【Jリーグ出場停止情報】中指立てた京都DFアピアタウィア久は1試合出場停止も、2度目の一発退場で2試合出場停止&罰金20万円の処分

2023.10.02 20:35 Mon
©︎J.LEAGUE
Jリーグは2日、最新の出場停止選手情報を発表した。
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J1では頭突きによる退場が継続するFWホセ・カンテ(浦和レッズ)やMFマテウス・サヴィオ(柏レイソル)らが出場停止。また、サガン鳥栖戦で中指を立てて一発退場となったDFアピアタウィア久(京都サンガF.C.)も出場停止となった。アピアタウィア久に関してJリーグは、「相手チームベンチに向かって中指を立てるしぐさをした行為は、「他の競技者、その他の競技に立ち会っている人々に対する侮辱」に相当する」と判断したとのこと。この退場では1試合の出場停止となったが、第25節でも一発退場となっており、今季2度目。罰金20万円と2試合の出場停止となった。
J2ではMF高橋諒(ファジアーノ岡山)がジェフユナイテッド千葉戦で一発退場。Jリーグは「ペナルティーエリアの外でドリブルをしていた相手競技者に対し、ボールにプレーできず反則で止め、決定的な得点機会を阻止した行為は、「著しい反則行為」に該当する」と、DOGSOと判定。1試合の出場停止処分を下した。

【明治安田生命J1リーグ】
FWホセ・カンテ(浦和レッズ)
第30節 vs柏レイソル(10/20)
今回の停止:2試合停止(2/2)
MFマテウス・サヴィオ(柏レイソル)
第30節 vs浦和レッズ(10/20)
今回の停止:警告の累積による1試合停止

FW仲川輝人(FC東京)
第30節 vs横浜FC(10/21)
今回の停止:警告の累積による1試合停止

MF平岡大陽(湘南ベルマーレ)
第30節 vs京都サンガF.C.(10/21)
今回の停止:警告の累積による1試合停止

DF森下龍矢(名古屋グランパス)
第30節 vsガンバ大阪(10/21)
今回の停止:警告の累積による1試合停止

DFアピアタウィア久(京都サンガF.C.)
第30節 vs湘南ベルマーレ(10/21)
今回の停止:1試合停止(1/2)

第31節 vsアルビレックス新潟(10/28)
今回の停止:1試合停止(2/2)

DF初瀬亮(ヴィッセル神戸)
第30節 vs鹿島アントラーズ(10/21)
今回の停止:警告の累積による1試合停止

【YBCルヴァンカップ】
DFドウグラス・グローリ (アビスパ福岡)
準決勝第1戦 vs名古屋グランパス(10/11)
今回の停止: 警告の累積による1試合停止

【明治安田生命J2リーグ】
MFイサカ・ゼイン(モンテディオ山形)
第38節 vs栃木SC(10/8)
今回の停止:警告の累積による1試合停止

DF遠藤凌(いわきFC)
第38節 vsベガルタ仙台(10/8)
今回の停止:警告の累積による1試合停止

MF高橋諒(ファジアーノ岡山)
第38節 vsザスパクサツ群馬(10/8)
今回の停止:1試合停止

MF池上丈二(レノファ山口FC)
第38節 vs大宮アルディージャ(10/7)
今回の停止:警告の累積による1試合停止

MF松岡瑠夢(ロアッソ熊本)
第38節 vsFC町田ゼルビア(10/22)
今回の停止:警告の累積による1試合停止

【明治安田生命J3リーグ】
MF安永玲央(松本山雅FC)
第30節 vsいわてグルージャ盛岡(10/8)
今回の停止:警告の累積による1試合停止

FW島田拓海(FC大阪)
第30節 vs鹿児島ユナイテッドFC(10/5)
今回の停止:警告の累積による1試合停止

FW富樫佑太(ガイナーレ鳥取)
第30節 vsSC相模原(10/8)
今回の停止:警告の累積による1試合停止

MF川﨑一輝(カマタマーレ讃岐)
第30節 vsFC琉球(10/7)
今回の停止:警告の累積による1試合停止

FWマルクス・ヴィニシウス(FC今治)
第30節 vs福島ユナイテッドFC(10/8)
今回の停止:1試合停止

MF五領淳樹(鹿児島ユナイテッドFC)
第30節 vsFC大阪(10/5)
今回の停止:警告の累積による1試合停止



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小野伸二のラストダンス…浦和が札幌を2発撃破、引退ホセ・カンテのお膳立てで中島翔哉が国内6年ぶり弾!【明治安田J1最終節】

3日、明治安田生命J1リーグ第34節(最終節)の北海道コンサドーレ札幌vs浦和レッズが札幌ドームで行われ、0-2で勝利した浦和は今季4位フィニッシュとなった。 日本サッカーが誇る“レジェンド”小野伸二(44)。日本代表として3度のワールドカップ(W杯)を戦い、若くして主将も担った浦和ではJ1制覇にアジア制覇、フェイエノールトでは日本人として初めてUEFAカップ(現EL)を制覇した。 その美しいプレーについてはもはや説明不要。日本でも海外でも輝きを放った稀代のテクニシャンが2023年12月3日、札幌の地でスパイクを脱ぐ。対戦相手は“古巣”浦和…昨年5月以来のリーグ戦出場でスタメンに名を連ねる。 一方で、小野擁する札幌(11位)の本拠地に乗り込んだ浦和(4位)。3位でのフィニッシュを目指すなか、こちらも先日現役引退を発表したホセ・カンテがラストゲームでスタメン入り。退任決定のマチェイ・スコルジャ監督も最後の指揮となる。 J1で11年ぶりのスタメンとなった小野は腕章を巻いてピッチへ。2シャドーの一角に入りつつ、低い位置まで降りてきて攻撃の組み立てに参加。4分には後方からの浮き球をダイレクトパスで前線へ。惜しくも通らずも、らしさを魅せて札幌ドームを沸かせる。 11分、小野がボックス左手前で小柏からの落としを受けると、ボックス右方面では田中駿が全力スプリント。小野はやはりダイレクトで浮き球スルーパスを出すが、田中駿はトラップしきれずシュートには持ち込めず。通っていれば決定機となっていただろう。 札幌ベンチが小野とスパチョークの交代を準備するなか、18分、札幌は小柏がボックス左角付近で浦和のショルツに倒されてFKを獲得。キッカーはもちろん小野…柔らかく良質なクロスをゴール前へ送り込んだが、ゴールには繋がらなかった。 結局、これが現役ラストプレーとなる形で途中交代に。小野伸二は両チームの全選手、札幌ドームに詰めかけた全サポーターからの拍手で見送られ、ピッチを去った。 小野が退いた試合は一進一退の攻防が続く白熱の一戦に。浦和はこちらも現役ラストゲームのホセ・カンテが精力的にスプリントを見せ、サイドに流れてのプレーも厭わず。ただ、札幌も集中力が高く、決定機創出には至らない。 37分、札幌は細かいパス回しから浅野が田中駿のスルーパスに抜け出し、浦和GK西川との一対一を制してゴールへ流し込む。しかし、パスを受けた時点でオフサイド。札幌らしさが凝縮された攻撃だったが、先制点とはならず。 浦和はハーフタイムにケガ明けの伊藤&エカニット・パンヤを下げ、安居と中島を投入。すると53分、敵陣ボックス内で札幌の宮澤にハンドがあり、PKを獲得。これを“名手”ショルツが冷静に沈めて先制に成功する。ショルツは公式戦3戦連発…全てPKによるゴールだ。 小野のラストゲームをなんとしてでも勝利で飾りたい札幌だが、次の1点も浦和に。72分、ロングボールを最前線のホセ・カンテがポストプレーで落とすと、足元に収めた中島がボックス内でのトラップから左足を振り抜き、ゴール右隅に突き刺した。 中島はFC東京時代の2017シーズン以来、6年ぶりとなるJ1での得点に。浦和加入後、すなわち日本復帰後、リーグ戦初ゴールとなった。 中島が貴重な追加点をもたらした浦和。これである程度余裕が生まれたか、コンパクトかつソリッドな[4-4-2]の守備をベースに、落ち着いて時計の針を進めていく。 試合も終盤に差し掛かる79分には今季限りで契約満了となるアレックス・シャルクを投入。人数をかけて攻め込んでくる札幌に対し、時として2列目両サイドのシャルク&小泉も最終ラインに吸収される[6-3-1]のような形で凌いでいく。 また、88分にはホセ・カンテを下げてブライアン・リンセンをピッチへ。ホセ・カンテは現役ラストゲームで得点こそなかったが、中島の貴重な追加点をお膳立て。試合を重ねるごとに相手の脅威となっていったストライカーは、最後の一戦でもしっかりと爪痕を残してスパイクを脱ぐ。 結局、ショルツのPK弾と中島の国内6年ぶり弾で勝ち切った浦和が2-0と勝利。ホセ・カンテの現役ラストゲーム、スコルジャ監督の最終戦を飾った。ただ、他会場では3位・サンフレッチェ広島が後半アディショナルタイムの劇的弾で勝利し、浦和は逆転での3位フィニッシュとはならなかった。 北海道コンサドーレ札幌 0-2 浦和レッズ 【浦和】 アレクサンダー・ショルツ(後13) 中島翔哉(後27) 2023.12.03 16:06 Sun

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