キス問題に揺れたエルモソが復帰戦で土壇場決勝ゴール! スペインがイタリアを下して3連勝【UEFA女子NL】
2023.10.28 10:10 Sat
27日、UEFA女子ネーションズリーグ(UWNL)グループA4第3節が行われ、スペイン女子代表はアウェイでイタリア女子代表と対戦した。今夏開催されたオーストラリア&ニュージーランド女子ワールドカップ(W杯)を初制覇したスペインだったが、セレモニー中にスペインサッカー連盟(RFEF)の元会長であるルイス・ルビアレス氏がFWジェニファー・エルモソの唇にキス。この行為が大きな波紋を呼び、優勝の喜びどころかスキャンダルが全世界で大きな話題となってしまった。
ルビアレス元会長が非を認めないことでさらに事件が炎上。大きな騒動となり紆余曲折ありながら、最終的には辞任することに。加えて、エルモソは正式に告訴することを決定していた。
内部問題で揺れたスペインは、選手たちが問題が解決していないとして9月のUWNLに向けた代表活動への不参加を表明。メンバー発表が延期されるなどした中、長時間の話し合いの末に和解。ただ、エルモソは招集されないこととなっていた。
9月の2試合でスイス女子代表、スウェーデン女子代表相手に連勝スタートを飾っていたスペイン。10月の活動には渦中のエルモソも招集を受けていた中、イタリア戦はベンチスタートとなっていた。
ゴールレスドローも見え始めた中、0-0で迎えた89分に大仕事。ボックス左のスペースでスルーパスを受けたサルマ・パラジュエロがグラウンダーのパス。これに走り込んだアレクシア・プテジャスがボックス内で仕掛けてシュート。またしてもGKラウラ・ジュリアーニが足でセーブしゴールとはならないかと思われた、こぼれ球をエルモソが蹴り込みついに先制。ピッチ外のことで苦しんだエルモソの劇的ゴールに、選手たちは喜びを爆発させ、喜びをあらわにした。
このゴールが決勝点となり、スペインは3連勝を飾った。
イタリア女子代表 0-1 スペイン女子代表
0-1:89分 ジェニファー・エルモソ(スペイン)
ルビアレス元会長が非を認めないことでさらに事件が炎上。大きな騒動となり紆余曲折ありながら、最終的には辞任することに。加えて、エルモソは正式に告訴することを決定していた。
9月の2試合でスイス女子代表、スウェーデン女子代表相手に連勝スタートを飾っていたスペイン。10月の活動には渦中のエルモソも招集を受けていた中、イタリア戦はベンチスタートとなっていた。
試合はスペインがペースを握り、押し込んでいくものの決定力を欠いてこう着状態が続く中、エルモソは68分にマリオナ・カルデンテイと交代して途中出場。W杯以来、初めてスペインのユニフォームを着てピッチに立つと、チームのチャンスを演出。それでも、ゴールを奪えない。
ゴールレスドローも見え始めた中、0-0で迎えた89分に大仕事。ボックス左のスペースでスルーパスを受けたサルマ・パラジュエロがグラウンダーのパス。これに走り込んだアレクシア・プテジャスがボックス内で仕掛けてシュート。またしてもGKラウラ・ジュリアーニが足でセーブしゴールとはならないかと思われた、こぼれ球をエルモソが蹴り込みついに先制。ピッチ外のことで苦しんだエルモソの劇的ゴールに、選手たちは喜びを爆発させ、喜びをあらわにした。
このゴールが決勝点となり、スペインは3連勝を飾った。
イタリア女子代表 0-1 スペイン女子代表
0-1:89分 ジェニファー・エルモソ(スペイン)
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3日、パリ・オリンピックの女子サッカー準々決勝が行われた。 3大会ぶりのメダル獲得を目指したなでしこジャパンはアメリカ女子代表と対戦。粘り強くしっかりと戦ったものの、決定力不足を露呈。チャンスを生かしきれないでいると、延長戦まで持つれた試合で1-0と敗戦。男子と同じベスト8での敗退となった。 その他、連覇を目指したカナダ女子代表はドイツ女子代表と対戦。東京五輪で金メダルを獲得したカナダだったが、初戦の前にドローンを不正使用し、相手チームを偵察するという大問題が発生。勝ち点6の剥奪、ビバリー・プリーストマン監督の五輪追放&職務停止など苦境に立たされていた。 それでも連覇を目指し、グループステージ3連勝で勝ち点-6のスタートを跳ね除けたが、ドイツ戦ではゴールを奪えず。ゴールレスのままPK戦に突入したが、2-4で敗戦。連覇の夢は潰えることとなった。 なでしこジャパンが初戦で敗れ、ワールドカップ女王として初の五輪に臨んでいるスペイン女子代表は、コロンビア女子代表と対戦。試合は予想に反してコロンビアが主導権を握る展開となる。 12分にマイラ・ラミレスのゴールでコロンビアが先制すると、0-1で迎えた後半にはレイシー・サントスが追加点を奪い、スペイン相手に2点のリードお奪う。 思わぬ苦戦を強いられたスペインだったが、79分に右サイドから崩すと、クロスをGKが弾ききれず、こぼれ球をボックス内でジェニファー・エルモソが蹴り込み1点差に。それでも時間がほとんどないなか、後半アディショナルタイム7分にボックス左からサルマ・パラジュエロがクロスを入れると、イレーネ・パレデスがダイレクトで合わせて土壇場で追いつくことに成功する。 延長戦はゴールが生まれずにPK戦へ。コロンビアの1人目をGKがセーブすると、コロンビアの3人目も失敗。スペインは4人目のアイタナ・ボンマティが成功し、4-2で勝利を収めた。 開催国のフランス女子代表は、ブラジル女子代表と対戦。レジェンドのマルタが危険なファウルで出場停止となったブラジルが開催国に挑んだ中、なかなかゴールが生まれない展開となる。 延長戦にも入っていくかと思われた中、82分、スローインから攻め込むと、背後へのパスに対して反応したガビ・ポルティーリョが抜け出し、GKとの一対一を制して先制。ブラジルが逃げ切り、ベスト4進出を決めた。 なお、準決勝のカードはアメリカvsドイツ、ブラジルvsスペインに決定。6日の深夜に行われる。 ◆準々決勝 アメリカ女子代表 1-0 なでしこジャパン 【アメリカ】 トリニティ・ロッドマン(延前105+2) スペイン女子代表 2-2(4PK2) コロンビア女子代表 【スペイン】 ジェニファー・エルモソ(後34) イレーネ・パレデス(後45+7) 【コロンビア】 マイラ・ラミレス(前12) レイシー・サントス(後7) カナダ女子代表 0-0(2PK4) ドイツ女子代表 フランス女子代表 0-1 ブラジル女子代表 【ブラジル】 ガビ・ポルティーリョ(後37) 2024.08.04 10:35 Sun4
スキャンダルに揺れたW杯女王のスペイン、凱旋試合でスイスを圧倒し5発快勝【UEFA女子NL】
騒動の渦中にあるスペイン女子代表が、快勝を収めた。 26日、UEFA女子ネーションズリーグ グループA4第2節が行われ、スペインはスイス女子代表をホームに迎えた。 ルイス・ルビアレス元会長によるFWジェニファー・エルモソへのキス事件が大きな騒動となり、選手は招集をボイコットを表明するなどに発展したスペイン。長時間の話し合いの結果、収束に向かった。 22日に行われた初戦のスウェーデン女子代表戦では、土壇場のPK弾で2-3と勝利したスペイン。スキャンダル後の初となるホームゲームでは、両選手が集まり「Se Acabo(もう終わった).Our fight is the global fight(私たちの戦いは世界の戦い).」というバナーを掲げていた。 ファンからは「チャンピオンの皆さん、ピッチ内外での戦いに感謝します」と書かれた横断幕を掲げてスペイン女子代表戦のチームバスを出迎えることに。その後押しを受けた選手たちは躍動した。 試合は15分、バックパスを相手GKが蹴り出すと、マリオナ・カルデンテイがプレスをかけてブロック。パスを受けたルシア・ガルシアが蹴り込んで先制する。 その後はスイスに抑え込まれるも、前半アディショナルタイムにはオルガ・カルモナがボックス左からのクロス。これをアイタナ・ボンマティがダイレクトボレーで合わせて追加点を奪う。 2-0で後半を迎えると、49分にはボックス内でキープしたアレクシア・プテジャスの落としを受けたボンマティがボックス内から蹴り込み3点目。57分にはアテネア・デル・カスティージョのシュートがセーブされるも、こぼれ球をインマ・ガバーロが蹴り込んで4点目を奪う。 さらに87分には左CKのクリアボールを、ボックス手前でマイテ・オロスがダイレクトシュート。鋭いシュートがネットに突き刺さり、5-0で勝利。連勝スタートとなった。 スペイン女子代表 5-0 スイス女子代表 1-0:15分 ルシア・ガルシア(スペイン) 2-0:45分+1 アイタナ・ボンマティ(スペイン) 3-0:49分 アイタナ・ボンマティ(スペイン) 4-0:57分 インマ・ガバーロ(スペイン) 5-0:87分 マイテ・オロス(スペイン) <span class="paragraph-title">【動画】騒動もなんのその!W杯女王のスペイン女子代表が凱旋試合で完勝</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="NPgF6ZdkZ8A";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2023.09.27 12:50 Wed5