「フィニッシュで違いを」新潟MF小見洋太、パリ五輪行きへ自身が求めるもの「常に試合に出たら結果を残す」
2024.03.23 16:15 Sat
途中出場した小見洋太
U-23日本代表MF小見洋太(アルビレックス新潟)がU-23マリ代表戦を振り返った。22日、国際親善試合で日本はマリと対戦した。すでにパリ・オリンピック出場を決めているチームとの対戦。日本は開始2分に平河悠のゴールで先制したが、その後はチャンスを生かせず、ミスも絡んで3失点。1-3で敗れた。
後半途中から出場した小見はメディア取材に応じ「自分らが入って流れというのは引き寄せられたと思いますけど、最後は点差が開いてしまったというのは、決め切るチャンスで決め切らないとこうなるという厳しさを感じました」とコメント。一度は良い流れを掴みながらも、決め切れなかったことを悔やんだ。
監督からの指示については「サイドバックとの関係性のところで、サイドバックが高い位置をとったら中に入るということは伝えられていました」とコメント。試合中には流動的に動き、途中からは右サイドでもプレーしたが、「状況を見ながら、サイドバックやトップの選手を見ながらポジションを取りました」と、状況を読んでの判断だとした。
4月には最終予選を控える中で、今回招集を受けた小見。心境については「こうやって与えられたチャンスの中で、結果を残さないと生き残ってはいけないと分かっていますし、積極的に打てるチャンスがあればゴールを狙っていきたいです」と、貪欲にゴールを目指すという。その中で自身の意識については「シュートは打てなかったですけど、1本相手を引きつけて良いパスを出せていました。自分が点を取ることも大事ですけど、大前提はチームの勝利なので、状況を考えてやっていきたいです」と、勝利に貢献するためのプレーをしたいという。
ここからは最終予選のメンバー、そして切符を掴んだ先にはパリ五輪出場も目指すことに。「個人で最後のフィニッシュまで行くところは必要だと思います」と、自身がこの先やりたいことを語り、「そこで違いを出せる選手は今日みたいな試合でも必要ですし、チームに必要とされる選手なので、そこが僕の長所でもあるので、試合でもっと出していきたいです」と、貪欲にゴールに向かって行く姿を追い求めたいとした。
また、パリ五輪行きには重要になる新潟でのプレーについても「攻撃の選手なので、常に試合に出たら結果を残すということを目標にして取り組んでいます」とコメント。昨シーズン終盤からより意識を高めたという数字の部分もこの先残せるのか、メンバーに選ばれる上でも注目だ。
監督からの指示については「サイドバックとの関係性のところで、サイドバックが高い位置をとったら中に入るということは伝えられていました」とコメント。試合中には流動的に動き、途中からは右サイドでもプレーしたが、「状況を見ながら、サイドバックやトップの選手を見ながらポジションを取りました」と、状況を読んでの判断だとした。
4月には最終予選を控える中で、今回招集を受けた小見。心境については「こうやって与えられたチャンスの中で、結果を残さないと生き残ってはいけないと分かっていますし、積極的に打てるチャンスがあればゴールを狙っていきたいです」と、貪欲にゴールを目指すという。その中で自身の意識については「シュートは打てなかったですけど、1本相手を引きつけて良いパスを出せていました。自分が点を取ることも大事ですけど、大前提はチームの勝利なので、状況を考えてやっていきたいです」と、勝利に貢献するためのプレーをしたいという。
すでにパリ五輪出場を決めているマリとやってみた感触については「どういうサッカーをして来るのかは分からない部分もありましたけど、非常に巧さもありましたし、身体能力も日本では感じることができない足の長さというのは感じられたので、次の対戦相手は特徴も変わりますけど、普段は感じられないようなことを感じられる良い機会でした」と、世界を知る良い機会だったという。自身のイメージとの差についても「守備面では想定内で、足も伸びてくることはわかっていたので、驚くことはなかったですけど、攻撃面では技術がしっかりしているなと思いました」と、技術の高さは予想を超えていたとし、「身体能力が凄く高いイメージでしたけど、技術面もしっかりしていたので、想定外というか、驚いたところです」と、世界を知る良いきっかけになったようだ。
ここからは最終予選のメンバー、そして切符を掴んだ先にはパリ五輪出場も目指すことに。「個人で最後のフィニッシュまで行くところは必要だと思います」と、自身がこの先やりたいことを語り、「そこで違いを出せる選手は今日みたいな試合でも必要ですし、チームに必要とされる選手なので、そこが僕の長所でもあるので、試合でもっと出していきたいです」と、貪欲にゴールに向かって行く姿を追い求めたいとした。
また、パリ五輪行きには重要になる新潟でのプレーについても「攻撃の選手なので、常に試合に出たら結果を残すということを目標にして取り組んでいます」とコメント。昨シーズン終盤からより意識を高めたという数字の部分もこの先残せるのか、メンバーに選ばれる上でも注目だ。
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アジア王者の日本、パリ五輪ではグループDに入りパラグアイ、マリ、イスラエルと対戦!
U-23日本代表は3日、AFC U23アジアカップ決勝でU-23ウズベキスタン代表と対戦し、1-0で勝利を収めた。 今大会無失点のウズベキスタン相手に苦しんだ中、後半アディショナルタイムに山田楓喜(東京ヴェルディ)が左足ミドルシュートで先制ゴールを奪った。 ついにウズベキスタンの無失点を打ち破ったが、その後に大ピンチ。ハンドによりPKを取られたが、GK小久保玲央ブライアン(ベンフィカ)が横っ飛びでセーブ。日本の絶体絶命のピンチを救った。 この勝利で日本はアジア王者に。この結果、パリ・オリンピックではグループDに入り、パラグアイ、マリ、イスラエルと同居することが決定した。 初戦は7月24日(水)の24時から、ブラジルを予選で下して勝ち上がったU-23パラグアイ代表と対戦。第2戦は7月27日(日)の28時から、3月に国内で対戦したU-23マリ代表と対戦。第3戦は7月30日(火)の28時からU-23イスラエル代表と対戦する。 また初のオリンピック出場を果たした準優勝のウズベキスタンは、グループCに入り、スペイン、エジプト、ドミニカと同居する。 3位でパリ五輪切符を掴んだイラクはグループBに入り、アルゼンチン、モロッコ、ウクライナと対戦する。 なお、4位となったインドネシアはアフリカ予選4位のギニアとの大陸間プレーオフで最後の切符を懸けて戦うことに。勝者はグループAに入り、開催国のフランス、アメリカ、ニュージーランドと対戦することとなる。 パリ・オリンピックのサッカー競技は、初戦が7月24日、決勝は8月9日に行われる。 <span class="paragraph-title">【動画】後半AT、山田楓喜が日本を優勝へ導く左足ミドルを決める!!</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="QYyvg_78ZLE";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> <span class="paragraph-title">【動画】絶体絶命のPKのピンチを小久保玲央ブライアンが完璧セーブ!!</span> <span data-other-div="movie2"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="ja" dir="ltr"<a href="https://twitter.com/hashtag/DAZN?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#DAZN</a> 見逃し配信中 <a href="https://t.co/0QRyjjBEfC">pic.twitter.com/0QRyjjBEfC</a></p>— DAZN Japan (@DAZN_JPN) <a href="https://twitter.com/DAZN_JPN/status/1786452111535800451?ref_src=twsrc%5Etfw">May 3, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.05.04 08:30 Sat3
「金髪で有言実行」。辛口のセルジオ越後氏から太鼓判を押された右SB関根大輝の可能性【新しい景色へ導く期待の選手/vol.40】
「欧州組招集が叶わない」「タレント的に小粒」「コロナ禍の影響で国際経験が少ない」といった数々の懸念材料があり、2024年パリ五輪出場が危ぶまれていた大岩剛監督率いるU-23日本代表。しかしながら、ふたを開けてみれば、8大会連続切符獲得に加え、AFC U-23アジアカップ(カタール)制覇という大きな成果を挙げたのだ。 キャプテン・藤田譲瑠チマ(シント=トロイデン)がMVPを受賞し、エース・細谷真大(柏レイソル)も重要な準々決勝・カタール戦と準決勝・イラク戦でゴールを挙げる中、大会通して評価をグングン上げたのが、右サイドバックの関根大輝(柏レイソル)だ。 187センチの大型サイドバック(SB)は2023年アジア大会(杭州)から頭角を現し、最終予選メンバーに滑り込んだ選手。それが韓国戦を除く5試合に先発し、定位置を奪取して不可欠な存在へと飛躍を遂げたのだから、本人も周囲も驚きを禁じ得なかっただろう。 「大会前に金髪にして、『この髪と同じメダルを取る』とメディアのみなさんの前で言ったんで、しっかり有言実行できてよかったです」と4日の帰国直後に彼は満面の笑みをのぞかせた。 とはいえ、5月3日のファイナル・ウズベキスタン戦ではヒヤリとするシーンもあった。山田楓喜(東京V)の一撃で1点をリードした後半ロスタイム。背番号4はゴール前でクロスに競った場面でボールが手に当たり、VAR判定の末にPKを献上してしまったのだ。 「映像を見られた時は『ヤバいかな』と思って。でも当たった瞬間は分からなくて、自分も大丈夫だと思ってプレーを続けていたんですけどね…。PKになった時はもう『止めてくれ』と。玲央君(小久保玲央ブライアン)に助けてもらって本当によかったなと。試合中もサッカー以外のところでもすごくコミュニケーションを取ってくれたし、最後に救ってもらって感謝です」と本人は九死に一生を得た心境だったという。 今大会の活躍で、パリ五輪参戦が確実視される立場になった関根。1年前にA代表招集された半田陸(ガンバ大阪)や欧州組の内野貴史(デュッセルドルフ)をごぼう抜きしていく様子を目の当たりにした関係者からは「A代表に入れていい」という声も高まっている。 その筆頭が辛口批評で知られるセルジオ越後氏だ。いつも苦言を呈するベテラン解説者が素直にポテンシャルを認めるのはかなり珍しい。これを受け、本人は「そう言ってもらえているのは知らなかった。本当に有難いですけど、自分としてまだまだだと思います」と謙虚な姿勢を崩さなかった。 関根がそう感じるのも、大会前のJリーグで対峙した毎熊晟矢(C大阪)の一挙手一投足を間近で体感したからだ。 「毎熊選手と対戦して、やっぱすごくうまいし、全然レベルがまだ違うなと感じた。そういう意味でも自分はまだまだ。もっと課題を克服して、ゴールアシストっていう結果を出さないとA代表には辿り着けないですよね」 「特に課題を挙げると、クロス対応の守備。攻撃で良い手応えをつかめたからこそ、守備の部分、1対1のアジリティを含めてもっと突き詰めていく必要があるんです」 「Jリーグの舞台ではこれまで何となくごまかせた部分はあったけど、緊迫した戦いになると1個のプレーで勝負が決まってしまうことを痛感したんです」 「逆に、そういうところを突き詰めれば、上に行けるという感覚は持てた。そこをレイソルで真剣に取り組んでいきたいと思います」と彼は神妙な面持ちでコメントした。 幸いにして、柏の指揮官はかつて「アジアの壁」と言われた井原正巳監督。大谷秀和・染谷悠太両コーチらも勝負の明暗を分ける守備には厳しいはずだ。関根はまだ拓殖大学在学中だが、3年でサッカー部を退部して、今年からプロの道を踏み出したことで、より大きく成長できる環境を手に入れたのは確か。そのアドバンテージを最大限生かして、高みを追い求めていくことが肝要なのだ。 そうすれば、本当に多くの関係者が求めているA代表昇格も現実になるだろう。関根のような187センチの長身の右SBというのはなかなか出てこない。酒井宏樹(浦和レッズ)が第一線から退いている状態の今、こういう人材が出てきてくれれば、パワープレー対策を考えても日本の大きな強みになる。しかも、関根はリスタートから点も取れる。数々のストロングを生かさなければもったいないのだ。 近い将来、A代表で毎熊や菅原由勢(AZ)、橋岡大樹(ルートン・タウン)ら年長者たちと堂々とポジション争いを繰り広げるためにも、まずは柏で確実な進化を遂げ、パリ五輪で存在感を示すことが重要だ。 「パリ五輪まで金髪は継続します」と彼は茶目っ気たっぷりに笑ったが、本大会でも髪色と同じメダルを取れれば最高のシナリオだ。関根にはその火付け役になってほしいものである。 <hr>【文・元川悦子】<br/><div id="cws_ad">長野県松本市生まれ。千葉大学卒業後、夕刊紙記者などを経て、94年からフリーのサッカーライターとなる。Jリーグ、日本代表、海外まで幅広くフォローし、日本代表は特に精力的な取材を行い、アウェイでもほぼ毎試合足を運んでいる。積極的な選手とのコミュニケーションを活かして、選手の生の声を伝える。 2024.05.05 20:30 Sun4
U-23日本代表、パリ五輪直前に開催国フランスとの対戦決定! タレント軍団との戦いに大岩剛監督「非常に重要な機会になる」
日本サッカー協会(JFA)は16日、パリ・オリンピックに出場するU-23日本代表が、本大会直前にU-23フランス代表と対戦することを発表した。 AFC U23アジアカップで見事に優勝を果たした日本。8大会連続12回目のオリンピック出場を決めていた。 厳しい最終予選を突破した日本だが、パリ・オリンピック直前にフランスのトゥーロンで開催国であるフランスとの対戦が決定した。 試合は7月17日(水)の28時5分にキックオフ。テレビ放送に関しては現在調整中とのことだ。 U-23フランス代表には、パリ・サンジェルマン(PSG)のFWブラッドリー・バルコラやニースのMFケフラン・テュラム、ボルシアMGのMFクアディオ・マヌ・コネ、リヨンのFWラヤン・シェルキ、レアル・マドリーが獲得に動いているとされるリールのDFレニー・ヨロなど豊富なタレントが揃っており、優勝候補の一角でもある。 大岩剛監督は今回の対戦決定に対してJFAを通じてコメントしている。 「パリ・オリンピック2024開催国のU-23フランス代表との対戦は、我々がオリンピック本大会を勝ち上がるための試金石として非常に重要な機会になると考えています」 「また、本大会前最後の試合になるので、我々のグループがこれまで積み上げてきたものを最終確認しながら、本大会第1戦を良い形で迎えられるよう、目の前の一戦の勝敗にもこだわって臨みたいと思います。6月に予定しているU-23アメリカ代表戦を含めて、限られた時間の中で最大限の準備を進めていきます」 2024.05.16 18:58 Thu5