「いつも運が良いからとは限らない」 ELでも負けずで4強入りのシャビ・アロンソ監督がチームを誇る

2024.04.19 09:25 Fri
レバークーゼンを率いるシャビ・アロンソ監督。
Getty Images
レバークーゼンを率いるシャビ・アロンソ監督。
ブンデスリーガ王者がヨーロッパリーグ(EL)のベスト4に駒を進めた。

先週末のブンデスリーガで初優勝のレバークーゼンは18日のEL準々決勝2ndレグでウェストハムのホームに乗り込み、1-1のドロー。前半に先制を許して試合を折り返したが、89分にジェレミー・フリンポンの一発が生まれ、1-1のドローに持ち込んだ。

これで今季開幕からの連続無敗を44試合に伸ばしたレバークーゼンは2戦合計3-1でローマとの準決勝へ。シャビ・アロンソ監督は『UEFA.com』でとにかく負けない戦いぶりをこう評している。
「運によるものもあるだろうが、何度も起こっているのだから、いつも運が良いからとは限らない。それはゴールに値するから。進み続けるなかで、どうすれば良いか明確なアイデアがある」

スペイン人指揮官はまた、ウェストハムとのリターンレグを振り返り、交代カードも切りながら修正を図った後半の戦いに満足感を示した。
「最初の45分は多くの問題があった。相手がプレッシャーをかけ続けてくるなかで、我々もボールを握ったが、適切なタイミングで適切な選手を見つけられずにいたんだ」

「あの難しい時間帯を乗り切るのは容易じゃなかったが、キャラクターを発揮したね。後半はパーソナリティを取り戻し、準決勝に勝ち進む上で正しいプレーをやれた」

決勝まで勝ち進むDFBポカールを含め、2つのタイトルがかかるシーズン終盤に向けても決意を新たにし、昨季と同じく準決勝で対戦するローマ戦にも言及した。

「できる限り上に行きたいし、目標を達成するのが最も大事。大きなチャレンジだ。ブンデスリーガは終わったかもしれないが、終わったとは言いたくない」

「ELに大きなモチベーションがある。昨季はローマと対戦し、彼らがファイナルに進出した。(ローマと対戦する)歴史が再びだ。面白くなるだろうね」

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レバークーゼンが新星ヴィルツと2026年まで契約延長

レバークーゼンは3日、ドイツ代表MFフロリアン・ヴィルツ(18)との契約延長を発表した。契約期間は2026年6月30日までとなる。 新契約にサインしたヴィルツは、公式サイトで以下のように意気込みを語った。 「僕はドイツの中での有数のトップクラブの1つでプレーしており、今後数年間で最も高い目標に取り組んでいきたいと思っている。この素晴らしいチームの中で僕はサッカーが上手くなれたと思っているし、近い将来には僕の活躍でチームにタイトルをもたらしたいと思っているよ」 7歳でケルンのアカデミーに入団したヴィルツは、2020年1月にレバークーゼンへ移籍に加入。同年5月にチーム史上最年少となる17歳15日でプロデビューを飾ると、6月に行われたブンデスリーガ第30節のバイエルン戦では、17歳34日で当時のブンデスリーガ最年少となる初ゴール記録を達成した。 迎えた今シーズンは、[4-3-3]のインサイドハーフに定着するとここまで公式戦35試合に出場し7ゴール8アシストを記録。また、今年3月にはカタール・ワールドカップ欧州予選に臨むドイツ代表に初招集された。 2021.05.04 00:00 Tue
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ドイツの18歳至宝ヴィルツに悲劇…左ヒザACL断裂で長期離脱へ

レバークーゼンは13日、同日のケルン戦で負傷交代したドイツ代表MFフロリアン・ヴィルツ(18)が左ヒザの前十字じん帯(ACL)を断裂したことを明かした。 ヴィルツは13日に行われたブンデスリーガ第26節のケルン戦(0-1で敗戦)に先発出場。前半の24分に相手陣内でドリブルを仕掛けた際に、バランスを崩して左ヒザを強く捻って悶絶。すぐさまメディカルスタッフにより治療を受けたものの、プレー続行は叶わず。担架でピッチを後にし、そのまま病院に直行していた。 そして、同試合後にレバークーゼンはMRI検査の結果、同選手が左ヒザのACL断裂と診断されたことを明らかにした。 離脱期間に関しては少なくとも半年以上が見込まれており、今シーズン中の復帰は絶望的だ。 2020年に今回の対戦相手ケルンからレバークーゼンのユースに加入したヴィルツは、ブンデスリーガ史上4番目の若さとなる17歳と15日でトップチームデビュー。 チェルシーへ旅立った同胞MFカイ・ハヴァーツの後継者として、昨シーズンから主力に定着すると、今シーズンここまでは公式戦31試合に出場し、10ゴール14アシストを記録。優れたアスリート能力、ボールテクニック、攻撃センスを兼ね備える万能型のアタッカーとして完全にブレイクし、昨年9月にはドイツ代表デビューも果たしていた。 今夏の移籍市場ではプレミアリーグの強豪クラブを中心にステップアップの可能性も報じられ、今年11月に行われるカタール・ワールドカップへの出場も期待されているが、今回のケガによる今後のキャリアプランへの影響が懸念される。 2022.03.14 07:30 Mon
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レバークーゼン、下部組織育ちの第3GKロムと2027年まで契約延長

レバークーゼンは8日、ドイツ人GKニクラス・ロム(30)との契約を2027年6月30日まで延長したことを発表した。 新契約にサインしたロムは、公式サイトで以下のように喜びを語った。 「今回の契約延長は、レバークーゼンからの信頼の表れであることはいうまでもない。僕のように10代からここにいる人間にとって、30歳でこのような長期契約を結ぶことは特別なことなんだ」 「これからもチームの一員として、クラブの現在と将来の目標を実現するために、全身全霊で戦っていくつもりだ」 15歳でレバークーゼンの下部組織に入団したロムは、2012年12月に行われたヨーロッパリーグ(EL)グループステージ最終節のローゼンボリ戦でトップチームデビュー。 その後は、ハレシャーやプロイセン、ザントハウゼンなど国内の下部リーグへの武者修行に出されると、レバークーゼン復帰後は第3GKとして122試合にベンチ入りしたが、これまでトップチームでの出場は7試合にとどまっていた。 2024.04.09 00:01 Tue

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