巨額資金を手にしたニューカッスルのプールはまさかの子供用? 共同オーナーがビッグネーム獲得より前にすべきことを語る「インフラを整えなければ」
2021.10.09 21:25 Sat
7日、サウジアラビアの政府系ファンドであるPIFによるクラブ買収が完了したことを発表したニューカッスル。新たな一歩を踏み出そうとしている。PIFの総資産額は3200億ポンド(約48兆7500億円)と言われ、かつて潤沢なオイルマネーを元手にメガクラブへ成長したチェルシーやマンチェスター・シティに倣う大型補強が期待されており、各クラブで不遇をかこつ選手の名前が挙がり始めている。
また、新監督の招へいも噂されている中、アントニオ・コンテ氏は拒否。現在は、今シーズン好調のブライトン&ホーヴ・アルビオンのグレアム・ポッター監督が浮上している。
そんな中、今冬に交渉がスタートできるビッグネームとの契約に興味があるかを尋ねられた、クラブの共同オーナーとなったアマンダ・ステーブリー氏がイギリス『サン』の取材に応えた。
「私たちには大きな野心があります。ニューカッスル・ユナイテッドのゲームチェンジャーに取ってのゲームチェンジャーになることを願っています」
ビッグネームとの契約に興味を示しているステーブリー氏だが、その前に解決する問題があると強調。それはニューカッスルの時代遅れの設備だ。
多額の資金を手にしたニューカッスルだが、実はトレーニング施設などの環境がプレミアリーグのクラブでも最低ランクということで有名だ。これは前オーナーであるマイク・アシュリー氏が周囲の要望に全く耳を傾けず、投資をしてこなかったことでも有名だ。
例えば、プレミアリーグのクラブのほとんどが、トレーニング施設の一部にプールを完備。選手たちがクールダウンを行うなどできる状況が整っているが、ニューカッスルはまさかの子供用のゴム製のプールでアイスバスを行っているという状況だ。
さらに選手たちは地元のジムのスイミングプールを利用。負傷した選手は、近くのヘルスクラブでリハビリを受ける始末。スカウトたちはプレハブを使用するなど、プレミアリーグどころかチャンピオンシップ(イングランド2部)のクラブ以下とも言われる環境なのだ。
ステーブリー氏は選手の獲得の前に、チームとしてのインフラ整備、設備投資が重要だと考えていることを明かし、そこはファイナンシャル・フェア・プレー(FFP)の制限にかからないと、多額の投資を考えているようだ。
「幸いなことに、そこはファイナンシャル・フェア・プレーによって制限されていない部分の1つです」
「彼らがトレーニングする場所がなければ、素晴らしい選手がいることに意味はありません」
「私たちはワールドクラスの選手を求めて、競争できる市場にいます。しかし、ワールドクラスの選手の周りにインフラを整え、彼らとともにプレーできるチームでなければ、どこにも行くことはできません」
「私にとって、ニューカッスルは素晴らしい宝石のようなものです。全てのレベルで少しずす改善していく必要があります」
「プレミアリーグのトップに立つには、優れた選手だけでなく、強力な基盤が必要です。それらは堅牢である必要があり、私たちはそれらを構築しなければなりません」
「セント・ジェームズパークにも投資したいと思っています。もう少し愛情が必要です」
具体的なプランこそまだ明かされていないが、トレーニング場を新たに作る可能性も残されているとのこと。かつてはのスターであるアラン・シアラーやクリス・ワドル、ポール・ガスコインらのような選手を発掘すべく、アカデミーも強化したいと考えているようだ。
それは、ニューカッスルを応援する地元のファンのためでもあると語ったステーブリー氏。チームを飛躍させるための基盤作りから投資を始めたいと改めて語った。
「彼らはユニークです。どうしてかって?彼らは情熱的であり、ハートがあって、勇敢です。そして私は勇敢で正直な人々を愛しています」
「それは私が自分のビジネスを構築した方法であり、情熱的であり、諦めることはありませんでした」
「それは間違いなく私がチームにプレーで見せてもらいたい方法でもあります」
「取引をする上で、ファンのフォーラムでは私はいつも彼らに驚かされ、とても感銘を受けました。私は北欧の出身であり、地元の人間でもあるので、その意味がよくわかります」
「すでにワールドクラスの選手がいますが、彼らの周りにサポートがあるようにしたいと思っています」
「彼らは19位にいてはならず、私たちはすぐにそこに挑戦する必要があります」
簡単には行かないであろうチーム再建だが、何が起こるか分からないのもサッカー界。巨万の富をどう生かすのか、この先のニューカッスルからは目が離せない。
また、新監督の招へいも噂されている中、アントニオ・コンテ氏は拒否。現在は、今シーズン好調のブライトン&ホーヴ・アルビオンのグレアム・ポッター監督が浮上している。
「私たちには大きな野心があります。ニューカッスル・ユナイテッドのゲームチェンジャーに取ってのゲームチェンジャーになることを願っています」
「しかし、ワールドクラスの選手の周りにインフラを整え、彼らとともにプレーできるチームでなければ、どこにも行くことはできません」
ビッグネームとの契約に興味を示しているステーブリー氏だが、その前に解決する問題があると強調。それはニューカッスルの時代遅れの設備だ。
多額の資金を手にしたニューカッスルだが、実はトレーニング施設などの環境がプレミアリーグのクラブでも最低ランクということで有名だ。これは前オーナーであるマイク・アシュリー氏が周囲の要望に全く耳を傾けず、投資をしてこなかったことでも有名だ。
例えば、プレミアリーグのクラブのほとんどが、トレーニング施設の一部にプールを完備。選手たちがクールダウンを行うなどできる状況が整っているが、ニューカッスルはまさかの子供用のゴム製のプールでアイスバスを行っているという状況だ。
さらに選手たちは地元のジムのスイミングプールを利用。負傷した選手は、近くのヘルスクラブでリハビリを受ける始末。スカウトたちはプレハブを使用するなど、プレミアリーグどころかチャンピオンシップ(イングランド2部)のクラブ以下とも言われる環境なのだ。
ステーブリー氏は選手の獲得の前に、チームとしてのインフラ整備、設備投資が重要だと考えていることを明かし、そこはファイナンシャル・フェア・プレー(FFP)の制限にかからないと、多額の投資を考えているようだ。
「幸いなことに、そこはファイナンシャル・フェア・プレーによって制限されていない部分の1つです」
「彼らがトレーニングする場所がなければ、素晴らしい選手がいることに意味はありません」
「私たちはワールドクラスの選手を求めて、競争できる市場にいます。しかし、ワールドクラスの選手の周りにインフラを整え、彼らとともにプレーできるチームでなければ、どこにも行くことはできません」
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それは、ニューカッスルを応援する地元のファンのためでもあると語ったステーブリー氏。チームを飛躍させるための基盤作りから投資を始めたいと改めて語った。
「彼らはユニークです。どうしてかって?彼らは情熱的であり、ハートがあって、勇敢です。そして私は勇敢で正直な人々を愛しています」
「それは私が自分のビジネスを構築した方法であり、情熱的であり、諦めることはありませんでした」
「それは間違いなく私がチームにプレーで見せてもらいたい方法でもあります」
「取引をする上で、ファンのフォーラムでは私はいつも彼らに驚かされ、とても感銘を受けました。私は北欧の出身であり、地元の人間でもあるので、その意味がよくわかります」
「すでにワールドクラスの選手がいますが、彼らの周りにサポートがあるようにしたいと思っています」
「彼らは19位にいてはならず、私たちはすぐにそこに挑戦する必要があります」
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ブリストル・シティのU-20イングランド代表MFアレックス・スコット(19)が各方面から注目を集めているようだ。イギリス『90min』が伝えている。 スコットはチャンピオンシップ(イングランド2部)で躍動する若きセントラルハーフ。下部組織時代から過ごすブリストルで昨シーズンからファーストチーム昇格を果たすと、1年目からリーグ戦で39試合、2年目の今シーズンもここまで40試合に出場している。まさにチームの要だ。 ブリストルとの契約を2025年6月まで残すなか、スコットはシーズン終了後のステップアップを熱望。プレミアリーグからはリバプールやブライトン&ホーヴ・アルビオン、ニューカッスル、ブレントフォード、リーズ・ユナイテッドなどが関心を寄せているという。 また、イングランド以外からも注目が集まっているようで、RBライプツィヒ、モナコ、アタランタ、ボローニャもスコットを注視。この4クラブはスコットが先月末にU-20イングランド代表として出場した試合にスカウトを派遣していたとのことだ。 ブリストルが要求すると考えられているのは3000万ポンド(約51億4000万円)。チームを率いるナイジェル・ピアソン監督はつい先日、スコットについて「まだ19歳なのに、ここ2年の一貫したパフォーマンスは素晴らしい。長期契約を結ぶべきだ」と残留を望むコメントを残している。 『90min』いわく、スコットは中盤のポジションならどこでも対応可能で、左右のウィンガーとしてもプレーできるとのことだ。 2023.04.29 14:11 Sat4
その額シティの10倍以上!ニューカッスルの新オーナーとなったサウジアラビアファンドの資産額が驚き
サウジアラビアの政府系ファンドに買収されたニューカッスルに注目の視線が向けられている。 ニューカッスルは7日、サウジアラビアの政府系ファンドであるPIFの主導の下、PCPキャピタルパートナーズとプライベート・エクイティ・ファンドの『ルーベン・ブラザーズ』による投資グループによるクラブ買収が完了したことを発表。その額は推定3億ポンド(約455億円)とされている。 PIFの会長は、サウジアラビアのムハンマド・ビン・サルマン皇太子。ニューカッスルの会長にはPIF総裁のヤシール・アル=ルマイヤン氏が就任されることが決まっているが、サルマン皇太子が実質的なオーナーの立ち位置となるだろう。 イギリス『デイリー・メール』はその資産額に注目。ニューカッスルが最もリッチなクラブになるとしている。 PIFの総資産額は3200億ポンド(約48兆7500億円)相当ということで、これはプレミアリーグで最も資産を持っていたマンチェスター・シティのオーナーであるアブダビ王族のシェイク・マンスール氏の資産額233億ポンド(約3兆5500億円)の10倍以上となっている。 さらに、2011年にパリ・サンジェルマン(PSG)を買収したカタール・スポーツ・インベストメントの親会社であるカタール投資庁の総資産2200億ポンド(約33兆5050億円)すらも優に超え、サッカー界で最も裕福なクラブになるようだ。 前オーナーであるマイク・アシュリー氏は財布の紐が固かったが、新生マグパイズはどのような動きを見せるだろうか。 <span class="paragraph-title">【写真】瞑想部屋には水族館も併設!サルマン皇太子が所有する豪華すぎる約350億円相当のフランスの家</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="en" dir="ltr">Mohammed Bin Salman’s stunning £230m French chateau almost worth <a href="https://twitter.com/hashtag/Newcastletakeover?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#Newcastletakeover</a> fee <a href="https://twitter.com/hashtag/NUFC?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#NUFC</a> <a href="https://t.co/6qmhG5uqn3">https://t.co/6qmhG5uqn3</a> <a href="https://t.co/B8OK4Cbve5">pic.twitter.com/B8OK4Cbve5</a></p>— Daily Star Sport (@DailyStar_Sport) <a href="https://twitter.com/DailyStar_Sport/status/1251177348323573762?ref_src=twsrc%5Etfw">April 17, 2020</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="en" dir="ltr">Inside Mohammed Bin Salman’s £230m French chateau called ‘world’s most expensive house’ | <a href="https://twitter.com/hashtag/NUFC?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#NUFC</a> <a href="https://t.co/lY4prIeERB">https://t.co/lY4prIeERB</a></p>— The Sun Football (@TheSunFootball) <a href="https://twitter.com/TheSunFootball/status/1446124620642336770?ref_src=twsrc%5Etfw">October 7, 2021</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2021.10.09 07:05 Sat5

