです」

「東京ヴェルディというのは老舗であり、古くから色々なファン層を掴んで、この地域に根付いてきたチームです」

「ただ、町田は少年サッカーでは昔からあるチームで、Jリーグにはなかったけれでも歴史がしっかりあるチーム。そういった関係性はあると思います」

「ただ、町田市民、ファン・サポーターの想いが、しっかりとJ1まで運ばせてくれました。今上位でいること、首位であることよりも、東京3チームの中でトップを取ること、この2チームには絶対に負けないという気概を持つことの方が、我々にとっては意味のあることだと思っています」

「そういう働きかけを選手たちにしながら試合に入ったことを選手たちも感じて、しっかりと自分たちで気持ちを全面に出して戦ってくれたと思います」

昨シーズンはJ2で圧倒的な強さを見せて昇格し、今シーズンは初のJ1で多くの意見を受けながらも結果を残し続けて首位に返り咲いた町田。より警戒されることは高まるだろうが、どんな戦いの残りのシーズンでも見せるのか注目だ。

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【J1注目プレビュー|第18節:横浜FMvs町田】天皇杯では共に苦しみを味わった両者、ビルドアップvsハイプレスの戦い

【明治安田J1リーグ第18節】 2024年6月15日(土) 16:00キックオフ 横浜F・マリノス(13位/20pt) vs FC町田ゼルビア(1位/35pt) [日産スタジアム] <span class="paragraph-subtitle">◆リーグでの巻き返しのキッカケに【横浜F・マリノス】</span> アジア王者になれなかった悔しさをぶつけるのはリーグ戦のみ。失意を胸にホームゲームでは柏レイソルに勝利したが、6月に入り鹿島アントラーズには国立でうち負け敗戦。ミッドウィークの天皇杯はJ3のFC岐阜にPK戦までもつれこむなど、万全とは言い難い。 再び連戦街道がスタートした横浜FM。選手を入れ替えて戦っていかなければいけない中で、安定して結果を出せることが自信へと繋がり、チーム力を上げていくことに繋がる。 中2日での試合、天皇杯は主力を休ませたが、守備陣ばかりは台所事情が違う。今節はエドゥアルドが出場停止、DF畠中槙之輔が離脱と手薄な状況。一方で、それ以外のメンバーはしっかりとコンディションも整っており、この一戦にかける。 相手は首位の町田。ハイプレスに昨シーズンの天皇杯では苦しまされたが、ここまで首位を走る相手にどう戦うか。キッカケにしたい一戦だ。 ★予想スタメン[4-3-3] GK:ポープ・ウィリアム DF:松原健、上島拓巳、渡邊泰基、永戸勝也 MF:渡辺皓太、喜田拓也、天野純 FW:ヤン・マテウス、アンデルソン・ロペス、エウベル 監督:ハリー・キューウェル 出場停止:エドゥアルド <span class=“paragraph-subtitle">◆負傷者続出でどうする【FC町田ゼルビア】</span> 初のJ1で首位を直走り、自分たちのスタイルを出して戦ってきた町田だが、思わぬ事態に。天皇杯では筑波大学にPK戦の末に敗退。敗退したこと自体はそこまで大きな問題ではないが、この1試合で4人の負傷者が出てしまった。 主軸選手は休ませていたこともあるが、骨折者が2人と重傷者が相次ぎ、その周辺の問題が紛糾している状況だ。 とはいえ、ピッチ上での振る舞いを変えることはないだろう。首位チームとしてアウェイゲームだが、近年J1で優勝を争う相手との対戦は力を測るにはもってこい。昨シーズンのハイプレスで苦しめた良いイメージもあるはずだ。 U-23日本代表として活動していたFW平河悠、FW藤尾翔太もギリギリでの合流となり、線直的に厳しいところはあるが、この状況をどう乗り越えるか。このまま首位を走り続けるためには、乗り越えたいところだ。 ★予想スタメン[4-4-2] GK:谷晃生 DF:望月ヘンリー海輝、ドレシェヴィッチ、昌子源、林幸多郎 MF:平河悠、柴戸海、仙頭啓矢、藤本一輝 FW:藤尾翔太、エリキ 監督:黒田剛 2024.06.15 11:50 Sat

町田にさらなる負傷者…FWナ・サンホがじん帯損傷、FWデュークが肉離れと診断、天皇杯・筑波大学戦で4名が負傷離脱

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「ポニテかわいい!」「また来てほしい」現役アイドル2人が“天空の城”で初観戦! スパガの鎌田彩樺さん&河村果歩さんがゼルビアポーズも披露し観戦レポも

アイドルグループ「SUPER☆GiRLS」のメンバーである鎌田彩樺さんと河村果歩さんが、Jリーグ観戦を報告した。 鎌田さんは広島県出身。舞台などで活躍していた中、2023年1月に「SUPER☆GiRLS」の第6期メンバーとして加入した。 河村さんは岐阜県出身で、モデル活動をしていた中、鎌田さんと同じ6期メンバーとして「SUPER☆GiRLS」に加入した。 鎌田さんは自身のX(旧ツイッター/@SG6_AYAKA_avex)を更新。22日に行われた、FC町田ゼルビアvsアビスパ福岡の試合を現地観戦したことを報告した。 鎌田さんは、町田GIONスタジアムを訪れたのは初めてとのこと。スタンドでの姿や、クラブOBである太田宏介との写真、そして『Abema』で放送されている「FC町田ゼルビアをつくろう〜ゼルつく〜」にも出演している若林萌々さんとの2ショットなどをアップ。写真と共に試合の感想を綴っている。 ーーーーー FC町田ゼルビア観戦に初Gスタ行かせていただきました〜 前後半ともにとっても惜しい場面とチャンスが沢山あり悔しい引き分けでした、! 守備が凄かったり、ゴールまで意地でも!っていうすごく力強いプレーで終始圧巻されてた とっても会いたかった若林萌々ちゃん、太田宏介さんと ーーーーー また、河村さんも自身のX(@SG6_KAHO_avex)を更新し、鎌田さんとのショットやゼルビアポーズなど写真をアップ。試合の感想も綴った。 ーーーーー FC町田ゼルビアを見に、 あやちと行ってきました〜!! 初町田GIONスタジアム~❕ コンセプトに合わせた取り組みが沢山あって驚き(՞ ܸ. .ܸ ՞)".ᐟ.ᐟ 選手達の最後まで徹底的に攻め、守る姿を見てドキドキワクワク楽しかったです ーーーーー ファンは「ポニテかわいい!」、「4枚目のビジュ好きかも」、「また来てほしい!」、「よく行きました!」、「応援ありがとう」、「お疲れ様!」とコメントを寄せている。 <span class="paragraph-title">【写真】現役アイドル2人が町田のスタジアムで初観戦! </span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="ja" dir="ltr"><br><br>とっても会いたかった若林萌々ちゃん、太田宏介さんと<a href="https://twitter.com/hashtag/%E3%82%B9%E3%83%91%E3%82%AC?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#スパガ</a>… <a href="https://t.co/RMk5BhLSiQ">https://t.co/RMk5BhLSiQ</a> <a href="https://t.co/A8UJsmuLDP">pic.twitter.com/A8UJsmuLDP</a></p>&mdash; 鎌田彩樺(スパガ) (@SG6_AYAKA_avex) <a href="https://twitter.com/SG6_AYAKA_avex/status/1804499562448752989?ref_src=twsrc%5Etfw">June 22, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="ja" dir="ltr"><a href="https://twitter.com/hashtag/%E3%82%B9%E3%83%91%E3%82%AC?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#スパガ</a> <a href="https://twitter.com/hashtag/FC%E7%94%BA%E7%94%B0%E3%82%BC%E3%83%AB%E3%83%93%E3%82%A2?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#FC町田ゼルビア</a> <a href="https://twitter.com/hashtag/zelvia?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#zelvia</a> <a href="https://twitter.com/hashtag/jleaguepr?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#jleaguepr</a> <a href="https://t.co/yEoCMiSzr2">pic.twitter.com/yEoCMiSzr2</a></p>&mdash; 河村果歩 かほっち(スパガ) (@SG6_KAHO_avex) <a href="https://twitter.com/SG6_KAHO_avex/status/1804736976459080163?ref_src=twsrc%5Etfw">June 23, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.06.24 23:25 Mon
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首位町田と3連勝福岡の一戦はゴールレスドロー…両チームとも堅守を崩せず【明治安田J1第19節】

明治安田J1リーグ第19節、FC町田ゼルビアvsアビスパ福岡が22日に町田GIONスタジアムで行われ、ゴールレスドローに終わった。 前節横浜F・マリノスに勝利して、首位をキープする好調町田。前節から柴戸に代えて仙頭がスタメンとなっており、システムは藤尾とエリキが2トップを組む[4-4-2]のシステムを採用している。 一方、前節サガン鳥栖とのダービーを制してリーグ3連勝と、こちらも絶好調の福岡。システムは変わらず[3-4-2-1]の形を採っており、前節から出場停止の紺野に代わって金森が先発している。 立ち上がり、ボックス手前で得たFKから下田が惜しいシュートを放ち、町田が早速チャンスを作る。9分にもセットプレーから藤尾がヘディングシュートを狙うなど、ホームチームが攻勢を仕掛ける展開が続く。 その後も激しいプレッシングと鋭い飛び出しを武器にゴールへと迫る町田。福岡も反撃の隙は伺うものの、ボールを前進させることができずチャンスを作るまでに至らない。 それでも、30分を過ぎたあたりからは徐々に福岡も押し込み始め、セットプレーなどからゴールを伺う展開に。34分にはCKのこぼれ球から最後は金森がシュートを放ったが、大きく枠から外れた。 38分には福岡の右CKから小田が頭で合わせたが、これはポスト直撃で惜しくもゴールとはならず。町田もハーフタイム直前には左サイドからのクロスにバスケス・バイロンが飛び込んだがわずかに届かず、ゴールレスのまま前半を終えた。 後半、57分に右サイドからのクロスにウェリントンがヘディングシュートを放つなど、福岡が積極的な入りに。対する町田も60分には手数をかけた攻撃からゴールに迫るなど、両者一歩も引かない姿勢を見せる。 72分には前がボックス手前から狙いすましたコントロールシュートを放つが、わずかに枠上へ。78分には左サイドの崩しから、完全フリーとなっていた途中交代のザヘディに完璧なクロスが上がったが、ヘディングをミートしきれず枠外となった。 徐々にチャンスを作れなくなっていた町田は、84分に柴戸がミドルシュートを放つも枠は捉えられず。88分にはFKの流れからボックス内で藤尾がシュートを放ったが、福岡DFのブロックに防がれた。 終盤も一進一退の攻防が続いたが、両チームとも最後までゴールネットは揺らせないまま試合終了。首位町田は連勝ならず、福岡も連勝が「3」でストップとなる両者にとって悔しいゴールレスドローとなった。 FC町田ゼルビア 0-0 アビスパ福岡 2024.06.22 17:05 Sat

【J1注目プレビュー|第19節:町田vs福岡】共にデュエルが特徴、カウンターで相手を仕留めるのはどちらか

【明治安田J1リーグ第19節】 2024年6月22日(土) 15:00キックオフ FC町田ゼルビア(1位/38pt) vs アビスパ福岡(7位/28pt) [町田GIONスタジアム] <span class=“paragraph-subtitle">◆首位としての強さを見せたい【FC町田ゼルビア】</span> 前節は横浜F・マリノスと対戦し、1-3で勝利。今シーズン先制された試合は全敗だった中、初逆転勝利を収めた。 近年のJ1を牽引する横浜FMに力を見せた町田。チームとしてはケガ人が多く出ている中で、しっかりと勝ち切れたことは1つステージを上げられたとも言えるだろう。 チームとしては選手層を厚くすることもJ1を戦う上では重要だったが、不測の産物とも言えるケガ人により出番を得た選手が活躍。前節ゴールに絡んだ下田北斗もその1人だ。 今節の相手はハードなプレーが特徴の福岡。どこか近しい特徴を持つ相手との戦いはあまり得意ではなく、ボールを持たされた場合の戦い方にも注目だ。 ★予想スタメン[4-4-2] GK:谷晃生 DF:望月ヘンリー海輝、ドレシェヴィッチ、昌子源、林幸多郎 MF:バスケス・バイロン、柴戸海、下田北斗、平河悠 FW:藤尾翔太、エリキ 監督:黒田剛 <span class="paragraph-subtitle">◆復調して3連勝、どこまで伸ばせるか【アビスパ福岡】</span> 前節はホームにサガン鳥栖を迎えた一戦。隣県同士のバチバチのバトルは2-0で勝利し、3連勝とした。 無敗が止まってから連敗を喫していた福岡だったが、この3試合はいずれも2ゴールを奪っての勝利。チームとしては攻撃の迫力不足が懸念だったが、佐藤凌我が復帰してからはその不安材料も解消している。 チームとしてバランスが取れ始めた中で迎える町田戦。首位相手に戦う中では流れの中のプレーよりもセットプレーを警戒したいところだ。 しっかりとマークを外さず、相手の用意する様々なセットプレーに対応できるのか。4連勝で上位進出のキッカケを掴みたい。 ★予想スタメン[3-4-2-1] GK:村上昌謙 DF:ドウグラス・グローリ、田代雅也、宮大樹 MF:小田逸稀、松岡大起、前寛之、岩崎悠人 MF:金森健志、佐藤凌我 FW:ウェリントン 監督:長谷部茂利 2024.06.22 12:45 Sat

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引退から4年、中村憲剛氏の引退試合開催決定…12月14日に開催

川崎フロンターレは30日、中村憲剛氏の引退試合開催を発表した。 試合は12月14日(土)にUvanceとどろきスタジアム by Fujitsuで開催され、キックオフ時間は現在は未定。その他の詳細も現在は未定となっている。 中村氏は、中央大学から2003年に川崎Fに加入。クラブ一筋で18シーズンを過ごし、2020年に現役を引退した。 J1通算471試合74得点、J2通算75試合9得点。公式戦では676試合で104得点を記録。類稀なるゲームメイク力を見せ、日本代表としてもプレー。2010年の南アフリカ・ワールドカップにも選出されていた。代表通算68試合6得点を記録している。 引退後は、川崎FのFrontale Relations Organiz(FRO)に就任。また、日本サッカー協会(JFA)ではU-17日本代表のロールモデルコーチを務め、解説者などとしても活躍。Jリーグでは特任理事を務め、現在はS級ライセンス取得に挑戦している。 2024.06.30 10:45 Sun

横浜FM撃破で後半戦初白星の東京V…前線総入れ替えの賭けに勝った勝負師は「全員で勝ち取った勝利」とより大きな価値見いだす

東京ヴェルディが、開幕戦で敗れた横浜F・マリノス相手にリベンジを果たした。 前節、ジュビロ磐田に0-3の完敗を喫して後半戦を黒星でスタートした東京Vは29日、日産スタジアムで行われた明治安田J1リーグ第21節で横浜FMと対戦した。 今シーズンの開幕戦で1-2の逆転負けを喫したライバル相手にバウンスバックを狙った中2日の一戦では、前節から先発5人を変更。その中で城福浩監督は、保有元との対戦で起用できなかった試合を除き、リーグ全試合で先発起用してきたFW木村勇大、FW染野唯月の両エースに加え、背番号10のMF見木友哉をベンチスタートとし、MF山田楓喜、FW山田剛綺、FW山見大登を前線で起用する大きな賭けに出た。 その前線のテコ入れに加え、中2日での3連戦ラストマッチ、高湿度のタフなアウェイゲームにおいてハイインテンシティのスタイルに原点回帰すると、前半はその狙いが完璧に機能。 最前線に入った山田剛がアンカーのMF喜田拓也を抑えながら、2シャドーがセンターバックを掴みに行き、そこにウイングバックの縦ズレ、3バックの両脇の横ズレで連動しながらトリコロールが得意とするボールの循環を遮断。12分に右CKの二次攻撃から山見の圧巻のミドルシュートで先制点を奪うと、22分にはDF林尚輝の見事なダイレクトスルーパスで右サイドの背後を取った山田剛のグラウンダークロスがDF上島拓巳のオウンゴールを誘発し、瞬く間にリードを広げた。 その後、前半途中に喜田の1アンカーからMF渡辺皓太を1列落としたダブルボランチの形で修正を施したホームチームの反撃を受け、徐々にポケットを取られると、前半終了間際にその後手を踏んだ形からFW宮市亮に1点を返されたが、上々の形で前半を終えた。 後半は序盤のピンチを撥ね返したタイミングで、満を持して木村、染野、見木の主力3人を同時投入。この交代によって前線でボールを収めつつ、前がかりな相手を引っくり返してカウンターで3点目を奪うプランは嵌らなかったが、守護神マテウスの2度のビッグセーブを含め守備陣の身体を張った再三の好守によって前半のリードを守り抜き、敵地で2-1の勝利を収めた。 試合後の会見では防戦一方の後半のパフォーマンス、クローズの局面での攻撃のやり方を含め課題にも言及した城福監督だったが、ハーフタイム直前の失点を除き攻守に圧倒した前半について「守備も前にアグレッシブに行き、ラインも高く保ち、奪った後も前にボールを運ぶという意味で、我々が本来、今年の開幕から目指したものを、前半しっかり出してくれた。3点目が取れるチャンスもあったし、あれぐらい畳みかけるような状況で、3点目を取るか、あるいは前半を2-0のまま終わらすことができれば、最高の前半だったかなと思います」と手応えを口に。 さらに、「持たれるのはしんどかったと思いますけど、選手はやらせてはいけないところを、みんなで共有しながら最後のところは身体を張ってくれた。普段先発で行って、後からクローザーとして出てくる選手たちが、今回は逆になりましたが、各々が期するものがあって、各々の役割を全うしてくれたことで、このアウェイで勝ち点3を取れたと思いますし、全員で勝ち取った勝利なので、非常に価値がありますし、これをしっかり次につなげたい」と、総力戦でつかみ取った勝ち点3により大きな価値を見いだした。 常々、フラットなチーム内競争を促しながらも、攻撃面で明確なストロングポイントになっている木村、染野の両エースを同時にスタメンから外すという大きな決断に関しては、「今年で最低の試合」と強い憤りを示した磐田戦の敗戦を受け、「我々が目指しているサッカーに今進んでいるのか」と自問自答の末に下した決断だった。 「これまでずっとレギュラーで出てきた選手というのは、そういう成果を出してきて、そういう努力をしてきた選手たちですけど、いつしか免除するものがあったわけではないですけれども、彼らのよさが出ているのであれば、目をつぶっていたりした自分がいた。前節の負けというのは私のせいかなと思っていました」 その上で「ここで、やはりこのチームが目指したいものが何なのかということを考えたときに、前線の3人のハードワークというのは欠かせないものなので、賭けではありましたけど、彼らの思いに託しましたし、おそらくベンチで見ていた選手も相当刺激になったと思います」と、連敗かバウンスバックの勝利かで、今後のチームの行方を左右する中での賭けに勝利した勝負師は安堵と共に晴れやかな表情で期待に応えた選手たちの仕事を称えた。 「各々が期するものがあった」と指揮官が言及していた部分では、ここ数試合で消化不良のプレーが続いた山田剛、MF稲見哲行の2選手がこの試合で見せたパフォーマンスは非常に印象的なものだった。 強度の高い守備に2点目をお膳立てした背番号27に関して指揮官は、以前からその高いポテンシャルを引き出し切れていないとの反省を口にしていたが、この一戦を通じてそのヒントを得たようだ。 「中2日ではありましたけど、我々らしく我々が目指すものを出し切って、90分戦うというところで、彼の役割というものを明確にしました。彼が先頭を切ってスイッチを入れてくれるので、あとの選手が追随してボールを追いかけるのか、しっかり締めるのか、ラインを上げるのか、下げるのかというのは非常に明確だった。いろんな状況のなかで判断させるよりも、彼は先頭を切ってプレーさせる方が攻守において、彼の良さが活きると考えていました」 一方、右ウイングバックでプレーした稲見は何度か入れ替わられる場面や繋ぎの部分での判断ミスは見受けられたものの、チーム最多の走行距離、スプリントを記録し、宮市、FWエウベルとリーグ屈指のウイングプレーヤー相手に見事な奮闘を見せた。 城福監督は「フィジカル、運動量を含めて彼のストロングというのを前面に押し出してほしいと思っていましたし、特に今日の相手は日本の中で屈指のウイングが先発でも後から出てくる選手もいるので、彼のフィジカル的なものというのを押し出してくれれば、そうやられることはないだろうと思っていましたし、彼もそこに特化して集中してやってくれた」と、その起用の意図とともに与えられた役目を完遂したダイナモの奮闘を労った。 1失点は喫したものの、磐田戦の大量失点から中2日の一戦で、守備面の修正や指揮官が求める靴一足分の寄せといった意識の改善を示した中、DF千田海人は「チームで城福さんが伝えたいことをしっかり代わって出た選手含めて全員で、前半から体現できた試合」、「磐田戦じゃ基本的なところでの走るやプレッシングするとか、そういう相手に圧力を与えるところがやっぱり少なかった。今日はしっかりそこのところで相手にプレッシング、裏に抜けて走ること、スプリントすること、プレスバック、セカンドボールの予測。そこにどれだけ出力を出せるかというところを、今日はみんなできていたと思う」と、指揮官の明確な指示の下、短期間での立て直しに満足感を示した。 ゲームキャプテンとしてチームを締めたDF谷口栄斗も「アウェイですし、開幕戦はああいう負け方をしていた相手だったので、今回勝てたことはすごく大きいですし、チームとしてまた自信になる勝利」と難敵相手のこの勝利がチームの自信に繋がると感じている。 また、木村と染野のレギュラーストライカーコンビに良い形で刺激を与えた山田剛は「チーム内で競争していけるチームがやっぱり強いチームだと思うので、一喜一憂せずにここから後半戦も始まっていくので、もっとチームの力になり、他のチームにも脅威を与えられるような選手になりたい」と、後半戦でのさらなる活躍を誓った。 クラシコでの勝利で暫定ながら9位に浮上した昇格組は、同じく開幕3戦目で敗れたセレッソ大阪をホームに迎える次節で、再びのリベンジと共に後半戦初の連勝を狙う。 2024.06.30 07:30 Sun

「絶対に3連敗しない」今季3度目のリーグ戦連敗、宮市亮は前を向いて戦い続ける「ズルズルいかないことが大事」

横浜F・マリノスのFW宮市亮が、東京ヴェルディ戦を振り返った。 29日、明治安田J1リーグ第21節で横浜FMはホームの日産スタジアムに東京Vを迎えた。 開幕戦で対戦した両者。横浜FMが国立競技場で見事な逆転勝利を収めていたものの、リーグ戦はここまで低迷。12位に沈んでいた。 一方の東京Vは16年ぶりのJ1でなんとか奮闘。粘り強さを見せて11位に位置している。 試合は12分、クリアボールを拾った山見大登に強烈なミドルシュートを叩き込まれて先制を許すと、22分には右サイドを崩されるとクロスがオウンゴールとなり横浜FMは2点のリードを許す。 開幕戦同様に先行される展開となった中、前半アディショナルタイムには宮市がこぼれ球を思い切り蹴り込み1点差で後半へ。その後半は横浜FMが良いパフォーマンスを見せていくも、東京Vの粘り強い守備の前にゴールを奪えず、1-2で敗戦となった。 この試合で反撃のゴールを決めた宮市だったが「僕の数字どうこうよりも、チームとして結果が出ていないことが何よりも辛いです」とコメント。チームとして勝てていないことを悔やんだ。 試合は前半の早い段階で2失点。ミスが絡んでのゴールとなった。 「ボールがなかなかウイングに入らず、ヴェルディも凄く対策してきた感じがありました。前半は苦しかったです」と振り返った宮市。チームとしては立ち上がりから主導権を握るつもりだったという。 「チームとしては前半圧倒して、勝負を決めたいという感じで入った中で、ああいった失点で0-2でビハインドになってしまうというのは、なんでだろうというところもあります」 「2-1になって、もう一回ここで巻き返そうとハーフタイムに入り、後半はほぼ僕たちが支配していたと思いますけど、結果は結果なのでしっかり受け止めないといけないです」 2失点を喫した中、チームは選手の配置を変更。ダブルボランチに変更すると、ボールが回りだし、後半にはほとんど時間を支配したが、ゴールだけが遠い結果となった。 宮市は「立ち位置のところでやりやすくなったのは、僕は中盤の選手ではないのでなんとも言えないですけど、やりやすさを感じたのかなと思います」と語り、「結構ゴール前まで行けるシーンは多かったので、その形を前半からやらなければいけないなと思います」と、最初から高いパフォーマンスを出せなかったことを悔やんだ。 チームはリーグ戦で今季3度目の連敗。5月からの2カ月で3度も連敗という状況だ。 前節のアビスパ福岡戦もミスから失点。宮市は「どう気をつけて良いのか、僕らも手探りな状況です。前を向いてやるしかないですね」と、難しい状況であるとした。 多くの経験をしてきた宮市だが「落ち込んでいる雰囲気はなくて、前向きにやっていて、雰囲気的にどうこうというのはないです」とチームの状態について言及。次戦のサガン鳥栖戦でしっかりと勝利することが大事だとした。 「こういうことは水物ではないですが、勝つ時は勝つし、負ける時は負ける。ただ、ここで本当にズルズルいかないことが何よりも大事です」 「今シーズンは連敗が多いですけど、絶対に次は3連敗しないように食い止めて、また連勝していければ流れも変わってくると思います」 <span class="paragraph-title">【動画】宮市亮が豪快に蹴り込み1点を返す!</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="ja" dir="ltr">/<br><a href="https://twitter.com/hashtag/DAZN?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#DAZN</a> ライブ配信中<a href="https://twitter.com/hashtag/%E6%A8%AA%E6%B5%9CFM%E6%9D%B1%E4%BA%ACV?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#横浜FM東京V</a> <a href="https://t.co/imtVbBYfLA">pic.twitter.com/imtVbBYfLA</a></p>&mdash; DAZN Japan (@DAZN_JPN) <a href="https://twitter.com/DAZN_JPN/status/1807009330421547140?ref_src=twsrc%5Etfw">June 29, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.06.29 23:35 Sat

「残念な内容」2連敗を喫した横浜FM・キューウェル監督、前半のパフォーマンスを悔やむ「簡単なミスが多かった」

横浜F・マリノスのハリー・キューウェル監督が、東京ヴェルディ戦を振り返った。 29日、明治安田J1リーグ第21節で横浜FMはホームの日産スタジアムに東京Vを迎えた。 開幕戦で対戦した両者。横浜FMが国立競技場で見事な逆転勝利を収めていたものの、リーグ戦はここまで低迷。12位に沈んでいた。 一方の東京Vは16年ぶりのJ1でなんとか奮闘。粘り強さを見せて11位に位置している。 試合は12分、クリアボールを拾った山見大登に強烈なミドルシュートを叩き込まれて先制を許すと、22分には右サイドを崩されるとクロスがオウンゴールとなり横浜FMは2点のリードを許す。 開幕戦同様に先行される展開となった中、前半アディショナルタイムには宮市亮がゴールを決めて1点差で後半へ。その後半は横浜FMが良いパフォーマンスを見せていくも、東京Vの粘り強い守備の前にゴールを奪えず、1-2で敗戦となった。 これで連敗となってしまった横浜FM。キューウェル監督は試合後、前半のパフォーマンスが良くなかったとコメント。後半は大きく変化したが、ゴールが奪えなかったと振り替えった。 「前半は残念な内容であった。もちろん相手のプレスはアグレッシブさを出してきたと思うが、そういうところからの失点ではなく、自分たちのパスの正確性が前半は良くなく、簡単なミスが多かった」 「前半の中盤ぐらいに変化をつけ、しっかりコントロールし始めたと思う」 「後半は1つのチームがサッカーをしていたなと思うし、チャンスを作りながら、最後はゴールをあげることはできなかったが、後半に関しては選手たちは全てを出したと思う」 早々に2失点した中、中盤の構成をダブルボランチに変更。さらに、選手が流動性を持ち始め、アグレッシブに動くように変化し、流れを変えていった。 キューウェル監督は変更した点について「フォーメーションを変えた部分はもちろんあったが、そういうところではなく、あくまでもフォーメーションはフォーメーションだ」と語り、「動きが出ていなかったことが原因だったと思う。人が動いてボールが動けば、スペースができて、チャンスを作り出すことができる」と、戦い方の意識を変えたとした。 また「前半はそれができず、簡単なミスパスも多く、つながることがなかった。後半はいつも通りのプレーができたというだけだ」と、決して良くなったわけではないとコメント。「フォーメーションがどうこうというのは自分の中でなく、正確性、ミスが少なければ結果が出るので、2つの大きな違いは前半は良くなかった、後半は良かったということだ」と、立ち上がりの低調なプレーを悔やんだ。 2024.06.29 23:15 Sat
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積極采配の広島が終盤の満田誠のゴールで引き分けに持ち込む…川崎Fはマルシーニョ弾で先制も逃げ切れず【明治安田J1第21節】

29日、明治安田J1リーグ第21節の川崎フロンターレvsサンフレッチェ広島がUvanceとどろきスタジアム by Fujitsuで行われ、1-1の引き分けに終わった。 ホームの15位川崎Fは、前節の湘南ベルマーレ戦を1-1で終え、リーグ戦直近2試合連続ドロー。4試合ぶりの白星を狙う今節は、湘南戦から3名入れ替え、遠野大弥、瀬古樹、ジェジエウが先発した。 対する5位広島も前節はアルビレックス新潟相手に1-1の引き分け。2連勝とはならなかった。こちらはピエロス・ソティリウに代わりドウグラス・ヴィエイラが先発した。 立ち上がり、先にチャンスを作ったのはアウェイの広島。ハイプレスをかけてボックス内でボールを奪うと、ドウグラス・ヴィエイラが右足シュート。これは橘田健人のブロックに阻まれる。 徐々に押し戻した川崎Fは13分、遠野が左ポケットに抜け出すと自ら狙う。オフサイドではあったものの、GK大迫敬介を強襲。さらに、左サイドを上がった佐々木旭が、カットインからゴール右隅へシュートを放っていった。 そのままホームチームのペースで進むと、23分には先制点をゲット。畳み掛けるなか、瀬古のミドルシュートをGK大迫が弾き、マルシーニョが素早く詰めた。 先制を許した嫌な流れを変えたいミヒャエル・スキッベ監督は、満田誠と東俊希のポジションチェンジを指示。満田が中盤、東が左ウイングバックに移る。 ハーフタイムにかけては少し勢いを取り戻した広島だったが、決定機は作れないまま前半終了。途中から主導権を握った川崎Fが1点リードで折り返す。 早めに追いつきたい広島は後半頭から動く。ドウグラス・ヴィエイラに代えて中島洋太朗を投入。中盤に入り、満田らが1列ポジションを上げ、大橋祐紀と加藤陸次樹の2トップとする。 すると48分、右サイドで受けた満田が体勢を崩しながらワンタッチでクロス。ファーまで届いたボールを加藤がシュートに持ち込んだが、相手DFのブロックに阻まれた。 積極的な采配が功を奏した広島だが、同点弾まであと一歩が遠い。一方の川崎Fは、山田新と足を痛めた様子のマルシーニョが下がり、小林悠と宮城天を送り出す。 その川崎Fは71分、ボックス手前でルーズボールを拾った小林が自らシュート。ゴール右上に飛んだが、ここはGK大迫がファインセーブで凌ぐ。 77分には交代カードを使い切り、攻勢を強める広島。川崎Fは逃げ切りも視野に、大島僚太や大南拓磨の投入で3バックへと形を変える。 すると広島は88分、ついに待望の同点ゴールをゲット。左サイドから連携で崩すと、エゼキエウからのリターンパスを受けた満田が右足を振る。ディフレクトしてコースが変わり、ゴール右隅に吸い込まれた。 追いつかれた川崎Fは後半アディショナルタイム、右クロスから小林にチャンスが訪れるが、ボレーシュートは枠の左。1-1のまま試合は終了し、両チーム共に引き分けが続くこととなった。 川崎フロンターレ 1-1 サンフレッチェ広島 【川崎F】 マルシーニョ(前23) 【広島】 満田誠(後43) <span class="paragraph-title">【動画】広島が終盤に追いつく! 連携での崩しから満田誠の右足</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="ja" dir="ltr">/<br>久しぶりのゴールは貴重な同点弾<br>\<br><br>満田→エゼキエウ→満田<br>とボールを運び<br>満田のシュートが相手DFに当たり<br>そのままゴール!<br><br>アウェイの広島が<br>大きな同点ゴール!<br><br>明治安田J1第21節<br>川崎F×広島<br> <a href="https://twitter.com/hashtag/DAZN?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#DAZN</a> ライブ配信中<a href="https://twitter.com/hashtag/%E5%B7%9D%E5%B4%8EF%E5%BA%83%E5%B3%B6?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#川崎F広島</a> <a href="https://t.co/FERPGEsy3q">pic.twitter.com/FERPGEsy3q</a></p>&mdash; DAZN Japan (@DAZN_JPN) <a href="https://twitter.com/DAZN_JPN/status/1807021660731555993?ref_src=twsrc%5Etfw">June 29, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.06.29 21:18 Sat

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町田・黒田剛監督の怒り「町田は決して悪ではない」/六川亨の日本サッカーの歩み

先週土曜のJ1リーグ、横浜FM対町田戦は町田が今シーズン初の逆転勝ちを収めて首位を守った。試合後の黒田剛監督は「天皇杯ではいろいろありましたけど、町田は決して悪ではないし、我々が正義だとしっかり貫いていく」と12日の天皇杯2回戦、筑波大戦を振り返って抗議のコメントを出した。 PK戦とはいえJ1の首位チームが大学生に負けるという大波乱の結果もさることながら、開始8分にチャン・ミンギュが左鎖骨を骨折、同点ゴールを決めた安井拓也が右脛骨骨幹部の骨折。さらにナ・サンホは左足関節靱帯損傷、前距腓靭帯損傷、三角靭帯損傷、ミッチェル・デュークは左大腿二頭筋の肉離れと診断された。黒田監督ならずとも、筑波大のプレーを非難したくなるだろう。 この試合をフルタイムで見たわけではないが、安井の同点ゴールはマイナスの折り返しをゴール中央から豪快に決めたもの。守備に入ったDFはシュートブロックに行くのではなくボールにアタックしたため安井は重傷を負った。『過剰な力による足裏での危険なプレー』は一発レッドでもおかしくなかった。 いつも町田の試合を見ているわけではないが、シーズン序盤はアフタータックルが目についた。その点を昨シーズンから町田の試合や練習を取材している同業者に聞くと、「J1のスピードに慣れていないため、アフターになりやすい。故意にファウルをしているわけではない」と教えてくれた。ただ、球際の激しさは町田の武器だし、それが1試合の平均ファウル数がJ1で3番目に多い結果につながっているのだろう。 そんなチームスタイルだけに、筑波大戦後に対戦相手を批判した黒田監督のコメントは物議を醸した。ネットでの記事を読んでみて、やはり多かったのは主審のゲームコントロールに関しての書き込みだった。イエローカードは筑波大に2枚、町田に1枚だが、それが妥当だったのかどうか。天皇杯は対象外だろうが、DAZNが放送していた『Jリーグジャッジリプレイ』が昨シーズンで終了したのは残念でならない。 横浜FM戦後、黒田監督は「負傷した4名の無念の気持ち、選手は魂のこもった試合をしてくれた」と労いつつ、「言いたいことをしっかりと言いながら、またダメなものはダメと訴えながら貫いていく。これがいまの日本のサッカー界に必要なパワーだと思う」と言葉に力をこめた。激しいプレーと、選手生命を脅かすプレーは違うということ、そして選手を守るのは、指導者はもちろん審判だということを訴えたかったのだろう。 5月19日のJ1リーグ第15節、FC東京対横浜FMの試合はドイツ人のザシャ・ステーゲマンが主審を務めたが、ラフプレーには躊躇わずにイエローカードを出し、両チーム合わせて7枚のカードが出たが、試合が荒れることはなかった。一方、6月1日の第17節、鹿島対横浜FMは200試合以上の主審を務めた国際主審が務めたものの、判定基準が一定ではないため両チームの監督がジャッジに不満を述べていた。 ここ数年、日本人主審の技術はレベルダウンしているのだろうか。レフェリーブリーフィングで町田対筑波大の試合が取り上げられるのか、次回の開催が楽しみである。 <hr>【文・六川亨】<br/><div id="cws_ad">1957年9月25日生まれ。当時、月刊だった「サッカーダイジェスト」の編集者としてこの世界に入り、隔週、週刊サッカーダイジェストの編集長や、「CALCIO2002」、「プレミアシップマガジン」、「サッカーズ」の編集長を歴任。現在はフリーランスとして、Jリーグや日本代表をはじめ、W杯やユーロ、コパ・アメリカなど精力的に取材活動を行っている。日本サッカー暗黒の時代からJリーグ誕生、日本代表のW杯初出場などを見続けた</div> 2024.06.17 11:45 Mon
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東京V、バスケス・バイロンの異例の移籍経緯を説明…

J2リーグの上位2チームの間で実現したシーズン途中の異例の移籍を受け、東京ヴェルディが経緯を明かした。 FC町田ゼルビアは6日、東京ヴェルディからチリ人MFバスケス・バイロン(23)を完全移籍で獲得したことを発表。 現在、両クラブは勝ち点10差が付いているものの、町田が首位、東京Vが2位と自動昇格、優勝争いを繰り広げている。さらに、同じ東京を本拠地とするローカルライバルの間柄ということもあり、シーズン途中のライバルチームへの移籍は衝撃をもって伝えられた。 6日の移籍決定後に新天地での加入会見に臨んだバスケス・バイロンは、移籍リリース時のコメント同様に「批判されるのもわかった上での決断」と、大きな覚悟をもっての移籍だったとコメント。それでも、恩師である黒田剛監督の元でのプレーを熱望し、町田行きを決断した。 一方、ライバルに主力を引き抜かれる形となった東京Vは移籍発表翌日となった7日、江尻篤彦強化部長がクラブハウスで報道陣の囲み取材に応じ、交渉の詳細に関する言及は避けながらも移籍の経緯を説明。 クラブとしては契約延長交渉を含め、全力で慰留に努めながらも、最終的には選手自身の強い意向によって移籍を認めざるを得なかったとしている。 「我々にとって欠かせない選手でした。1カ月プラスアルファ前から彼との契約の更新というのは当然進めていました。そういった中で最終的に今回のような形となりました」 「今まで巻き直し(延長交渉)は年度末にやっていたと思いますが、この時期に巻き直しをちゃんとやって、残さなければいけないというのは、今までのヴェルディではなかったことだと思います。去年お金を作ったぶん、早い段階でそういったことをやっていくことは自分の仕事だと思っていました」 「そういった中、(自分たちが)早く動けば、(他クラブから)早く動きがくるというのはしょうがないことです」 「当然、ある程度のお金を彼が置いていってくれました。そのへんは抜かりなく自分も仕事をしているつもりです」 「(延長オファーを拒否され、他クラブからのオファーが来て違約金を払われての移籍という形か)そういう流れでした」 「彼も彼で悩み抜いた結果だと思いますし、僕らも個人的に彼と話を重ねて、最終的に彼が決めた決断でした。ただ、クラブは指をくわえて見ているような状況ではなく、クラブとしてやれることを全力でやった結果、こうなってしまったことは致し方ないというところです」 また、9日に新国立競技場で行われる『東京クラシック』を間近に控える中での移籍発表に関しては、様々な要素が絡み合った上での偶然だったという。 「1カ月前のそういったところから始めていて、町田さんのいろんな狙いがあるとは思いますが、それを含めてのJ1昇格への戦いだと捉えています。J1昇格にはクラブ力が問われる。現場だけでなくクラブの力が当然問われます。そういう戦いのステージに、万年中位のチームが上がったということは、それだけの戦いをしている。現状の上位のチームと戦うということはピッチだけではない。そこをチーム全体で認識してやっていける機会なのかなと思います。そういう舞台で戦っていることを私も監督含めた現場、クラブ側もわかってJ1昇格に向けて戦っていかないと良い形にはなりません」 「こういったタイミングになったことに関しては、彼と真剣に我々が向き合って話し合った結果がこのときになってしまったというだけで、意図してやっているわけではないです」 主力の穴埋めに関しては名古屋グランパスから育成型期限付き移籍で獲得したMF甲田英將らを含めた現有戦力の台頭を促しつつも、クラブとして新戦力補強に動くことを認めている。 「それは当然です。今年は(J1昇格の)チャンスがあると思っています。そこに向けて全力投球していきたいと思っています。(伸びしろ十分の若手選手が)補強しなくても自分たちがいるというような形が一番です。ただ、それを指をくわえて待つわけではなく、強化部としてそこに適する選手を取っていくという考えではいます」 「ただ、間違ってもバカげた補強というか、端的に言えば多くのお金が必要となる補強をするつもりは明確にありません。あくまでクラブに合った形でないと、それ以後のことに関して上がっても上がれなくても大変になりますし、そこは10年、20年とヴェルディがやっていく上で重要なことだと考えています」 また、現場を預かる城福浩監督も同日に行われた記者会見、その後の囲み取材で今回の移籍に言及。「サッカーの世界ではよくあること」、「弱肉強食の世界」と前置きしながらも、百戦錬磨の指揮官にとっても今回の移籍は前例がないものだと感じている。 「“強奪”という言い方が適切かはわかりませんが、我々の目からそのように映ることはサッカーの世界ではよくあることです」 「ただし、サッカー先進国やサッカー先進国に近づこうとしている国のリーグでシーズン途中に、このような順位でこういった移籍が実現した例がはたしてほかにあるのであれば、聞かせてほしいというふうに思っています。シーズン中にこういう2位から1位に主力が行くというのが、こういうことが成立するのか。自分が知り得る限りでは聞いたことがないです」 さらに、クラブ同様に1カ月以上の期間を通じて何度となく対話を重ねて慰留を図ったという。その中で「これ以上は話せない」と慎重に言葉を選びつつも、起用の可否を含めて難しいチーム状況の中で指揮官として繊細な対応を行っていたことを明かした。 「彼とは話しすぎるぐらい話しました。もちろん条件というのはサッカー選手にとって重要なものです。20年も30年もサッカー選手を続けていくのは難しい。あとは個人でバックボーンが異なります。その部分は無視できないです」 「ひとつは彼がそういう選択肢を得た事実があったこと。そこで条件がはね上がったとするのであれば、それは彼が勝ち取ったものです。そこを否定することはありません」 「あとは手段を選ばずにJ1昇格を考えたとき、今回のような向こうの手段が意表というものではありません。僕らはそういった部分も含めて昇格を争っています。ただ。ピッチの上で90分、戦術や選手交代がどうのという部分だけで戦っているわけではない」 「何がなんでも昇格しようとしているチームが何チームもあります。これほどインパクトがある補強がこれからあるかはわかりませんが、そのチームの戦力をもぎ取れば二乗倍の補強になるという思考があってしかるべきというほど、みんなが是が非でも昇格したい。そういう世界だと思います」 「この1カ月はこの騒動にチームが巻き込まれないようにすることにかなり努力しました。おそらく選手は僕らが言わなくても、どんな混沌とした状況かというのは、この1カ月感じながらやっていました」 「僕らは起用するしないの判断も含めて考えていました。それはなぜかと言えば、行くか残るのかわからなかったからです。行くか残るかわからない状況でどういう準備をしてという部分は、少なくともチームに影響がないという部分で自分が努力する。今はその努力をしなくていいという部分でスッキリしていますし、個人的には間違いなくプラスです」 「(残留の可能性に賭けていた部分は?)僕らが賭けていたというか、(選手本人が)ファイナルアンサーしたら僕らはどうしようもないです。それにものすごい差があろうがなかろうかというところです」 「誰よりも1人いなくなったことで、チームが沈んだと言われたくないのは我々当事者です。それをプラスにできると確信しています」 2023.07.07 17:10 Fri
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「おかえり、岳さん!」柴崎岳が鹿島に合流! 同期との交流やトレーニング姿にファンも歓喜「夢みたい」「技術が高すぎる」

鹿島アントラーズへと復帰したMF柴崎岳がチームに合流。クラブは初日の様子を伝えた。 1日、鹿島はレガネスを退団していた柴崎の復帰を発表。2017年1月にテネリフェに移籍して以降は、ヘタフェ、デポルティボ・ラ・コルーニャ、レガネスでプレーしており、6年半ぶりの古巣復帰となった。 去就が注目され、青森山田高校時代の恩師である黒田剛監督率いるFC町田ゼルビア行きも噂された中、鹿島に戻った柴崎。4日にチームへと合流した中、よく知った選手たちと笑顔で戯れた。 現在の鹿島には、2011年の同期入団であるDF昌子源、MF土居聖真が在籍。昌子とは日本代表でもチームメイトとしてロシア・ワールドカップを戦った仲間だ。 鹿島はクラブのYouTubeチャンネルを更新。柴崎がクラブハウスを訪れ、チームに合流した姿を投稿。後輩選手たちは恐れ多いとばかりに挨拶にくる一方で、同期の昌子は照れ笑いも見せながらガッチリ握手。選手たちの前でも挨拶を行った。 トレーニングにも参加し、同期の土居と談笑しながら登場。昌子も近寄ってきて、同期3ショットが完成した。 柴崎はロンドやコンビネーションなどボールを使ったトレーニングにも参加していた。 柴崎は初日を振り返り「ピッチに立った芝の感じもそうですし、空気感、練習も半分以上やって、コンディションのベースはできているので、チーム練習を重ねてコンディションを上げられれば良いと思います」とコメント。「なるべく早くチームに貢献したいと思います」と語った。 また同期については「年下の選手が多い中で、同世代の選手がいるのは非常に心強いです。ただ、真面目な若手の選手たちも多いので、僕たちも彼らのことを良く知りたいですし、彼らにも僕のことを知ってもらって、なるべく早くチームの一員として溶け込めるようにしたいと思います」と意気込みを語った。 ファンは柴崎の帰還に歓喜。「まだ夢みてるみたい」、「1つ1つのボールタッチがうますぎる」、「別格なんだよな」、「同期が嬉しそう」、「ニヤニヤしてしまった」、「早く試合で見たい」と期待を寄せている。 鹿島は現在6位に位置。首位のヴィッセル神戸との勝ち点差は「9」と残り8試合での奇跡の逆転優勝の立役者になれるのか。柴崎の活躍に注目が集まる。 <span class="paragraph-title">【動画】柴崎岳が鹿島帰還!クラブハウスに現れチームに合流</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="GBwJQaj37u8";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2023.09.04 22:25 Mon
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清水、左利きアタッカー高橋大悟が町田入り! 「皆さんと熱く戦いたい」

FC町田ゼルビアは26日、清水エスパルスからMF高橋大悟(23)の完全移籍加入を発表した。 神村学園出身の高橋は2018年に清水でプロの世界に。身長164cmのサイズから繰り出す仕掛けが売りの左利きアタッカーで、2019年途中から2021年までギラヴァンツ北九州で力を磨き、今季から清水に戻った。 だが、清水復帰1年目はケガも重なり、公式戦10試合の出場のみに。チームが17位でJ2降格の憂き目に遭った明治安田生命J1リーグでも6試合で1ゴールに終わり、来季から町田で心機一転を図る決断をした。 黒田剛新監督の町田入りに際して、クラブ公式サイトで「この度、清水エスパルスから加入することになりました高橋大悟です」と挨拶の言葉とともに、意気込みを語っている。 「僕を必要としてくれたこのクラブの為に、全力でクラブを愛して、全力で体を張って皆さんと熱く戦いたいと思います! よろしくお願いします!」 一方、清水を通じては「この度、FC町田ゼルビアに完全移籍することになりました」と移籍を報告しつつ、別れの挨拶をした。 「昨年、北九州から帰ってきた時は応援してくださる皆さんに活躍を見せたいという思いでした。正直それはまだ叶っていないと思っています。僕が一番に夢見たのは、最初に入ったこのクラブで活躍することです」 「昨年は半年間怪我で何もできませんでしたが、どんな時も熱い応援をいただいているファン・サポーターの皆さん、静岡で出会った常に僕らの味方でいてくれる方々、そしてなにより、エスパルスで一緒に戦えたチームメイト、本当に皆さんのことがたまらなく大好きです」 「素晴らしい選手達とサッカーができた毎日が最高に楽しかったです。エスパルスで学んだことをFC町田ゼルビアで発揮できるよう精一杯頑張ってきます。本当に本当に5年間ありがとうございました」 2022.12.26 12:30 Mon

FC町田ゼルビアの人気記事ランキング

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「ポニテかわいい!」「また来てほしい」現役アイドル2人が“天空の城”で初観戦! スパガの鎌田彩樺さん&河村果歩さんがゼルビアポーズも披露し観戦レポも

アイドルグループ「SUPER☆GiRLS」のメンバーである鎌田彩樺さんと河村果歩さんが、Jリーグ観戦を報告した。 鎌田さんは広島県出身。舞台などで活躍していた中、2023年1月に「SUPER☆GiRLS」の第6期メンバーとして加入した。 河村さんは岐阜県出身で、モデル活動をしていた中、鎌田さんと同じ6期メンバーとして「SUPER☆GiRLS」に加入した。 鎌田さんは自身のX(旧ツイッター/@SG6_AYAKA_avex)を更新。22日に行われた、FC町田ゼルビアvsアビスパ福岡の試合を現地観戦したことを報告した。 鎌田さんは、町田GIONスタジアムを訪れたのは初めてとのこと。スタンドでの姿や、クラブOBである太田宏介との写真、そして『Abema』で放送されている「FC町田ゼルビアをつくろう〜ゼルつく〜」にも出演している若林萌々さんとの2ショットなどをアップ。写真と共に試合の感想を綴っている。 ーーーーー FC町田ゼルビア観戦に初Gスタ行かせていただきました〜 前後半ともにとっても惜しい場面とチャンスが沢山あり悔しい引き分けでした、! 守備が凄かったり、ゴールまで意地でも!っていうすごく力強いプレーで終始圧巻されてた とっても会いたかった若林萌々ちゃん、太田宏介さんと ーーーーー また、河村さんも自身のX(@SG6_KAHO_avex)を更新し、鎌田さんとのショットやゼルビアポーズなど写真をアップ。試合の感想も綴った。 ーーーーー FC町田ゼルビアを見に、 あやちと行ってきました〜!! 初町田GIONスタジアム~❕ コンセプトに合わせた取り組みが沢山あって驚き(՞ ܸ. .ܸ ՞)".ᐟ.ᐟ 選手達の最後まで徹底的に攻め、守る姿を見てドキドキワクワク楽しかったです ーーーーー ファンは「ポニテかわいい!」、「4枚目のビジュ好きかも」、「また来てほしい!」、「よく行きました!」、「応援ありがとう」、「お疲れ様!」とコメントを寄せている。 <span class="paragraph-title">【写真】現役アイドル2人が町田のスタジアムで初観戦! </span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="ja" dir="ltr"><br><br>とっても会いたかった若林萌々ちゃん、太田宏介さんと<a href="https://twitter.com/hashtag/%E3%82%B9%E3%83%91%E3%82%AC?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#スパガ</a>… <a href="https://t.co/RMk5BhLSiQ">https://t.co/RMk5BhLSiQ</a> <a href="https://t.co/A8UJsmuLDP">pic.twitter.com/A8UJsmuLDP</a></p>&mdash; 鎌田彩樺(スパガ) (@SG6_AYAKA_avex) <a href="https://twitter.com/SG6_AYAKA_avex/status/1804499562448752989?ref_src=twsrc%5Etfw">June 22, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="ja" dir="ltr"><a href="https://twitter.com/hashtag/%E3%82%B9%E3%83%91%E3%82%AC?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#スパガ</a> <a href="https://twitter.com/hashtag/FC%E7%94%BA%E7%94%B0%E3%82%BC%E3%83%AB%E3%83%93%E3%82%A2?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#FC町田ゼルビア</a> <a href="https://twitter.com/hashtag/zelvia?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#zelvia</a> <a href="https://twitter.com/hashtag/jleaguepr?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#jleaguepr</a> <a href="https://t.co/yEoCMiSzr2">pic.twitter.com/yEoCMiSzr2</a></p>&mdash; 河村果歩 かほっち(スパガ) (@SG6_KAHO_avex) <a href="https://twitter.com/SG6_KAHO_avex/status/1804736976459080163?ref_src=twsrc%5Etfw">June 23, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.06.24 23:25 Mon
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【J1注目プレビュー|第20節:神戸vs町田】王者と首位が後半戦でいきなり激突! 意地を見せるか、リベンジか

【明治安田J1リーグ第20節】 2024年6月26日(水) 19:00キックオフ ヴィッセル神戸(4位/33pt) vs FC町田ゼルビア(1位/39pt) [ノエビアスタジアム神戸] <span class="paragraph-subtitle">◆連覇へ、首位叩きで後半戦スタートに【ヴィッセル神戸】</span> 前半戦ラストマッチはガンバ大阪との試合で敗戦。首位チームを射程圏に捉えて後半戦初戦を迎えたかったが、それは叶わなかった。 王者として唯一連覇を果たせる神戸としては、後半戦初戦は絶対に負けられない。その首位に立つ町田が相手。アウェイでも勝利を挙げているだけに、ホームでもしっかりと叩きたいところだ。 気がかりな点は攻撃陣が停滞気味というところ。直近6試合で複数ゴールがなく、結果も2勝1分け3敗と負け越しており、特徴の1つである攻撃陣の爆発が待たれるところだ。 守備陣もリーグ戦7試合ぶりの複数失点と、前節は良くないところが出たが、短い時間でしっかりと修正できるか。山川哲史の出場停止が響かないことを願うばかりだろう。 ★予想スタメン[4-3-3] GK:前川黛也 DF:酒井高徳、マテウス・トゥーレル、本多勇喜、初瀬亮 MF:山口蛍、扇原貴宏、宮代大聖 FW:武藤嘉紀、大迫勇也、佐々木大樹 監督:吉田孝行 出場停止:山川哲史 <span class=“paragraph-subtitle">◆後半戦もリードしていきたい【FC町田ゼルビア】</span> 初のJ1挑戦となっている町田だが、前半戦は首位ターンに成功。勝ち点差は離れていないため、全くもって予断を許さない状況ではあるが、それでも首位でシーズンを折り返したことは大きな自信になるはずだ。 決して勢いだけでなく、ましてやまぐれでもないここまでの戦いぶり。得点、失点ともにリーグ3位では首位に立っているのも頷ける。 ケガ人が多く出てしまっている状況でもチームは崩壊することなく、これまで通りのハードなプレスや戦い方は変わらずに結果を残し続けている。多くの選手が自信を掴んでいるはずだ。 ホームでは主軸選手を欠いていた中での対戦で敗れているが、アウェイでしっかりとリベンジし、後半戦も良いスタートを切りたい。 ★予想スタメン[4-4-2] GK:谷晃生 DF:鈴木準弥、ドレシェヴィッチ、昌子源、林幸多郎 MF:バスケス・バイロン、柴戸海、下田北斗、平河悠 FW:藤尾翔太、エリキ 監督:黒田剛 2024.06.26 16:05 Wed
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岡山、アウェイ町田戦で不正入場のサポーターに無期限入場禁止処分!

ファジアーノ岡山は25日、2019年6月23日に町田市立陸上競技場で行われた2019明治安田生命J2リーグ第19節、FC町田ゼルビア戦で不正入場行為を行ったファジアーノ岡山サポーターに無期限入場禁止処分を科したことを発表した。 岡山の発表によると、当該サポーターはアウェイ入場ゲートにおいて、本来、大人チケットで入場すべきところを小中高チケットで入場したという。 この行為に関してはJリーグ試合運営管理規程第5条「(禁止行為)正当なチケット又は通行証を所持せず入場すること」に抵触する違反行為となり、すでにその場で当該者が特定され、同規程第9条「入場拒否、退場命令、物の没収」に基づき、当日の試合への入場禁止を伝えていた。 さらに、当該サポーターは今回の一件以外にこれまでも違反行為を起こしていたことから、無期限入場禁止処分を科した。 なお、この処分は「ファジアーノ岡山のホームゲームのみならず、Jリーグ・Jクラブ主管試合に加え、日本サッカー協会や各種連盟等の日本国内で行われるすべての試合」に適用されるという。 また、当該サポーターが特定の応援団体に属していたことから、岡山は当該応援団体の代表者と話し合いの場を設け、応援団体側から解散する旨の申告があり、これを了承。加えて、クラブから同団体に所属していたメンバーとの今後の取り決めについて話をし、合意に至ったという。 今回の一件を受けて岡山は、以下のような声明を伝えている。 「本件を踏まえ、クラブとして「『子どもたちに夢を!』に基づく観戦・応援」環境づくりに一層尽力してまいります」 「ファン・サポーターの皆さまにおかれましては、日ごろのご声援に感謝申し上げるとともに、改めましてホーム・アウェイゲームでの観戦マナーを遵守いただき、まずは試合に関わる全ての方々が安全に、安心してスタジアムでの観戦を楽しんでいただける環境づくりへのご協力を、どうかお願い申し上げます。」 2019.06.26 01:08 Wed
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【J1注目プレビュー|第19節:町田vs福岡】共にデュエルが特徴、カウンターで相手を仕留めるのはどちらか

【明治安田J1リーグ第19節】 2024年6月22日(土) 15:00キックオフ FC町田ゼルビア(1位/38pt) vs アビスパ福岡(7位/28pt) [町田GIONスタジアム] <span class=“paragraph-subtitle">◆首位としての強さを見せたい【FC町田ゼルビア】</span> 前節は横浜F・マリノスと対戦し、1-3で勝利。今シーズン先制された試合は全敗だった中、初逆転勝利を収めた。 近年のJ1を牽引する横浜FMに力を見せた町田。チームとしてはケガ人が多く出ている中で、しっかりと勝ち切れたことは1つステージを上げられたとも言えるだろう。 チームとしては選手層を厚くすることもJ1を戦う上では重要だったが、不測の産物とも言えるケガ人により出番を得た選手が活躍。前節ゴールに絡んだ下田北斗もその1人だ。 今節の相手はハードなプレーが特徴の福岡。どこか近しい特徴を持つ相手との戦いはあまり得意ではなく、ボールを持たされた場合の戦い方にも注目だ。 ★予想スタメン[4-4-2] GK:谷晃生 DF:望月ヘンリー海輝、ドレシェヴィッチ、昌子源、林幸多郎 MF:バスケス・バイロン、柴戸海、下田北斗、平河悠 FW:藤尾翔太、エリキ 監督:黒田剛 <span class="paragraph-subtitle">◆復調して3連勝、どこまで伸ばせるか【アビスパ福岡】</span> 前節はホームにサガン鳥栖を迎えた一戦。隣県同士のバチバチのバトルは2-0で勝利し、3連勝とした。 無敗が止まってから連敗を喫していた福岡だったが、この3試合はいずれも2ゴールを奪っての勝利。チームとしては攻撃の迫力不足が懸念だったが、佐藤凌我が復帰してからはその不安材料も解消している。 チームとしてバランスが取れ始めた中で迎える町田戦。首位相手に戦う中では流れの中のプレーよりもセットプレーを警戒したいところだ。 しっかりとマークを外さず、相手の用意する様々なセットプレーに対応できるのか。4連勝で上位進出のキッカケを掴みたい。 ★予想スタメン[3-4-2-1] GK:村上昌謙 DF:ドウグラス・グローリ、田代雅也、宮大樹 MF:小田逸稀、松岡大起、前寛之、岩崎悠人 MF:金森健志、佐藤凌我 FW:ウェリントン 監督:長谷部茂利 2024.06.22 12:45 Sat
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町田・黒田剛監督の怒り「町田は決して悪ではない」/六川亨の日本サッカーの歩み

先週土曜のJ1リーグ、横浜FM対町田戦は町田が今シーズン初の逆転勝ちを収めて首位を守った。試合後の黒田剛監督は「天皇杯ではいろいろありましたけど、町田は決して悪ではないし、我々が正義だとしっかり貫いていく」と12日の天皇杯2回戦、筑波大戦を振り返って抗議のコメントを出した。 PK戦とはいえJ1の首位チームが大学生に負けるという大波乱の結果もさることながら、開始8分にチャン・ミンギュが左鎖骨を骨折、同点ゴールを決めた安井拓也が右脛骨骨幹部の骨折。さらにナ・サンホは左足関節靱帯損傷、前距腓靭帯損傷、三角靭帯損傷、ミッチェル・デュークは左大腿二頭筋の肉離れと診断された。黒田監督ならずとも、筑波大のプレーを非難したくなるだろう。 この試合をフルタイムで見たわけではないが、安井の同点ゴールはマイナスの折り返しをゴール中央から豪快に決めたもの。守備に入ったDFはシュートブロックに行くのではなくボールにアタックしたため安井は重傷を負った。『過剰な力による足裏での危険なプレー』は一発レッドでもおかしくなかった。 いつも町田の試合を見ているわけではないが、シーズン序盤はアフタータックルが目についた。その点を昨シーズンから町田の試合や練習を取材している同業者に聞くと、「J1のスピードに慣れていないため、アフターになりやすい。故意にファウルをしているわけではない」と教えてくれた。ただ、球際の激しさは町田の武器だし、それが1試合の平均ファウル数がJ1で3番目に多い結果につながっているのだろう。 そんなチームスタイルだけに、筑波大戦後に対戦相手を批判した黒田監督のコメントは物議を醸した。ネットでの記事を読んでみて、やはり多かったのは主審のゲームコントロールに関しての書き込みだった。イエローカードは筑波大に2枚、町田に1枚だが、それが妥当だったのかどうか。天皇杯は対象外だろうが、DAZNが放送していた『Jリーグジャッジリプレイ』が昨シーズンで終了したのは残念でならない。 横浜FM戦後、黒田監督は「負傷した4名の無念の気持ち、選手は魂のこもった試合をしてくれた」と労いつつ、「言いたいことをしっかりと言いながら、またダメなものはダメと訴えながら貫いていく。これがいまの日本のサッカー界に必要なパワーだと思う」と言葉に力をこめた。激しいプレーと、選手生命を脅かすプレーは違うということ、そして選手を守るのは、指導者はもちろん審判だということを訴えたかったのだろう。 5月19日のJ1リーグ第15節、FC東京対横浜FMの試合はドイツ人のザシャ・ステーゲマンが主審を務めたが、ラフプレーには躊躇わずにイエローカードを出し、両チーム合わせて7枚のカードが出たが、試合が荒れることはなかった。一方、6月1日の第17節、鹿島対横浜FMは200試合以上の主審を務めた国際主審が務めたものの、判定基準が一定ではないため両チームの監督がジャッジに不満を述べていた。 ここ数年、日本人主審の技術はレベルダウンしているのだろうか。レフェリーブリーフィングで町田対筑波大の試合が取り上げられるのか、次回の開催が楽しみである。 <hr>【文・六川亨】<br/><div id="cws_ad">1957年9月25日生まれ。当時、月刊だった「サッカーダイジェスト」の編集者としてこの世界に入り、隔週、週刊サッカーダイジェストの編集長や、「CALCIO2002」、「プレミアシップマガジン」、「サッカーズ」の編集長を歴任。現在はフリーランスとして、Jリーグや日本代表をはじめ、W杯やユーロ、コパ・アメリカなど精力的に取材活動を行っている。日本サッカー暗黒の時代からJリーグ誕生、日本代表のW杯初出場などを見続けた</div> 2024.06.17 11:45 Mon

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