ジーコ氏が沼津の試合を観戦!日本代表監督時代の教え子・中山雅史監督の勝利を見届ける
2023.10.24 19:15 Tue
かつて日本代表監督を務めたジーコ氏が、アスルクラロ沼津の中山雅史監督と再会している。1991年に来日し、住友金属(現:鹿島アントラーズ)に加入して4シーズンプレー、常勝軍団の礎を築いたジーコ氏。引退後には鹿島のテクニカルダイレクター(TD)、総監督も務め、2002年からは日本代表の監督も務めた。
その後は他国を拠点に活動していたが、2018年7月に鹿島のTDに復帰すると、2022年からはクラブアドバイザーとして活躍。シーズンに2度来日している。
今シーズン2度目の来日中のジーコ氏だが、今は監督となったかつての教え子のもとも訪れたようだ。
23日、沼津はクラブの公式X(旧ツイッター)を更新。22日に愛鷹広域公園多目的競技場で行われた明治安田生命J3リーグ第32節の松本山雅FC戦で、ジーコ氏と中山監督が再会している様子を公開している。
そのジーコ氏も見守った一戦で沼津は松本に3-1で快勝。リーグ2連勝を飾っていた。
ジーコ氏は試合後にインスタグラムを更新。鹿島で育成部長などを務めていたこともある沼津の高島雄大社長らとのつながりで観戦が実現したことを明かしている。
「アスルクラロ沼津と松本のJ3の試合を観に沼津に行った。彼らはJ2昇格のために戦っている」
「鹿島時代の長年の友人であり、日伯友好カップの生みの親の1人でもある高島が社長を務めるアスルクラロには、鹿島時代の通訳だったランドウ(高井蘭童)もいる。ブラジル人のイゴール(・ガブリエル)、ラウール(・スダティ)、そして(赤塚)ミカエル。監督は中山で、彼は私の時の日本代表でもプレーし、日本サッカー界のトップスコアラーだ」
「ヘッドコーチの鈴木秀人も元ジュビロの選手。そして、クラブオーナーである谷強、アトランタ五輪でブラジルに勝利した日本のスコアラーである伊東輝悦、そしてアスルクラロのU-14チームも写っている」
その後は他国を拠点に活動していたが、2018年7月に鹿島のTDに復帰すると、2022年からはクラブアドバイザーとして活躍。シーズンに2度来日している。
23日、沼津はクラブの公式X(旧ツイッター)を更新。22日に愛鷹広域公園多目的競技場で行われた明治安田生命J3リーグ第32節の松本山雅FC戦で、ジーコ氏と中山監督が再会している様子を公開している。
現役時代、1998年のフランス・ワールドカップ(W杯)と2002年の日韓W杯でプレーした中山監督は、ジーコジャパンでも4試合でプレー。その後はケガの影響もありそれが日本代表としての最後の試合となっていたが、2004年の「新潟県中越地震復興チャリティーマッチ がんばれ新潟!」ではジーコジャパン・ドリームチームの一員としてプレーしていた。
そのジーコ氏も見守った一戦で沼津は松本に3-1で快勝。リーグ2連勝を飾っていた。
ジーコ氏は試合後にインスタグラムを更新。鹿島で育成部長などを務めていたこともある沼津の高島雄大社長らとのつながりで観戦が実現したことを明かしている。
「アスルクラロ沼津と松本のJ3の試合を観に沼津に行った。彼らはJ2昇格のために戦っている」
「鹿島時代の長年の友人であり、日伯友好カップの生みの親の1人でもある高島が社長を務めるアスルクラロには、鹿島時代の通訳だったランドウ(高井蘭童)もいる。ブラジル人のイゴール(・ガブリエル)、ラウール(・スダティ)、そして(赤塚)ミカエル。監督は中山で、彼は私の時の日本代表でもプレーし、日本サッカー界のトップスコアラーだ」
「ヘッドコーチの鈴木秀人も元ジュビロの選手。そして、クラブオーナーである谷強、アトランタ五輪でブラジルに勝利した日本のスコアラーである伊東輝悦、そしてアスルクラロのU-14チームも写っている」
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アスルクラロ沼津は7日、フランスのロリアンからドイツ人GKジローン・ゲギム(21)の加入を発表した。背番号は「30」をつける。 ジローンは、ロリアンの下部組織出身で、U-17、U-19、そしてBチームと昇格を繰り返した。 193cmの大型GKは、クラブを通じてコメントしている。 「初日の練習から何者かもわからない僕を快く受け入れてくれた素晴らしい選手、スタッフと過ごした時間の中で、日に日にこの素晴らしいクラブの一員になりたいと強く思い、今回加入できたことを本当に嬉しく思います」 「国を離れてプレーすることは自分としても大きなチャレンジになりますが、少しでも早くチームにも文化にも慣れて、感謝の気持ちをプレーで表現しチームに貢献したいと思います」 「ケンタ(渡辺健太)、ヒロト(前田宙杜)、コウジ(山田晃士)は皆素晴らしいGKなので、大神友明コーチのトレーニングをしっかりして負けないようにしていきたいと思います」 「目標としているGKマイク・メニャン選手(ACミラン所属)を超えられるよう努力し、彼が持つシーズン17試合無失点という記録をこのJ3リーグで塗り替えたいと思います」 「わからないことだらけですし、言葉もこれから覚えていかなければなりません。ぜひ皆さん助けてください」 <span class="paragraph-title">【写真】沼津に加入したGKジローン・ゲギム</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="ja" dir="ltr"><a href="https://twitter.com/hashtag/%E3%82%B8%E3%83%AD%E3%83%BC%E3%83%B3%E3%82%B2%E3%82%AE%E3%83%A0?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#<a href="https://t.co/VSqrv3BFUS">https://t.co/VSqrv3BFUS</a><a href="https://twitter.com/hashtag/%E3%82%A2%E3%82%B9%E3%83%AB%E3%82%AF%E3%83%A9%E3%83%AD%E6%B2%BC%E6%B4%A5?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#アスルクラロ沼津</a> <a href="https://t.co/vuFmd22GBQ">pic.twitter.com/vuFmd22GBQ</a></p>— アスルクラロ沼津【公式】 (@azulclaro1990) <a href="https://twitter.com/azulclaro1990/status/1897844654605058458?ref_src=twsrc%5Etfw">March 7, 2025</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2025.03.07 12:25 Fri2
J3沼津が附木雄也と契約更新! 関東1部から駆け上がった叩き上げの29歳「好きになったこの街で勝ちたい」
アスルクラロ沼津は11日、DF附木雄也(29)との契約更新を発表した。 沼津の最終ラインを支える左利きセンターバック附木。国士舘大学を卒業後、地域リーグの東京ユナイテッドFC(関東1部)でキャリアを歩み出した叩き上げの男は、東北1部時代のいわきFC、JFL時代のFC大阪を経て、28歳となる2022シーズンからJ3沼津へ加入した。 27歳で迎えたJリーグ1年目はJ3で20試合、2年目の2023シーズンは32試合出場。また、2023シーズンはJ初得点を含む3ゴールをマーク。契約更新にあたり、沼津の公式サイトからコメントを発表している。 「まず初めに、遅くなってしまい申し訳ありません」 「来シーズンもアスルクラロ沼津でプレーさせていただきます。このクラブで勝ちたい。好きになったこの街で勝ちたい。この仲間たち、スタッフ、ファン・サポーターの皆さんと勝ちたい。去年積み上げてきた道は間違いじゃなかった事を絶対に証明したい。これが自分の想いの全てです」 「昨年掴めなかったモノを掴む。1人でも多くの人が愛鷹に足を運びたい。自分のプレーが、行動が、また来たいなと思ってもらえるよう、どんな時も自分を律し続けます。13番のユニフォームを着て愛鷹に足を運んでくださる姿が昨年よりも少しでも多く見られたら嬉しいです。3年目のシーズンよろしくお願いします」 2024.01.11 18:40 Thu3
沼津、大卒ルーキーのMF河田稜太が退団「申し訳ございません」
アスルクラロ沼津は8日、MF河田稜太(22)の退団を発表した。双方合意の下での契約解除となる。 河田は東京ヴェルディのジュニアユース、ユースで育ったがトップチーム昇格は叶わず。東京学芸大学へと進学していた。 今シーズンからプロ生活を始めた河田だったが、ここまで出場はなし。退団に至った。 河田はクラブを通じてコメントしている。 「短い間でしたがありがとうございました。チームが大変な状況で抜けてしまい、申し訳ございません」 「チームと話して結果退団することになりました。自分もまたグランドでボールが蹴れるように頑張りたいと思います。ありがとうございました」 2022.04.08 10:49 Fri4
沼津が水戸退団のMF柳町魁耀を完全移籍で獲得「共に戦いましょう!」
アスルクラロ沼津は8日、水戸ホーリーホックを退団したMF柳町魁耀(21)を完全移籍で獲得したことを発表した。背番号は「44」となる。 柳町は茨城県出身で、鹿島アントラーズのアカデミー出身。ジュニアユース、ユースと昇格も、トップ昇格はできずに2021年に水戸に加入した。 水戸では3シーズン過ごし、J2通算9試合、天皇杯通算2試合の出場に終わっていた。 沼津でプレーすることとなった柳町はクラブを通じてコメントしている。 「初めまして、柳町魁耀です。皆さんの前でプレーできることを嬉しく思いますし、楽しみにしています。多くの人がスタジアムに足を運んで良かったと思えるようなプレーを魅せたいと思います。応援よろしくお願いします!共に戦いましょう!」 2024.02.08 21:15 Thu5

