リバプール、2023-24シーズンは108.4億円の損失に…商業収入は増加もCL不出場や人件費等が高騰
2025.02.28 22:45 Fri
リバプールが2023-24シーズンの財務状況を報告。前のシーズンから損失が増加したという。イギリス『BBC』が伝えた。
リバプールが年間で3億ポンド(約570億5000万円)を超える商業収入を手にしたのは初めてとなった。
2023-24シーズンはユルゲン・クロップ監督が率いた最後のシーズンとなり、カラバオ・カップで優勝。プレミアリーグは3位、FAカップとヨーロッパリーグはベスト8だった。
夏にはアレクシス・マク・アリスター、ドミニク・ソボスライ、遠藤航、ライアン・グラフェンベルフと中盤を補強し、1億6500万ポンド(約313億8000万円)を費やしていた。
アンフィールドのスタンドが新たに作られたこと、さらにホームゲームが増えたこともあり、試合に関わる収益は1億200万ポンド(約194億円)になったが、人件費などの諸経費が6億ポンド(約1141億円)となっていた。なお、人件費は2018年以降86%も増加し、3億8600万ポンド(約734億円)になっているという。
今シーズンはアルネ・スロット監督が率い、チームは2位のアーセナルに勝ち点差13をつけて首位を独走中。チャンピオンズリーグ(CL)もラウンド16に勝ち残っている。
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リバプールは2024年5月31日までの年間の損失が5700万ポンド(約108億4000万円)になったとのこと。これは4800万ポンド(約91億3000万円)も増加したことになったという。一方で、クラブとしての収益は2000万ポンド(約38億円)増加し、6億1400万ポンド(約1167億7000万円)に。商業収入は3600万ポンド(約68億5000万円)増加し、3億800万ポンド(約585億8000万円)になったという。2023-24シーズンはユルゲン・クロップ監督が率いた最後のシーズンとなり、カラバオ・カップで優勝。プレミアリーグは3位、FAカップとヨーロッパリーグはベスト8だった。
チャンピオンズリーグ(CL)出場を逃したのは2016-17シーズン以来となっており、メディアの収入が3800万ポンド(約72億3000万円)減少し、2億400万ポンド(約388億円)だったという。
夏にはアレクシス・マク・アリスター、ドミニク・ソボスライ、遠藤航、ライアン・グラフェンベルフと中盤を補強し、1億6500万ポンド(約313億8000万円)を費やしていた。
アンフィールドのスタンドが新たに作られたこと、さらにホームゲームが増えたこともあり、試合に関わる収益は1億200万ポンド(約194億円)になったが、人件費などの諸経費が6億ポンド(約1141億円)となっていた。なお、人件費は2018年以降86%も増加し、3億8600万ポンド(約734億円)になっているという。
今シーズンはアルネ・スロット監督が率い、チームは2位のアーセナルに勝ち点差13をつけて首位を独走中。チャンピオンズリーグ(CL)もラウンド16に勝ち残っている。
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リバプールのアルネ・スロット監督が、今夏の補強について計画中であると明かした。イギリス『リバプール・エコー』が伝えている。 今シーズンからリバプールの指揮官に就任したスロット監督は、瞬く間にチームを掌握。長期政権を築いたユルゲン・クロップ前監督の後任という難しさを感じさせない仕事ぶりで、チームは現在プレミアリーグ首位、チャンピオンズリーグ(CL)グループフェーズを首位通過、EFLカップ(カラバオカップ)決勝進出と結果を出し続けている。 一方で、クラブはスロット監督の下で訪れた2度の移籍市場において、ほとんど動きを見せず。ここまでは昨夏にフェデリコ・キエーザを獲得したのみとなっており、そのキエーザはほとんど試合に出場していないことから、スカッドはほぼクロップ体制のままという状況が続いている。 また、主力中の主力であるモハメド・サラー、ヴィルヒル・ファン・ダイク、トレント・アレクサンダー=アーノルドとの契約交渉も苦戦中。最悪の場合、3選手が今季限りでチームを去る可能性も否定できない。 そんな中で、スロット監督は今夏の移籍市場で、クラブは大きな動きを見せるだろうと示唆。今は目の前の試合に集中しているとしながらも、チーム強化に向けた取り組みは進行中だとしている。 「(補強について)我々はすべてのポジションを見ており、チームについても見ている。昨年、あるいは昨夏に何度も言ったと思うが、我々は夏の移籍市場で多くのことをしなかった。リチャード(・ヒューズ)、私、そして関係者全員が、異なる指揮官と選手たちでどのように働いていけるか知りたかったんだ」 「どのポジションを検討しているか、私がここで言うつもりがないのは明らかだろう。しかし、我々が今のスカッドを評価したうえで、どこを改善できると考えているか判断しているのは確かだ。そしてそれが、夏に我々の目指す部分でもある」 「あと2、3カ月はかなり重要な期間だ。そして、今はいくつか契約の問題もある!だから、水面下でやることはたくさんあるが、私の主な焦点は今のチームにある」 2025.02.22 18:35 Sat4
遠藤航が思わぬ形で称賛、ヌニェスの振る舞いに苦言のスロット監督が遠藤を引き合いに出す「ワタのような考え方が常に最善だと信じる」
リバプールの日本代表MF遠藤航が思わぬ形で賞賛を受けることとなった。 マンチェスター・シティとの大一番を控えるリバプール。アルネ・スロット監督は、試合に向けた記者会見に出席。アストン・ビラ戦でのウルグアイ代表FWダルウィン・ヌニェスの振る舞いに苦言を呈した。 19日にアストン・ビラと対戦したリバプールは2-2のドロー。エバートン戦に続いてのドローとなり、前倒しの試合で勝ち点を落とすこととなった。 そのリバプールは23日にシティと対戦。大きな試合を迎える中、ダルウィン・ヌニェスの振る舞いについて問われ、改めて問題視した。 「私はブレントフォード戦で2つのとても重要なゴールを決め、ホームのビラ戦でも我々のためにゴールを決めた選手のミスはどれも受け入れることができる」 「彼にゴールを決めて欲しかったが、「チャンス」という言葉が全てを物語っている。チャンスなのだから、ボールがゴールに入るかどうかは100%確実ではない。選手がチャンスを逃すことは、私は受け入れることができる」 「ただ、私にとって受け入れがたかったのは、そのチャンスの後の彼の行動だった。行動に関して言えば、彼はいつものダルウィンのように一生懸命働き、チームに貢献するタイプではなく、あまりにも頭の中に残りすぎていた」 一方で、そのヌニェスの問題について、遠藤を引き合いに出してコメント。遠藤の普段の振る舞いを好んでいるとし、そうしたメンタリティで戦ってもらいたいと称賛した。 「彼はそのチャンスを逃すことにとてもガッカリしていたと思う。そして、おそらく、それがその後の瞬間に彼がほんの少しだけゴールに届かなかった理由だろう」 「私はいつも、ワタ(遠藤航)のような考えを持つことが常に最善だと心から信じている。つまり、シーズンを通して彼はただひたすらに頑張り続け、我々が彼を必要とする時はいつでも準備ができているということだ。これはとても難しいことで、これができる選手は多くない」 「私にとって重要なのは、チャンスではなく、チャンスを逃したことよりも、その後の20分間について彼と話したい」 2025.02.21 00:05 Fri5