6月度のJ1月間ヤングプレーヤー賞は磐田MF古川陽介! 圧巻ドリブル弾で月間ベストゴール賞とのW受賞、J2は愛媛DF尾崎優成、J3は琉球MF岡澤昂星に

2024.07.16 17:43 Tue
ダブル受賞となった古川陽介
©︎J.LEAGUE
ダブル受賞となった古川陽介
Jリーグは16日、6月度のJリーグ月間ヤングプレーヤー賞を発表した。6月度は明治安田J1リーグがジュビロ磐田のMF古川陽介、明治安田J2リーグが愛媛FCのDF尾崎優成、明治安田J3リーグがFC琉球のMF岡澤昂星の受賞となった。3選手とも初受賞となる。

古川は6月のリーグ戦3試合に出場し、1得点を記録。J1第20節の東京ヴェルディ戦では、左サイドからドリブルで切り裂き、自らボックス内に侵入してフィニッシュ。この得点が6月度のJ1月間ベストゴール賞にも選出されている。
選考委員会の総評と坂本のコメントは以下の通り。

◆Jリーグ選考委員会による総評
足立修委員長
「監督からも期待されている。やっと芽が出始めた。こういう選手をきっかけに若い選手が飛躍してほしい」
JFA 技術委員
「高卒1年目のJ1は7試合しか出場できなかったが、昨年J2で出場機会をのばし、やっと出てきてくれた」

槙野智章委員
「文句なしの受賞。J1に昇格し、着実にプレータイムを伸ばしているし、個人としてのパフォーマンスも上げてきている。今までだったら、1人目は抜けても2人目でつぶされるということが数多くあったが、ドリブルで2人3人抜いてシュートまで持っていく力が出てきた。今後が楽しみ」

北條聡委員
「持ち前の独力突破を何度も試み、猛アピール。独りでやり切った東京V戦のゴールが物語るとおり、目に見える形でチームに貢献した」

◆古川陽介(ジュビロ磐田)
「正直自分でも納得いかないぐらいのパフォーマンスだったので、まさか選ばれるとは思っていませんでした。ただ選ばれたことは光栄ですし、今後も自信を持ってやっていきたいと思います」

「これからもっと出場時間を伸ばして、結果も残しながら、こういった賞をまた受賞できるように、こだわってやっていきたいと思います」

尾崎は6月のリーグ戦5試合に全て先発。サイドバックとセンターバックをこなし、チームの3連勝にも貢献した。

選考委員会の総評と坂本のコメントは以下の通り。

◆Jリーグ選考委員会による総評
足立修委員長
「サイドバックで攻守にわたって、アピールできている。期待を込めて」

寺嶋朋也委員
「主力選手の一人として6月の3連勝に大きく貢献。持ち前の守備力に加えて2アシストと攻撃面の成長も見せている。さらなる飛躍に期待したい若手CB」

丸山桂里奈特任委員
「今月全試合出場し、2アシスト。クロスや縦パスが鋭く、後ろから良いボールを供給している」
植松隼人特任委員

「フル出場で経験を積み上げていきつつも、後ろでしっかり構えて守備に徹底しているシーンが印象的。愛媛は月間で5位まで上がってきているが、引き続き守備力を上げて失点を抑えていけるように応援したい」

◆尾崎優成(愛媛FC)
「このような賞をいただけて大変光栄に思います。この賞は自分1人ではなく、チームメイトや家族、日頃から支えてもらっている全ての方々のサポートがあってこその賞だと感じます。感謝の気持ちを忘れることなく、常に謙虚にひたむきに、もっと成長してチームに貢献できるよう精進します」

岡澤も6月のリーグ戦5試合に全て先発し、1得点を記録。1-2の敗戦に終わったものの、J3第17節の福島ユナイテッドFC戦では、ボックス手前のこぼれ球に反応し、シュートを突き刺した。

選考委員会の総評と坂本のコメントは以下の通り。

◆Jリーグ選考委員会による総評
足立修委員長
「今季安定したパフォーマンスを発揮している。特に若手選手は長い時間で安定した活躍をすることが大事なので、彼の活躍は素晴らしい」

平畠啓史委員
「良いゴールを決め、攻守にわたってゲームに関与している。中盤の形成が変わっても、変わらず活躍を続けている」

橋本英郎委員
「守備での活躍、最近ではゲームのコントロールも意識してプレーしている。若手選手の域を超え、中心選手の風格も出てきた」

丸山桂里奈特任委員
「今月全試合フル出場に加え、今季初ゴールは、すごいパワフルで素晴らしかった」

◆岡澤昂星(FC琉球)
「月間ヤングプレーヤー賞に選出いただきありがとうございます。受賞は自分だけの力ではなく、チームメイトやスタッフ、ファン・サポーター、家族のおかげです」

「6月は自分のプレーでチームを勝たせられるようになりたいと再認識する月でした。選んでいただいたことは自信にもプレッシャーにもなるので、自分を成長させるための機会を与えてもらったと思っています。リーグ後半戦はもっと気を引き締めて、昇格のために勝利を重ねていけるように頑張ります」

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【Jリーグ出場停止情報】残留争う柏は犬飼智也、手塚康平、戸嶋祥郎の3名を欠く痛手…ライバルの札幌&磐田もそれぞれ鈴木武蔵、ハッサン・ヒルが出場停止

Jリーグは30日、最新の出場停止選手情報を発表した。 J1では次節7選手が出場停止に。柏レイソルはDF犬飼智也、MF手塚康平、MF戸嶋祥郎の3名が出場停止。北海道コンサドーレ札幌はFW鈴木武蔵、ジュビロ磐田はDFハッサン・ヒル、名古屋グランパスはMF椎橋慧也が出場停止となる。 また、3試合出場停止となった湘南ベルマーレのFWルキアンは次節が3試合目の消化。川崎フロンターレの高井幸大は延期分の浦和レッズ戦が出場停止となる。 J2では4選手が出場停止。藤枝MYFCのDF中川創は、28日に行われた明治安田J3リーグ第33節の大分トリニータ戦で一発退場。「相手ベンチ前のライン際の位置で、ドリブルをしていた相手競技者に対し、ボールにプレーできず反則で止めた同選手の行為は、『相手チームの決定的得点機会の阻止』に該当する」と判断され、1試合の出場停止処分となった。 J3では5選手が出場停止。福島ユナイテッドFCのMF大森博は、29日に行われたJ3第30節のAC長野パルセイロ戦で一発退場。「ペナルティーエリア外で、ドリブルをしていた相手競技者に対し、ボールにプレーできず反則で止めた同選手の行為は、『相手チームの決定的得点機会の阻止』に該当する」と判断され、1試合の出場停止処分が科されている。 【明治安田J1リーグ】 FW鈴木武蔵(北海道コンサドーレ札幌) 第33節 vsガンバ大阪(10/5) 今回の停止:警告の累積による1試合停止 DF犬飼智也(柏レイソル) 第33節 vs横浜F・マリノス(10/5) 今回の停止:警告の累積による1試合停止 MF手塚康平(柏レイソル) 第33節 vs横浜F・マリノス(10/5) 今回の停止:警告の累積による1試合停止 MF戸嶋祥郎(柏レイソル) 第33節 vs横浜F・マリノス(10/5) 今回の停止:警告の累積による1試合停止 DF高井幸大(川崎フロンターレ) 第28節 vs浦和レッズ(11/22) 今回の停止:警告の累積による1試合停止 FWルキアン(湘南ベルマーレ) 第33節 vs東京ヴェルディ(10/6) 今回の停止:3試合停止(3/3) DFハッサン・ヒル(ジュビロ磐田) 第33節 vsサンフレッチェ広島(10/6) 今回の停止:警告の累積による1試合停止 MF椎橋慧也(名古屋グランパス) 第33節 vsアビスパ福岡(10/4) 今回の停止:警告の累積による1試合停止 【明治安田J2リーグ】 MF山口大輝(いわきFC) 第34節 vs藤枝MYFC(10/5) 今回の停止:警告の累積による1試合停止 DF中川創(藤枝MYFC) 第34節 vsいわきFC(10/5) 今回の停止:1試合停止 DF山原康太郎(藤枝MYFC) 第34節 vsいわきFC(10/5) 今回の停止:1試合停止 MF田中渉(鹿児島ユナイテッドFC) 第34節 vs横浜FC(10/6) 今回の停止:1試合停止 【明治安田J3リーグ】 MF大森博(福島ユナイテッドFC) 第25節 vsカマタマーレ讃岐(10/2) 今回の停止:1試合停止 DF田代真一(SC相模原) 第31節 vsギラヴァンツ北九州(10/6) 今回の停止:警告の累積による1試合停止 MF鈴木拳士郎(アスルクラロ沼津) 第31節 vsヴァンラーレ八戸(10/6) 今回の停止:警告の累積による1試合停止 DF萩野滉大(FC岐阜) 第31節 vs福島ユナイテッドFC(10/6) 今回の停止:警告の累積による1試合停止 DF森侑里(FC琉球) 第31節 vsY.S.C.C.横浜(10/5) 今回の停止:警告の累積による1試合停止 2024.09.30 21:20 Mon
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磐田vs福岡は0-0ドロー決着 もがく両軍、互いに最後まで走り切るも勝ち点1分け合う【明治安田J1第31節】

21日、明治安田J1リーグ第31節のジュビロ磐田vsアビスパ福岡がヤマハスタジアムで行われ、0-0のドロー決着となった。 前節アウェイで柏撃破の18位磐田と、前節ホームで町田に敗れて9試合未勝利の13位福岡。 磐田は20分、GK川島永嗣のロングフィードを最前線で渡邉りょうが落とし、ボックス手前で高畑奎汰がワントラップから左足一閃。決まればスーパーミドルも、福岡GK永石拓海に間一発のファインセーブで掻き出される。 26分には、左CKに始まった混戦からゴール正面でハッサン・ヒルが右足ボレーを放つが、大きく枠上へ。 さらに34分、レオ・ゴメスの鋭い守備から速攻に転じ、渡邉を経由して高畑がスプリント。ボックス手前やや左側から思い切り左足を振るが、先ほどと同様、GK永石に阻まれた。 ここまで好機のない福岡は42分、前嶋洋太のクロスに、36歳ウェリントンが滞空時間の長いジャンプから強烈なヘディングシュート。しかし、41歳GK川島のビッグセーブに阻まれる。 磐田は61分、タテへタテへの鋭い攻撃から左サイドを松原后が突破。ラストパスを受けたエース、ジャーメイン良の左足シュートは惜しくもクロスバーの上へ外れる。 膠着状態が長引くと、いよいよ試合も終盤という79分に磐田が2枚替え。マテウス・ペイショット、ジョルディ・クルークスの同時投入というこの上ないメッセージをピッチに送る。 福岡は81分、ここまでピッチに立つウェリントンが、小田逸稀のクロスを収めてネットを揺らすが、ファーストタッチの際にハンドがあり、先制点として認められず。 また、ここでウェリントンの対応にあたった磐田のハッサン・ヒル。ウェリントンのヒジが顔面に入る形となり、プレー続行不可能で鈴木海音が緊急投入される。 立場は違えど、どちらも白星に向けてもがく磐田と福岡。しかし、最後までスコア動かず、0-0のドロー決着に。両チームにとって、物足りない勝ち点1か。 ジュビロ磐田 0-0 アビスパ福岡 2024.09.21 21:05 Sat

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