【EL日本人選手】守田先発のスポルティングCPがアタランタに惜敗…堂安途中出場のフライブルクはウェストハムに敗戦
2023.10.06 06:10 Fri
ヨーロッパリーグ(EL)グループステージ第2節が5日に各地で行われた。
今シーズンのグループステージには、ブライトンのMF三笘薫、リバプールのMF遠藤航、フライブルクのMF堂安律、スポルティングCPのMF守田英正、ユニオン・サン=ジロワーズのDF町田浩樹、セルヴェットのDF常本佳吾ら6人の日本人選手がプレーする。
今回の第2節では、三笘、遠藤、守田、町田、常本が先発出場、堂安が途中出場した。
守田が先発したスポルティングCPは、ホームでアタランタと対戦。立ち上がりからアタランタに押し込まれる展開が続いたスポルティングCPは、33分に失点。コープマイネルスのパスでボックス右深くまで駆け上がったザッパコスタの折り返しをスカルヴィーニに流し込まれた。
先制を許したスポルティングCPは、42分にもルックマンのスルーパスからルッジェーリに左サイドを抜け出されるとボックス左からシュートを許す。一度はGKアダンがブロックしたが、こぼれ球を再びルッジェーリが押し込まれた。
その後は拮抗した展開が続く。それでもスポルティングCPは72分、ボックス左深くからレイスがシュートを放つと、相手GKが弾いたこぼれ球をボックス内で拾ったディオマンデが素早くシュート。相手DFにディフレクトしたボールは枠の上に外れたが、VARの末にブロックしたスカルヴィーニの手に当たっていたとしてスポルティングCPがPKを獲得。これをギョケレシュが確実に決めた。
1点を返し手勢いづくスポルティングCPは、77分にカタモのパスに抜け出したエドワーズがボックス左からシュートを放ったが、これはGKムッソが好セーブ。さらに78分には、エドワーズのパスからボックス中央左に抜け出したカタモが決定機を迎えたが、シュートは左ポストに弾かれた。
終盤にかけては一進一退の展開が続いたが、最後までスコアは動かず。アタランタに逃げ切りを許したスポルティングCPが1-2で敗戦した。
また、堂安がベンチスタートとなったフライブルクは、ホームでウェストハムと対戦。フライブルクは開始早々の8分に右サイドを持ち上がったボーウェンのクロスからパケタにヘディングシュートを叩き込まれた。
先制を許したフライブルクは、14分にも自陣中盤でのボールロストからカウンターを受けると、ボックス内まで侵入したフォルナルスのパスからパケタにゴールネットを揺らされたが、これはオフサイドの判定で難を逃れた。
迎えた後半、1点を追うフライブルクはギンターを下げて堂安を投入。すると49分、右サイドからカットインした堂安がゴール前へパスを供給すると、ボックスライン付近のR・サライが巧みなターンで相手DFを振り切ってシュート。GKファビアンスキが弾いたボールをキューブラーが詰めたが、再び相手GKに弾かれると、これを最後はゴール前のR・サライがゴールに叩き込んだ。
幸先良く試合を振り出しに戻したフライブルクだったが、66分に再びリードを許す。ウォード=プラウズの左CKをアゲルトがヘディングで叩き込み、ウェストハムが勝ち越しに成功した。
結局、これが決勝点となりフライブルクは1-2で敗戦した。
そのほか、三笘がフル出場したブライトンは、アウェイでマルセイユと対戦し2-2のドロー。遠藤と町田が先発したリバプールvsサン=ジロワーズは、2-0でリバプールが勝利。常本がベンチスタートとなったセルヴェットは、アウェイでローマと対戦し0-4で敗戦した。
★三笘薫[ブライトン]
マルセイユ 2-2 ブライトン
◆フル出場
★遠藤航[リバプール]
リバプール 2-0 サン=ジロワーズ
◆前半のみプレー
★堂安律[フライブルク]
フライブルク 1-2 ウェストハム
◆後半からプレー
★守田英正[スポルティングCP]
スポルティングCP 1-2 アタランタ
◆フル出場
★町田浩樹[サン=ジロワーズ]
リバプール 2-0 サン=ジロワーズ
◆フル出場
★常本佳吾[セルヴェット]
ローマ 4-0 セルヴェット
◆フル出場
今シーズンのグループステージには、ブライトンのMF三笘薫、リバプールのMF遠藤航、フライブルクのMF堂安律、スポルティングCPのMF守田英正、ユニオン・サン=ジロワーズのDF町田浩樹、セルヴェットのDF常本佳吾ら6人の日本人選手がプレーする。
今回の第2節では、三笘、遠藤、守田、町田、常本が先発出場、堂安が途中出場した。
先制を許したスポルティングCPは、42分にもルックマンのスルーパスからルッジェーリに左サイドを抜け出されるとボックス左からシュートを許す。一度はGKアダンがブロックしたが、こぼれ球を再びルッジェーリが押し込まれた。
迎えた後半、ハーフタイムに3枚替えを敢行したスポルティングCPは52分に決定機。敵陣中盤でFKを獲得すると、右サイドに展開したボールを受けたエドワーズのクロスをイナシオをヘディングで合わせたが、これはゴール左に外れた。
その後は拮抗した展開が続く。それでもスポルティングCPは72分、ボックス左深くからレイスがシュートを放つと、相手GKが弾いたこぼれ球をボックス内で拾ったディオマンデが素早くシュート。相手DFにディフレクトしたボールは枠の上に外れたが、VARの末にブロックしたスカルヴィーニの手に当たっていたとしてスポルティングCPがPKを獲得。これをギョケレシュが確実に決めた。
1点を返し手勢いづくスポルティングCPは、77分にカタモのパスに抜け出したエドワーズがボックス左からシュートを放ったが、これはGKムッソが好セーブ。さらに78分には、エドワーズのパスからボックス中央左に抜け出したカタモが決定機を迎えたが、シュートは左ポストに弾かれた。
終盤にかけては一進一退の展開が続いたが、最後までスコアは動かず。アタランタに逃げ切りを許したスポルティングCPが1-2で敗戦した。
また、堂安がベンチスタートとなったフライブルクは、ホームでウェストハムと対戦。フライブルクは開始早々の8分に右サイドを持ち上がったボーウェンのクロスからパケタにヘディングシュートを叩き込まれた。
先制を許したフライブルクは、14分にも自陣中盤でのボールロストからカウンターを受けると、ボックス内まで侵入したフォルナルスのパスからパケタにゴールネットを揺らされたが、これはオフサイドの判定で難を逃れた。
迎えた後半、1点を追うフライブルクはギンターを下げて堂安を投入。すると49分、右サイドからカットインした堂安がゴール前へパスを供給すると、ボックスライン付近のR・サライが巧みなターンで相手DFを振り切ってシュート。GKファビアンスキが弾いたボールをキューブラーが詰めたが、再び相手GKに弾かれると、これを最後はゴール前のR・サライがゴールに叩き込んだ。
幸先良く試合を振り出しに戻したフライブルクだったが、66分に再びリードを許す。ウォード=プラウズの左CKをアゲルトがヘディングで叩き込み、ウェストハムが勝ち越しに成功した。
結局、これが決勝点となりフライブルクは1-2で敗戦した。
そのほか、三笘がフル出場したブライトンは、アウェイでマルセイユと対戦し2-2のドロー。遠藤と町田が先発したリバプールvsサン=ジロワーズは、2-0でリバプールが勝利。常本がベンチスタートとなったセルヴェットは、アウェイでローマと対戦し0-4で敗戦した。
★三笘薫[ブライトン]
マルセイユ 2-2 ブライトン
◆フル出場
★遠藤航[リバプール]
リバプール 2-0 サン=ジロワーズ
◆前半のみプレー
★堂安律[フライブルク]
フライブルク 1-2 ウェストハム
◆後半からプレー
★守田英正[スポルティングCP]
スポルティングCP 1-2 アタランタ
◆フル出場
★町田浩樹[サン=ジロワーズ]
リバプール 2-0 サン=ジロワーズ
◆フル出場
★常本佳吾[セルヴェット]
ローマ 4-0 セルヴェット
◆フル出場
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「奪って、つないで、また走る」。佐野海舟がガーナ戦で見せた超回収力と新中盤像
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菅原由勢はアピールに“失敗”したのか?右のスペシャリストが45分で表現したもの
キックオフ直後から、気合という燃料を積んでいることは明らかだった。このチャンスを、モノにしてやるんだ。攻守両面でのアグレッシブなプレーから、この試合に懸ける思いは全身から溢れ出ていた。タフに右サイドを守りながら、同学年のMF久保建英と一緒に決定機も演出した。サイドバックを本職とする選手が生み出すハーモニーが顔を覗かせていたからこそ、後半開始のピッチに背番号2の姿がなかったことに驚き、ガッカリしてしまった。 誰よりも落胆していたのは本人だろう。もっとプレーしたかった。まだまだアピールしたかった。あの時、ああいう選択をしていれば──。後悔に似た気持ちは、自分の中を隅々まで探せばキリがないかもしれない。 それでも、試合後のミックスゾーンで悔しさに引っ張られている様子はあまり感じられなかった。下を向いて言葉を探す場面も少なくはなかったが、要所要所で顔を上げ、成長や向上を誓っていた。その瞳は真っ直ぐで、力強いものだった。 DF菅原由勢が日本代表の先発に名を連ねたのは、約8カ月ぶりのことだった。前回は2025年3月25日に行われたW杯アジア最終予選の第8節サウジアラビア代表戦まで遡る。その後は代表の常連とは言えない時期を過ごした。9月の北米遠征では招集されるも、プレータイムはアメリカ代表戦で後半から途中出場した18分のみ。ブラジル代表を撃破した10月シリーズでは招集されなかった。今回の11月シリーズでは、初戦のガーナ代表戦で出場機会を得るも、68分からのプレーであり、すでに2-0と勝負が決まっている状況だった。 失意のベスト8に終わったAFCアジアカップ2024以降、システムが4バックから3バックに変更した影響もあり、明らかに出場機会を減らしていた。カタールW杯後の第二次森保ジャパン発足時、右サイドバックという本職のポジション自体がなくなることを想像していただろうか。敵地でのドイツ代表撃破にもアシストで貢献していただけに、、まさか「当落線上」という言葉が付き纏うことになるとは……。 生き物のように変化が目まぐるしい代表チームで、もう一度、自分の居場所を確保するために──。5万人以上が駆けつけた国立競技場でのボリビア代表戦、キックオフの笛がピッチ内にいる自身の心臓を震わせた。 ■先制点を生んだ堅守 開始直後に左サイドでボールの奪い合いが発生する中、右サイドのタッチライン沿いに立ち、両手を広げてボールを呼び込む。GK早川友基からのハイボールに対し、フルパワーで落下地点に向かって走る。目の前の相手に構うことなくジャンピングヘッドを狙う。わずかにボールに当たらなかったが、最後尾に向かって親指を立てた。 意気軒昂と右サイドを走ると、開始早々の4分のことだった。 FW小川航基からのパスを目の前で相手選手にカットされたが、すぐさま右足を踏ん張り、一気に寄せた。持ち上がりを阻むだけでなく、左半身側からの密着マークで中央へ誘導。その先にいたMF遠藤航がボールを回収した。そしてMF久保建英に縦パスが入り、MF鎌田大地の先制点が生まれた。 「相手がけっこう縦に蹴ってくるという分析があったので、縦の選択肢を切った。そうなった時、中にもドリブルするという癖もあったので。誘いながら、うまく来てくれて、(遠藤)航くんとの距離感も良かったので、良い形で守備はできたのかなと思います」 電光石火の先制点を生み出す舞台を整えた狙い通りの守備は、横のスライドを駆使し味方と連携して守るサイドバック本職の選手らしいプレーでもあった。 「まずは個人で勝っていくところが大前提ですけど、ハメに行く中では素晴らしい相手だった。組織で守ることも同時にやっていかなきゃいけない中では、良い距離感でやれたと思います」 5バック時のウイングバックは、縦スライドを駆使して目の前の相手の突破を阻むという個人での守備力を求められる場面が多い。しかし、4バック時のサイドバック経験が豊富な菅原だからこそ、攻撃に出ようとしたところからの守備対応にもかかわらず、臨機応変に賢く守ることができた。 ■クロス光るも、前半45分で無念の交代 幸先よくチームに貢献した後も、積極的なプレーを続けた。切磋琢磨し共闘してきた同世代の久保と一緒に、プレッシャーを掛けていく。苦し紛れのロングボールを蹴らせた時には、テクニカルエリアの森保監督も拍手を送っていた。15分には縦パスを受ける相手選手のトラップ際にガツンとアプローチ。ファウルと判定されたが、指揮官の目の前でファイトした。 「サイドバックの選手なので、そこでやられていたら、自分の存在価値はないと思っていたので。そこはしっかりやろうとは思ってました」 そして、23分には真骨頂を発揮する。同学年のDF瀬古歩夢からのサイドチェンジに反応すると、久保の落としを収め、右サイドのスペースに抜け出す久保へ絶妙なスルーパスを出す。そのまま久保を猛然と追いかけ、外側から追い越してリターンパスを受け、ワンタッチでクロス。ニアに飛び込んだ小川の頭にピタリと届けた。惜しくもシュートはクロスバーを叩いたが、座席から身体が浮くような決定機を作り出した。 しかし、その2分後には後ろから相手選手を倒してイエローカードを提示された。「ヨーロッパの試合でもそうだし、ああいう部分でカウンターを防ぐとか、前に運ばれて相手が勢いづくというのを考えたら、止める判断をして、僕は今良かったと思っています」と口にしていたが、その直前のプレスを掻い潜られた場面では背中と正面に相手選手が1人ずついる中で後ろのサイドハーフを捨てて前に出る選択をしていた。一瞬の迷いやプレスのオーガナイズの部分で後手に周り、ワンタッチで剥がされ、ボールは一度捨てたサイドハーフの選手のもとへ。プレスバックして追いかけたのは集中していたが、自分のけつを自分で拭くことは回避できたかもしれない。 警告が理由だったかどうかは断言できないものの、前半45分のみで交代となった理由に結びつけることもできてしまう。本大会では勝利のために汚れ仕事を請け負わなければならない状況があるかもしれないが、少しでも多くアピールしたい現状において適切だったとは言い切れない。 「(交代の理由は)監督に聞いてみないとわからない。もちろん試合に勝つためにオーガナイズしていかなきゃいけないというところで、いろいろな理由はあると思いますけど、自分がもっと良いパフォーマンスをしていたらもう少し出れたなというのはあるので、まずはしっかりと試合を見て振り返って反省したいなと思います」と冷静に自分を見つめていた。 「クロスまで行けてるシーンもありましたし、あんまりネガティブじゃないかなと思っています」と45分を振り返ったように、自分のプレーを出せていた感覚はあったはず。その中で、ハーフタイムに唯一の交代。不完全燃焼という言葉がよぎるし、後半にもっとギアを上げてアピールしたかったに違いない。立場を想像すれば、唇を噛みちぎりたくなってしまう。 ■自問自答の連続で、本大会へ しかし、菅原はヤワではない。試合後は同ポジションのライバルであるMF堂安律と抱擁し、健闘を称えていた。その姿に負の感情はないように見えた。W杯本大会まで残すところ5カ月。弱音を吐き、後ろを振り返る時間はない。自分のすべきことは明確だから。 「最終予選からチームとしての形を試してやってきて、素晴らしい結果を手にしているし、その中で自分の立ち位置はわかっている部分もある。ナーバスにならずに、自分の良さを見失わずに、しっかりとチームでやることが大事。自分を良くするために毎日、謙虚に、小さいことも積み重ねながらやっていくことが大事だと思います。代表が、代表がという見方じゃなくて、チームがあっての代表というのは間違いない。今は僕自身もチームで信頼して使ってもらっている部分があるし、自分がやれている部分も課題の部分も試合に出ながら学べている。チームで試合に出ること、出た時にしっかりと自分の存在価値をチームでも見せていくことが代表につながってくると思います。とにかく、自分自身が成長して良い選手になれば、自ずと代表での立ち位置もチームでの立ち位置も変わってくるので、毎日毎日自分と向き合って、自分に負けずにやっていくことが大事だなと思います」 強みのクロスで決定機を作ったという事実に驕るつもりもない。求めているのは、ハッキリとした結果だから。 「入る時もあれば入らない時もあるし、あれを続けていくことが大事だと思う。紙一重のところを合わせていく作業は、自分自身、チームでもやらなきゃいけないし、もっともっとプレーの精度や質は上げられる部分があると思うので。ただ、結果が出る出ないというのは、その時の運もあるんでね。しっかりと日頃から自分を見つめ直して続けていくことが大事だと思います」 右ウイングバックは堂安、伊東純也に加え、望月ヘンリー海輝も成長中で、鈴木淳之介もプレー可能だろう。ライバルとのメンバー争いは熾烈を極めている。もう一度チャンスを得るためには、自問自答を繰り返しながらブンデスリーガの舞台を戦っていくしかない。その先にW杯本大会のピッチがあると信じて。茨の道であっても、菅原由勢は力強く歩み続ける。 取材・文=難波拓未 2025.11.20 21:00 Thu4
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ヨーロッパリーグ(EL)の舞台で実現した兄弟対決。それぞれが、対戦を振り返った。ポルトガル『O Jogo』が伝えた。 5日、ELグループE 第2節でリバプールとロイヤル・ユニオン・サン=ジロワーズが対戦。リバプールの日本代表MF遠藤航とサン=ジロワーズの日本代表DF町田浩樹はともに先発出場し、日本人対決が実現した。 試合は44分にライアン・グラフェンベルフ、92分にジオゴ・ジョタがゴールを決めてリバプールが2-0で勝利したが、この試合では兄弟対決が実現した。 ブライトン&ホーヴ・アルビオンから今夏リバプールに加入したアルゼンチン代表MFアレクシス・マク・アリスター(24)と、サン=ジロワーズのDFケビン・マク・アリスター(25)が対決。アレクシスは後半頭から、ケビンは先発したことで、後半に兄弟対決が実現した。 マク・アリスター家は、父親のカルロス氏がアルヘンティノス・ジュニアーズやボカ・ジュニアーズなどでプレーしたプロサッカー選手。さらに、3兄弟の長男であるフランシス(27)もプロサッカー選手で、現在は母国のロサリオ・セントラルでプレー。今回は次男のケビンと末っ子のアレクシスの対戦が実現した。 ちなみに叔父のパトリシオ氏は、パトリシオ・マカリスターという登録名でJリーグの前身であるJSL(日本サッカーリーグ)時代に三菱自動車工業サッカー部(浦和レッズの前身)でプレーしていた。 サッカー一家においては、父と叔父は過去にも対戦。また、フランシスとアレクシスの兄弟対決も過去にあった中、アレクシスとケビンの対決は初の出来事だったとのこと。ともにアルヘンティノス・ジュニアーズ、ボカ・ジュニアーズでプレーしたこともあるが、敵対したのは初だった。 両選手は今回の兄弟対決についてコメント。自身にとっても、家族にとっても特別な対決であり、勝敗を超えた経験となったようだ。 ◆MFアレクシス・マク・アリスター(リバプール) 「とても美しかったし、もちろん家族にとっても感動的だった。過去に兄(フランシス)と対戦したことはあるけど、ケビンとは対戦したことがなかったから、家族にとっては特別だった」 「今日は父もここにいたけど、家族全員がこの試合をテレビで観ていたと思うし、特別なものになった」 「父はサッカー選手で、兄と対戦することが何を意味するかを知っている。叔父もそうだったからだ。彼は少し泣いていたんじゃないかな」 ◆DFケビン・マク・アリスター(サン=ジロワーズ) 「僕と家族、そしてチームにとっても素晴らしい夜だった。もちろん、ここでプレーするのが夢だった」 「今日は勝ちたかったが、それは本当に難しいことで、リバプールは素晴らしいチームだ。楽しんでみたよ。苦しんだのは弟のせいだけど、それは大変だった」 「ビッグチームとプレーするのは難しいことだ、リバプールとは最終戦でベルギーで対戦するだろうし、それが僕らのリベンジマッチになるかもしれないけど、今日はアレクシスと戦うこの試合のことしか考えていなかった。最高の試合だった」 <span class="paragraph-title">【写真】マク・アリスター3兄弟が揃ったオフショット!</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="instagram-media" data-instgrm-captioned data-instgrm-permalink="https://www.instagram.com/p/CXrp3B8su9a/?utm_source=ig_embed&utm_campaign=loading" data-instgrm-version="14" style=" background:#FFF; border:0; border-radius:3px; box-shadow:0 0 1px 0 rgba(0,0,0,0.5),0 1px 10px 0 rgba(0,0,0,0.15); margin: 1px; max-width:540px; min-width:326px; padding:0; width:99.375%; width:-webkit-calc(100% - 2px); width:calc(100% - 2px);"><div style="padding:16px;"> <a href="https://www.instagram.com/p/CXrp3B8su9a/?utm_source=ig_embed&utm_campaign=loading" style=" background:#FFFFFF; line-height:0; padding:0 0; text-align:center; text-decoration:none; width:100%;" target="_blank"> <div style=" display: flex; flex-direction: row; align-items: center;"> <div style="background-color: #F4F4F4; border-radius: 50%; flex-grow: 0; height: 40px; margin-right: 14px; width: 40px;"></div> <div style="display: flex; flex-direction: column; flex-grow: 1; justify-content: center;"> <div style=" background-color: #F4F4F4; border-radius: 4px; flex-grow: 0; height: 14px; margin-bottom: 6px; width: 100px;"></div> <div style=" background-color: #F4F4F4; border-radius: 4px; flex-grow: 0; height: 14px; width: 60px;"></div></div></div><div style="padding: 19% 0;"></div> <div style="display:block; height:50px; margin:0 auto 12px; width:50px;"><svg width="50px" height="50px" viewBox="0 0 60 60" version="1.1" xmlns="https://www.w3.org/2000/svg" xmlns:xlink="https://www.w3.org/1999/xlink"><g stroke="none" stroke-width="1" fill="none" fill-rule="evenodd"><g transform="translate(-511.000000, -20.000000)" fill="#000000"><g><path d="M556.869,30.41 C554.814,30.41 553.148,32.076 553.148,34.131 C553.148,36.186 554.814,37.852 556.869,37.852 C558.924,37.852 560.59,36.186 560.59,34.131 C560.59,32.076 558.924,30.41 556.869,30.41 M541,60.657 C535.114,60.657 530.342,55.887 530.342,50 C530.342,44.114 535.114,39.342 541,39.342 C546.887,39.342 551.658,44.114 551.658,50 C551.658,55.887 546.887,60.657 541,60.657 M541,33.886 C532.1,33.886 524.886,41.1 524.886,50 C524.886,58.899 532.1,66.113 541,66.113 C549.9,66.113 557.115,58.899 557.115,50 C557.115,41.1 549.9,33.886 541,33.886 M565.378,62.101 C565.244,65.022 564.756,66.606 564.346,67.663 C563.803,69.06 563.154,70.057 562.106,71.106 C561.058,72.155 560.06,72.803 558.662,73.347 C557.607,73.757 556.021,74.244 553.102,74.378 C549.944,74.521 548.997,74.552 541,74.552 C533.003,74.552 532.056,74.521 528.898,74.378 C525.979,74.244 524.393,73.757 523.338,73.347 C521.94,72.803 520.942,72.155 519.894,71.106 C518.846,70.057 518.197,69.06 517.654,67.663 C517.244,66.606 516.755,65.022 516.623,62.101 C516.479,58.943 516.448,57.996 516.448,50 C516.448,42.003 516.479,41.056 516.623,37.899 C516.755,34.978 517.244,33.391 517.654,32.338 C518.197,30.938 518.846,29.942 519.894,28.894 C520.942,27.846 521.94,27.196 523.338,26.654 C524.393,26.244 525.979,25.756 528.898,25.623 C532.057,25.479 533.004,25.448 541,25.448 C548.997,25.448 549.943,25.479 553.102,25.623 C556.021,25.756 557.607,26.244 558.662,26.654 C560.06,27.196 561.058,27.846 562.106,28.894 C563.154,29.942 563.803,30.938 564.346,32.338 C564.756,33.391 565.244,34.978 565.378,37.899 C565.522,41.056 565.552,42.003 565.552,50 C565.552,57.996 565.522,58.943 565.378,62.101 M570.82,37.631 C570.674,34.438 570.167,32.258 569.425,30.349 C568.659,28.377 567.633,26.702 565.965,25.035 C564.297,23.368 562.623,22.342 560.652,21.575 C558.743,20.834 556.562,20.326 553.369,20.18 C550.169,20.033 549.148,20 541,20 C532.853,20 531.831,20.033 528.631,20.18 C525.438,20.326 523.257,20.834 521.349,21.575 C519.376,22.342 517.703,23.368 516.035,25.035 C514.368,26.702 513.342,28.377 512.574,30.349 C511.834,32.258 511.326,34.438 511.181,37.631 C511.035,40.831 511,41.851 511,50 C511,58.147 511.035,59.17 511.181,62.369 C511.326,65.562 511.834,67.743 512.574,69.651 C513.342,71.625 514.368,73.296 516.035,74.965 C517.703,76.634 519.376,77.658 521.349,78.425 C523.257,79.167 525.438,79.673 528.631,79.82 C531.831,79.965 532.853,80.001 541,80.001 C549.148,80.001 550.169,79.965 553.369,79.82 C556.562,79.673 558.743,79.167 560.652,78.425 C562.623,77.658 564.297,76.634 565.965,74.965 C567.633,73.296 568.659,71.625 569.425,69.651 C570.167,67.743 570.674,65.562 570.82,62.369 C570.966,59.17 571,58.147 571,50 C571,41.851 570.966,40.831 570.82,37.631"></path></g></g></g></svg></div><div style="padding-top: 8px;"> <div style=" color:#3897f0; 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【選手評】ハリルホジッチ監督、招集メンバー26名へ期待と要求…初招集FW中島翔哉は「日本になかなかいない選手」《キリンチャレンジカップ》
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俳優の結木滉星さんがブライトン&ホーヴ・アルビオンの日本代表MF三笘薫の実の兄だと公表した。 スターダストプロモーションに所属する結木さんは2012年から俳優として活動。2018年にはスーパー戦隊シリーズ『快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー』の朝加圭一郎 / パトレン1号役でドラマ初主演を務めると、2019年にはメンズファッション誌『smart』の専属モデルとしてモデルデビューも果たしていた。 三笘が活躍したカタール・ワールドカップ(W杯)が行われていた2022年12月に2人は兄弟だという一部報道があったが、結木さんは10日に出演したフジテレビ『ネプリーグSP』の中で認めた。 今回の公表で2人が兄弟だと知ったファンからは「声そっくりすぎんか!」、「パトレン1号がお兄さん!」、「特に目元が似てる気がするなー」、「眉が似てる気がする」、「声がまじで三笘なんだが」と驚きの声が上がっている。 幼少期にはサッカーをしていた結木さんは、三笘も過去に出場したJFA全日本U-12サッカー選手権大会の応援サポーターを務めたこともある。 <span class="paragraph-title">【動画】声がそっくり!三笘薫の実の兄・結木滉星さん</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="ja" dir="ltr">今夜7時は <a href="https://twitter.com/hashtag/%E3%83%8D%E3%83%97%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%82%B0?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#ネプリーグ</a> <a href="https://twitter.com/hashtag/%E6%9C%A8%E6%9D%91%E6%8B%93%E5%93%89?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#木村拓哉</a> 主演 月9 <a href="https://twitter.com/hashtag/%E9%A2%A8%E9%96%93%E5%85%AC%E8%A6%AA?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#風間公親</a> - <a href="https://twitter.com/hashtag/%E6%95%99%E5%A0%B40?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#教場0</a> -vs <a href="https://twitter.com/hashtag/%E7%88%86%E7%AC%91%E5%95%8F%E9%A1%8C?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#爆笑問題</a><br>木村拓哉が <a href="https://twitter.com/hashtag/%E6%BF%B5%E7%94%B0%E5%B4%87%E8%A3%95?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#濵田崇裕</a> <a href="https://twitter.com/hashtag/%E7%B5%90%E6%9C%A8%E6%BB%89%E6%98%9F?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#結木滉星</a> に大激怒!?<br>2人は一体何を。。。!?<br>その真相はオンエアで要チェック <a href="https://t.co/zoG4ZQ6anh">pic.twitter.com/zoG4ZQ6anh</a></p>— ネプリーグ 月曜よる7時‼️ (@cxnepleague) <a href="https://twitter.com/cxnepleague/status/1645196137895444480?ref_src=twsrc%5Etfw">April 9, 2023</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2023.04.11 12:15 Tue2
今は似ていない三笘薫の顔も似る?ブライトンの選手が『EA SPORTS FC 24』の顔スキャンを実施
ブライトン&ホーヴ・アルビオンの選手たちが、サッカーゲーム『EA SPORTS FC 24』のスキャン撮影に臨んでいる。 9月に『Electronic Arts(EA)』から発売された『EA SPORTS FC 24』。長年EAが手掛けてきた『FIFA』シリーズの後継作として登場した。 現役のサッカー選手もプレーするゲーム。選手の能力値だけでなく、選手の顔も毎回話題となる。 『FIFA』シリーズや『EA SPORTS FC 24』では、固有と呼ばれる選手とそれ以外の選手で見た目のクオリティが大きく変わっており、これまでブライトンの日本代表MF三笘薫らは固有になっておらず、見た目は本物と大きく離れていた。 9月に発売された『EA SPORTS FC 24』でも固有化されていなかった三笘だが、今回のスキャン撮影に他の選手たちと一緒に参加。いくつものカメラと照明に囲まれながら、撮影に臨んでいた。 ブライトンはクラブの公式TikTokでその様子を公開。ファンからは「たのしみ!」、「固有くる?」、「嬉しすぎる」、「固有キター!」とコメントが寄せられていた。 <span class="paragraph-title">【画像】今はあまり似ていない『EA SPORTS FC 24』の三笘</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="reddit-embed-bq" style="height:500px" data-embed-height="500"><a href="https://www.reddit.com/r/BrightonHoveAlbion/comments/16vp15n/mitoma_in_fc24/"><font style="vertical-align: inherit;"><font style="vertical-align: inherit;">FC24 の三笘</font></font></a><br><font style="vertical-align: inherit;"><font style="vertical-align: inherit;">by </font></font><a href="https://www.reddit.com/user/HobB1T27/"><font style="vertical-align: inherit;"><font style="vertical-align: inherit;">u/HobB1T27</font></font></a><font style="vertical-align: inherit;"><font style="vertical-align: inherit;">、</font></font><a href="https://www.reddit.com/r/BrightonHoveAlbion/"><font style="vertical-align: inherit;"><font style="vertical-align: inherit;">ブライトンホヴアルビオン</font></font></a></blockquote><script async="" src="https://embed.reddit.com/widgets.js" charset="UTF-8"></script> <span class="paragraph-title">【動画】三笘らブライトンの選手たちが顔をスキャン</span> <span data-other-div="movie2"></span> <blockquote class="tiktok-embed" cite="https://www.tiktok.com/@officialbhafc/video/7291336462946127137" data-video-id="7291336462946127137" style="max-width: 605px;min-width: 325px;" > <section> <a target="_blank" title="@officialbhafc" href="https://www.tiktok.com/@officialbhafc?refer=embed">@officialbhafc</a> BTS on <a title="eafc24" target="_blank" href="https://www.tiktok.com/tag/eafc24?refer=embed">#EAFC24</a> player headscan day! <a title="bhafc" target="_blank" href="https://www.tiktok.com/tag/bhafc?refer=embed">#BHAFC</a> <a title="pl" target="_blank" href="https://www.tiktok.com/tag/pl?refer=embed">#PL</a> <a target="_blank" title="♬ Whenever Wherever x Hung Up by ALTÉGO - ALTÉGO" href="https://www.tiktok.com/music/Whenever-Wherever-x-Hung-Up-by-ALTÉGO-7250153744858368795?refer=embed">♬ Whenever Wherever x Hung Up by ALTÉGO - ALTÉGO</a> </section> </blockquote> <script async src="https://www.tiktok.com/embed.js"></script> 2023.10.20 12:05 Fri3
三笘薫のドリブルで、なぜか経済学の父と呼ばれる学者が話題に!?ブライトンの試合で「神の見えざる手」が発動しそうに
アダム・スミスという名前がサッカーファンの間で少々話題を呼んでいる。 ボーンマスでプレーするイングランド人DFのアダム・スミス。4日に行われたプレミアリーグ第22節のブライトン&ホーヴ・アルビオン戦で右サイドバックとして先発すると、ブライトンの左サイドで先発した日本代表MF三笘薫とマッチアップした。 守備を固めるボーンマスは、三笘の突破を警戒して複数人でマークしつつ、さほど多くの決定機を作られなかった。 しかし、1対1の局面になるとさすがに三笘は止められず。35分にはアダム・スミスが三笘の切り返しの鋭さに対応できず、股抜きを警戒したのかピッチに両ヒザを突く格好に。その脇を突破しようとする三笘を手を使って止めようとしたのがハッキリと映っていた。 三笘のキレキレな突破はもちろんのこと。注目を集めているのはアダム・スミスの手を出して止めようとした対応。ボーンマスDFと同名のイギリスの著名な経済学者アダム・スミスが、自身の著作『国富論』で記した「見えざる手(神の見えざる手)」ではないかと話題なのだ。 「市場経済は、個人個人が自分の利益を追求することによって、自然と社会全体の利益がバランスよく調整される」という考え方を示す「神の見えざる手」だが、ボーンマスのアダム・スミスのものは「神の見える手だ」、「抜かれた後に思わず(見えざる)手が出ちゃってる」、「見えざる手どころじゃない」とファンに言われている始末だ。 84分には、三笘の反転につききれずに手をかけて倒し、イエローカードを提示されていたボーンマスのアダム・スミス。「神の見えざる手」が発動することはなかった。 <span class="paragraph-title">【写真】ボーンマスのアダム・スミスが「神の見えざる手」を発動しかけた瞬間</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="es" dir="ltr">Mitoma <a href="https://t.co/TMXiq0vD6o">pic.twitter.com/TMXiq0vD6o</a></p>— FootballJOE (@FootballJOE) <a href="https://twitter.com/FootballJOE/status/1621926071514832898?ref_src=twsrc%5Etfw">February 4, 2023</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2023.02.06 19:15 Mon4
「踵でトラップとか訳わかんない」公式戦3戦連発の三笘薫、前節の華麗な突破シーンをブライトンが2つ厳選「足の動きがすごい」
ブライトン&ホーヴ・アルビオンの日本代表MF三笘薫が多くの称賛を集めている。 三笘は4日、プレミアリーグ第22節のボーンマス戦に先発出場。0-0で迎えた87分に珍しくヘディングでゴールを記録した。 ボックス際でボールを持った三笘。ドリブルではなく中にパスを送ると、味方が繋いでサイドに展開。ボックス左からジェレミー・サルミエントがクロスを送ると、これに走り込んだ三笘がニアサイドでヘッド。相手GKのタイミングを外したヘディングが枠を捉えると、GKネトが反応するも弾ききれずにゴール。チームを勝利に導く決勝ゴールとなった。 ボーンマス戦では、突破を警戒する相手ディフェンスに中々自由にはさせてもらえなかったなか、最後の最後に大仕事を果たした三笘。ゴールシーン以外にも、随所でその真価を発揮していた。 ブライトンの公式SNSが6日に「ミトマ・カオル、彼は止められない」として公開したのは、ボーンマス戦でマッチアップしたアダム・スミスを突破した2つのシーンだ。 1つ目は35分、三笘の切り返しの鋭さに対応できず、股抜きを警戒したのかアダム・スミスがピッチに両ヒザを突く格好に。その脇を突破しようとする三笘を手を使って止めようとした場面だ。 2つ目は84分、かかとでトラップした三笘の反転にアダム・スミスがついていけず、三笘に手をかけて止めてしまい、イエローカードを提示された場面だった。 毎試合のようにこうしたハイライトが作られる三笘だが、ファンも「カカトでトラップとか訳わかんない」、「足の動きがすごい」、「もうエグいとしかw」、「本当に美しい」と改めて絶賛。11日のプレミアリーグ第23節クリスタル・パレス戦でも輝きを放つだろうか。 <span class="paragraph-title">【動画】ブライトンが厳選した三笘の2つの突破シーン</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="en" dir="ltr">He's unstoppable. <a href="https://twitter.com/kaoru_mitoma?ref_src=twsrc%5Etfw">@Kaoru_Mitoma</a> <a href="https://t.co/s1fLfx0OoK">pic.twitter.com/s1fLfx0OoK</a></p>— Brighton & Hove Albion (@OfficialBHAFC) <a href="https://twitter.com/OfficialBHAFC/status/1622510657558966272?ref_src=twsrc%5Etfw">February 6, 2023</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2023.02.07 19:25 Tue5
