雑音一蹴のチェルシー撃破にテン・ハグも満足 「このチームもこのプロジェクトも良くなる」

2023.12.07 10:50 Thu
Getty Images
マンチェスター・ユナイテッドが大きな1勝を掴んだ。

6日のプレミアリーグ第15節でチェルシーをホームに迎え撃ったユナイテッド。この試合では一時追いつかれてしまったが、スコット・マクトミネイの2ゴールで2-1と勝利した。

前半早々に巡ったPKチャンスを名手のブルーノ・フェルナンデスが失敗して嫌なムードもあったが、前からの守備やそこからの攻撃も機能し、会心の勝利を掴んだ。
ニューカッスル・ユナイテッドとの前節を落とし、3連勝が止まっての今節だったが、バウンスバックに成功。イギリス『BBC』によると、テン・ハグ監督はこう振り返っている。

「文句は常にあるが、結果とパフォーマンスに満足だ。我々はそれに値する。観客にこのメッセージを送りたかったが、これが我々のスタイルでもある。最初の30分間はピッチ上で完璧だった」
「失点は余計だった。スイッチを切ってしまったね。だが、我々はステップを踏んでいるし、正しい方向に向かってもいる。このチームは良くなっていくし、このプロジェクトも良いものになる」

このチェルシーとのビッグマッチを迎えるにあたり、急進力の低下が叫ばれたりもしたが、「雑音は気にしない。選手も慣れっ子だ」と話すと、殊勲のマクトミネイに言及した。

「彼は素晴らしかった。重要な役割を果たしたよ。とても良い選手だ。アントニーと一緒にチェルシーを止めたね。ポゼッションでも非常にダイナミックだった。2ゴールを決めたが、もっと得点できたはずだ」

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ユナイテッドを「史上最悪のチームかも」と評したアモリム監督…発言には疑問の声も「評論家のようだ」「誰もが弱いと知ってはいるが…」

元イングランド代表DFのジェイミー・キャラガー氏が、マンチェスター・ユナイテッドのルベン・アモリム監督が発したコメントを批判した。 今シーズン、中々不振から抜け出せずにいるユナイテッド。開幕から思うような結果を残せずにいると、3シーズン目を迎えていたエリク・テン・ハグ監督を昨年10月に解任した。 その後、クラブはスポルティングCPで辣腕を振るっていたアモリム監督を招へい。しかし、状況は厳しいままであり、先週末に行われたプレミアリーグ第22節ではブライトン&ホーヴ・アルビオン相手に1-3の完敗。順位は13位に低迷しており、浮上のきっかけを掴めずにいる。 そのブライトン戦後、失望を露わにしたアモリム監督は「プレミアリーグ10試合で2勝。我々はマンチェスター・ユナイテッド史上最悪のチームかもしれない。(メディアが)見出しを欲しがっているのは知っているが、(最悪のチームと)認めて変える必要があるからこそ言うんだ。さあ、見出しをつけてくれ」とコメント。これが物議を醸すこととなった。 イギリス『スカイ・スポーツ』でキャラガー氏は、アモリム監督の発言を批判。確かに現在のユナイテッドは弱いとしつつ、他ならぬ指揮官が公の場でそれを認めるメリットはないと断じている。 「私はギャリー・ネビルほどマンチェスター・ユナイテッドの歴史に詳しいわけではないが、監督の発言としては最も奇妙で馬鹿げたものの一つだと言わざるを得ないだろう」 「なぜあんなコメントをしたのか…あれは私のような評論家の立場でするようなコメントだ。監督はそれに対して、擁護するべき立場だろう。彼があのコメントによって何を得るのか、どんな利益があるのか​​がわからない」 「我々は誰もが、マンチェスター・ユナイテッドは弱いチームだと知っている。彼らはホームでブライトンにまたも敗北した。厳しいシーズンであることも、弱いチームであることもわかっている。彼は気を緩めてしまったのだろう。そしてこのコメントは、残りのシーズン中ずっと彼の頭から離れないはずだ」 「彼は記者たちに『見出しをあげるよ』と言った。監督として、なぜそんなことをしたいのかが私にはわからない。チームが今後自信をつけるのには役立たないだろう」 「私が言いたいのは、監督は今からシーズン終了までロッカールームに入って、どこが相手でも勝つ自信を選手に与えられるよう鼓舞できるのかということだ。監督は、自分たちが史上最悪のチームの一つだと言ったのだからね。彼がそれで何を得られるのか、私にはまったくわからない」 2025.01.21 17:20 Tue

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