「これは泣く」「純白のユニ姿が見たかった」イタリアのレジェンドがレアル・マドリーを訪問!現役時に移籍に近づくも男気残留した“王子”

2023.04.24 17:45 Mon
Getty Images
イタリアサッカー界のレジェンドであるフランチェスコ・トッティ氏が、レアル・マドリーを訪れた。クラブ公式サイトが伝えている。現役時代は1993年から2017年にかけてローマ一筋を貫いたトッティ氏。ロマニスタからは『イル・カピターノ』という敬称で親しまれている。最終的にローマでキャリアを終えることになったトッティ氏だが、2000年代前半頃にはマドリーに行きにかなり近づいたこともあった。

そのトッティ氏が今回サンティアゴ・ベルナベウを訪れ、勝利したセルタ戦をスタンドから観戦。さらにマドリーの選手たちとの記念撮影を行うと、ファンからは「純白のユニフォームを着てほしかった」、「夢のようだ」、「これは泣く」と驚きの反応が集まっていた。
話題を呼んだトッティ氏のマドリー訪問だが、どうやらこれは現役時代にローマでもプレーしたマドリーのイタリア人指揮官カルロ・アンチェロッティ監督が招待したものだったようだ。トッティ氏がアンチェロッティ監督との関係性とマドリーへの憧れを明かしている。

「美しい気分だった。レアル・マドリーの試合をスタンドで観戦したのは今回が初めてで、選手としては常に敵側にいたからね。レアル・マドリーはビッグクラブだ」

「アンチェロッティとは素晴らしい関係がある。彼は純粋で、ポジティブな気持ちを伝えてくれる人だ。彼が私にレアル・マドリーを見に来るチャンスを与えてくれて、ここにいる。レアル・マドリーは、僕にとってローマの次の2番目のクラブであり、いつも応援してきた憧れのクラブなんだ」
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21世紀の出場試合数ランキング発表! 首位は1145試合のC・ロナウド、トップ10に日本人選手がランクイン

IFFHS(国際サッカー歴史統計連盟)が、21世紀で最もプレーした選手のランキングを発表。トップ10には日本人選手もランクインした。 様々な統計を行うIFFHS。2022年までのデータを集計し、21世紀に入ってからのプレーした試合数をもとにランキングを作成した。 対象となるのは、各国のリーグ戦やカップ戦、国際カップ戦、代表チームの試合も含まれ、全ての公式戦が対象になっている。 今回の統計では1000試合以上プレーした選手が3人に増加。首位は昨年と変わらず、サウジアラビアへ活躍の場を移したポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウド(アル・ナスル)となり、1145試合を記録した。 2022年に1000試合を突破したのは、ブラジル代表DFダニエウ・アウベス(UNAMプーマス)とアルゼンチン代表FWリオネル・メッシ(パリ・サンジェルマン)。アウベスは1033試合、メッシは1003試合となった。メッシはカタール・ワールドカップ(W杯)での試合で1000試合を超えたことになる。 そんな中、8位には日本人がランクイン。941試合に出場したMF遠藤保仁(ジュビロ磐田)だ。遠藤はガンバ大阪と磐田、そして日本代表での試合が21世紀に含まれている。なお、アジア人でも唯一となり、900試合以上を達成しているのも12名となっている。 ◆21世紀の出場試合数ランキング 合計(国内リーグ/国内カップ/国際カップ/代表) 1位:クリスティアーノ・ロナウド(ポルトガル) 1145試合(651/93/205/196) 2位:ダニエウ・アウベス(ブラジル) 1033試合(620/115/172/126) 3位:リオネル・メッシ(アルゼンチン) 1003試合(559/102/170/172) 4位:イケル・カシージャス(スペイン) 974試合(585/57/171/161) 5位:ジョアン・モウティーニョ(ポルトガル) 958試合(563/107/142/146) 6位:ズラタン・イブラヒモビッチ(スウェーデン) 948試合(603/72/152/121) 7位:ルカ・モドリッチ(クロアチア) 947試合(569/69/146/162) 8位:遠藤保仁(日本) 941試合(606/117/66/152) 9位:チャビ・エルナンデス(スペイン) 937試合(536/95/174/132) 10位:セルヒオ・ラモス(スペイン) 935試合(534/70/151/180) 11位:アンドレス・イニエスタ(スペイン) 933試合(552/98/152/131) 12位:ロジェリオ・セニ(ブラジル) 904試合(675/71/149/9) 2023.01.12 12:45 Thu
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「今年もやってる」「めっちゃきつそう」レアル・マドリーの練習に今季も特別なマスクが登場!装着してのトレーニング姿に「特殊部隊みたいだ」

レアル・マドリーの選手たちが今年も練習で特別なマスクを着用している。 2022-2023シーズンはラ・リーガで2位、チャンピオンズリーグ(CL)でベスト4、コパ・デル・レイで優勝という成績だったマドリー。夏のプレシーズンではサッカー・チャンピオンズ・ツアーに臨み、2勝2敗という成績だった。 12日にはラ・リーガの開幕戦となるアスレティック・ビルバオ戦を控えている中、マドリーの練習場に秘密兵器が導入された。 選手たちが着用したのは、酸素供給を制限する機能があり高地トレーニングと同じ効果を得られるというマスク。外見はかなり仰々しく、マスクをつけながら集団でトレーニングを行う姿はさながら何かの施設のようだ。 その光景には、SNS上のファンからも「特殊部隊みたいだ」、「今年もやってるな」、「めっちゃきつそう」、「近未来感ある」と注目が集まっていた。 このマスクはマドリーのフィジカルコーチを務めるアントニオ・ピントゥス氏が導入。2021-22シーズンや昨シーズンにも選手たちは練習時に着用しており、今年も開幕直前に導入されることとなった。 開幕戦で早速その効果は発揮されるか。 <span class="paragraph-title">【動画】見た目がカッコイイ!レアル・マドリーが特別なマスクをつけてトレーニング</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="es" dir="ltr"> ¡Trabajando duro! <a href="https://twitter.com/hashtag/RMCity?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#RMCity</a> <a href="https://t.co/ZbDOGN3gxq">pic.twitter.com/ZbDOGN3gxq</a></p>&mdash; Real Madrid C.F. (@realmadrid) <a href="https://twitter.com/realmadrid/status/1688848776218435584?ref_src=twsrc%5Etfw">August 8, 2023</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2023.08.09 19:35 Wed

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