マルコス・アロンソ父の葬儀、バルサ代表団としてチャビ監督や主将ブスケッツらが参列へ

2023.02.10 20:10 Fri
Getty Images
スペイン代表DFマルコス・アロンソの父の葬儀に、同選手が所属するバルセロナから指揮官や主将らが参列するようだ。スペイン『ムンド・デポルティボ』が伝える。

32歳のマルコス・アロンソは祖父が元レアル・マドリー、父がバルセロナ&アトレティコ・マドリーの元選手で、親子三代ともスペイン代表歴を持つという稀有なフットボーラー家系の三代目として広く認知されている。

自身も父親のマルコス・アロンソ・ペーニャさんと同じく今季からバルセロナの一員となったが、その父はつい先日、長い闘病の末に63歳で逝去。バルセロナはレジェンドの訃報を受け、9日のチーム練習前に関係者全員で1分間の黙祷を捧げたという。
10日にはマドリード市内で葬儀が執り行われる予定。バルセロナからは息子であるマルコス・アロンソに寄り添う形で、クラブを代表してジョアン・ラポルタ会長、チャビ・エルナンデス監督、主将のスペイン代表MFセルヒオ・ブスケッツが参列するという。

これに伴い、同日のチーム練習はスケジュールを変更。通常であれば午前中に開始する練習だが、この日は午後スタートになるとのことだ。

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「この状況は信じられないし言葉が出ない」フリック監督、欧州参戦チームへの配慮欠くラ・リーガの日程に不満露わ

バルセロナのハンジ・フリック監督が、ラ・リーガの日程面に関する不満を示した。スペイン『ESPN』が伝えている。 現在、2位以下に4ポイント差を付けて首位を維持するバルセロナ。さらに、先日にはチャンピオンズリーグ(CL)でドルトムントを撃破しベスト4進出。加えて、今月末にはコパ・デル・レイ決勝のレアル・マドリー戦とシーズン3冠の可能性を残している。 19日にはラ・リーガ第32節で難敵セルタとのホームゲームが控えるが、15日にドイツの地でアウェイゲームを戦ったなか、試合開始時間は現地時間16:15(日本時間23:15)と厳しいスケジュールとなっている。 とりわけ、ドルトムント戦後に選手たちがバルセロナに戻ったのは、翌日の早朝となっており、他国に比べてヨーロッパを戦うチームへの配慮に欠けるリーグへの不満を露わにしている。 「どのリーグもクラブを守ろうとする。特にチャンピオンズリーグの準決勝ではなおさらだ。信じられないし、我々は休む暇もない」 「私としては、言い訳も不満も言いたくないが、この件の責任者たちと話し合いたい。(CL準決勝のインテル戦の間に行われる)日曜日の午後2時にバジャドリーと対戦しないのは嬉しい」 「だが、なぜいつものように午後6時に試合ができないんだ? 理由を一つ挙げてくれ。私にとっては冗談のようなもので、スペインフットボール界に影響を与えている。ヨーロッパリーグの他のチームにはメリットがある」 「この状況は信じられないし、言葉が出ない。ブンデスリーガやプレミアリーグでは、クラブの面倒を見ているのに…彼ら(ラ・リーガ)は、この(遅い到着)が選手にとって何を意味するのか全くわかっていない」 なお、7位とヨーロッパも狙える順位にいるセルタとの対戦に向けてドイツ人指揮官は「彼の仕事ぶりには最大限の敬意を払っている。素晴らしいチームを率いてきたし、年齢は全く関係ない」と37歳のクラウディオ・ヒラルデス監督の手腕を称賛。 その上で「セルタは自分たちの戦い方を明確に理解しており、非常に勇敢に準備を進めている。我々にとって重要なのは、ドルトムント戦で見落としていた強みを見せることだ。ドルトムント戦で経験した状況について話し合ったが、明日はもっと良いプレーをしなければならない。最高のレベルでプレーしなければならない。それに、彼らはアウェイでの試合を得意としている」と、2025年初黒星となったドルトムント戦を教訓に難敵撃破を誓った。 2025.04.19 20:00 Sat

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