フランクフルト、フェイエのスロット監督を新監督候補に?
2023.05.11 23:51 Thu
フランクフルトが、来シーズンからの新指揮官候補としてフェイエノールトのアルネ・スロット監督(44)をリストアップしているようだ。ドイツ『シュポルト1』が報じている。
さらに、クラブ首脳陣との確執も伝えられた同監督は、2024年までの契約を全うすることなく今季限りでクラブを去ることになった。
ここ最近の報道ではユリアン・ナーゲルスマン氏の副官を務めていたディノ・トップメラー氏(41)、レッドブル・ザルツブルクを率いるマティアス・ヤイスレ監督(35)らの名前が後任候補として挙がっている。
スロット監督は2020年12月に指揮官に就任したフェイエノールトで、昨シーズンはヨーロッパ・カンファレンスリーグ準優勝、今シーズンはヨーロッパリーグ準々決勝進出へ導いた。
さらに、今シーズンのエールディビジでは残り3試合で2位のPSVに8ポイント差を付けて首位に立っており、今週末には2016-17シーズン以来のリーグ優勝がほぼ確実となっている。
オランダ屈指の戦術家という評価に加え、若手育成にも優れる44歳に関しては、トッテナムなどプレミアリーグの幾つかのクラブからの関心も伝えられており、引き抜きは容易ではないが、フランクフルトはクラブの戦略と合致した人材と考えているようだ。
なお、同監督はAZ時代に日本代表DF菅原由勢を短期間ながら指導しており、元日本代表DF長谷部誠とも良好な関係を築けるはずだ。
PR
フランクフルトは9日、オリバー・グラスナー監督(48)の今シーズン限りでの退団を発表した。昨シーズンにヨーロッパリーグのタイトルをもたらしたオーストリア人指揮官だが、今シーズンはDFBポカール決勝進出とトーナメントでの強さを発揮している一方、リーグ戦では後半戦での失速によって9位に甘んじる。ここ最近の報道ではユリアン・ナーゲルスマン氏の副官を務めていたディノ・トップメラー氏(41)、レッドブル・ザルツブルクを率いるマティアス・ヤイスレ監督(35)らの名前が後任候補として挙がっている。
そういった中、『シュポルト1』の報道によると、スポーツディレクターのマルク・クレシェ氏は、フェイエノールトで卓越した手腕を発揮しているスロット監督の招へいに関心を示しているという。
スロット監督は2020年12月に指揮官に就任したフェイエノールトで、昨シーズンはヨーロッパ・カンファレンスリーグ準優勝、今シーズンはヨーロッパリーグ準々決勝進出へ導いた。
さらに、今シーズンのエールディビジでは残り3試合で2位のPSVに8ポイント差を付けて首位に立っており、今週末には2016-17シーズン以来のリーグ優勝がほぼ確実となっている。
オランダ屈指の戦術家という評価に加え、若手育成にも優れる44歳に関しては、トッテナムなどプレミアリーグの幾つかのクラブからの関心も伝えられており、引き抜きは容易ではないが、フランクフルトはクラブの戦略と合致した人材と考えているようだ。
なお、同監督はAZ時代に日本代表DF菅原由勢を短期間ながら指導しており、元日本代表DF長谷部誠とも良好な関係を築けるはずだ。
PR
アルネ・スロットの関連記事
フランクフルトの関連記事
ブンデスリーガの関連記事
記事をさがす
|
アルネ・スロットの人気記事ランキング
1
「その気概を評価したい」ヌニェスが劇的2発! リバプールにとって3ポイント以上の価値を持つ白星に?「彼自身とチームの今後を占ううえで有意義」
リバプールを勝利に導いたのは、ウルグアイ代表FWダルウィン・ヌニェスである。 リバプールは18日、プレミアリーグ第22節でブレントフォードに2-0と勝利。途中出場のヌニェスが90+1分、90+3分とネットを揺らした。 前日会見で主要トピックとなっていたヌニェス。一部でサウジアラビア移籍が浮上したなか、「今季公式戦26試合で4得点という数字をどう捉えているのか?」との質問がアルネ・スロット監督に飛んでいたのだ。 迎えた一戦、ヌニェスは65分に投入され、決定機を2度逸。それでも試合終盤に2発を叩き込み、3ポイントの決定的な立役者となった。 『BBC Radio』出演のクリス・サットン氏は「タイトルを獲るなら、こういう終盤の得点で勝つ経験が重要」としたうえで、ヌニェスについて「十分ではないが、少なくとも今は“良い”。今日も最後まで諦めなかった」と及第点。 また、同席したマーティン・キーオン氏は続けざまに「こういった決定的な役割をモハメド・サラーに譲らなかった気概を評価したい。試合を決めたのはヌニェスだ」とコメント。 これについてサットン氏は「先週スロットが『ヌニェスを上手く機能させられていない』との旨を話したが、この勝利とヌニェスの2発は、リバプールと彼自身の今後を占ううえで有意義だったのではないか」と補足した。 「これがタイトル獲得への道というものだ」 90+1分弾で感情が爆発…ユニフォームを脱いでしまい、累積警告明けでいきなりイエローカードを頂戴したヌニェス。しかし、リバプールにとって3ポイント以上の価値を持つ白星となったのではないだろうか。 <span class="paragraph-title">【動画】試合を決めたヌニェス</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="ja" dir="ltr">まさにケチャドバ!?<br>途中出場のダルウィン・ヌニェスが<br>ブレイス達成<br>リヴァプールが試合を決定づける<br><br>プレミアリーグ 第22節 <a href="https://twitter.com/hashtag/%E3%83%96%E3%83%AC%E3%83%B3%E3%83%88%E3%83%95%E3%82%A9%E3%83%BC%E3%83%89?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#ブレントフォード</a> v <a href="https://twitter.com/hashtag/%E3%83%AA%E3%83%B4%E3%82%A1%E3%83%97%E3%83%BC%E3%83%AB?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#リヴァプール</a><br><br><a href="https://t.co/IQcfgHPywb">https://t.co/IQcfgHPywb</a> <a href="https://t.co/iddgod813h">pic.twitter.com/iddgod813h</a></p>— U-NEXTフットボール (@UNEXT_football) <a href="https://twitter.com/UNEXT_football/status/1880663987236569379?ref_src=twsrc%5Etfw">January 18, 2025</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2025.01.19 18:10 Sun2
「自信喪失?それはキミの認識」26戦4発ヌニェスを指揮官が擁護…OBはバッサリ「一生懸命やっていればリバプールの選手でいられるのか?」
リバプールのアルネ・スロット監督が、ウルグアイ代表FWダルウィン・ヌニェスについて言及した。イギリス『ミラー』が伝える。 このところサウジ移籍の可能性が伝えられるヌニェス。24-25シーズンからのスロット体制では途中出場も多く、公式戦26試合で4ゴール4アシストとあまり数字を残せていない。 それでもスロット監督は、ブレントフォード戦(18日)に向けた前日会見でヌニェスを擁護。「あまり数字を残せていない」こそ、正しい認識ではないとして信頼を強調した。 「ダルウィン・ヌニェスが自信を失っている? それはキミの認識だろう。私は全くもってそう思っていない」 「彼は(FAカップ3回戦)アクリントン戦やフルアム戦で得点に絡み、サウサンプトン戦では自らゴールを決めた。ストライカーの人生は、得点できる時もあれば、そうではない時もある。毎週毎週先発するわけでもない」 「最近の我々は、トッテナム戦以外の全試合で得点を決めており、ダルウィンもこれまでやってきたように得点する時が来るのだよ。キミが思っているほど、彼は苦戦していない」 一方、先日『ITV』に出演したリバプールOBのロビー・ファウラー氏はヌニェスをバッサリ。厳しい言葉でさらなる奮起を促している。 「彼について言えることは2〜3年前と同じ。未熟で、リバプールの選手じゃない」 「いつまでも同じことを言いたくないんだ。『彼は一生懸命やっているから』と私の意見を非難する者がいるが、一生懸命やっていればリバプールの選手でいられるのか? 彼が愛されているのは知っている。しかし、パフォーマンスもゴールも足りない。結果を出してほしい」 2025.01.18 13:42 Sat3
リバプールは抜けて強い? 最後の最後で力尽きたブレントフォード敵将が大絶賛 「優勝の大本命」
ブレントフォードのトーマス・フランク監督が今季のリバプールをプレミアリーグ優勝の“大本命”と評した。イギリス『デイリー・メール』が報じる。 アルネ・スロット新監督のもと、プレミア覇権奪還へまい進中のリバプール。直近のプレミア2試合でいずれも引き分けが続くなか、18日の第22節ではブレントフォードのホームに乗り込み、2-0で勝利した。 ブレントフォード戦も終盤まで0-0とさらなる引き分けも頭をよぎった、途中出場のダルウィン・ヌニェスが後半アディショナルに殊勲の2発。2位アーセナルを6ポイント差に突き放し、首位固めに成功した。 ブレントフォードからすれば、悔しい結果となったが、今年に入ってアーセナル、マンチェスター・シティに続くビッグクラブとの対戦だったフランク監督はリバプールから抜けた強さを感じたようだ。 「うちはこの短期間でマンチェスター・シティ、アーセナル、そしてリバプールと対戦した。私からすれば、彼らは他の2チームよりも上のレベル。完成されているね。プレミアリーグでも、世界でも、最高のチームさ。優勝の大本命だ」 そう敵将からも力を認められるリバプール。5連覇がかかるシティが遅れを取る今季、2019-20シーズン以来の優勝チャンスといえるが、このまま突っ走れるか。 <span class="paragraph-title">【動画】ヌニェス大仕事のブレントフォード戦</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="JWA3UThmaPM";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2025.01.19 19:15 Sun4
21歳エリオットがリバプールからの移籍話にきっぱり 「ここは僕のクラブ」
リバプールのU-21イングランド代表MFハーヴェイ・エリオット(21)が自身にまつわる移籍の噂に反応した。 フラムで15歳にしてプロデビューし、2019年夏にリバプールへ一気にステップアップ移籍のエリオット。ブラックバーンへローン移籍を経験し、2022–23シーズンからかなりの出番を掴めるようになり、昨季は最終的に公式戦53試合で4得点11アシストをマークした。 だが、今季はアルネ・スロット新体制となるなか、昨年9月に足の骨折で離脱。その影響が大きいが、ここまで公式戦11試合で1得点1アシストにとどまり、ブライトンやドルトムントの関心ありと噂される。 リバプールからしてもこれからの選手であり、手放すつもりがあるのかどうか微妙だが、取り沙汰される他クラブからの関心話。だが、『The Athletic』によると、エリオットはこの先も“リバプールで”との意思をハッキリさせる。 「リバプールは僕のクラブであり、僕のチーム。自分の居場所のため、チーム内でのポジションのために戦いたい」 「僕は必要なすべてをして、可能ならチームの力になるつもり。そのためにも努力、ハードワーク、意欲を注ぐのが自分の仕事だ」 「僕は諦めない。これからも戦い続ける。何が起こるかなんて誰にもわからない」 2025.01.20 17:50 Mon5
ここまでプレミア、CL全試合に出場のグラフェンベルフ、心配される疲労についてスロット監督は「ワタやマッカもそこでプレーできる」
リバプールのアルネ・スロット監督が、ここまでフル稼働を続けるオランダ代表MFライアン・グラフェンベルフのターンオーバーの必要性について言及した。クラブ公式サイトが伝えている。 今シーズンから新たに就任したスロット監督の下で、快進撃を続けるリバプール。プレミアリーグでは1試合未消化ながら2位アーセナルに6ポイント差をつけた首位に立っており、チャンピオンズリーグ(CL)でも唯一全勝を維持している。 そんなリバプールを、中盤の底で支えているのがグラフェンベルフだ。ユルゲン・クロップ前監督の下ではポテンシャルを発揮しきれていなかったが、スロット監督から全幅の信頼を得るとリーチの長さと巧みなボールタッチ、効果的な前進などで替えの利かない存在となっている。 一方で、ここまでプレミアリーグ全21試合、CL全6試合に先発するグラフェンベルフについては、疲労を心配する声も。替えが利かない存在だからこそ、仮に負傷離脱となればチームが受ける打撃は計り知れないものとなってしまうだろう。 こうした懸念に対して、スロット監督は日本代表MF遠藤航やアルゼンチン代表MFアレクシス・マク・アリスターも同じポジションでプレーできると説明。今後はターンオーバーを検討する試合が出てくることを示唆している。 「ライアンとまったく同じ選手はいないかもしれないが、それはほぼ全員に当てはまるはずだ。ドム(ソボスライ)には彼なりの特徴が、モー(サラー)には彼なりの特徴がある。コーディ・ガクポとルチョ(ルイス・ディアス)も似ていない。ポジションは同じでも、スタイルは異なるんだ」 「だから、チームにいる選手は誰もが特別であり、それはライアンも同じだ。そして、ワタ(遠藤)やマッカ(マク・アリスター)のようにそのポジションでプレーできる選手もいる。マッカはフォレスト戦のラスト30分をそのポジションででプレーしたしね。そしてカーティス・ジョーンズでさえ、そこでプレーできるだろう」 「常にバランスがあるんだ。彼らをたくさんプレーさせて突然ポイントを落としたら、『プレーさせすぎだ』となる。そして彼らが好調を維持すれば、誰もが『そうだ、成功の秘訣は常にプレーをすることさ』と言うだろう」 2025.01.21 18:45 Tueフランクフルトの人気記事ランキング
1
【2024-25ブンデス前半戦ベストイレブン】バイエルンから最多6選手、佐野海舟を選出
2024-25シーズンのブンデスリーガ前半戦が15日に終了しました。本稿では今季のブンデスリーガ前半戦ベストイレブンを超ワールドサッカー編集部が独自に選定してみました。 GKニコラ・ヴァシリ(29歳/ザンクト・パウリ) 出場試合数:17(先発回数:21)/失点数:21/出場時間:1530分 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2025/get20250114_11_tw1.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 昇格組のザンクト・パウリがバイエルンに次ぐ失点の少なさで前半戦を終えた。12ゴールはリーグ最低で現在14位と残留争いに巻き込まれること必須だろうが、ボスニア・ヘルツェゴビナ代表の守護神が奮闘。仮にチームが降格したとしてもこの活躍であれば、来季もヴァシリはブンデスに残留できそうだ。 DFダヨ・ウパメカノ(26歳/バイエルン) 出場試合数:15(先発回数:15)/得点数:2/出場時間:1313分 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2025/get20250114_11_tw2.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 昨季後半はパフォーマンスを大きく落としてしまったが、今季は再び復活。同タイプのキム・ミンジェとの相性は良くないかに思われたが、ハイラインを敷くコンパニ監督のサッカーにおいて欠かせない存在となった。 DFキム・ミンジェ(28歳/バイエルン) 出場試合数:16(先発回数:16)/得点数:1/出場時間:1380分 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2025/get20250114_11_tw3.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 昨季落とした評価を取り戻す今季ここまでのパフォーマンス。1試合を除いてスタメン出場を続け、ナポリ時代の輝きを放った。 DFアレハンドロ・グリマルド(29歳/レバークーゼン) 出場試合数:17(先発回数:17)/得点数:2/出場時間:1507分 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2025/get20250114_11_tw4.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> レバークーゼン不動の左ウイングバックとして今季も健在。戦術理解度、左足のキック精度は世界屈指でマインツ戦では直接FKを叩き込んだ。 MFジョシュア・キミッヒ(29歳/バイエルン) 出場試合数:17(先発回数:17)/得点数:1/出場時間:1530分 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2025/get20250114_11_tw5.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> トゥヘル監督の下では右サイドバックに回ることが多かったが、コンパニ監督の下では本職のボランチで固定され、高水準のパフォーマンスを続けた。大半の試合で主導権を握れるのはキミッヒのゲームコントロールのおかげ。 MFフロリアン・ヴィルツ(21歳/レバークーゼン) 出場試合数:17(先発回数:14)/得点数:7/出場時間:1318分 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2025/get20250114_11_tw6.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> レアル・マドリーやバイエルンといったメガクラブからの関心がありながらも残留した今季、7ゴール7アシストと流石のスタッツを記録。シャビ・アロンソ監督の下、レバークーゼンで確実に成長を続けている。 MF佐野海舟(24歳/マインツ) 出場試合数:17(先発回数:17)/得点数:0/出場時間:1515分 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2025/get20250114_11_tw7.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> マインツの躍進を語る上で欠かせない戦力。語学が成功の鍵とされる中、言葉の壁を背中で語る献身的なパフォーマンスで難なく乗り越えてしまった。 MFジャマル・ムシアラ(21歳/バイエルン) 出場試合数:14(先発回数:12)/得点数:9/出場時間:1020分 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2025/get20250114_11_tw8.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 足元の卓越した技術が注目されがちだが、ヘディングでのゴールも多く多彩な得点パターンを擁していることを披露。ここまで早くも9ゴールを挙げ、一昨季のキャリアハイである12ゴールを目前としている。 MFマイケル・オリーズ(23歳/バイエルン) 出場試合数:17(先発回数:13)/得点数:5/出場時間:1065分 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2025/get20250114_11_tw9.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> ユース時代、アーセナル、チェルシー、マンチェスター・シティと、エリート街道を歩んだオリーズ。クリスタル・パレスから加入し、プロキャリアでは初のメガクラブ挑戦となった中、物怖じせず躍動した。FWレロイ・サネから完全にレギュラーを奪取し、5ゴール8アシストを記録。前半戦のバイエルンを牽引した。 FWハリー・ケイン(31歳/バイエルン) 出場試合数:15(先発回数:15)/得点数:16/出場時間:1204分 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2025/get20250114_11_tw10.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> PKでの得点が7と多いものの、それでも前半戦を終えて16ゴールと今季もエースとして十分な働きを見せた。今季こそブンデスリーガ優勝で無冠の帝王の名を返上したい。 FWオマル・マーモウシュ(25歳/フランクフルト) 出場試合数:17(先発回数:17)/得点数:15/出場時間:1455分 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2025/get20250114_11_tw11.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 15ゴール10アシストと圧巻のスタッツを記録。今季のブンデスリーガ前半戦で最も躍動していた。 2025.01.16 18:01 Thu2
シティがフランクフルトFWマーモウシュ獲得で口頭合意、移籍金は112億円+アドオン
マンチェスター・シティがフランクフルトのエジプト代表FWオマル・マーモウシュ(25)獲得で口頭合意したようだ。『The Athletic』が伝えている。 フランクフルトが求めていたとされる移籍金6700万ポンド(約130億3000万円)に対し、シティは15日に移籍金5900万ポンド(約112億1000万円)、アドオン420~840万ポンド(約8~16億円)のオファーを提示したとのこと。そして16日の両クラブによる協議の末、口頭合意したようだ。 ヴォルフスブルクやザンクト・パウリ、シュツットガルトでプレーしたマーモウシュは、2023年7月にフランクフルトへと完全移籍で加入した。 2023-24シーズンはブンデスリーガで29試合12ゴール6アシストを記録したマーモウシュ。今シーズンはさらにその存在感が増し、17試合で15ゴール10アシストを記録。ヨーロッパリーグ(EL)でも6試合で4ゴール2アシストを記録し、すでにシーズン20ゴールを達成している。 2025.01.17 09:00 Fri3
【2024-25前半戦ブンデスリーガ総括】超WS選出の最優秀選手はマーモウシュ
2024-25シーズンのブンデスリーガ前半戦が15日に終了した。コンパニ新監督の下、バイエルンがドイツの盟主に相応しい強さを取り戻している。そして連覇を狙うレバークーゼンも尻上がりに調子を上げて昨季の状態に近づき、後半戦にかけては両雄による熾烈な優勝争いが繰り広げられそうな予感だ。一方でドルトムントが低迷し、CLで振るわないライプツィヒはここまで4位に付けている。 ◆コンパニ監督の予想を上回る手腕~首位バイエルン(勝ち点42)~ <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2025/get20250114_10_tw2.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> メガクラブの監督未経験だった不安は杞憂に終わった。グアルディオラ監督の系譜を継ぐコンパニ監督が自チームのスター選手相手にも物怖じせず十分な手腕を発揮し、マイスターシャーレ奪還を狙える強度の高いチームに仕上げた。日本人としてはDF伊藤洋輝の長期離脱は残念だったが、新戦力FWオリーズが早々にチームにフィットし、攻撃陣を活性化させた。FWケインも今季も安定した得点力を発揮した中、不安視されたセンターバックではアスリート系コンビのDFウパメカノとDFキム・ミンジェがそのフィジカルを駆使して強みに変えてしまった。健全な競争力の下、腐る選手が出ていないのもコンパニ監督の手腕が優れていることを示す要素だった。 ◆尻上がりで連覇視野~2位レバークーゼン(勝ち点38)~ <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2025/get20250114_10_tw3.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> シャビ・アロンソ監督の下で連覇を目指した今季、戦力面での大きな上積みなく臨んだ中、昨季のような勢いを出しきれない難しさを感じる序盤戦だった。CLとの過密日程による疲弊が最たる要因だったかと思われるが、昨季とは打って変わって終盤の失点で勝ち点を落とすような試合が目立ってしまった。それでもシーズンが進むにつれて昨季を彷彿とさせる勝負強さをしっかりと取り戻した辺りはシャビ・アロンソ監督の手腕の見事なところ。絶対的得点源のFWボニフェイスやFWアドリの長期離脱があってもカバーできてしまう選手層をシャビ・アロンソ監督が生み出しており、前半戦を終えて十分に連覇を狙える位置に付けている。 ◆CLでの不振とは裏腹に~4位ライプツィヒ(勝ち点30)~ <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2025/get20250114_10_tw4.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> MFダニ・オルモがバルセロナへ帰還した中、CLではまさかの6連敗と振るわなかったライプツィヒ。ただ、ブンデスリーガでは安定した力を示し、ここまで4位。来季のCL出場が元々現実的な目標だったためまずまずの結果だと言える。 ◆チェイス・アンリの進化に注目~5位シュツットガルト(勝ち点29)~ <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2025/get20250114_10_tw6.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> ヘーネス監督の手腕でCL出場を勝ち取ったシュツットガルト。ギラシーを始め、伊藤、DFアントンと主力が去ってしまった中、CLの負担も大きかったが、ブンデスリーガではここまで5位と十分な位置に付けている。そして、日本人としては過密日程によりトップチームデビューを飾ったDFチェイス・アンリの出番が劇的に増え、急速な進化を遂げている現状に感謝したいところ。後半戦もチェイス・アンリの成長から目が離せない。 ◆シャヒンを監督に昇格も~10位ドルトムント(勝ち点25)~ <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2025/get20250114_10_tw5.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> アシスタントコーチだったシャヒンを監督に昇格させて迎えた新シーズン。ホームでは圧倒的な強さを見せ付けたが、アウェイで力を発揮できず勝ち点を伸ばしきれなかった。負傷がちだったFWギラシーもまだまだ本調子ではなく実力を発揮しきれていないが、後半戦で巻き返しとなるか。 ◆スキャンダル起こした佐野が名誉挽回の大活躍~日本人前半戦総括~ <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2025/get20250114_10_tw7.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 開幕前には性スキャンダルを起こし、キャリア終焉の可能性まであったマインツのMF佐野海舟。しかしその佐野が前半戦を終えてブンデスリーガで最も活躍した日本人選手となったのは誰も予想できないことだった。今やマインツに欠かせない戦力として認識され、そればかりかブンデスリーガ屈指のボランチとしての評価も得ている。代表復帰の可能性は限りなく低いものと思われるが、ブンデスリーガで鍛錬を重ねることが裏切ってしまった人たちへの報いとなる。 ブンデスリーガで十分なキャリアを積んでいるフライブルクのMF堂安律、ボルシアMGのDF板倉滉に関しては昨季までと変わらない安定したプレーを継続。チームに欠かせない戦力としての地位を確立している。 また、チームと共に昇格したホルシュタイン・キールのFW町野修斗は開幕から6試合で4ゴールとスタートダッシュに成功。そこから10試合ゴールから見放されチーム共々低空飛行となったが、2024年最終戦のアウグスブルク戦で2ゴール2アシストの大活躍を見せた。 一方でブンデスリーガ初挑戦のボーフムMF三好康児はチーム共々苦戦。第10節レバークーゼン戦で初ゴールを記録したが、第14節ウニオン・ベルリン戦で一発退場するなど苦い前半戦となっている。 【最優秀選手&監督】 ★最優秀選手 ◆FWオマル・マーモウシュ(フランクフルト) <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2025/get20250114_10_tw8.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> FWサラーに次ぐエジプトから新たなスター選手が誕生の予感だ。昨季移籍したフランクフルトで点取り屋としての才能が開花し始めたマーモウシュ。昨季の12ゴールを既に上回り15ゴールを挙げている。抜群のスピードと打開力で単騎でゴールを奪えてしまう正にサラーのような存在。この活躍を受けてマンチェスター・シティが獲得に乗り出しているが、後半戦もフランクフルトで戦うことになるか。 ★最優秀監督 ◆ヴァンサン・コンパニ(バイエルン) <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2025/get20250114_10_tw9.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 昨季ブンデスリーガ12連覇を阻まれ、そのまま競争力が落ちても不思議ではなかった中、レバークーゼンを抑えて首位ターンができたのはコンパニ監督の手腕に他ならない。バーンリーではプレミアリーグ昇格に成功したものの、残留を果たせなかった中、メガクラブのバイエルンでここまで十分な手腕を発揮している。 【期待以上】 ★チーム ◆フランクフルト <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2025/get20250114_10_tw10.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> チーム最大の武器となったマーモウシュを存分に生かす堅守速攻スタイルで躍進。父のクラウス・トップメラー同様、ディノも名将への道を歩むことになりそうだ。 ★選手 FWヨナタン・ブルカルト(マインツ) <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2025/get20250114_10_tw11.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> ケイン、マーモウシュに次ぐ12ゴールと覚醒。昨季8ゴール、2021-22シーズンに記録した11ゴールを既に更新し、佐野と共に躍進マインツを象徴する存在だ。 【期待外れ】 ★チーム ◆ドルトムント <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2025/get20250114_10_tw12.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 唯一FWバイノー=ギテンスが一人気を吐いていたが、バイエルン、レバークーゼンと共に優勝争いを繰り広げなければならない立ち位置の中、10位と低迷した。クラブのレジェンドであるシャヒン監督は今季終了まで持つか。 ★選手 ◆DF伊藤洋輝(バイエルン) <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2025/get20250114_10_tw13.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> ケガのため仕方ないところだが、期待が大きかったことも含めて苦渋の選出。全休となってしまった前半戦の鬱憤を晴らすべく後半戦は挽回としたい。 2025.01.16 18:00 Thu4
今季すでに20ゴール、シティが狙うエジプト代表FWマーモウシュへのオファーをフランクフルトは拒否…それでも両者は交渉へ
マンチェスター・シティが獲得に動いているフランクフルトのエジプト代表FWオマル・マーモウシュ(25)だが、フランクフルトは拒否の姿勢を示したようだ。『The Athletic』が伝えた。 ヴォルフスブルクやザンクト・パウリ、シュツットガルトでプレーしたマーモウシュは、2023年7月にフランクフルトへと完全移籍で加入した。 2023-24シーズンはブンデスリーガで29試合12ゴール6アシストを記録したマーモウシュ。今シーズンはさらにその存在感が増し、17試合で15ゴール10アシストを記録。ヨーロッパリーグ(EL)でも6試合で4ゴール2アシストを記録し、すでにシーズン20ゴールを達成している。 そのマーモウシュには、多くのクラブが関心を寄せており、シティは強い関心を持っているとされ、すでに選手本人とは合意しているとも報じられている。 しかし、フランクフルトが求めるとされている移籍金6700万ポンド(約130億3000万円)に対し、シティは4200万ポンド〜5000万ポンド(約81億7000万〜約97億2000万円)が妥当だと考えているとのこと。開きがあるため、フランクフルトはオファーを拒否したとされている。 ただ、可能性が全くないわけではない状況。合意に向けて両者は交渉を進めているとされているが、少なくとも今週末の試合はフランクフルトの選手としてプレーすることになりそうだ。 2025.01.16 14:10 Thu5