「世界一、金メダルを目指す」見事なパリ五輪行きを決めたなでしこ・池田太監督がシステム変更に「W杯後からストーリーは頭にあった」
2024.02.29 06:15 Thu
なでしこジャパンの池田太監督が、パリ・オリンピックの出場権獲得を喜んだ。
試合は序盤は日本のペースで進むと、26分に高橋はながこぼれ球を押し込み日本が先制。1-0で折り返すと、76分には清水梨紗のクロスに藤野あおばがヘディングで合わせて追加点を奪う。
リードを2点とした中、終盤に1点を返され嫌な展開に。それでもで守備陣がしっかり対応するとそのまま逃げ切り、2-1で勝利を収めた。
「まずしっかりと勝利し、パリ・オリンピック出場権を獲得できたことを嬉しく思いますし、タフな試合を戦った選手たちに敬意を表したいと思います」
「何よりも、国立競技場に2万人を超すお客さんが来て、選手たちの背中を押してくれましたし、そのことに感謝しますし、テレビの前でも応援してくださった方々もいらっしゃると思うので、そういった意味でも、今日の勝利で少しでも何か感動を届けられればと思います」
「我々はこの出場権を獲得して上を目指すために戦って参りますので、引き続き応援とメディアの方々も一緒になって女子サッカーを盛り上げていければと思います」
この試合では初戦で[4-3-3]を採用した中、[3-4-2-1]のシステムでなでしこジャパンは臨んだ。
システムを変更した理由については「システムを1戦目と変えることは、1戦目を見て、前線の選手の距離感をどう保つかということもありましたが、北朝鮮との試合が決まり、ワールドカップが終わった後にチームの幅を広げようとトライした中では、1戦目と2戦目でシステムを変えようというストーリーは頭の中にありました」と、予てから構想があったものだと言及。「そして、1戦目の反省を生かした前線の距離感、幅を使ったプレーという部分を想像し、上手く選手も対応してプレーしてくれたと思っています」と、1戦目の反省を生かすにはシステム変更が必要だと決断したという。
また、先発させた2選手については「北川に関しては、左サイドバック、ウイングバックのポジションで、左利きなのでボールの持ち方、キックの質というのはWEリーグでも見させてもらいました。そういった部分も良さが出るかなと思いました」とコメント。上野については「相手のDFと中盤のライン間で受けるタイミングは所属チームでも良さを見せていて、高い技術力もありました」と、特徴について語った。
その中で選手にかけた言葉については「試合前のミーティングでは、この五輪出場が懸かっているシチュエーションは選手も理解しているので、モチベーションに対するアプローチはなかったです」とメンタル面の話はしなかったと言い、「こういった何かが懸かっている試合に挑む部分の興奮というのは、私もそうですが味わうことができない一戦だと思うので、その一戦をしっかりと味わいながらピッチで躍動しようという声掛けをしました」と、後悔のない戦いにしようと呼びかけたという。
その結果、見事にパリ・オリンピック行きが決定。「これからドローもありますし、12チームという少ないトーナメントになるので、どこが来ても強豪国と予選リーグから当たることはわかっています」と、すでに先を見ており、「しっかり準備したいですし、なでしこジャパンは世界一、金メダルを目指して成長と強化をしていきたいと思います」と、頂点に立つために成長していくとした。
金メダルを目指す上でも、システムを変えていくというストーリーが出来上がっていたという池田監督。「プランニングはしていましたが、絶対にやろうということでもなかったです。そういうシチュエーションだったからできました」と語り、「W杯が終わって、チームのやれることを増やしていく。そんなところから違うシステムにトライしました」と、オーストラリア&ニュージーランド女子ワールドカップ(W杯)の経験から感じるものがあったという。
また、「オリンピックを考えると中2日で、相手によって色々な戦い方を選手がプレーできる。そして、おそらく7月8月のパリは暑いので、自分たちがボールをしっかりと動かせるような、相手との噛み合わせの中で、色々なシステムができなければいけないという部分から、W杯後にチームの幅を広げて、この北朝鮮戦に向けても、1試合目と2試合目の相手の出方によっては、システムを変えることがプラスになるのではないかと考えました」と、先読みした対応策としての2つのシステムの使い分けだと語った。
チームとして金メダルを獲るために必要なことについては「プレッシャーを強くかけられると、自分たちが主導権を握るところが薄れてしまう。ここはもっともっと強化して相手のプレスに対しても我々がしっかりとボールを動かし、相手の穴を突いていけるような、そういった強度の中でのプレーの質を上げていきたいと思います」と、成長しなければいけないポイントについても言及した。
最後に、チケット販売が芳しくないという状況から、最終的には2万人777人の観客が詰めかけた。
仮に負けていれば五輪出場が叶わず、女子サッカーにも再び翳りが見える可能性もあった。
そんな中でのゲームには「今日の試合でたくさんの方に来場していただき、選手が喜ぶ姿を見ていただくことによって、感動もそうですし、これからサッカーを始めたいと思ってくれる少女が増えることを願っています」とコメント。「2戦目をホームでやり、そこで出場を決めるという狙いがあったので、2次予選のウズベキスタン戦でも2戦目がホームになるように色々考えてプレーしました。この2戦目でしっかり勝利して、みなさんと喜びを分かち合えたことで女子サッカーの発展に繋がってくれればと思います」と語り、互いに利害が一致し、ボールを回すだけに終始した2次予選のウズベキスタン女子代表戦の狙いも、ここまでしていたと明かし、改めて感謝した。
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28日、パリ・オリンピック アジア最終予選の第2戦が国立競技場で行われ、なでしこジャパンは北朝鮮女子代表と対戦した。第1戦はゴールレスドローに終わっており、両者ともに勝利しかないというシンプルな状況。日本は、第1戦から2名を変更し、北川ひかる、上野真実を先発起用した。リードを2点とした中、終盤に1点を返され嫌な展開に。それでもで守備陣がしっかり対応するとそのまま逃げ切り、2-1で勝利を収めた。
2大会連続6度目のオリンピック出場となった日本。池田監督は試合後の記者会見で、改めて五輪出場が決まったことを喜び、多くのファン・サポーターがスタンドに駆けつけてくれたことに感謝した。
「まずしっかりと勝利し、パリ・オリンピック出場権を獲得できたことを嬉しく思いますし、タフな試合を戦った選手たちに敬意を表したいと思います」
「何よりも、国立競技場に2万人を超すお客さんが来て、選手たちの背中を押してくれましたし、そのことに感謝しますし、テレビの前でも応援してくださった方々もいらっしゃると思うので、そういった意味でも、今日の勝利で少しでも何か感動を届けられればと思います」
「我々はこの出場権を獲得して上を目指すために戦って参りますので、引き続き応援とメディアの方々も一緒になって女子サッカーを盛り上げていければと思います」
この試合では初戦で[4-3-3]を採用した中、[3-4-2-1]のシステムでなでしこジャパンは臨んだ。
システムを変更した理由については「システムを1戦目と変えることは、1戦目を見て、前線の選手の距離感をどう保つかということもありましたが、北朝鮮との試合が決まり、ワールドカップが終わった後にチームの幅を広げようとトライした中では、1戦目と2戦目でシステムを変えようというストーリーは頭の中にありました」と、予てから構想があったものだと言及。「そして、1戦目の反省を生かした前線の距離感、幅を使ったプレーという部分を想像し、上手く選手も対応してプレーしてくれたと思っています」と、1戦目の反省を生かすにはシステム変更が必要だと決断したという。
また、先発させた2選手については「北川に関しては、左サイドバック、ウイングバックのポジションで、左利きなのでボールの持ち方、キックの質というのはWEリーグでも見させてもらいました。そういった部分も良さが出るかなと思いました」とコメント。上野については「相手のDFと中盤のライン間で受けるタイミングは所属チームでも良さを見せていて、高い技術力もありました」と、特徴について語った。
その中で選手にかけた言葉については「試合前のミーティングでは、この五輪出場が懸かっているシチュエーションは選手も理解しているので、モチベーションに対するアプローチはなかったです」とメンタル面の話はしなかったと言い、「こういった何かが懸かっている試合に挑む部分の興奮というのは、私もそうですが味わうことができない一戦だと思うので、その一戦をしっかりと味わいながらピッチで躍動しようという声掛けをしました」と、後悔のない戦いにしようと呼びかけたという。
その結果、見事にパリ・オリンピック行きが決定。「これからドローもありますし、12チームという少ないトーナメントになるので、どこが来ても強豪国と予選リーグから当たることはわかっています」と、すでに先を見ており、「しっかり準備したいですし、なでしこジャパンは世界一、金メダルを目指して成長と強化をしていきたいと思います」と、頂点に立つために成長していくとした。
金メダルを目指す上でも、システムを変えていくというストーリーが出来上がっていたという池田監督。「プランニングはしていましたが、絶対にやろうということでもなかったです。そういうシチュエーションだったからできました」と語り、「W杯が終わって、チームのやれることを増やしていく。そんなところから違うシステムにトライしました」と、オーストラリア&ニュージーランド女子ワールドカップ(W杯)の経験から感じるものがあったという。
また、「オリンピックを考えると中2日で、相手によって色々な戦い方を選手がプレーできる。そして、おそらく7月8月のパリは暑いので、自分たちがボールをしっかりと動かせるような、相手との噛み合わせの中で、色々なシステムができなければいけないという部分から、W杯後にチームの幅を広げて、この北朝鮮戦に向けても、1試合目と2試合目の相手の出方によっては、システムを変えることがプラスになるのではないかと考えました」と、先読みした対応策としての2つのシステムの使い分けだと語った。
チームとして金メダルを獲るために必要なことについては「プレッシャーを強くかけられると、自分たちが主導権を握るところが薄れてしまう。ここはもっともっと強化して相手のプレスに対しても我々がしっかりとボールを動かし、相手の穴を突いていけるような、そういった強度の中でのプレーの質を上げていきたいと思います」と、成長しなければいけないポイントについても言及した。
最後に、チケット販売が芳しくないという状況から、最終的には2万人777人の観客が詰めかけた。
仮に負けていれば五輪出場が叶わず、女子サッカーにも再び翳りが見える可能性もあった。
そんな中でのゲームには「今日の試合でたくさんの方に来場していただき、選手が喜ぶ姿を見ていただくことによって、感動もそうですし、これからサッカーを始めたいと思ってくれる少女が増えることを願っています」とコメント。「2戦目をホームでやり、そこで出場を決めるという狙いがあったので、2次予選のウズベキスタン戦でも2戦目がホームになるように色々考えてプレーしました。この2戦目でしっかり勝利して、みなさんと喜びを分かち合えたことで女子サッカーの発展に繋がってくれればと思います」と語り、互いに利害が一致し、ボールを回すだけに終始した2次予選のウズベキスタン女子代表戦の狙いも、ここまでしていたと明かし、改めて感謝した。
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なでしこジャパン、池田太監督退任で思うこと/六川亨の日本サッカー見聞録
JFA(日本サッカー協会)は21日、なでしこジャパン(日本女子代表)の池田太監督(53歳)が、契約満了に伴い退任することを発表した。池田監督は21年の東京五輪後になでしこジャパンの監督に就任。昨年夏のオーストラリア・ニュージーランド共催のW杯はベスト8、メダルを期待されたパリ五輪もベスト8で敗れて悲願のメダルには届かなかった。 JFAの佐々木則夫女子委員長は、世界大会での上位進出には新たな人材が必要と判断し、8月で契約の切れる池田監督に対して契約延長の申し出はしなかったという。そして後任には外国人指導者も対象に含まれるとし、10月26日に国立競技場で開催される予定の親善試合(対戦相手は未定)についても、早急に決める必要はないと監督の人選は含みを持たせた。 関係者の話によると、佐々木委員長は現在のなでしこジャパンのサッカースタイルがカウンターになっていることに危機感を抱いているそうだ。かつてのようにマイボールの時間を長くして、ポゼッションスタイルがなでしこジャパンの本来のスタイルであるべきだと考えている。 確かに佐々木監督は、澤穂希や宮間あやといった稀代の選手とともにW杯で優勝を果たし、ロンドン五輪でも銀メダルを獲得した。なでしこジャパンのポゼッションスタイルは、当時のアメリカのスンドハーゲ監督をして「一度ボールを失ったら取り返すのは難しい」と言わしめるほどだった。 しかしドイツW杯優勝から13年が経ち、ポゼッションスタイルはなでしこジャパンの専売特許ではなくなった。どのチームもマイボールを大切にして、自陣から攻撃を組み立てようとする。もともとフィジカルの能力はなでしこジャパンよりも高い。そんな欧州のチームがボール保持率で日本を上回るのだから、必然的に昨年のW杯初戦のスペイン戦のように、なでしこジャパンはカウンターに活路を見いだすしかないのは自明の理である。 それでも、あくまでポゼッションスタイルにこだわるというのなら、なでしこジャパンはとりかえしのつかないレベルまで落ちてしまうのではないかと危惧している。幸いなのは、新監督に外国人も含まれるという点だ。日本人だとどうしても過去の栄光にとらわれやすく、ポゼッションスタイルからの脱却も難しいのではないだろうか。その点、外国人監督なら現在のなでしこジャパンの実力を正当に判断し、欧州やアメリカなどと台頭に渡りあうにはどうすべきか先入観なしに考えられるのではないだろうか。 技術に多少の難点があっても、ずば抜けて足が速いとか、190センチ近い長身FWを起用するといった“一芸に秀でた”選手の起用でカウンターに徹するのはいかがだろうか。ダメならやめればいいだけだ。金太郎飴ではないが、誰が出ても同じようなサッカースタイルは、一定のレベルを保てるアドバンテージがあるものの、対戦相手にとって慣れてしまえば脅威も半減してしまう危険がある。 ポゼッションスタイルからの進化を図る意味でも、ポゼッションスタイルで成功を収めた佐々木女子委員長の交代もなでしこジャパンの復権に欠かせないのではないだろうか。 2024.08.22 22:30 Thu5
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アジア王者・カタールが5-0で惨敗、韓国は連勝ストップも首位キープ、日本は首位独走も2位以下大混戦【2026W杯アジア最終予選】
19日、2026年北中米ワールドカップ(W杯)アジア最終予選の第6節が各地で行われた。 <h3>【グループA】イランが首位快走中、アジア王者カタールは苦戦</h3> グループAは首位のイラン代表が5位のキルギス代表と対戦し、2-3で勝利。アウェイでの戦いとなった中、12分に左CKからのこぼれ球をメフディ・タレミが押し込み先制すると、33分にはカウンターから上手く相手をかわしたサレー・ハルダニが決めて追加点を奪う。 しかし、キルギスも黙ってはいない。51分にジョエル・コジョがCKの流れから1点を返すと、59分にはPKを獲得。VARチェックの中で認められ、これをコジョがしっかりと決めて同点に追いつく。しかし、イランは76分に右サイドを崩すと、クロスをサルダール・アズムンが打点の高いヘッドで合わせて勝ち越しに成功。2-3で勝利を収めた。 2位のウズベキスタン代表は、最下位の北朝鮮代表と対戦。しっかりとイランを追いかけたいなか、ラオスで行われた試合は44分にボックス内の混戦からこぼれたボールを、後方から走り込んだアボスベク・ファイズラエフがボックス手前から右足一閃。これがネットを揺らしてウズベキスタンが0-1で勝利した。 また、4位と苦戦するアジア王者のカタール代表は、勝ち点で並ぶ3位のUAE代表と対戦。ここまで苦戦していることがこの日も出てしまい、開始4分にファビオ・ヴィルジニオ・ジ・リマにゴールを奪われると、45分、45分+5と前半だけでハットトリックを決められる事態に。さらに56分には4点目を奪われると、73分にはヤハヤ・アル・ガッサニにもゴールを許し、まさかの5-0で惨敗に終わってしまった。 北朝鮮代表 0-1 ウズベキスタン代表 【ウズベキスタン】 アボスベク・ファイズラエフ(前44) キルギス代表 2-3 イラン代表 【キルギス】 ジョエル・コジョ(後5、後19) 【イラン】 メフディ・タレミ(前12、前33) サルダール・アズムン(後31) UAE代表 5-0 カタール代表 【UAE】 ファビオ・ヴィルジニオ・ジ・リマ(前4、前45、前50、後11) ヤハヤ・アル・ガッサニ(後28) ◆順位表 1位:イラン/勝ち点16 2位:ウズベキスタン/勝ち点13 3位:UAE/勝ち点10 4位:カタール/勝ち点7 5位:キルギス/勝ち点3 6位:北朝鮮/勝ち点2 <h3>【グループB】韓国は連勝ストップも無敗キープ</h3> グループBは首位に立つ韓国代表が最下位のパレスチナ代表と対戦。試合は12分にバックパスのミスを突いたパレスチナが、ゼイド・クンバルがボールを奪い切りネットを揺らして先制する。 それでも韓国は16分、左サイドを崩しダイレクトパス交換に抜け出したソン・フンミンがボックス左から決め切り、同点に追いつくことに成功。その後は韓国が何度もゴールに迫るが、最後まで追加点を奪えずに1-1のドローに終わった。 2位のヨルダン代表は5位のクウェート代表とアウェイで対戦。21分にボックス手前で粘りを見せたヤザン・アル・ナイマトがミドルシュートを華麗に沈めてヨルダンが先制。しかし、68分にクウェートはモハマド・ダアムがかなり離れた位置から右足一閃。鋭い低空ミドルがゴール左隅に決まり、1-1のドローに終わった。 3位のイラク代表は、アウェイで4位のオマーン代表と対戦。ピンチを凌いだイラクは、ボックス付近でパスを繋ぐと、アハメド・ヤシンのグラウンダーのクロスをユセフ・ワリ・アミンがボックス中央でダイレクトシュート。これが決勝点となり、0-1で勝利。2位に浮上した。 パレスチナ代表 1-1 韓国代表 【パレスチナ】 ゼイド・クンバル(前12) 【韓国】 ソン・フンミン(前16) オマーン代表 0-1 イラク代表 【イラク】 ユセフ・ワリ・アミン(前36) クウェート代表 1-1 ヨルダン代表 【クウェート】 モハマド・ダアム(後23) 【ヨルダン】 ヤザン・アル・ナイマト(前21) ◆順位表 1位:韓国/勝ち点14 2位:イラク/勝ち点11 3位:ヨルダン/勝ち点9 4位:オマーン/勝ち点6 5位:クウェート/勝ち点4 6位:パレスチナ/勝ち点3 <h3>【グループC】日本が圧倒的な強さ、2位以下は勝ち点差「1」の大混戦</h3> グループCの日本代表は、アウェイで中国代表と対戦。今予選オウンゴール以外で初の失点を喫したものの、1-3で勝利を収め、首位を独走中。一方で、2位のオーストラリア代表は5位のバーレーン代表とドロー、3位のサウジアラビア代表は、最下位のインドネシア代表相手に2-0で敗れることとなった。 この結果、6試合を終えて日本は勝ち点16で首位独走中となり、来年3月の2試合で8大会連続8度目のW杯出場が決まる可能性が出てきた。一方で、2位のオーストラリアは勝ち点7、3位にインドネシアが浮上するも、4位のサウジアラビア、5位のバーレーン、最下位の中国といずれも勝ち点6で並ぶ大混戦となっている。 中国代表 1-3 日本代表 【中国】 リン・リャンミン(後3) 【日本】 小川航基(前39、後9) 板倉滉(前45+6) インドネシア代表 2-0 サウジアラビア代表 【インドネシア】 マルセリーノ・フェルディナン(前32、後12) バーレーン代表 2-2 オーストラリア代表 【バーレーン】 マフディ・アブドゥルジャバル(後30、後32) 【オーストラリア】 クシニ・イェンギ(前1、後51) ◆順位表 1位:日本/勝ち点16 2位:オーストラリア/勝ち点7 3位:インドネシア/勝ち点6 4位:サウジアラビア/勝ち点6 5位:バーレーン/勝ち点6 6位:中国/勝ち点6 2024.11.20 14:35 Wed2
またまた北朝鮮相手のPKセーブ! ウズベキスタンが大黒柱不在を乗り切るウノゼロ勝ち…W杯初出場へ最終予選A組2位を守る
ウズベキスタン代表が、窮地を脱す大きな大きな勝ち点「3」ということに。 ウズベキスタン代表は19日、W杯アジア最終予選A組第6節で北朝鮮代表に1-0勝ち。アジア年間最優秀若手、21歳MFアボスベク・ファイズラエフ(CSKAモスクワ)の1発を守り抜いた。 前節カタールに敗れて今予選初黒星だったなか、同戦で負傷交代した主砲兼主将、唯一の本職センターフォワード、FWエルドル・ショムロドフ(ローマ)を欠いていたウズベク。 それでも、若き主軸ファイズラエフにゴールが生まれ、守っては33歳GKユキル・ユスポフ(フーラード)が「85分」のPKストップ。チーム一体となって、大黒柱の不在を乗り切った。 特筆すべきは、ユスポフが北朝鮮との前回対戦(第1節)でもPKをストップしていたという点。あの時もチームはウノゼロ勝ちし、1点リードの状況下でユスポフが同点危機を救っていた。 こういった形で、年内最終戦を締めくくり。ウズベキスタン代表はA組2位を守り、W杯初出場へまた一歩、前進だ。 ◆A組順位表 1位 イラン | 勝ち点16 | +7 2位 ウズベキスタン | 勝ち点13 | +3 ---W杯出場権--- 3位 UAE | 勝ち点10 | +8 4位 カタール | 勝ち点7 | -7 ---プレーオフ--- 5位 キルギス | 勝ち点3 | -7 6位 北朝鮮 | 勝ち点2 | -4 <span class="paragraph-title">【動画】北朝鮮キラーと化したGK</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="en" dir="ltr">Saving more than just a penalty - Utkir Yusupov<a href="https://twitter.com/hashtag/AsianQualifiers?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#AsianQualifiers</a> | <a href="https://twitter.com/hashtag/PRKvUZB?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#PRKvUZB</a> | <a href="https://twitter.com/hashtag/MagicMoments?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#MagicMoments</a> | <a href="https://twitter.com/VisitSaudi?ref_src=twsrc%5Etfw">@VisitSaudi</a> <a href="https://t.co/YeY3MjBKAa">pic.twitter.com/YeY3MjBKAa</a></p>— #AsianQualifiers (@afcasiancup) <a href="https://twitter.com/afcasiancup/status/1858903283231772717?ref_src=twsrc%5Etfw">November 19, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.11.20 16:20 Wed3
A組首位イランが北朝鮮に勝利…インテル所属の主砲タレミがオウンゴール&PK失敗も数的不利下でギリギリ逃げ切る【2026W杯アジア最終予選】
イラン代表が北朝鮮代表に逃げ切り勝ち。 14日、各地で2026年W杯アジア最終予選の各組第5節が始まり、A組では首位・イラン代表がアウェイ(中立地)で北朝鮮代表と対戦した。 イランの前半はほぼ100点。29分、メフディ・タレミのスルーパスに抜け出したメフディ・ガエディが先制点を決め、41分、45分と立て続けに追加点もマークする。 しかし3-0で折り返した後半、51分にショジャー・ハリルザデーが決定機阻止で1発レッドを頂戴。数的不利となったイランは56分、タレミがCKの守備でオウンゴールを献上し、59分にはやはりCKから2失点目を喫する。 迎えた67分、今度は10人イランにPKが与えられるも、なんとインテル所属の大黒柱・タレミがキックを失敗。落ち着いた助走から正面に蹴り、北朝鮮のGKに足でセーブされた。 このように、かなりモヤモヤする試合となったわけだが、結局は前半のリードを貯金に逃げ切って、3-2とギリギリ勝利。 イランは4勝1分け0敗の勝ち点「13」でA組首位をキープし、今節は2位ウズベキスタンが敗れたため、勝ち点差も「3」に広げている。 ◆A組順位表 1位 イラン | 勝ち点13 | +6 2位 ウズベキスタン | 勝ち点10 | +2 3位 UAE | 勝ち点7 | +3 4位 カタール | 勝ち点7 | -2 5位 キルギス | 勝ち点3 | -6 6位 北朝鮮 | 勝ち点2 | -3 2024.11.15 15:25 Fri4
アジア王者カタールがイランに惨敗でグループ4位に…韓国は連勝でグループ首位、サウジはバーレーンとドローで混戦に【2026年W杯アジア最終予選】
15日、2026年北中米ワールドカップ(W杯)アジア最終予選の第4節が行われた。 予選3連勝だった日本代表は、ホームにオーストラリア代表を迎えての一戦。勝利すれば大きなリードを手にするところだったが、攻めこんでいながらもゴールが遠い。 すると後半、相手のクロスからオウンゴールで最終予選初失点。その後も苦戦したが、日本も中村敬斗の仕掛けがオウンゴールに繋がり、1-1のドロー。勝利を逃したが、敗戦は免れた。 なお、同グループでは、中国代表がホームにインドネシア代表を迎えて2-1で勝利し、最終予選初勝利。また、日本に第3節で敗れたサウジアラビア代表は、バーレーン代表相手に1-1のドローに終わった。 これにより日本が勝ち点10で首位。勝ち点5でオーストラリア、サウジアラビア、バーレーンが並んでおり、インドネシアと中国が勝ち点3で並ぶという状況になっている。 グループAではアジア王者のカタール代表がイラン代表に4-1で惨敗。アルモエズ・アリが17分に先制ゴールを奪うも、サルダール・アズムンが2ゴールを決めイランが逆転。後半にはモハマド・モヘビも2ゴールを奪いイランが勝利した。なお、UAE代表はウズベキスタン代表に1-0、北朝鮮代表はキルギス代表に1-0でそれぞれ敗れていた。 無敗を守ったイランとウズベキスタンが勝ち点10で並び、3位以下はUAEとカタールの勝ち点4、キルギスの勝ち点3、北朝鮮の勝ち点2と続いている。上位2カ国が抜け出ており、11月の結果次第ではW杯出場がほぼ確定することとなる。 グループBでは、ヨルダン代表がオマーン代表に4-0、パレスチナ代表がクウェート代表と2-2のドロー、韓国代表がイラク代表に3-2で勝利を収めた。 韓国は10月シリーズで連勝を収め、勝ち点10で首位。2位にはヨルダン、イラクが勝ち点7で並び、オマーン、クウェートが勝ち点3、パレスチナが勝ち点2となっている。 ◆2026年北中米W杯アジア最終予選 第4節 ■グループA イラン代表 4-1 カタール代表 【イラン】 サルダール・アズムン(前42、後3) モハマド・モヘビ(後20、後53) 【カタール】 アルモエズ・アリ(前17) ウズベキスタン代表 1-0 UAE代表 【ウズベキスタン】 オタベク・シュクロフ(後31) キルギス代表 1-0 北朝鮮代表 【キルギス】 クリスティヤン・ブラウズマン(前11) ■グループB ヨルダン代表 4-0 オマーン代表 【ヨルダン】 ヤザン・アル・ナイマト(前26、後9) アリ・オルワン(後4、後42) パレスチナ代表 2-2 クウェート代表 【パレスチナ】 ウェッサム・アブ・アリー(前41) ゼイド・クンバル(後48) 【クウェート】 ユセフ・ナセル・アル・スライマン(前31、後35) 韓国代表 3-2 イラク代表 【韓国】 オ・セフン(前41) オ・ヒョンギュ(後29) イ・ジェソン(後38) 【イラク】 アイメン・フセイン(後5) イブラヒム・バイェッシュ(後50) ■グループC 日本代表 1-1 オーストラリア代表 【日本】 オウンゴール(後31) 【オーストラリア】 オウンゴール(後13) 中国代表 2-1 インドネシア代表 【中国】 ベイヘラム・アブドゥウェリ(前21) チャン・ユーニン(前44) 【インドネシア】 トム・ハイェ(後41) サウジアラビア代表 0-0 バーレーン代表 <span class="paragraph-title">【動画】韓国代表がイラク代表相手に快勝で、10月連勝!</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="K9nNTa4NTfc";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.10.16 14:35 Wed5