「結果、内容には満足」コロンビア監督は日本戦勝利に満足、日韓の違いには「韓国の方がより攻撃的、日本は…」

2023.03.29 00:20 Wed
Getty Images
コロンビア代表のネストル・ロレンソ監督が、日本代表戦を振り返った。28日、キリンチャレンジカップ2023でコロンビアは日本と対戦。カタール・ワールドカップ(W杯)の出場を逃したコロンビアはチームを立ち上げて半年が経過。24日には韓国代表との試合で、2点差を追いついてのドローに持ち込んでいた。

開始3分に三笘薫がヘディングでゴールを決めて日本が先制するも、33分に左サイドを崩し、最後は期待の新星、ジョン・デュランが同点ゴールを奪う。
前半を1-1で折り返すと、61分には右サイドで日本の裏を取って崩すと、最後はGKの弾いたボールをラファエル・サントス・ボレがオーバーヘッドで叩き込み逆転。日本の猛攻に遭うも、1-2で逃げ切り勝利を収めた。

試合後の記者会見に臨んだロレンソ監督は良い試合だったとした。
「スペクタクルな良い試合になった。両チームとも攻撃的に勝利を目指して戦った。コロンビア代表の選手たちには感謝している。日本という強豪国を相手に、日本はW杯に出場するだけでなく、世界のサッカー大国を相手に素晴らしい活躍をしたが、その日本を相手に非常に良い試合をしてくれた。今日の試合の結果、内容には満足している」

日本戦の勝利を喜んだロレンソ監督。この試合で勝っていた部分は戦い続けた点だとした。

「 今日も難しい局面での対応が問われる試合だった。開始直後に中盤でボールを失い、日本にゴールを許した。韓国戦とは違う、いい入り方ができたと思った矢先だった」

「そういった状況でも積極的にプレーし続けた、チームのレジリエンスを評価したい。いいプレーもあったが、それよりも、しっかりと戦い続けた点が良かった」

試合中には選手の並びを変えていたコロンビアだが、ロレンソ監督は「システムというのはフレキシブルで、選手の特徴に応じて変えていくべきもの。特定の戦い方を、それを得意としない選手に求めて、システムにはめ込もうとしても意味がない」とコメント。「システムというよりピッチ上の選手たちの連係が重要。プレスやビルドアップといった戦術面は試合ごとのプランの一部。たくさんの若手選手が育ってきているのは嬉しい。ここからチームを作っていけば、コロンビア代表の将来は明るい」と、選手たちのパフォーマンスに手応えを口にした。

韓国と日本を相手に負けなしで帰国するコロンビア。両チームの違いについて問われると、「両チームともに非常に高いレベルを持ったチームで、すでにカタールW杯でも示していたと思う」と評価し、「韓国の方がより攻撃的で、戦術的にコンパクトだと感じた。その一方で、日本は一対一に強い選手が多くいるという印象だ」と、両者の違いを語った。

また日本については想定していたものとの差について「ワールドカップというのは大会の規模が違うし、選手の集中力、ロジスティックも違う。W杯は各国の代表がフィジカルやテクニックの最大のものを出すもの。そこに向けての準備期間も非常に長く取られている」と語り、「親善試合はテストの場で、多くのチームは模索し、日本もそうしていると思う。それを試す場だ。日本は非常にサッカーのレベルが高いチームで、いくつかの面では日本の組織的な面を上回ることは非常に難しかった。日本も交代で入った選手たちがピッチの中でとても良い活躍を見せて、日本代表に解決策をもたらしていると感じている」と、あくまでもテストであり、新たなチームを作っていく中で、日本も上回っていた部分があったと認めた。


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ルイス・ディアスに加え、ベテランのハメスやオスピナも招集! コロンビア代表候補が発表【コパ・アメリカ】

コロンビアサッカー連盟(FCF)は23日、コパ・アメリカ2024に向けたコロンビア代表候補メンバー28名を発表した。 ネストル・ロレンソ監督は、大会登録メンバー26名に対して2名多い28名を招集。ベテランのMFハメス・ロドリゲス(サンパウロ)、GKダビド・オスピナ(アル・ナスル)、MFフアン・フェルナンド・キンテロ(ラシン・クラブ)らを招集した。 また、FWルイス・ディアス(リバプール)やMFジェフェルソン・レルマ(クリスタル・パレス)、DFダビンソン・サンチェス(ガラタサライ)なども招集している。 コパ・アメリカ開幕前の6月8日にアメリカ代表と、同15日にボリビア代表と対戦。5月27日から6月5日まではコロンビアのバランキージャでキャンプを行い、13日にワシントンへと移動する。その後2試合を戦い、20日にヒューストン入りコパ・アメリカ初戦に臨む。 コロンビアは、コパ・アメリカ2024ではグループDに入っており、ブラジル代表、パラグアイ代表、コスタリカ代表と同居している。 今回発表されたコロンビア代表候補メンバーは以下の通り。 ◆コロンビア代表候補メンバー28名 GK ダビド・オスピナ(アル・ナスル/サウジアラビア) カミーロ・バルガス(アトラス/メキシコ) アルバロ・モンテーロ(ミジョナリオス) DF サンティアゴ・アリアス(バイーア/ブラジル) カルロス・クエスタ(ヘンク/ベルギー) ダビンソン・サンチェス(ガラタサライ/トルコ) デイベル・マチャド(RCランス/フランス) ホアン・モヒカ(オサスナ/スペイン) ジェルソン・モスケラ(ビジャレアル/スペイン) ダニエル・ムニョス(クリスタル・パレス/イングランド) ジョン・ルクミ(ボローニャ/イタリア) ジェリー・ミナ(カリアリ/イタリア) MF マテウス・ウリベ(アル・サッド/カタール) ケビン・カスターニョ(クラスノダール/ロシア) ホルヘ・カラスカル(ディナモ・モスクワ/ロシア) ヤセル・アスプリージャ(ワトフォード/イングランド) ジェフェルソン・レルマ(クリスタル・パレス/イングランド) フアン・フェルナンド・キンテロ(ラシン・クラブ/アルゼンチン) セバスティアン・ゴメス(コリチーバ/ブラジル) リチャード・リオス(パウメイラス/ブラジル) ジョン・アリアス(フルミネンセ/ブラジル) ハメス・ロドリゲス(サンパウロ/ブラジル) FW ルイス・ディアス(リバプール/イングランド) ジョン・デュラン(アストン・ビラ/イングランド) ルイス・シニステラ(ボーンマス/イングランド) ジョン・コルドバ(クラスノダール/ロシア) ラファエル・サントス・ボッレ(インテルナシオナウ/ブラジル) ミゲル・ボルハ(リーベルプレート/アルゼンチン) 2024.05.24 18:40 Fri
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レーティング:コロンビア 2-1 コートジボワール《ブラジル・ワールドカップ》

▽ブラジル・ワールドカップのグループC第2節、コロンビア代表vsコートジボワール代表が19日にブラジリアのエスタディオ・ナシオナル・デ・ブラジリアで開催され、2-1でコロンビアが勝利を収めた。超WSの選手採点結果と寸評は以下の通り。<br /><br />▽コロンビア採点<br />GK<br />1 オスピナ 6.0<br />的確な飛び出しと安定感のあるキャッチングで最小失点に抑えた<br /><br />DF<br />18 スニーガ 5.5<br />ジェルビーニョとの一対一をことごとく抑えていたが、最初に許した突破が失点につながった<br /><br />2 サパタ 6.0<br />堅実な対応で相手の攻勢を無事に抑える<br /><br />3 ジェペス 6.0<br />クロスをうまく跳ね返した。最後にイージーミスでピンチに招くも大事に至らず<br /><br />7 アルメロ 6.0<br />得意の攻撃参加は全くなかったが、守備重視のプレーで大崩れせず<br /><br />(→S・アリアス 5.0)<br />オーリエへの対応に苦慮<br /><br />MF<br />8 アギラール 6.0<br />中盤で奮闘し、パスの中継地点となった<br /><br />(→メヒア -)<br /><br />10 ハメス・ロドリゲス 7.0<br />カウンターの起点となり、先制弾を記録。2点目のシーンは自身のボール奪取から<br /><br />6 カルロス・サンチェス 6.5<br />中盤で激しい守備を行う。前半にヤヤ・トゥーレの強引な突破を阻止<br /><br />FW<br />11 クアドラード 7.5<br />得点こそなかったが、切れ味鋭いドリブル、裏を突くフリーラン、好フィードなど好機には必ず関与していた<br /><br />9 グティエレス 6.0<br />カウンターの終着点になりきれなかったが、追加点をアシスト<br /><br />14 イバルボ 5.5<br />守備はこなすも、ハメス・ロドリゲスやクアドラードと比べると攻撃面で存在感が希薄だった<br /><br />(→キンテーロ 7.0)<br />精度の高いボールでチャンスを演出し、追加点を確実に仕留めた<br /><br />監督<br />ペケルマン 6.5<br />キンテーロの投入が当たり、ゴールをこじ開けた。タレントを生かした攻撃がうまく機能している<br /><br />▽コートジボワール採点<br />GK<br />1 バリ 6.0<br />2失点も責任は問えない<br /><br />DF<br />17 オーリエ 6.0<br />なかなか前に出ていけなかったが、後半の終盤は高い位置取りで好クロスを供給<br /><br />5 ゾコラ 5.5<br />相手の鋭い攻撃に苦慮も、瀬戸際で対応していた。ただ、最終節は累積警告で出場停止<br /><br />22 S・バンバ 5.5<br />自身の裏のスペースを狙われたが、何とかカバーしていた<br /><br />3 ボカ 5.0<br />クアドラードに完敗<br /><br />MF<br />9 ティオテ 5.5<br />中盤で戦い、ミドルシュートで打開を図った<br /><br />19 ヤヤ・トゥーレ 5.5<br />持ち味の強引な突破など攻撃の起点となったが、もっと決定的な仕事ができる<br /><br />20 ディエ 4.5<br />相手の素早い展開についていけず、痛恨のボールロストで2点目を許してしまった<br /><br />(→ボリー -)<br /><br />FW<br />15 グラデル 5.0<br />頻繁に動き回るも、効果的な仕掛けはできなかった<br /><br />(→カルー 5.0)<br />そこまで攻撃に変化を加えられず<br /><br />12 ボニー 5.0<br />ゴール前で仕事ができなかった<br /><br />(→ドログバ 5.5)<br />日本戦のように流れを変えることはできなかった<br /><br />10 ジェルビーニョ 6.0<br />試合を通してスニーガに抑えられていたが、そのスニーガを抜き去ってゴールをこじ開けた<br /><br />監督<br />ラムシ 5.5<br />交代があまり効果を成さず、最後の猛攻も実らなかった<br /><br />★超WS選定マン・オブ・ザ・マッチ!<br />クアドラード(コロンビア)<br />▽ハメス・ロドリゲスとともに攻撃をけん引。積極果敢なプレーで相手の守備網を突破し、チャンスに幾度も絡んだ。ドリブルだけでなく精度の高いパスも披露。<br /><br />コロンビア 2-1 コートジボワール<br />【コロンビア】<br />ハメス・ロドリゲス(後19)<br />キンテーロ(後25)<br />【コートジボワール】<br />ジェルビーニョ(後28) 2014.06.20 03:02 Fri

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