チェルシーFWジャクソンがセネガル代表から離脱…右手首に軽度の手術報道
2023.10.11 09:45 Wed
チェルシーFWニコラス・ジャクソンがセネガル代表から離脱した。セネガルサッカー連盟が発表している。
昨季のビジャレアルでラ・リーガ12ゴールを決め、そのブレイクイヤーが評価され、チェルシー行きのジャクソン。新天地イングランドではここまで全公式戦10試合のうち、出場停止の1試合を除く、9試合に出場して3ゴールをマークしている。
チェルシーの新たなセンターFWとしてマウリシオ・ポチェッティーノ新監督から期待がかけられ、この代表ウィーク前のプレミアリーグでも1ゴールを決めたが、イギリス『ミラー』によると、ケガを抱えながらのプレーだったようだ。
なか、セネガル代表はジャクソンの代わりにレンジャーズのアブダラー・シマを招集している。
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「僕がPKのキッカー」PKで揉めたチェルシー、4ゴールのパーマーが振り返る「口論は少し行き過ぎたかも」
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「酷いチャレンジ」「なぜまだピッチに?」 冨安健洋への悪質なチャージ、足首踏みつけもお咎めなしのチェルシーFWにレジェンドたちも疑問「信じられない」「レッドカードだ」
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「彼らはその点で名人」アーセナルのCKに屈したチェルシー、攻撃の軸を3人欠いての戦いにマレスカ監督「大きな違いになる」
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▽かつてリバプールやボルトンなどで活躍した元セネガル代表のエル=ハッジ・ディウフ氏(37)が大統領就任を目指しているようだ。イギリス『FourFourTwo』が報じた。 ▽ディウフ氏は、ソショーの下部組織で育ち、スタッド・レンヌやランスでプレー。2002年7月にリバプールへと加入した。その後はイングランドでプレーを続け、ボルトン、サンダーランド、ブラックバーンなどでプレー。最後はマレーシアでプレーし、2016年1月に現役を引退した。 ▽ディウフ氏は、“リベリアの怪人”として名を馳せた、リベリアの元大統領でもあるジョージ・ウェア氏に影響されたと語った。 「私は、自分自身と家族のことを見据えている。何年も前からサッカーについて考えているが、新たなキャリア、政治的なキャリアに進もうと考えている」 「私は、母国には何かを変える私を待っている人々がいる。若者にとって戦う戦士になりたいと思っている。その準備ができており、政治の道に進むことを決心した」 「未来は決まっている。この先の2年間で政治に参加する。なぜなら、フットボールで多くのことを変えられたことをしっているうからだ。政治に対して多くの情熱がある」 ▽ディウフ氏は、現役時代からアフリカサッカー界に警鐘を鳴らしており、それが原因で代表チームを追放された経験もある。2002年の日韓ワールドカップにも出場し、ペレ氏が選んだ「FIFA100」にも名を連ねるなど、アフリカサッカー界では多くの功績を残してきた。果たして、母国の大統領になることはできるだろうか。 2018.02.08 22:05 Thu5
