アトレティコがチェルシーMFギャラガー獲得に自信? 代表の同僚もスペイン行きをプッシュか

2024.07.25 17:57 Thu
アトレティコが狙うギャラガー
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アトレティコが狙うギャラガー
アトレティコ・マドリーチェルシーのイングランド代表MFコナー・ギャラガー(24)の獲得に動いているようだ。
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チェルシーの下部組織出身で、クリスタル・パレスへのレンタル移籍を終えてからは主力の1人となったギャラガー。2023-24シーズンはゲームキャプテンも務める中心選手として、公式戦50試合を戦った。しかし、現行契約は残り1年。クラブにプレミアリーグの利益と持続可能性に関する規則(PSR)の違反の可能性があったことから、売却候補の1人にも数えられ、今夏は移籍の噂が続く。
そんなイングランド代表MFに熱視線を送るのがアトレティコ。スペイン『アス』によると、レアル・ソシエダのスペイン代表MFミケル・メリーノ(28)とともにターゲットとみなしている。

売却に動く場合、チェルシーは少なくとも4000万ユーロ(約66億円)を要求。一方のアトレティコは半額の2000万ユーロ(約33億円)でファーストオファーを提示したが、さらなる努力が必要なことも理解しているようだ。
また、イギリス『TEAMtalk』によると、トッテナムやその他複数クラブも関心を示すが、アトレティコが争奪戦をリードしているとのこと。交渉は継続中で、獲得に自信を見せている模様だ。

ギャラガー自身の心境も変化している可能性があり、以前アトレティコでプレーした代表のチームメイト、ニューカッスルのDFキーラン・トリッピアーがラ・リーガ挑戦をプッシュ。ユーロ2024をともに戦った2人は、スペインでのプレーについて話す機会が何度もあったようだ。

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アトレティコがナイキと長期契約! 2001年スタートのパートナーシップが2035年まで継続

アトレティコ・マドリーは10日、ナイキとのパートナーシップ契約を2035年まで延長することを発表した。 アトレティコとナイキは、2001年にナイキがテクニカルスポンサーになったことから関係がスタート。革新性、創造性、そして品質を約束してユニフォーム製作をしたことから始まり、ここまで約25年間の関係を続けてきた。 新たに長期契約にサインした両者の関係は、10年後の2035年まで続くことに。今回の新契約により、男子チーム以外に女子チームへのサポートも強化されることになるという。 ナイキとパートナーシップを結んでから、アトレティコは16個のタイトルを獲得。ラ・リーガで2回、女子もリーグ戦で3回優勝。ヨーロッパのタイトルは6つにものぼり、チームをヨーロッパのビッグクラブの仲間入りに大きく貢献してきた。 <span class="paragraph-title">【動画】アトレティコとナイキが長期契約を知らせるムービー</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="und" dir="ltr">2035.<br>Atleti x Nike. <a href="https://t.co/jW1HnORRL4">pic.twitter.com/jW1HnORRL4</a></p>&mdash; Atlético de Madrid (@Atleti) <a href="https://twitter.com/Atleti/status/1910245109184049205?ref_src=twsrc%5Etfw">April 10, 2025</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2025.04.10 17:55 Thu
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ラ・リーガで躍動のルーマニア代表SBを巡ってリバプール、シティが争奪戦か?

ラージョ・バジェカーノで躍動するルーマニア代表DFアンドレイ・ラティウ(26)を巡り、プレミアのビッククラブが争奪戦を繰り広げているようだ。。イギリス『デイリー・メール』が報じている。 ルーマニア生まれもアンドラ、ビジャレアルとスペインのクラブでユース年代を過ごしたラティウ。183cmの右サイドバックはビジャレアルのCチーム、Bチームを主戦場にファーストチームでも1試合プレーしたが、ADOデンハーグへの武者修行後にセグンダのウエスカへ完全移籍した。 その後、セグンダ屈指のラテラルとの評価を確立した後、2023年夏にプリメーラのラージョへステップアップ。昨シーズンはバックアッパーにとどまったが、今シーズンは開幕からレギュラーに定着。傑出したスピードと攻守両面での安定したパフォーマンスによって高い評価を得ている。 今回の報道によれば、ルーマニア代表でも主軸を担うラティウに関して、イングランド代表DFトレント・アレクサンダー=アーノルドの退団が予想されるリバプールと、イングランド代表DFカイル・ウォーカー(34)の後釜を探すマンチェスター・シティが獲得に動いているという。 また、バルセロナ、アトレティコ・マドリーの国内2強に加え、トッテナム、ローマといった右サイドバックの補強を狙うビッグクラブも動向を注視しているとのことだ。 なお、ラージョと2028年まで契約を残すルーマニア代表DFに関しては2500万ユーロ(約41億1000万ユーロ)の契約解除条項が設定されているが、クラブはその金額を軸により高い金額での売却を考えているようだ。 2025.04.04 18:30 Fri
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後半ATのバリオス弾でセビージャに逆転勝利のアトレティコが公式戦7試合ぶり白星【ラ・リーガ】

アトレティコ・マドリーは6日、ラ・リーガ第30節でセビージャとのアウェイ戦に臨み、2-1で逆転勝利した。 前節エスパニョールに引き分けた3位アトレティコ(勝ち点57)は、4日前のコパ・デル・レイ準決勝2ndレグではバルセロナの前にウノセロ敗戦で決勝進出はならなかった。公式戦6試合勝ちがない中、バルセロナ戦のスタメンから4選手を変更。負傷のデ・パウルに代わってギャラガーが起用され、フラットな[4-4-2]で臨んだ。 11位セビージャ(勝ち点36)に対し、守勢の入りとなったアトレティコは7分に失点。サイド攻撃で揺さぶられた流れからルーズボールをボックス手前中央のアグメに見事なコントロールミドルを蹴り込まれた。 直後、得点に絡んだバルガスが負傷交代したセビージャに対して、追う展開となったアトレティコが押し込む時間を増やすと18分、モリーナがミドルシュートで牽制。 そして23分にPKを獲得する。ボックス内にうまく侵入したギャラガーがバデに倒された。このPKをアルバレスが決めて追いついたアトレティコは30分にピンチも、アダムスとの一対一のシュートをGKオブラクが防いだ。 ハーフタイムにかけては一進一退の攻防が続いた中、1-1で前半を終えた。 迎えた後半、開始3分にキケ・サラスにボックス左から際どいシュートを打たれたアトレティコは、50分にボックス右で縦に仕掛けたG・シメオネがGK強襲のシュートで応戦。 56分にはグリーズマンに代えてセルロートを投入したが、主導権を握るには至らない。 互角の攻防で推移する中、80分にはCKからバデに際どいヘディングシュートを許すも、追加タイム3分に劇的逆転弾がアトレティコに生まれる。 敵陣ハーフラインからするすると持ち上がったバリオスがペナルティアーク中央から左足を一閃。正確なコントロールシュートを流し込んだ。 これが決勝点となったアトレティコが勝利。公式戦7試合ぶりの勝利を掴んでいる。 セビージャ 1-2 アトレティコ 【セビージャ】 ルシアン・アグメ(前7) 【アトレティコ】 フリアン・アルバレス(前25)【PK】 パブロ・バリオス(後48) 2025.04.07 06:30 Mon

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