スパーズに競り勝ったシティ、グアルディオラ監督は価値ある勝利と喜ぶ「難しい場所で勝てた」
2025.02.27 08:45 Thu
マンチェスター・シティのジョゼップ・グアルディオラ監督が26日にアウェイで行われ、1-0で競り勝ったプレミアリーグ第27節トッテナム戦を振り返った。
前節リバプールに完敗したシティは負傷明けのFWアーリング・ハーランドを先発させた中、良い入りを見せるとそのハーランドが12分にFWジェレミー・ドクのアシストから先制弾。
その後もFWサヴィオ、ハーランドが追加点に迫った中、1点のリードで前半を終えた。迎えた後半、スパーズの反撃を受けたシティだったが、何とか凌いで1-0でシャットアウト勝利。今季連敗していたスパーズにリベンジし、公式戦連敗を止めて4位を死守した。
グアルディオラ監督は敵地でのスパーズ戦勝利に大きな価値を見出している。
「勝ち点3を取れたことに本当に満足している。なぜならそれが必要だったからだ。前半に試合を決めきれず、後半はオープンな展開になった。あれだけの決定機があれば、我々のクオリティを持ってすれば生かさなければならない。残念ながらそれができず、後半はより難しくなった。苦しむことはわかっていたが、やり遂げた。選手たちはよく戦ってくれた。このスタジアムは常に難しい。難しい場所で勝てて本当に嬉しいよ」
そして好プレーを見せていたドクとサヴィオを名前を挙げて褒め称えた。
「ウイングのサヴィオとジェレミーは素晴らしい活躍を見せた。ジェレミーは最終ラインで脅威となり、素晴らしいアシストを決めた。サッカーではある選手がドリブルで相手を引き付けるとスペースが広がり、全てがうまくいく」
前節リバプールに完敗したシティは負傷明けのFWアーリング・ハーランドを先発させた中、良い入りを見せるとそのハーランドが12分にFWジェレミー・ドクのアシストから先制弾。
その後もFWサヴィオ、ハーランドが追加点に迫った中、1点のリードで前半を終えた。迎えた後半、スパーズの反撃を受けたシティだったが、何とか凌いで1-0でシャットアウト勝利。今季連敗していたスパーズにリベンジし、公式戦連敗を止めて4位を死守した。
「勝ち点3を取れたことに本当に満足している。なぜならそれが必要だったからだ。前半に試合を決めきれず、後半はオープンな展開になった。あれだけの決定機があれば、我々のクオリティを持ってすれば生かさなければならない。残念ながらそれができず、後半はより難しくなった。苦しむことはわかっていたが、やり遂げた。選手たちはよく戦ってくれた。このスタジアムは常に難しい。難しい場所で勝てて本当に嬉しいよ」
「このスタジアムではここ8、9年で3度しか勝っていない。厳しいものでスパーズがどれだけ優れているかを知っている。私が見てきた中で最高のチームの一つだ。監督は並外れている。彼らは素晴らしいチームだから今日の勝利はとても嬉しいよ」
そして好プレーを見せていたドクとサヴィオを名前を挙げて褒め称えた。
「ウイングのサヴィオとジェレミーは素晴らしい活躍を見せた。ジェレミーは最終ラインで脅威となり、素晴らしいアシストを決めた。サッカーではある選手がドリブルで相手を引き付けるとスペースが広がり、全てがうまくいく」
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マンチェスター・シティのジョゼップ・グアルディオラ監督が、レアル・マドリー戦での完敗を認めた。『ESPN』が伝えている。 シティは19日、サンティアゴ・ベルナベウで行われたチャンピオンズリーグ(CL)のノックアウトフェーズ・プレーオフ2ndレグでマドリーと対戦し、1-3で敗戦した。この結果、2戦合計3-6となったシティのプレーオフ敗退が決定した。 先週行われたホームでの前回対戦を2-3で落としたシティは、難所ベルナベウで逆転突破を目指した。直近のリーグ戦ではニューカッスル相手に4-0の圧勝を収め、その勢いに乗りたいところだったが、FWアーリング・ハーランドが右ヒザの問題でベンチスタートに。 その影響もあって[4-3-1-2]の変則的な布陣で臨んだが、開始早々にFWキリアン・ムバッペに先制点を奪われた上、DFジョン・ストーンズの負傷で完全にプランが崩れると、以降も修正は全く嵌らず。ムバッペにハットトリックを許して敗退濃厚となったなか、MFニコ・ゴンサレスの加入後初ゴールで一矢報いたものの、厳しい敗戦となった。 同試合後、グアルディオラ監督は「最高のチームが勝った。彼らはそれに値した」と完敗を認め、勝者を素直に称えた。 「ムバッペの動きに対してうまく守備ができず、より困難だった」 「チャンピオンズリーグのシーズンでは、決勝、準決勝とグループステージを常に勝ち抜いてきたが、今シーズンはすべての大会で良い成績を残せなかった」 「過去3シーズンはレアルより我々の方が優れていたと感じていたが、今回は彼らの方が優れていた。彼らは勝利に値する。我々がしなければならないのはそれを受け入れ、前進することだ」 「彼らは走れるし、ロングポゼッションもできるし、ハイプレスもできる。ダイナミックな動きもできるし、守備も上手い。彼らは勝利に値する。我々はそこから学ぶ必要がある」 また、「ホームで2-3で負けたのは受け入れがたい。ここでは簡単ではない。ホームで良い結果が出ても、彼らがどれほど優れているかはわかっている」と、2戦合計という部分では、やはりホームでの逆転負けが痛恨だったと語るスペイン人指揮官。 この敗戦によって今季の残りの目標は現在4位に位置するプレミアリーグでのCL出場権獲得と、唯一可能性があるFAカップでのトロフィー獲得となる。 「残りのプレミアリーグで13試合を戦い、来シーズンもここ(CL)に残るよう努力する。永遠に続くものなどない。リーグ優勝は無理だし、再びここに残るにはトップ4かトップ5に入らなくてはならない」 2025.02.20 11:45 Thu4
ムバッペが異次元のハットトリック! 王者マドリーが4季連続のシティ戦に完勝でベスト16進出【CL】
チャンピオンズリーグ(CL)のノックアウトフェーズ・プレーオフ2ndレグ、レアル・マドリーvsマンチェスター・シティが19日にサンティアゴ・ベルナベウで行われ、ホームのマドリーが3-1で勝利した。この結果、2戦合計6-3としたマドリーがベスト16進出を決めた。 4シーズン連続激突のライバルとの敵地での1stレグを劇的な3-2の逆転勝利で飾ったマドリーは、大きなアドバンテージを手にしてホームに帰還。ただ、直近のラ・リーガではオサスナ相手に物議を醸したベリンガムの一発退場に、際どいPK判定という2つの不運もあって1-1のドロー。フラストレーションが溜まる形での勝ち点逸で首位陥落となった。そのオサスナ戦から切り替えて臨んだ大一番では先発4人を変更。負傷明けのリュディガーに加え、ロドリゴ、セバージョス、メンディがスタメンに復帰した。 一方、シティは2度のリードを守り切れなかった挙句に、土壇場失点で敗れる悪夢のような1stレグを過ごした。それでも、直近のプレミアリーグでは難敵ニューカッスルにマーモウシュのハットトリックの活躍などで4-0の圧勝。見事にリバウンドメンタリティを示し、逆転突破を目指す大一番へ弾みを付けた。ニューカッスル戦からは先発2人を変更。ヒザに問題を抱えるハーランドがリコ・ルイスとともにベンチスタートとなり、ベルナルド・シウバ、ルベン・ディアスがスタメン起用となった。 マドリーがヴィニシウスとムバッペを最前線に配した[4-4-2]、シティがマーモウシュとサヴィオを2トップに配した[4-3-1-2]とともに流動的な布陣でスタート。相手の出方を窺う入りが予想されたものの、開始早々に試合が動いた。 4分、最後尾のアセンシオがハイラインの背後を狙うムバッペに絶妙なフィードを供給すると、競り合いの中でバランスを崩したDFルベン・ディアスを振り切った背番号9が飛び出したGKエデルソンのポジションを冷静に見極めて絶妙なミドルループシュートをゴール左隅に流し込み、公式戦4試合連続ゴールとした。 縦パス1本でファーストチャンスをモノにされる最悪な入りとなったシティ。さらに、8分には左足を痛めたストーンズが自ら交代を要求し、アケのスクランブル投入を余儀なくされた。 2戦合計2点のリードによって余裕があるマドリーはリスク回避のボール保持に、相手の攻撃を受け止めてのロングカウンターを軸にチャンスを作りながら優勢にゲームを進めていく。そして、効果的にフィニッシュの数を増やす。 チュアメニのフィードに抜け出したムバッペの決定機はシュートがGKエデルソンの正面を突くが、30分過ぎに鮮やかな崩しからゴールが生まれる。33分、右サイドを起点にロドリゴ、バルベルデ、ベリンガム、ヴィニシウス、ロドリゴと流れるようにパスが繋がると、ボックス左のムバッペにショートパスが渡る。ここでムバッペが絶妙な切り返しでDFグヴァルディオルを先に滑らせてシュートコースを作り出し、ニア下へ右足シュートを突き刺した。 マドリーの良さばかりが目立つ展開のなか、なんとか後半の反撃に繋げるためのきっかけがほしいシティ。しかし、最後まで攻撃の形を見いだせぬまま前半の戦いを終えることになった。 2戦合計でマドリーの3点リードで折り返した後半。前半の低調な出来を受け、明らかな変化が必要と思われたシティは同じメンバーでスタート。ただ、各選手の立ち位置を修正して臨んだ。 シティの出方を窺いつつ、後半も主導権を握ったマドリーはボールとゲームを支配。立ち上がりからフィニッシュのシーンを見せると、61分にはボックス手前右でバルベルデからパスを受けたムバッペが鋭いカットインから左足のグラウンダーシュートをゴール左隅の完璧なコースに突き刺し、ハットトリックを達成した。 このゴールで試合の大勢が完全に決したなか、シティは週明けのリバプール戦を考慮したか、プレーできる状態かは不明だったが、ハーランドやドクといった主力クラスのアタッカー投入を見送る。そのなかでフォーデンやベルナルド・シウバが一矢報いるべきチャレンジを見せたが、マーモウシュが完全に消されたこともあって攻撃に厚みが出ない。 一方、突破を確信したマドリーは殊勲のムバッペやセバージョス、チュアメニを下げてブラヒム・ディアス、カマヴィンガ、モドリッチらを投入し、ゲームクローズへ向かう。その後、後半アディショナルタイムにマーモウシュの直接FKのこぼれ球に反応したニコ・ゴンサレスのゴールによって一矢報いられたものの、3-1のスコアで勝利。 この結果、4シーズン連続のシティ戦に完勝のマドリーがベスト16進出を決めた。敗れたシティはプレミアリーグの5連覇が厳しい状況のなか、EFLカップに続くタイトル逸が確定した。 レアル・マドリー 3-1(AGG:6-3) マンチェスター・シティ 【レアル・マドリー】 キリアン・ムバッペ(前4、前33、前33、後16) 【マンチェスター・C】 ニコ・ゴンサレス(後47) 2025.02.20 06:56 Thu5