「これはフットボールではない」コンテ監督のVARへの怒りは収まらず「大きな、大きなミスだった」
2022.10.29 13:22 Sat
トッテナムのアントニオ・コンテ監督が、VARへの怒りを語った。イギリス『デイリー・メール』が伝えている。
非常に微妙な判定によって白星だけでなく、グループステージ突破も消されてしまったコンテ監督は怒り狂い、試合後にはVARを猛烈に批判。「VARは審判を助けるよりも試合にダメージを与えている」と断じていた。
そして、29日に行われるプレミアリーグ第14節ボーンマス戦に先立った記者会見でも、コンテ監督の怒りは依然として収まらず。スポルティングCP戦後に示した考えは変わっていないとし、VARがフットボールの醍醐味を壊していると再び糾弾した。
「私は考えを変えていない。あの判定は本当に間違っていて、審判たちは我々に大きなダメージを与えた。最後の場面で彼らがやったことは信じ難い。得点して、次のラウンドへの出場が決まり喜んでいたら、5分もVARを見た後で正しいのか間違っているのかわからない判定を下した。これはフットボールではない」
「くり返しになるが、私には理解できない。VARがミスをするなんてありえないと思い続けている。ありえないだろう。モニターが用意されていて、判断する時間がある。これでミスをすることなど不可能だ」
「私にとってVARで間違った判断をすることはありえず、4分、5分、6分とモニター前にとどまるのもありえない。それだけ長くとどまるなら、すでに心の中に混乱があったんだろう」
「(プレミアリーグ前節の)ニューカッスル戦では、ウーゴ・ロリスがブロックされていたのをVARが見抜けなかったのは信じられない。なぜ主審を呼ばなかった、なぜなんだ。あれだけはっきりしていたのにまたしても大きな、大きなミスだった」
「VARは審判がベストな判断を下す大きな助けになると思っていた。イタリアでVARが使われ始めたとき、我々は本当に正しい判断がされると確信を持ち、どんな状況でも、ベンチで冷静かつリラックスできていたんだ。しかし6カ月後、状況は変化し始めた。彼らは異なる解釈をするようになったようだね。今では、審判たちが何を計画しているかもわからない」
「これは今回が初めてではない。私が家にいて試合やVARの映像を見るとき、ベストな判断を下すのは簡単なことだ。だが、実際には彼らが私の考えとは逆の判断をするのを見ることになる。本当に信じられない。VARで彼らは別の映像を見ているのかもしれないね」
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26日に行われたチャンピオンズリーグ(CL)グループD第5節で、スポルティングCPと引き分けたトッテナム。この試合では試合終了間際にFWハリー・ケインが劇的決勝弾を決めたかに見えたが、VARが介入した結果オフサイドと判定され取り消しになった。そして、29日に行われるプレミアリーグ第14節ボーンマス戦に先立った記者会見でも、コンテ監督の怒りは依然として収まらず。スポルティングCP戦後に示した考えは変わっていないとし、VARがフットボールの醍醐味を壊していると再び糾弾した。
「私は考えを変えていない。あの判定は本当に間違っていて、審判たちは我々に大きなダメージを与えた。最後の場面で彼らがやったことは信じ難い。得点して、次のラウンドへの出場が決まり喜んでいたら、5分もVARを見た後で正しいのか間違っているのかわからない判定を下した。これはフットボールではない」
「VARによって感情を排除してしまうのもフットボールではないね。特に選手たちは、何が起こるかわからず、感情移入ができなくなってしまう。ゴールが決まっても何が起こるかわからないのだからね」
「くり返しになるが、私には理解できない。VARがミスをするなんてありえないと思い続けている。ありえないだろう。モニターが用意されていて、判断する時間がある。これでミスをすることなど不可能だ」
「私にとってVARで間違った判断をすることはありえず、4分、5分、6分とモニター前にとどまるのもありえない。それだけ長くとどまるなら、すでに心の中に混乱があったんだろう」
「(プレミアリーグ前節の)ニューカッスル戦では、ウーゴ・ロリスがブロックされていたのをVARが見抜けなかったのは信じられない。なぜ主審を呼ばなかった、なぜなんだ。あれだけはっきりしていたのにまたしても大きな、大きなミスだった」
「VARは審判がベストな判断を下す大きな助けになると思っていた。イタリアでVARが使われ始めたとき、我々は本当に正しい判断がされると確信を持ち、どんな状況でも、ベンチで冷静かつリラックスできていたんだ。しかし6カ月後、状況は変化し始めた。彼らは異なる解釈をするようになったようだね。今では、審判たちが何を計画しているかもわからない」
「これは今回が初めてではない。私が家にいて試合やVARの映像を見るとき、ベストな判断を下すのは簡単なことだ。だが、実際には彼らが私の考えとは逆の判断をするのを見ることになる。本当に信じられない。VARで彼らは別の映像を見ているのかもしれないね」
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