モウリーニョが復帰迫る教え子ラメラに異例の形でエール! セビージャ公式SNSにビデオメッセージ

2022.03.09 23:35 Wed
Getty Images
ローマを率いるジョゼ・モウリーニョ監督が、トッテナム時代の教え子である元アルゼンチン代表MFエリク・ラメラに異例の形でエールを送った。
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昨夏、スペイン代表FWブライアン・ヒルとのトレードの形でセビージャに移籍したラメラ。デビュー戦から2試合連続決勝点を挙げるなど、新天地では最高の滑り出しを見せ、ここまで公式戦16試合4ゴール2アシストを記録。だが、昨年11月半ばに負った肩の負傷によって3カ月以上の離脱を強いられている。それでも、ようやく負傷が完治した元アルゼンチン代表MFは今週からチームトレーニングに参加し、復帰に向けて最終段階に入っている。
そういった中、どういった経緯かは不明だが、ラメラを励ましたいセビージャは、同選手が過去にローマに在籍していた縁もあり、トッテナム時代の恩師であるモウリーニョ監督にビデオメッセージを打診した模様。
そして、その申し出を快諾したポルトガル人指揮官は、セビージャ公式SNSを通じて、異例のビデオメッセージを送った。

「(プスカシュ受賞にちなんで)チャオ・プスカシュ、グランデ・ココ。君がプレーを再開してくれてとても嬉しいよ」
「我々は君のことが恋しいよ。セビージャはシーズン終盤に君の力を必要としているはずだ。全力を尽くして戻ってきてほしい。我々全員が君の味方であることは分かっているはずだよ」

この恩師からの思わぬエールを受け、ラメラも自身の公式SNSを通じて、「ありがとう、ジョゼ。僕もあなたの成功を心から祈っているよ」と、元指揮官への感謝を伝えている。

モウリーニョ監督がセビージャOBで、現時点でフリーの状況であれば、よくある形の対応と言えるが、現役の他クラブの指揮官が相手クラブの公式SNSを通じて、負傷明けの選手にエールを送るという形の対応は非常に珍しい。

それだけに、セビージャとローマ、モウリーニョ監督とラメラの良好な関係性が窺える今回の出来事だった。



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