「刺激的なことがいっぱい」日本代表のトレーニングパートナーとして帯同中の神戸DF本間ジャスティンが感じた凄い選手「転がされている感じがする」
2024.01.22 13:40 Mon
日本代表のトレーニングパートナーとして帯同している本間ジャスティン
アジアカップ2023を戦う日本代表。トレーニングパートナーとして帯同しているDF本間ジャスティン(ヴィッセル神戸)が初のA代表に帯同しての感想を語った。
U-17、U-19の日本代表を経験している本間。トップレベルのトレーニングを体感している中で感想を語った。
「毎日刺激的なことがいっぱいあって、トレーニングパートナーとしてここに来ましたが、久保くんとか自分たちの代からA代表の選手として日本を背負って試合をしていたので、自分も18歳ですけど、まだまだ力不足だなと感じました」
一方でできている部分については「ゴール前の守備はやってみて全然ダメでしたが、右サイドバックの対人とかはやってみても抜かれなかったりしたので、右サイドでの守備は自分的にできているかなと思いました」とコメント。中村敬斗(スタッド・ランス)と対峙しても一定の手応えがあったとし「特別早いという感じではないですが、シュートがうまくて打たせると終わってしまうので、どれだけサイドでプレーさせるかということを意識しました」と対策について言及。「ユースでは力任せでなんとかカバーできていましたが、トップトップに来ると能力だけじゃなく、頭も使って守備しないとダメだと気がつかせてもらいました」と、もっと伸びなければいけない部分があると語った。
その中で最も驚いた部分については、「久保くんです」と久保建英(レアル・ソシエダ)の名前を出し、「ボールを持った時もそうですし、ボールを持っていない時の動きも他の選手と比べて飛び抜けているなと思いました」とコメント。年齢は4つしか離れていないものの、「スペインでやっているからだと思いますけど、凄いです。ボールを持った時は触れないというか、上手く隠されているイメージです。久保くんは凄いなと思います」と感心していた。
具体的な凄さについては「守備をしていて思ったのは、自分が出たら背後を使われたり、自分が動かされてゴールに持って行かれている気がします」と語り、「そういう部分は頭が良い、サッカーIQが高いんだなと思います」とコメント。「後出しジャンケンみたいな、向こうが出してきて、転がされている感じです」と、久保の凄さについて語った。
そんな久保も2018年のロシア・ワールドカップ(W杯)で17歳ながらU-19日本代表の一員としてトレーニングパートナーとなり、2019年には日本代表デビュー。現在では主軸となっている。
本間は「ここで選ばれているということは、将来は日本を背負うと信じてもらっているから。今回はトレーニングパートナーでしたけど、3月からも代表活動があるので、日本に戻ってしっかり選ばれていけるようにしたいと思います」と、A代表のメンバーになる意欲を口にした。
また、守備陣では冨安健洋(アーセナル)に刺激を受けたと言い、「トミくんはアーセナルでやっているのもあって、見て学んでいます」とコメント。「距離や寄せるスピード、相手との駆け引きもすごくて、ご飯の時にも聞いて、ためになる話しかないです」と、多くを学んでいるようだ。また中山雄太(ハダースフィールド・タウン)についても語り、「雄太くんも、1聞いたら100返してくれるので、そういう面では今日も帰ってから聞いていこうと思います」と、常に学んで行きたいと語った。
その中で三笘薫(ブライトン&ホーヴ・アルビオン)の言葉が印象に残っているという。「薫くんの言葉なんですけど、カイル・ウォーカー(マンチェスター・シティ)とやっていて、僕の憧れの選手がカイル・ウォーカーなんですけど、『ディフェンスはリアクションじゃなくアクションだ』って言ってくれました」とコメント。「リアクションになると負けてしまうと言われて、1つ行く動作とかが大事で、ウォーカーがやっているよと言ってくれました。そういう面では自分でも意識してやっています」と語り、イングランド代表DFカイル・ウォーカーのようになるために、ヒントを得ていると明かした。
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今回のアジアカップには26名のメンバーに加え、5人のトレーニングパートナーが帯同。U-19世代の5名が参加している。本間はU-19日本代表としてもプレー。ガンバ大阪の下部組織から、神戸のU-18に加入。2023年には2種登録されるとYBCルヴァンカップでデビュー。2024シーズンから正式にトップチームに昇格した。「毎日刺激的なことがいっぱいあって、トレーニングパートナーとしてここに来ましたが、久保くんとか自分たちの代からA代表の選手として日本を背負って試合をしていたので、自分も18歳ですけど、まだまだ力不足だなと感じました」
トップレベルとのレベルの差を痛感したという本間。最も違う部分については、「自分は基礎が全然足りてない」とコメント。「代表の人は基礎が当たり前にできていて、プラスルファ自分の武器があったりします。基礎が全然できていないので、日本に帰ってしっかり鍛えていきたいです」と語り、更なる成長に向けて刺激を受けているとした。
一方でできている部分については「ゴール前の守備はやってみて全然ダメでしたが、右サイドバックの対人とかはやってみても抜かれなかったりしたので、右サイドでの守備は自分的にできているかなと思いました」とコメント。中村敬斗(スタッド・ランス)と対峙しても一定の手応えがあったとし「特別早いという感じではないですが、シュートがうまくて打たせると終わってしまうので、どれだけサイドでプレーさせるかということを意識しました」と対策について言及。「ユースでは力任せでなんとかカバーできていましたが、トップトップに来ると能力だけじゃなく、頭も使って守備しないとダメだと気がつかせてもらいました」と、もっと伸びなければいけない部分があると語った。
その中で最も驚いた部分については、「久保くんです」と久保建英(レアル・ソシエダ)の名前を出し、「ボールを持った時もそうですし、ボールを持っていない時の動きも他の選手と比べて飛び抜けているなと思いました」とコメント。年齢は4つしか離れていないものの、「スペインでやっているからだと思いますけど、凄いです。ボールを持った時は触れないというか、上手く隠されているイメージです。久保くんは凄いなと思います」と感心していた。
具体的な凄さについては「守備をしていて思ったのは、自分が出たら背後を使われたり、自分が動かされてゴールに持って行かれている気がします」と語り、「そういう部分は頭が良い、サッカーIQが高いんだなと思います」とコメント。「後出しジャンケンみたいな、向こうが出してきて、転がされている感じです」と、久保の凄さについて語った。
そんな久保も2018年のロシア・ワールドカップ(W杯)で17歳ながらU-19日本代表の一員としてトレーニングパートナーとなり、2019年には日本代表デビュー。現在では主軸となっている。
本間は「ここで選ばれているということは、将来は日本を背負うと信じてもらっているから。今回はトレーニングパートナーでしたけど、3月からも代表活動があるので、日本に戻ってしっかり選ばれていけるようにしたいと思います」と、A代表のメンバーになる意欲を口にした。
また、守備陣では冨安健洋(アーセナル)に刺激を受けたと言い、「トミくんはアーセナルでやっているのもあって、見て学んでいます」とコメント。「距離や寄せるスピード、相手との駆け引きもすごくて、ご飯の時にも聞いて、ためになる話しかないです」と、多くを学んでいるようだ。また中山雄太(ハダースフィールド・タウン)についても語り、「雄太くんも、1聞いたら100返してくれるので、そういう面では今日も帰ってから聞いていこうと思います」と、常に学んで行きたいと語った。
その中で三笘薫(ブライトン&ホーヴ・アルビオン)の言葉が印象に残っているという。「薫くんの言葉なんですけど、カイル・ウォーカー(マンチェスター・シティ)とやっていて、僕の憧れの選手がカイル・ウォーカーなんですけど、『ディフェンスはリアクションじゃなくアクションだ』って言ってくれました」とコメント。「リアクションになると負けてしまうと言われて、1つ行く動作とかが大事で、ウォーカーがやっているよと言ってくれました。そういう面では自分でも意識してやっています」と語り、イングランド代表DFカイル・ウォーカーのようになるために、ヒントを得ていると明かした。
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日本サッカー協会(JFA)は20日、U-18日本代表のメンバー変更を発表した。 U-18日本代表からは、ケガのためFC東京 U-18のMF永野修都が離脱。ジェフユナイテッド千葉 U-18のDF谷田壮志朗が追加招集された。 U-18日本代表は21日から24日まで開催される「IBARAKI Next Generation Cup 2023」に出場。U-20関東大学選抜、U-22 ALL IBARAKI、U-18ウズベキスタン代表と対戦する。 2023.12.20 10:40 Wed4
【選手評】ハリルホジッチ監督、招集メンバー26名へ期待と要求…初招集FW中島翔哉は「日本になかなかいない選手」《キリンチャレンジカップ》
▽日本サッカー協会(JFA)は15日、国際親善試合及びキリンチャレンジカップ 2018 in EUROPEに臨む同国代表メンバー26名を発表した。 ▽メンバー発表会見に出席した日本代表のヴァイッド・ハリルホジッチ監督は、今回の選考基準を説明。代表復帰となったDF森重真人(FC東京)やFW本田圭佑(パチューカ/メキシコ)への期待や初選出となったFW中島翔哉(ポルティモネンセ/ポルトガル)の招集理由についても明かした。 GK 川島永嗣(メス/フランス) 中村航輔(柏レイソル) 東口順昭(ガンバ大阪) 「GKは3人。ただ、現段階のパフォーマンスに満足している訳ではない。もっともっと向上して欲しい。」 DF 酒井宏樹(マルセイユ/フランス) 遠藤航(浦和レッズ) 「酒井は日本人選手の中では、定期的に高いパフォーマンスを継続している。ここ最近調子も良い。遠藤は昨日のルヴァンカップで少し問題が出た。今検査をしている段階と聞いている。ただ、バックアップはすでに用意している。何が起きても問題はない」 DF 長友佑都(ガラタサライ/トルコ) 車屋紳太郎(川崎フロンターレ) 宇賀神友弥(浦和レッズ) 「次に左サイド。長友はクラブを変えたにも関わらず、定期的に試合に出場していて嬉しい。彼の存在は日本代表に必要不可欠だ。車屋と宇賀神の戦いは、これから始まる。合宿を多くこなしている訳ではないが、右サイドでもいけるのかというのも見極めなくてはいけない。どこまでついて行けるかをこれから見ていく」 DF 昌子源(鹿島アントラーズ) 植田直通(鹿島アントラーズ) 槙野智章(浦和レッズ) 森重真人(FC東京) 「それから真ん中。最初の3人(昌子、植田、槙野)はもっとできると思っている。そして、森重をなぜ呼んだか。まだ彼は準備できている段階ではない。すぐに使う訳でもない。ただ、彼がどのような状況になっているかを知りたい。励ますためにも呼んでいる。彼が以前のレベルに戻るかどうか。もちろん(吉田)麻也がいないということもある。彼の経験が我々にとってどこまで使えるかというのもある。ただ、まだまだトップパフォーマンスには程遠い。モチベーションを上げる努力をしていかなくてはいけない。早くレベルを戻してほしい」 MF 長谷部誠(フランクフルト/ドイツ) 三竿健斗(鹿島アントラーズ) 山口蛍(セレッソ大阪) 「長谷部は真ん中もできれば後ろもできる。本会までにケガなくいってほしい。三竿は、良いパフォーマンスを続けている。(山口)蛍は、常に呼んでいる選手だが、守備だけで終わるのではなく攻撃のところでもっと野心を持ってほしい。代表では良いパフォーマンスを見せている。イラク戦では我々を助けてくれた選手の1人だ」 MF 大島僚太(川崎フロンターレ) 柴崎岳(ヘタフェ/スペイン) 森岡亮太(アンデルレヒト/ベルギー) 「大島は国内でも優秀な選手の1人。彼もよくケガをするが、我々もしっかりとコンタクトをとって、そこを脱して良い状況が続いていると思う。(柴崎)岳と森岡は、(香川)真司と清武が居ないこともあり、10番や8番のタイプとして期待している。柴崎は、クラブで毎回先発という訳ではないが、レベルが上がってきていると思う。森岡はすでに2、3回観ているが、フィジカル的なところやデュエルの部分でまだ伸びると思う。ゴール数やアシスト数はリーグでも断トツ。ただ、ゲームのアクションの中でまだまだ伸びる部分はあると思う」 FW 久保裕也(ヘント/ベルギー) 本田圭佑(パチューカ/メキシコ) 「久保もまだまだ私の満足いくパフォーマンスではない。それから(本田)圭佑は、このチャンスを是非とも掴んでほしい」 FW 原口元気(デュッセルドルフ/ドイツ) 宇佐美貴史(デュッセルドルフ/ドイツ) 中島翔哉(ポルティモネンセ/ポルトガル) 「原口と宇佐美は、同じクラブでプレーしている。ここ直近の数試合で宇佐美は、しっかりと伸びている状況。ある時期はチームで干されるかもしれない状況だったが、今は出ている。原口も同じだ」 「それから長い間追跡している中島。本当にたくさん試合に出場していて、得点やアシストもしている。ドリブラーでここまで俊敏で爆発的なものを持っている選手は日本になかなかいない。前回のオリンピック代表の監督であったテグ(手倉森誠)さんともしっかりと話をして、オフェンス面で何かもたらせるのではないかという判断。ただ、守備面では代表で私が求めるレベルではない。様子を見たい」 FW 小林悠(川崎フロンターレ) 杉本健勇(セレッソ大阪) 大迫勇也(ケルン/ドイツ) 「最初の2人はここ最近で本当に伸びてきている。オフェンス面で日本で素晴らしい結果を出している。彼も自分たちのプレーの仕方を変えて伸びてきている。真ん中の選手として、アグレッシブに背後、そしてペナルティエリア内で存在感を出している。それから相手の最終ラインからの組み立てを最初に防ぐ仕事もしている。我々が観たここ数試合でも良いパフォーマンスだった。これを続けてくれと言いたい」 「大迫は、クラブで真ん中でなく、横や後ろでもプレーしているが、良くなってきている。代表ではクラブとは全く違うアクションをしてほしい。常に背負った状態でプレーするのではなく、ゴールに向いてプレーして欲しい。この3人は素晴らしいヘディングを持っている。W杯本大会でもこれが重要になってくる。もちろんFKを貰えればの話。守備でもしっかりと守らなくてはいけない。大事になってくる。W杯ではFKが決定的な状況を作ることもある」 ▽なお、日本代表は、3月のベルギー遠征で2試合の国際親善試合を予定。ロシアW杯に向けた選手見極めとチーム強化のため、マリ代表(23日/ベルギー)、ウクライナ代表(27日/同)と対戦する。 2018.03.15 19:50 Thu5