インテルのコレア放出作戦に新展開、ベティスから関心か

2023.08.23 13:30 Wed
Getty Images
インテルのアルゼンチン代表FWホアキン・コレア(29)放出作戦に新たな動きがあったようだ。

インテルの余剰戦力と化しているコレア。ラツィオ時代はシモーネ・インザーギ監督の下でアンタッチャブルな存在として確かな評価を得ていたが、恩師の誘いもあって加入したインテルではFWの3~4番手という域を出ない。

それは加入から2年で公式戦77試合に出場しながら10ゴール5アシストに留まっているという点からも明白であり、インテルとしては無所属となっているチリ代表FWアレクシス・サンチェス(34)の1年ぶり帰還を実現させるべく、コレアを今夏中に売却する方針と報じられている。
しかし、イタリア『カルチョメルカート』によると、コレア売却からのサンチェス再獲得という動きは停滞中。コレア獲得に乗り出しているのは財政が豊かではないトリノのみで、年俸300万ユーロ(約4億7000万円)の支払い能力がないという。

そんななか、22日にレアル・ベティスからの関心が判明。ベティスはコレアの古巣セビージャの宿敵だが、トリノが打開策を見出す前に急襲をかける可能性が出てきたようだ。
インテルの最高経営責任者(CEO)を務めるジュゼッぺ・マロッタ氏はつい先日、出演したラジオ番組で「サンチェスから復帰OKのシグナルを貰ってるよ」と明言。驚きを持って伝えられたサンチェスへの復帰打診だが、選手側から好意的な返答があることが明らかになり、インテリスタの反応も決して悪くない。

ただ、実現にはどうしてもコレアの売却が大前提となる。移籍市場閉幕まで1週間、トリノの状況を考慮すれば、この先はベティスがカギを握るかもしれない。

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“左足の独奏者”インテリスタのハートを鷲掴みにしたレコバのデビュー戦弾【インクレディブル・ゴールズ】

サッカーファンなら誰もが一度は見たことがあるであろう歴史に残るスーパーゴール。今回の企画『Incredible Goals』(信じられないゴール)では、これまでに生まれた驚愕のゴールを紹介していく。今回は元ウルグアイ代表MFアルバロ・レコバ氏が決めた欧州デビュー戦でのゴールだ。 <div id="cws_ad"><div class="dugout-video dugout-embed-eyJrZXkiOiJDSWxWYU5OUyIsInAiOiJ1bHRyYXNvY2NlciIsInBsIjoiIn0="></div><script type="text/javascript" src="https://embed.dugout.com/v3.1/ultrasoccer.js"></script></div> 母国のナシオナル・モンテビデオで活躍した後、1997年にインテルへと移籍したレコバ氏は、波が激しかったものの、好調時には素晴らしいプレーを見せた。“左足の独奏者”と評され、卓越したテクニックと強烈な左足のシュートで名を馳せていた。 特にインテルサポーターを魅了したのは、1997年8月31日のブレシア戦で決めた、レコバ氏にとっての欧州デビュー戦での2ゴールだ。 後半途中からの出場でピッチに立ったレコバは、試合終了が近づきスコアレスドローの雰囲気が漂い始めた中、ゴールから約30メートルの位置でボールを受ける。自身とゴールを隔てるものが何もないことを確認したレコバは、ゆっくりと踏み込んで得意の左足で思い切りシュート。ボールは一直線に、グイグイと勢いを増してゴールへ。ネットを突き破るかのような勢いで飛んだボールにGKは反応できず、弾丸シュートはファーサイドへ突き刺さり得点が決まった。 この信じられないほど強烈なシュートでインテリスタのハートを鷲掴みにしたレコバだが、この試合における彼の活躍は、まだ終わらない。ゴールから約30mの地点でFKを得たインテル。蹴るのはレコバ。落ち着いて放たれたレコバのシュートは鋭く弧を描いてバーに当たってゴールネットを揺らした。この後、インテルはブレシアに1点を返されるが、2-1で勝利した。 この試合は前シーズンにバルセロナで37試合34ゴールを叩き出した元ブラジル代表FWロナウド氏のインテルでのデビュー戦でもあったが、ロナウド氏の活躍を見るべくスタジアムを訪れた観衆は、ウルグアイからやってきた男に魅了されることになったのだ。 2020.05.28 22:30 Thu

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