「決勝進出はいつも特別なこと」文句なしの勝利でファイナル進出のリバプール…スロット監督は強さの要因を説明

2025.02.07 11:05 Fri
完勝でファイナル進出
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完勝でファイナル進出
リバプールアルネ・スロット監督が、逆転でのEFLカップ(カラバオカップ)決勝進出を誇った。クラブ公式サイトが指揮官の会見コメントを伝えている。

リバプールは6日、アンフィールドで行われたEFLカップ準決勝2ndレグでトッテナムと対戦し、4-0で快勝。2戦合計4-1としたレッズは、2シーズン連続のファイナル進出を決めた。

先月に敵地で行われた1stレグを0-1で落としていたものの、現状の両チームの状態を鑑みれば、ホームでの逆転は十分に可能と思われた。そんななか、前半は後ろ重心の相手の堅守を前に攻めあぐねる場面もあったが、34分にFWコーディ・ガクポのゴールで先制に成功。2戦合計スコアでイーブンに持ち込んでハーフタイムを迎えた。
すると、後半は立ち上がりにFWモハメド・サラーのPKで幸先よく逆転に成功すると、後半半ば過ぎにはMFドミニク・ソボスライ、DFヴィルヒル・ファン・ダイクの連続ゴールで一気に突き放し、終わってみれば危なげなくニューカッスルが待つ聖地ウェンブリーでの決勝戦の切符を手にした。

同試合後、スロット監督は「決勝に進出するのはいつも特別なことだ」とリバプールの指揮官として初のファイナル進出を誇った。
「(決勝進出の感想は?)うれしい! 私のことを少しでも知っていれば、1カ月後の決勝のことよりも日曜日(プリマス戦)のことばかり考えていることがわかるはずだ。今日のパフォーマンスは私にとって最もうれしいものだった」

「決勝に進出するのは、このクラブにとっても、いつも特別なことだ。このクラブは決勝戦に慣れているが、それでも我々は毎日、プレーヤーを成長させるために一生懸命働いている。プレーヤーも毎日成長したいと望んでいる。しかし、我々は決勝戦に出場するためにこの仕事に就いている。ニューカッスルとはすでに対戦しており、昨日(のアーセナル戦)も非常に印象的だったため、決勝戦がどれほど難しいかはすでに理解している。しかし、この決勝戦の前には多くの試合があり、そこに焦点を合わせるべきだ」

3月16日に行われる決勝戦に向けて気を引き締めつつも、今回の一戦で見せたチームのパフォーマンスに満足感を示すオランダ人指揮官。4ゴールを挙げた攻撃はさることながら、攻撃力が売りの相手にほぼ何もさせなかった守備面。とりわけ、チーム全体の献身性を高く評価した。

「とても印象的だった。私が言うのは変なことではないが、トッテナムが失点しているのは、負傷者の問題が非常に多いからだと思う。おそらくそれが失点の主な理由だ。しかし、彼らは常にゴールを決めることができ、多くのチャンスを作り出すこともできる」

「ボールを持っていないときに我々が非常にアグレッシブにプレーしたために、彼らが最初のシュートを放つまでに80分もかかったことは、トッテナムについて何も物語っていないが、ボールを持っていないときの我々の労働力について多くのことを物語っているはずだ。それが私にとって際立っていたことだ。チャンスを作るのがとても上手なチームと対戦して、たった1回のシュートしか許さなかったことは、結局のところ良い成果だ」

プレミアリーグで首位を快走し、チャンピオンズリーグのリーグフェーズも首位フィニッシュ。加えて、今回のファイナル進出とシーズンが経過するごとにその強さを増すリバプール。

その強さの要因について指揮官は2つの事象を例に挙げ、チームとしての継続性が重要であると説明している。

「私にとって、我々が強くなった理由は2つある。まず、一緒にプレーする機会が増えれば増えるほど、何が期待されているかがよくわかるようになる。したがって、7、9、11人のプレスに対して後ろからボールを​​出す方法を初めて教えたとき、彼らは『オーケー、こうするべきだ』という感じだったかもしれない。だが、彼らと対戦する回数が増えるほど、それが自然にできるようになり、それが役に立つ。試合に出場する回数が増えれば増えるほど、ミーティングやトレーニングセッションが増えるほど、彼らは自分たちが彼らに何を期待しているか、お互いに何を期待すべきかをよりよく理解するようになる」

「第二に、試合に出場すればするほど、身体的に強くなるという事実を私は信じている。それを疲れると考える人もいるが、うまく対処すれば、疲れるのではなく、試合をたくさんプレーすることでプレーヤーは強くなると思う」

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「なぜ遠藤航を先発させない?」「サラー以外の攻撃陣が…」2つのタイトル逃したリバプール…チーム編成やスロット監督の采配への疑問も

1週間で2つのタイトルを失うことになったリバプールについて、いくつかの問題点が指摘されている。 今シーズン、新たに就任したアルネ・スロット監督の下で飛ぶ鳥を落とす勢いだったリバプール。FAカップこそ早期敗退となったが、プレミアリーグは首位を独走、チャンピオンズリーグ(CL)はグループフェーズ首位通過、EFLカップ(カラバオカップ)は決勝進出と、望外のシーズンを過ごしていた。 しかし、CLラウンド16ではPSG相手に1stレグで勝利しながらも、アンフィールドでアドバンテージを守り切れずベスト16敗退。続くEFLカップ決勝はニューカッスルの勢いに気圧される形となって1-2で敗れ、タイトル獲得はならなかった。 最大の目標だったプレミアリーグでこそ残り9試合で2位アーセナルに12ポイント差をつけており、よほどのことがなければタイトル獲得を果たせそうだが、今後を考えるとこうした失速は無視できない状況。EFLカップ決勝後にはターンオーバーに消極的なスロット監督の采配や、そもそも信頼できるサブメンバーの少なさなどが指摘されていた。 そんな中、イギリス『FourFourTwo』は、絶対的エースであるFWモハメド・サラー以外の攻撃陣に課題があると指摘。ニューカッスル戦でまとまった時間を得た攻撃陣だと、FWダルウィン・ヌニェスは今シーズン公式戦40試合に出場しながら7ゴールと物足りず、FWルイス・ディアスは今年に入ってからリーグ戦わずか1ゴール、FWジオゴ・ジョタが最後に得点を挙げたのは1月まで遡る状態だ。唯一FWコーディ・ガクポこそ安定した成績を残しているが、負傷から復帰した後はコンディションを取り戻せていない。 サラーが絶好調であれば問題なくとも、現在のように調子を落とした場合は攻撃陣全体の物足りなさが顕著に。もっとも、クラブはこうした問題を把握しており、今夏の移籍市場ではニューカッスルのスウェーデン代表FWアレクサンダー・イサク獲得に動く可能性が報じられている。 また、『FourFourTwo』ではスロットの柔軟性が課題だとも指摘。PSGとの2試合の間に挟まれたサウサンプトン戦で最低限のターンオーバーしかしなかった点に触れ、MF遠藤航らを起用しない決断に疑問を呈している。 「エリオットやキエーザ、そして遠藤航を起用しなかったことは批判されるだろう。ライアン・グラフェンベルフはまだ22歳ながら今季リーグ戦全試合で先発出場し、使いすぎの兆候を見せている」 「一方、遠藤は出場が許されたすべての試合で実力を発揮してきた。なぜグラフェンベルフを最高の状態に保てるよう、遠藤をリーグ戦でたまにでも先発出場させないのだろうか」 さまざまな課題が指摘されつつあるが、いずれにしてもリバプールのシーズン残り試合はプレミアリーグの9試合のみ。このまま走り抜ける可能性は高いが、課題が残されているのも事実であり、今夏にはスカッドの刷新が予想されている。 2025.03.18 18:40 Tue
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リバプールの守護神争いが激化? クラブOBが来季の陣容を展望「贅沢な問題を抱えている」

オランダ代表としてもプレーし、リバプールのOBでもあるサンデル・ヴェステルフェルト氏がクラブのGK事情について言及した。 プレミアリーグでの優勝が近づいているリバプール。アルネ・スロット監督が率いて1年目のチームだが、総合力を高めて完成度の高いプレーを見せ続けている。 ヴェステルフェルト氏は、1999年から2001年までリバプールに在籍した守護神だが、来シーズン以降のリバプールの守護神争いに注目。ブラジル代表GKアリソン・ベッカーのファーストチョイスは変わらないと予想するも、多くの試合を戦うチームにおいては変化が訪れるだろうとした。 リバプールにはアイルランド代表GKクィービーン・ケレハーが控えとなっている中、ジョージア代表GKギオルギ・ママルダシュヴィリがバレンシアにレンタル移籍しており、来シーズンから加入することが決まっている。 ヴェステルフェルト氏は「リバプールがママルダシュヴィリと契約したときはとても驚いた」とコメント。2人のトップクラスのGKがいることになるとし、ケレハーは退団するだろうとした。 「私はスペインのサッカーを追っているし、この選手がどれだけ優れているか知っている。前回のユーロの後、私はママルダシュヴィリがユーロで最高のGKだと言った」 「今シーズン、彼は少し批判されているが、私は心配していない。明らかに、アリソンがナンバー1になるので、ナンバー2のポジションを争っている」 「ケレハーに関しては、どこかでNo.1として定期的にプレーする時が来たと思う。プレミアリーグとチャンピオンシップでは、彼はほぼどのチームでも素晴らしいGKになれるだろう」 「彼は優秀なGKで、プレーする必要がある。ファンとしてはもう少し長く残ってほしいが、そうなればリバプールは(アリソンに次いで)ヨーロッパで最高のGKを2人持つことになる」 いずれにしてもハイレベルなGK陣を保有することになるリバプール。多くの試合を戦う上で、ローテーションもできるだろうとした。 「シーズン中に60試合をプレーするチームでのみ可能だと思う。38~40試合をプレーするチームでは、GKが勢いを失ってしまうため、それはできない」 「No.1と優秀なバックアップが必要だ。経験豊富な選手で、自分がNo.2であることを自覚していて、経験があるためリズムをつかむために5試合プレーする必要がない選手、もしくはケレハーのように自分自身とクオリティを証明できる少し若いGKがいると良い」 「現時点では、リバプールは贅沢な問題を抱えているが、来シーズンもそれが実現できればと思う」 2025.03.23 23:30 Sun
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「全てがウソになるような気がして、眠りたくない」ヘディングで先制ゴールのバーンが優勝に興奮、自身初のイングランド代表招集にも「一番乗りで行くよ」

ニューカッスル・ユナイテッドのイングランド代表DFダン・バーンが、カラバオカップ(EFLカップ)制覇を喜んだ。 16日、カラバオカップ決勝が行われ、ニューカッスルはリバプールと対戦した。 試合は45分にバーンがCKからキーラン・トリッピアーのクロスに合わせて先制。53分にはアレクサンダー・イサクのゴールで追加点を奪う。 リバプールの攻撃を凌いでいったニューカッスル。後半アディショナルタイムに フェデリコ・キエーザに1点を返されるも1-2で勝利。クラブにとっての初のリーグカップ制覇となった。 この試合で先制ゴールを記録したバーンは、イギリス『スカイ・スポーツ』で喜びを語った。 「もっとひどい時だってあった。夢を見ているようで、全てがウソになるような気がして、眠りたくない」 チームとしては1969年のインターシティ・フェアーズカップ以来のタイトルとなり、国内では1955年のFAカップ以来のトロフィーに。バーンはトロフィーを掲げ、興奮状態にあるとした。 「僕はあまり貰えるものではないし、大事なときのために取っておいた。今は変な感じがして、感覚が麻痺している」 また、32歳にして初のイングランド代表にも招集されたバーン。喜びを胸に、臨むとし、「明日は8時に(イングランドのトレーニングに)一番乗りで行くよ」とコメントした。 <span class="paragraph-title">【動画】ニューカッスルのバーンがCKからヘディングで一撃!</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="O8G5v1bNDjE";var video_start = 95;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2025.03.17 15:00 Mon

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