ムバッペが異次元のハットトリック! 王者マドリーが4季連続のシティ戦に完勝でベスト16進出【CL】

2025.02.20 06:56 Thu
ムバッペ3発でマドリーが完勝
Getty Images
ムバッペ3発でマドリーが完勝
チャンピオンズリーグ(CL)のノックアウトフェーズ・プレーオフ2ndレグ、レアル・マドリーvsマンチェスター・シティが19日にサンティアゴ・ベルナベウで行われ、ホームのマドリーが3-1で勝利した。この結果、2戦合計6-3としたマドリーがベスト16進出を決めた。
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4シーズン連続激突のライバルとの敵地での1stレグを劇的な3-2の逆転勝利で飾ったマドリーは、大きなアドバンテージを手にしてホームに帰還。ただ、直近のラ・リーガではオサスナ相手に物議を醸したベリンガムの一発退場に、際どいPK判定という2つの不運もあって1-1のドロー。フラストレーションが溜まる形での勝ち点逸で首位陥落となった。そのオサスナ戦から切り替えて臨んだ大一番では先発4人を変更。負傷明けのリュディガーに加え、ロドリゴ、セバージョス、メンディがスタメンに復帰した。一方、シティは2度のリードを守り切れなかった挙句に、土壇場失点で敗れる悪夢のような1stレグを過ごした。それでも、直近のプレミアリーグでは難敵ニューカッスルにマーモウシュのハットトリックの活躍などで4-0の圧勝。見事にリバウンドメンタリティを示し、逆転突破を目指す大一番へ弾みを付けた。ニューカッスル戦からは先発2人を変更。ヒザに問題を抱えるハーランドがリコ・ルイスとともにベンチスタートとなり、ベルナルド・シウバルベン・ディアスがスタメン起用となった。
マドリーがヴィニシウスとムバッペを最前線に配した[4-4-2]、シティがマーモウシュとサヴィオを2トップに配した[4-3-1-2]とともに流動的な布陣でスタート。相手の出方を窺う入りが予想されたものの、開始早々に試合が動いた。

4分、最後尾のアセンシオがハイラインの背後を狙うムバッペに絶妙なフィードを供給すると、競り合いの中でバランスを崩したDFルベン・ディアスを振り切った背番号9が飛び出したGKエデルソンのポジションを冷静に見極めて絶妙なミドルループシュートをゴール左隅に流し込み、公式戦4試合連続ゴールとした。
縦パス1本でファーストチャンスをモノにされる最悪な入りとなったシティ。さらに、8分には左足を痛めたストーンズが自ら交代を要求し、アケのスクランブル投入を余儀なくされた。

2戦合計2点のリードによって余裕があるマドリーはリスク回避のボール保持に、相手の攻撃を受け止めてのロングカウンターを軸にチャンスを作りながら優勢にゲームを進めていく。そして、効果的にフィニッシュの数を増やす。

チュアメニのフィードに抜け出したムバッペの決定機はシュートがGKエデルソンの正面を突くが、30分過ぎに鮮やかな崩しからゴールが生まれる。33分、右サイドを起点にロドリゴ、バルベルデ、ベリンガム、ヴィニシウス、ロドリゴと流れるようにパスが繋がると、ボックス左のムバッペにショートパスが渡る。ここでムバッペが絶妙な切り返しでDFグヴァルディオルを先に滑らせてシュートコースを作り出し、ニア下へ右足シュートを突き刺した。

マドリーの良さばかりが目立つ展開のなか、なんとか後半の反撃に繋げるためのきっかけがほしいシティ。しかし、最後まで攻撃の形を見いだせぬまま前半の戦いを終えることになった。

2戦合計でマドリーの3点リードで折り返した後半。前半の低調な出来を受け、明らかな変化が必要と思われたシティは同じメンバーでスタート。ただ、各選手の立ち位置を修正して臨んだ。

シティの出方を窺いつつ、後半も主導権を握ったマドリーはボールとゲームを支配。立ち上がりからフィニッシュのシーンを見せると、61分にはボックス手前右でバルベルデからパスを受けたムバッペが鋭いカットインから左足のグラウンダーシュートをゴール左隅の完璧なコースに突き刺し、ハットトリックを達成した。

このゴールで試合の大勢が完全に決したなか、シティは週明けのリバプール戦を考慮したか、プレーできる状態かは不明だったが、ハーランドやドクといった主力クラスのアタッカー投入を見送る。そのなかでフォーデンやベルナルド・シウバが一矢報いるべきチャレンジを見せたが、マーモウシュが完全に消されたこともあって攻撃に厚みが出ない。

一方、突破を確信したマドリーは殊勲のムバッペやセバージョス、チュアメニを下げてブラヒム・ディアス、カマヴィンガ、モドリッチらを投入し、ゲームクローズへ向かう。その後、後半アディショナルタイムにマーモウシュの直接FKのこぼれ球に反応したニコ・ゴンサレスのゴールによって一矢報いられたものの、3-1のスコアで勝利。

この結果、4シーズン連続のシティ戦に完勝のマドリーがベスト16進出を決めた。敗れたシティはプレミアリーグの5連覇が厳しい状況のなか、EFLカップに続くタイトル逸が確定した。

レアル・マドリー 3-1(AGG:6-3) マンチェスター・シティ
【レアル・マドリー】
キリアン・ムバッペ(前4、前33、前33、後16)
【マンチェスター・C】
ニコ・ゴンサレス(後47)

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【ラ・リーガ第24節プレビュー】2pt差の三つ巴タイトルレース! シティ戦控える首位マドリーは敵地でオサスナ戦

先週末に行われた第23節では首位攻防のマドリード・ダービーが痛み分けに終わったなか、バルセロナの快勝によってタイトルレースは2ポイント差の三つ巴の形となった。 ヨーロッパのノックアウトフェーズ・プレーオフの谷間での開催となる今節は、3強が中位付近の相手と対戦する。 首位のマドリーは今節、9位のオサスナとのアウェイゲームに臨む。ホーム開催となったダービーでは物議醸すPKで先制点を奪われたが、FWキリアン・ムバッペのゴールによって同点に追いついて1-1のドローに持ち込んだ。続くチャンピオンズリーグ(CL)ではマンチェスター・シティ相手に2度の先行を許したが、古巣対戦のMFブラヒム・ディアス、MFベリンガムの後半終盤の連続ゴールによって3-2の劇的逆転勝利。最高の状況でスペインに戻ってきた。 19日にホームでの2ndレグを控えるなか、今回のアウェイゲームではリーグ戦も落とせない状況ながらも幾つかのポジションでターンオーバーを採用する可能性が高い。2ndレグで復帰の可能性が高いDFアラバとDFリュディガーを試運転できるかは微妙なところだが、ブラヒム・ディアスやDFフラン・ガルシア、MFモドリッチといった選手の活躍を期待したいところだ。 そのマドリーと痛み分けとなり、首位奪還のチャンスを逃した2位のアトレティコ・マドリーは、12位のセルタとのホームゲームに挑む。対戦相手のセルタは直近のベティス戦で2点ビハインドを引っくり返すレモンターダで勢いに乗る。その侮れない相手に対して、勝ち切る上ではマドリー戦でやや停滞した攻撃陣の活躍が必須。FWグリーズマンや途中出場で消化不良に終わったFWセルロートらにうっ憤を晴らすプレーを期待したい。 3位のバルセロナは前節、MFフェルミン・ロペスの退場、DFアラウホの再負傷とアクシデントに見舞われたものの、FWレヴァンドフスキやFWハフィーニャの主役組にDFエリック・ガルシアのゴールで4-1と快勝。マドリードの2強が潰し合ったなか、唯一の勝ち組となった。 リーグ連勝の勢いに乗って臨む今節は6位のラージョとのホームゲームに臨む。CLでのラウンド16ストレートインによって久々に十分な休養を得て臨むマンデーナイトの一戦に向けては、対戦相手が3連勝の難敵ではあるものの、通常規格のホームのピッチで戦えることもあり、相手の激しいプレスをいなしながら、コンパクトな守備ブロック攻略を図りたい。そのなかで今季リーグ戦20ゴール到達へ王手をかけたFWレヴァンドフスキの躍動に期待だ。 MF久保建英の所属する7位のレアル・ソシエダは、公式戦4連勝を懸けて11位ベティスとのアウェイゲームに臨む。一部主力を温存した前節のエスパニョール戦を試合終盤のMFブライス・メンデスのゴールで2-1と競り勝ったラ・レアル。さらに、ヨーロッパリーグ(EL)のミッティラン戦では一部ポジションでメンバーを入れ替えたものの、ブライス・メンデスの公式戦3試合連続ゴールに、久保のカットインミドルのゴラッソを守り抜いて2-1の勝利を収めた。最少得点差ということもあり、週明けに控えるホームでのリターンレグへ引き続きターンオーバーが見込まれるが、サスペンションとなるDFアランブル、MFスビメンディの2選手やここにきて少しずつ結果を出しているFWベッカー、FWオスカールソンらの活躍に期待したい。 一方、ヘントとのカンファレンスリーグ(ECL)の初戦を3-0で完勝したベティスは大逆転負けのセルタ戦ショックを払拭。ラ・レアルに比べて、週明けのリターンレグにメンバーを落として臨めるなか、マンチェスター・ユナイテッドからの新加入で早くもエース級の仕事を見せているFWアントニーのパフォーマンスに注目だ。 FW浅野拓磨の所属する10位マジョルカは、公式戦7戦ぶりの白星を懸けて15位のラス・パルマスと対戦。前節はオサスナ相手にFWムリキのPKによるゴールで公式戦6試合ぶりのゴールを記録したが、土壇場の失点で追いつかれて連敗を「5」でストップするにとどまった。不振脱却へ半歩進んだチームは、今回の一戦では流れのなかでの得点、複数得点を目指しつつ途中出場が続く日本代表FWの奮起にも期待だ。 その他では5位のビジャレアルと18位のバレンシアによる自治州ダービー、17位のレガネスvs19位のアラベスの残留争い直接対決。4位のアスレティック・ビルバオの戦いにも注目したい。 《ラ・リーガ第24節》 ▽2/14(金) 《29:00》 ジローナ vs ヘタフェ ▽2/15(土) 《22:00》 レガネス vs アラベス 《24:15》 オサスナ vs レアル・マドリー 《26:30》 アトレティコ vs セルタ 《29:00》 ビジャレアル vs バレンシア ▽2/16(日) 《22:00》 エスパニョール vs アスレティック・ビルバオ 《24:15》 バジャドリー vs セビージャ 《26:30》 マジョルカ vs ラス・パルマス 《29:00》 ベティス vs レアル・ソシエダ ▽2/17(月) 《29:00》 バルセロナ vs ラージョ 2025.02.14 19:00 Fri

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【プレミアリーグ第25節プレビュー】三笘ブライトンvsチェルシーの連戦など好カード満載!

2月最初の週末に開催された第24節では好調対決を制した首位のリバプール、それぞれマンチェスター・シティ、ブライトン&ホーヴ・アルビオンに圧勝したアーセナル、ノッティンガム・フォレストの上位3チームが揃って勝ち点3を積み重ねた。また、今週ミッドウィークに第15節延期分のマージーサイド・ダービーが行われ、全チームの消化試合が揃った。 ヨーロッパのノックアウトフェーズ・プレーオフの谷間での開催となる第25節は、ブライトンvsチェルシー、マンチェスター・シティvsニューカッスル、トッテナムvsマンチェスター・ユナイテッドと3つの好カードに注目が集まる。 フライデーナイト開催となる10位のブライトンと4位のチェルシーの一戦は、先週末に行われたFAカップ4回戦との連戦に。ブライトンはリーグ前節、フォレストとのアウェイゲームで衝撃的な0-7の惨敗。球際、切り替え、決定力とすべての勝負で下回り、今季初のリーグ連敗となった。それでも、直近のFAカップではチェルシー相手に2-1の勝利。開始早々のオウンゴールで先制点を献上し、フォレスト戦の悪夢もよぎったが、FWリュテールのゴールですぐさま同点に追いつくと、後半序盤にはMF三笘薫の見事な肩トラップからの右足アウトを使ったフィニッシュで逆転勝利を収めた。この勝利によって連敗のショックを完全に払しょくしたとは言えないが、ひとまずリバウンドメンタリティを示した。引き続きホームで行われるリーグ戦での再戦では日本人エースの2戦連発でブルーズを返り討ちにしたい。 一方、チェルシーはリーグ前節のウェストハム戦をFWペドロ・ネトのゴールなどで2-1の逆転勝利。シティ戦の敗戦を払しょくしたが、前述のFAカップでは再びの黒星。安定感を欠く状況が続く。さらに、ウェストハム戦で負傷したFWジャクソン、FWマルク・ギウの2選手の長期離脱が決定し、FWフェリックスをミランに放出した前線はFWエンクンクのみに。今後しばらくはMFパーマーやFWサンチョらの偽CFというオプションを含め厳しい前線のやりくりを強いられる。そのため、今回のリベンジマッチではエンクンクのパフォーマンスやマレスカ監督の前線の起用法にも注目が集まるところだ。 今冬の積極補強や負傷者の復帰で後半戦の巻き返しが期待されたものの、リーグ前節はアーセナルに屈辱的な1-5の大敗を喫した5位のシティ。続くチャンピオンズリーグ(CL)ではレアル・マドリーとのホームゲームにおいてFWハーランドの2ゴールで2度先行しながらもリードを守り切れず。さらに、後半ラストプレーでは引き分けを意識した相手にミス絡みでチャンスを献上した結果、まさかの2-3の逆転負けを喫した。 MFグリーリッシュ、DFアカンジの負傷も重なってダメージの大きい公式戦連敗となったグアルディオラのチームは、週明けに難攻不落ベルナベウでの2ndレグを控えるなか、勝ち点41で並ぶ6位のニューカッスルとのタフな上位対決に挑む。直近のリーグ3試合では2敗も、EFLカップとFAカップの連勝で勢いを取り戻した難敵相手の重要な一戦ではFWイサクとの北欧ストライカー対決となるノルウェー代表FWの躍動に期待だ。 順位は14位と13位となんとも寂しい状況だが、不振にあえぐトッテナムvsマンチェスター・ユナイテッドも今節の注目カードだ。 トッテナムはリーグ前節でブレントフォードに2-0で勝利し、リーグ8戦ぶりの白星を奪取。だがしかし、その後のEFLカップとFAカップでリバプール、アストン・ビラに連敗し、わずか4日間で2つの国内カップから敗退した。今後は唯一タイトルの可能性があるヨーロッパリーグ(EL)の戦いを最優先事項に、少しでもリーグ戦の順位を上げる戦いに挑むことになり、2ポイント差の名門対決ではバウンスバックの勝利を収めたい。 対するユナイテッドはリーグ前節でクリスタル・パレスに完敗も、FAカップではレスター・シティ相手に幸運にも恵まれたDFマグワイアの後半アディショナルタイムのゴールで2-1の逆転勝利を収めた。ただ、パフォーマンス自体は低調で指揮官アモリムも不満を示しており、今回のスパーズ戦ではチームとしての改善を示したい。 首位のリバプールは残留圏内ギリギリの17位に位置するウォルバーハンプトンとのホームゲームに臨む。EFLカップではトッテナムに4-0の圧勝を収めて逆転でのファイナル進出を決めたが、主力温存のFAカップでは2部で最下位のプリマスにまさかの0-1の敗戦。今季初のタイトル逸が決定した。さらに、マージーサイド・ダービーではFWサラーが1ゴール1アシストの活躍で一時逆転に成功したが、後半ラストプレーの失点によって2-2のドロー。2位以下との勝ち点差を「7」に広げたが、公式戦2試合未勝利に加え試合後の小競り合いでMFカーティス・ジョーンズ、スロット監督が退場処分となった。ベンチに指揮官不在で臨む今回のホームゲームでは結果・内容ともに、ここ2戦の停滞感を払しょくしたい。 2位のアーセナルは降格圏の18位レスター・シティとのアウェイゲームでリーグ3連勝を狙う。前述のシティ戦では5-1の圧勝も、EFLカップではニューカッスル相手に完敗し準決勝敗退。さらに、FAカップ敗退に伴いドバイで実施されたミニキャンプではFWハヴァーツがハムストリングに重傷を負い今季絶望が決定。今後しばらくはFWトロサール、FWスターリング、MFヌワネリの3人で前線を回す緊急事態に見舞われたなか、フォクシーズ戦では結果とともに今後の戦いに繋がるヒントやきっかけを掴みたい。 その他では連勝を目指す3位フォレスト、DF菅原由勢が在籍し前節に新体制初白星を挙げた最下位サウサンプトンのボーンマス戦、好調の15位エバートンと対峙するMF鎌田大地所属の12位クリスタル・パレスの一戦に注目だ。 《プレミアリーグ第25節》 ▽2/14(金) 《29:00》 ブライトン vs チェルシー ▽2/15(土) 《21:30》 レスター・シティ vs アーセナル 《24:00》 アストン・ビラ vs イプスウィッチ フルアム vs ノッティンガム・フォレスト マンチェスター・シティ vs ニューカッスル サウサンプトン vs ボーンマス ウェストハム vs ブレントフォード 《26:30》 クリスタル・パレス vs エバートン ▽2/16(日) 《23:00》 リバプール vs ウォルバーハンプトン 《25:30》 トッテナム vs マンチェスター・ユナイテッド 2025.02.14 19:30 Fri
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マーモウシュがプレミア初ゴールから一気のハットトリック! 圧巻シティがニューカッスに完勝でCLマドリー戦へ大きな弾み【プレミアリーグ】

プレミアリーグ第25節、マンチェスター・シティvsニューカッスルが15日にエティハド・スタジアムで行われ、ホームのシティが4-0で快勝した。 リーグ前節はアーセナルに屈辱的な1-5の大敗を喫した5位のシティ。続くチャンピオンズリーグ(CL)のノックアウトフェーズ・プレーオフ1stレグでは、レアル・マドリーとのホームゲームで2度先行しながらもリードを守り切れず。痛恨の2-3の逆転負けを喫した。 ダメージの大きい公式戦連敗となったシティズンズは、週明けに難攻不落ベルナベウでの2ndレグを控えるなか、勝ち点41で並ぶ6位のニューカッスルとのタフな上位対決に挑んだ。グアルディオラ監督はこの一戦で先発6人を変更。マドリー戦で負傷交代のグリーリッシュ、アカンジに加えて、ルベン・ディアス、アケがベンチ外となり、クサノフ、リコ・ルイス、ニコ・ゴンサレス、マーモウシュらが起用された。 可変式の[5-4-1]で臨んだニューカッスル相手に立ち上がりからボールを保持して攻め手を窺うシティ。ブロックを構えた際には攻め切れない状況が続いたが、今冬加入の新戦力が完全覚醒で躍動する。 まずは19分、ボックス外でボールを受けたGKエデルソンが絶妙なタッチダウンパスを背後のスペースへ蹴り込むと、DFトリッピアーを振り切ったマーモウシュが飛び出したGKをあざ笑うかのような見事なループシュートを流し込み、プレミアリーグ初ゴールを記録。 直後の24分にはサヴィオから横パスを受けて中央を持ち上がったギュンドアンのスルーパスに抜け出したマーモウシュが今度はボックス左から正確な右足シュートを流し込んで追加点。さらに、33分には右サイドを突破したサヴィオがボックス右に持ち込んで正確なマイナスの折り返しを入れると、タイミング良くボックス中央に走り込んだマーモウシュが右足ダイレクトで合わせ、初ゴールから15分あまりでハットトリックを達成した。 以降はややゲームコントロール優先の戦い方にシフトしたものの、ニューカッスルに決定機はおろか枠内シュートも許さない完璧な内容で前半を終えた。 一方、厳しい前半を過ごしたニューカッスルはトリッピアー、ウィロックを下げてリヴラメント、マイリーをハーフタイム明けに投入。立ち上がりから腹をくくってアグレッシブな姿勢を示していく。 後半の序盤はニューカッスルが押し込んだものの、時間の経過とともにシティがゲームをコントロール。55分と57分にはサヴィオ、ハーランドのシュートでGKドゥブラフカにセーブを強いる。 その後もシティペースが続くと、76分にはマーモウシュとフォーデンを下げてドク、マカティーを同時投入。すると、84分には左CKの場面でニアのハーランドが頭でフリックしたボールをゴール前のマカティーがボレーシュートで合わせ、トドメの4点目まで奪った。 その後、87分にはヒザを気にしていたハーランドら3選手を下げて完全に逃げ切り態勢に入ったシティは、最後まで安定した試合運びで4-0のままゲームを締めくくった。そして、マーモウシュのハットトリックの活躍で難敵相手に完勝のシティが公式戦連敗をストップし、週明けのマドリー戦へ大きな弾みを付けた。 マンチェスター・シティ 4-0 ニューカッスル 【マンチェスター・C】 オマル・マーモウシュ(前19、前24、前33) ジェームズ・マカティー(後39) <span class="paragraph-title">【動画】マーモウシュのPL初弾にハット達成の3点目!</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="ja" dir="ltr">先制はシティ<br>エデルソンのフィードに抜け出した<br>マルムシュが移籍後初ゴール<br>エデルソンは今季プレミアで3アシスト目<br><br>プレミアリーグ 第25節 <a href="https://twitter.com/hashtag/%E3%83%9E%E3%83%B3%E3%83%81%E3%82%A7%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%83%BC%E3%83%BBC?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#マンチェスター・C</a> v <a href="https://twitter.com/hashtag/%E3%83%8B%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%82%AB%E3%83%83%E3%82%B9%E3%83%AB?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#ニューカッスル</a><br><br><a href="https://t.co/IQcfgHPywb">https://t.co/IQcfgHPywb</a> <a href="https://t.co/jf3iz2mESk">pic.twitter.com/jf3iz2mESk</a></p>&mdash; U-NEXTフットボール (@UNEXT_football) <a href="https://twitter.com/UNEXT_football/status/1890784782793281666?ref_src=twsrc%5Etfw">February 15, 2025</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="ja" dir="ltr">今冬新加入のマルムシュが<br>33分間でハットトリック達成<br><br>プレミアリーグ 第25節 <a href="https://twitter.com/hashtag/%E3%83%9E%E3%83%B3%E3%83%81%E3%82%A7%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%83%BC%E3%83%BBC?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#マンチェスター・C</a> v <a href="https://twitter.com/hashtag/%E3%83%8B%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%82%AB%E3%83%83%E3%82%B9%E3%83%AB?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#ニューカッスル</a><br><br><a href="https://t.co/IQcfgHPywb">https://t.co/IQcfgHPywb</a> <a href="https://t.co/Al5vDzU4d2">pic.twitter.com/Al5vDzU4d2</a></p>&mdash; U-NEXTフットボール (@UNEXT_football) <a href="https://twitter.com/UNEXT_football/status/1890787746039681484?ref_src=twsrc%5Etfw">February 15, 2025</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2025.02.16 02:19 Sun
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グアルディオラ監督がハットのマーモウシュを称賛、負傷交代のハーランドは「ひどい状態ではないかも」と安堵

マンチェスター・シティのジョゼップ・グアルディオラ監督が15日に行われ、4-0で快勝したプレミアリーグ第25節ニューカッスル戦を振り返った。 チャンピオンズリーグ(CL)レアル・マドリー戦の狭間で、来季のCL出場権を争うニューカッスルとの一戦。33分までにFWオマル・マーモウシュがプレミアリーグ初ゴール含むハットトリックを達成して3点をリードしたシティは、後半にも1点を追加して4発完勝とした。 グアルディオラ監督はまずハットトリックのマーモウシュに言及した。 「もちろん、ハイライトは彼のものだ。3ゴールするのはわかっていた。フランクフルトで良い数字を残していたからね。レイトン戦では3度の好機があって得点できなかったが、遅かれ早かれゴールが来るのはわかっていた。グループとしてのダイナミクスも良くパフォーマンスも良かった。彼は自分の実力を示したね。彼がこれから来る最大の賛辞に耐えられることを願う(笑)。賛辞は止まらないと思うから」 またマーモウシュ同様、この冬に加入してニューカッスル戦に先発したMFニコラス・ゴンサレスにも触れた。 「ニコの存在は50/50の局面で我々を大いに助けてくれる。彼がその局面で7勝すれば我々は勝ち、7敗すれば我々は負けるだろう。クラブは将来のために素晴らしい投資をした。バルセロナは身体の使い方を覚える上で世界最高の学校だ。そしてポルトではコンセイソン監督の下で攻撃的かつ賢くなり、様々なタイプの試合でのプレ―方法を身に付けることができた。彼は23歳でミニ・ロドリみたいなものだ。大きな褒め言葉だよ。デュエルで勝ち、存在感があるね」 最後に終盤の85分に右ヒザを痛めた様子でピッチに座り込み交代となったFWアーリング・ハーランドについては「倒れた瞬間は誰もが恐れた。だが、笑顔でピッチを立ち去ったし、医者も悪い知らせを伝えなかったから大丈夫だと願っている。それほどひどい状態ではないかもしれない」と、中3日のマドリーとの2ndレグに向けて心配はない様子だった。 2025.02.16 12:30 Sun
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「今はボールを持っていると苦しむ」ショッキングな公式戦連敗のダメージ払拭へ、グアルディオラ監督がチームの問題点語る「以前は25~30本のパスを繋げることができた」

マンチェスター・シティのジョゼップ・グアルディオラ監督が、現在のチームが抱える問題を語った。クラブ公式サイトが伝えた。 プレミアリーグの前節では、アーセナルとのビッグマッチに臨み1-5の大敗を喫したシティ。その後のFAカップ4回戦では格下相手に逆転勝利を収めたが、チャンピオンズリーグ(CL)のノックアウトフェーズ・プレーオフ1stレグ、レアル・マドリー戦ではホームで2-3の逆転負けを喫した。 15日にはプレミアリーグ第25節のニューカッスル戦。試合に向けた前日会見でグアルディオラ監督はマドリー戦を振り返り、「後半の問題は我々がボールを持って休めなかったこと」とポゼッション時の不安を語った。 「我々はボールを失い、(キリアン・)ムバッペとヴィニシウス(・ジュニオール)はどんどん走り回る。以前は25~30本のパスを繋げることができたが、今はそれができない」 「得点するにはまずプレーしなければならない。明日はニューカッスルの強いフィジカルに対抗できるだろうか?」 「ブルーノ(・ギマランイス)や(サンドロ・)トナーリ、ジョエリントン、(シェーン・)ロングスタッフ、あるいは他の選手に対抗したいと思っても、彼らは我々より強く、素早く、速い」 「だが、タイトルを獲得してきたこの数年間、我々はフィジカルが強いわけではなかった」 フィジカル面で劣っていることを認めた一方、最も重要なことではないとも強調した指揮官。ポゼッション時の自信のなさを課題に挙げている。 「以前はボールを持ってプレーする自信があったが、今はボールを持っていると苦しむ」 「相手がボールを持っている時に苦しむことは受け入れる。だが、今は自分たちがボールを持っている時に苦しむ。以前は決してなかったことだ。そこには常に自信を持っていた」 「ジムに行き、3日間で選手たちをより速く、強く、素早くすることはできない。そんなことは起こり得ない。だが、ボールを持ち、パスをするクオリティはある。それでも人間だから、少し苦労している」 また、ニューカッスル戦も含めた今後の試合については「より良くなり、挑戦し、自信をもう少し高めるためのチャンス」と捉えているとのこと。「これが我々がやらなければならないこと」とも述べたが、来シーズンは同じ失敗を繰り返したくないという思いも強いようだ。 「シーズンを終えた時、今シーズン起こったケガやその他の多くのことを避けるため、私自身やチーム、クラブが必要な決断を下し、これまでと同じようなシーズンを送れるよう努めなければならない」 2025.02.15 19:15 Sat
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ムバッペが異次元のハットトリック! 王者マドリーが4季連続のシティ戦に完勝でベスト16進出【CL】

チャンピオンズリーグ(CL)のノックアウトフェーズ・プレーオフ2ndレグ、レアル・マドリーvsマンチェスター・シティが19日にサンティアゴ・ベルナベウで行われ、ホームのマドリーが3-1で勝利した。この結果、2戦合計6-3としたマドリーがベスト16進出を決めた。 4シーズン連続激突のライバルとの敵地での1stレグを劇的な3-2の逆転勝利で飾ったマドリーは、大きなアドバンテージを手にしてホームに帰還。ただ、直近のラ・リーガではオサスナ相手に物議を醸したベリンガムの一発退場に、際どいPK判定という2つの不運もあって1-1のドロー。フラストレーションが溜まる形での勝ち点逸で首位陥落となった。そのオサスナ戦から切り替えて臨んだ大一番では先発4人を変更。負傷明けのリュディガーに加え、ロドリゴ、セバージョス、メンディがスタメンに復帰した。 一方、シティは2度のリードを守り切れなかった挙句に、土壇場失点で敗れる悪夢のような1stレグを過ごした。それでも、直近のプレミアリーグでは難敵ニューカッスルにマーモウシュのハットトリックの活躍などで4-0の圧勝。見事にリバウンドメンタリティを示し、逆転突破を目指す大一番へ弾みを付けた。ニューカッスル戦からは先発2人を変更。ヒザに問題を抱えるハーランドがリコ・ルイスとともにベンチスタートとなり、ベルナルド・シウバ、ルベン・ディアスがスタメン起用となった。 マドリーがヴィニシウスとムバッペを最前線に配した[4-4-2]、シティがマーモウシュとサヴィオを2トップに配した[4-3-1-2]とともに流動的な布陣でスタート。相手の出方を窺う入りが予想されたものの、開始早々に試合が動いた。 4分、最後尾のアセンシオがハイラインの背後を狙うムバッペに絶妙なフィードを供給すると、競り合いの中でバランスを崩したDFルベン・ディアスを振り切った背番号9が飛び出したGKエデルソンのポジションを冷静に見極めて絶妙なミドルループシュートをゴール左隅に流し込み、公式戦4試合連続ゴールとした。 縦パス1本でファーストチャンスをモノにされる最悪な入りとなったシティ。さらに、8分には左足を痛めたストーンズが自ら交代を要求し、アケのスクランブル投入を余儀なくされた。 2戦合計2点のリードによって余裕があるマドリーはリスク回避のボール保持に、相手の攻撃を受け止めてのロングカウンターを軸にチャンスを作りながら優勢にゲームを進めていく。そして、効果的にフィニッシュの数を増やす。 チュアメニのフィードに抜け出したムバッペの決定機はシュートがGKエデルソンの正面を突くが、30分過ぎに鮮やかな崩しからゴールが生まれる。33分、右サイドを起点にロドリゴ、バルベルデ、ベリンガム、ヴィニシウス、ロドリゴと流れるようにパスが繋がると、ボックス左のムバッペにショートパスが渡る。ここでムバッペが絶妙な切り返しでDFグヴァルディオルを先に滑らせてシュートコースを作り出し、ニア下へ右足シュートを突き刺した。 マドリーの良さばかりが目立つ展開のなか、なんとか後半の反撃に繋げるためのきっかけがほしいシティ。しかし、最後まで攻撃の形を見いだせぬまま前半の戦いを終えることになった。 2戦合計でマドリーの3点リードで折り返した後半。前半の低調な出来を受け、明らかな変化が必要と思われたシティは同じメンバーでスタート。ただ、各選手の立ち位置を修正して臨んだ。 シティの出方を窺いつつ、後半も主導権を握ったマドリーはボールとゲームを支配。立ち上がりからフィニッシュのシーンを見せると、61分にはボックス手前右でバルベルデからパスを受けたムバッペが鋭いカットインから左足のグラウンダーシュートをゴール左隅の完璧なコースに突き刺し、ハットトリックを達成した。 このゴールで試合の大勢が完全に決したなか、シティは週明けのリバプール戦を考慮したか、プレーできる状態かは不明だったが、ハーランドやドクといった主力クラスのアタッカー投入を見送る。そのなかでフォーデンやベルナルド・シウバが一矢報いるべきチャレンジを見せたが、マーモウシュが完全に消されたこともあって攻撃に厚みが出ない。 一方、突破を確信したマドリーは殊勲のムバッペやセバージョス、チュアメニを下げてブラヒム・ディアス、カマヴィンガ、モドリッチらを投入し、ゲームクローズへ向かう。その後、後半アディショナルタイムにマーモウシュの直接FKのこぼれ球に反応したニコ・ゴンサレスのゴールによって一矢報いられたものの、3-1のスコアで勝利。 この結果、4シーズン連続のシティ戦に完勝のマドリーがベスト16進出を決めた。敗れたシティはプレミアリーグの5連覇が厳しい状況のなか、EFLカップに続くタイトル逸が確定した。 レアル・マドリー 3-1(AGG:6-3) マンチェスター・シティ 【レアル・マドリー】 キリアン・ムバッペ(前4、前33、前33、後16) 【マンチェスター・C】 ニコ・ゴンサレス(後47) 2025.02.20 06:56 Thu

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