西川明花が起用に応える2ゴール!システム変更のEL埼玉が新潟Lを下し5試合ぶり白星《WEリーグ》

2023.03.25 16:30 Sat
【動画】祐村ひかるの絶妙コントロールからエルフェンが3点目!




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「自分が引っ張っていきたい」浦和の守備支える石川璃音、今季初ゴールへも意欲「絶対に決めたいです」

三菱重工浦和レッズレディースのなでしこジャパンDF石川璃音が持つポテンシャルには舌を巻くばかりだ。 2023-24WEリーグも佳境を迎え、首位に立つのは浦和。1試合消化数の多い中で、2位INAC神戸レオネッサに勝ち点「7」差を付け、順位表の最上位に位置している。 クラブは残る5試合を『FINAL5 勝利を積み重ねてその先へ』と銘打ち、選手を後押し。25日のトレーニング後には監督や選手が取材に応じ、連覇へ向けての意気込みなどを語った。 弱冠20歳にして浦和の最終ラインを支えるのが石川だ。相手コートでのプレー時間が長い浦和に対して、対戦相手は当然カウンターを狙うわけだが、そこからあわやの場面を迎える数はほぼなく、背後へのボールやクサビのパスに石川がふたをする場面は多い。 取材に応じた石川は、代表活動の経験を通じて「海外の選手と戦ってスピード+予測が大事と感じた」とのことから、守備の事前準備に一層取り組むようになったと成長の秘訣を明かす。 「代表で海外の選手と戦って、スピード+予測がすごく大事だなと感じました。そこから帰ってからは、事前に対戦相手の試合を見て、どこにボールが来そうかを頭に入れるようになって、予測を持って先に動いて跳ね返すことが出るようになってきたなと感じます」 「足下に来るボールなのか、背後に来るボールなのか、それまでは逆になって遅れてしまったこともありましたけど、だんだんとどれくらいの距離が離れていたら奪えるかがつかめてきたと思います」 これまではほぼ身体能力でカバーできたことは報道陣を驚かせたが、それは同時に伸びしろの多さを意味する。昨季、今季とベテランの安藤梢とコンビを組む中で、「この間のブラジル戦では安藤さんから教えてもらったことが生きた場面があった」と、持ち味のスピードに読みや予測が加わり、代表はもとよりWEリーグでは無類の強さを発揮している。 昨季は正式加入初年度ながら全試合フル出場した石川は、今季は長嶋玲奈との組み合わせが中心で、直近2試合では新加入の後藤若葉とセンターバックコンビを組む。 「去年は自分がミスをしてもカバーしてもらったり、引っ張ってもらった部分が多かったですが、今年は自分がもっとやらなくてはとの思いもありましたし、センターバックのコンビが変わる中で、自分がリーダーというか、ディフェンスを引っ張っていこうというのはあります」との自覚も芽生えている。 また、セットプレー時は嬉々として前線へ上がり、ターゲット役としても存在感を発揮しながらも今季はここまで無得点。「個人として今年は狙っていきたいと思っていた中で、まだ結果を残していないので……」と苦笑いを浮かべながらも、「まだあと5試合あるので絶対に決めたいです」と力強く意気込みを残した。 2024.04.25 21:10 Thu

WEリーグ連覇へ、浦和・柴田華絵が感じる成熟と確かな自信「今の戦いができれば自ずと優勝が見えてくる」

三菱重工浦和レッズレディースのMF柴田華絵が、リーグ連覇へ向けての自信をのぞかせた。 2023-24WEリーグも佳境を迎え、首位に立つのは浦和。1試合消化数の多い中で、2位INAC神戸レオネッサに勝ち点「7」差を付け、順位表の最上位に位置している。 クラブは残る5試合を『FINAL5 勝利を積み重ねてその先へ』と銘打ち、選手を後押し。25日のトレーニング後には監督や選手が取材に応じ、連覇へ向けての意気込みなどを語った。 キャプテンの柴田はこの『FINAL5』について、「盛り上がっていただけると、私たちもパワーをもらえるのはもちろんですし、それによって女子サッカー、WEリーグがもっと盛り上がってもらえれば。いつもは男子の試合しか見てないっていう方も、『レディースが優勝するなら』と、見に来てくれるきっかけにもなってもらえれば嬉しいです」と歓迎の言葉を残す。 今季は海外遠征や5連戦など、ハードなスケジュールを余儀なくされたが、柴田はリーグ戦全試合スタメン出場とフル稼働。ボランチとして、浦和の心臓として替えの効かない存在となっている。 昨季とは異なる変則的な日程の中で、ターニングポイントのようなものはあったのかという問いにも「そう言われると連戦でしたね」と、何てことのように自然回答。「確かに3月終盤は少し疲れも見えるなとは、チーム全体として感じていましたけど」と前置きしつつ、「そういった中でもしっかり勝ち切れる力があった。最初のINAC戦を引き分けただけで、あとを落とさず勝てたのは、成長もそうですし、いい経験ができたなと思います」と、これまでの戦いを振り返る。 浦和はここまで14勝2分け1敗。現在もリーグタイ記録となる9連勝中と無類の強さを誇る。その秘訣は"これ"というものではなく、全員で積み上げてきたものが形となって表れた結果だと、チームの成熟をうかがわせる。 「この何年かでちょっとずつ積み上げてきたものが、試合の運び方やメンタリティですとか、そういった部分がうまくチームとして構築できていると思います」 「(試合の)入りで相手を圧倒できて、うまくできている時に点も取れているのがチームの勢いとしてもとてもいいですし、そこで取れなくても焦ることなく、90分で(勝負を)決めればいいという心の余裕も今のチームにはあります」 「(プレス1つとっても)今出ている選手たちは、言われなくてもこうだろうなと各々が分かっている。言っているようでは遅いんですね、一瞬一瞬で(状況は)変わってしまうので。そこがもう言わなくても、行って奪えていると感じます」 優勝や連覇へは、ともすれば重圧も感じかねないが、柴田自身はプレッシャーを「特に感じていないです」と涼しい顔。だがそこにこそ、自信とタイトルへの強い意欲を感じる。 「今もそうですけど、目の前の試合を勝って、勝ち点を積み上げて積み上げたことで、いつの間にか1位に立てたなというスタンスなので、あと5試合ですけど先を見るのではなく、1試合1試合戦って勝ち点を積み上げるという今までの戦いができれば、自ずと優勝が見えてくると思います」と、冷静に、だが確かな自信を持った言葉で、終盤戦へ向けた想いを述べた。 2024.04.25 20:34 Thu

女子ACLプレ大会の決勝が一転開催に! 5月10日に浦和駒場で浦和vs仁川現代

『AFC Women’s Club Championship 2023 – Invitational Tournament』(AWCC)決勝のマッチスケジュールおよび、会場が決まった。日本サッカー協会(JFA)やWEリーグが発表している。 AWCCはAFC女子チャンピオンズリーグ2024(女子ACL)のプレ大会として位置づけられ、各国から計8チームが参加。日本から出場した三菱重工浦和レッズレディースがグループステージを3連勝で勝ち抜け、韓国の仁川現代スチールレッドエンジェルスとの決勝が予定される。 だが、今年3月22日にアジアサッカー連盟(AFC)から急きょの開催中止がアナウンス。JFA、WEリーグがAFCに対して白紙に至った経緯の説明を求める事態に発展していたが、AWCCの決勝は5月10日の浦和駒場スタジアムにて18時キックオフで開催される運びにとなった。 WEリーグによれば、リーグとして浦和とともに、試合を行わない判断の説明、ならびに決勝開催の再考を依頼するレターをJFAを通じて、AFCに提出。AFC、JFA、WEリーグ、浦和、韓国サッカー協会(KFA)、仁川現代で協議となり、決勝実施の方向で再考となったという。 また、会場についてはJFA、浦和、WEリーグが協議の上、参加する意志と併せてホスト国として手を上げ、正式に決勝の開催が決定したそうだ。髙田春奈チェアは次のようにコメントしている。 「世界の女子サッカーが発展していく中、アジアにおいても女子のチャンピオンズリーグが2024-25シーズンから正式に始まることが決定しています。その中で、『AFC Women’s Club Championship 2023 – Invitational Tournament』は非常に重要な位置づけであり、それを成功させるために日本を代表して三菱重工浦和レッズレディースさんが予選を戦っていました」 「決勝がいったん白紙になったことに驚きつつも、AFC、対戦相手である仁川現代製鉄レッドエンジェルズさん、大韓サッカー協会、そしてJFA、三菱重工浦和レッズレディースさんと協議を重ね、この度、決勝開催の運びとなりました」 「女子サッカーの発展の過程に困難はたびたび訪れますが、どんな時もその価値を信じて、諦めずに関係各所が手を携えていくことが重要であり、この大会の成立も一つのチャレンジだったと思います。まずはこの大会を成功させるべく、関係各所と共に準備を進め、これからもアジアの女子サッカーをけん引して行く存在としてWEリーグの強さを示していけるよう、クラブの皆様と邁進してまいります」 2024.04.25 12:30 Thu

「周りの人達に恵まれ本当に幸せでした」元なでしこジャパン、I神戸の増矢理花が引退表明…天賦の才を披露も度重なる負傷に苦しむ

INAC神戸レオネッサは22日、元なでしこジャパンのMF増矢理花(28)が現役を引退することを発表した。 徳島県出身の増矢はJFAアカデミー福島の3期生。中盤で創造性豊かなプレーを披露し、在学中から年代別の日本女子代表にも選出され、2012年のU-17女子ワールドカップ(W杯)にも出場した。 2014年からINAC神戸レオネッサへ加入し、同年のアジア競技大会へ向けたなでしこジャパンにも選出。直前にNDソフトスタジアム山形で行われた「なでしこジャパン WORLD MATCH」ガーナ女子代表戦にてデビューを飾り、アジア競技大会では初ゴールも決めた。 フランス女子W杯予選を兼ねた2018年のAFC女子アジアカップでは優勝に貢献するも、本大会へ向けては選外に。WEリーグ発足に伴い、2021年にサンフレッチェ広島レジーナへ移籍し、今季から古巣のI神戸へ復帰していた。2023年をはじめ、2015年、2016とI神戸で皇后杯を制覇した。 将来を嘱望された一方で、2013年の右ヒザ前十字じん帯損傷に始まり、度重なる大ケガとの戦いも余技なくされた。2021年9月には左ヒザ前十字じん帯損傷。復帰後には絶妙ループ弾と確かな才能を見せるも、今年3月に左ヒザを再受傷していた。 なでしこリーグ、WEリーグを合わせて通算188試合に出場し、57得点をマーク。なでしこジャパンとしては27試合出場6得点という数字を残している。 決断を下すこととなった増矢は、クラブ公式サイトを通じてコメント。感謝の想いと、残りシーズンへの言葉を残している。 「シーズン途中ではありますが、このタイミングで現役引退の報告をさせて頂きます。今シーズンをもちまして現役引退する事を決意しました」 「まず、私のサッカー人生を支えて下さったファン・サポーターの皆様、スポンサー企業の皆様、指導者の方々、共に闘ってくれた仲間達、チーム関係者の皆様、フロントスタッフ、現場スタッフ、チームメイト、近くで支えてくれた家族、地元の方々、他にもたくさんの方々への感謝の気持ちでいっぱいです。皆様のおかげでここまでサッカーを続ける事ができました。ありがとうございました」 「高校卒業から7年間と今シーズンを合わせて8年間、私を育ててくださったこのINAC神戸レオネッサというクラブに感謝の気持ちでいっぱいです。最高の環境で、最高の仲間と日々サッカーに打ち込むことができて、とても幸せでした」 「そして2年半お世話になったサンフレッチェ広島レジーナにも感謝の気持ちでいっぱいです。チームの立ち上げから関わらせていただき、かけがえのない濃い2年半を過ごせました。私のサッカー人生は常に周りの人達に恵まれ本当に幸せでした」 「最後に、まだリーグ戦が残り6試合あります。私はピッチに立つ事ができませんがみんなと共に全力で闘います」 2024.04.22 19:35 Mon

C大阪、WEリーグ歴代2位の入場者数6651人を記録!今季のカップ戦決勝超え

21日、2023-24WEリーグ第16節、セレッソ大阪ヤンマーレディースvs日テレ・東京ヴェルディベレーザがヨドコウ桜スタジアムで行われ、雨天にも関わらず、WEリーグ歴代2位となる6651人の来場者数を記録した。 今季からWEリーグに参入したC大阪は、今節を除いたホームゲーム全11試合(カップ戦含む)の平均入場者数が2195人と、これまでも高い集客力を誇っている。 なお、過去最多は2021-22 Yogibo WEリーグ第21節、国立競技場での開催となったINAC神戸レオネッサvs三菱重工浦和レッズレディースの12330人。純粋なホームスタジアムでの開催試合としては、過去最多となった。 試合はC大阪がボールを握られる中でも粘りの守備を見せ、37分には相手のビルドアップミスから百濃実結香に決定機が到来し、会場を沸かす。 75分には鈴木陽に先制点を奪われたが、4分後の速攻から荻久保優里のクロスに脇阪麗奈が頭で合わせて同点に。ホームの声援を受け、勝ち点「1」をもぎ取った。 ◆WEリーグ歴代最多入場者数5傑 1位:12330人(2021-22第21節 INAC神戸レオネッサvs三菱重工浦和レッズレディース@国立競技場) 2位:6651人(2023-24第16節 セレッソ大阪ヤンマーレディースvs日テレ・東京ヴェルディベレーザ@ヨドコウ桜スタジアム) 3位:5306人(2023-24第2節 マイナビ仙台レディースvsINAC神戸レオネッサ@ユアテックスタジアム仙台) 4位:4905人(2022-23第21節 三菱重工浦和レッズレディースvs大宮アルディージャVENTUS@浦和駒場スタジアム) 5位:4619人(2023-24第8節 サンフレッチェ広島レジーナvsアルビレックス新潟レディース@エディオンピースウイング広島) 参考:6261人(2023-24 WEリーグカップ決勝 サンフレッチェ広島レジーナvsアルビレックス新潟レディース@等々力陸上競技場) <span class="paragraph-title">【動画】ホームの大観衆の前でC大阪・脇阪麗奈が意地の同点弾!</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="2MmRtblXj_Y";var video_start = 104;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.04.21 21:45 Sun