J1初挑戦で首位、町田の快進撃に思うこと/六川亨の日本サッカーの歩み

2024.05.27 21:40 Mon
下田北斗のPKで浦和にも競り勝った町田が首位をキープした
©︎J.LEAGUE
下田北斗のPKで浦和にも競り勝った町田が首位をキープした
ACL決勝第2戦に臨んだ横浜FMだったが、残念ながら1-5の大敗で初のアジア制覇は達成できなかった。前半こそスコアは1-2ながら、ほぼ互角の攻防を展開。同点に追いつけば第1戦のアドバンテージを生かせるはずだった。ところが前半アディショナルタイムにGKポープ・ウィリアムがFWラヒミを倒して一発退場となる。幸いペナルティーエリアの外だったため失点には結びつかなかったが、後半は10人での戦いを余儀なくされた。

1人少ない上に、交代出場したGK白坂楓馬はJ1リーグの出場経験が3試合しかない。この大舞台でいきなりの抜擢は少々荷が重かったようだ。簡単にニアを抜かれたり、飛び出したりしたもののボールに触れず失点するなど3点を失い大敗を招いてしまった。それでも9月には新大会となるアジア・チャンピオンズリーグ・エリートが控えている。雪辱の機会があるだけに、捲土重来を期待したい。
さて日曜は浦和対町田の試合を取材した。勝負は後半アディショナルタイムにPKを獲得した町田が、MF下田北斗の決勝点で2-1と競り勝ち3連勝。2位に浮上した鹿島に勝点3差をつけてガッチリ首位をキープしている。

町田といえば堅固な守備からタテへの素早い攻撃が持ち味だが、浦和もリスクを冒すことを避けたのか、前半の両チームのシュートは3本しかなかった。さすがに後半は6対7と盛り返したものの、奇妙だったのは両チームのFW、浦和なら前田直輝チアゴ・サンタナオラ・ソルバッケン、町田だと藤尾翔太藤本一輝オ・セフンはともにシュートが0本だったことだ。

同日に行われたJ1リーグ5試合でFWのシュートが0本だったのはC大阪のレオ・セアラとFC東京の安斎颯馬の2人だけ。交代で出場した町田のナ・サンホエリキミッチェル・デューク、浦和の興梠慎三もシュートは0本に終わっている。それだけ拮抗した試合と言えるのか、それとも……。
果たしてこのまま町田が首位を快走するのかどうか。過去にはJ2リーグから昇格してすぐに優勝した11年の柏、14年のG大阪の例もあるが、彼らはいずれもJ1での経験も豊富だった。しかし町田は、今シーズン大型補強を敢行したとはいえ初めてのJ1リーグ。11年前はJFLで戦っていたチームがJ3、J2と昇格してJ1で初優勝したら、J創設以来の快挙と言えるだろう。

ただ、一緒に試合を取材したベテラン記者のOさんと意見が一致したのは、「町田のサッカーはつまらないと言われるけど、その町田に首位を奪われている他チームの方が情けない」ということだ。町田を倒したのは第6節で無敗だった広島(2-1)と、第8節の神戸(2-1)、第10節の磐田(2-0)の3チームだけ。J1は折り返しの第19節まで残り3試合。果たして新潟、横浜FM、福岡が意地を見せられるか。町田の快進撃を称えると同時に、他チームの奮起にも期待したい。


【文・六川亨】
1957年9月25日生まれ。当時、月刊だった「サッカーダイジェスト」の編集者としてこの世界に入り、隔週、週刊サッカーダイジェストの編集長や、「CALCIO2002」、「プレミアシップマガジン」、「サッカーズ」の編集長を歴任。現在はフリーランスとして、Jリーグや日本代表をはじめ、W杯やユーロ、コパ・アメリカなど精力的に取材活動を行っている。日本サッカー暗黒の時代からJリーグ誕生、日本代表のW杯初出場などを見続けた

ポープ・ウィリアムの関連記事

横浜FMがアンデルソン・ロペスのPK弾で連勝! 最下位札幌は5連敗【明治安田J1第19節】

23日、明治安田J1リーグ第19節の北海道コンサドーレ札幌vs横浜F・マリノスが札幌ドームで行われ、アウェイの横浜FMが0-1で勝利した。 最下位のホーム札幌はリーグ戦4連敗中。前節の京都サンガF.C.戦は序盤に2点を先行され、反撃することができなかった。今節は荒野拓馬がメンバー外で、菅大輝、長谷川竜也、高尾瑠がスタメンに入った。 対する12位横浜FMは、ミッドウィークに行われた第13節延期分のサンフレッチェ広島戦から中3日。3-2の打ち合いを制した広島戦からは負傷した永戸勝也ら2人が入れ替わり、宮市亮とエドゥアルドが先発した。 立ち上がりは互いのゴール前を行き来するなか、9分には札幌の近藤友喜が右ポケットから右足でボレー。アウトにかけたシュートはGKポープ・ウィリアムが弾き出した。 一方の横浜FMも直後、ヤン・マテウスの右サイドの仕掛けから、折り返しに宮市。ダイレクトシュートが枠を捉えたが、GK菅野孝憲のセーブに遭う。 その後も一進一退の攻防が続き、横浜FMはヤン・マテウスやアンデルソン・ロペスがゴールに接近。札幌はボックス内での精度を欠き、なかなかフィニッシュに持ち込めない。 前半中盤に差し掛かると試合はこう着状態に。押し込んだのは横浜FMだったが決定機はなく、ハーフタイムにかけて前に出た札幌は、近藤の右クロスに鈴木武蔵が頭で合わせる場面もあった。 0-0のままかに思われた前半終了直前、横浜FMに決定機。アンデルソン・ロペスのスルーパスにヤン・マテウスが抜け出し、ボックス内でGK菅野との一対一に。左隅を狙うも、札幌守護神に片手一本で防がれた。 引き続き先制点を争う後半は、札幌の長谷川、菅が立て続けに際どいシュート。横浜FMも松原健が左足で狙っていく。 両チーム共に1点が遠いなか、先に動いたのは横浜FMベンチ。植中朝日、井上健太の投入でギアアップを図る。 すると59分、VARの介入により、ヤン・マテウスのクロスが札幌DFの手に当たっていたと判定され、アウェイチームがPKを獲得。キッカーを務めたアンデルソン・ロペスがしっかりGKの逆を取り、今シーズン12点目を決めた。 追いかける形となった札幌は攻めあぐねる時間が続くが、最初の交代カードは77分。高尾に代えて家泉怜依を投入する。 その直後、前線でボールを収めた鈴木が反転から左足を振るが、これはゴール左へ。83分には左ポケットにフリーで抜け出した中村桐耶が角度のないところからシュートを狙うが、枠内には飛ばせなかった。 原康介、田中克幸の投入でさらに勝負をかけるホームチームだが、ゴール前をしっかり固める相手DFを崩しきれず。虎の子の1点を守り抜いた横浜FMが2連勝とし、札幌は苦しい5連敗となった。 北海道コンサドーレ札幌 0-1 横浜F・マリノス 【横浜FM】 アンデルソン・ロペス(後18) <span class="paragraph-title">【動画】落ち着いてGK菅野の逆を突く! PKから決めたアンデルソン・ロペスの今季12点目</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="ja" dir="ltr">/<br>流石の落ち着き、巧みなキック<br>\<br><br>冷静にPKを沈めたアンデルソン・ロペス<br>F・マリノスが先制に成功‼️<a href="https://twitter.com/hashtag/%E6%9C%AD%E5%B9%8C%E6%A8%AA%E6%B5%9CFM?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#札幌横浜FM</a><br><br>明治安田J1リーグ第19節<br>札幌×横浜FM<br>LIVE on <a href="https://twitter.com/hashtag/DAZN?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#DAZN</a> <a href="https://t.co/NhM28v8sxs">pic.twitter.com/NhM28v8sxs</a></p>&mdash; DAZN Japan (@DAZN_JPN) <a href="https://twitter.com/DAZN_JPN/status/1804764082249122243?ref_src=twsrc%5Etfw">June 23, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.06.23 16:11 Sun

【J1注目プレビュー|第19節:札幌vs横浜FM】苦しみ続く札幌は連敗を「4」で止めたい、横浜FMはお得意様叩いて浮上のキッカケに

【明治安田J1リーグ第19節】 2024年6月23日(日) 14:00キックオフ 北海道コンサドーレ札幌(20位/11pt) vs 横浜F・マリノス(13位/20pt) [札幌ドーム] <span class="paragraph-subtitle">◆苦しみは続く…【北海道コンサドーレ札幌】</span> 前節はアウェイで降格圏に沈む京都サンガF.C.との直接対決で2-0と完敗。完成度の低さを露呈し、共に苦しむライバル相手に何もできなかった。 チームはこれで4連敗。ミハイロ・ペトロヴィッチ監督と共に歩むことを決めたが、全く調子は上がる気配がない。特に気掛かりなことは、やはりファイティングポーズをとり続けられないところだろう。 プレーに自信を持つことが難しい状況なのは十分理解できるが、ネガティブな選択、そこからのミスと悪循環。特に両サイドを抉られる回数が多く。ウィークポイントをそのまま突かれて敗れてしまった。 主軸の移籍、負傷とチーム力がダウンしていることは明らかだが、そこに文句を言っても仕方がない。現状をどう打破するのかに注目だ。 ★予想スタメン[3-4-2-1] GK:菅野孝憲 DF:家泉怜依、岡村大八、中村桐耶 MF:近藤友喜、馬場晴也、 荒野拓馬、菅大輝 MF:小林祐希、駒井善成 FW:鈴木武蔵 監督:ミハイロ・ペトロヴィッチ <span class="paragraph-subtitle">◆お得意様相手に快勝したい【横浜F・マリノス】</span> 首位のFC町田ゼルビア相手に惨敗してしまった横浜FM。相手の強さを身をもって体感した中、ミッドウィークには延期されていたサンフレッチェ広島戦を戦い、3-2と逆転勝利を収めた。 難しい相手との連戦で勝利を取り戻せたことは大きいはず。ただ、中3日でのアウェイゲームということもあり、コンディション面には不安を抱える。 広島戦では永戸勝也が負傷したため、左サイドバックの人選は気になるところ。週2試合の10連戦がスタートしており、コンディションを重視したメンバー選考になる可能性も高い。 とはいえ、得意としている札幌戦。アウェイでの難しさはあるが、圧倒して勝利し、足取り軽く帰ってきたいところだ。 ★予想スタメン[4-3-3] GK:ポープ・ウィリアム DF:松原健、上島拓巳、エドゥアルド、渡邊泰基 MF:天野純、喜田拓也、渡辺皓太 FW:ヤン・マテウス、アンデルソン・ロペス、宮市亮 監督:ハリー・キューウェル 2024.06.23 11:30 Sun

横浜FMが“個”で10人広島を押し切る! ヤン・マテウスら終盤2発で大逆転勝利【明治安田J1第13節延期分】

19日、明治安田J1リーグ第13節延期分の横浜F・マリノスvsサンフレッチェ広島がニッパツ三ツ沢球技場で行われ、ホームの横浜FMが3-2で逆転勝利を収めた。 直近の町田戦も敗れてリーグ戦2連敗中という横浜FMと、公式戦8戦無敗の5連勝中という広島。 開始2分で広島が先制。後方からボールを受けた大橋祐紀がワンタッチヘディングで前線へ流し、最終ライン背後へ抜け出した加藤陸次樹が右足シュートを流し込む。スローインから無駄のないシンプルな攻撃を完結させた。 その後もしばらく広島が優勢で、ホームの横浜FMは何もできず。 それでも守り慣れたことで光明が差し、27分で同点に。右サイドのタッチライン際で受けたヤン・マテウスがじわじわ持ち運び、バイタルエリアに差し掛かってカットイン。天野純とのワン・ツーから左足シュートを突き刺した。 勢いが出てきた横浜FMだが、30分過ぎにアクシデント。左サイドバックの永戸勝也がプレーが切れた際に座り込んでしまい、37分にエドゥアルドとの交代を余儀なくされる。 42分には決定機逸。渡辺皓太のスルーパスに抜け出したヤン・マテウスが切り返しからラストパス。ゴール正面へ走ったアンデルソン・ロペスはフリーだったが、広島の日本代表GK大迫敬介に足でセーブされる。 A・ロペスは後半頭の50分にも決定機逸。左サイドから崩して天野がクロス...DFと競りながら飛び込んだA・ロペスの左足シュートは左ポストに弾かれた。 難を逃れた広島だが、直後に痛恨のファウル。51分、前半で1枚イエローカードを受けていた満田誠が自陣ボックス手前にて天野を倒してしまい、2枚目の警告で退場に。川村拓夢がチームを離脱したなか、中盤の核を失う。 横浜FMはこれで得た直接FKを天野がシュート。際どい一撃はクロスバーをかすめて惜しくも逆転ならず。 アウェイで数的不利となった広島だが、粘り強く守って勝ち越し点。 77分、横浜FMの渡邊泰基が自陣で不用意すぎるスローイン。広島は大橋が難なくカットし、そのままドリブルで持ち運ぶ。繊細なボールタッチで2人をかわし、ボックス右からGKポープ・ウィリアムの頭上をブチ抜く右足シュートを突き刺した。 横浜FMは試合終盤に再び同点に。87分、左サイド深い位置のパス回しから巧みに動いた宮市亮が低いクロスを上げ、ゴール前のこぼれ球にA・ロペスが倒れ込みながら左足弾を流し込んだ。 これで完全に勢いが出た横浜FM。90分、やはり左サイドから崩しにかかり、ボックス手前で植中朝日が横パスをスルー。受けたA・ロペスはヒール。背後から忍び寄ったヤン・マテウスがダイレクトで強烈な左足シュートを叩き込んだ。 これが決勝点となり、横浜FMが3-2と大逆転勝利。10人の広島を攻略するのに時間がかかったが、宮市ら途中出場選手の機転の効いた動きが光り、フィニッシュはブラジル人アタッカーの“個”が光る形となった。 広島は数的不利下で奮闘も一歩及ばず。87分の同点被弾により、ライン全体が下がってしまった。 横浜F・マリノス 3-2 サンフレッチェ広島 【横浜FM】 ヤン・マテウス(前27、後45) アンデルソン・ロペス(後42) 【広島】 加藤陸次樹(前2) 大橋祐紀(後32) <span class="paragraph-title">【動画】圧倒的な“個”! ヤン・マテウスの90分逆転ショット</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="ja" dir="ltr">/<br>恐ろしきトリコロール攻撃陣の火力<br>\<br><br>個の共鳴が一気に相手を飲み込んだ<br>ヤン・マテウスが再び左足で違いを作り逆転ゴール<a href="https://twitter.com/hashtag/%E6%A8%AA%E6%B5%9CFM%E5%BA%83%E5%B3%B6?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#横浜FM広島</a><br><br>明治安田J1リーグ第13節<br>横浜FM×広島<br>LIVE on <a href="https://twitter.com/hashtag/DAZN?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#DAZN</a> <a href="https://t.co/kpCtgvhoQz">pic.twitter.com/kpCtgvhoQz</a></p>&mdash; DAZN Japan (@DAZN_JPN) <a href="https://twitter.com/DAZN_JPN/status/1803397111834185769?ref_src=twsrc%5Etfw">June 19, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.06.19 21:01 Wed

【J1注目プレビュー|第18節:横浜FMvs町田】天皇杯では共に苦しみを味わった両者、ビルドアップvsハイプレスの戦い

【明治安田J1リーグ第18節】 2024年6月15日(土) 16:00キックオフ 横浜F・マリノス(13位/20pt) vs FC町田ゼルビア(1位/35pt) [日産スタジアム] <span class="paragraph-subtitle">◆リーグでの巻き返しのキッカケに【横浜F・マリノス】</span> アジア王者になれなかった悔しさをぶつけるのはリーグ戦のみ。失意を胸にホームゲームでは柏レイソルに勝利したが、6月に入り鹿島アントラーズには国立でうち負け敗戦。ミッドウィークの天皇杯はJ3のFC岐阜にPK戦までもつれこむなど、万全とは言い難い。 再び連戦街道がスタートした横浜FM。選手を入れ替えて戦っていかなければいけない中で、安定して結果を出せることが自信へと繋がり、チーム力を上げていくことに繋がる。 中2日での試合、天皇杯は主力を休ませたが、守備陣ばかりは台所事情が違う。今節はエドゥアルドが出場停止、DF畠中槙之輔が離脱と手薄な状況。一方で、それ以外のメンバーはしっかりとコンディションも整っており、この一戦にかける。 相手は首位の町田。ハイプレスに昨シーズンの天皇杯では苦しまされたが、ここまで首位を走る相手にどう戦うか。キッカケにしたい一戦だ。 ★予想スタメン[4-3-3] GK:ポープ・ウィリアム DF:松原健、上島拓巳、渡邊泰基、永戸勝也 MF:渡辺皓太、喜田拓也、天野純 FW:ヤン・マテウス、アンデルソン・ロペス、エウベル 監督:ハリー・キューウェル 出場停止:エドゥアルド <span class=“paragraph-subtitle">◆負傷者続出でどうする【FC町田ゼルビア】</span> 初のJ1で首位を直走り、自分たちのスタイルを出して戦ってきた町田だが、思わぬ事態に。天皇杯では筑波大学にPK戦の末に敗退。敗退したこと自体はそこまで大きな問題ではないが、この1試合で4人の負傷者が出てしまった。 主軸選手は休ませていたこともあるが、骨折者が2人と重傷者が相次ぎ、その周辺の問題が紛糾している状況だ。 とはいえ、ピッチ上での振る舞いを変えることはないだろう。首位チームとしてアウェイゲームだが、近年J1で優勝を争う相手との対戦は力を測るにはもってこい。昨シーズンのハイプレスで苦しめた良いイメージもあるはずだ。 U-23日本代表として活動していたFW平河悠、FW藤尾翔太もギリギリでの合流となり、線直的に厳しいところはあるが、この状況をどう乗り越えるか。このまま首位を走り続けるためには、乗り越えたいところだ。 ★予想スタメン[4-4-2] GK:谷晃生 DF:望月ヘンリー海輝、ドレシェヴィッチ、昌子源、林幸多郎 MF:平河悠、柴戸海、仙頭啓矢、藤本一輝 FW:藤尾翔太、エリキ 監督:黒田剛 2024.06.15 11:50 Sat

2位鹿島が後半3発で逆転勝利! 横浜FMに競り勝ち4連勝【明治安田J1第17節】

1日、明治安田J1リーグ第17節の鹿島アントラーズvs横浜F・マリノスが国立競技場で行われ、ホームの鹿島が3-2で勝利した。 直近7試合は6勝1分けと好調の2位鹿島。前節の北海道コンサドーレ札幌戦は名古新太郎の2ゴールとアレクサンダル・チャヴリッチのダメ押し弾で3-0の快勝をあげた。横浜FMに対しては4連敗中と苦戦が続いているなか、札幌戦からはスタメン変更なしで臨んだ。 対するは、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)決勝の惨敗から、柏レイソル戦の4発快勝で立て直した13位横浜FM。アンデルソン・ロペスはハットトリックを達成した。連勝が懸かる今節は、柏戦で負傷したGKポープ・ウィリアムに加え、松原健がメンバー外に。飯倉大樹と加藤蓮が先発した。 試合の入りは鹿島が攻勢。7分には左からのクロスに濃野公人が合わせ、ファーストシュートを記録する。 しかし、流れに反して横浜FMが先制点を奪う。10分、素早く敵陣に攻め入ると、一度はボールを失うも奪回してから井上健太がシュート。GK早川友基が弾いたボールをアンデルソン・ロペスが詰めた。 鹿島が押し込む展開はその後も変わらないが、鋭い攻撃でけん制する横浜FM。ヤン・マテウスが立て続けにシュートを放っていく。 一方のホームチームはCKの流れから名古が枠内にハーフボレーを飛ばす。ここはGK飯倉がファインセーブで凌いだ。 それでも32分、追いかける鹿島がセットプレーからネットを揺らす。右寄りのFKからクロスが上がると、植田直通の折り返しを関川郁万が頭でプッシュ。同点かに思われたが、VARチェックによりオフサイドと判定され、得点は認められなかった。 35分、佐野海舟のボール奪取からまたも鹿島にチャンス。佐野が自ら持ち上がると、鈴木優磨の左からの折り返しに濃野。左足で蹴り込んだがGK飯倉の好セーブに阻まれた。 ハーフタイムにかけてはややオープンな展開に。44分には細かい崩しから永戸勝也のラストパスを受けたアンデルソン・ロペスが決定機を迎えるが、左足のシュートはわずかに外れた。 横浜FMの1点リードで迎えた後半。早めに追いつきたい鹿島は師岡柊生に代えてチャヴリッチを投入する。 すると50分、鈴木が最終ラインの裏へ浮き球のスルーパスを送り込む。抜け出した仲間がGKとの一対一を迎えるが、背後から追いかけた上島拓巳がスライディングでシュートを打たせなかった。 それでも57分、鹿島に正真正銘の同点弾。右からのクロスを横浜FMのDFがクリアし損ねると、ファーで待っていたのは鈴木。GK飯倉は身体に当てたが、左足のシュートがネットを揺らした。 追いつかれた横浜FMは左CKからエドゥアルドが決定的なヘディングシュートを放つも、GK早川が左手一本でセーブ。こぼれ球に加藤が反応したが、ゴールライン上で早川がシュートストップした。 一進一退の攻防が続き、今度はチャヴリッチのミドルシュートがクロスバーを直撃。逆転ゴールを狙いに行く。 その姿勢が実ったのは74分。右ポケットに走り込んだ濃野にボールがわたると、右足のシュートはブロックに入ったDFに当たってディフレクト。コースが変わってゴールに吸い込まれた。 再びイーブンに戻すべくギアを上げた横浜FMだったが、鹿島が決定的な追加点を奪う。84分、敵陣左サイドでFKを得ると、樋口雄太のクロスに飛び込んだのは関川。ホームチームがリードを2点に広げた。 このまま試合を締めたい鹿島は、柴崎岳を投入して後半アディショナルタイムへ。意地を見せる横浜FMは、途中出場の植中朝日がクロスに合わせて1点差に詰め寄るが、追いつくには至らず試合終了。逆転勝利の鹿島はリーグ4連勝、8試合負けなしとした。 鹿島アントラーズ 3-2 横浜F・マリノス 【鹿島】 鈴木優磨(後12) 濃野公人(後29) 関川郁万(後39) 【横浜FM】 アンデルソン・ロペス(前10) 植中朝日(後45+4) <span class="paragraph-title">【動画】決勝点となった鹿島DF関川郁万のヘディング弾</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="ja" dir="ltr">/<br>鹿島伝統のセットプレーから強烈ヘッド!<br>\<br><br>樋口雄太のフリーキックからドンピシャヘッド<br>で合わせた関川郁万のゴールで<br>鹿島が2点のリードを広げる!<br><br>明治安田J1リーグ第17節<br><PICK UP MATCH>鹿島×横浜FM<br><a href="https://twitter.com/hashtag/DAZN?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#DAZN</a> ライブ配信中<a href="https://twitter.com/hashtag/%E9%B9%BF%E5%B3%B6%E6%A8%AA%E6%B5%9CFM?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#鹿島横浜FM</a> <a href="https://t.co/nLDjwl71ht">pic.twitter.com/nLDjwl71ht</a></p>&mdash; DAZN Japan (@DAZN_JPN) <a href="https://twitter.com/DAZN_JPN/status/1796813207304077485?ref_src=twsrc%5Etfw">June 1, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.06.01 17:18 Sat

FC町田ゼルビアの関連記事

「ポニテかわいい!」「また来てほしい」現役アイドル2人が“天空の城”で初観戦! スパガの鎌田彩樺さん&河村果歩さんがゼルビアポーズも披露し観戦レポも

アイドルグループ「SUPER☆GiRLS」のメンバーである鎌田彩樺さんと河村果歩さんが、Jリーグ観戦を報告した。 鎌田さんは広島県出身。舞台などで活躍していた中、2023年1月に「SUPER☆GiRLS」の第6期メンバーとして加入した。 河村さんは岐阜県出身で、モデル活動をしていた中、鎌田さんと同じ6期メンバーとして「SUPER☆GiRLS」に加入した。 鎌田さんは自身のX(旧ツイッター/@SG6_AYAKA_avex)を更新。22日に行われた、FC町田ゼルビアvsアビスパ福岡の試合を現地観戦したことを報告した。 鎌田さんは、町田GIONスタジアムを訪れたのは初めてとのこと。スタンドでの姿や、クラブOBである太田宏介との写真、そして『Abema』で放送されている「FC町田ゼルビアをつくろう〜ゼルつく〜」にも出演している若林萌々さんとの2ショットなどをアップ。写真と共に試合の感想を綴っている。 ーーーーー FC町田ゼルビア観戦に初Gスタ行かせていただきました〜 前後半ともにとっても惜しい場面とチャンスが沢山あり悔しい引き分けでした、! 守備が凄かったり、ゴールまで意地でも!っていうすごく力強いプレーで終始圧巻されてた とっても会いたかった若林萌々ちゃん、太田宏介さんと ーーーーー また、河村さんも自身のX(@SG6_KAHO_avex)を更新し、鎌田さんとのショットやゼルビアポーズなど写真をアップ。試合の感想も綴った。 ーーーーー FC町田ゼルビアを見に、 あやちと行ってきました〜!! 初町田GIONスタジアム~❕ コンセプトに合わせた取り組みが沢山あって驚き(՞ ܸ. .ܸ ՞)".ᐟ.ᐟ 選手達の最後まで徹底的に攻め、守る姿を見てドキドキワクワク楽しかったです ーーーーー ファンは「ポニテかわいい!」、「4枚目のビジュ好きかも」、「また来てほしい!」、「よく行きました!」、「応援ありがとう」、「お疲れ様!」とコメントを寄せている。 <span class="paragraph-title">【写真】現役アイドル2人が町田のスタジアムで初観戦! </span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="ja" dir="ltr"><br><br>とっても会いたかった若林萌々ちゃん、太田宏介さんと<a href="https://twitter.com/hashtag/%E3%82%B9%E3%83%91%E3%82%AC?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#スパガ</a>… <a href="https://t.co/RMk5BhLSiQ">https://t.co/RMk5BhLSiQ</a> <a href="https://t.co/A8UJsmuLDP">pic.twitter.com/A8UJsmuLDP</a></p>&mdash; 鎌田彩樺(スパガ) (@SG6_AYAKA_avex) <a href="https://twitter.com/SG6_AYAKA_avex/status/1804499562448752989?ref_src=twsrc%5Etfw">June 22, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="ja" dir="ltr"><a href="https://twitter.com/hashtag/%E3%82%B9%E3%83%91%E3%82%AC?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#スパガ</a> <a href="https://twitter.com/hashtag/FC%E7%94%BA%E7%94%B0%E3%82%BC%E3%83%AB%E3%83%93%E3%82%A2?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#FC町田ゼルビア</a> <a href="https://twitter.com/hashtag/zelvia?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#zelvia</a> <a href="https://twitter.com/hashtag/jleaguepr?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#jleaguepr</a> <a href="https://t.co/yEoCMiSzr2">pic.twitter.com/yEoCMiSzr2</a></p>&mdash; 河村果歩 かほっち(スパガ) (@SG6_KAHO_avex) <a href="https://twitter.com/SG6_KAHO_avex/status/1804736976459080163?ref_src=twsrc%5Etfw">June 23, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.06.24 23:25 Mon
thumb

首位町田と3連勝福岡の一戦はゴールレスドロー…両チームとも堅守を崩せず【明治安田J1第19節】

明治安田J1リーグ第19節、FC町田ゼルビアvsアビスパ福岡が22日に町田GIONスタジアムで行われ、ゴールレスドローに終わった。 前節横浜F・マリノスに勝利して、首位をキープする好調町田。前節から柴戸に代えて仙頭がスタメンとなっており、システムは藤尾とエリキが2トップを組む[4-4-2]のシステムを採用している。 一方、前節サガン鳥栖とのダービーを制してリーグ3連勝と、こちらも絶好調の福岡。システムは変わらず[3-4-2-1]の形を採っており、前節から出場停止の紺野に代わって金森が先発している。 立ち上がり、ボックス手前で得たFKから下田が惜しいシュートを放ち、町田が早速チャンスを作る。9分にもセットプレーから藤尾がヘディングシュートを狙うなど、ホームチームが攻勢を仕掛ける展開が続く。 その後も激しいプレッシングと鋭い飛び出しを武器にゴールへと迫る町田。福岡も反撃の隙は伺うものの、ボールを前進させることができずチャンスを作るまでに至らない。 それでも、30分を過ぎたあたりからは徐々に福岡も押し込み始め、セットプレーなどからゴールを伺う展開に。34分にはCKのこぼれ球から最後は金森がシュートを放ったが、大きく枠から外れた。 38分には福岡の右CKから小田が頭で合わせたが、これはポスト直撃で惜しくもゴールとはならず。町田もハーフタイム直前には左サイドからのクロスにバスケス・バイロンが飛び込んだがわずかに届かず、ゴールレスのまま前半を終えた。 後半、57分に右サイドからのクロスにウェリントンがヘディングシュートを放つなど、福岡が積極的な入りに。対する町田も60分には手数をかけた攻撃からゴールに迫るなど、両者一歩も引かない姿勢を見せる。 72分には前がボックス手前から狙いすましたコントロールシュートを放つが、わずかに枠上へ。78分には左サイドの崩しから、完全フリーとなっていた途中交代のザヘディに完璧なクロスが上がったが、ヘディングをミートしきれず枠外となった。 徐々にチャンスを作れなくなっていた町田は、84分に柴戸がミドルシュートを放つも枠は捉えられず。88分にはFKの流れからボックス内で藤尾がシュートを放ったが、福岡DFのブロックに防がれた。 終盤も一進一退の攻防が続いたが、両チームとも最後までゴールネットは揺らせないまま試合終了。首位町田は連勝ならず、福岡も連勝が「3」でストップとなる両者にとって悔しいゴールレスドローとなった。 FC町田ゼルビア 0-0 アビスパ福岡 2024.06.22 17:05 Sat

【J1注目プレビュー|第19節:町田vs福岡】共にデュエルが特徴、カウンターで相手を仕留めるのはどちらか

【明治安田J1リーグ第19節】 2024年6月22日(土) 15:00キックオフ FC町田ゼルビア(1位/38pt) vs アビスパ福岡(7位/28pt) [町田GIONスタジアム] <span class=“paragraph-subtitle">◆首位としての強さを見せたい【FC町田ゼルビア】</span> 前節は横浜F・マリノスと対戦し、1-3で勝利。今シーズン先制された試合は全敗だった中、初逆転勝利を収めた。 近年のJ1を牽引する横浜FMに力を見せた町田。チームとしてはケガ人が多く出ている中で、しっかりと勝ち切れたことは1つステージを上げられたとも言えるだろう。 チームとしては選手層を厚くすることもJ1を戦う上では重要だったが、不測の産物とも言えるケガ人により出番を得た選手が活躍。前節ゴールに絡んだ下田北斗もその1人だ。 今節の相手はハードなプレーが特徴の福岡。どこか近しい特徴を持つ相手との戦いはあまり得意ではなく、ボールを持たされた場合の戦い方にも注目だ。 ★予想スタメン[4-4-2] GK:谷晃生 DF:望月ヘンリー海輝、ドレシェヴィッチ、昌子源、林幸多郎 MF:バスケス・バイロン、柴戸海、下田北斗、平河悠 FW:藤尾翔太、エリキ 監督:黒田剛 <span class="paragraph-subtitle">◆復調して3連勝、どこまで伸ばせるか【アビスパ福岡】</span> 前節はホームにサガン鳥栖を迎えた一戦。隣県同士のバチバチのバトルは2-0で勝利し、3連勝とした。 無敗が止まってから連敗を喫していた福岡だったが、この3試合はいずれも2ゴールを奪っての勝利。チームとしては攻撃の迫力不足が懸念だったが、佐藤凌我が復帰してからはその不安材料も解消している。 チームとしてバランスが取れ始めた中で迎える町田戦。首位相手に戦う中では流れの中のプレーよりもセットプレーを警戒したいところだ。 しっかりとマークを外さず、相手の用意する様々なセットプレーに対応できるのか。4連勝で上位進出のキッカケを掴みたい。 ★予想スタメン[3-4-2-1] GK:村上昌謙 DF:ドウグラス・グローリ、田代雅也、宮大樹 MF:小田逸稀、松岡大起、前寛之、岩崎悠人 MF:金森健志、佐藤凌我 FW:ウェリントン 監督:長谷部茂利 2024.06.22 12:45 Sat

今日はいろんなチームの監督さんがそろそろ意識する数字を教えちゃうよ?!の巻/倉井史也のJリーグ

さてさて今週末で半分を終えちゃうJ1リーグですけど、このころになるといろんな監督が意識し始めることがあるんです。それって1試合の平均勝点。特に優勝を狙ってるようなチームだったら間違いなく計算してるんです。 そもそもJ1の優勝ラインって、「試合数」×「2.0」プラス「アルファ」って言われてて、厳しい年だったらその「アルファ」で優勝が決まったなんてこともありました。ということで、今年はどんな傾向になりそうなのか、2005年からのデータを調べて見ちゃいましょう。シーズンの前後半でどうなるかも見たほうがいいと思うから、2シーズン制だった2015年と2016年、降格がなかった2020年を除いて、首位のチームがシーズン半分でどれくらいの勝点と平均勝点、そしてシーズン最後でどれくらいの勝点と平均勝点だったか調べてみると……。 シーズン/優勝チーム/年間勝点(平均)/半分までの順位/半分までの勝点(平均) 2005年/G大阪/60(1.76)/2位/32(1.88) 2006年/浦和/72(2.12)/1位/36(2.12) 2007年/鹿島/72(2.12)/3位/30(1.76) 2008年/鹿島/63(1.85)/2位/31(1.82) 2009年/鹿島/66(1.94)/1位/42(2.47) 2010年/名古屋/72(2.12)/2位/35(2.06) 2011年/柏/72(2.12)/2位/34(2.00) 2012年/広島/64(1.88)/2位/33(1.94) 2013年/広島/63(1.85)/1位/36(2.12) 2014年/G大阪/63(1.85)/8位/24(1.41) 2017年/川崎/72(2.12)/6位/29(1.81)※16試合 2018年/川崎/69(2.03)/3位/33(1.94) 2019年/横浜FM/70(2.06)/3位/30(1.76) 2021年/川崎/92(2.42)/1位/49(2.58)※20チーム 2022年/横浜FM/68(2.00)/1位/34(2.00) 2023年/神戸/71(2.09)/3位/33(2.06)※16試合 まぁ2021年の川崎の強いこと!! で、この数字から考えると、優勝チームの1試合あたりの平均勝点の平均(ややこしいな)は、「2.02」。そんなチームがシーズン半分までで稼いでいた平均勝点の平均(またまたややこしいな)は、「1.98」。 じゃあ今シーズン18節終わった時点での状態は、 1位/町田/38(2.11) 2位/鹿島/36(2.00) 3位/G大阪/34(1.89) 4位/神戸/33(1.83) 5位/広島/29(1.61) 6位/C大阪/28(1.56) 7位/福岡/28(1.56) 8位/FC東京/27(1.50) 9位/名古屋/27(1.50) うーん、こうしてみるとすでに町田と鹿島に絞られた感ありますけど、2014年のG大阪という奇跡もありますからね。ともあれ折り返しのゲームがどうなるか、じっくり見てみますか!! <div id="cws_ad"><hr>【倉井史也】</br>試合当日は、はやる気持ちを抑えられずスタジアムに受け付け開始と同時に駆けつけ、選手のバスが両方行ってしまうまで名残を惜しむ。自慢は対戦カードの因縁をよく覚えていること。特にサポーター寄りのネタが得意。パッと見は若いが実は年齢不詳のライター。</div> 2024.06.22 10:00 Sat

町田・黒田剛監督の怒り「町田は決して悪ではない」/六川亨の日本サッカーの歩み

先週土曜のJ1リーグ、横浜FM対町田戦は町田が今シーズン初の逆転勝ちを収めて首位を守った。試合後の黒田剛監督は「天皇杯ではいろいろありましたけど、町田は決して悪ではないし、我々が正義だとしっかり貫いていく」と12日の天皇杯2回戦、筑波大戦を振り返って抗議のコメントを出した。 PK戦とはいえJ1の首位チームが大学生に負けるという大波乱の結果もさることながら、開始8分にチャン・ミンギュが左鎖骨を骨折、同点ゴールを決めた安井拓也が右脛骨骨幹部の骨折。さらにナ・サンホは左足関節靱帯損傷、前距腓靭帯損傷、三角靭帯損傷、ミッチェル・デュークは左大腿二頭筋の肉離れと診断された。黒田監督ならずとも、筑波大のプレーを非難したくなるだろう。 この試合をフルタイムで見たわけではないが、安井の同点ゴールはマイナスの折り返しをゴール中央から豪快に決めたもの。守備に入ったDFはシュートブロックに行くのではなくボールにアタックしたため安井は重傷を負った。『過剰な力による足裏での危険なプレー』は一発レッドでもおかしくなかった。 いつも町田の試合を見ているわけではないが、シーズン序盤はアフタータックルが目についた。その点を昨シーズンから町田の試合や練習を取材している同業者に聞くと、「J1のスピードに慣れていないため、アフターになりやすい。故意にファウルをしているわけではない」と教えてくれた。ただ、球際の激しさは町田の武器だし、それが1試合の平均ファウル数がJ1で3番目に多い結果につながっているのだろう。 そんなチームスタイルだけに、筑波大戦後に対戦相手を批判した黒田監督のコメントは物議を醸した。ネットでの記事を読んでみて、やはり多かったのは主審のゲームコントロールに関しての書き込みだった。イエローカードは筑波大に2枚、町田に1枚だが、それが妥当だったのかどうか。天皇杯は対象外だろうが、DAZNが放送していた『Jリーグジャッジリプレイ』が昨シーズンで終了したのは残念でならない。 横浜FM戦後、黒田監督は「負傷した4名の無念の気持ち、選手は魂のこもった試合をしてくれた」と労いつつ、「言いたいことをしっかりと言いながら、またダメなものはダメと訴えながら貫いていく。これがいまの日本のサッカー界に必要なパワーだと思う」と言葉に力をこめた。激しいプレーと、選手生命を脅かすプレーは違うということ、そして選手を守るのは、指導者はもちろん審判だということを訴えたかったのだろう。 5月19日のJ1リーグ第15節、FC東京対横浜FMの試合はドイツ人のザシャ・ステーゲマンが主審を務めたが、ラフプレーには躊躇わずにイエローカードを出し、両チーム合わせて7枚のカードが出たが、試合が荒れることはなかった。一方、6月1日の第17節、鹿島対横浜FMは200試合以上の主審を務めた国際主審が務めたものの、判定基準が一定ではないため両チームの監督がジャッジに不満を述べていた。 ここ数年、日本人主審の技術はレベルダウンしているのだろうか。レフェリーブリーフィングで町田対筑波大の試合が取り上げられるのか、次回の開催が楽しみである。 <hr>【文・六川亨】<br/><div id="cws_ad">1957年9月25日生まれ。当時、月刊だった「サッカーダイジェスト」の編集者としてこの世界に入り、隔週、週刊サッカーダイジェストの編集長や、「CALCIO2002」、「プレミアシップマガジン」、「サッカーズ」の編集長を歴任。現在はフリーランスとして、Jリーグや日本代表をはじめ、W杯やユーロ、コパ・アメリカなど精力的に取材活動を行っている。日本サッカー暗黒の時代からJリーグ誕生、日本代表のW杯初出場などを見続けた</div> 2024.06.17 11:45 Mon

J1の関連記事

「ポニテかわいい!」「また来てほしい」現役アイドル2人が“天空の城”で初観戦! スパガの鎌田彩樺さん&河村果歩さんがゼルビアポーズも披露し観戦レポも

アイドルグループ「SUPER☆GiRLS」のメンバーである鎌田彩樺さんと河村果歩さんが、Jリーグ観戦を報告した。 鎌田さんは広島県出身。舞台などで活躍していた中、2023年1月に「SUPER☆GiRLS」の第6期メンバーとして加入した。 河村さんは岐阜県出身で、モデル活動をしていた中、鎌田さんと同じ6期メンバーとして「SUPER☆GiRLS」に加入した。 鎌田さんは自身のX(旧ツイッター/@SG6_AYAKA_avex)を更新。22日に行われた、FC町田ゼルビアvsアビスパ福岡の試合を現地観戦したことを報告した。 鎌田さんは、町田GIONスタジアムを訪れたのは初めてとのこと。スタンドでの姿や、クラブOBである太田宏介との写真、そして『Abema』で放送されている「FC町田ゼルビアをつくろう〜ゼルつく〜」にも出演している若林萌々さんとの2ショットなどをアップ。写真と共に試合の感想を綴っている。 ーーーーー FC町田ゼルビア観戦に初Gスタ行かせていただきました〜 前後半ともにとっても惜しい場面とチャンスが沢山あり悔しい引き分けでした、! 守備が凄かったり、ゴールまで意地でも!っていうすごく力強いプレーで終始圧巻されてた とっても会いたかった若林萌々ちゃん、太田宏介さんと ーーーーー また、河村さんも自身のX(@SG6_KAHO_avex)を更新し、鎌田さんとのショットやゼルビアポーズなど写真をアップ。試合の感想も綴った。 ーーーーー FC町田ゼルビアを見に、 あやちと行ってきました〜!! 初町田GIONスタジアム~❕ コンセプトに合わせた取り組みが沢山あって驚き(՞ ܸ. .ܸ ՞)".ᐟ.ᐟ 選手達の最後まで徹底的に攻め、守る姿を見てドキドキワクワク楽しかったです ーーーーー ファンは「ポニテかわいい!」、「4枚目のビジュ好きかも」、「また来てほしい!」、「よく行きました!」、「応援ありがとう」、「お疲れ様!」とコメントを寄せている。 <span class="paragraph-title">【写真】現役アイドル2人が町田のスタジアムで初観戦! </span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="ja" dir="ltr"><br><br>とっても会いたかった若林萌々ちゃん、太田宏介さんと<a href="https://twitter.com/hashtag/%E3%82%B9%E3%83%91%E3%82%AC?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#スパガ</a>… <a href="https://t.co/RMk5BhLSiQ">https://t.co/RMk5BhLSiQ</a> <a href="https://t.co/A8UJsmuLDP">pic.twitter.com/A8UJsmuLDP</a></p>&mdash; 鎌田彩樺(スパガ) (@SG6_AYAKA_avex) <a href="https://twitter.com/SG6_AYAKA_avex/status/1804499562448752989?ref_src=twsrc%5Etfw">June 22, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="ja" dir="ltr"><a href="https://twitter.com/hashtag/%E3%82%B9%E3%83%91%E3%82%AC?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#スパガ</a> <a href="https://twitter.com/hashtag/FC%E7%94%BA%E7%94%B0%E3%82%BC%E3%83%AB%E3%83%93%E3%82%A2?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#FC町田ゼルビア</a> <a href="https://twitter.com/hashtag/zelvia?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#zelvia</a> <a href="https://twitter.com/hashtag/jleaguepr?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#jleaguepr</a> <a href="https://t.co/yEoCMiSzr2">pic.twitter.com/yEoCMiSzr2</a></p>&mdash; 河村果歩 かほっち(スパガ) (@SG6_KAHO_avex) <a href="https://twitter.com/SG6_KAHO_avex/status/1804736976459080163?ref_src=twsrc%5Etfw">June 23, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.06.24 23:25 Mon

上位目指す福岡に痛手…DF奈良竜樹が左ヒザ複合じん帯損傷で手術、全治最大12カ月

アビスパ福岡は24日、DF奈良竜樹が手術を受けたことを発表した。 奈良は以前より左ヒザを痛めていた中、検査の結果、左ヒザ複合じん帯損傷と診断された。 治療のため、左ヒザ複合じん帯再建術(後十字じん帯再建術および内側側副じん帯再建術)を実施。全治は10〜12カ月とのことで、来シーズンの開幕にも間に合わない見込みとなっている。 奈良は北海道コンサドーレ札幌、FC東京、川崎フロンターレ、鹿島アントラーズでプレーした中、2021年に期限付き移籍で福岡に加入。2022年からは完全移籍してプレーしてきた。 福岡では4シーズン目の所属となり、2023シーズンはYBCルヴァンカップの優勝に貢献。福岡では公式戦103試合で1ゴール。今シーズンはここまで明治安田J1リーグで11試合に出場していた。 2024.06.24 17:53 Mon

東京VがFC東京との“東京ダービー”での違反行為を報告…1名が無期限入場禁止処分に…サポーター団体とは無関係の人物が違反

東京ヴェルディは24日、試合中の違反行為に関して処分を報告した。 事件が起きたのは4月13日に味の素スタジアムで行われた明治安田J1リーグ第8節のFC東京戦で発生。“東京ダービー”では観客1名が、差別的・侮辱的な内容・表現を想起させる掲出物の持ち込みおよび掲出を行ったという。 これは東京ヴェルディ試合運営管理規程に違反する行為であり、6月24日以降に行われる東京ヴェルディが出場する全ての試合に対して無期限入場禁止の処分が下されることとなった。 事件発生から2カ月以上経っての処分に関して東京Vは経緯を説明。サポーター団体のメンバーではない人物が起こしたことにより、ヒアリングの対象が広がったため、違反行為者の特定と事実確認に時間を要したとのことだ。 「当該事案発生後、Jリーグをはじめとする関係各所と連携するとともに、違反行為が記録された中継映像や写真等の確認、東京ヴェルディのサポーター団体へのヒアリング調査を重ねて行ってきました」 「その調査過程において、今回の事案はサポーター団体のメンバーによるものではない可能性が高まったことで、さらなる周囲への聞き取りやヒアリング対象者を拡大させていく必要が生じ、違反行為者の特定とその事実確認までに多くの時間を要しました。ご報告が遅くなりましたことをお詫び申し上げます」 「差別的・侮辱的な内容・表現は決して看過することのできない行為であり、東京ヴェルディとしましては、今後このような行為が発生しないよう、観戦ルール・マナーに沿ったスタジアム運営を徹底し、安心・安全・快適なスタジアムづくりを目指し、スタジアムコンセプトに掲げる『みんながたのしいスタジアム』を実現できるよう、より一層再発防止に努めてまいります。今後の対応といたしましては、横断幕等スタジアム内の掲出物に関する事前申請制などの実施を検討いたします」 「スタジアムに来場される皆様におかれましては、今一度観戦ルール・マナーの遵守にご理解とご協力をお願いいたします」 この試合では、味の素スタジアムの最寄駅である飛田給駅付近では無許可の張り紙による迷惑行為もあり問題に。2023年は天皇杯で対戦したが、その際も違反行為があり問題となっていた。 2024.06.24 17:40 Mon

酒井宏樹が浦和を離脱…海外移籍準備のため「非常に難しい決断でした」

浦和レッズは24日、元日本代表DF酒井宏樹のチーム離脱を発表した。 クラブの発表によると、酒井は海外クラブへの移籍を前提とした手続きと準備のための離脱となる。 酒井はクラブを通じてコメントしている。 「このたび、海外クラブへの移籍に向けた準備のため、チームを離れることになりました。2021年6月にマルセイユから浦和レッズに加入して以来今日まで、伝統ある偉大なクラブの一員として、一つでも多くのタイトルをファン・サポーターのみなさんと共に獲得したいというおもいで、1試合1試合全力で闘ってきました」 「その中でも自分が浦和に移籍してきた最大の目標、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)2022での優勝は自分にとって、とても特別なものになりました。ACL決勝第1戦で大アウェイの中、サウジアラビアまで足を運んでくれたファン・サポーター約700人の姿。あの光景と後押しは今でも鮮明に、脳裏に焼き付いています。みなさんの熱いおもいと一緒に獲ったACLのタイトルは、今後自分がどのようなキャリアを進むとしても、絶対に忘れることはありません」 「こうした時期にチームを離れることは非常に難しい決断でしたが、マルセイユから浦和レッズへの移籍を決めたときと同様に、自分の新たなる目標と挑戦のためには必要な決断でした。必ずまたこの挑戦を成功させ、素晴らしいキャリアと生活を得られるよう頑張ります」 「最後に、自分のおもいを理解し尊重してくれたクラブに感謝しています。そして何よりもこの3年間、自分に愛情を注いでくれた浦和レッズに関わる全てのみなさんには感謝しかありません。本当にありがとうございました」 酒井は柏レイソルでキャリアをスタート。2012年にハノーファーへと完全移籍すると、2016年にはマルセイユへと完全移籍する。ブンデスリーガ、リーグ・アンで経験を積んだ酒井は、2021年夏に浦和に完全移籍で加入。キャプテンも務めるなどして、3年間プレーした。 浦和では公式戦通算96試合で5ゴール6アシスト。AFCチャンピオンズリーグ(ACL)優勝に貢献するなどしたが、今シーズンはケガなどもありJ1では10試合で1ゴール2アシストに終わっていた。 酒井は2024-25シーズンからAリーグ・メンに参入するニュージーランドのオークランドFCに移籍することが濃厚とされ、現地でも報じられている。 2024.06.24 12:50 Mon

19位京都に元U-20ブラジル代表ストライカーが加入! FWラファエル・エリアスがクルゼイロから期限付き移籍

京都サンガF.C.は24日、ブラジル人FWラファエル・エリアス(25)のクルゼイロECからの期限付き移籍加入を発表した。今後のメディカルチェックを経て正式契約を結び、期限付き移籍期間は2024年12月31日までとなる。 エリアスはブラジル出身のレフティで、U-20ブラジル代表でもプレーした経歴の持ち主。2018年にパウメイラスでファーストチームデビューを果たすと、その後はブラジル国内の複数クラブやUAEのバニーヤースSCへのレンタル移籍を繰り返し、2023年7月にクルゼイロへ完全移籍した。 今シーズンはカンピオナート・ブラジレイロ・セリエAで5試合1得点の成績を残しており、全公式戦では17試合7ゴールを記録。京都は「パワフルな突破を持ち味とするブラジル人ストライカー。左足でのパンチのあるシュートも武器」と紹介している。 明治安田J1リーグで19位に沈む京都で戦うことになったエリアスは、クラブを通じてコメントしている。 「京都サンガF.C.のユニフォームを着られるこの機会にワクワクし、とても嬉しく思います。少しでも早くチームに適応し、今シーズンの目標を達成するため、チームメイトを助けたいと思います」 「京都サポーターのみなさんには、クラブのユニフォームへの名誉と共に、意志、献身、ゴールを約束します!」 2024.06.24 09:48 Mon

記事をさがす

ポープ・ウィリアムの人気記事ランキング

1

横浜FMが“個”で10人広島を押し切る! ヤン・マテウスら終盤2発で大逆転勝利【明治安田J1第13節延期分】

19日、明治安田J1リーグ第13節延期分の横浜F・マリノスvsサンフレッチェ広島がニッパツ三ツ沢球技場で行われ、ホームの横浜FMが3-2で逆転勝利を収めた。 直近の町田戦も敗れてリーグ戦2連敗中という横浜FMと、公式戦8戦無敗の5連勝中という広島。 開始2分で広島が先制。後方からボールを受けた大橋祐紀がワンタッチヘディングで前線へ流し、最終ライン背後へ抜け出した加藤陸次樹が右足シュートを流し込む。スローインから無駄のないシンプルな攻撃を完結させた。 その後もしばらく広島が優勢で、ホームの横浜FMは何もできず。 それでも守り慣れたことで光明が差し、27分で同点に。右サイドのタッチライン際で受けたヤン・マテウスがじわじわ持ち運び、バイタルエリアに差し掛かってカットイン。天野純とのワン・ツーから左足シュートを突き刺した。 勢いが出てきた横浜FMだが、30分過ぎにアクシデント。左サイドバックの永戸勝也がプレーが切れた際に座り込んでしまい、37分にエドゥアルドとの交代を余儀なくされる。 42分には決定機逸。渡辺皓太のスルーパスに抜け出したヤン・マテウスが切り返しからラストパス。ゴール正面へ走ったアンデルソン・ロペスはフリーだったが、広島の日本代表GK大迫敬介に足でセーブされる。 A・ロペスは後半頭の50分にも決定機逸。左サイドから崩して天野がクロス...DFと競りながら飛び込んだA・ロペスの左足シュートは左ポストに弾かれた。 難を逃れた広島だが、直後に痛恨のファウル。51分、前半で1枚イエローカードを受けていた満田誠が自陣ボックス手前にて天野を倒してしまい、2枚目の警告で退場に。川村拓夢がチームを離脱したなか、中盤の核を失う。 横浜FMはこれで得た直接FKを天野がシュート。際どい一撃はクロスバーをかすめて惜しくも逆転ならず。 アウェイで数的不利となった広島だが、粘り強く守って勝ち越し点。 77分、横浜FMの渡邊泰基が自陣で不用意すぎるスローイン。広島は大橋が難なくカットし、そのままドリブルで持ち運ぶ。繊細なボールタッチで2人をかわし、ボックス右からGKポープ・ウィリアムの頭上をブチ抜く右足シュートを突き刺した。 横浜FMは試合終盤に再び同点に。87分、左サイド深い位置のパス回しから巧みに動いた宮市亮が低いクロスを上げ、ゴール前のこぼれ球にA・ロペスが倒れ込みながら左足弾を流し込んだ。 これで完全に勢いが出た横浜FM。90分、やはり左サイドから崩しにかかり、ボックス手前で植中朝日が横パスをスルー。受けたA・ロペスはヒール。背後から忍び寄ったヤン・マテウスがダイレクトで強烈な左足シュートを叩き込んだ。 これが決勝点となり、横浜FMが3-2と大逆転勝利。10人の広島を攻略するのに時間がかかったが、宮市ら途中出場選手の機転の効いた動きが光り、フィニッシュはブラジル人アタッカーの“個”が光る形となった。 広島は数的不利下で奮闘も一歩及ばず。87分の同点被弾により、ライン全体が下がってしまった。 横浜F・マリノス 3-2 サンフレッチェ広島 【横浜FM】 ヤン・マテウス(前27、後45) アンデルソン・ロペス(後42) 【広島】 加藤陸次樹(前2) 大橋祐紀(後32) <span class="paragraph-title">【動画】圧倒的な“個”! ヤン・マテウスの90分逆転ショット</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="ja" dir="ltr">/<br>恐ろしきトリコロール攻撃陣の火力<br>\<br><br>個の共鳴が一気に相手を飲み込んだ<br>ヤン・マテウスが再び左足で違いを作り逆転ゴール<a href="https://twitter.com/hashtag/%E6%A8%AA%E6%B5%9CFM%E5%BA%83%E5%B3%B6?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#横浜FM広島</a><br><br>明治安田J1リーグ第13節<br>横浜FM×広島<br>LIVE on <a href="https://twitter.com/hashtag/DAZN?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#DAZN</a> <a href="https://t.co/kpCtgvhoQz">pic.twitter.com/kpCtgvhoQz</a></p>&mdash; DAZN Japan (@DAZN_JPN) <a href="https://twitter.com/DAZN_JPN/status/1803397111834185769?ref_src=twsrc%5Etfw">June 19, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.06.19 21:01 Wed
2

横浜FMがアンデルソン・ロペスのPK弾で連勝! 最下位札幌は5連敗【明治安田J1第19節】

23日、明治安田J1リーグ第19節の北海道コンサドーレ札幌vs横浜F・マリノスが札幌ドームで行われ、アウェイの横浜FMが0-1で勝利した。 最下位のホーム札幌はリーグ戦4連敗中。前節の京都サンガF.C.戦は序盤に2点を先行され、反撃することができなかった。今節は荒野拓馬がメンバー外で、菅大輝、長谷川竜也、高尾瑠がスタメンに入った。 対する12位横浜FMは、ミッドウィークに行われた第13節延期分のサンフレッチェ広島戦から中3日。3-2の打ち合いを制した広島戦からは負傷した永戸勝也ら2人が入れ替わり、宮市亮とエドゥアルドが先発した。 立ち上がりは互いのゴール前を行き来するなか、9分には札幌の近藤友喜が右ポケットから右足でボレー。アウトにかけたシュートはGKポープ・ウィリアムが弾き出した。 一方の横浜FMも直後、ヤン・マテウスの右サイドの仕掛けから、折り返しに宮市。ダイレクトシュートが枠を捉えたが、GK菅野孝憲のセーブに遭う。 その後も一進一退の攻防が続き、横浜FMはヤン・マテウスやアンデルソン・ロペスがゴールに接近。札幌はボックス内での精度を欠き、なかなかフィニッシュに持ち込めない。 前半中盤に差し掛かると試合はこう着状態に。押し込んだのは横浜FMだったが決定機はなく、ハーフタイムにかけて前に出た札幌は、近藤の右クロスに鈴木武蔵が頭で合わせる場面もあった。 0-0のままかに思われた前半終了直前、横浜FMに決定機。アンデルソン・ロペスのスルーパスにヤン・マテウスが抜け出し、ボックス内でGK菅野との一対一に。左隅を狙うも、札幌守護神に片手一本で防がれた。 引き続き先制点を争う後半は、札幌の長谷川、菅が立て続けに際どいシュート。横浜FMも松原健が左足で狙っていく。 両チーム共に1点が遠いなか、先に動いたのは横浜FMベンチ。植中朝日、井上健太の投入でギアアップを図る。 すると59分、VARの介入により、ヤン・マテウスのクロスが札幌DFの手に当たっていたと判定され、アウェイチームがPKを獲得。キッカーを務めたアンデルソン・ロペスがしっかりGKの逆を取り、今シーズン12点目を決めた。 追いかける形となった札幌は攻めあぐねる時間が続くが、最初の交代カードは77分。高尾に代えて家泉怜依を投入する。 その直後、前線でボールを収めた鈴木が反転から左足を振るが、これはゴール左へ。83分には左ポケットにフリーで抜け出した中村桐耶が角度のないところからシュートを狙うが、枠内には飛ばせなかった。 原康介、田中克幸の投入でさらに勝負をかけるホームチームだが、ゴール前をしっかり固める相手DFを崩しきれず。虎の子の1点を守り抜いた横浜FMが2連勝とし、札幌は苦しい5連敗となった。 北海道コンサドーレ札幌 0-1 横浜F・マリノス 【横浜FM】 アンデルソン・ロペス(後18) <span class="paragraph-title">【動画】落ち着いてGK菅野の逆を突く! PKから決めたアンデルソン・ロペスの今季12点目</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="ja" dir="ltr">/<br>流石の落ち着き、巧みなキック<br>\<br><br>冷静にPKを沈めたアンデルソン・ロペス<br>F・マリノスが先制に成功‼️<a href="https://twitter.com/hashtag/%E6%9C%AD%E5%B9%8C%E6%A8%AA%E6%B5%9CFM?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#札幌横浜FM</a><br><br>明治安田J1リーグ第19節<br>札幌×横浜FM<br>LIVE on <a href="https://twitter.com/hashtag/DAZN?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#DAZN</a> <a href="https://t.co/NhM28v8sxs">pic.twitter.com/NhM28v8sxs</a></p>&mdash; DAZN Japan (@DAZN_JPN) <a href="https://twitter.com/DAZN_JPN/status/1804764082249122243?ref_src=twsrc%5Etfw">June 23, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.06.23 16:11 Sun
3

「常に我々は劣勢な立場」強豪を退けた末のアジアの頂点、就任半年のクレスポ監督が回想「最初は誰も信じてくれなかった」

アル・ヒラルのエルナン・クレスポ監督が、アジア王者を喜んだ。『Dzair Sport』が伝えた。 2023-24シーズンのAFCチャンピオンズリーグ(ACL)が25日に終了。決勝2ndレグが行われ、アル・アイン(UAE)が横浜F・マリノスを5-1で下し、2戦合計6-3で勝利を収めた。 共にAFCチャンピオンズリーグ(ACL)になってから初のアジアの頂点を目指した戦い。1stレグは横浜FMが粘りを見せて逆転勝利したものの、2ndレグは2-1とアル・アインがリードしていた中で、GKポープ・ウィリアムが前半アディショナルタイムにDOGSOで一発退場。数的不利となると、後半にアル・アインが3ゴールを奪い、21年ぶりのアジアの頂点に立つこととなった。 見事に21年ぶりにアジアタイトルを手にしたアル・アイン。クレスポ監督は2023年11月にチームを指揮し始めており、半年でのビッグタイトル獲得となった。 悲願のアジア制覇を成し遂げた中、喜びを語り、多くの人への感謝を口にした。 「国全体が幸せだ。この感情を言葉で表現することは難しい。選手たちはアル・アインだけではなく、国全体にとっても素晴らしい功績を残した」 「この素晴らしいクラブを指揮する機会を与えてくれた選手だけでなく、クラブの役員にも感謝したい。全てを行うのは選手たちであり、私は幾つかの計画を立て、個人的なトレーニングのやり方を考えるが、全てを行っているわけではない」 アル・アインは今大会では非常に厳しい戦いを繰り広げ、準々決勝ではポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドらを擁するサウジアラビアのアル・ナスルと対戦し、PK戦の末に勝ち上がり。準決勝では34戦無敗を誇ったアル・ヒラルと対戦し、2戦合計5-4で勝ち上がってきた。 常に相手の方が期待値が高かった中での戦いを制し、決勝も1stレグで破れてからの大逆転勝利。選手たちの奮闘を改めて評価した。 「我々はこのタイトルに値する。準々決勝、準決勝、さらには決勝まで、常に我々は劣勢な立場だった。アル・ナスルやアル・ヒラルに対して、優れた成績を収めるに値した」 「最初は誰も我々を信じてはくれなかったが、我々はそれをやり遂げた。この選手たちは大きなことを成し遂げた」 <span class="paragraph-title">【動画】ホームの大観衆の前で横浜FMを撃破したアル・アインがアジア王者に</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="GmYmKjvETPA";var video_start = 279;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.05.26 10:50 Sun
4

【J1注目プレビュー|第19節:札幌vs横浜FM】苦しみ続く札幌は連敗を「4」で止めたい、横浜FMはお得意様叩いて浮上のキッカケに

【明治安田J1リーグ第19節】 2024年6月23日(日) 14:00キックオフ 北海道コンサドーレ札幌(20位/11pt) vs 横浜F・マリノス(13位/20pt) [札幌ドーム] <span class="paragraph-subtitle">◆苦しみは続く…【北海道コンサドーレ札幌】</span> 前節はアウェイで降格圏に沈む京都サンガF.C.との直接対決で2-0と完敗。完成度の低さを露呈し、共に苦しむライバル相手に何もできなかった。 チームはこれで4連敗。ミハイロ・ペトロヴィッチ監督と共に歩むことを決めたが、全く調子は上がる気配がない。特に気掛かりなことは、やはりファイティングポーズをとり続けられないところだろう。 プレーに自信を持つことが難しい状況なのは十分理解できるが、ネガティブな選択、そこからのミスと悪循環。特に両サイドを抉られる回数が多く。ウィークポイントをそのまま突かれて敗れてしまった。 主軸の移籍、負傷とチーム力がダウンしていることは明らかだが、そこに文句を言っても仕方がない。現状をどう打破するのかに注目だ。 ★予想スタメン[3-4-2-1] GK:菅野孝憲 DF:家泉怜依、岡村大八、中村桐耶 MF:近藤友喜、馬場晴也、 荒野拓馬、菅大輝 MF:小林祐希、駒井善成 FW:鈴木武蔵 監督:ミハイロ・ペトロヴィッチ <span class="paragraph-subtitle">◆お得意様相手に快勝したい【横浜F・マリノス】</span> 首位のFC町田ゼルビア相手に惨敗してしまった横浜FM。相手の強さを身をもって体感した中、ミッドウィークには延期されていたサンフレッチェ広島戦を戦い、3-2と逆転勝利を収めた。 難しい相手との連戦で勝利を取り戻せたことは大きいはず。ただ、中3日でのアウェイゲームということもあり、コンディション面には不安を抱える。 広島戦では永戸勝也が負傷したため、左サイドバックの人選は気になるところ。週2試合の10連戦がスタートしており、コンディションを重視したメンバー選考になる可能性も高い。 とはいえ、得意としている札幌戦。アウェイでの難しさはあるが、圧倒して勝利し、足取り軽く帰ってきたいところだ。 ★予想スタメン[4-3-3] GK:ポープ・ウィリアム DF:松原健、上島拓巳、エドゥアルド、渡邊泰基 MF:天野純、喜田拓也、渡辺皓太 FW:ヤン・マテウス、アンデルソン・ロペス、宮市亮 監督:ハリー・キューウェル 2024.06.23 11:30 Sun
5

「レフェリーにかなり崩された」アジア制覇を逃した横浜FM、キューウェル監督は不満もサポーターに感謝「いつも最高の後押しをしてくれた」

横浜F・マリノスのハリー・キューウェル監督が、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)2023-24決勝を振り返った。 25日、ACL2023-24決勝2ndレグで横浜FMはアル・アイン(UAE)と対戦した。 1stレグは2-1で逆転勝利を収めた横浜FM。大アウェイの中での決勝は、立ち上がりに2失点し、逆転を許すこととなる。 それでも40分にヤン・マテウスが1点を返し、2戦合計で同点に。しかし、前半アディショナルタイムにGKポープ・ウィリアムが一発退場。ボックス外のファウルがDOGSOとなり、数的不利に。ACLデビュー戦となるGK白坂楓馬が急遽出場した。 2-1のまま前半を終えるが、後半は一方的に押し込まれてしまう形に。それでもなんとか耐えていたが、67分に失点し勝ち越されることに。するとなかなか攻撃の形が作れず、後半アディショナルタイムにはコジョ・フォ=ドー・ラバに2ゴールを許し終戦。5-1で敗れ、2戦合計6-3でアジア制覇はならなかった。 試合後、『DAZN』のフラッシュインタビューに応じたキューウェル監督は「まずはアル・アインに優勝をおめでとうと言いたい」とコメント。「選手たちが90分を通して本当によく戦ってくれた」と、数的不利ながらも戦い続けてきた選手を称えることに。「ただ、レフェリーによって、かなり崩されたのは事実だ」と、ジャッジの面で不満があるとした。 前半にPKで失点したシーンも去ることながら、横浜FMへのプレーがファウルにならなかったり、ポープ・ウィリアムの退場も非常に微妙なところ。試合中から苛立ちを見せていた。 また、試合前には2000人のサポーターにトラブル。チケットの割り当てを急遽減らされるという問題が発生し、現地にいても試合が見られない可能性が浮上した。 クラブが交渉に奔走した結果、最終的には全員がスタジアムに入れたようだが、大きな声援を送り続けたファン・サポーターに向けてもコメントした。 「遠くまで多くのサポーターが来てくれて本当に嬉しかった」 「この残念な結果を見せたくはなかった。それが全てだと思うが、我々のサポーターは本当にいつも最高の後押しをしてくれた」 悲願のACL制覇はあと一歩のところで逃すこととなった横浜FM。新フォーマットになるACLで再びこの舞台へ戻り、今度こそはトロフィーを掲げる姿を見せてほしいものだ。 <span class="paragraph-title">【動画】試合の流れを大きく変えたDOGSO退場…</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="ja" dir="ltr"><a href="https://t.co/aLxvTmOujJ">https://t.co/aLxvTmOujJ</a> <a href="https://t.co/3Zjwi3s5em">pic.twitter.com/3Zjwi3s5em</a></p>&mdash; DAZN Japan (@DAZN_JPN) <a href="https://twitter.com/DAZN_JPN/status/1794414454857199984?ref_src=twsrc%5Etfw">May 25, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.05.26 07:45 Sun

FC町田ゼルビアの人気記事ランキング

1

「ポニテかわいい!」「また来てほしい」現役アイドル2人が“天空の城”で初観戦! スパガの鎌田彩樺さん&河村果歩さんがゼルビアポーズも披露し観戦レポも

アイドルグループ「SUPER☆GiRLS」のメンバーである鎌田彩樺さんと河村果歩さんが、Jリーグ観戦を報告した。 鎌田さんは広島県出身。舞台などで活躍していた中、2023年1月に「SUPER☆GiRLS」の第6期メンバーとして加入した。 河村さんは岐阜県出身で、モデル活動をしていた中、鎌田さんと同じ6期メンバーとして「SUPER☆GiRLS」に加入した。 鎌田さんは自身のX(旧ツイッター/@SG6_AYAKA_avex)を更新。22日に行われた、FC町田ゼルビアvsアビスパ福岡の試合を現地観戦したことを報告した。 鎌田さんは、町田GIONスタジアムを訪れたのは初めてとのこと。スタンドでの姿や、クラブOBである太田宏介との写真、そして『Abema』で放送されている「FC町田ゼルビアをつくろう〜ゼルつく〜」にも出演している若林萌々さんとの2ショットなどをアップ。写真と共に試合の感想を綴っている。 ーーーーー FC町田ゼルビア観戦に初Gスタ行かせていただきました〜 前後半ともにとっても惜しい場面とチャンスが沢山あり悔しい引き分けでした、! 守備が凄かったり、ゴールまで意地でも!っていうすごく力強いプレーで終始圧巻されてた とっても会いたかった若林萌々ちゃん、太田宏介さんと ーーーーー また、河村さんも自身のX(@SG6_KAHO_avex)を更新し、鎌田さんとのショットやゼルビアポーズなど写真をアップ。試合の感想も綴った。 ーーーーー FC町田ゼルビアを見に、 あやちと行ってきました〜!! 初町田GIONスタジアム~❕ コンセプトに合わせた取り組みが沢山あって驚き(՞ ܸ. .ܸ ՞)".ᐟ.ᐟ 選手達の最後まで徹底的に攻め、守る姿を見てドキドキワクワク楽しかったです ーーーーー ファンは「ポニテかわいい!」、「4枚目のビジュ好きかも」、「また来てほしい!」、「よく行きました!」、「応援ありがとう」、「お疲れ様!」とコメントを寄せている。 <span class="paragraph-title">【写真】現役アイドル2人が町田のスタジアムで初観戦! </span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="ja" dir="ltr"><br><br>とっても会いたかった若林萌々ちゃん、太田宏介さんと<a href="https://twitter.com/hashtag/%E3%82%B9%E3%83%91%E3%82%AC?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#スパガ</a>… <a href="https://t.co/RMk5BhLSiQ">https://t.co/RMk5BhLSiQ</a> <a href="https://t.co/A8UJsmuLDP">pic.twitter.com/A8UJsmuLDP</a></p>&mdash; 鎌田彩樺(スパガ) (@SG6_AYAKA_avex) <a href="https://twitter.com/SG6_AYAKA_avex/status/1804499562448752989?ref_src=twsrc%5Etfw">June 22, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="ja" dir="ltr"><a href="https://twitter.com/hashtag/%E3%82%B9%E3%83%91%E3%82%AC?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#スパガ</a> <a href="https://twitter.com/hashtag/FC%E7%94%BA%E7%94%B0%E3%82%BC%E3%83%AB%E3%83%93%E3%82%A2?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#FC町田ゼルビア</a> <a href="https://twitter.com/hashtag/zelvia?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#zelvia</a> <a href="https://twitter.com/hashtag/jleaguepr?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#jleaguepr</a> <a href="https://t.co/yEoCMiSzr2">pic.twitter.com/yEoCMiSzr2</a></p>&mdash; 河村果歩 かほっち(スパガ) (@SG6_KAHO_avex) <a href="https://twitter.com/SG6_KAHO_avex/status/1804736976459080163?ref_src=twsrc%5Etfw">June 23, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.06.24 23:25 Mon
2

町田・黒田剛監督の怒り「町田は決して悪ではない」/六川亨の日本サッカーの歩み

先週土曜のJ1リーグ、横浜FM対町田戦は町田が今シーズン初の逆転勝ちを収めて首位を守った。試合後の黒田剛監督は「天皇杯ではいろいろありましたけど、町田は決して悪ではないし、我々が正義だとしっかり貫いていく」と12日の天皇杯2回戦、筑波大戦を振り返って抗議のコメントを出した。 PK戦とはいえJ1の首位チームが大学生に負けるという大波乱の結果もさることながら、開始8分にチャン・ミンギュが左鎖骨を骨折、同点ゴールを決めた安井拓也が右脛骨骨幹部の骨折。さらにナ・サンホは左足関節靱帯損傷、前距腓靭帯損傷、三角靭帯損傷、ミッチェル・デュークは左大腿二頭筋の肉離れと診断された。黒田監督ならずとも、筑波大のプレーを非難したくなるだろう。 この試合をフルタイムで見たわけではないが、安井の同点ゴールはマイナスの折り返しをゴール中央から豪快に決めたもの。守備に入ったDFはシュートブロックに行くのではなくボールにアタックしたため安井は重傷を負った。『過剰な力による足裏での危険なプレー』は一発レッドでもおかしくなかった。 いつも町田の試合を見ているわけではないが、シーズン序盤はアフタータックルが目についた。その点を昨シーズンから町田の試合や練習を取材している同業者に聞くと、「J1のスピードに慣れていないため、アフターになりやすい。故意にファウルをしているわけではない」と教えてくれた。ただ、球際の激しさは町田の武器だし、それが1試合の平均ファウル数がJ1で3番目に多い結果につながっているのだろう。 そんなチームスタイルだけに、筑波大戦後に対戦相手を批判した黒田監督のコメントは物議を醸した。ネットでの記事を読んでみて、やはり多かったのは主審のゲームコントロールに関しての書き込みだった。イエローカードは筑波大に2枚、町田に1枚だが、それが妥当だったのかどうか。天皇杯は対象外だろうが、DAZNが放送していた『Jリーグジャッジリプレイ』が昨シーズンで終了したのは残念でならない。 横浜FM戦後、黒田監督は「負傷した4名の無念の気持ち、選手は魂のこもった試合をしてくれた」と労いつつ、「言いたいことをしっかりと言いながら、またダメなものはダメと訴えながら貫いていく。これがいまの日本のサッカー界に必要なパワーだと思う」と言葉に力をこめた。激しいプレーと、選手生命を脅かすプレーは違うということ、そして選手を守るのは、指導者はもちろん審判だということを訴えたかったのだろう。 5月19日のJ1リーグ第15節、FC東京対横浜FMの試合はドイツ人のザシャ・ステーゲマンが主審を務めたが、ラフプレーには躊躇わずにイエローカードを出し、両チーム合わせて7枚のカードが出たが、試合が荒れることはなかった。一方、6月1日の第17節、鹿島対横浜FMは200試合以上の主審を務めた国際主審が務めたものの、判定基準が一定ではないため両チームの監督がジャッジに不満を述べていた。 ここ数年、日本人主審の技術はレベルダウンしているのだろうか。レフェリーブリーフィングで町田対筑波大の試合が取り上げられるのか、次回の開催が楽しみである。 <hr>【文・六川亨】<br/><div id="cws_ad">1957年9月25日生まれ。当時、月刊だった「サッカーダイジェスト」の編集者としてこの世界に入り、隔週、週刊サッカーダイジェストの編集長や、「CALCIO2002」、「プレミアシップマガジン」、「サッカーズ」の編集長を歴任。現在はフリーランスとして、Jリーグや日本代表をはじめ、W杯やユーロ、コパ・アメリカなど精力的に取材活動を行っている。日本サッカー暗黒の時代からJリーグ誕生、日本代表のW杯初出場などを見続けた</div> 2024.06.17 11:45 Mon
3

【J1注目プレビュー|第19節:町田vs福岡】共にデュエルが特徴、カウンターで相手を仕留めるのはどちらか

【明治安田J1リーグ第19節】 2024年6月22日(土) 15:00キックオフ FC町田ゼルビア(1位/38pt) vs アビスパ福岡(7位/28pt) [町田GIONスタジアム] <span class=“paragraph-subtitle">◆首位としての強さを見せたい【FC町田ゼルビア】</span> 前節は横浜F・マリノスと対戦し、1-3で勝利。今シーズン先制された試合は全敗だった中、初逆転勝利を収めた。 近年のJ1を牽引する横浜FMに力を見せた町田。チームとしてはケガ人が多く出ている中で、しっかりと勝ち切れたことは1つステージを上げられたとも言えるだろう。 チームとしては選手層を厚くすることもJ1を戦う上では重要だったが、不測の産物とも言えるケガ人により出番を得た選手が活躍。前節ゴールに絡んだ下田北斗もその1人だ。 今節の相手はハードなプレーが特徴の福岡。どこか近しい特徴を持つ相手との戦いはあまり得意ではなく、ボールを持たされた場合の戦い方にも注目だ。 ★予想スタメン[4-4-2] GK:谷晃生 DF:望月ヘンリー海輝、ドレシェヴィッチ、昌子源、林幸多郎 MF:バスケス・バイロン、柴戸海、下田北斗、平河悠 FW:藤尾翔太、エリキ 監督:黒田剛 <span class="paragraph-subtitle">◆復調して3連勝、どこまで伸ばせるか【アビスパ福岡】</span> 前節はホームにサガン鳥栖を迎えた一戦。隣県同士のバチバチのバトルは2-0で勝利し、3連勝とした。 無敗が止まってから連敗を喫していた福岡だったが、この3試合はいずれも2ゴールを奪っての勝利。チームとしては攻撃の迫力不足が懸念だったが、佐藤凌我が復帰してからはその不安材料も解消している。 チームとしてバランスが取れ始めた中で迎える町田戦。首位相手に戦う中では流れの中のプレーよりもセットプレーを警戒したいところだ。 しっかりとマークを外さず、相手の用意する様々なセットプレーに対応できるのか。4連勝で上位進出のキッカケを掴みたい。 ★予想スタメン[3-4-2-1] GK:村上昌謙 DF:ドウグラス・グローリ、田代雅也、宮大樹 MF:小田逸稀、松岡大起、前寛之、岩崎悠人 MF:金森健志、佐藤凌我 FW:ウェリントン 監督:長谷部茂利 2024.06.22 12:45 Sat
4

「おまいう」って言われてる町田ってダーティ!!……なの?!の巻/倉井史也のJリーグ

12日の天皇杯で町田は4人の長期離脱に!! でも「いつも町田がやってることやられただけじゃん」みたいな中傷浴びてて草!! ってそんなに町田って黒いの? 黒田監督だから黒いの? やばい、書いててすごいレベルの低いギャグになった感じだけど、ちょっとこれはちゃんと検証してみなきゃってことになりました。町田の闇を暴くぞ!! ってことで、まずはこんな数字(2024年6月14日時点)が。 【反則数】 1位:新潟/ 180 2位:浦和/ 183 3位:C大阪/ 186 4位:神戸/ 199 4位:柏/ 199 6位:鳥栖/ 206 7位:鹿島/ 217 8位:横浜FM/222 9位:東京V/ 226 10位:川崎/ 238 11位:FC東京/240 12位:札幌/ 249 13位:広島/ 251 14位:名古屋/ 251 15位:京都/ 254 16位:G大阪/ 259 17位:磐田/ 260 18位:福岡/ 277 19位:町田/ 283 20位:湘南/ 295 おお!! やっぱり町田の反則数が多い!! 19位じゃないですか。あれ? でも最下位の湘南にダーティーなイメージないんですけど。よく考えたらこの反則って、オフサイドとかも全部入ってるんですよね。じゃあ、警告数で並べ直すぞ!! 【警告数】 1位:C大阪/ 13 2位:G大阪/ 15 2位:広島/ 15 4位:神戸/ 16 5位:浦和/ 18 6位:新潟/ 20 7位:鹿島/ 22 7位:磐田/ 22 9位:鳥栖/ 25 10位:東京V/ 26 11位:京都/ 27 11位:湘南/ 27 13位:名古屋/ 28 14位:川崎/ 30 14位:FC東京/30 16位:町田/ 31 17位:札幌/ 32 17位:柏/ 32 17位:横浜FM/32 20位:福岡/ 37 ふむふむ、町田は16位ってことで、まぁまだ下ですな。でもちょっと待って。町田よりも消化試合が2試合少ない横浜FMが町田よりもイエローが多くて17位タイってことは、もしかしたら横浜FMってダーティ?んなわきゃないでしょ。だいたい反則の質ってもんがあるんですよ。反則が多くても相手についていけてないだけで(笑)汚いプレーが少ないってチームもあるんだから。じゃあ、「イエローカード/反則数」で並び替えてみるよ。 【イエローカード/反則数】 1位:G大阪/ 5.79% 2位:広島/ 5.98% 3位:C大阪/ 6.99% 4位:神戸/ 8.04% 5位:磐田/ 8.46% 6位:湘南/ 9.15% 7位:浦和/ 9.84% 8位:鹿島/ 10.14% 9位:京都/ 10.63% 10位:町田/ 10.95% 11位:新潟/ 11.11% 12位:名古屋/ 11.16% 13位:東京V/ 11.50% 14位:鳥栖/ 12.14% 15位:FC東京/12.50% 16位:川崎/ 12.61% 17位:札幌/ 12.85% 18位:福岡/ 13.36% 19位:横浜FM/14.41% 20位:柏/ 16.08% いや、ちょっと待って。町田が10位になっちゃったじゃないですか。ってことは、横浜FMとか柏とか、「ファウルに行ったらイエロー覚悟!!」ってこと? 16位の川崎とかも町田よりイエロー率多い、危ないチームってことになっちゃうし。こ、これはレッドカードの数で勝負だ!! 【退場数】 1位:鹿島/ 0 1位:浦和/ 0 1位:柏/ 0 1位:広島/ 0 5位:東京V/ 1 5位:横浜FM/1 5位:新潟/ 1 5位:磐田/ 1 5位:G大阪/ 1 5位:C大阪/ 1 5位:神戸/ 1 5位:福岡/ 1 13位:札幌/ 2 13位:町田/ 2 13位:川崎/ 2 13位:京都/ 2 13位:名古屋/ 2 13位:鳥栖/ 2 19位:湘南/ 3 20位:FC東京/4 ってことは、FC東京って極悪チームってこと? これも全然違うっしょ!! ……町田のダーティな数字を探そうと思ったけど、なんかやればやるほど他のチームのこと悪く言わなきゃいけなくなってくるので、やっぱその方向で考えるの、止めときます!! というか、どの数字でも上位にいるチームってなかなかすごくないですか? 鹿島とか浦和とかC大阪とか神戸とか。しまった、そっちを讃えたほうが健全だったなぁ。そういうチームのサポーターの人、ぜひ自分のチームの良さを声高に叫んでくださいね!! <div id="cws_ad"><hr>【倉井史也】</br>試合当日は、はやる気持ちを抑えられずスタジアムに受け付け開始と同時に駆けつけ、選手のバスが両方行ってしまうまで名残を惜しむ。自慢は対戦カードの因縁をよく覚えていること。特にサポーター寄りのネタが得意。パッと見は若いが実は年齢不詳のライター。</div> <span class="paragraph-title">【動画】町田vs筑波大学 天皇杯ハイライト</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="Boy85yMpD04";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.06.15 11:30 Sat
thumb
5

岡山、アウェイ町田戦で不正入場のサポーターに無期限入場禁止処分!

ファジアーノ岡山は25日、2019年6月23日に町田市立陸上競技場で行われた2019明治安田生命J2リーグ第19節、FC町田ゼルビア戦で不正入場行為を行ったファジアーノ岡山サポーターに無期限入場禁止処分を科したことを発表した。 岡山の発表によると、当該サポーターはアウェイ入場ゲートにおいて、本来、大人チケットで入場すべきところを小中高チケットで入場したという。 この行為に関してはJリーグ試合運営管理規程第5条「(禁止行為)正当なチケット又は通行証を所持せず入場すること」に抵触する違反行為となり、すでにその場で当該者が特定され、同規程第9条「入場拒否、退場命令、物の没収」に基づき、当日の試合への入場禁止を伝えていた。 さらに、当該サポーターは今回の一件以外にこれまでも違反行為を起こしていたことから、無期限入場禁止処分を科した。 なお、この処分は「ファジアーノ岡山のホームゲームのみならず、Jリーグ・Jクラブ主管試合に加え、日本サッカー協会や各種連盟等の日本国内で行われるすべての試合」に適用されるという。 また、当該サポーターが特定の応援団体に属していたことから、岡山は当該応援団体の代表者と話し合いの場を設け、応援団体側から解散する旨の申告があり、これを了承。加えて、クラブから同団体に所属していたメンバーとの今後の取り決めについて話をし、合意に至ったという。 今回の一件を受けて岡山は、以下のような声明を伝えている。 「本件を踏まえ、クラブとして「『子どもたちに夢を!』に基づく観戦・応援」環境づくりに一層尽力してまいります」 「ファン・サポーターの皆さまにおかれましては、日ごろのご声援に感謝申し上げるとともに、改めましてホーム・アウェイゲームでの観戦マナーを遵守いただき、まずは試合に関わる全ての方々が安全に、安心してスタジアムでの観戦を楽しんでいただける環境づくりへのご協力を、どうかお願い申し上げます。」 2019.06.26 01:08 Wed

NEWS RANKING
Daily
Weekly
Monthly