J3鳥取、JFL浦安から29歳DF小泉隆斗&26歳MF伊川拓が完全移籍加入! 都並敏史に叩き込まれた万能戦士2枚

2023.12.21 12:30 Thu
©︎J.LEAGUE
ガイナーレ鳥取は21日、日本フットボールリーグ(JFL)のブリオベッカ浦安からDF小泉隆斗(29)、MF伊川拓(26)が完全移籍にて加入すると発表した。

小泉は神奈川県出身で、東京都江戸川区を本拠地とする関東サッカーリーグ1部の東京23FCにてセカンドチームからトップ昇格後、2021年に江戸川を挟んだ対岸のライバル・浦安へ移籍。今季は自身初のJFLで全28試合に出場した。

浦安では主に左サイドバックと左ウイングバックを担当も、今季中盤戦以降は身長168cmと小柄ながら最終ライン3枚の左を任され、可変システムの中で積極的な攻撃参加を披露。また、左足のプレースキッカーとしても知られ、球際の強さも光るという万能DFだ。
伊川は北海道出身で、国士舘大学から2020年に浦安入り。こちらも身長173cmと比較的小柄だがフィジカル能力に長け、地上戦でも空中戦でも強さを発揮。浦安でセントラルハーフ、両サイドハーフ、センターバック、右サイドバック、シャドーなどありとあらゆるポジションを経験した、超が付くほどのマルチロールだ。

20代後半にしてJリーグ行きを掴んだ両選手。揃って双方のクラブからコメントを発表している。
◆小泉隆斗 〜ブリオベッカ浦安〜

「ブリオベッカファミリーの皆様、今年も応援ありがとうございました」


「皆様のご声援で最後まで走り続けることができました。僕はブリオベッカ浦安を退団し、来季からガイナーレ鳥取でプレーすることになりました。本当に濃い3年間でした」


「入団当時は都並さんに日々怒られる毎日で、左SB.WGの極意を叩き込まれました。達哉さんにも戦術、イタリア語を叩き込まれました。今の自分があるのは都並さん、達哉さんのおかげだと思っています。感謝しかありません」

「今年からJFLで大変な1年になりましたが、移動や練習後のご飯など、いろいろな面でサポートしてくれたスポンサーの皆様には感謝しかありません」


「また遠い場所にも関わらず現地まで来てくれたファン、サポーター、画面越しに見てくれた皆様も本当にありがとうございました。リーグ戦序盤は苦しみましたが最終的には2位という形で終えることができ少しだけ恩返しできたのかなとホッとしています」

「最後に、ここまで一緒に戦ってくれた選手たちには本当に感謝しています。みんな本当に仲良くていつも笑い合って最高の仲間でした。離れるのは寂しいですが、心は繋がってるので大丈夫です。お互い頑張りましょう。またどこかで!」

◆小泉隆斗 〜ガイナーレ鳥取〜

「ガイナーレ鳥取に関わる全ての皆様、はじめまして。ブリオベッカ浦安から加入することになりました小泉隆斗(コイズミリュウト)です!まず初めに、この素晴らしい環境を与えてくださったガイナーレ鳥取の皆様、本当にありがとうございます」

「またファン、サポーターの皆様にもいち早く認めてもらえるよう日々精進致致します。皆様に笑顔と感動をお届けできるよう覚悟を持って戦います。J3優勝という目標を達成するために共に戦いましょう。宜しくお願い致します!」

◆伊川拓 ~ブリオベッカ浦安~

「この度、J3のガイナーレ鳥取へ移籍することになりました」

「ブリオベッカ浦安に入団してからの4年間を振り返ると本当に沢山の方々に支えられたなと感じています。選手として、人としての基盤を作っていただいた谷口代表、都並監督、村田コーチ、チームメイトには感謝しきれないほどの思いです。本当にありがとうございました」

「そしていつもサポートしていただいているスポンサー様、どんな時も背中を押してくださるファン、サポーター、ブリオベッカスタッフの皆様の支えがあり何不自由なくサッカーに打ち込むことができました。 4年間本当にありがとうございました。これからも泥臭く自分らしくさらに成長した姿をお見せできるよう頑張ります」

「そして多くの経験を積んで『いつかまたブリオベッカに戻ってきたい』そう思っています」

◆伊川拓 ~ガイナーレ鳥取~

「この度ブリオベッカ浦安から加入することになりました。伊川拓です。ガイナーレ鳥取の勝利に貢献できるよう精一杯頑張ります。応援よろしくお願いいたします」

小泉隆斗の関連記事

2025シーズンのJリーグに向けた最新の移籍情報を網羅。選手・監督の退団や引退、移籍をクラブごとにまとめてチェック。 J1、J2、J3の全部60クラブの移籍情報をまとめています。 ※最終更新日:2025年3月3日 [ J2移籍情報 | J3移籍情報 ] ◼︎明治安田J1移籍情報 ※カッコ内は発 2025.03.03 21:00 Mon
日本フットボールリーグ(JFL)のレイラック滋賀が20日、2025シーズンの背番号を発表した。 2024シーズンの滋賀は、前年に続いてJ3クラブライセンスを取得も、なかなかコンスタントに勝ち点3を積み上げれず。 夏の角田誠監督就任後は持ち直し、タレントを活かした攻撃力がライバルの脅威に。しかしそれでもいくつ 2025.01.20 16:30 Mon
レイラック滋賀は7日、ガイナーレ鳥取を退団するDF小泉隆斗(30)の加入を発表した。 小泉は神奈川県出身で、立正大学から関東1部・東京23FCのセカンドチームへ入団。トップ昇格で主力となり、2021年に移籍したブリオベッカ浦安で関東1部からJFLへの参入を経験する。 浦安では2023年にJFLを戦い、30歳 2025.01.07 18:25 Tue
ガイナーレ鳥取は15日、FW高尾流星(20)、DF小泉隆斗(30)、DF牛田援(22)の契約満了を発表した。 高尾は宮崎県出身のストライカーで、2022年に福岡県の飯塚高校から鳥取へ加わりプロ入り。初年度からJ3リーグで15試合に出場し、2ゴールを記録した。 しかし、定位置を掴みきれず2023シーズンはJ3 2024.11.15 17:33 Fri
ブリオベッカ浦安のFW東駿(24)。都並敏史監督のもとで揉まれるストライカーは、大学卒業時に一度は諦めかけた夢を追い、走り続ける。 27日、日本フットボールリーグ(JFL)第26節のブリオベッカ浦安vs高知ユナイテッドSCが行われ、1-1のドロー決着に。浦安は13分にFW峯勇斗が先制点も、先発組の負傷交代が相次い 2024.10.30 16:30 Wed

ガイナーレ鳥取の関連記事

Jリーグは14日、5月15日の「Jリーグの日」を記念し、開幕当時に多くのファンに親しまれた「Jリーグチップス」を特別に復刻することを発表した。 1993年の開幕とともに人気を博した「Jリーグチップス(選手カード付)」が、32周年を迎えるJリーグに帰ってくることに。復刻版では、J1、J2、J3の全60クラブから各3 2025.05.14 15:55 Wed
Jリーグは13日、最新の出場停止情報を発表した。 12日に先週末の試合後の出場停止情報はすでに発表されていたが、その翌日にV・ファーレン長崎のFWフアンマ・デルガドに対する正式な処分が発表された。 フアンマは11日に行われた明治安田J2リーグ第15節のモンテディオ山形戦で一発退場。53分に自陣で相手DF西村 2025.05.13 18:53 Tue
Jリーグは12日、最新の出場停止情報を発表した。 J1ではガンバ大阪のMF鈴木徳真が唯一の出場停止に。11日に行われた明治安田J1リーグ第16節のサンフレッチェ広島戦で一発退場となっていた。 Jリーグはこの退場について、「ペナルティーエリア付近で、相手競技者に対しボールにプレーできず反則で止めた行為は、「相 2025.05.12 19:30 Mon
11日、第105回天皇杯の都道府県代表決定戦が各地で行われ、47都道府県代表が出揃った。 これまで19都県の代表が決定していた中、11日には28道府県の代表決定戦が全国各地で行われた。 J3クラブも参加する中、J3クラブ同士の対戦となった栃木県では、栃木SCが栃木シティ相手に0-2で勝利し5年連続25回目の 2025.05.11 21:40 Sun
thumb 明治安田J3リーグ第12節の10試合が6日、7日にかけて各地で行われた。 【八戸vs栃木C】上位対決は痛み分け 首位の栃木シティ(勝ち点24)と3位のヴァンラーレ八戸(勝ち点20)の上位対決。試合は立ち上がりから攻め合う形となり2分に八戸は澤上竜二がクロスを頭で合わせるが、GK相澤ピーターコアミが好セーブ。 2025.05.07 21:02 Wed

J3の関連記事

J3リーグに所属するFC琉球が、2026シーズンに向けたセレクションを開催することを発表した。SHIBUYA CITY FC、千葉県社会人サッカー1部リーグ所属の房総ローヴァーズ木更津FC、神奈川県社会人サッカー1部リーグ所属の鎌倉インターナショナルFC、品川CCの5クラブの合同で実施される。 琉球は2023年に 2025.12.15 09:30 Mon
SC相模原は10月1日、GKノアム・バウマンが、ドミニカ共和国代表に選出されたことを発表した。 バウマンは、父はスイス、母はドミニカ共和国にルーツをもつ、29歳。2014-2015シーズンにプロデビュー後、スイスリーグの複数クラブをわたり歩き、2022-2023シーズンにはセリエB(イタリアリーグ2部相当)のアス 2025.10.01 22:15 Wed
淡々と、黙々と。その姿勢はどこに行っても変わらない。 今季ファジアーノ岡山からSC相模原に加入した河野諒祐は、J3リーグ第22節・テゲバジャーロ宮崎戦で先発した。ピッチ上でリーグ戦のキックオフの笛を聞くのは、第13節・FC大阪戦以来で、約2カ月ぶりのこと。しかし、7月16日に行われた天皇杯3回戦・川崎フロンターレ 2025.07.29 18:00 Tue
thumb 14日、明治安田J3リーグ第5節延期分の松本山雅FCvsAC長野パルセイロがサンプロ アルウィンで行われ、2-2のドローに終わった。 降雪・積雪の影響で延期された、11位の松本と17位の長野による信州ダービー。11日に天皇杯の長野県予選決勝で相まみえた両者が今度はリーグ戦に舞台を移して激突した。 試合序盤は 2025.05.14 21:14 Wed
Jリーグは14日、「2025“Jリーグの日”特別企画発表会」を開催。5月15日の「Jリーグの日」を記念した特別企画として「Jリーグチップス(選手カード付)」のオマージュ版を特別に復刻させることを発表した。 「Jリーグチップス(選手カード付)」のオマージュ版は、5月17日(土)、18日(日)に行われる試合を対象とし 2025.05.14 16:45 Wed

記事をさがす

小泉隆斗の人気記事ランキング

1

Jリーグ入会目指すレイラック滋賀が2025シーズンの背番号を発表! 鈴鹿から主力3枚獲りなどJFL実績有する即戦力が加入

日本フットボールリーグ(JFL)のレイラック滋賀が20日、2025シーズンの背番号を発表した。 2024シーズンの滋賀は、前年に続いてJ3クラブライセンスを取得も、なかなかコンスタントに勝ち点3を積み上げれず。 夏の角田誠監督就任後は持ち直し、タレントを活かした攻撃力がライバルの脅威に。しかしそれでもいくつかの取りこぼしがあり、前半戦で圧倒的な貯金を作った高知に及ばず。最後は2試合を残して「2位以内」が消滅した。 今季に向けては角田監督が続投し、隣県三重の鈴鹿からFW人見拓哉(27)、MF中村健人(27)、MF鈴木翔太(24)が加入する“主力3枚獲り”。人見は昨季JFL14ゴールのストライカーだ。 また、枚方から昨夏加入のFW森本ヒマン(27)が期限付き移籍期間を延長、浦安時代にJFL2位の経験を持つDF小泉隆斗(30)が加入と、JFLでの実績を有する即戦力が集まった格好だ。 GK 1 伊東倖希 21 櫛引政敏←ザスパ群馬/完全移籍 31 笠原淳 DF 2 平井駿助 3 宮城雅史 4 井出敬大 13 小泉隆斗←ガイナーレ鳥取/完全移籍 36 前川智敬←FCティアモ枚方/復帰 44 藤谷壮←松本山雅FC/完全移籍 55 小野寺健也 MF 6 薬真寺孝弥 7 久保田和音 8 中村健人←アトレチコ鈴鹿/完全移籍 14 白石智之 16 鈴木翔太←アトレチコ鈴鹿/完全移籍 17 木下礼生←天理大学 19 南拓都 22 庄司一輝 23 竜田柊士 24 ロメロ・フランク 26 角田駿 28 田部井悠 32 海口彦太 FW 9 森本ヒマン←FCティアモ枚方/期限付き移籍期間延長 10 人見拓哉←アトレチコ鈴鹿/完全移籍 11 三宅海斗 15 菊島卓 18 秋山駿 20 木原励←浦和レッズ/育成型期限付き移籍 59 北川柊斗←ザスパ群馬/完全移籍 77 北條真汰 2025.01.20 16:30 Mon
2

“Jへの門番”と化す昇格組浦安、首位Honda撃破で暫定4位&12戦無敗! 特例J3ライセンスの新宿はラストプレーで…【JFL第23節】

30日、日本フットボールリーグ(JFL)第23節の2試合が行われた。 ◆“止まらない昇格組” 8位 ブリオベッカ浦安 開幕9試合で0勝3分け6敗とダントツ最下位だった浦安。ところが、第10節でソニー仙台FCを叩いてから勢いに乗り、前節までの11試合で7勝4分けと無敗をキープし、都並敏史監督率いるチームは今節とうとう首位Honda FCまで撃破した。 均衡を破ったのは身長173cmと小柄ながらも抜群のフィジカルを誇るMF伊川拓。ボックス手前で元FC東京のFW林容平から横パスを受け、地を這う右足シュートをゴール左隅へ突き刺した。さらに55分、DF小泉隆斗のアーリークロスにMF伊藤純也が頭から飛び込み、貴重な追加点をゲットする。 日本代表戦があるたびに何故かSNSの通知が鳴り響くという男の追加点からほどなくしてHondaに1点を返されるも、浦安は2-1で守り切って2連勝&12試合無敗に。順位は暫定ながらも4位まで浮上した。 昨季は関東サッカーリーグ1部で6位(10チーム)と残留争いを強いられながらも、全国地域チャンピオンズリーグ(地域CL)で優勝して6年ぶりにJFLへ帰ってきた浦安。企業クラブではないが、Hondaやソニーと並ぶ“今季の”Jへの門番となりつつある。 ◆“試金石となる一戦で…” 4位 クリアソン新宿 その一方、スタジアム問題を抱えながらも特例でJ3ライセンスが交付された新宿。J3参入に向けては「JFL2位以内」が最低条件となったわけだが、今節はその2位に座るソニーとのホームゲーム。試金石となる一戦は味の素フィールド西が丘で開催された。 FW大﨑淳矢やDF瀬川和樹といった名の知れた選手もスタメンに名を連ねたなか、試合は0-0のまま進み、とうとう後半アディショナルタイムへ。90+5分、ソニーのMF秋元佑太にボックス内から右足シュートを叩き込まれ、これが実質的なラストプレーに。弾みをつける必要のあった重要な一戦を0-1で落としている。順位も前節0-1で敗れた浦安にかわされて5位転落だ。 ◆第23節 ▽9月30日(土) Honda FC 1-2 ブリオベッカ浦安 クリアソン新宿 0-1 ソニー仙台FC ▽10月1日(日) [13:00] ラインメール青森 vs 沖縄SV 東京武蔵野ユナイテッドFC vs FCティアモ枚方 ヴェルスパ大分 vs ミネベアミツミFC 鈴鹿ポイントゲッターズ vs FCマルヤス岡崎 高知ユナイテッドSC vs レイラック滋賀FC ※今節試合なし ヴィアティン三重 2023.09.30 16:05 Sat
3

昨季JFL準優勝の浦安を支えるキーマン2人…橋本龍馬&本吉勇貴、今季黒星発進も下向かず「チームに対して『行くぞ』と」

ブリオベッカ浦安のMF橋本龍馬とGK本吉勇貴が、日本フットボールリーグ(JFL)第1節のFCマルヤス岡崎戦を振り返った。 10日に全会場同時刻キックオフで開幕したJFL。昨季昇格1年目にして準優勝(2位)の浦安は、ホームでマルヤスと対戦し、58分のPK一発に沈んで0-1と敗れている。 立ち上がりの一進一退から次第にマルヤスペースとなった一戦。先発フル出場のGK本吉は35分、40分といずれも至近距離からのシュートをビッグセーブ…前半の零封に貢献した。 「守備で我慢する時間帯が多くて…前半は粘り強く抑えることができましたが、ひとつのミスでPKを与えてしまいました」 この日の浦安は、昨季の基本システムと同じ[3-4-2-1]を採用。ただ、大きな違いとして最終ラインの主軸2枚、昨季JFLベストイレブンのDF西袋裕太(FC今治)と“システム可変”のキーマンだったDF小泉隆斗(ガイナーレ鳥取)が、ともに今季からJリーグ挑戦…浦安を去っている。 再編を迫られた最終ラインで開幕ゲームに並んだのは、左から大卒1年目のDF富田英寿(23)、昨季主力のDF藤森隆汰(23)、松本山雅FCからレンタル加入のDF志村滉(23)と、“23歳×3枚”の若い新セット。 PKを献上した58分のシーンは、富田と藤森が前方へ釣り出され、自陣ボックス内にスルーパスを通されたところへ志村がカバーに。志村がボールホルダーを倒してしまったものだ。 少なからず改善の余地がありそうな一連の流れ。若き最終ラインを鼓舞し続けた31歳のGK本吉は「守ることだけでなく、攻撃への流れを作れるよう、しっかり守備陣で話し合いたい。すぐに切り替えます」と下を向かなかった。 また、本吉自身は前述の2つを含め、90分間で幾度となく好セーブを披露も「僕は最後の最後で身体を張っただけ。僕より身体を張ってくれているDFのために、僕が最後に止めてあげないといけないですね」と最終ライン3枚を称えた。 「(最終ライン3枚について)やられた場面もありましたが、そこは経験として次への糧にしてほしいですし、まだ30試合のうち1試合が終わっただけですので、充実感を持ってシーズンを終えれるよう、皆で向上していきたいですね」 GK本吉がポジティブに“成長”を掲げた一方、セントラルハーフで先発出場のキャプテン橋本は、90分間で感じた課題に言及する。 「立ち上がりはいい感じで進めていました。後半は相手が戦い方を変えてきて、僕らも対応策があったんですが、プレッシングがうまくハマらず、バタバタしているうちに失点してしまいました。トレーニングマッチでの失点パターンと同じ形…ここから修正ですね」 それでも、攻守のリンクマンとして存在感を放つ29歳は、失点後の69分、3列目からの果敢な持ち上がりでチャンスを創出。最後はボックス内で自ら打てずも、それまでチーム全体で皆無だったダイナミックな選択が、スタジアム全体を含めた雰囲気を醸成した。 「僕は後ろでバランスをとることが多いですけど、点を取らないとチームが上にいけないので。前半からあのプレーを出せればベストだったんですが...とにかくチームに対して『行くぞ』という意志を見せるうえで、意識して運びました」 昨季序盤戦の浦安は、JFL基準のフィジカルコンタクト・ゲームスピードになかなか適応できず、開幕9戦未勝利の最下位。そこから17戦無敗というまさかの快進撃により、最後は2位でフィニッシュした。 今回チームリーダー2人の言葉に滲んだように、大事なのは「今日できなかったことを、明日はできるようになろう」ということ。昨季を経験した選手も多く残る浦安なら、今季もシーズンが深まるにつれて良いパフォーマンスをファンに披露できるだろう。 ◆JFL第2節 3月17日(日) 13:00キックオフ 沖縄SV vs ブリオベッカ浦安 タピック県総ひやごんスタジアム(沖縄市) ◆MF17 橋本龍馬 1994年10月24日生まれ。茨城県出身。小学生から高校生まで鹿島アントラーズに所属し、中央大学、ジョイフル本田つくばFC、横河武蔵野FCを経て、2019年に浦安へ加入。2023シーズンからチーム主将を務めている ◆GK1 本吉勇貴 1992年9月22日生まれ。神奈川県出身。2015年に浦安へ入団後、MIOびわこ滋賀(現レイラック滋賀)、おこしやす京都ACを経て、2022年に2度目の浦安加入。正守護神として君臨する 2024.03.10 20:40 Sun
4

鳥取退団のDF小泉隆斗、新天地はJFL滋賀に「必ず昇格して滋賀の歴史を変えましょう」

レイラック滋賀は7日、ガイナーレ鳥取を退団するDF小泉隆斗(30)の加入を発表した。 小泉は神奈川県出身で、立正大学から関東1部・東京23FCのセカンドチームへ入団。トップ昇格で主力となり、2021年に移籍したブリオベッカ浦安で関東1部からJFLへの参入を経験する。 浦安では2023年にJFLを戦い、30歳を迎える2024年にJ3鳥取へと移籍。29歳にしてJリーグデビューを飾ったが、1年での契約満了が発表されており、新天地はJFL滋賀となった。 小泉は滋賀を通じてコメント。 「あけましておめでとうございます。レイラック滋賀に関わる全ての皆様、初めまして!ガイナーレ鳥取から加入することになりました小泉隆斗です!この素晴らしいクラブでプレーできることを誇りに思います」 「必ずJリーグ参入させるという強い覚悟を持ってきました。平和堂HATOスタジアムで熱いファン、サポーターの皆様と共に戦いそして喜び合う想像をするだけでわくわくしてきます。必ず昇格して滋賀の歴史を変えましょう。よろしくお願いします!!」 2025.01.07 18:25 Tue

ガイナーレ鳥取の人気記事ランキング

1

鳥取がU-18所属のDF西尾響の来季昇格内定を発表「これからが勝負」

ガイナーレ鳥取は20日、U-18に所属するDF西尾響(17)の来季昇格内定を発表した。 西尾は島根県出身で、U-15から鳥取に所属。米子松蔭高校に在学中だが、U-18でプレーしていた。 西尾はクラブを通じてコメントしている。 「この度、来季からトップチームへの昇格が内定しました、ガイナーレ鳥取U-18 西尾響です。小さい時からの目標であるプロサッカー選手になるという目標を達成できたことはもちろん嬉しいですが、今まで高校生活の中でトップチームというレベルの高いものを見てきて、これからは自分もその中に入っていくということでこれからが勝負だと思っています」 「これからの目標は、試合に出ることはもちろんですが1年目から試合に出ることは難しいと思うので、体を作りながらまずはベンチ入りを目標とし、その中でスタメンを取るなど競争に勝って生き残っていきたいと思います」 2022.10.20 20:40 Thu
2

鳥取がベテランDF田中恵太と契約更新「来季はもっともっとピッチで躍動」

ガイナーレ鳥取は24日、DF田中恵太(34)の契約更新を発表した。 田中は東京都出身で、2014年に明治大学からAC長野パルセイロに入団。その後はFC琉球や水戸ホーリーホックでプレーした。 2023年に鳥取へ完全移籍。加入2年目の今シーズンは左足関節三角じん帯損傷のケガもあったが、明治安田J2リーグで29試合1得点。YBCルヴァンカップでは1試合1得点を記録している。 鳥取で3年目を迎える田中。クラブを通じてコメントしている。 「メリークリスマス! 来シーズンもガイナーレ鳥取でプレーさせてもらうことになりました。歳を重ねるにつれて、サッカーへの愛、探究心は増すばかりです」 「特に今シーズンはガイナーレが目指すサッカーに取り組む中で、自分自身のサッカーの幅を広げられました。来シーズンはもっともっとピッチで躍動して、トレーニングで積み重ねたことを表現したいと思います。来シーズンこそJ2昇格! 良い準備しまーす!」 2024.12.24 20:05 Tue
3

藤枝が今季J3で11得点の“マイク”こと、鳥取FW松木駿之介を完全移籍で獲得「熱く、フルファイト”することを誓います」

藤枝MYFCは7日、ガイナーレ鳥取のFW松木駿之介(28)が完全移籍で加入することを発表した。 松木は横浜FCのジュニアユースで育ち、青森山田中学、青森山田高校、慶應義塾大学へと進学。2019年からファジアーノ岡山に加入した。 鈴鹿ポイントゲッターズ(現:アトレチコ鈴鹿)に2度の期限付き移籍を経験すると、2023年にはヴェルスパ大分に期限付き移籍。2023年限りで岡山を退団し、2024年に鳥取に加入していた。 2024シーズンは明治安田J3リーグで32試合に出場しチーム最多の11得点を記録。YBCルヴァンカップでも1試合で1得点を記録した。 <h3>◆藤枝MYFC</h3> 「藤枝MYFCに関わる全ての皆さま。はじめまして。来季より藤枝MYFCでプレーさせていただくことになりました、松木駿之介です。 私は1年前までJFLでプレーしていました。「絶対ここから這い上がってやる」という強い意志を持ちやってきましたが、ようやく以前プレーしていたJ2に戻ってこられました。雑草のような私を迎え入れてくれたクラブに感謝しております」 「ただ、私が目指しているのはクラブと同じくもっと上です。個人的な話になってしまいますが、昨年我が家に息子が産まれ、「J1でのゴールを息子に見せる」という新たな夢ができました。その夢を叶えるために、どんなに泥臭くても不恰好でも、クラブのためにゴールを決めていきたいと思っています」 「「想いはピッチで表現する。」私が選手として大切にしていることです。日々感謝の気持ちを忘れず、クラブのために”謙虚に、熱く、フルファイト”することを誓います」 「最後になりますが、出生地がアメリカでミドルネームがあります。”マイク(Mike)”の愛称で皆さまに応援していただけると嬉しいです。よろしくお願いいたします!」 <h3>◆ガイナーレ鳥取</h3> 「ガイナーレ鳥取に関わる全ての皆さま。まず初めに、J2昇格という目標を果たせず申し訳ありません。目標を達成できないままクラブを去ることに心残りはありますが、今季限りでガイナーレ鳥取を退団し、藤枝MYFCに移籍することになりました」 「退団コメントとしては適さない長文になってしまうかと思いますが、私のことを応援してくださっていた方には最後まで読んでいただけると幸いです」 「このクラブにはたった1年しか所属していません。それでも、私のプロキャリアの中で最も充実した時間を過ごすことのできたクラブです。林健太郎監督をはじめ、コーチングスタッフ、チームメートに日々成長させていただきました。私の持つポテンシャルを1段階も2段階も引き上げてもらえたと感じています」 「そして何より、ファン、サポーターの皆さまには大きな愛をいただきました。こんなにも幸せを感じさせていただけたことは、サッカー選手冥利に尽きます」 「私自身がサッカー選手として大切にしている「想いはピッチで表現する。」ということを、どれだけこのクラブのエンブレムを背負い体現できたかは分かりませんが、クラブの昇格のために全ての力を出し切れたと思っています。それはクラブや鳥取に対する想いを大きくしてくれた皆さまのおかげです。このクラブが、そして鳥取が本当に大好きになりました」 「今年息子が産まれ、「J1でのゴールを息子に見せる」という新たな夢ができました。私自身28歳と若くはありません。クラブから慰留していただき、契約も残っていた中で同カテゴリークラブへの移籍は全く考えていませんでしたが、藤枝MYFCからいただけたオファーは断りきれませんでした。私の成長、夢に対して挑戦させてもらうことをこれからも応援していただけると嬉しいです」 「藤枝MYFCでの活躍が、私を成長させてくれた鳥取の皆さまへの恩返しにも繋がると信じ、来季からは藤枝のためにフルファイトしたいと思っています。そして、今感じている「最も充実していた時間」を今後も更新していけるよう、藤枝MYFC、そして地域のために尽くしていきたいと思っています」 「鳥取での時間、出会いは私のキャリアにおいて特別なものです。それはこれからも変わることはありません。ガイナーレ鳥取には感謝の気持ちでいっぱいです。本当にありがとうございました」 2024.12.07 12:25 Sat
4

鳥取がJFLレイラック滋賀からGK寺沢優太を完全移籍で獲得「J2昇格しましょう!!」

ガイナーレ鳥取は5日、JFLのレイラック滋賀FCからGK寺沢優太(31)が完全移籍で加入することを発表した。 寺沢は関東学院大学からドイツのヒラル・ベルクハイムに加入。その後、奈良クラブ、沖縄SV、AC長野パルセイロ、南葛SC、FCティアモ枚方でプレー。2024年途中から滋賀でプレーしていた。 滋賀ではJFLで10試合に出場。長野時代はJ3でプレー機会がなかった。 鳥取は「シュートストップ技術が高く、積極的な守備もできる」とプレーの特長を紹介。寺沢はクラブを通じてコメントしている。 <h3>◆ガイナーレ鳥取</h3> 「レイラック滋賀から移籍してきました。GKの寺沢優太です。強い意志と覚悟を持ちこのクラブに来ました。ガイナーレ鳥取の目標の為、そして鳥取県の為に全力で闘います。2025シーズン共に闘いJ2昇格しましょう!!」 <h3>◆レイラック滋賀</h3> 「この度、ガイナーレ鳥取へ移籍することになりました。シーズンが始まってから滋賀に移籍し短い間でしたが信じられないぐらい濃い時間を過ごすことができました。それはスポンサー企業の皆様、チームメイト、苦しい時にゴール裏から熱い声援をしてくださったファンサポーターの皆様のおかげです。「滋賀にJリーグを」の大きな夢に向かいピッチで躍動し、チームを勝たせること、そしてオーナーや麗さん(※麗ビューティー皮フ科クリニック 居原田麗院長)。自分が昇格させるんだという一心で、全力で取り組んできました」 「レイラック滋賀と共にJリーグへ昇格するという道半ばでチームを離れることは、簡単な決断ではなかったです。自分の正直な心に従わせていただきました。滋賀で磨いた武器を次の道でも続け、挑戦し続ける姿、成長し続ける姿をみせたいと思います」 「滋賀がJリーグ昇格する事を心から信じています。滋賀のゴールを守れて幸せでした!滋賀が大好きだぜ!!サンキューーーー!!!!」 2025.01.05 17:30 Sun
5

【Jリーグ出場停止情報】山形戦で一発退場の長崎FWフアンマの処分決定…3試合停止&罰金15万円に

Jリーグは13日、最新の出場停止情報を発表した。 12日に先週末の試合後の出場停止情報はすでに発表されていたが、その翌日にV・ファーレン長崎のFWフアンマ・デルガドに対する正式な処分が発表された。 フアンマは11日に行われた明治安田J2リーグ第15節のモンテディオ山形戦で一発退場。53分に自陣で相手DF西村慧祐と競り合った際、ユニフォームを掴まれて前に抜け出せなかったフアンマが肘を使って西村の顔を押して振り払ったことで一発退場となっていた。 12日時点では1試合停止の暫定措置が明かされていたが、規律委員会は3試合の出場停止と罰金15万円を科すことを決定した。 処分理由に関してはボールと関係のないところで相手競技者に対して、必要以上の力で顔付近を肘を用いて打った行為は、「選手等に対する暴行(肘打ち、パンチ、蹴り、噛みつき、唾を吐きかける又は殴打する等)」に該当すると判断したとしている。 <h3>【明治安田J1リーグ】</h3> MF鈴木徳真(ガンバ大阪) 第17節 vsヴィッセル神戸(5/17) 今回の停止:1試合停止 <h3>【明治安田J2リーグ】</h3> FWフアンマ・デルガド(V・ファーレン長崎) 第16節 vs大分トリニータ(5/18) 第17節 vsジェフユナイテッド千葉(5/25) 第18節 vs水戸ホーリーホック(5/31) 今回の停止:3試合停止 <h3>【明治安田J3リーグ】</h3> GK相澤ピーターコアミ(栃木シティ) 第13節 vsFC岐阜(5/17) 今回の停止:他の大会での出場停止処分 MF田中康介(AC長野パルセイロ) 第5節 vs松本山雅FC(5/14) 今回の停止:警告の累積による1試合停止 MF永野修都(ガイナーレ鳥取) 第13節 vs松本山雅FC(5/18) 今回の停止:警告の累積による1試合停止 MF藤村慶太(鹿児島ユナイテッドFC) 第13節 vs福島ユナイテッドFC(5/17) 今回の停止:1試合停止 2025.05.13 18:53 Tue

NEWS RANKING
Daily
Weekly
Monthly