リーガ残留が危うしのセビージャ、指揮官サンパオリを解任…今季2度目の監督交代に

2023.03.21 19:20 Tue
twitterfacebookhatenalinegplus
photo
Getty Images
セビージャは21日、ホルヘ・サンパオリ監督(63)の解任を発表した。

昨年10月にフレン・ロペテギ前監督の後任としてセビージャ復帰のサンパオリ監督。数々の国で数々のクラブ、そして代表チームを渡り歩くアルゼンチン人指揮官だが、ラ・リーガでの不振ぶりから脱却できずにここまできている。

ヨーロッパリーグ(EL)こそベスト8にまで駒を進めているが、リーガではここまで7勝7分け12敗の14位。順位だけでは危なさが伝わってこないが、降格圏の18位バレンシアとたったの2ポイント差と、うかうかしていられない状況だ。
一時は12位にまで巻き返したが、代表ウィーク前最後の一戦となるリーガでヘタフェに0-2の完封負け。後任にホセ・ルイス・メンディリバル氏の名が浮かぶなか、セビージャはヘタフェ戦を決定打に今季2度目の監督交代を決行した。

サンパオリ監督との契約は2024年までだったが、解消に。セビージャは残り12試合のリーガでのリアクションを求め、今回の決断に至ったと説明している。


関連ニュース
thumb

セビージャがDFバデの買取OPを行使! 1月に加入しCBのレギュラーとしてEL制覇に貢献

セビージャは9日、フランス人DFロイク・バデ(23)の買い取りオプション行使を発表した。 バデはル・アブールやRCランス、スタッド・レンヌでプレー。今シーズンはノッティンガム・フォレストにレンタル移籍していた中、出番が一度もなく2023年1月にレンヌから買い取りオプション付きのレンタル移籍でセビージャに加入した。 半年間の在籍となったが、ラ・リーガで19試合に出場し1ゴール。ヨーロッパリーグ(EL)でも6試合で1ゴールを記録し、チームの優勝に見事に貢献していた。 セビージャは買い取りオプションを行使し、2027年6月30日までの契約を結ぶこととなった。 なお、6月21日に開幕するU-21欧州選手権にU-21フランス代表の一員として出場することとなる。 2023.06.09 20:58 Fri
twitterfacebook
thumb

アストン・ビラがセビージャの敏腕SDに接触か、エメリ監督が招へい熱望

アストン・ビラがセビージャのスポーツ・ディレクター(SD)を務めるモンチ氏(54)の招へいを検討しているようだ。 昨年10月にエメリ監督が就任すると順位を急激に上昇させ、最終的に今季のプレミアリーグを7位で終えたアストン・ビラ。来季のヨーロッパ・カンファレンスリーグ(ECL)出場権を手にしたクラブで、エメリ監督はさらなる成功に向けて野心を燃やしている。 イギリス『デイリー・メール』によると、指揮官は共にチームを作り上げるパートナーとして、高い実績を持つSDの招へいを希望。当初はバルセロナの退任が発表されていたマテウ・アレマニー氏の招へいを狙っていたが、同氏が土壇場でバルセロナ残留を決断したことで、モンチ氏への関心を強めたようだ。 モンチ氏は2000年にセビージャのSDに就任すると、元ブラジル代表DFダニ・アウベスや、元クロアチア代表MFイバン・ラキティッチなどの優れた原石を発掘して、セビージャの発展に貢献。2017年夏からローマのSDに就任したものの、イタリアでは思うような結果を残せなかったこともあり、2年後にセビージャへ復帰した。 エメリ監督とモンチ氏は、2013年から3年半にわたってセビージャで共に働き、ヨーロッパリーグ(EL)3連覇の偉業を達成。指揮官はアストン・ビラでもタッグを組むことで、同様の成功を収められると考えているようだ。 アストン・ビラはエメリ監督の希望を叶えるため、現在オファーを準備中とのこと。モンチ氏がどのような返事をするかは不透明だが、クラブは夏の移籍市場を前に素早い回答を期待している。 2023.06.08 15:25 Thu
twitterfacebook
thumb

セビージャがメンディリバル監督と1年間の契約延長! 降格の可能性もあったチームをEL優勝に導く手腕

セビージャは6日、ホセ・ルイス・メンディリバル監督(62)との契約延長を発表した。 新契約は1年間。2024年6月まで指揮を執ることとなる。 今シーズンはフレン・ロペテギ監督が率いてスタートしたセビージャ。しかし、チームは不調を極め、全く結果が伴わない。 2022年10月にはロペテギ監督を解任し、ホルヘ・サンパオリ監督が就任。しかし、それでもチームは回復せず、3月にサンパオリ監督を解任し、メンディリバル監督を招へいした。 すると、チームは復調。残留を争っていた中、最終的には12位でフィニッシュ。チームの残留に貢献すると、ヨーロッパリーグではローマとの決勝でPK戦の末に勝利。7度目の欧州制覇を果たし、来シーズンのチャンピオンズリーグ(CL)出場権を確保することとなった。 就任から2カ月で8勝6分け3敗の成績。チームの再建に貢献した力を、来シーズンも頼ることとなった。 2023.06.06 22:15 Tue
twitterfacebook
thumb

ヘスス・ナバスがEL最優秀選手に輝く! 最優秀若手選手はフロリアン・ヴィルツに

欧州サッカー連盟(UEFA)は4日、2022-23シーズンのヨーロッパリーグ(EL)最優秀選手として、セビージャの元スペイン代表DFヘスス・ナバスを選出した。 37歳を迎えたベテランDFは、今シーズンのEL9試合に出場して3アシストを記録。5月31日に行われたローマとの決勝では、55分に際どいクロスで相手のオウンゴールを誘発し、最多7度目のEL優勝に貢献した。 また、EL最優秀若手選手にはEL8試合に出場して3得点2アシストを記録したレバークーゼンのドイツ代表MFフロリアン・ヴィルツが選出された。 そのほか、[4-2-3-1]の布陣に合わせて選出された今大会のベストイレブンでは、GKにセビージャの優勝に貢献したボノを選出。最終ラインは、両サイドバックに最優秀選手賞を獲得したヘスス・ナバス、マルコス・アクーニャのセビージャのコンビが選ばれたほか、ローマの最終ラインを支えるクリス・スモーリングとレバークーゼンのヨナタン・ターがセンターバックで選出された。 中盤では優勝したセビージャからイバン・ラキティッチ、準優勝のローマからロレンツォ・ペッレグリーニとネマニャ・マティッチを選出。3トップには今大会の得点王であるマンチェスター・ユナイテッドのマーカス・ラッシュフォードとロイヤル・ユニオン・サン=ジロワーズのビクター・ボニフェイスに加え、決勝戦で先制点を挙げたローマのパウロ・ディバラが選ばれた。 2023.06.05 06:30 Mon
twitterfacebook
thumb

ソシエダが今季ホーム最終戦を白星で飾る! 久保建英は躍動も22歳バースデー弾&二桁ゴールならず《ラ・リーガ》

ラ・リーガ最終節、レアル・ソシエダvsセビージャが4日にアノエタで行われ、ホームのソシエダが2-1で勝利した。なお、ソシエダのMF久保建英は72分までプレーした。 前節、アトレティコ・マドリーに敗れたものの、10シーズンぶりのチャンピオンズリーグ(CL)出場権を確保した4位のソシエダ。試合前から歓喜に満ちたアノエタでのホーム最終戦では、ヨーロッパリーグ(EL)決勝でローマを破って7度目の優勝を決めた11位のセビージャを迎え撃った。なお、イマノル監督はシーズン二桁ゴールが懸かる久保ら主力をスタメンで送り出した。 試合前にEL王者を称えるパシージョでアウェイチームを迎えたソシエダだが、キックオフと同時にアグレッシブな姿勢を打ち出していく。 [4-3-3]の右ウイングでスタートした久保は、プリメーラ初先発のDFオルミゴを相手に序盤からデュエル、テクニックで翻弄。攻撃の起点として早速存在感を示す。そういった中、チームも立ち上がりから主砲セルロートが続けて決定機に絡む。 一方、メンバーは入れ替えたものの、EL決勝の激闘の疲労を感じさせる重さが見受けられる中、モンティエルが筋肉系のトラブルでプレー続行不可能に。9分にヘスス・ナバスがスクランブル投入された。 序盤以降も完全に主導権を握るラ・レアルは、相手守備のギャップを効果的に使いながらサイドだけでなく中央も使って攻め立てる。15分には22歳のバースデーゴールを狙う久保がダイレクトシュートを狙うが、枠を捉え切れない。 それでも、前半半ば過ぎの28分にはボックス手前でルーズボールを収めたバレネチェアが自らシュートには持ち込めずも、冷静にマイナスへ落とす。これをブライス・メンデスが見事な左足のダイレクトシュートでゴール右隅へ突き刺した。 幸先よく先制に成功したことで余裕が出てきたホームチームは、ここから久保が躍動。30分にはタッチライン際での鮮やかな仕掛けで長い距離を持ち上がってブライス・メンデスのシュートチャンスを演出。また、ボックス付近では積極的に左足を振っていく。その後も1枚カードをもらったオルミゴ相手に質的優位をもたらし、スタンドを沸かせたが、決定的な仕事には至らず。 ソシエダの1点リードで折り返した試合。セビージャはハーフタイム明けにタンギ・ニアンズとテレスを同時投入。すると、後半立ち上がりにはそのテレスの左クロスからオリベル・トーレスが右ポスト直撃のシュート。さらに、53分にもブエノが鋭いミドルシュートでGKレミロを脅かすなど良い入りを見せた。 一方、後半序盤の守勢を凌いだソシエダは60分過ぎに3枚替えを敢行。これがラストマッチとなるイジャラメンディを下げてオヤルサバルらをピッチに送り出した。 64分には後半初めて久保に決定機が訪れるが、ボックス手前で放った左足シュートはわずかに枠の右へ外れた。すると、72分にお役御免となった久保はチョとの交代でベンチへ下がり、バースデーゴールと今季二桁ゴール達成とはならなかった。 ただ、チームは直後の73分に相手陣内でヘディングのパスを繋ぐと、ボックス手前でボールを受けたチョが右足のシュートをゴール左隅へ流し込み、待望のプリメーラ初ゴールを奪取した。 これで苦しくなったセビージャだが、直後に一矢報いるゴールを奪う。77分、中盤での潰しからスソの浮き球のフィードに反応したラメラがボックス内でDFと交錯しながらも左足のシュートを流し込んだ。 その後、試合終盤はオープンな展開となると、チョやスソに幾度か際どいシーンが訪れたものの、スコアは動かぬままタイムアップ。疲労困憊のセビージャを2-1で退けたラ・レアルが、今シーズンのホーム最終戦を白星で飾った。 2023.06.05 03:39 Mon
twitterfacebook
NEWS RANKING
Daily
Weekly
Monthly