ドロー決着のナポリ指揮官、次節のCL決勝T進出に意欲 「結果を出すためにマドリードに行く」

2023.11.09 14:02 Thu
ドローを悔やんだガルシア監督
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ドローを悔やんだガルシア監督
ナポリルディ・ガルシア監督がウニオン・ベルリン戦のドローを振り返った。『UEFA.com』が伝えた。

8日、チャンピオンズリーグ(CL)グループC第4節でウニオンをホームに迎えたナポリ。負傷離脱中のFWビクター・オシムヘンを欠く中、FWマッテオ・ポリターノのゴールにより前半のうちに先制。しかし、後半の立ち上がりに失点を喫し1-1のドローで終えた。

ナポリが勝ち点「1」を積み上げるにとどまった一方、今節は同組のレアル・マドリーの決勝トーナメント進出が決定。2位の座はキープしてはいるナポリだが、ガルシア監督は勝ちきれなかったことを悔いた。
「我々はミスから失点した。結果は残念に思う。勝てる可能性があったし、勝つに値したが、勝てなかった。我々にはチャンスがあり、相手GKがセーブを見せたが、彼らのシュートもポストに直撃した」

グループ2位以内確定を目指して臨む第5節は、サンチャゴ・ベルナベウでのマドリー戦。ガルシア監督はチームのパフォーマンスレベルに胸を張ると同時に、改善点も指摘した。
「結果を出すためにマドリードに行くつもりだ。ここで我々は彼らと同じレベルでプレーできることを証明した。今夜、我々はチャンスを活かすべきだったし、後方でリスクを負うべきではなかった」

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スロベニア代表CBビヨルは隠れた人気銘柄? インテルに続き6クラブから関心か

ウディネーゼのスロベニア代表DFジャカ・ビヨル(25)は隠れた人気銘柄か。 ビヨルは190cmのセンターバック(CB)。CBを主戦場にボランチも対応可能で、スロベニア代表では通算53キャップ。ユーロ2024はラウンド16敗退まで全4試合にフル出場した。 クラブキャリアは2018年夏に母国からロシアのCSKAモスクワへ。ハノーファーへのレンタル移籍を経験したのち、22年夏に現所属のウディネーゼへ完全移籍でやってきた。 23-24シーズンが終わったあたりからインテルの関心が報じられており、ユーロ2024での奮闘がさらに多くのクラブを惹きつけた模様。 イタリア『カルチョメルカート』によると、ナポリ、ボローニャ、ラツィオ、シュツットガルト、ヴォルフスブルク、ノッティンガム・フォレストが新たに関心を寄せ始めたという。 『SportItalia』いわく、シュツットガルト、ヴォルフスブルク、フォレストについては、すでにビヨルとウディネーゼへアプローチ。 元々インテルによる関心は「さほど高くない移籍金」も理由のひとつと伝えられていたが、やはりウディネーゼの要求は1000万〜1500万ユーロ(約17.4億〜26.2億円)が目安とのことだ。 2024.07.10 14:05 Wed

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