CL出場権近づくラツィオ、サッスオーロの象徴ベラルディ獲得に本腰? ただ高額な移籍金が必要か
2023.04.27 20:15 Thu
ラツィオがサッスオーロからイタリア代表FWドメニコ・ベラルディ(28)の獲得を目指しているようだ。イタリア『カルチョメルカート』が伝えている。
しかし、ラツィオは今夏の獲得に本腰を入れている模様。セリエA第31節終了時点で2位につけ、来シーズンのチャンピオンズリーグ(CL)出場権獲得が近づくラツィオは、マウリツィオ・サッリ監督が首脳陣にFW陣の補強を要望しているという。
昨シーズンのセリエAで15ゴール17アシストを叩き出したベラルディだが、今シーズンはケガの影響もあってここまで19試合の出場、6ゴール6アシストにとどまっている。これにより、市場価値が下落しているようだ。
そのため、ラツィオは昨年7月にエラス・ヴェローナから買い取り義務付きのレンタル移籍で獲得したU-21イタリア代表FWマッテオ・カンチェッリエーリ(21)の譲渡、もしくはレンタルを交渉に含める考え。ちなみに、カンチェッリエーリはサッスオーロとの争奪戦を制して獲得した選手だったため、魅力的に映る可能性もある。
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サッスオーロの背番号「10」を背負うベラルディ。下部組織時代から過ごすサッスオーロを離れたことがなく、一時的に保有権がユベントスへ渡った時期もあるが、実際に移籍はせず買い戻された経歴がある。昨夏もミランなどへの移籍が噂されたが、8月に入ってサッスオーロとの契約を2027年6月まで延長。今年で29歳を迎えることを考えれば、このままサッスオーロで骨を埋める覚悟があると捉えられてもおかしくない。昨シーズンのセリエAで15ゴール17アシストを叩き出したベラルディだが、今シーズンはケガの影響もあってここまで19試合の出場、6ゴール6アシストにとどまっている。これにより、市場価値が下落しているようだ。
それでも、サッスオーロがクラブの象徴たる選手を易々と手放すとは考えにくく、ラツィオより先に交渉を持ちかけてきたフィオレンティーナに対しては4000万ユーロ(約59億円)を要求したとのこと。大幅な値引きに応じる可能性も低いと考えられている。
そのため、ラツィオは昨年7月にエラス・ヴェローナから買い取り義務付きのレンタル移籍で獲得したU-21イタリア代表FWマッテオ・カンチェッリエーリ(21)の譲渡、もしくはレンタルを交渉に含める考え。ちなみに、カンチェッリエーリはサッスオーロとの争奪戦を制して獲得した選手だったため、魅力的に映る可能性もある。
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