「数センチの差が未来を左右」ネット揺らすもわずかなオフサイド、メリーノがPSGとの2ndレグへ意気込み「第2戦は勝てると確信している」
2025.04.30 17:25 Wed
メリーノのゴールは幻に…2ndレグへ意気込み
アーセナルのスペイン代表MFミケル・メリーノがパリ・サンジェルマン(PSG)戦を振り返った。クラブ公式サイトが伝えた。29日、チャンピオンズリーグ(CL)準決勝1stレグでアーセナルはホームにPSGを迎えた。
リーグフェーズでは2-0で勝利していた相手だったが、この試合では開始早々にウスマーヌ・デンベレのゴールで先制を許すことに。メリーノは後半早々にセットプレーからネットを揺らすもオフサイドの判定。その後は互いに攻めあうが、そのまま0-1で終わりアーセナルはビハインドで2ndレグへと向かうこととなった。
敗戦に終わった1stレグを振り返ったメリーノは、結果以上にチームのパフォーマンスは良かったと振り返り、2ndレグへ自身を窺わせた。
「タフな試合だった。1分1秒が勝負で、最初の10〜15分はいつものレベルには及ばなかったかもしれない。ただ、チームは失点から見事に挽回できたと思う。持ち味と個性を存分に発揮し、試合の残りはほぼ支配することができた」
「僕たちが学ぶのは、どんな相手でも、どんな場所でも、圧倒できるということだ。このチームは常にボールを支配しようとし、相手をボックス内に止めようとする」
「今日、僕たちはどんな相手とも対戦し、ピッチ上で主力になれることを証明した。今日、僕たちはどんな状況でも、力を発揮できるということを証明した。パリに行くのが待ちきれない」
また自身の取り消されたゴールについても言及。わずかにオフサイドとなった中でそのわずかな差が大きな差になるとし、2ndレグでは味方についてくれることを期待した。
「厳しい試合だったけど、こういった試合ではこうした差が生まれるものだ」
「これはエリートクラスのサッカーであり、数センチの差が未来を左右する。だから、第2戦では、その10センチが僕たちの味方になることを期待している」
リーグフェーズでは2-0で勝利していた相手だったが、この試合では開始早々にウスマーヌ・デンベレのゴールで先制を許すことに。メリーノは後半早々にセットプレーからネットを揺らすもオフサイドの判定。その後は互いに攻めあうが、そのまま0-1で終わりアーセナルはビハインドで2ndレグへと向かうこととなった。
「タフな試合だった。1分1秒が勝負で、最初の10〜15分はいつものレベルには及ばなかったかもしれない。ただ、チームは失点から見事に挽回できたと思う。持ち味と個性を存分に発揮し、試合の残りはほぼ支配することができた」
「僕たちは本当に優秀で、力強いチームだと自負している。第2戦は勝てると確信している。みんなが楽観的だ。今日見せたプレーは、我々の未来のほんの始まりに過ぎない。もちろん、第2戦に向けて非常に自信満ちており、力強い戦いができる」
「僕たちが学ぶのは、どんな相手でも、どんな場所でも、圧倒できるということだ。このチームは常にボールを支配しようとし、相手をボックス内に止めようとする」
「今日、僕たちはどんな相手とも対戦し、ピッチ上で主力になれることを証明した。今日、僕たちはどんな状況でも、力を発揮できるということを証明した。パリに行くのが待ちきれない」
また自身の取り消されたゴールについても言及。わずかにオフサイドとなった中でそのわずかな差が大きな差になるとし、2ndレグでは味方についてくれることを期待した。
「厳しい試合だったけど、こういった試合ではこうした差が生まれるものだ」
「これはエリートクラスのサッカーであり、数センチの差が未来を左右する。だから、第2戦では、その10センチが僕たちの味方になることを期待している」
1
2
ミケル・メリーノの関連記事
アーセナルの関連記事
UEFAチャンピオンズリーグの関連記事
記事をさがす
|
ミケル・メリーノの人気記事ランキング
1
アーセナルのスビメンディ獲得が決定的に! アルテタ監督は2季連続で古巣ソシエダの主力引き抜きへ
アーセナルが、レアル・ソシエダのスペイン代表MFマルティン・スビメンディ(26)獲得を決定的なモノにしたようだ。 2024年夏にリバプールから強い関心を受けるも、クラブへの強い愛情によって残留を決断した26歳MF。しかし、イマノル・アルグアシル監督の今季限りでの退任によって一時代が終焉を迎えるなか、複数のビッグクラブからの関心が伝えられ今夏のステップアップが決定的と見られていた。 移籍市場に精通するジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏によれば、6000万ユーロ(約98億2000万円)の契約解除条項が設定されているスビメンディに対して、アーセナルは個人間での口頭合意に至ったという。 契約解除条項行使に向けた資金も準備しており、今後正式な手続きを開始する予定だという。 ソシエダの下部組織出身のスビメンディは、2020年9月にファーストチームに昇格。これまで公式戦通算230試合以上に出場し10ゴール9アシストを記録していた。 今シーズンも主軸としてプレーし、公式戦44試合で2ゴール2アシストを記録。アンカーのポジションで高い守備能力と類稀なるゲームメイク力を発揮し、ラ・レアルの中盤を支えている。 アーセナルではイタリア代表MFジョルジーニョの今季限りでの退団が決定的となっており、ガーナ代表MFトーマス・パルティの去就に関わらず、中盤の補強が優先事項のひとつとなっていた。 なお、現役時代にソシエダでプレーしたミケル・アルテタ監督は、昨夏のスペイン代表MFミケル・メリーノに続いて2シーズン連続で古巣の中心選手を引き抜く形となった。 2025.05.10 19:05 Sat2
去就注目の久保建英もメンバー入り!ソシエダがジャパンツアーに臨む来日メンバーを発表
レアル・ソシエダは22日、「レアル・ソシエダ・ジャパンツアー2024」で来日するメンバーを発表した。 2023-24シーズンからYASUDA group(ヤスダグループ)とパートナー契約を締結し、クラブ史上初となるジャパンツアーを実施しているソシエダ。日本代表でも中心選手として活躍しているMF久保建英が所属するクラブということもあり、大きな注目を集めている。 今回の遠征メンバーには、リバプールへの移籍が噂されている久保やブライス・メンデス、ウマル・サディク、シェラルド・ベッカー、イゴール・スベルディアら主力が多く参加。 一方、ユーロ2024とコパ・アメリカ2024に参戦したミケル・オヤルサバルやミケル・メリーノ、マルティン・スビメンディ、ロビン・ル・ノルマン、アレックス・レミロ、ジョン・アランブルは招集外となった。 ソシエダは25日(木)にガンバ大阪と吹田スタジアムで対戦する。今回発表された来日メンバーは以下の通り。 ◆ソシエダ来日メンバー 24名 GK ウナイ・マレロ アイトール・フラガ DF アルバロ・オドリオソラ イゴール・スベルディア アリツ・エルストンド アマリ・トラオレ ハビ・ロペス セルヒオ・ゴメス ジョン・マルティン イニャキ・ルペレス ウルコ・ゴンサレス・デ・サラテ MF 久保建英 ジョン・アンデル・オラサガスティ ブライス・メンデス パブロ・マリン ミケル・ゴティ ジョン・バルダ ジョン・ゴロツァテギ ジョン・マグナセライア FW アンデル・バレネチェア シェラルド・ベッカー ウマル・サディク アルベルト・ダディ アルカイツ・マリエスクレーナ 2024.07.23 06:00 Tue3
スターリングの背番号は「30」、冨安健洋やティアニー、新加入選手全員がアーセナルでCL選手登録
アーセナルは4日、2024-25シーズンのチャンピオンズリーグ(CL)に登録する選手リストを発表した。 UEFA(欧州サッカー連盟)の規定により、リストAは最大25名まで登録が可能。2人がGKである必要がある。 さらに、最低8名はホームグロウンの選手である必要があり、15歳から21歳までの間に3シーズン(36カ月)クラブに在籍した育成選手や、FA(イングランドサッカー協会)の別のクラブに3シーズン所属した選手となる。 アーセナルのリストには、今夏の移籍市場最終日にチェルシーからカニュシた元イングランド代表FWラヒーム・スターリングやボーンマスカラレンタル移籍で加入した元ブラジル代表GKネト、レアル・ソシエダから加入したスペイン代表MFミケル・メリーノ、ボローニャから加入したイタリア代表DFリッカルド・カラフィオーリも含まれている。なお、スターリングは背番号が「30」になることも決定している。 その他、現在負傷離脱中の日本代表DF冨安健洋も無事にメンバー入り。また、スコットランド代表DFキーラン・ティアニーも名を連ねている。 なお、各試合の前夜0時までにはリストBとして21歳未満の選手の登録が可能となる。 ちなみに、アーセナルはファーストチームのメンバーは23名しかいないため外れた選手はいない。CLメンバーリストは以下の通り。 GK ダビド・ラヤ ネト トミー・セットフォード DF ウィリアム・サリバ キーラン・ティアニー ベン・ホワイト ガブリエウ・マガリャンイス ユリエン・ティンバー ヤクブ・キヴィオル オレクサンドル・ジンチェンコ 冨安健洋 リッカルド・カラフィオーリ MF トーマス・パルティ マルティン・ウーデゴール ジョルジーニョ ミケル・メリーノ デクラン・ライス FW ブカヨ・サカ ガブリエウ・ジェズス ガブリエウ・マルティネッリ レアンドロ・トロサール カイ・ハヴァーツ ラヒーム・スターリング <span class="paragraph-title">【動画】スターリングがアーセナルで最初のトレーニング</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="USXokR-AkvE";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.09.05 17:15 Thu4
ソシエダが生え抜きMFオラサガスティと2027年まで契約延長
レアル・ソシエダは5日、スペイン人MFジョン・アンデル・オラサガスティ(24)と2027年6月まで契約延長したことを発表した。 地元サン・セバスチャン出身のオラサガスティは2014年にソシエダの下部組織に加入。2021年9月にファーストチームデビューを果たすと、昨季より徐々に出番を増やしてこれまで公式戦42試合に出場。 今季はMFミケル・メリーノがアーセナルに移籍した中、セントラルMFのバックアッパーとして公式戦18試合出場1ゴール1アシストを記録していた。 世代別ではU-21スペイン代表で1試合に出場していた。 2025.02.06 09:30 Thu5
「非常に満足」チェルシーとの上位対決を制したアーセナル、アルテタ監督はCKの決勝点に「計画とは違った」と明かす
アーセナルのミケル・アルテタ監督が、チェルシーとの“ビッグ・ロンドン・ダービー”を振り返った。クラブ公式サイトが伝えた。 16日、プレミアリーグ第29節でアーセナルはホームにチェルシーを迎えた。 チャンピオンズリーグはベスト8に勝ち上がったアーセナルだが、プレミアリーグでは3試合勝利なし。首位のリバプールの背中が遠ざかる中で、上位のチェルシーを迎えた。 試合はアーセナルが主導権を握っていく展開となる中、20分に右CKからのマルティン・ウーデゴールのクロスを、ニアでミケル・メリーノがバックヘッド。これがファーサイドに吸い込まれ、アーセナルが得意のセットプレーで先制。その後は、堅守でチェルシーの攻撃を封じ込め、1-0で勝利を収めた。 3試合ぶりのリーグ戦勝利となったアーセナル。上位対決を制したアルテタ監督は、試合を振り返り、守備のやり方が非常に良かったと総括した。 「もちろん結果には非常に満足している。パフォーマンスの大部分にも満足している。最初からチームの姿勢、アプローチの仕方、ゴールへのアグレッシブな姿勢、得点を挙げたことにもとても満足している」 「多くのチャンスをものにできず、その後も守備面で多くのことをうまくやり続け、オープンスペースを攻撃する権利がありながら、大きなアドバンテージを失ってしまった場面もあった」 「その後、70mを戻らなければならず、その状況では我々は今日は世界最高のチームの1つだったと思う。そのやり方は信じられないようなものだった」 「ダビド(・ラヤ)のとんでもないセーブを除けば、ほとんど失点することはなかったと言える。これはチームの大きな功績だ。なぜなら、私の意見では、彼らはリーグで最高の攻撃的なチームだからだ」 しっかりとリバプールを追いかける勝ち点3を手にしたアーセナル。ビッグ6との今季の成績は9試合を終えて5勝4分けと無敗。残すはリバプールとの直接対決だけとなる。 今シーズンのビッグ6との対戦成績については「我々はどんな相手に対しても、非常に高い基準で一貫して競争する能力があり、それを続ければ報われるはずだ」とコメント。チームとしての戦う姿勢を称えている。 そして決勝点に繋がったのはまたもCK。セットプレーの強みを活かせた一方で、狙った形ではないとコメント。ただ、それでも苦しい前線の台所事情を救っていると自信を窺わせた。 「我々は似たようなフィニッシュをしたことがあるが、フェアに話せば、計画していたものとは違う種類のフィニッシュだった。ただ、それがまたチームに勢いをもたらすため、とても満足している」 「スタジアムの観客でさえ、我々が得点できると感じている。それが我々に欠けているものだからだ」 「我々はあのフィニッシュでとても成果を上げており、前線で対処しなければならない負傷者の数を考えれば、とても満足している」 <span class="paragraph-title">【動画】メリーノの技ありヘッド炸裂! アーセナルがチェルシー撃破</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="sI3VMRLIEIU";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2025.03.17 12:50 Monアーセナルの人気記事ランキング
1
【平成史に残るレジェンドチーム50選】vol.9 “フェイマス・バックフォー”クラブ史上2度目のダブル/アーセナル[1997-98]
1989年1月8日に日本で始まった「平成」。日本では31年にわたって使用されてきたが、2019年4月30日をもってその時代が終わりを告げる。 日本サッカーにおいても激動の時代であった「平成」だが、目をヨーロッパに向け、同じ時代で印象に残ったレジェンドチームを超ワールドサッカー編集部が選出。記憶や記録に残る50チームを紹介していく。 <div style="position: relative;margin: 2em 0;padding: 25px 10px 7px;border: solid 2px #FFC107;"><span style="position: absolute;display: inline-block;top: -2px;left: -2px;padding: 0 9px;height: 25px;line-height: 25px;vertical-align: middle;font-size: 17px;background: #FFC107;color: #ffffff;font-weight: bold;">vol.9</span><p style="margin: 0; padding: 0;font-weight:800">1997-98シーズン/アーセナル 〜フェイマス・バックフォー〜</p></div> <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2021/1997-98arsenal.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">(C)CWS Brians,LTD.<hr></div><div style="padding: 0.5em 1em;margin: 2em 0;border: double 5px #4ec4d3;"><p style="margin: 0; padding: 0;">監督:アーセン・ヴェンゲル(48) 獲得タイトル:プレミアリーグ、FAカップ 攻撃力8:★★★★★★★★☆☆ 守備力9:★★★★★★★★★☆ タレント8:★★★★★★★★☆☆ 連係9:★★★★★★★★★☆ 選手層7:★★★★★★★☆☆☆</p></div> <div style="padding: 0.25em 0.5em;font-weight:800;font-size:1.2em;color: #494949;background: #dbeeff;border-left: solid 5px #7db4e6;">クラブ史上2度目のダブル</div> 1997-98シーズンは、アーセン・ヴェンゲル監督が初めてシーズンを通してチームを指揮したシーズンだった。1996-97シーズンの途中にアーセナルの指揮官に就任したヴェンゲル監督は、新たなトレーニングメソッドや選手たちのプライベートに関する制限、外国人選手の積極的な招へいなど、クラブに多くの変化をもたらした。 プレミアリーグでは、開幕から第12節まで負けなしで首位に立った。しかし、11月に行われた4試合のうち3試合で敗れるなど、中盤に失速する。それでも、年明け以降に再び調子を取り戻すと、第33節から5連勝を達成するなどし、首位を奪還。最終的には、マンチェスター・ユナイテッドを1ポイント差で退け、7シーズンぶりにリーグタイトルを戴冠した。 さらに、このシーズンのアーセナルはFAカップでも躍進。準々決勝と準決勝で、それぞれウェストハムとウォルバーハンプトンを下して決勝に進出する。決勝では、ニューカッスルを相手にオーフェルマルスとアネルカのゴールで勝利。1970-71シーズン以来、クラブ史上2度目となるダブルを達成した。そして、英国4協会以外の出身者で初めてプレミアリーグを制した指揮官となったヴェンゲル監督は、年間最優秀監督賞を受賞した。 <div style="padding: 0.25em 0.5em;font-weight:800;font-size:1.2em;color: #494949;background: #dbeeff;border-left: solid 5px #7db4e6;">フェイマス・バックフォー</div> 今でこそ攻撃的なフットボールで知られるアーセナルだが、1990年代以前は非常に守備的なスタイルで、「1-0の退屈なチーム」などと嘲笑されることも多かった。それでも、ヴェンゲル監督の就任以降は、徐々にスペクタクルなチームへと変貌。1997-98シーズンのチームの強みは未だ守備にあったが、攻撃でも見どころ十分だった。 GKには、イングランド代表の守護神でもあるシーマンが君臨。“フェイマス・バックフォー”と呼ばれた名高い最終ラインでは、ディフェンスリーダーのアダムスを中心に、ウィンターバーン、ディクソンという守備的ながらも安定感抜群の両サイドバックが不動のレギュラーを務める。アダムスの相棒には、現在のアーセナルコーチであるボールド、そしてキーオンと、フィジカルコンタクトに優れる両名が名を連ねた。 セントラルMFは、強靭なフィジカルとフットボールセンスを併せ持つヴィエラと、左利きのプレーメーカーであるプティのコンビが磐石。攻撃的にシフトする際には、テクニシャンのプラットも控えていた。そして、右サイドにはバランスの優れる万能型MFパーラー。左サイドのオーフェルマルスは当時、世界有数のウインガーとして名を馳せ、右足で持ち出す縦突破は、分かっていても止められないレベルにあった。 最前線にも魅力的な選手たちが在籍していた。ベルカンプはゴールだけでなくアシストでも貢献した。当時のアーセナルのスターだったイアン・ライトは現代で言うバロテッリのような“愛すべき悪童”的存在。1991年からアーセナルのために多くのゴールを挙げ続けたイングランド人FWも当時34歳とキャリア終盤だったが、驚異的なダッシュ力と豪快なシュートは健在で、多くのゴールを陥れた。 <div style="padding: 0.25em 0.5em;font-weight:800;font-size:1.2em;color: #494949;background: #dbeeff;border-left: solid 5px #7db4e6;">ピックアップ・プレイヤー</div> <span style="font-weight:700;font-size:1.1em;">FWデニス・ベルカンプ(28)</span> 内に秘める闘争心と氷のような冷静さを併せ持つオランダの天才ストライカーは、卓越したボールテクニックと決定力を遺憾なく発揮。公式戦40試合に出場して22ゴールを記録しただけでなく、ゲームメークやアシストでも多大な貢献を果たした。その結果、選手が選ぶPFA年間最優秀選手賞と、記者が投票で選出するFWA年間最優秀選手賞をダブルで受賞する快挙を達成している。 2019.04.07 22:00 Sun2
ヴェンゲル、スアレスへの“4000万1ポンド”オファーを反省 「馬鹿げていた…」
2018年までアーセナルで長期政権を築いたアーセン・ヴェンゲル氏が、リバプールから 引き抜きを狙ったウルグアイ代表FWルイス・スアレスに関するエピソードについて語った。イギリス『ミラー』などが伝えている。 今夏にバルセロナからアトレティコ・マドリーに移籍したスアレスは、2011年1月から2014年7月までリバプールに所属。公式戦133試合に出場し82得点を記録するなど、絶対的なエースとして君臨していた。 そのリバプールのエースの獲得に向け、アーセナルが動いたのが2013年の夏。 当時、チャンピオンズリーグ(CL)から遠ざかるなど、低迷が続いていたクラブからの退団の意思を示していたスアレスに関して、ヴェンゲル氏はCL出場権を切り札のひとつとして獲得が可能と踏んでいた。ただ、同じプレミアリーグのライバルへの売却を望まないリバプールの徹底抗戦が予想されていた。 ただ、当時スアレスには4000万ポンド(約54億8000万円)の契約解除金が設定されていると報じられており、アーセナルはこの金額に1ポンド(約136円)を上乗せした“4000万1ポンド”のオファーを掲示し、エースの引き抜きを図った。 やや非常識ともいえるこのオファーは物議を醸し、リバプールのオーナーであるジョン・ヘンリー氏は自身の『ツイッター』で「彼らはエミレーツで何か(薬のようなものを)吸っているのか?」と呟くなど激高。また、実際に前述の契約解除条項は存在しておらず、リバプール側が交渉を拒否したこともあり、スアレス獲得は実現しなかった。 ただ、10月13日に販売が開始されたヴェンゲル氏の自叙伝『My Life in Red and White: My Autobiography』によると、同氏は契約解除条項が存在しないことを理解した上で前述のオファーを掲示していたという。そして、自身の振る舞いを反省している。 「2013-14シーズンにスアレスを獲得したいと思っていた。我々はプレーヤー本人、代理人と合意に達していた。そして、彼の代理人は4000万ポンド以上のオファーがあれば、リバプールは彼を手放さなければならない条項があると主張していた」 「しかし、リバプール内部の軽率な振る舞いのおかげで、そんな条項が存在しないということも理解していた。その事実を確かめるために、4000万1ポンドのオファーを出した。これについては、馬鹿げていると思われただろうし、私自身も同意する」 「リバプールはスアレスを売る気がなかったし、彼らにはプレーヤーを残すだけの(金銭的)余裕があった。さらに、既にバルセロナからのオファーが差し迫っていた」 リバプールはアーセナルからのオファーを拒絶した1年後に、スアレスをバルセロナに6500万ポンド(約89億円)で売却している。ヴェンゲル氏からすると、交渉上の駆け引きのつもりだったと思われるが、ビッグネームの獲得を逃しただけでなく、相手方にばらされてひんしゅくまで買う苦い経験だったようだ。 2020.10.15 17:03 Thu3
中村俊輔に憧れたティアニー、古巣セルティックの日本人について冨安健洋から情報収集「トミと話をして、一緒に試合を観るけど…」
アーセナルのスコットランド代表DFキーラン・ティアニーが、自身の古巣であるセルティックの日本人選手について言及した。スコットランド『サン』が伝えた。 スコットランド生まれのティアニーはセルティックのアカデミー出身。2016年1月に18歳でファーストチームに昇格すると、左サイドバックのレギュラーとしてプレー。公式戦170試合で8ゴール37アシストを記録した。 2019年8月にアーセナルに加入すると、ケガなどに悩まされながらも公式戦110試合で5ゴール13アシストを記録。今シーズンは途中出場なども多いが公式戦23試合で1ゴール1アシストを記録している。 ティアニーは今でもセルティックのファンとして知られるが、そのセルティックは昨シーズンから一気に日本人選手が増加。FW古橋亨梧をはじめ、FW前田大然、MF旗手怜央、MF井手口陽介、DF小林友希、DF岩田智輝と6名が所属。また、アンジェ・ポステコグルー監督もJリーグからやってきたこともあり、日本に縁が強くなっている一方で、チームもリーグ制覇を成し遂げるなど大きく結果を残している。 アーセナルでは日本代表DF冨安健洋とチームメイトであるティアニーは、古巣の日本人選手についてコメント。冨安にそれぞれの選手について教えてもらっていると明かした。 「トミとはよく話をする。僕は日本から来た選手のことはよく知らなかったし、先月サインした2人も同じだ。僕はJリーグを観ていないから、トミに情報と選手としての考えを聞いたんだ」 「前田大然はカタールで開催されたワールドカップの日本代表でトミと一緒にいたね。トミは契約した全ての選手についてポジティブなことを言っていたし、それを聞いてとても嬉しいよ」 また、冨安についてもコメント。両サイドバックでプレーする冨安はライバルにもなるが、良い関係を築いているようだ。 「彼も本当に素晴らしい選手だし、素晴らしいチームメイトだ。とても良い仲間だ」 「僕はいつもトミと話をして、トレーニング場ではセルティックの試合があれば一緒によく観ている。僕は、彼をセルティックのファンにしようとしているんだ(笑)」 ティアニーと言えば、幼少期に当時セルティックでスター選手だった元日本代表MF中村俊輔からスパイクをもらったエピソードが有名。同じ左利きのキックの名手に憧れていたことは有名だが、中村が多くの日本人の憧れでもあると語った。 「おかしな話だけど、僕がセルティックで子供の頃に中村俊輔からスパイクをもらった古い映像をトミが見たらしい。彼はずっと前から気がついていたんだ」 「中村は子供の頃のトミのヒーローの1人だったけど、それは世界中の多くの日本人選手と同じだと思うよ」 <span class="paragraph-title">【動画】中村俊輔からスパイクを手渡され驚いて固まる幼い頃のティアニー</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="en" dir="ltr">A young Kieran Tierney beams after being handed boots by Celtic legend Shunsuke Nakamura <br><br>The look on his face ☺☺☺ <a href="https://t.co/HcB8hqFVE9">pic.twitter.com/HcB8hqFVE9</a></p>— Metro Sport (@Metro_Sport) <a href="https://twitter.com/Metro_Sport/status/1160512006736220160?ref_src=twsrc%5Etfw">August 11, 2019</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2023.01.26 19:35 Thu4
ガブリエウがスポルティング戦で相手エースのゴールセレブレーション拝借…その意図とは?
アーセナルのブラジル代表DFガブリエウ・マガリャンイスのスポルティングCP戦でのゴールセレブレーションが話題を集めている。 アーセナルは26日、チャンピオンズリーグ(CL)のリーグフェーズ第5節でスポルティングと対戦し、1-5で快勝した。 ガブリエウは同試合の前半終了間際にMFデクラン・ライスの正確な左CKをドンピシャのヘディングで合わせ、チーム3点目を決めた。 そして、ゴールセレブレーションの際には対戦相手のエースであるスウェーデン代表FWヴィクトル・ギョケレシュのゴールセレブレーションとして知られる、顔の前で両手の指を組むセレブレーションを行った。 ギョケレシュに関してはアーセナルも移籍先の候補に挙がっており、意味深なジェスチャーに対して考察が行われたが、イギリス『メトロ』によれば、今回の行動は2022-23シーズンのヨーロッパリーグ対戦時のチーム同士の因縁が影響したようだ。 当時、ELラウンド16で対戦した両者はPK戦までもつれ込んだ激戦の末にスポルティングがベスト8進出を果たしていた。そして、その対戦時にはポルトガル代表MFペドロ・ゴンサウヴェスが試合後に、スイス代表MFグラニト・ジャカ(現レバークーゼン)のゴールセレブレーションを真似てからかっていたという。 その屈辱を覚えていたガブリエウはその仕返しとしてギョケレシュのゴールセレブレーションを真似て、スポルティング陣営を挑発していたようだ。 なお、その前回対戦時にはスポルティングに在籍していなかったものの、とばっちりを受ける格好となったギョケレシュは試合後にスウェーデン『Viaplay Fotboll』で「ガブリエウのセレブレーション? 自分でセレブレーションを作れないなら、盗んでもいいよ。彼がそんなことをするとは知らなかったけど、彼が自分のセレブレーションを気に入っているのは面白いね」と、皮肉で返している。 2024.11.27 12:30 Wed5